JP6533887B1 - 飲料缶収納ケース - Google Patents
飲料缶収納ケース Download PDFInfo
- Publication number
- JP6533887B1 JP6533887B1 JP2018169150A JP2018169150A JP6533887B1 JP 6533887 B1 JP6533887 B1 JP 6533887B1 JP 2018169150 A JP2018169150 A JP 2018169150A JP 2018169150 A JP2018169150 A JP 2018169150A JP 6533887 B1 JP6533887 B1 JP 6533887B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- beverage
- storage case
- row
- beverage cans
- flat plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Cartons (AREA)
- Packages (AREA)
Abstract
Description
一般に、工場などで生産された飲料缶は、例えば24本など所定数毎に包装箱に収容されて各消費地に向けて搬送される。
一般的なラップラウンド箱は、例えば各一対の側面板及び端面板を折り曲げ、所定数の飲料缶を包装して端面板から延出した内フラップと、側面板から延出した外フラップとを接着剤で貼り合わせる構成となっている。
これに対して特許文献6に示すように、輸送費や倉庫保管料などのコスト低減を目的として、一列目の列に二列目の列をその物品の半径だけずらせて多列に並列する収容方法も一部では提案されている。
すなわち、近年の飲料業界ではその味や品質も年々向上してきており、内容物での差別化に加えて缶の外観で差別化を図る努力も行われてきている。
そして現在の物流形態では上記した飲料缶収納ケースを多段に積み上げて車両や航空機で目的地へ搬送されているが、この搬送時に不回避の振動などによって飲料缶収納ケース内で飲料缶同士が擦れてしまうことも考えられ、これにより飲料缶の側面に微小な傷がついてしまう。
また、特許文献6で示されるごとき千鳥状に積層すれば、上記した特許文献1〜5に例示されるような非千鳥状の積層形態に比しては擦れが低減できるものの、飲料缶収納ケース内のすべての飲料缶に対して有効となるものでない点において未だ改善の余地は大きいと言える。
したがって本発明は、上記した課題を鑑みて、飲料缶収納ケース内のスペース効率を追求しつつ、搬送時における飲料缶同士の擦れを抑制した構造を有する段ボール製の飲料缶収納ケースとその収容方法を提供することを目的とする。
(1)第1方向に沿って飲料缶が並置された第1列と、前記1方向に関して前記第1列に属する飲料缶の中心位置が異なるように前記第1方向に沿って並置された第2列とが、前記第1方向と直交する第2方向に沿って交互に積層されて収容可能な紙製の飲料缶収納ケースであって、収容された前記飲料缶の注出側と対向する主平面板と、前記主平面板と対向して前記飲料缶の底面側と対向する副平面板と、前記主平面板および前記副平面板の縁部と接続されて互いに対向する一対の側面板と、前記一対の側面板と直交するように前記主平面板および前記副平面板の他の縁部と接続される頂面板及び底面板と、を備え、前記一対の側面板の双方には、互いに向けて突出する段部が前記第2方向に沿って所定の間隙を隔ててそれぞれ複数形成され、少なくとも一部の前記段部は、前記第1列の端に属する飲料缶の側面と接触する第1接触面と、前記第2列の端に属する飲料缶の側面に接触する第2接触面と、を含んで構成され、前記一対の側面板にそれぞれ形成された複数の段部は、千鳥状となるよう互いの中心が前記第2方向に関して一致しないように対向してそれぞれ前記第2方向に沿って所定の間隙を隔てて並んで配置され、前記複数の段部は、前記収容された飲料缶の軸方向における上方から見た場合に、三角形状、台形状及び半台形状からなる3種類の形状を有して構成され、且つ前記収容された飲料缶における各々の側面は、隣り合って収容される他の飲料缶、前記一対の側面板、前記頂面板及び前記底面板のいずれかによって、すべての飲料缶で少なくとも5箇所以上で接触するように収容されてなることを特徴とする。
これにより搬送時などで飲料缶の側面に微小な擦り傷や汚れが付着してしまうことが回避されて、飲料缶のデザイン面における商品価値を維持することが可能となる。
<飲料缶収納ケース100>
本発明の第1実施形態における飲料缶収納ケース100について、図1及び図2を適宜参照しながら説明する。
なお以下で詳述する構成以外の構造については、本発明の趣旨に反しない限りにおいて上記した特許文献1〜6を含めた公知の構造を適宜採用することができる。
