JPH11500646A - 患者により制御される薬剤供給装置 - Google Patents

患者により制御される薬剤供給装置

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JPH11500646A JP9500012A JP50001297A JPH11500646A JP H11500646 A JPH11500646 A JP H11500646A JP 9500012 A JP9500012 A JP 9500012A JP 50001297 A JP50001297 A JP 50001297A JP H11500646 A JPH11500646 A JP H11500646A
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オニール,アレクサンダー・ジョージ・ブライアン
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Abstract

(57)【要約】 患者により制御される薬剤注入のための供給装置において、前記供給装置は、薬剤のための貯蔵器2と、ポンプ4とを含み、前記ポンプ4は所定供給調量を有し、前記ポンプ4は、薬剤6を前記貯蔵器2から排出し、排出薬剤6を患者に供給し、前記ポンプ4はポンピング手段14と、流速を制限することが可能である第1の導管10とを含み、前記第1の導管10は、所定最大調量速度を定められるために前記ポンピング手段14の供給調量との組合せで選択され、前記導管10は前記貯蔵器2を前記ポンピング手段14に接続し、前記ポンプ4は更に一方向弁18を含み、前記一方向弁18は前記第1の導管10及び前記ポンピング手段14と流体的に連通し、前記ポンピング手段14は薬剤6が前記ポンピング手段14の中に流入することを許容するがしかし逆流を阻止し、前記ポンプ4は更に制御手段32及び第2の導管28を含み、前記第2の導管28は前記ポンピング手段14から延在し、遠位端部30を有し、遠位端部30により薬剤6が放出されることが可能であり、前記制御手段32は、前記ポンピング手段14及び前記第2の導管28と流体的に連通し、前記制御手段32は、調量チャンバ12の中の圧力が前記制御手段32のための所定最小開放圧力を越えると開放し、前記制御手段32は、薬剤6及び空気が前記ポンピング手段14の中に逆流するのを阻止することを特徴とする患者により制御される薬剤注入のための供給装置。

Description

【発明の詳細な説明】 患者により制御される薬剤供給装置技術分野 本発明は、患者により制御される薬剤注入のための改善された装置に関し、な かんずく、例えば気道、鼻孔粘膜、舌下領域、眼球表面、膣内粘膜、直腸内粘膜 等の皮膚及び粘膜表面を透過して吸収されることが可能である薬剤の供給へ適用 可能である。背景技術 最近、患者により制御される無痛法(PCA)の場合のように患者により制御 される薬剤供給装置(PCDD)が多くの状況で望ましいことが分かった。患者 により制御される薬剤供給装置の出現の前は治療は、医者及び看護婦による天然 及び合成オピオイド等の薬剤の周期的注入(注射)に依存していた。これは、大 部分の時間にわたり患者の薬剤レベルが大幅に最適レベルを上回る又は下回るこ ともある欠点を有する。 PCDDは従来の技術において、患者により必要と感ぜられた規則的な間隔で 小量の薬剤の注入を可能にすることにより改善した。しかし現在までPCDDは 、次の多くの欠点を有する洗練された電子ポンプにより実施されている。 (a) これらの電子ポンプは高価である。 (b) これらの電子ポンプは熟練を要するメンテナンスを必要とする。 (c) これらの電子ポンプは、機械の故障又はセットアップにおけるオペレー タのエラーに起因する過剰の調量を投与することもある。この理由による多くの 死亡が報告された。 最近、機械的PCDDシステムが、従来の技術の装置に付随する欠点のいくつ かを改良するために開発された。このような装置は通常は貯蔵器と、充填するた めに所定長の時間をとる調量チャンバとポンピングアセンブリを含む。これらの ポンプは、ポンピングアセンブリの中の調量チャンバの充填が長時間をとり、調 量チャンバの最後の部分の充填が非常に緩慢であることもある欠点を有する。更 に患者が、流体調量チャンバの完全な充填の前に機械的PCDDポンピングシス テムを作動すると、これらのシステムは過剰の薬剤を受取ることもある。このよ うにして医者は、患者に供給される薬剤の全量を制御する手段を有しせず、これ により患者による薬剤過剰調量が発生することもある。 医者は一般的に「ロックアウト」の用語を、薬剤供給と薬剤供給との間の遅延 時間間隔に結び付ける。医者は、供給装置の中の調量チャンバが、それぞれのロ ックアウト時間間隔の終りに100%充填していることを期待する。 電子PCDDポンプの充填サイクルは通常は急速である。電子ポンプにより薬 剤の単位調量が供給され、薬剤の更なる調量が供給されることがない時間間隔が 制御される。この時間間隔が終了すると患者は、別の調量に対する彼/彼女の希 望を示すスイッチを作動する。このようにして次の単位調量が供給され、次のロ ックアウトが実施される。 機械的PCDDポンプでは調量チャンバの充填時間は、所定ロックアウト時間 間隔に等しい時間間隔にわたり漸進的である。典型的には凸状充填曲線が観察さ れ、この場合、調量チャンバの大部分は薬剤供給/放出の後に急速に充填し、其 の後、調量チャンバの最後の部分が緩慢かつ漸進的に充填される。しばしば、こ のようなポンプの中の調量チャンバを100%の充填に導く充填時間は、ロック アウト時間間隔より長い。このようにして、所定の供給時間の前に当該装置を作 動する患者は、調量チャンバを充填するのに必要である絶対調量より小さい量を 得ることもある。 使用PCDDポンプのタイプに依存して患者は、調量チャンバが完全に充填さ れる前に頻繁な時間間隔で装置を使用することにより、彼/彼女が受取るべき調 量より大幅に大きい調量の薬剤を得ることもある。例えば、1時間にわたり数分 毎に一回づつ機械的PCDDポンプを作動する患者は、患者が1時間の時間間隔 にわたり10分毎に一回づつポンプを使用する場合に患者が受取るより大幅に大 きい量の薬剤を受取る。これは、機械的に制御されるPCDDロックアウトポン プにおける最大に急速な充填は最初の数分に発生するからである。ある状況では 患者は例えば、彼/彼女が、薬剤供給のために推奨される時間間隔より短い時間 間隔で当該装置を作動する場合に予測される薬剤調量の200%より大きい量を 受取ることもある。この現象は過去において患者を過剰調量に導いた。 患者が1時間毎に受取る薬剤の調量の数を制御することにより多くの患者の兆 候を制御することが可能であることが分かった。なかんずく患者は患者自身の兆 候を、兆候を測定し、要求されるように薬剤の調量を加算することにより制御す ることが可能である。このような状況では医者は、1時間当り供給されるある調 量のための薬剤安全性の指標となる限界を選択する。発明の開示 本発明は、製造及び収容するのに簡単かつ安価であり、高いレベルの固有安全 性を有する改善されたPCDD装置を提供することにある。 本発明は、患者により制御される薬剤注入のための供給装置において、前記供 給装置は、薬剤のための貯蔵器と、ポンプとを含み、前記ポンプは所定供給調量 を有し、このポンプは、薬剤を前記貯蔵器から排出し、排出薬剤を患者に供給し 、前記ポンプはポンピング手段と、流速を制限することが可能である第1の導管 とを含み、前記第1の導管は、所定最大調量速度を定められるために前記ポンピ ング手段の供給調量との組合せで選択され、前記導管は前記貯蔵器を前記ポンピ ング手段に接続し、前記ポンプは更に一方向弁を含み、前記一方向弁は前記第1 の導管及び前記ポンピング手段と流体的に連通し、前記ポンピング手段は薬剤が 前 記ポンピング手段の中に流入することを許容するがしかし逆流を阻止し、前記ポ ンプは更に制御手段及び第2の導管を含み、前記第2の導管は前記ポンピング手 段から延在し、遠位端部を有し、遠位端部により薬剤が放出されることが可能で あり、前記制御手段は、(a)前記ポンピング手段及び前記第2の導管と流体的 に連通し、前記制御手段は、(b)調量チャンバの中の圧力が前記制御手段のた めの所定最小開放圧力を越えると開放し、前記制御手段は、(c)薬剤及び空気 が前記ポンピング手段の中に逆流するのを阻止することを特徴とする患者により 制御される薬剤注入のための供給装置を提供する。 本発明は、1つの調量と次の調量との間に物理的遅延時間を設定することによ り患者による薬剤の過剰調量の可能性を最小化することを試みる。この遅延は、 第1の導管とポンピング手段と制御手段との間の相互作用を実現することにより 形成される。第1の導管は薬剤が調量チャンバの中に流入するのを制限し、これ により調量チャンバは所定充填時間を設定される。組合せで制御手段が設けられ 、この制御手段は、適切な開放圧力(駆動力)が、制御手段を開放するために調 量チャンバの中に生成されるまで調量チャンバからの薬剤の放出を遅延する。こ のようにして最も効果的なロックアウトが形成され、これにより患者は、チャン バが、前記患者の疾患を治療するのに適切な調量のスプレーを含むまで供給装置 から付加的な調量の薬剤を得ることを阻止される。 