JP5699784B2 - 印刷装置 - Google Patents
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本明細書では、用紙などのシートの散乱を抑制しつつ、ストッパの位置が基準範囲外である場合も画像を印刷して欲しいユーザの利便性を向上できる技術を開示する。
前記排出口から前記ストッパまでの前記排出方向の距離が前記シートの前記排出方向の長さに対して設定されている閾値未満であるか否かを判定し、前記閾値未満である場合は前記シートの排出を禁止してもよい。
本発明の実施形態1を図1ないし図4によって説明する。
(1)印刷装置の概略構成
図1は、実施形態1に係る印刷装置としてのプリンタ1の概略構成を示す側断面図である。プリンタ1は、本体ケーシング10、印刷用紙収容部20、搬送部30、画像形成部40を備えている。本体ケーシング10は筐体の一例である。
ここで、搬送部30は印刷用紙21を常にその長手方向に搬送するものとする。このため、印刷用紙21のサイズが決まると印刷用紙21の排出方向の長さはそのサイズの印刷用紙21の長手方向の長さとして一意に決まる。なお、印刷用紙21は常に短手方向に搬送されてもよい。
搬送部30、画像形成部40、及び、後述する制御部50は、実施形態1に係る印刷部を構成している。
排出トレイ11は本体ケーシング10の上壁の一部を構成しており、搬送部30によって本体ケーシング10から排出された印刷用紙21が積載される。排出トレイ11は積載部の一例である。
図2は、プリンタ1の電気的構成を示すブロック図である。プリンタ1は、制御部50、記憶部51、操作部52、搬送部30、画像形成部40、通信インタフェース(通信I/F)53、ストッパ位置センサ54、用紙センサ55、及び、ジャムセンサ56を備えている。
操作部52は、液晶ディスプレイなどの表示装置や複数のボタンを備えている。ユーザは操作部52を操作することによってプリンタ1に対する各種の設定を行うことができる。
印刷ジョブとは、ページ毎の画像データ、当該印刷ジョブを送信したユーザのユーザ情報、印刷条件などからなるデータである。
印刷条件には、少なくとも当該印刷ジョブに含まれている画像データが表す画像が印刷される印刷用紙21のサイズが設定されている。印刷用紙21のサイズとは、例えばJIS規格でいうとA4判、B5板、Letterサイズなどである。
図3は、実施形態1に係るストッパ12の位置の基準範囲を説明するための模式図である。ストッパ12は、印刷用紙21のサイズ毎に、言い換えると印刷用紙21の排出方向の長さ毎に、排出方向の位置の基準範囲が予め設定されている。
実施形態1では、各サイズの印刷用紙21について、印刷用紙21の排出口13からの距離であって排出トレイ11の上面に沿った印刷用紙21の排出方向の距離が「印刷用紙の排出方向の長さ」である位置から、印刷用紙21の排出口13からの距離であって排出トレイ11の上面に沿った印刷用紙21の排出方向の距離が「印刷用紙の排出方向の長さ+2cm」である位置までの範囲が、その印刷用紙21の長さに対するストッパ12の位置の基準範囲として設定されている。図3では基準範囲の例として、第1の長さ、第2の長さ、及び、第3の長さに対して設定されている基準範囲を示している。
以降の説明では「印刷用紙の排出方向の長さ」のことを単に「印刷用紙の長さ」という。
ストッパ12の位置が基準範囲内である場合は、印刷用紙21の排出方向の先端がストッパ12に当接する、あるいは当接し易いので、印刷用紙21を速い搬送速度で搬送しても印刷用紙21の排出方向の先端の位置や傾きが揃い易く、排出トレイ11上で印刷用紙21が散乱し難い。
このため、CPU50Aは、ストッパ12の位置が基準範囲内である場合は、印刷時間を短縮するために、印刷条件に応じた印刷が可能な範囲で極力速い搬送速度で印刷用紙21を搬送する印刷制御で印刷を行う。
前述したようにストッパ12は印刷ジョブを送信する前にユーザが手動で移動させるものであるが、ユーザがストッパ12の移動を忘れてしまい、ストッパ12の位置が基準範囲外にある場合もある。