また図1に示すように、主平面板10のうち縦方向(図1のt方向)の両側には、折線を介してそれぞれ第1フラップ片10aと第2フラップ片10bが連設されている。このうち第1フラップ片10aは、飲料缶収納ケース100となった際に頂面板50(後述)の一部を構成する。他方、第2フラップ片10bは、飲料缶収納ケース100となった際に底面板60(後述)の一部を構成する。
このうち一対の側面板の一方としての第1側面板30では、図1に示すとおり、横方向(図1のs方向)に関して両側がそれぞれ主平面板10および副平面板20と折線を介して連設されている。なお折線とは、例えば主平面板10に対して第1側面板30が当該折線を基点として容易に折り曲げされやすいように構成された相対的に強度を低下させた部位である。
このうち第1フラップ片30aは、飲料缶収納ケース100となった際に頂面板50(後述)の一部を構成する。他方、第2フラップ片30bは、飲料缶収納ケース100となった際に底面板60(後述)の一部を構成する。
これら複数の段部70の詳細については、後に図を参照しつつ後述する。
このうち第1フラップ片40aは、飲料缶収納ケース100となった際に頂面板50(後述)の一部を構成する。他方、第2フラップ片40bは、飲料缶収納ケース100となった際に底面板60(後述)の一部を構成する。
これら複数の段部70の詳細については、後に図を参照しつつ後述する。
次に段部70の詳細構造について各図を用いて詳述する。
図1などに示すとおり、一対の側面板(第1側面板30および第2側面板40)の双方には、飲料缶収納ケース100となった際のケース内側において、互いに向けて突出する段部70が第2方向(Z方向)に沿って所定の間隙を隔ててそれぞれ複数形成されている。
この複数の段部70のうち少なくとも一部(具体的には第2の段部70b)は、図4に示すとおり、千鳥状に積層された状態の複数の飲料缶1のうち第1列R1の端に属する飲料缶1の側面1bと接触する第1接触面71と、第2列R2の端に属する飲料缶1の側面1bに接触する第2接触面72と、を含んで構成されている。換言すれば、第2の段部70bは、互いに異なる列にそれぞれ属する飲料缶1の側面1bとそれぞれ接触する複数の接触面を有しているとも言える。
より具体的には、例えば図3における第1側面板30における最下部に位置する第2の段部70bの中心のZ方向高さは、第2側面板40における最下部に位置する第2の段部70bの中心のZ方向高さと異なる(図3の例では低くなる)ように設定されている。
図10に示すように、本実施形態における段部70の周縁(端部)には、第1方向(X方向)および前記第2方向(Z方向)と交差する方向(缶の高さ方向となるY方向)に延在する切り取り用弱化ラインWLが形成されていてもよい。この切り取り用弱化ラインWLの形成方法としては、特に制限はなく公知の手法が適用できるが、例えば段部70の内部を空洞としてカッターなどで周縁にミシン目を形成することなどが例示できる。
なお図10では段部70のすべての周縁が切り取り用弱化ラインWLとなっているが、この形態に限られず、飲料缶1の取り出しが容易になる限りにおいて各端のうち少なくとも1箇所に切り取り用弱化ラインWLが形成されていてもよい。
すなわち、一般的な収容態様として通常は飲料缶1の注出側1aや底面側1cは主平面板10や副平面板20と隙間なく接触される。
そして本実施形態で説明したごとき飲料缶収納ケース100では、段部70が存在することによって輸送中などはその内部に収容された複数の飲料缶1同士は互いに密着した状態で収容される。
そこで飲料缶収納ケース100内における飲料缶1の残存数に応じて、切り取り用弱化ラインWLを随時切り裂いて段部70を崩すようにする。これにより、少なくとも崩した段部70の近傍に配置された飲料缶1は、この段部70の切り裂き(破壊)によって生じた空きスペースを利用して指などを挿入して容易に取り出しが可能となる。
例えば図1に示すように、主平面板10と副平面板20の少なくとも一方に、その周縁部以外で第2方向(Z方向)に延在する切り取り用弱化ラインWL(ミシン目)を形成してもよい。なお図では副平面板20にだけ切り取り用弱化ラインWLが形成されているが、これに代えて主平面板10の側に切り取り用弱化ラインWLが設けられていてもよいし、主平面板10と副平面板20の双方に設けられていてもよい。
この態様によっても、飲料缶収納ケース100内における飲料缶1の残存数に応じて徐々に切り取り用弱化ラインWLを破断するようにすれば、少なくとも破断した切り取り用弱化ラインWLの近傍に配置された飲料缶1は、この破断によって生じた空きスペースを利用して指などを挿入して容易に取り出しが可能となる。