有利には第1の導管は微細口径チューブであり、この微細口径チューブは、調 量チャンバの充填時間を1分〜12時間に制限する。調量チャンバを充填するた めの所望の遅延時間は、例えば供給装置により供給される薬剤の濃度、薬剤の物 理的性質、供給ルート、供給体積、及び薬剤1日当り供給される回数等の種々の ファクタに依存する。有利には遅延時間は1〜60分であり、10〜20分が最 適である。例えば遅延時間は15分とすることができる。 所望の充填時間に対応して調量チャンバの中への流入の流速を制限することが 可能である任意の微細口径チューブが本発明で使用されることが可能である。こ のようなチューブ及びこれを製造する方法は、共同所有国際特許出願WO88/ 02637に開示されている。有利にはチューブの長さは1〜700cmであり 、捻れに対して高い耐性を有し、約0.001mm〜0.2mmの内径を有する 。例えば0.003インチ(0.025mm)の領域内の内径を有し約9cmの 長さを有するフェンタニールの供給のための鼻孔スプレー装置は、0.2ml( 200μl)の調量チャンバにおいて約5分の充填時間を有する。 有利には微細口径チューブはポンピング手段に着脱可能係合手段により接続さ れている。本発明で使用される微細口径チューブは、装置に注入するのを困難に する微細口径孔を有する。従ってチューブは、注入及び/又は代替的仕様の別の 微細口径チューブの取付けを容易化するためにポンピング手段から分離可能でな ければならない。有利には流れ制御チューブが薬剤貯蔵器の底部に固定され、こ れにより、薬剤が貫流する微細口径チューブの中の開口が薬剤に接触しているこ とが保証される。 有利には制御手段は、ばね等の弾性バイアス変位手段により閉成位置に向かっ てバイアス変位されている。本発明の1つの特に有利な実施の形態では制御手段 は一方向弁又は2部品形プランジャであり、このようなプランジャの場合には部 品は、バイアス変位手段によりバイアス変位されて合わされ、このようなプラン ジャは、プランジャ部品の分離により開放される。 有利には制御手段は第2の導管との組合せで位置決めされ、高圧下でのみ作動 される。例えば制御手段の開放圧力は760mmHgより高くなければならず、 これにより、調量チャンバから流出するすべての流体は高圧下で流出し、これに より、薬剤が第2の導管から流出する際に薬剤の霧化が容易化される。有利には 制御手段は760mmHg〜約5000mmHgのオーダの開放圧力を有する。 より有利な実施の形態では約1000mmHg〜3500mmHgの圧力が典型 的な開放圧力であり、約3000mmHgが制御手段のために最適である。所定 圧力が到達されると開放する任意の制御手段が本発明で使用されることが可能で ある。 いったん流体が制御手段を貫流し始めると、制御手段を開放状態に維持するた めに要求される圧力は有利には、初期開放圧力より大幅に低い。この目的を達成 する手段は当業者には自明である。 ポンピングアセンブリの中に高圧制御手段を設けることにより、最も急速な充 填のフェーズの間に供給装置の中に存在する薬剤の小量の部分的調量への患者の アクセスを制限することが可能である。制御手段が高圧開放圧力を有する場合、 患者は通常は、チャンバが小量の薬剤と大きい真空とを含む場合に適切な開放圧 力を発生するのが困難である。真空を薬剤にプレスする間に高圧開放圧力を発生 するのに要求される機械的圧力は、機械的支援が患者の手に与えられなければポ ンピングアセンブリから適切な形のいかなる薬剤をも放出することを不可能にす ることはないとしても非常に困難にする。患者の手に与えられる機械的支援の量 は、調量チャンバの寸法、直径及び長さと、当該装置に圧力が印加されるのを可 能にする機構の構成とにより制御される。これを達成する手段は当業者には自明 である。 微細口径チューブと制御手段との間に相互作用を実現することにより得られる 効果は、ロックアウト時間間隔の間にわたる薬剤の取り込み可能性を特徴とする 。調量チャンバからの薬剤の開放の後にチャンバの急速な充填のフェーズが到来 する。このフェーズにわたり薬剤、当該装置から放出されるのを禁止される、何 故ならば調量チャンバの中の圧力は、高圧制御手段を強制的に開放するのに不充 分であるからである。 調量チャンバの中の薬剤の体積が増加するとポンピング手段は、制御手段を開 放するのに適切な圧力を発生することが可能となる。しかし、薬剤に印加される すべてのエネルギーは、制御手段を開放するのに利用されるので、調量チャンバ の中に発生される正圧は、流体を第2の導管を貫流させて駆動するのに不充分で ある。このようにして、当該装置から放出されたいかなる薬剤も合体して、第2 の導管の頂点で液体滴を形成する。このようにして薬剤は当該装置から放出され ない。 本発明の装置の中の調量チャンバが約3/4だけ充填されると、その中で発生 されることが可能である圧力は、強制的に制御手段を開放し、液体を第2の導管 を貫流させて駆動するのに充分である。このようにして薬剤は本装置から放出さ れることが可能である。しかし、本装置を作動して発生されるエネルギー(駆動 力)の大部分は、制御手段を開放するのに使用されるので、スプレーを駆動する 力は比較的低い。放出されたスプレーは、このスプレーが調量チャンバから流出 すると迅速に合体する。薬剤供給の領域を包囲する皮膚又は粘膜の中への薬剤の 吸収は遅延される、何故ならば組織の小さい表面領域しか薬剤に接触しないから である。吸収された薬剤量は、薬剤により飽和されている皮膚又は粘膜表面の大 きさに比例する。 調量チャンバが完全に充填されると最大圧力が、ポンプによる圧縮により調量 チャンバのなかに発生されることが可能である。薬剤の滴寸法は、調量チャンバ の中に発生される圧力が増加するにつれて減少する。滴の減少寸法とスプレーの 増加寸法とにより薬剤は、薬剤放出により飽和されるべき皮膚又は粘膜表面の全 体に到達することが可能となる。このようにして、薬剤の単位調量の最大吸収が 可能となる。 本発明の1つの有利な実施の形態では、薬剤が第2の導管を貫流する際に薬剤 を霧化することにより薬剤を微粒子に変換する手段が設けられている。これを達 成するために流体は有利には高圧下で第2の導管の側壁に沿って有利には回転動 作でポンピングされる。このような回転動作は例えば導管の内壁の中に溝を形成 することにより達成され、これらの溝は導管の中の液体の回転運動を容易化する 。導管は有利にはその遠位端部に向かって細くなり、これにより導管の回りを回 転する流体は、流体が導管の遠位端部における開口に収斂する際にその遠心回転 を増加する。大きい遠心力により、開口から流出する流体は滴に分解される。 滴寸法は、第1の導管を貫流する流れの流速、導管に沿って流体を押進める圧 力、流体が導管に沿って流れる際に達成された回転速度、流体が細くなって開口 の中に流入する際の導管の遠位端部における収斂率、及び流体自身の粘度により 定められる。本発明が、鼻孔スプレーを供給するために使用される場合、滴寸法 は、制御手段の開放圧力を増加することにより低減される。制御手段の開放圧力 の増加は、より長い遅延時間を形成するのを支援することにもつながる。 薬剤を第1の導管を貫流させて吸引し、所定体積の薬剤を第2の導管を貫流さ せて吐出することが可能である任意のポンピング手段が供給装置の中で使用され ることが可能である。有利にはポンピング手段は調量チャンバを有し、調量チャ ンバの中に薬剤が流入され、調量チャンバから薬剤が排出される。調量チャンバ は有利には、ポンピング手段の中に吸引される及びそこから排出される薬剤体積 を定める。小さい単位調量寸法を有する調量チャンバが有利にはポンピング手段 の中に設けられ、これにより、いかなるレバー又は複雑な装置無しに患者により 印加された手動圧力は、調量チャンバの中に高圧を発生することが可能となる。 これは通常は、チャンバが小さく小さい直径を有し、これにより患者が、制御手 段を開放するために調量チャンバの中に数千ミリメータの水銀柱を越える圧力を 発生することが可能となることを意味する。鼻孔スプレーのために典型的な単位 調量寸法は50〜25μlである。 ポンピング手段は、微細交換チューブを貫流させて薬剤を引込め、次いで高圧 下で第2の導管を貫流させることが可能である任意の形状を有することが可能で ある。例えばポンピング手段は注射器タイプデザインであり、この注射器タイプ デザインはプランジャを有し、プランジャは調量チャンバの中で弾性回復手段に より上方へ向かってバイアス変位され、プランジャが押下げられると体積低減手 段が提供され、薬剤を調量チャンバの中に流入させる。このようなポンプはEl ettro Plastica s.r.が出願したヨーロッパ特許出願EP− 0301615号明細書に開示されている。 例えばポンプが注射器タイプポンプの形をとる場合、供給装置は、圧力をポン ププランジャに印加することにより薬剤の固定調量を供給するためにユーザによ り作動されることが可能である。これにより強制的に薬剤は調量チャンバから排 出されて第2の導管を貫流し、第2の導管は有利には、薬剤が供給装置から排出 される際に薬剤を霧化する。次いで調量チャンバの中の弾性回復手段がプランジ ャをその静止状態に戻し、これにより調量チャンバを再形成する。