JP5701680B2 - 包装箱 - Google Patents
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この種の包装箱30としては、例えば図14及び図15に示すように対向する長側面となる一対の立面板21、21’と、上面板22と下面板22’とを交互に設け、立面板21、21’の両端に内フラップ片23、23’を、上面板22と下面板22’の両端に外フラップ片24、24’を設けて短側面となし、ブランクの端部となるように立面板21の外側に貼付代26を設けている。
この貼付代26は上面板22の一方の端部と重ね合わせて一体に接着されている。
そのため、アセプティック充填品では、充填後に一定量の割合で製品包装箱を開封し、内容品の検査を実施後に再封かんして製品化しているが、従来のラップアラウンド式の紙容器ではケースの開封範囲が広く、再封緘作業にも手間が掛かる繁雑な作業となっている。
また、貼付代26は上面板22の一方の端部と重ね合わせて一体に接着されると共に、図14(b)に示すように、重合せ部が包装箱に収納される円筒状の缶の頭部の一部と衝合して、上面板22の端部が帯状に隆起した状態となり、包装箱を積み重ねた際に一方に傾いてしまい、段積み作業に手間がかかる虞れがあった。
また、内外フラップ片23、23’、24、24’を重ね合わせて対向する一対の端壁面(短側面)とした胴部の上下に、上面板22と下面板22’とが配置され、上記胴部の立面板21、21’の中央に、胴部を上下に分割するためのカットテープTの切始部28が設けられている。
更に、包装箱の胴部形成には、4面以外に別途に貼付代26が必要となるためその部分だけ幅が広がり、長尺の原材料からブランクを裁断する際の長さが増えコストアップが避けられなかった。
これにより上記構成では、立面板に座屈誘導線を設けたので、荷重がかかっても座屈誘導線に沿って屈曲するので、不規則な座屈線が現れにくくなる。
しかし、上記構成も4面とは別に継代を設ける必要があるので、包装箱を積み重ねた際に偏荷重がかかってしまうし、貼合せ部の開封、再封緘は繁雑であり、また材料が増えコストアップは避けられなかった。
更に、上下の座屈誘導線で囲んだ水平部分の領域内に、これらから離して切目からなる開封用の切始部を設けるので、切目によって立面板の強度が弱まるという問題点もあった。
この発明の別の課題は、前記重合せ部の位置を、包装箱に縦横に並べて収納する容器の列と列の間に配置することで、重合せ部と容器の頭部との接触面積を減らし、隆起する重合せ部であっても包装箱を段積みした際に重合せ部を包装箱の内側に撓ませて平面板の凹凸を分散させ、積重ね姿勢を安定させることができる包装箱を提供することにある。
この発明の第3の課題は、ネック部を有する容器の包装に用いる包装箱として座屈しにくく、また立面板の上部に外側に向かって下降傾斜する傾斜面を設け、略台形状とすることで、更に材料を減少しうる包装箱を提供することにある。
包装箱の左右の側壁面となる一対の立面板と、上壁面及び底壁面となる一対の平面板が交互に連設され、各立面板の両端縁には内フラップ片が、各平面板の両端縁には外フラップ片がそれぞれ連設されて端壁面となるネック部を有する容器収納用の包装箱において、
一方の平面板とこれに連接される一対の外フラップ片が、二分割された平面板構成片及びこれに連接する二分割された外フラップ構成片からなっており、
各平面板構成片が一対の立面板の外側に折目線を介して連設されており、
各平面板構成片の外側には包装箱形成時に平面板の端部を除いた中途位置で少なくとも一部が上下に重なる重合せ部がそれぞれ設けられ、前記一対の平面板構成片の重合せ部を接着せずに相互に重ね合わせ、外フラップ構成片を内フラップ片に貼り合わせてなり、