また、主平面板10と副平面板20の少なくとも一方に切り取り用弱化ラインWLを形成する場合には、消費量・消費状況に応じて徐々に切り取り用弱化ラインWLを破断すれば事足りるため、切り取り用弱化ラインWLが飲料缶収納ケース100から離脱して不用意に無駄なゴミを生じさせることもなく、どの飲料缶1でも容易に飲料缶収納ケース100から取り出すことが可能となっている。
なお上記した切り取り用弱化ラインWLは、必須ではなく適宜省略してもよい。
次に図5及び図6を適宜参照して本実施形態に係る飲料缶の段ボール製飲料缶収納ケースへの収容方法について説明する。
後述するとおり、本実施形態における飲料缶の収容方法は、搬送方向及びその直交方向に沿って複数の飲料缶がそれぞれ立てて並置された飲料缶群をそれぞれ所定数だけまとめて段ボール製飲料缶収納ケースに収納する方法である。
また、「飲料缶1の群Gr」としては、飲料缶収納ケース100に収容する飲料缶1の数に相当し、例えば24本の飲料缶1などが例示できる。
より具体的には図6に例示するとおり、第1搬送ラインCL1と平行する第2搬送ラインCL2上に収納ケース段ボールCC(後に自動製函機により飲料缶収納ケース100となる)が載置されており、この収納ケース段ボールCCも飲料缶1の群Grと併走するように搬送方向(図中のZ方向)へ移動している。
このとき、第1搬送ラインCL1から第2搬送ラインCL2に向けて押出部材PMによって飲料缶1の群Grを収納ケース段ボールCC上に押し出すように移送する。
ここで本実施形態の押出部材PMは、上記した搬送方向に並ぶ複数の飲料缶1を同時に平行して直交方向に押し出し可能な押し出し面Ppを備えるとともに、この押し出し面Ppには搬送方向に並ぶ飲料缶1のうち少なくとも1つの飲料缶1だけが接触可能なように直交方向へ突出した突出部Ptを有するように構成されている。
また、本実施形態の押出部材PMは、押し出し面Ppの右端にガイド板GPを備えて構成されている。このガイド板GPは、押し出し面Ppと直交するように直交方向へ延びるように固定配置されている。
このようにステップ2では、上記した形状の押出部材PMを用いて、搬送方向に移動する所定数の飲料缶1(飲料缶1の群Gr)を、搬送方向とは直交方向へ押し出す。
したがって上記した第2工程を経た飲料缶1の群Grは、搬送方向に並ぶ飲料缶1の列のうち隣り合う列同士の飲料缶1の中心位置が直交方向に関してシフトした千鳥状の配列となっている(図6参照)。この段階では、第1列R1に属する飲料缶1と第2列R2に属する飲料缶1は互いに接触していない。
より具体的には、本実施形態の押出部材PMは、搬送方向における左端(押し出し面Ppの左端部)に開閉板OPが接続されている。そしてこの開閉板OPは、公知の電動モータ(不図示)と接続されており、任意のタイミングで開閉することが可能となっている。
かような開閉板OPの開閉動作としては、例えば上述したステップ2において押出部材PMが上記直交方向に押し出されたことに連動して、上記電動モータを介して開閉板OPが閉じるように構成されていてもよい。より具体的には押出部材PMが直交方向に移動する経路中に検出センサー(光学センサーなど)を配置しておき、押出部材PMが直交方向の所定の位置に達したことを検出センサーが検知したら上記電動モータを介して開閉板OPが閉じるように構成されていてもよい。あるいは、押出部材PMに公知のカム機構を搭載した上で、押出部材PMの直交方向への移動に伴って上記カム機構を介して開閉板OPが閉じるように構成されていてもよい。
もちろん押出部材PMの直交方向への移動に連動させず、例えば作業者の指示によって制御装置(不図示)を介して開閉板OPが閉じるように構成されていてもよい。
この第3工程を経ることで、図2や図3に示したごとき飲料缶収納ケース100に収容された状態とほぼ同じ状態の飲料缶1の群Grが形成されることになる。
上記空きスペースVSを隔てた飲料缶1の群Grごとに、上記で説明した工程を適用することで、所定数の飲料缶1(飲料缶1の群Gr)が収納された飲料缶収納ケース100を断続的に生産することが可能となる。
<飲料缶収容ケース200>
次に図7及び図8を用いて第2実施形態における飲料缶収納ケース200を説明する。
上記した第1実施形態では各列に同数の飲料缶1を含む第1列R1及び第2列R2が並置されてZ方向に積層される形態であったが、本実施形態ではZ方向に関して隣り合う2つの列における飲料缶1の数が互いに異なるように並置される点に特徴がある。
なお、飲料缶の収容方法については、上記した第1実施形態の場合とほぼ同様なので、その説明は省略する。
このうち第3の段部70cは、上記した第1の段部70aや第2の段部70bの形状とも異なっており、Y方向の上方から見た場合に三角形状となっている。第3の段部70cは、第1列R1の端と第2列R2の端のいずれかに属する飲料缶1の側面1bと接触する単一の接触面を少なくとも有するように構成されている。
以上説明した第2実施形態によっても、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