これにより調 量チャンバの中に真空が形成され、これにより一方向弁が開放され、これにより 一方向弁は流体を貯蔵器から吸出して第1の導管(例えば微細口径チューブ)を 貫流させ、これにより調量チャンバが再充填される。 いくつかの薬剤のためには6〜8時間の遅延時間を有する1日当り2〜3調量 のリミットが要求されることもある。投与体積及び供給と供給との間の遅延時間 は、例えば第1の導管の口径及び/又は長さと調量チャンバの中の体積とを変化 させることにより変化させることが可能である。 例えばポンピング手段が注射器タイプデザインである場合、弾性回復手段はば ねであることもある。ばねの戻し圧力は、真空を生成するために注射器機構を押 上げるのに充分でなければならない。有利にはばねは、注射器プランジャをプレ スする開始の際にばねへの圧力が最小であり、運動が継続するにつれてばね圧力 が増加するように配置されている。ばねにより印加される圧力が充分である場合 、患者は、制御手段の中の高い開放圧力が克服されなければ流体の最後の部分を 排出することが困難であることもある。 有利にはプランジャにおける戻しばねは比較的短く、これにより、本装置を作 動するのに要求される圧力は、チャンバが完全に充填されている場合には低く、 チャンバが半分充填されている場合には中間であり、チャンバが例えば10又は 20%等の小量だけ充填されている場合には非常に高い。このようなばねが高圧 制御手段と組合せられると、チャンバが大幅な量まで充填されている以外には調 量チャンバから調量を供給することは非常に困難となる。プランジャを駆動して 押上げる戻しばねに印加されるばね圧力と、制御手段に印加される慣性圧力とに より印加される圧力のバランスを変化することにより、調量チャンバの開始部分 からの薬剤の放出の制御を変化することが可能となり、これにより調量チャンバ からの流体の排出は、所望の量の流体が調量チャンバの中に流入するまで不可能 となる。 代替的に注射器タイプポンプは、バルーン又はコンサーティーナ(conce rtina)タイプポンピング機構により置換されることが可能である。これら の形ではポンプの作動は、調量チャンバの中に圧力変化を発生するためにバルー ン又はコンサーティーナ機構の圧縮により達成されることが可能である。バルー ン又はコンサーティーナ機構は有利には、薬剤を貯蔵器から吸出して第1の導管 を貫流させるのに充分な回復力を有する厚壁のゴムバルーン又はコンサーティー ナ機構である。 有利には一方小弁は第1の導管に係合されているか、又は第1の導管と調量チ ャンバとの間に配置されている。一方向弁無しには、鼻孔スプレーで使用される 小さい体積と操作システムの圧力とが、流体を逆流させて第1の導管を貫流させ る。弁は例えばばね、ボール又はエラストマ的に作動される弁であることが可能 である。 第2の導管は任意の長さ又は直径である。有利にはその長さ及び直径は、薬剤 供給が意図される開口又は皮膚領域に適する。例えば薬剤供給が鼻孔粘膜又は鼻 孔を介しての気道のために意図される場合、第2の導管は短く、患者の鼻孔に適 合するように適切な直径であることも可能である。代替的に、薬剤供給が直腸又 は膣粘膜のために意図される場合、第2の導管は比較的長くより長い直径を有す ることも可能である。 第2の導管もシース状(sheathed、さや状)であることも可能である 。導管がシース状である場合、シースの遠位端部は少なくとも1つの開口を有し なければならず、薬剤は、供給装置から放出されるとこの開口を貫流して流れる ことが可能である。シースは使い捨てであることもあり、供給装置に恒久的に固 定されていることもある。シースはポンプを作動する手段としても用いられるこ とも可能である。例えば、ポンプが注射器タイプポンプである場合、シースは部 分的にプランジャを被覆し、1つ以上の垂直延長部を有し、これによりユーザは プランジャを押下げることができる。しかし、ポンプがエラストマバルーンであ る場合、シースは、第2の導管を保護する手段としてのみ用いられる。 本発明に設けられている貯蔵器は任意の形状をとることが可能であり、任意の 薬剤体積を使用することが可能である。有利には貯蔵器はボトル又はコラプシブ ル(collapsible)バッグであり、ボトル又はコラプシブルバッグは ポンプに係合し、第1の導管の長さを保持することが可能である。薬剤は貯蔵器 を充填するか、又は代替的に貯蔵器は、薬剤を保持するコラプシブルバッグを使 用する。 貯蔵器がポンプとシーリング的に係合している場合、貯蔵器の壁の中に、薬剤 を貯蔵器の中に導入する1つ以上の手段が設けられている。貯蔵器が、薬剤を本 装置の中に導入する供給門形部材を設けられている場合、有利には、注入の際に 不注意に導入された空気が貯蔵器に到達するのを阻止するためにガスを捕捉する 手段が設けられている。代替的に放出門形部材が、本システムから、不注意に導 入されたか、本システムの最初の清浄化の際に導入された空気を除去するために 設けられている。 本発明の1つの有利な実施の形態では、貯蔵器が供給装置に流体制御システム を介して接続されることが可能であり、前記流体制御システムは、(i)第2の 貯蔵器を有し、この貯蔵器は少数の薬剤調量を保持し、流れ制御チューブの端部 と供給装置との間に配置され、前記流体制御システムは、(ii)更に流体供給 手段を有し、前記流体供給手段は、(iii)前記貯蔵器と前記第2の貯蔵器と の間に配置され、前記流体供給手段は更に、高圧で作動される弁を有し、前記弁 は大気圧より高い開放圧力を有し、前記弁は前記流体供給手段と前記第2の貯蔵 器との間に配置され、前記流体供給手段は薬剤を前記流れ制御チューブを貫流さ せて吸引することが可能であり、前記第2の貯蔵器により保持される体積に等し い体積の薬剤を保持することが可能であり、前記薬剤を前記高圧作動弁を貫流さ せて前記第2の貯蔵器に供給することが可能である。高圧作動弁の典型的な開放 圧力が800mmHgより高く、これにより、真空圧力の100%が弁に供給さ れた場合でも、放出圧力が大気圧(760mmHg)を越えるので流体が弁を貫 流しないことが保証される。この実施の形態では、患者に供給されることが可能 である最大数の調量は、第2の貯蔵器の中に保持される調量の数により定める。 任意の流体供給手段が本発明のこの有利な実施の形態では使用されることが可 能である。例えば流体供給手段は電子又は非電子ポンプシステム又は吸引注射器 等であることもある。例えば流体供給手段が吸引注射器であり、流れ制御チュー ブにより貯蔵器に取付けられている場合、吸引注射器を充填する時間は、流れ制 御チューブを貫流する流れの流速により制御される。いったん吸引注射器が10 0%充填されると吸引注射器は、その内容物を高圧弁を貫流させて吐出して第2 の貯蔵器に供給するために作動されることが可能である。これに次いで供給装置 は、供給装置と第2の貯蔵器との間の流れ制御チューブを用いる必要無しに、患 者に供給する前に調量チャンバを充填するために第2の貯蔵器から薬剤を引込め るために使用されることが可能である。患者に使用可能な調量の数は、第2の貯 蔵器の中の調量の数により定められる。有利には患者は、調量チャンバの充填速 度を制御する流れ制御チューブにより制御される速度で第2の貯蔵器に再注入す ることが可能である。この実施の形態では患者は、所望の医療効果を得るために 3,4,5,6又は任意の数の調量を供給することが可能であるが、しかし調量 数は、小型の貯蔵器の容積により制限される。 1つの代替実施の形態では主貯蔵器は圧力を印加される。(すなわちスプレー 缶)。この場合に流体は流れ制御チューブを貫流して押進められて単位調量貯蔵 器に供給される。 本発明の別の1つの実施の形態では、流体供給を容易化するために第2の導管 に着脱可能に係合されている第2の供給制御アセンブリが設けられている。第2 の供給制御アセンブリは、(i)第2の供給チャンバと、(ii)貯蔵器への戻 しチューブと、(iii)静脈内供給ラインとを含む。戻しチューブは有利には 第2の供給チャンバから貯蔵器ボトルに延在し、静脈内供給ラインに流入するこ とができない第2の供給チャンバの中に放出されて流入した薬剤を戻すことを容 易化する。第2の供給チャンバのハウジングの中に、捕捉された空気を除去する 空気フィルタと、第2の圧力作動される制御手段を使用する供給門形部材とが設 けられている。着脱可能に供給門形部材に接続されて静脈内供給ラインが設けら れ、静脈内供給ラインは患者に接続されることが可能である。 使用中、薬剤の高圧調量が供給装置から放出されて第2の供給チャンバの中に 流入すると、供給装置から調量を駆動して排出する圧力は、第2の圧力作動され る制御手段を強制的に開放し、これにより薬剤は静脈内ラインを貫流して患者に 到達することが可能となる。しかし、低圧調量が第2の調量チャンバの中に流入 すると、調量を駆動するエネルギーは、第2の圧力作動される制御手段を作動す るのに不充分である。このような状況では流体は、貯蔵器への戻りチューブを介 して貯蔵器へ戻る。 迅速な開始動作を有する患者により制御される薬剤供給は、薬剤を迅速に吸収 する任意の皮膚又は粘膜表面に供給されることが可能である。薬剤を迅速に吸引 する表面の例には眼球表面、気道、鼻孔粘膜、舌下表面、膣粘膜及び直腸粘膜が ある。有利には供給ルートは、供給される薬剤の薬品運動学的特性により定めら れる。 