前記平面板構成片と折目線を介して接する立面板に、該折目線の両端から立面板と内フラップ片との折目線に向かって延びる一対の切込線が形成され、該切込線の先端間を結ぶ折目線が形成されており、箱組立時に左右の立面板の上部が内向きに傾斜する傾斜面となると共に、
前記立面板は包装容器に収納されるネック部を有する容器の底面から肩部までの長さに対応しており、
傾斜面の傾斜時の高さは、前記ネック部を有する容器の肩部から頭部までの長さに対応し、
包装箱の平面板に配置された前記重合せ部が、包装箱に縦横に並んで収納される複数のネック部を有する容器の頭部の列と列の間に配置するように設定し、包装箱を段積みした際に前記重合せ部を包装箱の内側に撓ませうることを特徴とする。
また、請求項2の発明では、
前記内フラップ片の箱組立時の高さ方向の長さが、包装箱に収納される被収納物の高さよりも短く設定されてなることを特徴とする。
請求項3の発明では、
前記外フラップ構成片の外側には、平面板構成片の重合せ部の延長方向に重合せ貼付部が形成されていることを特徴とする。
請求項4の発明では、
前記外フラップ構成片に重合せ貼付部が形成されず、平面板構成片に対して重合せ部の重ね合わせ個所の横幅分だけ短い横幅に設定されており、一対の外フラップ構成片が相互に接着されずにそれぞれ内フラップ片に接着されることを特徴とする。
また、重合せ部は、収納物である容器の列と列の間に配置することにより、包装箱を上下に積み重ねた場合にも、重合せ部の隆起が分散され、積み重ね作業を容易に行うことができる。
更に、収納物が瓶やペットボトル等のネック部を有する容器の場合には、立面板の上部に内側に傾斜する傾斜面を設けて収納物のボトルネック部に沿った台形状とすることで、ネック部を有する容器の収納に適し、更に原紙等の材料の節約を行うことができる。
以下に、この発明の包装箱の好適実施例について図面を参照しながら説明する。
本実施例の包装箱10は、図1から図3に示すように、1枚の段ボール等の厚紙製のブランク10’を折って四角筒状の胴部を有する箱型に組立てられる包装箱からなっている。
このブランク10’は、包装箱の左右の長側面となる一対の立面板1、1’の間に底壁面となる平面板2’が配置され、一対の立面板1、1’の外側に上壁面となる一対の平面板構成片2A、2Bがそれぞれ図中点線で示す折目線を介して交互に連設されている。
平面板構成片2A、2Bは、平面板2’の幅の半分より僅かに長く設定されている。
即ち、平面板2’の幅w1の半分より長く設定された部分が、胴部形成時の実質的な重合せ個所となるが、本実施例では従来の貼合せ部分となる貼付代26の半分未満の幅長(図示例では貼付代の1/4程度の10mm)に設定されている。
従って、平面板2’の幅w1を266mmとした場合、平面板構成片2A、2Bの幅w3はそれぞれ143mmに設定される。
そして立面板1、1’を221mmとした場合、幅の全長(w1+w2×2+w3×2)は994mmとなる。
これに対して、従来の貼付代26の幅w4は平面板にのみ連接しているので幅広に設定する必要があり、前記貼付け部分の幅の倍以上の幅に設定されている。
尚、展開時の立面板1、1’及び平面板2’及び平面板構成片2A、2Bの図中縦方向の長さはいずれも401mmであり、フラップ片を含めた縦方向の全長は622mmである。
なお、平面板2の中央の丸で囲った部分は段ボールの繊維の目の方向を示す。
前記一方の平面板構成片2Aの外端側と他方の平面板構成片2Bの外端側にはそれぞれ平面板2の形成時に中央で上下に重なる重合せ部6A、6Bが形成されている。
また、本実施例では、一方の外フラップ構成片4Aの外端側と他方の外フラップ構成片4Bの外端側にもそれぞれ外フラップ片4、4’の形成時に中央で上下に重なる重合せ貼付部6A’、6B’が形成されている。
前記の通り、平面板組立時に実質的な重合せ個所は10mm程度となるが、本実施例では、各重合せ部6A、6Bは成形誤差を含めて25mmの幅に設定している。