例えば、ストッパ12の位置が基準範囲外にある場合であって基準範囲よりも排出口13から遠い位置にある場合、印刷用紙21を速い搬送速度で搬送すると、ある印刷用紙21は本来停止すべき位置を通り越してストッパ12の近傍まで達し、更にある印刷用紙21はストッパ12に跳ね返されて排出口13側に戻るなど、排出トレイ11上で印刷用紙21の挙動が安定しなくなる。印刷用紙21の挙動が安定しないと、印刷用紙21の先端の位置や傾きが揃わず、排出トレイ11上で印刷用紙21が散乱してしまう。印刷用紙21が散乱してしまうと、ユーザが手作業で印刷用紙21を揃えなければならず、ユーザにとって負担である。
具体的には、実施形態1に係るCPU50Aは、ストッパ12の位置が基準範囲外である場合は、基準範囲内である場合の印刷制御に比べ、印刷用紙21を搬送する速度が遅い低速印刷制御に切り替える。「印刷用紙21を搬送する速度」は「シートを排出する速度」の一例である。
S101では、CPU50Aは、受信した印刷ジョブから印刷用紙21のサイズを取得して印刷用紙21の長さを特定する。
S102では、CPU50Aは、ストッパ12の位置がS101で特定した長さに対して設定されている基準範囲内であるか否かを判定し、基準範囲内である場合はS103に進み、基準範囲外である場合はS104に進む。
また、遅い搬送速度の決定方法としては、ストッパ12が「印刷用紙の長さ+2cm」以上の位置にあっても印刷用紙21が散乱し難いと判断される速度を予め実験などによって求めておき、その予め求めた速度を上述した遅い搬送速度として決定してもよい。
差=「排出口からストッパまでの距離」−「印刷用紙の長さ」・・・式1
具体的には例えば、排出口13からストッパ12までの距離が印刷用紙21の長さの3/4から印刷用紙の長さまでである場合は通常の搬送速度より遅くし、印刷用紙21の長さの1/2から3/4までである場合は更に遅くするようにしてもよい。
具体的には例えば、排出口13からストッパ12までの距離が印刷用紙21の長さの1/2以下である場合は、印刷を禁止するようにしてもよい。
S106では、CPU50Aは印刷ジョブに含まれる画像データが表す画像全てを、S103又はS105で切り替えた印刷制御によって印刷用紙21に印刷する。
以上説明した実施形態1に係るプリンタ1によると、ストッパ12の位置が印刷用紙21の長さに対して設定されている基準範囲外である場合も画像を印刷するので、ストッパ12の位置が基準範囲外である場合も画像を印刷して欲しいユーザの利便性が向上する。
また、プリンタ1によると、ストッパ12の位置が基準範囲外である場合は、基準範囲内である場合の印刷制御に比べ、排出トレイ11に積載された複数のシートの散乱が抑制される印刷制御に切り替えるので、積載された印刷用紙21の散乱を抑制できる。
よってプリンタ1によると、印刷用紙21の散乱を抑制しつつ、ストッパ12の位置が基準範囲外である場合も画像を印刷して欲しいユーザの利便性を向上できる。
次に、本発明の実施形態2を図5によって説明する。
実施形態2は実施形態1の変形例である。実施形態1では印刷ジョブから印刷用紙21のサイズを取得して印刷用紙21の長さを特定する場合を例に説明したが、実施形態2では搬送経路Tの最も上流にあるジャムセンサ56Aを用いて印刷用紙21の長さを測定する。
S201では、CPU50Aは搬送部30を制御して印刷用紙21の搬送を開始する。このとき印刷用紙21を搬送する搬送速度は通常の搬送速度であるとする。
具体的には、CPU50Aは、搬送経路Tの最も上流にあるジャムセンサ56Aから検出信号が連続して出力された時間と通常の搬送速度とを乗算することによって印刷用紙21の長さを測定する。
S104において、CPU50Aは、少なくとも排出トレイ11上に排出するためのローラ35を回転駆動するためのステッピングモータの回転数を遅くさせればよい。また、それ以外の各種ローラ31〜34のうち、最も上流にあるジャムセンサ56Aより下流のローラ33〜34の回転数、及び、画像形成部40の印刷速度自体を遅くするような印刷制御を行ってもよい。