典型的な鼻内薬剤調量は1〜300μlであり、皮膚又は例えば膣又は直腸等 の変化された皮膚に薬剤を適用するために使用される調量は大幅により大きい。 以下に、本発明の装置で使用されることが可能である薬剤のいくつかのリストが 示される。 1. 消化管に作用する薬剤 (i) H2レセプタ拮抗薬: 1つの大きい群のレセプタH2拮抗薬は、兆候 を制御するために静脈内的に供給されることが可能である。コラプシブルの拮抗 薬は1時間毎に供給されることも可能であり、潰瘍からの兆候を制御するために 実質的に一定の注入として鼻内供給により供給されることも可能である。例とし てファモチジン、シメチジン及びラニチジン・ハイドロクロライドがある。 (ii) 胃腸管 − 例えばハイオシン・ブチルブロミド及びハイソシン・ハ イドロブロミド等の鎮攣薬。 (iii) 例えばメチルドパトHCl、ハイドララジンハイドロクロライド、ク ロニジンハイドロクロライド、ベラパミル、グリセリルトリナイトレート、及び ドラゾキシド及びナトリウム・ニトロプルシド等の心臓血管薬。 (iv) 心臓血管薬 − 例えばエスモロール・ハイドロクロライド、プロパ ノロールHCl、アテノロール等のベータ−アドレナリン遮断薬。 (v) フルセミド等の利尿効果を有する心臓血管薬。 (vi) 心臓血管薬 − 例えばアミオダロン・ハイドロクロライド、ベラパ ミル・ハイドロクロライド、プロカイルナミド・ハイドロクロライド、ジソピラ ミド、フレカイニド・アセテート、リグノカイン・ハイドロクロライド等の抗不 整脈薬。 (vii) 心臓血管薬 − 例えばグリセリル・トリニトレート等の抗狭心症薬 。 (viii) 例えばヂゴキシン等の心臓−イオン非親和性薬。 (ix) 例えばアドレナリン、メタラミノール・ビタルトレート、ドブタミン ・ハイドロクロライド、イソプレナリン・ハイドロクロライド、ノラドレナリン 酸タートレート及びドパミン・ハイドロクロライド等のアドレナリン刺激剤。 (x) ジハイドロエルゴタミン・メシレート、及びスマトリプタン・サクシ ネート等の抗偏頭痛製剤。 (xi) 例えばインドメサシン等のその他の心臓血管薬。 2. 中枢神経系 (i) 例えばクロールメシアゾール、ミダゾラム、パラルデヒド及びプロポ フォル等の鎮静薬及び催眠薬。 (ii) ジアゼパム、ドロペリドール、クロールプロマジン・ハイドロクロラ イド、ハロペリドール・デカノエート、及びクロルプロマジン・ハイドロクロラ イド等の抗不安剤。 3. ベンズトロピン・メシレート、フェニトイン・ナトリウム、フェノバルビ トン・ナトリウム及びクロナゼパム等の運動疾患。 4. 例えばフェンタニル・シトレート、スフェンタニル、アルフェンタニル、 モルフィン・サルフェート、ペシジン・ハイドロクロライド、フェノペリジン・ ハイドロクロライド、パパヴェレタム、メセドン・ハイドロクロライド及びブプ レノフィン・ハイドロクロライド等の麻酔鎮痛薬。 5. 例えばインドメサシン、ナプロクセン及びケトロラク・トロメタモール等 の非ステロイド剤。 6. メノパウザル・ゴナドトロフィン、成長ホルモン−ソマトロピン、デスモ プレシン・アセテート、ブロモクリプチン・メシレート、アクトレチド、インス リン、グリベンクラミド、メトフォルミン・ハイドロクロライド、グリピジド及 びトルブタミド等のホルモン製剤。 7. オキシトシン等の子宮に作用する薬剤。 8. 例えばリトドリン・ハイドロクロライド及びザルブタモール・サルフェー ト等のプロスタグランジン。 9. 例えばアミノフィリン、セオフィリン、サルブタモール・サルフェート、 オルキプレナリン・サルフェート、イプラトロピウム・ブロミド、フェノテロー ル・ハイドロブロミド、テルブタリン・サルフェート及びアドレナリン酸タータ レート等の気管支痙攣弛緩薬。 10. その他のペプチド及びプロテイン。 本発明を用いて流速制御された方法で適用されることが可能である薬剤の前述 のリストは完全なリストではない。これらは、患者の安全性を維持するために医 者により処方される必要がある1時間当りの最大注入速度を有することが可能で ある特定の薬剤である。有利には、連続的静脈内注入により又は患者により制御 される静脈内注入により投与されることが可能である任意の薬剤が、本発明を用 いて潜在的に供給されることが可能である。 本明細書を読むと当業者には自明である本発明に対する変更及び変化が存在す ることを理解されたい。これらの変更及び変化は、本発明の範囲の中に含まれる ものとする。図面の簡単な説明 以下において本発明は例としてのみ添付図面を参照して説明される。 図1は電子的に駆動されるポンピング手段のための薬剤充填及び取り込み可能 量曲線を示すグラフ、図2は5分静脈内真空駆動されるPCAポンプのための充 填曲線を示すグラフ、図3は本発明の第1の実施の形態を形成する本発明の装置 の概略図、図3(a)は一方向弁の1つの代替実施の形態を示す概略図、図4は 本発明により形成された6分PCDDポンプのための薬剤取り込み可能量曲線を 示すグラフ、図4(a)は本発明により形成された6分PCDDのための薬剤充 填及び取り込み可能量曲線を示すグラフ、図5は薬剤貯蔵器の1つの代替実施の 形態を示す本発明の装置を示す概略図、図6は薬剤貯蔵器の更に別の1つの実施 の形態を示す本発明の装置を示す概略図、図7は貯蔵器が非電子ポンプシステム により供給装置から分離されている貯蔵器の第2の実施の形態を示す本発明の装 置を示す概略図、図8は貯蔵器が第2の貯蔵器システムにより供給装置から分離 されている貯蔵器の第3の代替実施の形態を示す本発明の装置を示す概略図、図 9は本発明の更なる1つの実施の形態を示す概略図である。発明を実施する最良の実施の形態 図1は、電子駆動ポンピングシステムのための典型的な従来の技術タイプの薬 剤充填及び取り込み可能量曲線を示す。薬剤取り込み可能量は、5分供給スケジ ュールの中で5分毎に一度だけアクセス可能である。供給スケジュールからの逸 脱は、薬剤へのアクセスを阻止する電子ロックにより禁止されている。 図2は、真空駆動PCDDポンプのための典型的な従来の技術タイプの充填及 び取り込み可能量曲線を示す。この曲線は、5分供給スケジュールでの薬剤供給 装置が後置接続されている調量チャンバの充填時間を表す。患者が供給スケジュ ールから逸脱しないことを前提として薬剤の100%が5分毎に供給される。し かし患者が、スケジュールされた5分充填時間が終了しない前に薬剤へのアクセ スを得ることを試みると、彼/彼女は、先行の投薬供給の後1、2、3及び4分 経過した時点で大量の薬剤を得ることもある。これにより薬剤の過剰調量が生じ ることもある。 図3は、ボトル2の形の貯蔵器を含む本発明の1つの実施の形態を示し、ボト ル2は着脱可能に注射器タイプデザインのポンプ4に結合されている。貯蔵器の 中には液状のある量の薬剤6が存在し、薬剤6は供給装置8により投与される。 ポンプ4は貯蔵器2に微細校正チューブ10を介して連通し、微細口径チューブ 10は薬剤の調量チャンバ12の中への流速を制限する。微細口径チューブ10 はコネクションジョイント16によりポンピング手段14のベースに着脱可能に 係合している。ポンプハウジング14の中にはボール弁18の形の第1の一方向 弁が挿入されている。ボール弁は、正圧が調量チャンバに印加される際に微細口 径チューブ10を通過して流体が流れるのを阻止する。 調量チャンバの中にはプランジャ20が設けられ、プランジャ20は戻しばね 22によりチャンバ21の上面へ向かってバイアス変位されている。プランジャ から垂直に延在し開口24を通過しチャンバ21の上面の中に入ってプランジャ シャフト26が設けられている。 プランジャ20及びプランジャシャフト26の中央軸線に沿って導管28が設 けられ、導管28は、プランジャが押下げられる際に調量チャンバから薬剤を排 出する排出手段を提供する。導管28は、供給装置からの排出の前に薬剤を霧化 するのを支援することも行うことができる。プランジャシャフト30の遠位端部 で導管28の直径は広がり、これにより、薬剤が供給装置から排出される際に薬 剤の分散が容易化される。 導管の中には、約3000mmHgの開放圧力の範囲内での高圧ボール弁の形 制御手段32が挿入されている。この弁は、ポンプが薬剤を貯蔵器から吸出す際 に調量チャンバの中に空気が流入するのを阻止し、調量チャンバが完全に充填さ れている際に調量チャンバから液体が逃れるのを阻止す。弁は座部及びボールを 含み、ボールの上にはばねが設けられ、このばねは、座部とボールによるシール を実現するようにバイアスされている。プランジャが押下げられると圧力が調量 チャンバの中に発生される。チャンバの中の圧力が、ばねにより印加される(例 えば3000mmHgの)バイアス力を越えると弁は開き、これにより、薬剤が 貫流できる通路が形成される。 開口24の周辺エッジの回りにチャンバ21の上面の中に流体シール34が設 けられ、流体シール34は、プランジャシャフト26の壁に対してスライド可能 に配置されている。流体シール34は、薬剤の排出を阻止でき、チャンバの中の いかなる真空の形成も阻止できる。 プランジャの回りには第2の流体シール36が設けられ、流体シール36は調 量チャンバの壁に対してスライド可能に配置されている。このシール36も、薬 剤が排出されるのを阻止し、チャンバの中のいかなる真空の形成も阻止すること が可能である。