そして、前記一対の平面板構成片2A、2Bに形成される重合せ部6A、6Bには接着剤層を設けず、一対の外フラップ構成片4A、4Bに形成される重合せ貼付部6A’、6B’には上下に重合せた面を接着するためのホットメルト等の接着剤層を設けている。
これにより重合せ貼付部6A’、6B’相互が接着されて一体となった外フラップ片4、4’が内フラップ片3、3’に接着される。
図5(a)には実施例1と同じく平面板構成片2A、2Bが同じ幅に設定された場合であって、包装箱10に4つ並んだ缶飲料を2列収納する場合を図示しており、重合せ部6A、6Bは、平面板2の中央に配置される。
この場合、重合せ部6A、6Bと缶飲料の頭部との接触面積は狭く、図中ハッチングで示した部分が非接触部分となり、包装箱10の段積みに際して隆起する重合せ部6A、6Bを包装箱10の内側に撓ませることができるので、積重ね姿勢を安定させることができる。
また、重合せ貼付部6A’、6B’の接着により重合せ部6A、6Bの重合姿勢も強く保持される。
この場合であっても、同様に包装箱10の段積みに際して隆起する重合せ部6A、6Bを包装箱10の内側に撓ませることができるので、積重ね姿勢を安定させることができる。
包装箱10は、ブランク10’の折目線に沿って、平面板2’や立面板1、1’を折り曲げながらボトル飲料などの収納物(図示せず)を包み込むように収納し上面の平面板構成片2A,2Bを折り曲げ、重合せ部6A、6Bの少なくとも一部を上下に重ねただけで相互には接着せずに平面板2を形成し筒状の胴部を形成する。
また、外フラップ構成片4A、4Bでは、同様に対向する重合せ貼付部6A’、6B’を上下に重ね、重合せた個所を接着剤層によって接着して一体となった外フラップ片4、4’を形成する。
更に、対向する平面板2、2’で同じ方向に延びる外フラップ片4、4’を折目線に沿って上下から前記内フラップ片3、3’の外側に重なるように内向きに折り曲げ、上下一対の外フラップ片4、4’を内フラップ片3、3’と重なり合った部分で接着して前記胴部の開口を塞ぐ短側面を形成する。
各立面板1の延出方向に設けられた一対の内フラップ片3には、立面板1を挟んで対向する側の内フラップ片3に、それぞれ切始部8、8’が形成される。
該切始部8(8’も同じ)は、図4(a)に示すように、前記内フラップ片3の外端部より僅かに内側に離間した中央位置で、指を押し当てるための内向きの円弧状の切目からなる円弧部8aと、該円弧部8aの両端から立面板1側に向かって徐々に幅狭となる点線状の内ガイド切目8bと、円弧部8aの一方の端部から内フラップ片3の外端部に向かって延びる外ガイド切目8cとを有している。
本実施例では、外フラップ片の一方、図示例では箱組立時の下部側の外フラップ片4’に把持用切目5が形成されている。
この把持用切目5は、図4(b)に示すように、中央に設けられた縦線5aと、縦線5aの下端で僅かに隙間を空けて左右に伸びる一対の横線5b、5cと、縦線5aの上端より僅かに上方で小さな円弧状に形成された頂上線5dと、前記左右の横線5c、5cから外側に無かって斜めに立ち上がり上端が外側に円弧状に折れ曲がる側方線5e、5fと、該側方線5e、5fと前記頂上線5dとを結ぶ上部傾斜線5g、5hとからなっている。
この発明で把持用切目は、把持用に手指を挿入しうる切欠を形成しうるものであればよく、その位置も上部側又は下部側の外フラップ面のいずれでもよく、あるいは設けなくてもよい。
また、把持用切目5を設けた場合には、内フラップ片3、3’の端部で前記把持用切目5と箱組立時に重なる個所には、該切目5に沿って押し込んだ際に障害とならないように略半円状の切欠11、11’を透設することが好ましい。
このように、包装箱10は、平面板構成片2A、2Bで形成された平面板2の中央に沿って段部となる重合せ部6A、6Bが配置されるので、積荷状態でも平面板2に均等に荷重を分散できる。
