JP5700715B2 - 乗客コンベア - Google Patents

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Description

本発明は、乗客コンベアに関する。
乗客コンベヤは、間隔をおいて互いに平行に立設された左右一対の欄干と、左右の欄干の下部に設けられた主枠と、主枠内を欄干と平行に循環移動する複数のステップと、各ステップに設けられた左右方向に延びるローラ軸と、ローラ軸に回転自在に支持されたローラと、各ステップの左右両側部に設けられローラ軸に連結された左右一対の無端状のステップチェーンとを備え、駆動機構によりステップチェーンを駆動することで、ローラ軸を介してステップチェーンに連結されたステップが、乗口と降口との間を循環移動するようになっている。
ところで、乗客コンベアでは、ステップに設けられた係止棒を、ローラ軸の外周部に配設した筒状のカラーに形成した凹部に嵌め込むことで、ステップとローラ軸と連結することがある(例えば、下記特許文献1参照)。
特開2000−118936号 特開2011−63385号
上記のようにカラーを介してステップとローラ軸とを連結した乗客コンベアにおいて、ステップに設けられた係止棒が筒状のカラーに設けられた凹部に嵌め込まれたことを目視により確認することができないため、ステップをローラ軸に取り付けた後、係止棒が凹部に嵌め込まれステップがローラ軸に確実に連結されていることを確認するのが困難である。
そこで、ステップをローラ軸に取り付けた後でも係止棒が凹部に嵌め込まれているか否か確認できる乗客コンベアを提供すること目的とする。
実施形態に係る乗客コンベアは、主枠内を欄干と平行に循環移動する複数のステップと、前記ステップの左右両側部に設けられた左右一対のステップチェーンと、左右の前記ステップチェーンを連結するローラ軸と、前記ステップに設けられ前記ローラ軸に向けて付勢された係止棒と、前記ローラ軸の外周部に設けられた筒状のカラーとを備え、前記カラーは、前記係止棒が挿入される凹部と、周方向の一部分が径方向外方へ突出する突出部とを備え、前記凹部に前記係止棒が挿入された状態で前記突出部が下方以外の方向へ突出し、前記凹部に前記係止棒が挿入されていない状態で前記突出部が下方へ垂れ下がることを特徴とする。
一実施形態に係る乗客コンベアの側面図である。 ステップとステップチェーンの平面図である。 ステップとローラ軸の要部を示す分解斜視図である。 ステップとローラ軸との連結部分を拡大して示す断面図である。 係止棒が凹部に挿入された状態におけるステップとローラ軸の要部の斜視図である。 係止棒が凹部に挿入されていない状態におけるステップとローラ軸の要部の斜視図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態では、乗客コンベア10として図1に例示するような建物の上下階に跨って傾斜して設置され複数のステップ15が上下階にわたって移動するエスカレータの場合を説明するが、本発明は、ステップが水平方向に移動する動く歩道に対しても適用することができる。
本実施形態の乗客コンベア10は、建物などの上下階に跨って床下に設置されたトラスと呼ばれる主枠11を備える。主枠11の内部には、上階側と下階側とにそれぞれ左右一対のスプロケット12が配置されており、上階側のスプロケット12と下階側のスプロケット12との間に、左右一対の無端状のステップチェーン30がそれぞれ巻き掛けられている。上階側あるいは下階側のスプロケット12の少なくとも一方は、電動機や減速機などを有する駆動装置14の駆動により回転する構造となっている。そして、スプロケット12が回転すると、スプロケット12に噛み合うステップチェーン30に駆動力が伝達され、ステップチェーン30が主枠11内で上下階にわたって循環移動する。
主枠11上には、ステップ15の幅に相当する所定の間隔をあけて左右一対の欄干16が互いに平行に立設されている。各欄干16の周囲には手摺ベルト17が装着されている。手摺ベルト17は、駆動装置14の駆動により、ステップ15の循環移動と同期して欄干16の周囲を周回する。
図2に示すように、ステップチェーン30は、ステップ15の左右両側部に設けられており、長手方向に所定間隔で並ぶように配置された複数のローラ軸18によって左右のステップチェーン30が連結されている。
このローラ軸18には、図3,4に示すように、両端部にローラ13が回転自在に取り付けられるとともに、ローラ軸18の外周部に設けられたカラー40を介してステップ15が連結されている。
詳細には、カラー40は、ローラ軸18が回転自在に挿通される金属製の円筒状をなしている。このカラー40の外周面には、径方向に陥没する凹部42と径方向外方へ突出する突出部44が設けられている。この例では、突出部44は、カラー40に一体に設けられており、凹部42が陥没する方向Hに対して平行な方向へ、カラー40の直径Rより大きい長さLだけ外周面から突出している(図3,4参照)。
ステップ15の両側部を構成するフレーム19には、断面略C字状をなしたカラー固定部19aが形成されており、ローラ軸18に挿通されたカラー40がカラー固定部19aに嵌るように、ステップ15が上方よりローラ軸18に取り付けられる。このカラー固定部19aは、踏み面15aを上方に向けた状態においてカラー40が下方から嵌め込まれカラー40の外周面を覆いつつカラー40を保持する。
また、ステップ15のフレーム19には、カラー固定部19aに保持されたカラー40の中心、言い換えれば、カラー40に挿通されたローラ軸18の中心軸に向かってコイルばね19bにより付勢された係止棒19cが設けられている。この係止棒19cは、一端部がフレーム19に取り付けられた支持枠19dに支持され、他端部がコイルばね19bの伸張力によりローラ軸18の中心に向けて付勢されている。
そして、カラー40をローラ軸18周りに回転させてカラー40に設けられた凹部42をステップ15に設けられた係止棒19cに向け、凹部42の陥没する方向Hと係止棒19cの軸方向を一致させ、係止棒19cの先端部をカラー40の凹部42に挿入することで、ステップ15がフレーム19に設けられた係止棒19cとカラー40とを介して、ローラ軸18に連結される。