なお上記した実施形態は一例であって、本願の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変形が可能である。以下、各実施形態に適用が可能な変形例について説明する。
図9に、本変形例における飲料缶収納ケース300を上方から俯瞰した模式的な平面図を示す。上記した各実施形態では一対の側面板(第1側面板30および第2側面板40)にそれぞれ複数の段部70が形成されていたが、本発明は上記形態には限られない。
また、このとき第3の段部70cは必ずしも必須ではなく、この第3の段部70cは適宜省略されていてもよい。
本変形例では更に、飲料缶収納ケース300において対角の隅に一対の第3の段部70cがそれぞれ配置されるとともに、他の対角の隅に一対の第1の段部70aがそれぞれ配置される形態が採用されている。
また、本発明の飲料缶収納ケースやその収容方法は、飲料缶のみならず、円柱状の物品の収納に適用可能である。例えば、飲料缶以外の缶や、瓶、ペットボトル、円柱状のブロック、タバコ、万華鏡、プリン、ゼリー、ヨーグルト、羊羹、即席麺、氷菓子、シャンプーボトル、リンスボトル、ボディーソープボトル、ハンドソープのボトル、美容液の容器、化粧品の容器、ベビーパウダーの容器、ペンキの容器、ニスの容器、スプレー缶、食缶(缶詰)、ロウソク、こけし、円柱状の菓子容器、チョーク、ペン、などを収納する際にも適用可能であることは言うまでもない。
10 主平面板
10a 第1フラップ片
10b 第2フラップ片
20 副平面板
20a 第1フラップ片
20b 第2フラップ片
30 第1側面板
30a 第1フラップ片
30b 第2フラップ片
40 第2側面板
40a 第1フラップ片
40b 第2フラップ片
50 頂面板
60 底面板
70 段部
70a 第1の段部
70b 第2の段部
70c 第3の段部
70d 第4の段部
71 第1接触面
72 第2接触面
Claims (8)
- 第1方向に沿って飲料缶が並置された第1列と、前記1方向に関して前記第1列に属する飲料缶の中心位置が異なるように前記第1方向に沿って並置された第2列とが、前記第1方向と直交する第2方向に沿って交互に積層されて収容可能な紙製の飲料缶収納ケースであって、
収容された前記飲料缶の注出側と対向する主平面板と、
前記主平面板と対向して前記飲料缶の底面側と対向する副平面板と、
前記主平面板および前記副平面板の縁部と接続されて互いに対向する一対の側面板と、
前記一対の側面板と直交するように前記主平面板および前記副平面板の他の縁部と接続される頂面板及び底面板と、
を備え、
前記一対の側面板の双方には、互いに向けて突出する段部が前記第2方向に沿って所定の間隙を隔ててそれぞれ複数形成され、
少なくとも一部の前記段部は、前記第1列の端に属する飲料缶の側面と接触する第1接触面と、前記第2列の端に属する飲料缶の側面に接触する第2接触面と、を含んで構成され、
前記一対の側面板にそれぞれ形成された複数の段部は、千鳥状となるよう互いの中心が前記第2方向に関して一致しないように対向してそれぞれ前記第2方向に沿って所定の間隙を隔てて並んで配置され、
前記複数の段部は、前記収容された飲料缶の軸方向における上方から見た場合に、三角形状、台形状及び半台形状からなる3種類の形状を有して構成され、且つ
前記収容された飲料缶における各々の側面は、隣り合って収容される他の飲料缶、前記一対の側面板、前記頂面板及び前記底面板のいずれかによって、すべての飲料缶で少なくとも5箇所以上で接触するように収容されてなる、
ことを特徴とする段ボール製飲料缶収納ケース。 - 前記第1列及び前記第2列には、同じ数の前記飲料缶がそれぞれ並置されることを特徴とする請求項1に記載の段ボール製飲料缶収納ケース。
- 前記第1列には偶数個の前記飲料缶が配置されるとともに、
前記第2列には奇数個の前記飲料缶が配置される、
ことを特徴とする請求項1に記載の段ボール製飲料缶収納ケース。 - 前記一対の側面板にそれぞれ形成された複数の段部は、互いの中心が前記第2方向に関して一致して対向するように、前記第1列と前記第2列のうち少数の飲料缶が並置される方の両端に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の段ボール製飲料缶収納ケース。
- 前記複数の段部のうち前記第2方向における両端に属する第1の段部及び第3段部と、 前記複数の段部のうち両端以外に属する第2の段部とは、互いに形状が異なるように構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の段ボール製飲料缶収納ケース。
- 前記第2の段部は、前記第1接触面と前記第2接触面の一方が前記主平面板と前記副平面板に平行な頂面として構成され、他方が当該頂面の縁から斜めに傾斜する一対の傾斜面として構成された台形状となっている、