S204では、CPU50Aは印刷ジョブに含まれる1ページ分の画像データが表す画像を、S103又はS105で切り替えた印刷制御によって印刷用紙21に印刷する。
例えば、設定されているサイズとは異なるサイズの印刷用紙21が印刷用紙収容部20に収容されており、印刷ジョブに設定されているサイズとは異なるサイズの印刷用紙21が搬送されてしまうことも起こり得る。実施形態2に係るプリンタ1によると、ストッパ12の位置が基準範囲内であるか否かを、搬送が開始された印刷用紙21の長さを実際に測定して判定するので、印刷ジョブに設定されているサイズに基づいて判定する場合に比べ、ストッパ12の位置が基準範囲内であるか否かをより正確に判定できる。
次に、本発明の実施形態3を図6によって説明する。
実施形態3は実施形態2の変形例である。実施形態2では搬送経路Tの最も上流にあるジャムセンサ56Aを用いて印刷用紙21の長さを測定したが、実施形態3では搬送経路Tの最も下流にあるジャムセンサ56Cを用いて印刷用紙21の長さを測定する。
S301では、CPU50Aは、印刷制御を、通常の搬送速度で印刷用紙21を搬送して印刷する通常印刷制御に切り替える。
S302では、CPU50Aは印刷ジョブに含まれる1ページ分の画像データが表す画像を、S301、S103、又は、S105によって切り替えられた印刷制御によって印刷用紙21に印刷する。
S304では、CPU50Aは、S302で印刷した際に搬送経路Tの最も下流にあるジャムセンサ56Cから検出信号が連続して出力された時間と、そのとき切り替えられている印刷制御に応じた搬送速度とを乗算することによって印刷用紙21の長さを測定する。
そして、CPU50Aは、S103又はS105の処理の後は、S302に戻り、1ページ分の次の画像データが表す画像を、S103又はS105で切り替えた印刷制御によって印刷用紙21に印刷する。
次に、本発明の実施形態4を図7によって説明する。
実施形態4では、CPU50Aは、ストッパ12の位置が基準範囲外であると判定した場合は、基準範囲外であると判定してからの印刷枚数Yが、予め設定されている制限枚数Xに達するまで印刷用紙21に画像を印刷し、印刷枚数Yが制限枚数Xに達すると、排出トレイ11から印刷用紙21が取り除かれるまで画像の印刷を中断する印刷制御に切り替える。
S401では、CPU50Aは印刷ジョブに含まれる1ページ分の画像データが表す画像を通常印刷制御によって印刷用紙21に印刷する。
S402では、CPU50Aは次の画像データがあるか否かを判定し、ない場合は処理を終了し、ある場合はS401に戻って処理を繰り返す。
具体的には例えば、散乱している印刷用紙21をユーザが手で揃えてもユーザが負担と感じ難い枚数を予め実験などによって求めておき、その予め求めた枚数を制限枚数Xとして決定してもよい。
また、制限枚数Xは、印刷用紙21のサイズ、及び、印刷用紙21の種類の少なくとも一方に基づいて決定されてもよい。例えば、印刷用紙21のサイズが小さいほど制限枚数Xを小さくしてもよい。また、例えば、坪量が小さいほど制限枚数Xを小さくしてもよい。また、例えば、排出口13からストッパ12までの距離と印刷用紙21の長さとの差が大きいほど制限枚数Xを小さくしてもよい。
S405では、CPU50Aは印刷ジョブに含まれる1ページ分の画像データが表す画像を通常印刷制御によって印刷用紙21に印刷する。
S406では、CPU50Aは印刷枚数Yに1を加算する。
S407では、CPU50Aは印刷枚数Yが制限枚数Xに達したか否かを判定し、制限枚数Xに達している場合はS408に進み、達していない場合はS410に進む。
メッセージを操作部52の表示装置に表示することは、メッセージを報知する一例である。なお、印刷ジョブをプリンタ1に送信した端末装置のディスプレイにメッセージを表示することによって報知してもよい。
CPU50Aは、印刷用紙21が取り除かれたか否かを、用紙センサ55の検出信号によって判断することができる。CPU50Aは印刷用紙21が取り除かれるとS409に進む。