このようにステップ15の係止棒19cがカラー40の凹部42に挿入されると、カラー40はローラ軸18周りの回転が規制されるため、踏み面15aを上方に向けた時に、突出部44が下方以外の方向へ突出する状態で固定される(図4、5参照)。この例では、突出部44が凹部42の陥没する方向Hに対して平行な方向へ突出しているため、カラー40の凹部42に係止棒19cが挿入されると、突出部44は、係止棒19cの軸方向に平行な方向へ突出し、ローラ軸18の軸方向視においてステップ15の両側部を構成するフレーム19に重なる位置に突出した状態で固定される。
一方、カラー40の凹部42に係止棒19cが挿入されておらず、ステップ15がローラ軸18に連結されていない状態では、カラー40がローラ軸18に対して回転自在であるため、突出部44の重さによって突出部44が下方へ垂れ下がることとなる。
以上のように、本実施形態の乗客コンベア10では、カラー40に径方向外方へ突出する突出部44が設けられているため、ステップ15をローラ軸18に取り付けた後でも、突出部44を目印としてカラー40についてローラ軸18周りの位置を目視によって確認することができ、係止棒19cがカラー40の凹部42に嵌め込まれているか否か確認することができる。しかも、係止棒19cをカラー40の凹部42に挿入する際に、作業者が突出部44を持ってカラー40をローラ軸18の周りに回転させることができ、係止棒19cを凹部42に容易に挿入することができる。
また、本実施形態の乗客コンベア10では、カラー40の凹部42にステップ15の係止棒19cが挿入されると、踏み面15aを上方に向けた状態で、突出部44が下方以外の方向へ突出するように固定されるが、カラー40の凹部42に係止棒19cが挿入されていない場合、突出部44の重さによって突出部44が下方へ垂れ下がる。そのため、ステップ15をローラ軸18に取り付けた後でも、係止棒19cがカラー40の凹部42に嵌め込まれているか否か簡単に確認することができる。
しかも、本実施形態のように、突出部44の突出量Lが、カラー40の直径Rより大きく設定することで、突出部44が自重により下方に垂れ下がりやすくなるとともに、作業時に突出量44を握りやすく係止棒19cの挿入作業をスムーズに行うことができる。加えて、万一、係止棒19cがカラー40の凹部42から外れた状態でステップ15が乗口と降口との間を移動すると、下方に垂れ下がる突出部44が主枠11内に設けられた各種機器に接触することによる異音が発生するため、直ちに異常を検知することができる。
また、本実施形態では、カラー40の凹部42にステップ15の係止棒19cが挿入されると、突出部44が、ローラ軸18の軸方向視においてステップ15の両側部を構成するフレーム19に重なる位置に突出した状態で固定される。これにより、突出部44の外周面から突出する量(突出量)Lを大きく設定してもステップ15が乗口と降口との間を移動する際に突出部44が邪魔になることがない。
なお、本実施形態では、係止棒19cをカラー40の凹部42に挿入すると、突出部44が下方以外の方向へ突出する状態で固定される場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、ステップ15の移動時に突出部44が邪魔にならない位置に固定されればよい。
また、本実施形態では、突出部44がカラー40に一体に設けられている場合について説明したが、例えば、板状の突出部44とカラー40とを別体に構成してもよく、その場合、突出部44を樹脂成型品で形成しカラー40より軟質に設けてもよい。係止棒19cがカラー40の凹部42から外れた状態でステップ15が乗口と降口との間を移動すると、下方に垂れ下がる突出部44が主枠11内に設けられた各種機器に接触することがあるが、突出部44をカラー40より軟質に設けることで、突出部44と接触した機器の損傷を抑えることができる。
また、主枠11を構成する横梁など主枠11内にセンサを設け、当該センサによって乗口と降口との間を移動するステップ15について突出部44を検出してもよい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…乗客コンベア、11…主枠、12…スプロケット、13…ローラ、14…駆動装置、15…ステップ、16…欄干、17…手摺ベルト、18…ローラ軸、19…フレーム、19c…係止棒、30…ステップチェーン、40…カラー、42…凹部、44…突出部

Claims (5)

  1. 主枠内を欄干と平行に循環移動する複数のステップと、
    前記ステップの左右両側部に設けられた左右一対のステップチェーンと、
    左右の前記ステップチェーンを連結するローラ軸と、
    前記ステップに設けられ前記ローラ軸に向けて付勢された係止棒と、
    前記ローラ軸の外周部に設けられた筒状のカラーとを備え、
    前記カラーは、前記係止棒が挿入される凹部と、周方向の一部分が径方向外方へ突出する突出部とを備え
    前記凹部に前記係止棒が挿入された状態で前記突出部が下方以外の方向へ突出し、前記凹部に前記係止棒が挿入されていない状態で前記突出部が下方へ垂れ下がることを特徴とする乗客コンベア。
  2. 前記凹部に前記係止棒が挿入された状態で前記突出部が、ローラ軸方向視において前記ステップの側面に重なる位置へ突出することを特徴とする請求項に記載の乗客コンベア。
  3. 前記突出部が、前記カラーに一体に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の乗客コンベア。
  4. 前記突出部が、前記カラーより軟質であることを特徴とする請求項1又は2に記載の乗客コンベア。
  5. 前記突出部を検出するセンサを備えることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の乗客コンベア。
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