プランジャとチャンバ壁との間のシーリングは、ゴム又はプラス チックのガスケットを用いて達成されることが可能である。 プラスチックシャフト26の上にはシース38が座して設けられ、シース38 は、シャフトのための保護を提供する。シース37の遠位端部には少なくとも1 つの開口40が設けられ、開口40により供給装置からの薬剤の排出が可能とな る。シース38はプランジャシャフトの壁41を下方へ向かって越えて延在し、 ポンプハウジング14の上面を上方へ向かって越えて、プランジャシャフトが押 下げられると調量チャンバの中でプランジャが走行する距離に等しい高さで終端 する。次いでシース38はシャフトから垂直に、ポンプハウジングの水平幅より 僅かに長い距離にわたり延在する。垂直延在部42は、供給装置のユーザにより 印加される外部力が、プランジャシャフト26を下方へ向かって強制的に動かし 、ひいては調量チャンバ12の中でプランジャ20を下方へ向かって駆動するた めに使用されるのを可能にするために用いられる手段を提供する。 垂直延在部42の下方から向かって突出して少なくとも1つの突出部44が設 けられている。突出部44は有利には、プランジャが押下げられている際にポン プハウジング14の側壁の全部又は一部を包囲する。突出部は、シース38とポ ンプハウジング14との間の係合手段として支援することも可能である。この例 では、ポンプハウジングの上面に設けられている周辺リム45がフランジ(図示 せず)を有することもあり、フランジは、プランジャが解放されると突出部の底 部の内面に形成されている逆さまのフランジ(図示せず)に結合する。 操作中にユーザはシース38を押下げ、これによりシース38は調量チャンバ 12の中でプランジャ20を下方へ向かって強制的に動かし、チャンバの中に正 圧を発生する。正圧により強制的に、臨界圧力が到達されるとポンプハウジング のベースの中の弁は閉成し、制御手段32は開放する。調量チャンバ12の中で のプランジャ20の押下げにより、調量チャンバの容積に等しい量の薬剤6が導 管28を貫流し、開口40を貫流して流出し、これにより薬剤が排出される。シ ース38が解放されると調量チャンバの中のばね22はプランジャを上方へ向か って調量チャンバの上面へ向かって駆動し、これによりチャンバの中に真空が生 成される。真空はポンプの底部の中の第1の一方向弁18を開放し、導管28の 中の制御手段32を閉成し、これにより薬剤は貯蔵器2から吸出され微細口径チ ューブ10を貫流して調量チャンバ12の中に流入する。プランジャが上方へ向 かって調量チャンバの上面へ向かって駆動される際の速度は、貯蔵器から流出し て微細口径チューブ10を貫流する薬剤の流速により定められる。このようにし て調量チャンバの中への全体的注入速度は、調量チャンバの容積と、薬剤に対す るチューブ10の流体抵抗とにより制御される。 微細口径チューブ10は有利にはプラスチックチューブであり、このプラスチ ックチューブは非常に細い孔と比較的厚い壁とを有し、比較的厚い壁は、微細口 径チューブ10が使用中に捩れないことを保証する。このようなチューブとその 製造方法とは、公開された国際特許出願明細書WO88/02637に開示され ている。チューブ10は有利には10〜700mmの領域内の長さを有し、0. 001インチ(0.025mm)〜0.008インチ(0.20mm)の領域内 の内径を有する。1つの特に有利な実施の形態では内径は0.070mmであり 、チューブ長は約30〜60mmである。 微細孔チューブの使用は調量チャンバ12の再充填時間を設定するだけでなく 、患者により供給装置の過剰使用を抑制する際の流速制限ファクタとしても動作 する。付加的な安全性ファクタとして、導管28の中に設けられている制御手段 32は、適切なスプレーを生成するのに必要である可及的最大静液圧より大きい 開放圧力を有しなければならない。 図3(a)は、供給装置の中で使用されることが可能である一方向弁の1つの 代替実施の形態を示す。ボール弁の代りに弁は、逆さまの円錐形、ピラミッド又 はV形状で形成されているエラストマ材料50の少なくとも2つの部品から成る こともある。真空が弁機構の頂上52に印加されるとエラストマ材料は分離し、 これにより開口が形成され、この開口を貫流して薬剤は流れることが可能である 。正圧が弁の頂上に印加されるとエラストマ材料は強制的に統合され、これによ り通路が閉鎖される。 図4は、本発明により形成された装置からの一連の薬剤取り込み可能量曲線を 示す。それぞれの曲線は、5分供給スケジュールにわたる薬剤取り込み可能量を 表す。供給装置の充填の第1の(2+1/2)分の間にわたり調量チャンバの中 の液体は、薬剤の放出を容易化にするには不充分である。3分後に薬剤の取り込 み可能量の急激な増加が発生し、次いで、調量チャンバが完全に充填されると薬 剤取り込み可能量が徐々にピークに到達する。制御手段の開放圧力と、ポンプの 中の戻し圧力とを変更することにより、薬剤取り込み可能量を、これらのグラフ の中の(5分ごとの)最適ロックアウト時間に近づくようにシフトすることが可 能である。制御手段の開放圧力は、本装置を使用する患者の能力に対してバラン スされなければならない。 図4aは、本発明により形成された装置のための充填及び薬剤取り込み可能量 曲線を示す。曲線1は本装置の調量チャンバの充填速度を示す。曲線2は薬剤の 取り込み可能量を示す。図3は、薬剤が本装置から放出される際の薬剤の実効吸 収量を示す。調量チャンバの最初の充填は急速であるが、しかし高圧制御手段の 影響に起因して比較的アクセス困難である。調量チャンバがほぼ完全に充填され た状態に到達し始めると、本装置から放出されることが可能である薬剤量は増加 する。しかし、調量チャンバは完全に充填されてはいないので、薬剤の背後の圧 力は、薬剤を第2の導管を貫流駆動して薬剤を放出して分散するには不充分であ る。このようにして、放出された薬剤の大部分は迅速に液体として合体し、この 液体は鼻孔用スプレーの場合には、吸収が行われる組織表面に到達することが不 可能である。従って薬剤吸収量は最小である。調量チャンバが完全に充填される とスプレーは、本装置が作動されると生成されることが可能である。これにより 、薬剤投与の点を包囲する組織の表面領域を飽和されることが可能となり、これ は曲線3における急速な上昇に反映されている。 図5は薬剤貯蔵器の1つの代替実施の形態を示す。この実施の形態では薬剤は コラプシブルなシールされたバッグ60の中に収容され、コラプシブルシールバ ッグ60は、適切に充填されると微細口径チューブの中への空気の流入を阻止す 。バッグは貯蔵器2の中に滞留し、ポンプハウジング14に微細口径チューブ1 0を介して接続されている。チューブ10はポンプハウジングにコネクションジ ョイント16を介して着脱可能に結合されている。 バッグ60の再使用を支援するために再充填ポート62が設けられ、ポート6 2でバッグは、標準の皮下注射器により充填及び排出されることが可能である。 バッグは目盛り用マーキング64も含み、これにより、バッグの中の薬剤量が示 される。 バッグの中の微細口径チューブの開放端に取付けられてスペーサ64が設けら れ、スペーサ64はコラプシブルバッグがチューブの開口を被覆するのを阻止す る。 図6は薬剤貯蔵器の第2の実施の形態を示す。この実施の形態では貯蔵器は充 填ライン70を設けられ、充填ライン70は注入個所72の中で終端し、これに より微細口径チューブ10が標準皮下注射器により充填されることが可能となる 。皮下フィルタ(スポンジ)72が、微細チューブ又は充填ラインの中に含まれ ることも可能であり、これにより、注入個所72の中に不注意に導入された空気 が貯蔵器2に到達するのが阻止される。 図7は薬剤貯蔵器の第3の実施の形態を示す。この実施の形態では貯蔵器2と 供給装置8との間に非電子ポンプシステムが設けられている。この実施の形態で は貯蔵器2は非電子的に手動で操作可能なポンピングメカニズム例えば吸引注射 器80等に、微細孔を有する微細口径チューブ10を介して接続されている。こ の実施の形態では貯蔵器は、安全性及び衛生の理由により透明プラスチックバッ グ81の中に封入されている。吸引注射器80の戻しばね(図示せず)は円筒形 ケーシング84の中に収容され、プランジャ86は、ケーシングから延在してい る患者要求ボタン88により作動される。注射器及びバッグはコード90により 連結され、コード90により本装置は、歩行状態での使用のために患者の首の回 りに吊らされることが可能となる。 1つの重要な有利な実施の形態は、本システムに注入するのを支援するために 注射器(又はその等価物)を除去できることにある。微細口径チューブ10は、 液体を貯蔵器2から強制的に微細口径チューブ10を貫流させて本システムに注 入することが困難な程に非常に微細な孔を有する。従って本システムに注入する ためには吸引注射器がコネクタ92から除去され、患者ラインが薬剤により充填 され、これは、一方向弁94の抵抗を克服するために比較的大型の注射器をコネ クタに接続して薬剤を注入することにより行われることが可能である。微細口径 チューブもこの段階で液体を注入される。 次いで吸引注射器は、患者要求ボタン88が押下げ保持されることによりコネ クタに再取付けされる。