S410では、CPU50Aは次の画像データがあるか否かを判定し、ない場合は処理を終了し、ある場合はS405に戻って処理を繰り返す。
また、実施形態4に係るプリンタ1によると、印刷枚数Yが制限枚数Xに達すると、排出トレイ11から印刷用紙21が取り除かれるまで画像の印刷を中断する。排出トレイ11に排出された印刷用紙21が多いと、印刷用紙21の散乱の程度も大きくなるので、制限枚数Xに達すると印刷を中断すると、シートの散乱を抑制できる。
よって実施形態4に係るプリンタ1によると、印刷用紙21の散乱を抑制しつつ、ストッパ12の位置が基準範囲外である場合も画像を印刷して欲しいユーザの利便性を向上できる。
次に、本発明の実施形態5を図8によって説明する。
実施形態5は実施形態4の変形例である。実施形態4では印刷ジョブから印刷用紙21のサイズを取得して印刷用紙21の長さを特定する場合を例に説明したが、実施形態5では搬送経路Tの最も下流にあるジャムセンサ56Cの検出信号に基づいて印刷用紙21の長さを測定する。
S501では、CPU50Aは、制限枚数Xを決定する。
S502では、CPU50Aは印刷枚数をカウントする変数である印刷枚数Yを0(零)にリセットする。
S503では、CPU50Aは印刷ジョブに含まれる1ページ分の画像データが表す画像を通常印刷制御によって印刷用紙21に印刷する。
S505では、CPU50Aは、ストッパ12の位置がS504で測定した長さに対して設定されている基準範囲内であるか否かを判定し、基準範囲内である場合はS507に進み、基準範囲外である場合はS406に進む。
S507では、CPU50Aは次の画像データがあるか否かを判定し、ない場合は処理を終了し、ある場合はS503に戻って処理を繰り返す。
次に、本発明の実施形態6を図9によって説明する。
実施形態6は、実施形態1の変形例である。実施形態6では、CPU50Aは、先ず、ストッパ12の位置が、受信した印刷ジョブに設定されているサイズに対応する長さに対して設定されている基準範囲内であるか否かを判定する。
S601では、CPU50Aは、他の長さの印刷用紙21について、ストッパ12の位置が、その長さに対して設定されている基準範囲により近いか否かを判定する。
具体的には例えば、CPU50Aは、他の長さに対して設定されている基準範囲とストッパ12との距離が、受信した印刷ジョブに設定されているサイズに対応する長さに対して設定されている基準範囲とストッパ12との距離より短ければ、ストッパ12の位置が、他の長さに対して設定されている基準範囲により近いと判定する。
CPU50Aは、ストッパ12の位置が他の長さに対して設定されている基準範囲により近い場合はS602に進み、そうでない場合はS104に進む。
次に、本発明の実施形態7を図10によって説明する。
実施形態7は、実施形態1の変形例である。実施形態7では、CPU50Aは、ストッパ12の位置が、受信した印刷ジョブに設定されているサイズに対応する長さに対して設定されている基準範囲外である場合は、当該印刷ジョブより後に他の印刷ジョブが既に受信されているか否かを判定し、他の印刷ジョブが既に受信されている場合は、当該他の印刷ジョブについて、ストッパ12の位置が当該他の印刷ジョブに設定されているサイズに対応する長さに対して設定されている基準範囲内であるか否かを判定する。
そして、CPU50Aは、ストッパ12の位置が他の印刷ジョブに設定されているサイズに対応する長さに対して設定されている基準範囲内である場合は、当該他の印刷ジョブを先に実行する。
S701では、CPU50Aは印刷ジョブに含まれる画像データが表す画像を通常印刷制御によって印刷用紙21に印刷する。
S703では、CPU50Aは次の印刷ジョブがあるか否かを判定し、ない場合はS704に進み、ある場合はS101に戻って次の印刷ジョブに対して処理を繰り返す。
S706では、CPU50Aは、上述した通常の搬送速度より遅い搬送速度を決定する。
