JP5703603B2 - 苗移植機 - Google Patents
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Description
前記植え付け昇降レバー(33)と一体で回動する切替カム(74)と、前記植え付け昇降レバー(33)を下降位置又は植え付け位置に移動させるモータ(99)と、前記モータ(99)のモータアーム(103)および前記切替カム(74)を連結する駆動リンク(102、100、105)と、を備え、
前記切替カム(74)は、前記植え付け昇降レバー(33)に連結されて一定方向に付勢され、
前記中間機構(74、77、461)は、前記切替カム(74)と、前記切替カム(74)の各溝(751a、751b、751c)に付勢された状態で嵌り込むことが出来る位置決めローラ(77)と、前記切替カム(74)の位置に応じて切り替わり、前記昇降油圧シリンダ(46)への油路を切り換える切替バルブ(461)と、を有し、
前記モータアーム(103)の一端は、前記モータ(99)によって回動させられる支持軸(101)に固定されており、
前記駆動リンク(102、100、105)は、前記切替カム(74)に立設しているピン(105)と、前記ピン(105)に連結された植え付けアーム(100)と、前記植え付けアーム(100)の長手方向に開設されている長孔(104)に嵌め合わされている、前記モータアーム(103)の他端に立設しているピン(102)と、を有し、
前記モータ(99)によって前記植え付け昇降レバー(33)を下降位置又は植え付け位置に設定させるため、前記一定方向に付勢されている前記切替カム(74)を前記付勢に抗して強制的に回動させる際、前記駆動リンク(102、100、105)が前記植え付け昇降レバー(33)の回動支点から離れる側に位置しながら、前記モータ(99)が前記切替カム(74)を常に引きの力で回動する構成としたことを特徴とする苗移植機である。
該連繋部材(61、62、63、64(64a、64b、64c)、71)は、前記操舵アーム(60)から、前記走行車体内のミッションケース(12)及びフロントフレーム(70)の間を通して前記旋回切替操作具(73)に連結させたことを特徴とする第2または第3の本発明の苗移植機である。
A:旋回開始から上昇
作業者は、走行車体2を変速レバー36を前進に入れて(図16参照)圃場を走行させつつ、植え付け装置52を下降させた状態で苗を圃場に植え付けていく。この作業状態では植え付け昇降レバー33は図9に示すように、「下降」の位置に設定されている。従って、この植え付け昇降レバー33に連結されている切替カム74は図9のような位置、すなわち、位置決めローラ77が溝751cに入った状態の位置になっている。
B:旋回しながら下降開始
次に、さらに走行車体2を旋回させていった場合、植え付け装置52を自動的に下降させる。すなわち、図12に示すように、センサ182は後輪11の回転数を検出しているので、その検出された回転数信号を入力した制御回路200は、予め設定されている回転数に達すると、モータ99に駆動信号を出力する。
C:後進に切り換えた場合の上昇
図16は、変速レバー36の略示平面図と、変速レバーとバー83の関係を示す説明図である。図16に示すように、変速レバー36を後進(バック)に入れると、その変速レバー36の移動に応じてロッド361が回動して引き上げられ、ケーブル362を通じて、バー83が下降する。
2 走行車体
3 昇降リンク装置
10 前輪
11 後輪
12 ミッションケース
15 メインフレーム
18 後輪ギヤケース
33 植え付け昇降レバー
34 操舵部材
36 変速レバー
46 昇降油圧シリンダ
52 植え付け装置
60 ピットマンアーム
62 ロッド
64 アーム
70 フロントフレーム
73 旋回切替操作具
74 切替カム
76 バックリフトアーム
77 位置決めローラ
79 支持軸
80 軸
82 バックリフト入り切りレバー
83 バー
99〜105 モータなどの移動手段
181 後輪上下動支点軸
182 回転センサ
200 制御回路
461 切替バルブ
741 ピン
751 溝
Claims (7)
- 走行車体(2)の後側に設けられ、昇降油圧シリンダ(46)によって昇降させられる、圃場に苗を植え付ける植え付け装置(52)と、前記植え付け装置(52)の昇降、植え付けを設定するための植え付け昇降レバー(33)と、前記植え付け昇降レバー(33)の操作に従って前記昇降油圧シリンダ(46)を制御する中間機構(74、77、461)と、を備えた苗移植機において、
前記植え付け昇降レバー(33)と一体で回動する切替カム(74)と、前記植え付け昇降レバー(33)を下降位置又は植え付け位置に移動させるモータ(99)と、前記モータ(99)のモータアーム(103)および前記切替カム(74)を連結する駆動リンク(102、100、105)と、を備え、
前記切替カム(74)は、前記植え付け昇降レバー(33)に連結されて一定方向に付勢され、
前記中間機構(74、77、461)は、前記切替カム(74)と、前記切替カム(74)の各溝(751a、751b、751c)に付勢された状態で嵌り込むことが出来る位置決めローラ(77)と、前記切替カム(74)の位置に応じて切り替わり、前記昇降油圧シリンダ(46)への油路を切り換える切替バルブ(461)と、を有し、