患者要求ボタン88を解放すると液体は微細口径チュー ブ10を貫流して吸引され、吸引注射器80の中に蓄積される。患者要求ボタン 88が押下げると薬剤は強制的に注射器から排出されて一方向弁94を貫流し、 供給装置ライン96を充填し、供給装置ライン96の中途には非弾性バルーン9 8が挿入接続されている。バルーンは第2の貯蔵器として用いられ、この第2の 貯蔵器から供給装置は薬剤を吸出す。 貯蔵器と作動注射器との間の微細口径チューブは、チューブを貫流する薬剤の 流速に対応して注射器の充填時間を制限する。このようにして、注射器の再充填 ににおいて遅延時間が発生される。 1つの重要な有利な実施の形態では一方向弁94が作動注射器80と(定めら れていない長さを有するものとして図示されている)供給装置チューブ96との 間に設けられている。作動の圧力は、海面における真空により発生される圧力( すなわち760mm水銀柱より大きい圧力)に等しいか又は僅かに大きい。この ようにして一方向弁94は、注射器が完全に充填されるまで作動注射器の中の液 体の早期の放出を阻止するロックアウトメカニズムとして用いられる。 供給装置ライン96は、微細口径チューブから成るのではなく、液体の調量チ ャンバの中への流入を実質的に制限しない適切な直径のチューブから成る。この 実施の形態では供給装置は迅速に相次いで作動され、これにより供給装置ライン 96及び非電子バルーン98の中のすべての薬剤が供給される。しかしいったん 供給装置ライン96及び非電子バルーン98の中の薬剤が供給され終わると、患 者は、患者要求ボタン88が押下げられ、これにより薬剤が一方向弁94を強制 的に貫流されるまで更なる薬剤を得ることはできない。患者要求ボタン88を解 放すると円筒形ケーシングの中の戻りばねによりプランジャが静止位置に戻され る。これにより注射器の中に真空が生成され、薬剤が流れ制御チューブ10を貫 流して吸引される。 図8は薬剤貯蔵器の第4の実施の形態を示す。この実施の形態では貯蔵器2と 供給装置8との間に第2の貯蔵器100が設けられている。 貯蔵器2は、安全性及び衛生の理由により透明プラスチックバッグの中に封入 されている。この実施の形態では貯蔵器は第2の貯蔵器100に、微細孔を有す る流れ制御チューブ10を介して接続されている。更に、貯蔵器102を収容す るプラスチックバッグは、注入ピンにコードにより接続され、コードは、ピンが 第2の貯蔵器100から分離されている際にピンの消失事故を阻止する。 第2の貯蔵器100のケーシング104の中に戻りばね106が設けられ、戻 りばね106はプランジャー108に係合されている。ばねは第2の貯蔵器の第 1の端部110にも係合されている。第1の端部及びケーシングを中央で貫通し て調整可能停止手段112が設けられ、調整可能停止手段112は、プランジャ ー108がケーシング104の中で動かされることが可能である最大距離を定め る。第2の貯蔵器100の外部で第1の端部の上に調整手段114が設けられ、 調整手段114は、第2の貯蔵器の中の停止手段の相対位置を調整するシステム を提供する。この小型貯蔵器の中に吸引されることが可能である液体体積は、第 1の端部に対する停止手段の第1の端部116の距離を変化することにより調整 されることが可能である。 第1の端部110及び停止手段112を中央で通過して分離可能注入ピン10 2が設けられ、分離可能注入ピン102は、調整手段114の上方から延在して 停止手段の第1の端部116に到達する。注入ピンが第2の貯蔵器の中に挿入さ れるとピンの第1の端部がプランジャ108に当接する。第2の貯蔵器の注入は 、注入ピンを押下げてプランジャを貯蔵器の第2の端部へ向かって強制的に動か すことにより達成されることも可能である。これによりバイアス手段が伸長され る。注入ピンが解放されると、戻しばねにより生成された収縮圧力がプランジャ 10 8を停止手段の第1の端部116へ向かって引張り、これにより薬剤が第2の貯 蔵器の中に吸引される。 1つの重要な特徴は、本システムに注入するのを支援するための第2の貯蔵器 100を除去することが可能であることにある。制御チューブ10は、本システ ムに注入するために液体を貯蔵器から排出して強制的に制御チューブ10を貫流 させることが困難である程に非常に微細な孔を有する。従って、本システムに注 入するために第2の貯蔵器はコネクタから除去され、供給装置チューブ118は 薬剤を充填され、これは、比較的大型の注射器(図示せず)をコネクタに接続し 、薬剤を供給装置チューブ118及び微細口径チューブ10の中に注入すること により達成されることが可能である。 第2の貯蔵器100は次いで、注入ピン102が押下げ保持されている間にコ ネクタに再取付けされる。注入ピンを解放すると液体は微細口径チューブを貫流 させて吸引され、第2の貯蔵器の中に蓄積される。ピンの解放後にピンは貯蔵器 から除去されることも可能である。貯蔵器2と小型貯蔵器100との間の微細口 径チューブ10は、チューブを貫流する薬剤の流速に対応して第2の貯蔵器の充 填時間を制限する。 本発明の1つの重要な態様は、第2の貯蔵器100の中の戻しばね106の収 縮張力である。有利にはばねは、供給装置の中の張力チャンバの中で吸引される 真空より小さい貯蔵器の中の真空を吸引することが可能である。例えば第2の貯 蔵器100は、(大気に比して)負の400mmHgの圧力を生成することが可 能である。 供給装置8を作動すると薬剤は調量チャンバから放出される。次いでポンプは 、供給装置ラインの中の薬剤を用いて調量チャンバを充填する大気圧より大きい 真空を吸引する。供給装置により吸引された真空は、第2の貯蔵器により吸引さ れた真空より大きいので、液体は第2の貯蔵器から供給装置の中に流れる。いっ た ん供給装置の中の調量チャンバが完全に充填されると更なる真空が供給装置ライ ンを通過して吸引されることはない。第2の貯蔵器100は、プランジャ108 が停止手段116の第1の端部に当接するまで小型貯蔵器を貫流させて液体を吸 引することを継続する。 この構成では患者は、第2の貯蔵器の中に蓄積されたすべての薬剤を迅速に供 給することが可能であるが、しかし供給装置を再充填するために充分な液体を第 2の貯蔵器が得るまでその貯蔵器から更なる薬剤を吸出すことを阻止される。第 2の貯蔵器を充填する速度は、流れ制御チューブを貫流する流速により定められ る。このようにして、患者が多数回の急速な調量で第2の貯蔵器の中のすべての 薬剤を供給する場合、これらの調量は、供給装置を再充填及び作動するために充 分な薬剤が第2の貯蔵器の中に蓄積されるまで付加的な薬剤を得ることからロッ クアウトされる。 図9は本発明の1つの代替実施の形態を示す。この実施の形態では第2の吐出 制御アセンブリが設けられ、第2の吐出制御アセンブリは供給装置8及び貯蔵器 2に取付けられている。供給装置8は、変更されたポンプ作動手段を含み、この ポンプ作動手段はレバー120かなり、レバー120は、マウント122に取付 けられているポンプハウジングに枢転可能にい取付けられている。レバー120 は、レバーとプランジャシャフト(図示せず)の間のスライド可能係合を容易化 する方法でプランジャシャフトに結合する。レバーを押下げるとレバーはシャフ トをポンプハウジングを貫通して駆動し、これによりポンピングアセンブリが強 制的に作動される。 プランジャシャフトの遠位端部に着脱可能に取付けられて第2の調量チャンバ 124が設けられている。第2の調量チャンバハウジングの中に配置されて排出 システム126、戻りライン128及び放出門形部材130が設けられ、放出門 形部材130の中には、圧力作動される制御手段132が配置されている。放出 門形部材130は静脈内供給ラインに接続され、静脈内供給ラインは患者に接続 されている。 排出システム126は、第2の調量チャンバの中に捕捉され、前記チャンバの 中に薬剤が吐出されて流入するのに従ってチャンバの中に流入することもある、 いかなる空気をも放出するように形成されている。 戻りライン128は第2の調量チャンバから出発して走行し、貯蔵器2と流体 的に連通し、貯蔵器2でコネクションジョイント16につながる。このようにし て、戻りラインを通過する過剰の薬剤は再循環されて調量チャンバ12の中に操 作的に充填される。 圧力作動される制御手段132はボール弁の形を有する。この弁は、薬剤が供 給ラインから第2の調量チャンバの中に流入するのを阻止する。この弁は、少な くとも充分な圧力が、弁を開放するために第2の調量チャンバの中に流入する液 体により生成されるまでは薬剤が供給ラインを通過するのを制御する手段も提供 する。このようにして、圧力作動される制御手段として動作するのに適切な弁を 選択することにより、完全に充填された調量チャンバから到来する液体に対応し て供給ラインの中へ流入流体を制限することが可能である。 ポンピングアセンブリを作動すると薬剤は、導管28を介して第2の調量チャ ンバ124の中に強制的に流入される。第2の調量チャンバに流入する薬剤によ り生成された圧力が、圧力作動される制御手段132を開放するのに充分である 場合、薬剤は供給ラインに流入し、空気フィルタ134を通過して患者に到達す る。しかし、第2の調量チャンバに供給された薬剤の背後の圧力が不充分である 場合、圧力作動される制御手段は閉成されたままであり、液体は供給ラインに流 入しない。第2の調量チャンバの中に抑留されている過剰の液体は、貯蔵器2に 戻りライン128を介して戻されることが可能である。 このようにして本発明は、簡単で小コストの構造を有する患者により制御され る装置を提供し、高いレベルの固有の安全性を有する。本装置は非常に簡単に操 作できる。その簡単さと安価とに起因して本装置は、使い捨て用品として使用さ れることが可能である。本装置は、供給装置と微細口径チューブの孔とを適切に 選択することにより特定の薬剤に使用するために製造されることが可能である。 これにより現場での調整は不要となり本装置は、専門家による訓練無しに患者に より使用されることが可能である。