S707では、CPU50Aは、印刷制御を、印刷用紙21をS706で決定した遅い搬送速度で搬送して印刷する低速印刷制御に切り替える。
S708では、CPU50AはS705で取得した保留ジョブに含まれる画像データが表す画像を低速印刷制御によって印刷用紙21に印刷する。印刷後、CPU50AはS704に戻る。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
具体的には例えば、排出トレイ11を複数設けるとともに、各排出トレイ11に対応してストッパ12を設け、印刷枚数Yが制限枚数Xに達すると、現在印刷用紙21が排出されている排出トレイ11への排出を中断し、その排出トレイ11とは別の排出トレイ11であって、ストッパ12が基準範囲内にある排出トレイ11に印刷用紙21を排出するようにしてもよい。
Claims (5)
- シートに画像を印刷し、前記画像が印刷された前記シートを排出する印刷部と、
前記印刷部から排出された前記シートが積載される積載部と、
前記積載部へ排出される前記シートの排出方向に移動自在に設けられ、前記シートの前記排出方向への移動を規制するストッパと、
前記ストッパの位置が、前記シートの前記排出方向の長さに対して設定されている基準範囲内であるか否かを判定する判定部と、
を備え、
前記印刷部は、前記判定部によって前記ストッパの位置が前記基準範囲外であると判定された場合は、前記基準範囲外であると判定されてからの印刷枚数が制限枚数に達するまで前記シートに画像を印刷し、前記制限枚数に達すると、前記ストッパに対応する前記積載部への前記シートの排出を中断する印刷制御に切り替える、印刷装置。 - 請求項1に記載の印刷装置であって、
前記印刷部は、前記判定部によって前記ストッパの位置が前記基準範囲外であると判定されると、前記制限枚数を、前記シートの前記排出方向の長さ、及び、前記シートの種類の少なくとも一方に基づいて決定する、印刷装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の印刷装置であって、
前記印刷部は、前記制限枚数に達すると、前記積載部に積載されている前記シートを取り除くようユーザに指示するメッセージを報知する、印刷装置。 - シートに画像を印刷し、前記画像が印刷された前記シートを排出する印刷部と、
前記印刷部から排出された前記シートが積載される積載部と、
前記積載部へ排出される前記シートの排出方向に移動自在に設けられ、前記シートの前記排出方向への移動を規制するストッパと、
前記ストッパの位置が、前記シートの前記排出方向の長さに対して設定されている基準範囲内であるか否かを判定する判定部と、
前記シートに印刷される画像であって、当該画像が印刷される前記シートの前記排出方向の長さが設定されている画像を入力する入力部と、を備え、
前記判定部は、前記ストッパの位置が、前記入力部によって入力された前記画像に設定されている前記長さに対して設定されている前記基準範囲内であるか否かを判定し、前記基準範囲外であると判定した場合に、当該画像より後に前記入力部によって他の画像が既に入力されている場合は、当該他の画像について、前記ストッパの位置が当該他の画像に設定されている前記長さに対して設定されている前記基準範囲内であるか否かを判定し、
前記印刷部は、前記判定部によって前記ストッパの位置が前記他の画像に設定されている前記長さに対して設定されている前記基準範囲内であると判定された場合は、前記他の画像を先に印刷する印刷制御に切り替える、印刷装置。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の印刷装置であって、
前記印刷部によって搬送されている前記シートの前記排出方向の長さを測定する測定部を備え、
前記判定部は、前記ストッパの位置が、前記測定部によって測定された長さに対して設定されている前記基準範囲内であるか否かを判定する、印刷装置。
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