前記モータアーム(103)の一端は、前記モータ(99)によって回動させられる支持軸(101)に固定されており、
前記駆動リンク(102、100、105)は、前記切替カム(74)に立設しているピン(105)と、前記ピン(105)に連結された植え付けアーム(100)と、前記植え付けアーム(100)の長手方向に開設されている長孔(104)に嵌め合わされている、前記モータアーム(103)の他端に立設しているピン(102)と、を有し、
前記モータ(99)によって前記植え付け昇降レバー(33)を下降位置又は植え付け位置に設定させるため、前記一定方向に付勢されている前記切替カム(74)を前記付勢に抗して強制的に回動させる際、前記駆動リンク(102、100、105)が前記植え付け昇降レバー(33)の回動支点から離れる側に位置しながら、前記モータ(99)が前記切替カム(74)を常に引きの力で回動する構成としたことを特徴とする苗移植機。 - 前記走行車体(2)を操舵する操舵部材(34)が所定量以上回動させられると、前記位置決めローラ(77)を前記溝(751)から外すことによって、前記切替カム(74)を前記一定方向に回動させ、その一定方向の回動によって、前記切替バルブ(461)を前記昇降油圧シリンダ(46)を上昇駆動させる方に切り替えさせる旋回切替操作具(73)が設けられており、前記旋回切替操作具(73)を前記位置決めローラ(77)に対して連結した状態と連結していない状態を選択可能に構成したことを特徴とする請求項1記載の苗移植機。
- 変速レバー(36)が後進状態に設定されると該変速レバー(36)の移動に連動して、前記位置決めローラ(77)を前記切替カム(74)の溝(751)から外して前記切替カム(74)を前記一定方向に回動させ、その一定方向の回動によって前記切替バルブ(461)を前記昇降油圧シリンダ(46)を上昇駆動させる方に切り替える後進時昇降入切レバー(82)を前記変速レバー(36)と前記位置決めローラ(77)に連結して設け、該後進時昇降入切レバー(82)の配置位置を変更可能に構成することによって、前記変速レバー(36)の移動に連動する状態と連動しない状態に切り替えられる構成とし、前記旋回切替操作具(73)は、前記操舵部材(34)の回動を、前記位置決めローラ(77)に連結された位置決めアーム(76)へ伝達して前記中間機構を駆動する状態と、前記操舵部材(34)の回動を、前記位置決めアーム(76)へ伝達せずに前記中間機構を駆動しない状態に切り替える構成としたことを特徴とする請求項2記載の苗移植機。
- 前記走行車体(2)の後輪(11)の回転数を計測する回転センサ(182)を設け、前記植え付け昇降レバー(33)の位置を認識して出力する位置検出部材(90,93)を設け、前記植え付け昇降レバー(33)を移動させる移動手段(99〜105)を設け、前記回転センサ(182)からの出力と、前記位置検出部材(90,93)からの出力に基づき、前記植え付け昇降レバー(33)が上昇位置に入ったときからの前記後輪(11)の累積回転数が所定の設定値に到達すると、前記移動手段(99〜105)を駆動させて、前記植え付け昇降レバー(33)を下降位置または植付位置に移動させる制御回路(200)を設けたことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の苗移植機。
- 前記走行車体(2)の前記後輪(11)を支持する後輪ギヤケース(18)を上下回動可能に保持する後輪上下動支点軸(181)を備え、前記回転センサ(182)は、前記後輪上下動支点軸(181)近くの伝動軸の回転数を検出するセンサであることを特徴とする請求項4記載の苗移植機。
- 前記操舵部材(34)を前記走行車体(2)の前側に設け、該操舵部材(34)の操作により回動し、前記走行車体(2)の車輪(10)の方向を制御する操舵アーム(60)を設け、該操舵アーム(60)に連結された連繋部材(61、62、63、64(64a、64b、64c)、71)を設け、
該連繋部材(61、62、63、64(64a、64b、64c)、71)は、前記操舵アーム(60)から、前記走行車体内のミッションケース(12)及びフロントフレーム(70)の間を通して前記旋回切替操作具(73)に連結させたことを特徴とする請求項2または3に記載の苗移植機。 - 前記連繋部材(61、62、63、64(64a、64b、64c)、71)に連動して移動する旋回切替操作具(73)を設け、該旋回切替操作具(73)は、前記操舵部材(34)が所定量以上回動すると前記中間機構(74、77、461)を機械的に駆動することによって、前記植え付け昇降レバー(33)を上昇位置に作動させるとともに、前記昇降油圧シリンダ(46)を駆動して前記植え付け装置(52)を上昇させる構成と、前記操舵部材(34)が所定量以上回動しても、前記中間機構(74、77、461)を駆動させない構成に切り替え自在としたことを特徴とする請求項6記載の苗移植機。
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