【手続補正書】 【提出日】1998年6月12日 【補正内容】 (1)明細書第3頁第18行から第4頁第18行を下記のように補正する。 記 本発明は、患者により制御される薬剤注入のための供給装置において、前記供 給装置は、(i)薬剤のための貯蔵器と、(ii)所定供給調量を有するポンプ とを有し、前記ポンプは、貯蔵器とポンプチャンバとを連結する第一の導管と、 薬剤をチャンバに流入させるがそこから逆流するのを阻止する、前記第一の導管 とポンプチャンバとに流体的に連通する一方向弁と、ポンプチャンバから延在し 、薬剤が放出される遠位端部を有する第二の導管と、前記ポンプチャンバと前記 第二の導管とに流体的に連通する制御手段とを含み、前記第一の導管は、所定の 最大供給速度まで薬剤がチャンバに流入するのを適切に制限でき、前記制御手段 は、(a)調量チャンバ内の圧力が前記制御手段のための所定の最小開放圧力を 越えるときのみ開放し、(b)薬剤及び空気がポンピング手段の中に逆流するの を阻止することを特徴とする患者により制御される薬剤注入のための供給装置を 提供する。 本発明は、1つの調量と次の調量との間に物理的遅延時間を設定することによ り、患者による薬剤の過剰調量の可能性を最小化することを試みる。この遅延は 、第一の導管と、ポンピング手段と、制御手段との間との相互作用として形成さ れる。第一の導管は、薬剤が調量チャンバの中に流入するのを制限し、これによ り調量チャンバは所定充填時間を設定される。組合せで、制御手段は適当な開放 圧力(駆動力)が調量チャンバに生じて制御手段を開放するまで調量チャンバか らの薬剤の放出を遅らせる。それゆえ、効果的なロックアウトが生じ、それによ り、患者の病気を治療するのに適切な調量のスプレーがチャンバに含まれるまで 、患者は追加の薬剤調量を供給装置から得ることを阻止される。 (2)請求の範囲を別紙のように補正する。 請求の範囲 1.患者により制御される薬剤注入のための供給装置において、前記供給装置 は、(i)薬剤のための貯蔵器と、(ii)所定供給調量を有するポンプとを含 み、前記ポンプは、貯蔵庫とポンプチャンバとを接続する第一の導管と、薬剤を チャンバに流入させるがそこから逆流するのを阻止する、前記第一の導管とポン プチャンバとに流体的に連通する一方向弁と、ポンプチャンバから延在し、薬剤 が放出される遠位端部を有する第二の導管と、前記ポンプチャンバと前記第二の 導管とに流体的に連通する制御手段とを含み、 前記第一の導管は、所定の最大供給速度まで薬剤がチャンバに流入するのを適 切に制限でき、前記制御手段は、(a)調量チャンバ内の圧力が前記制御手段の ための所定の最小開放圧力を越えるときのみ開放し、(b)薬剤及び空気がポン ピング手段の中に逆流するのを阻止することを特徴とする患者により制御される 薬剤注入のための供給装置。 2.第一の導管は、薬剤が調量チャンバの中に流入するのを制限し、これによ り調量チャンバに所定充填時間で薬剤を供給できることを特徴とする請求項1記 載の薬剤注入のための供給装置。 3.調量チャンバがスプレーの1回の調量分を形成するのに適した容量の薬剤 を含むときのみ、制御手段が開放することを特徴とする請求項1記載の薬剤注入 のための供給装置。 4.制御手段が760〜約5000mmHgの開放圧力を有することを特徴と する請求項3記載の薬剤注入のための供給装置。 5.制御手段が約1000〜約3500mmHgの開放圧力を有することを特 徴とする請求項4記載の薬剤注入のための供給装置。 6.第一の導管が、調量チャンバの充填時間を1分から12時間に制限するこ とができる微細口径チューブであることを特徴とする請求項1記載の薬剤注入の ための供給装置。 7.第一の導管が、調量チャンバの充填時間を1分から60分に制限すること ができる微細口径チューブであることを特徴とする請求項1記載の薬剤注入のた めの供給装置。 8.第一の導管が、調量チャンバの充填時間を10分から20分に制限するこ とができる微細口径チューブであることを特徴とする請求項1記載の薬剤注入の ための供給装置。 9.第一の導管が、調量チャンバの充填時間を15分に制限することができる 微細口径チューブであることを特徴とする請求項1記載の薬剤注入のための供給 装置。 10.制御手段が、弾性バイアス手段により閉成位置に向かってバイアス変位 されていることを特徴とする請求項1記載の薬剤注入のための供給装置。 11.制御手段が、第二の導管との連結で位置決めされ、適切な高圧が調量チ ャンバのなかで発生したときにのみ開放されることを特徴とする請求項10記載 の薬剤注入のための供給装置。 12.制御手段が、760〜約5000mmHgの範囲の開放圧力を有するこ とを特徴とする請求項11記載の薬剤注入のための供給装置。 13.制御手段が、1000〜約3500mmHgの開放圧力を有することを 特徴とする請求項11記載の薬剤注入のための供給装置。 14.制御手段が、3000mmHgの開放圧力を有することを特徴とする請 求項11記載の薬剤注入のための供給装置。 15.制御手段が、高い開放圧力を有するが、開放状態を維持するためには低 い圧力閾値を有することを特徴とする請求項1記載の薬剤注入のための供給装置 。 16.第二の導管を通って通過するときに、薬剤を微粒子に変換するための少 なくとも一の手段が設けられていることを特徴とする請求項1記載の薬剤注入の ための供給装置。 17.薬剤が、好ましくは回転動作で、第二の導管の側壁を貫流して及び該側 壁に沿って高圧下でポンピングされることを特徴とする請求項1記載の薬剤注入 のための供給装置。 18.第二の導管の遠位先端が細くなり、導管の周りを回転する流体が前記流 体の遠位端部に収斂する際にその遠心力を増大することを特徴とする請求項17 記載の薬剤注入のための供給装置。 19.第二の導管がシース状に形成されていることを特徴とする請求項1記載 の薬剤注入のための供給装置。 20.シースが使い捨て可能であるか、又は供給装置に着脱可能に係合されて いることを特徴とする請求項19記載の薬剤注入のための供給装置。 21.ポンピング手段が第一の導管に着脱可能に係合され、第一の導管から分 離することができ、これにより該第一の導管を注入液体で充填することが可能で ある請求項1記載の薬剤注入のための供給装置。 22.貯蔵器が、ボトル又はコラプシルバックであり、該ボトル又はコラプシ ルバックは、取り外し可能な接続手段によりポンプに係合され、該接続手段は第 一の導管を保持できることを特徴とする請求項1記載の薬剤注入のための供給装 置。 23.貯蔵器が、薬剤を貯蔵チャンバに導入するための一以上の導入手段を有 することを特徴とする請求項1記載の薬剤注入のための供給装置。 24.不注意で貯蔵器に導入されたガスを捕捉する少なくとも一の捕捉手段を 貯蔵器に設けたことを特徴とする請求項1記載の薬剤注入のための供給装置。 25.貯蔵器が、ポンプと係合され、かつ、シールされているボトル又はコラ プシブルバックであることを特徴とする請求項1記載の薬剤注入のための供給装 置。 26.貯蔵器とポンプが溶接により係合され、かつ、シールされていることを 特徴とする請求項25記載の薬剤注入のための供給装置。 27.貯蔵器がポリエチレンバックであることを特徴とする請求項25又は2 6記載の薬剤注入のための供給装置。 28.貯蔵器が供給装置から流体制御システムにより分離され、前記流体制御 システムは、(i)少なくとも2つの薬剤調量を保持し、流れ制御チューブの末 端と供給装置の間に位置する第二の貯蔵器と、(ii)貯蔵器と第二の貯蔵器と の間に配置された流体供給手段と、(iii)流体供給手段と第二の貯蔵器との 間に配置された、大気圧以上の開放圧力を有する高圧作動弁とを含み、 前記流体供給手段は制御チューブを貫流させて吸引することができ、第二の貯 蔵器により保持される容量と等容量の薬剤を保持することができ、前記薬剤を前 記高圧作動弁を貫流させて前記第二の貯蔵器に供給することができる請求項1記 載の薬剤注入のための供給装置。 29.高圧作動弁の開放圧力が800mmHg以上であることを特徴とする請 求項28記載の薬剤注入のための供給装置。 30.