また平面板2の重合せ部6A、6Bは接着されず、外フラップ構成片4A、4Bで形成された外フラップ片4で重合せ部6A’、6B’だけが接着されるので、開封、再封緘が容易となり、更にコストダウンを図ることができる。
そして、前記切始部8、8’に沿って包装箱10を上下に2分割してトレイとして使用することができる。
即ち、図6〜図8に示すように、平面板構成片2Aと折目線L1を介して接する立面板1との間に、該折目線L1の両端から立面板1と内フラップ片3、3’との折目線L2に向かって延びる一対の切込線15が形成されている。
また、該切込線15の先端間を結ぶ折目線L3が前記折目線L1と平行に形成されており、箱組立時に左右の立面板1、1’の上部が内向きに傾斜する傾斜面9となる。
これにより、傾斜面9を立面板1、1’や平面板構成片2A、2Bに対して傾斜させ、内フラップ片3、3’の傾斜線部分15bが形成された面が上記傾斜面9の端部を外側から覆うので、図7及び図8に示すように、上部が略台形となる包装箱10を組み立てることができる。
即ち、内フラップ片3、3’の折目線L2に沿って延び折目線L1−L3間で囲まれた傾斜面9の縁部となる直線部分15aと、立面板1、1’に隣接する内フラップ片3、3’で傾斜面9の折目線L1の端部と接する個所を斜めに切欠く傾斜線部分15b’と、外フラップ構成片4A、4Bで傾斜線部分15b’と対峙して折目線L3の端部から斜めに切欠く外傾斜線部分15cとからなる略三角形状の切欠が形成されている。
これにより、傾斜面9を立面板1、1’や平面板構成片2A、2Bに対して傾斜させ、外フラップ片構成片4A、4Bの外傾斜線部分15cが上記傾斜面9の端部を外側から覆うので、図9(b)に示すように上部が略台形となる包装箱10を組み立てることができる。
内フラップ片3、3’の長さHがネック部を有する容器の全高と同等であると内フラップ片3、3’に座屈が起こり、内フラップ片3、3’が変形して外フラップ片4、4’と離れたりする虞れがあるが、短い長さに設定することでて内フラップ片3、3’に座屈が起こりにくく包装箱10の形状を復元しやすくすることができる。
この内フラップ片の長さに関する構成は、前記実施例1の構成においても同様である。
この場合の重合せ部6A、6Bの位置とネック部を有する容器との位置関係を図10に示す。
この場合、重合せ部6A、6Bは小径のネック部とは接触することが無い(図中ハッチングで示す部分)ので、段積みに際しては、隆起部分は包装箱10の内側に撓み、積み重ね姿勢は安定する。
また底壁面となる平面板2’の図中横方向となる横幅は266mmであって前記実施例1と同じである。
また、ボトル飲料の場合、頭部側が截頭円錐形状となっているので、これに沿って傾斜面9を傾斜させることができる。
傾斜面を除いたその他の構成は前記実施例に準じるので、その説明を省略する。
そして、傾斜面9は傾斜面9の傾斜時の高さが、前記ペットボトルの肩部から頭部(キャップ上端)までの長さに対応しており、図示例では44.5mmになるように、傾斜面9の幅が176.5mmに設定されている。
なお、包装箱10の全高は約221mmである。
その他の構成は、前記実施例1と同様であるので、その説明を省略する。
そのため平面板構成片2Aを幅狭とし、平面板構成片2Bを幅広としている。
即ち、外フラップ構成片4A、4Bは相互に重なる部分を設けておらず、各外フラップ構成片4A、4Bを略隙間無く並べ同一面に揃えて内フラップ片3、3’にそれぞれ貼り付けることで外フラップ片4、4’となっている。
そのため、外フラップ構成片4A、4Bの縁部は、重合せ部6A、6Bの縁部と連続する延長線上には設けず、重合せ部6A、6Bの重ね合せ部分を除いた部分(図示例では平面板構成片端縁部の幅の約半分)だけ内側に狭まった位置に設定されている。