ことを特徴とする請求項5に記載の段ボール製飲料缶収納ケース。 - 前記段部の周縁には、前記第1方向および前記第2方向と交差する方向に延在する切り取り用弱化ラインが形成されている、
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の段ボール製飲料缶収納ケース。 - 搬送方向及びその直交方向に沿って複数の飲料缶がそれぞれ立てて並置された飲料缶群をそれぞれ所定数だけまとめて請求項1に記載の段ボール製飲料缶収納ケースに収納する飲料缶の段ボール製飲料缶収納ケースへの収容方法であって、
前記所定数ごとに空きスペースが生じるよう断続的に前記飲料缶群を前記搬送方向に搬送する第1工程と、
前記搬送方向に並ぶ複数の飲料缶を同時に平行して前記直交方向に押し出し可能な押し出し面を備えるとともに前記押し出し面には前記搬送方向に並ぶ飲料缶のうち1つの飲料缶だけが接触可能なように前記直交方向へ突出した突出部を有する押出部材を用いて、前記搬送方向に移動する前記所定数の飲料缶を前記直交方向へ押し出す第2工程と、
前記2工程を経て千鳥状に配列された前記所定数の飲料缶に対して前記搬送方向の両端から挟むように、前記空きスペースを用いて前記押出部材に設けられた開閉板を閉じることで、前記千鳥状に配列された前記所定数の飲料缶を互いに接触させて凝集する第3工程と、
を有することを特徴とする飲料缶の段ボール製飲料缶収納ケースへの収容方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018169150A JP6533887B1 (ja) | 2018-09-10 | 2018-09-10 | 飲料缶収納ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018169150A JP6533887B1 (ja) | 2018-09-10 | 2018-09-10 | 飲料缶収納ケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6533887B1 true JP6533887B1 (ja) | 2019-06-19 |
JP2020040703A JP2020040703A (ja) | 2020-03-19 |
Family
ID=66934367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018169150A Expired - Fee Related JP6533887B1 (ja) | 2018-09-10 | 2018-09-10 | 飲料缶収納ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6533887B1 (ja) |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59124204A (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-18 | 松下電器産業株式会社 | 棒状部材の箱詰め装置 |
US4856990A (en) * | 1988-06-30 | 1989-08-15 | Ptx-Pentronix, Inc. | Sagger construction |
DE8809387U1 (de) * | 1988-07-22 | 1989-08-03 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Befüllvorrichtung zum geordneten, vollständigen Füllen eines Behälters mit Stäben, insbesondere von abgebrannten Brennelementen aus kerntechnischen Anlagen, in hexagonal dichtester Packung |
EP0400817A3 (en) * | 1989-05-25 | 1991-03-13 | H.J. LANGEN & SONS INC. | Carton loading machine |
JPH08151015A (ja) * | 1994-11-24 | 1996-06-11 | O M Ltd | 並列移送装置 |
JPH1111462A (ja) * | 1997-06-18 | 1999-01-19 | Toppan Printing Co Ltd | 缶用カートン |
JP5034166B2 (ja) * | 2005-04-13 | 2012-09-26 | マックス株式会社 | 製品収納用トレー |