第二の導管に脱着可能に係合された第二の供給制御アセンブリを備え、 前記第二の供給制御アセンブリは、(i)第二の供給チャンバと、(ii)前記 第二の供給チャンバから前記貯蔵器へ延在し、前記貯蔵器へ戻る戻りチューブと 、(iii)静脈内供給ラインとを含み、 第二の供給チャンバのハウジングは、捕捉された空気を取り除くための少なく とも一の空気フィルタと、前記静脈内供給ラインに接続した供給門形部材とを含 むことを特徴とする請求項1記載の薬剤注入のための供給装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 PN8141 (32)優先日 1996年2月19日 (33)優先権主張国 オーストラリア(AU) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I L,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK, MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR ,TT,UA,UG,US,UZ,VN (72)発明者 オニール,アレクサンダー・ジョージ・ブ ライアン オーストラリア国、6008 ウェスタン・オ ーストラリア、スビアコ、ロウラー・スト リート 102 【要約の続き】 8と流体的に連通し、前記制御手段32は、調量チャン バ12の中の圧力が前記制御手段32のための所定最小 開放圧力を越えると開放し、前記制御手段32は、薬剤 6及び空気が前記ポンピング手段14の中に逆流するの を阻止することを特徴とする患者により制御される薬剤 注入のための供給装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 患者により制御される薬剤注入のための供給装置において、前記供給装 置は、薬剤のための貯蔵器と、ポンプとを含み、前記ポンプは所定供給調量を有 し、前記ポンプは、薬剤を前記貯蔵器から排出し、排出薬剤を患者に供給し、前 記ポンプはポンピング手段と、流速を制限することが可能である第1の導管とを 含み、前記第1の導管は、所定最大調量速度を定められるために前記ポンピング 手段の供給調量との組合せで選択され、前記導管は前記貯蔵器を前記ポンピング 手段に接続し、前記ポンプは更に一方向弁を含み、前記一方向弁は前記第1の導 管及び前記ポンピング手段と流体的に連通し、前記ポンピング手段は薬剤が前記 ポンピング手段の中に流入することを許容するがしかし逆流を阻止し、前記ポン プは更に制御手段及び第2の導管を含み、前記第2の導管は前記ポンピング手段 から延在し、遠位端部を有し、遠位端部により薬剤が放出されることが可能であ り、前記制御手段は、(a)前記ポンピング手段及び前記第2の導管と流体的に 連通し、前記制御手段は、(b)調量チャンバの中の圧力が前記制御手段のため の所定最小開放圧力を越えると開放し、前記制御手段は、(c)薬剤及び空気が 前記ポンピング手段の中に逆流するのを阻止することを特徴とする患者により制 御される薬剤注入のための供給装置。 2. 第1の導管は薬剤が調量チャンバの中に流入するのを制限し、これによ り前記調量チャンバに所定充填時間で薬剤を供給することを特徴とする請求項1 に記載の患者により制御される薬剤注入のための供給装置。 3. 制御手段が、調量チャンバが、スプレーの1つの調量分を形成するのに 充分な薬剤の体積を含む時にのみ開放することを特徴とする請求項1に記載の患 者により制御される薬剤注入のための供給装置。 4. 制御手段が760mmHg〜約5000mmHgの開放圧力を有するこ とを特徴とする請求項3に記載の患者により制御される薬剤注入のための供給装 置。 5. 制御手段が約1000mmHg〜約3500mmHgの開放圧力を有す ることを特徴とする請求項4に記載の患者により制御される薬剤注入のための供 給装置。 6. 第1の導管が微細口径チューブであり、前記微細口径チューブは、調量 チャンバの充填時間を1分〜12時間に制限することを特徴とする請求項1に記 載の患者により制御される薬剤注入のための供給装置。 7. 第1の導管が微細口径チューブであり、前記微細口径チューブは調量チ ャンバの充填時間を1分〜60分に制限することが可能であることを特徴とする 請求項1に記載の患者により制御される薬剤注入のための供給装置。 8. 第1の導管が微細口径チューブであり、前記微細口径チューブは調量チ ャンバの充填時間を10分〜20分に制限することが可能である請求項1に記載 の患者により制御される薬剤注入のための供給装置。 9. 第1の導管が微細口径チューブであり、前記微細口径チューブは調量チ ャンバの充填時間を15分に制限することが可能であることを特徴とする請求項 1に記載の患者により制御される薬剤注入のための供給装置。 10. 制御手段が弾性バイアス手段により閉成位置へ向かってバイアス変位 されていることを特徴とする請求項1に記載の患者により制御される薬剤注入の ための供給装置。 11. 制御手段が第2の導管との組合せで位置決めされ、適切な高圧が調量 チャンバの中で発生された時にのみ開放されることを特徴とする請求項10に記 載の患者により制御される薬剤注入のための供給装置。 12. 制御手段が760mmHg〜約5000mmHgの領域内の開放圧力 を有することを特徴とする請求項11に記載の患者により制御される薬剤注入の ための供給装置。 13. 制御手段が1000mmHg〜約3500mmHgの開放圧力を有す ることを特徴とする請求項11に記載の患者により制御される薬剤注入のための 供給装置。 14. 制御手段が3000mmHgの開放圧力を有することを特徴とする請 求項11に記載の患者により制御される薬剤注入のための供給装置。 15. 制御手段が高い開放圧力を有するが、しかし、開放状態を維持するた めには低い圧力閾値を有することを特徴とする請求項1に記載の患者により制御 される薬剤注入のための供給装置。 16. 薬剤が第2の導管を通過する際に薬剤を微粒子に変換する少なくとも 1つの変換手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の患者により 制御される薬剤注入のための供給装置。 17. 薬剤が、有利には回転動作で第2の導管の側壁を貫流して及び該側壁 に沿って高圧下でポンピングされることを特徴とする請求項1に記載の患者によ り制御される薬剤注入のための供給装置。 18. 第2の導管の遠位端部が細くなり、これにより、導管の回りを回転す る流体が、流体が前記導管の遠位端部に収斂する際にその遠心力を増加すること を特徴とする請求項17に記載の患者により制御される薬剤注入のための供給装 置。 19. 第2の導管がシース状に形成されていることを特徴とする請求項1に 記載の患者により制御される薬剤注入のための供給装置。 20. シースが使い捨て可能であるか、又は供給装置に係合されていること を特徴とする請求項19に記載の患者により制御される薬剤注入のための供給装 置。 21. ポンピング手段が第1の導管に着脱可能に結合され、第1の導管から 分離されることが可能であり、これにより前記第1の導管は注入液体を充填され ることが可能である請求項1に記載の患者により制御される薬剤注入のための供 給装置。 22. 貯蔵器がボトルまたはコラプシブルバッグであり、前記ボトル又は前 記コラプシブルバッグは、取外し可能な接続手段によりポンプに係合され、該接 続手段は前記第1の導管を保持することが可能であることを特徴とする請求項1 に記載の患者により制御される薬剤注入のための供給装置。 23. 貯蔵器が、薬剤を前記貯蔵器のチャンバの中に導入する1つ以上の導 入手段を有する請求項1に記載の患者により制御される薬剤注入のための供給装 置。 24. 貯蔵器が、不注意に貯蔵器の中に導入されたガスを捕捉する少なくと も1つの捕捉手段を設けられていることを特徴とする請求項1に記載の患者によ り制御される薬剤注入のための供給装置。 25. 貯蔵器が供給装置から流体制御システムにより分離され、前記流体制 御システムは(i)第2の貯蔵器を有し、前記貯蔵器は少なくとも2つの薬剤調 量を保持し、流れ制御チューブの端部と供給装置との間に配置され、前記流体制 御システムは(ii)更に流体供給手段を有し、前記貯蔵器と前記第2の貯蔵器 との間に配置され、前記流体供給手段は更に、(iii)高圧で作動される弁を 有し、前記弁は大気圧より高い開放圧力を有し、前記弁は前記流体供給手段と前 記第2の貯蔵器との間に配置され、前記流体供給手段は薬剤を前記流れ制御チュ ーブを貫流させて吸引することが可能であり、前記第2の貯蔵器により保持され る体積に等しい体積の薬剤を保持することが可能であり、前記薬剤を前記高圧作 動弁を貫流させて前記第2の貯蔵器に供給することが可能である請求項1に記載 の患者により制御される薬剤注入のための供給装置。 26. 高圧作動弁の開放圧力が800mmHgより高いことを特徴とする請 求項25に記載の患者により制御される薬剤注入のための供給装置。 27. 第2の供給制御アセンブリが設けられ、前記第2の供給制御アセンブ リは着脱可能に前記第2の導管に結合され、前記第2の供給制御アセンブリは( i)第2の供給チャンバと、(ii)前記第2の供給チャンバから前記貯蔵器へ 延在し前記貯蔵器へ戻る戻りチューブと、(iii)静脈内供給ラインとを含み 、前記第2の供給チャンバのハウジングは、捕捉された空気を除去する少なくと も1つの空気フィルタと、前記静脈内供給ラインに接続されている供給門形部材 とを含むことを特徴とする請求項1に記載の患者により制御される薬剤注入のた めの供給装置。
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