これにより、図12に示すように外フラップ4、4’は外フラップ構成片4A、4B相互が接着されず、各外フラップ構成片4A、4Bが個別に内フラップ片3、3’に接着されている(図11参照)。
これによりブランクの面積を一層狭めることができる。
図示例では、6つの容器が4列に並んでおり、その4列の内の1列目と2列目の間に重合せ部6A、6Bが配置されている。
重合せ部6A、6Bの配置は図示例に限定されず、容器の列と列の間に配置されるものであれば、どの位置であってもよい。
これにより隆起する重合せ部6A、6Bは下方へ撓み、包装箱10の積み重ね姿勢は安定する。
その他の構成は、前記実施例2と同様であるので、その説明を省略する。
外フラップ構成片に重合せ貼付部を設けない構成は、実施例1のような立方体又は直方体の包装箱の場合であっても適用することができる。
その他、この発明の要旨を変更しない範囲で種々設計変更しうること勿論である。
2、2’ 平面板
2A、2B 平面板構成片
3、3’ 内フラップ片
4、4’ 外フラップ片
4A、4B 外フラップ構成片
6A、6B 平面板構成片に形成される重合せ部
6A’、6B’外フラップ構成片に形成される接着剤層を有する重合せ貼付部
8、8’ 切始部
9 傾斜面
10 包装箱
10’ ブランク
11、11’切欠
15 切込線
Claims (4)
- 包装箱の左右の側壁面となる一対の立面板と、上壁面及び底壁面となる一対の平面板が交互に連設され、各立面板の両端縁には内フラップ片が、各平面板の両端縁には外フラップ片がそれぞれ連設されて端壁面となるネック部を有する容器収納用の包装箱において、
一方の平面板とこれに連接される一対の外フラップ片が、二分割された平面板構成片及びこれに連接する二分割された外フラップ構成片からなっており、
各平面板構成片が一対の立面板の外側に折目線を介して連設されており、
各平面板構成片の外側には包装箱形成時に平面板の端部を除いた中途位置で少なくとも一部が上下に重なる重合せ部がそれぞれ設けられ、前記一対の平面板構成片の重合せ部を接着せずに相互に重ね合わせ、外フラップ構成片を内フラップ片に貼り合わせてなり、
前記平面板構成片と折目線を介して接する立面板に、該折目線の両端から立面板と内フラップ片との折目線に向かって延びる一対の切込線が形成され、該切込線の先端間を結ぶ折目線が形成されており、箱組立時に左右の立面板の上部が内向きに傾斜する傾斜面となると共に、
前記立面板は包装容器に収納されるネック部を有する容器の底面から肩部までの長さに対応しており、
傾斜面の傾斜時の高さは、前記ネック部を有する容器の肩部から頭部までの長さに対応し、
包装箱の平面板に配置された前記重合せ部が、包装箱に縦横に並んで収納される複数のネック部を有する容器の頭部の列と列の間に配置するように設定し、包装箱を段積みした際に前記重合せ部を包装箱の内側に撓ませうることを特徴とする包装箱。 - 内フラップ片の箱組立時の高さ方向の長さが、包装箱に収納される被収納物の高さよりも短く設定されてなることを特徴とする請求項1に記載の包装箱。
- 外フラップ構成片の外側には、平面板構成片の重合せ部の延長方向に重合せ貼付部が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の包装箱。
- 外フラップ構成片に重合せ貼付部が形成されず、平面板構成片に対して重合せ部の重ね合わせ個所の横幅分だけ短い横幅に設定されており、一対の外フラップ構成片が相互に接着されずにそれぞれ内フラップ片に接着されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の包装箱。
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