US8887984B2 (en) * | 2011-04-26 | 2014-11-18 | Rock-Tenn Shared Services, Llc | Tray for supporting containers and a blank for making the same |
-
2018
- 2018-09-10 JP JP2018169150A patent/JP6533887B1/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020040703A (ja) | 2020-03-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4763757B2 (ja) | ディスペンディング・パッケージ | |
JP3181573U (ja) | 多層取っ手付きカートン | |
JP3174334U (ja) | カートンおよびカートンブランク | |
US8061587B2 (en) | Carton for multiple articles | |
US20130062245A1 (en) | Package for pharmaceutical products, in particular for parenteral products | |
MXPA06005085A (es) | Combinacion de envase de carton de envio y cajas distribuidoras dobles. | |
JP2016533975A (ja) | 保持機能部を有するカートン | |
CN105109821A (zh) | 具有物品保护特征的纸箱 | |
JP2010527866A (ja) | カートンおよびコーナーインデント壁を備えたカートン用ブランク | |
JP2011515286A (ja) | ハンドル付きカートン | |
CA2781335C (en) | Interleaved spine container | |
US20170225859A1 (en) | Carton and carton blank and a handle structure therefore | |
US20090057384A1 (en) | Carton for dispensing products and method of using the same | |
US8033449B2 (en) | Cartons having dispensing configurations | |
JP4474084B2 (ja) | 分割可能なマルチカートンパッケージ | |
JP6533887B1 (ja) | 飲料缶収納ケース | |
TWI481532B (zh) | 具有分配器之包裝和紙箱及其胚片 | |
US20140054289A1 (en) | Container for Dispensing Products | |
JP5701680B2 (ja) | 包装箱 | |
JP3153366U (ja) | 小形化できるラップアラウンド式包装ケース | |
JP3939915B2 (ja) | 側面開封可能なセットアップケース | |
US5288013A (en) | Carton with partial end panels | |
JP3053125U (ja) | 簡易マルチディスプレイカートン | |
JP4580229B2 (ja) | 包装箱 | |
JP2004268931A (ja) | 集合包装箱および輸送方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20180912 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20181212 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181219 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20190204 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190325 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190408 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190423 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6533887 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |