JP2022180018A - 画像読取装置の制御方法、画像読取装置、画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の文書の画像が読み取られる途中でジャムが検出されたときに短時間で画像の読み直しを可能にすること。【解決手段】プロセッサー81は、読取処理が実行されるときに、前記読取処理を完了した文書の枚数である直近完了枚数をカウントする(S204)。さらに前記プロセッサー81は、前記直近完了枚数が区分枚数に達するごとに、画像読取装置1xに次の前記文書についての前記読取処理の開始を待機させ、さらに前記直近完了枚数を0にリセットし、さらに排出トレイ上の前記文書を除去することを案内する除去案内情報を出力する区分リセット処理を実行する(S207)。前記プロセッサー81は、読み直しイベントを検知したときに、前記直近完了枚数の前記文書の空送り処理を前記画像読取装置1xに実行させ、続いて前記読取処理を前記画像読取装置1xに実行させる(S211,S201,S202)。【選択図】図5
Description
本発明は、複数の文書の画像が読み取られる途中でエラーが検出されたときに短時間で画像の読み直しが可能な画像読取装置の制御方法、画像読取装置、画像処理装置に関する。
コピー機などの画像処理装置は、画像読取装置および画像形成装置を備える。前記画像読取装置が文書搬送装置を備える場合、前記画像処理装置は、連続コピー処理を実行可能である。
前記画像読取装置は、前記連続コピー処理において、複数の文書の画像を連続して読み取る連続読取処理を実行する。また、前記画像形成装置は、前記連続コピー処理において、前記連続読取処理により得られる複数ページ分の画像を複数のシートに形成する。
前記画像読取装置は、前記連続読取処理において、前記文書を文書搬送路に沿って搬送しつつ前記文書の画像を読み取り、さらに前記文書を前記文書搬送路から排出トレイ上へ排出する読取処理を、供給トレイ上の複数枚の前記文書について連続して実行する。
前記連続コピー処理の途中で前記文書のジャムが検出された場合に、全ての前記文書が前記文書搬送装置にセットされた上で前記連続コピー処理が再実行される。
また、前記連続コピー処理が再実行される場合に、前記画像読取装置が、前記ジャムが検出される前にコピー処理が完了した枚数分の前記文書の空送り処理を実行することが知られている(例えば、特許文献1参照)。この場合、前記画像読取装置は、前記空送り処理に続いて残りの前記文書について前記連続コピー処理を実行する。
前記空送り処理が実行されることにより、既にコピー処理が完了した前記文書についての無駄なコピー処理が実行されてしまうことが回避される。
ところで、前記連続読取処理の対象となる前記文書の枚数が多い場合、前記空送り処理の対象となる前記文書の枚数も多くなることがある。この場合、前記空送り処理に長い時間を要し、ひいては前記複数の文書についての画像の読み直しに長い時間を要する。
本発明の目的は、複数の文書の画像が読み取られる途中でジャムが検出されたときに短時間で画像の読み直しが可能な画像読取装置の制御方法、画像読取装置および画像処理装置を提供することにある。
本発明の一の局面に係る画像読取装置の制御方法は、読取処理を供給トレイ上の複数枚の前記文書について連続して実行可能な画像読取装置を制御する方法である。前記画像読取処理は、文書を文書搬送路に沿って標準速度で搬送しつつ前記文書の画像を読み取り、さらに前記文書を前記文書搬送路から排出トレイ上へ排出する処理である。前記制御方法は、プロセッサーが、前記読取処理が実行されるときに、前記読取処理を完了した前記文書の枚数である直近完了枚数をカウントする完了カウント処理を実行することを含む。さらに前記制御方法は、前記プロセッサーが、前記直近完了枚数が予め設定される区分枚数に達するごとに、前記画像読取装置に次の前記文書についての前記読取処理の開始を待機させ、さらに前記直近完了枚数を0にリセットし、さらに前記排出トレイ上の前記文書を除去することを案内する除去案内情報を情報出力装置を通じて出力する区分リセット処理を実行することを含む。さらに前記制御方法は、前記プロセッサーが、前記区分リセット処理が実行されるごとに、予め定められた再開イベントを検知したときに、前記供給トレイ上の残りの前記文書についての前記読取処理を前記画像読取装置に実行させることを含む。さらに前記制御方法は、前記プロセッサーが、前記読取処理が実行されているときに前記文書搬送路内で前記文書が滞留するエラーである文書ジャムが検出されたときに、前記画像読取装置に前記読取処理を中止させ、前記排出トレイ上および前記文書搬送路内の前記文書を前記供給トレイ上の前記文書の上に載置することを案内する情報を前記情報出力装置を通じて出力する文書移動案内処理を実行することを含む。さらに前記制御方法は、前記プロセッサーが、前記文書移動案内処理が実行された後に予め定められた読み直しイベントを検知したときに、前記供給トレイ上の前記直近完了枚数の前記文書を画像の読み取りを行わずに前記標準速度よりも速い速度で搬送した上で前記排出トレイ上へ排出する空送り処理を前記画像読取装置に実行させ、続いて前記供給トレイ上の残りの前記文書についての前記読取処理を前記画像読取装置に実行させる読み直し制御を実行することを含む。
本発明の他の局面に係る画像読取装置は、前記画像読取装置の制御方法を実現するプロセッサーを備える。
本発明の他の局面に係る画像処理装置は、前記画像読取装置と、前記画像読取装置により複数の文書から読み取られる画像をシートに形成する画像形成装置と、を備える。
本発明によれば、複数の文書の画像が読み取られる途中でジャムが検出されたときに短時間で画像の読み直しが可能な画像読取装置の制御方法、画像読取装置および画像処理装置を提供することが可能になる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[第1実施形態:画像処理装置10の構成]
図1に示されるように、第1実施形態に係る画像処理装置10は、画像読取装置1xおよび画像形成装置1yを備える。さらに画像処理装置10は、画像読取装置1xおよび画像形成装置1yそれぞれの一部を成す制御装置8、操作装置801および表示装置802を備える。
図1に示されるように、第1実施形態に係る画像処理装置10は、画像読取装置1xおよび画像形成装置1yを備える。さらに画像処理装置10は、画像読取装置1xおよび画像形成装置1yそれぞれの一部を成す制御装置8、操作装置801および表示装置802を備える。
[画像読取装置1xの構成]
図2に示されるように、画像読取装置1xは、基体部5aおよび基体部5aの上面を覆うカバー部5bを備える。基体部5aは、各種の機器を収容する筐体である。カバー部5bは、基体部5aの上面を覆う位置と基体部5aの上面を開放する位置との間で変位可能に基体部5aによって支持されている。
図2に示されるように、画像読取装置1xは、基体部5aおよび基体部5aの上面を覆うカバー部5bを備える。基体部5aは、各種の機器を収容する筐体である。カバー部5bは、基体部5aの上面を覆う位置と基体部5aの上面を開放する位置との間で変位可能に基体部5aによって支持されている。
さらに、画像読取装置1xは、基体部5aの上面に配置されたコンタクトガラス63およびプラテンガラス64を備える。
さらに、画像読取装置1xは、文書搬送装置50、画像読取部6および移動機構65などを備える。文書搬送装置50は、カバー部5bに組み込まれている。
文書搬送装置50は、供給トレイ51、文書搬送路500、搬送機構52、排出トレイ53および供給文書検出部54などを備える。文書搬送路500は、コンタクトガラス63の表面を経由する文書91の通路である。
搬送機構52は、供給トレイ51上に載置された複数枚の文書91を1枚ずつ文書搬送路500へ送り出し、さらにその文書91を文書搬送路500に沿って搬送し、さらにその文書91を排出トレイ53上へ排出する。
画像読取部6は、搬送機構52によって搬送される文書91の画像を読み取り、読み取った画像のデータを出力する。
以下の説明において、搬送機構52が文書91を文書搬送路500に沿って搬送しつつ、画像読取部6が搬送される文書91の画像を読み取り、さらに搬送機構52が文書91を文書搬送路500から排出トレイ53上へ排出する処理のことを読取処理と称する。
画像読取装置1xは、前記読取処理を供給トレイ51上の複数枚の文書91について連続して実行する連続読取処理を実行可能である。搬送機構52は、前記読取処理において、文書91を予め定められた標準速度で搬送する。
本実施形態において、画像読取部6は、第1画像読取部61、第2画像読取部62およびAFE(Analog Front End)60を含む。
第1画像読取部61は、文書搬送路500に沿って搬送される文書91の第1読取面の画像を読み取る。第2画像読取部62は、文書搬送路500に沿って搬送される文書91の第2読取面の画像を読み取る。
即ち、画像読取装置1xは、複数枚の文書91それぞれの両面の画像を読み取る両面読取処理を実行可能である。
本実施形態において、第1画像読取部61および第2画像読取部62の各々は、発光部6a、導光部材6bおよびイメージセンサー6cを備える。
発光部6aは、文書91に光を照射する。導光部材6bは、文書91に反射した光をイメージセンサー6cへ導くミラーまたはレンズである。イメージセンサー6cは、文書91に反射した光の強度を検出し、検出信号を読取画像の信号として出力するラインセンサーである。
AFE60は、前記読取画像の信号をデジタルの画像データへ変換し、その画像データを出力する。前記デジタルの画像データが、前記読取画像のデータである。
図2に示される例において、第1画像読取部61のイメージセンサー6cは、CCD(Charge Coupled Device)タイプのセンサーである。第1画像読取部61における発光部6aと導光部材6bの一部とは、キャリッジ61xによって支持されている。
移動機構65は、キャリッジ61xをコンタクトガラス63に対向する基準位置からプラテンガラス64に対向する位置に亘る範囲で移動させる。
文書91が文書搬送装置50によって搬送される場合に、移動機構65は、キャリッジ61xを前記基準位置に保持する。キャリッジ61xが前記基準位置に保持されているときに、第1画像読取部61は、文書91の第1読取面の画像を読み取る。
画像読取装置1xは、プラテンガラス64上に載置された文書91の画像を読み取ることも可能である。文書91がプラテンガラス64上に載置される場合に、移動機構65は、キャリッジ61xをプラテンガラス64の下面に沿って移動させる。これにより、第1画像読取部61は、プラテンガラス64上の文書91の下面の画像を読み取る。
画像読取装置1xは、供給文書検出部54および搬送文書検出部55,56をさらに備える。本実施形態において、搬送文書検出部55,56は、第1搬送文書検出部55および第2搬送文書検出部56を含む。
供給文書検出部54は、供給トレイ51上に載置された文書91を検出する。例えば、供給文書検出部54は、不図示の第1変位部材および第1検出センサーを備える。
前記第1変位部材は、供給トレイ51上の文書91の荷重を受けて初期位置である上位置からそれより下方の下位置へ変位する。前記第1検出センサーは、前記下位置へ変位した前記第1変位部材を検出する。
搬送文書検出部55,56は、文書搬送路500における予め定められた位置で文書91を検出する。第1搬送文書検出部55は、供給トレイ51から文書搬送路500へ送り出されている途中の文書91を検出する。第2搬送文書検出部56は、文書搬送路500の排出口へ送り出される文書91を検出する。
例えば、第1搬送文書検出部55および第2搬送文書検出部56は、それぞれ第2変位部材および第2検出センサーを備える。
前記第2変位部材は、文書搬送路500に沿って搬送される文書91と接触することにより初期位置である基準位置から退避位置へ変位する。前記第2検出センサーは、前記退避位置へ変位した前記第2変位部材を検出する。
[画像形成装置1yの構成]
画像形成装置1yは、シート収容部2、シート搬送装置3、プリント装置4およびシート排出トレイ101を備える。シート搬送装置3およびプリント装置4は、本体筐体100内に配置されている。
画像形成装置1yは、シート収容部2、シート搬送装置3、プリント装置4およびシート排出トレイ101を備える。シート搬送装置3およびプリント装置4は、本体筐体100内に配置されている。
シート搬送装置3は、シート供給機構31、シート搬送路30、複数組の搬送ローラー対32および経路切替機構33を備える。シート搬送路30は、プリント装置4に対応するプリント位置を経由するシート92の通路である。シート収容部2は、上下に変位可能なリフト板21を備える。
不図示の昇降機構が、リフト板21を上下に変位させることにより、リフト板21上の最上位のシート92を一定の高さに保持する。リフト板21は、複数枚のシート92を積載可能なシート裁置部の一例である。
シート供給機構31は、リフト板21上からシート92を1枚ずつシート搬送路30へ送り出す。複数組の搬送ローラー対32は、不図示の駆動機構によって回転駆動される。
複数組の搬送ローラー対32は、回転駆動されることにより、シート供給機構31によってシート搬送路30へ送り出されたシート92を、シート搬送路30に沿って搬送する。
複数組の搬送ローラー対32は、シート搬送路30の排出口の近傍に配置された排出ローラー対32aを含む。排出ローラー対32aは、順回転方向へ回転することにより、画像が形成されたシート92をシート排出トレイ101上へ排出する。シート排出トレイ101は、シート排出部の一例である。
プリント装置4は、シート搬送装置3によって搬送されるシート92に画像を形成する。以下の説明において、シート搬送装置3がシート92をシート搬送路30に沿って搬送しつつ、プリント装置4が搬送されるシート92に画像を形成し、さらにシート搬送装置3が画像形成後のシート92をシート搬送路30からシート排出トレイ101上へ排出する処理のことをプリント処理と称する。
画像形成装置1yは、前記プリント処理をリフト板21上の複数枚のシート92について連続して実行する連続プリント処理を実行可能である。
本実施形態において、プリント装置4は、インクジェット方式でシート92に画像を形成する。なお、プリント装置4が、例えば電子写真方式などの他の方式でシート92に画像を形成する装置であってもよい。
シート搬送路30は、主搬送路30aおよび反転搬送路30bを含む。主搬送路30aは、シート供給機構31および第2シート供給機構31bのそれぞれに連通する搬入口から前記プリント位置を経由して排出口に至る通路である。
反転搬送路30bは、主搬送路30aにおける前記プリント位置と排出ローラー対32aの位置との間の分岐部から主搬送路30aにおける前記プリント位置に対しシート搬送方向の上流側の合流部に至る通路である。
排出ローラー対32aは、前記順回転方向の反対の逆回転方向へ回転することにより、前記プリント位置を通過したシート92を反転搬送する。経路切替機構33は、排出ローラー対32aにより反転搬送されるシート92を反転搬送路30bへ案内する。
画像形成装置1yは、排出ローラー対32aの回転方向の制御、および、経路切替機構33の制御が行われることにより、前記プリント処理として片面プリント処理または両面プリント処理を実行する。
[操作装置801および表示装置802]
操作装置801は、人の操作を受け付ける装置であり、例えば、操作ボタンおよびタッチパネルを含む。表示装置802は、情報を表示する装置であり、例えば、液晶表示ユニットなどのパネル表示装置を含む。
操作装置801は、人の操作を受け付ける装置であり、例えば、操作ボタンおよびタッチパネルを含む。表示装置802は、情報を表示する装置であり、例えば、液晶表示ユニットなどのパネル表示装置を含む。
[制御装置8]
制御装置8は、各種のデータ処理および画像処理装置10の制御を実行する。
制御装置8は、各種のデータ処理および画像処理装置10の制御を実行する。
図3に示されるように、制御装置8は、CPU(Central Processing Unit)81と、RAM(Random Access Memory)82、二次記憶装置83および信号インターフェイス84などの周辺機器とを備える。さらに、制御装置8は、他装置と通信可能な通信装置85も備える。
二次記憶装置83は、コンピューター読み取り可能な不揮発性の記憶装置である。二次記憶装置83は、前記コンピュータープログラムおよび各種のデータの記憶および更新が可能である。例えば、フラッシュメモリーまたはハードディスクドライブの一方または両方が、二次記憶装置83として採用される。
信号インターフェイス84は、各種のセンサーが出力する信号をデジタルデータへ変換し、変換後のデジタルデータをCPU81へ伝送する。さらに、信号インターフェイス84は、CPU81が出力する制御指令を制御信号へ変換し、前記制御信号を制御対象の機器へ伝送する。
通信装置85は、画像処理装置10にプリントジョブを送信するホスト装置などの他装置との通信を実行する。CPU81は、通信装置85を通じて前記他装置と通信する。
また、画像処理装置10が読取データ送信処理を実行する場合、前記読取処理によって得られる読取画像のデータが、通信装置85を通じて前記他装置へ送信される。
CPU81は、コンピュータープログラムを実行することにより、各種のデータ処理および制御を実行するプロセッサーである。RAM82は、コンピューター読み取り可能な揮発性の記憶装置である。RAM82は、CPU81が実行する前記コンピュータープログラムおよびCPU81が各種の処理を実行する過程で出力および参照するデータを一次記憶する。
CPU81は、前記コンピュータープログラムを実行することにより実現される複数の処理モジュールを含む。前記複数の処理モジュールは、主処理部8a、読取制御部8b、プリント制御部8cおよび画像処理部8dなどを含む。
主処理部8aは、操作装置801に対する操作に応じて各種の処理を開始させる制御、および、表示装置802の制御などを実行する。
読取制御部8bは、画像読取装置1xを制御することにより、画像読取装置1xに前記読取処理を実行させる。プリント制御部8cは、画像形成装置1yを制御することにより、画像形成装置1yに前記プリント処理を実行させる。
画像処理装置10がコピー処理を実行する場合、読取制御部8bが画像読取装置1xに前記読取処理を実行させ、それと並行してプリント制御部8cが画像形成装置1yに前記プリント処理を実行させる。前記コピー処理において、プリント制御部8cは、前記読取処理により得られる文書91の画像をシート92に形成する処理をプリント装置4に実行させる。
また、画像処理装置10が連続コピー処理を実行する場合、読取制御部8bが画像読取装置1xに前記連続読取処理を実行させ、それと並行してプリント制御部8cが画像形成装置1yに前記連続プリント処理を実行させる。前記連続コピー処理において、プリント制御部8cは、前記連続読取処理により得られる複数枚の文書91の画像を複数枚のシート92に形成する処理をプリント装置4に実行させる。
画像処理部8dは、前記プリント処理の対象となる画像データを生成する処理など、各種の画像データに関する処理を実行する。
即ち、画像形成装置1yは、画像読取装置1xにより複数の文書91から読み取られる画像をシート92に形成することが可能である。
前記連続コピー処理の途中で文書91のジャムまたはシート92のジャムなどのエラーが検出される場合がある。この場合、例えば、全ての文書91が供給トレイ51上に載置された上で前記連続コピー処理が再実行される。
また、前記連続コピー処理が再実行される場合に、画像読取装置1xが、前記エラーが検出される前にコピー処理が完了した枚数分の文書91の空送り処理を実行することが知られている。この場合、画像処理装置10は、前記空送り処理に続いて残りの文書91について前記連続コピー処理を実行することができる。
ところで、前記連続読取処理の対象となる文書91の枚数が多い場合、前記空送り処理の対象となる文書91の枚数も多くなることがある。この場合、前記空送り処理に長い時間を要し、ひいては複数枚の文書91についての画像の読み直しに長い時間を要する。
一方、読取制御部8bは、後述する画像読取制御を実行する。これにより、複数の文書91の画像が読み取られる途中で前記エラーが検出されたときに、短時間での画像の読み直しが可能となる。
[画像読取制御]
以下、図4に示されるフローチャートを参照しつつ、前記画像読取制御の手順の一例について説明する。前記画像読取制御は、画像読取装置1xの制御方法の一例である。CPU81は、画像読取装置1xの制御方法を実現するプロセッサーの一例である。
以下、図4に示されるフローチャートを参照しつつ、前記画像読取制御の手順の一例について説明する。前記画像読取制御は、画像読取装置1xの制御方法の一例である。CPU81は、画像読取装置1xの制御方法を実現するプロセッサーの一例である。
読取制御部8bは、主処理部8aによって予め定められた開始イベントが検知されたときに、前記画像読取制御を開始する。前記開始イベントは、前記読取データ送信処理または前記コピー処理の開始を表すイベントである。
例えば、前記開始イベントは、供給トレイ51上の文書91が供給文書検出部54によって検出されている状況下で操作装置801に対する開始操作が検知された、というイベントである。
以下の説明において、S101,S102,…は、前記画像読取制御における複数の工程の識別符号を表す。前記画像読取制御において、まず、工程S101の処理が実行される。
<工程S101>
工程S101において、読取制御部8bは、画像読取装置1xに前記読取処理を実行させ、処理を工程S102へ移行させる。これにより、供給トレイ51上の1枚目の文書91に対する前記読取処理が実行される。
工程S101において、読取制御部8bは、画像読取装置1xに前記読取処理を実行させ、処理を工程S102へ移行させる。これにより、供給トレイ51上の1枚目の文書91に対する前記読取処理が実行される。
<工程S102>
工程S102において、読取制御部8bは、工程S101で実行された前記読取処理が完了したか、または、文書ジャムが検出されたかを判定する。
工程S102において、読取制御部8bは、工程S101で実行された前記読取処理が完了したか、または、文書ジャムが検出されたかを判定する。
読取制御部8bは、前記文書ジャムが検出されない場合に、前記読取処理が完了したと判定する。前記文書ジャムは、文書搬送路500内で文書91が滞留するエラーである。
前記文書ジャムは、文書91の搬送が開始されてから予め定められた時間内に、第1搬送文書検出部55および第2搬送文書検出部56の検出結果がそれぞれON-OFF変化を示さないときに検出される。
前記ON-OFF変化は、前記検出結果が、文書91を検出しない状態から検出する状態へ変化し、さらに、文書91を検出しない状態へ変化することである。
読取制御部8bは、工程S101で実行された前記読取処理が完了したと判定した場合に処理を工程S103へ移行させ、前記文書ジャムが検出されたと判定した場合に処理を工程S105へ移行させる。
<工程S103>
工程S103において、読取制御部8bは、完了カウント処理を実行し、処理を工程S104へ移行させる。前記完了カウント処理は、前記読取処理を完了した文書91の枚数である直近完了枚数をカウントする処理である。
工程S103において、読取制御部8bは、完了カウント処理を実行し、処理を工程S104へ移行させる。前記完了カウント処理は、前記読取処理を完了した文書91の枚数である直近完了枚数をカウントする処理である。
即ち、読取制御部8bは、前記直近完了枚数を1つカウントアップする。なお、前記直近完了枚数の初期値は0である。前記直近完了枚数は、後述する空送り処理において文書91が空送りされる枚数を表す。
<工程S104>
工程S104において、読取制御部8bは、供給トレイ51上の全ての文書91についての前記読取処理が終了したか否かを判定する。
工程S104において、読取制御部8bは、供給トレイ51上の全ての文書91についての前記読取処理が終了したか否かを判定する。
例えば、読取制御部8bは、供給トレイ51上の文書91が供給文書検出部54によって検出されていない場合に、全ての文書91についての前記読取処理が終了したと判定する。
読取制御部8bは、供給トレイ51上の全ての文書91についての前記読取処理が終了したと判定した場合に前記画像読取制御を終了させ、そうでない場合に処理を工程S101へ移行させる。
<工程S105>
一方、工程S105において、読取制御部8bは、画像読取装置1xに前記読取処理を中止させ、処理を工程S106へ移行させる。
一方、工程S105において、読取制御部8bは、画像読取装置1xに前記読取処理を中止させ、処理を工程S106へ移行させる。
なお、工程S105~S108の処理は、前記読取処理が実行されているときに前記文書ジャムが検出された場合に実行される。
<工程S106>
工程S106において、読取制御部8bは、予め定められた案内処理を実行し、処理を工程S107へ移行させる。
工程S106において、読取制御部8bは、予め定められた案内処理を実行し、処理を工程S107へ移行させる。
前記案内処理は、排出トレイ53上の文書91および文書搬送路500内に滞留した文書91を供給トレイ51上の文書91の上に載置することを案内する情報を表示装置802を通じて出力する処理である。
ユーザーは、前記案内処理により出力される情報に従って、供給トレイ51上から一旦送り出された文書91を供給トレイ51上に戻す。
表示装置802は、情報出力装置の一例である。前記案内処理は、文書移動案内処理の一例である。
<工程S107>
工程S107において、読取制御部8bは、予め定められた読み直しイベントを検知するまで待機する。
工程S107において、読取制御部8bは、予め定められた読み直しイベントを検知するまで待機する。
例えば、前記読み直しイベントは、搬送文書検出部55,56が文書91を検出していない状況下で、操作装置801に対する開始操作が行われたというイベントである。
また、画像読取装置1xは、それぞれ不図示のカバーおよびカバー閉センサーを備える場合がある。前記カバーは、文書搬送路500内に滞留した文書91の除去のために開閉される。前記カバー閉センサーは、前記カバーが閉じられていることを検出する。
上記の場合、前記読み直しイベントは、前記カバー閉センサーの検出結果が予め定められた変化を示した後、搬送文書検出部55,56が文書91を検出していない状況下で、操作装置801に対する開始操作が行われたというイベントであってもよい。
読取制御部8bは、前記読み直しイベントが検知されたときに処理を工程S108へ移行させる。
<工程S108>
工程S108において、読取制御部8bは、後述する読み直し制御を実行する。その後、読取制御部8bは、前記画像読取制御を終了させる。
工程S108において、読取制御部8bは、後述する読み直し制御を実行する。その後、読取制御部8bは、前記画像読取制御を終了させる。
[読み直し制御]
次に、図5に示されるフローチャートを参照しつつ、前記読み直し制御の手順の一例について説明する。
次に、図5に示されるフローチャートを参照しつつ、前記読み直し制御の手順の一例について説明する。
前記読み直し制御は、供給トレイ51上から一旦送り出された文書91が供給トレイ51上に戻された状態で実行される。
以下の説明において、S201,S202,…は、前記読み直し制御における複数の工程の識別符号を表す。前記読み直し制御において、まず、工程S201の処理が実行される。
<工程S201>
工程S201において、読取制御部8bは、空送り処理を画像読取装置1xに実行させる。続いて、読取制御部8bは、工程S202の処理を実行する。
工程S201において、読取制御部8bは、空送り処理を画像読取装置1xに実行させる。続いて、読取制御部8bは、工程S202の処理を実行する。
前記空送り処理は、供給トレイ51上の前記直近完了枚数の文書91を、画像の読み取りを行わずに前記標準速度よりも速い速度で搬送した上で排出トレイ53上へ排出する処理である。
<工程S202>
工程S202において、読取制御部8bは、図4の工程S101と同様に、供給トレイ51上の残りの文書91についての前記読取処理を画像読取装置1xに実行させ、処理を工程S203へ移行させる。これにより、供給トレイ51上の残りの文書91のうちの1枚目の文書91に対する前記読取処理が実行される。
工程S202において、読取制御部8bは、図4の工程S101と同様に、供給トレイ51上の残りの文書91についての前記読取処理を画像読取装置1xに実行させ、処理を工程S203へ移行させる。これにより、供給トレイ51上の残りの文書91のうちの1枚目の文書91に対する前記読取処理が実行される。
<工程S203>
工程S203において、読取制御部8bは、図4の工程S102と同様に、工程S202で実行された前記読取処理が完了したか、または、前記文書ジャムが検出されたかを判定する。
工程S203において、読取制御部8bは、図4の工程S102と同様に、工程S202で実行された前記読取処理が完了したか、または、前記文書ジャムが検出されたかを判定する。
読取制御部8bは、工程S202で実行された前記読取処理が完了したと判定した場合に処理を工程S204へ移行させ、前記文書ジャムが検出されたと判定した場合に処理を工程S209~S211へ移行させる。
<工程S204>
工程S204において、読取制御部8bは、図4の工程S103と同様に、前記完了カウント処理を実行し、処理を工程S205へ移行させる。これにより、前記直近完了枚数がカウントアップされる。
工程S204において、読取制御部8bは、図4の工程S103と同様に、前記完了カウント処理を実行し、処理を工程S205へ移行させる。これにより、前記直近完了枚数がカウントアップされる。
<工程S205>
工程S205において、読取制御部8bは、図4の工程S104と同様に、供給トレイ51上の全ての文書91についての前記読取処理が終了したか否かを判定する。
工程S205において、読取制御部8bは、図4の工程S104と同様に、供給トレイ51上の全ての文書91についての前記読取処理が終了したか否かを判定する。
読取制御部8bは、供給トレイ51上の全ての文書91についての前記読取処理が終了したと判定した場合に前記画像読取制御を終了させ、そうでない場合に処理を工程S206へ移行させる。
<工程S206>
工程S206において、読取制御部8bは、前記直近完了枚数が予め設定される区分枚数に達している場合に処理を工程S207へ移行させ、そうでない場合に処理を工程S202へ移行させる。
工程S206において、読取制御部8bは、前記直近完了枚数が予め設定される区分枚数に達している場合に処理を工程S207へ移行させ、そうでない場合に処理を工程S202へ移行させる。
例えば、前記区分枚数は、予め操作装置801に対する設定操作に従って主処理部8aによって設定される。
また、読取制御部8bが、図4の工程S106において前記区分枚数を設定してもよい。この場合、読取制御部8bは、図4の工程S102において最初に前記文書ジャムが検出されたときの前記直近完了枚数に応じて前記区分枚数を設定する。
例えば、読取制御部8bは、最初に前記文書ジャムが検出されたときの前記直近完了枚数に予め定められた1未満の係数を乗算して得られる値を前記区分枚数として設定する。
<工程S207>
工程S207において、読取制御部8bは、区分リセット処理を実行し、処理を工程S208へ移行させる。
工程S207において、読取制御部8bは、区分リセット処理を実行し、処理を工程S208へ移行させる。
前記区分リセット処理は、読取待機処理と、前記直近完了枚数を0にリセットする処理と、除去案内情報を表示装置802を通じて出力する処理とを含む。
前記読取待機処理は、画像読取装置1xに次の文書91についての前記読取処理の開始を待機させる処理である。前記除去案内情報は、排出トレイ53上の文書91を除去することをユーザーに案内する情報である。
ユーザーは、前記除去案内情報に従って排出トレイ53上の全て文書91を除去する。
<工程S208>
工程S208において、読取制御部8bは、予め定められた再開イベントを検知するまで待機する。
工程S208において、読取制御部8bは、予め定められた再開イベントを検知するまで待機する。
例えば、前記再開イベントは、操作装置801に対する開始操作が行われたというイベントである。
また、画像読取装置1xは、排出トレイ53上の文書91を検出する排出文書検出部57を備える場合がある(図2参照)。排出文書検出部57は、供給文書検出部54と同様の構成を備える。
上記の場合、前記再開イベントは、排出トレイ53上の文書91が排出文書検出部57によって検出されていない状況下で、操作装置801に対する開始操作が行われたというイベントであってもよい。
読取制御部8bは、前記再開イベントが検知されたときに処理を工程S202へ移行させる。これにより、文書91が排出トレイ53上に存在しない状態で、供給トレイ51上の残りの文書91についての前記読取処理が開始される。
<工程S209~S211>
一方、工程S209~S211において、読取制御部8bは、図4の工程S105~S107と同じ処理を実行する。工程S210の前記案内処理も、前記文書移動案内処理の一例である。
一方、工程S209~S211において、読取制御部8bは、図4の工程S105~S107と同じ処理を実行する。工程S210の前記案内処理も、前記文書移動案内処理の一例である。
そして、工程S211において、読取制御部8bは、前記読み直しイベントが検知されたときに処理を工程S201へ移行させる。
工程S209~S211の処理が、工程S207の前記区分リセット処理を経て実行される場合、全ての文書91のうち前記除去案内情報の出力に応じて除去された文書91を除く残りについての前記読取処理が開始される。
以上に示されるように、読取制御部8bは、前記直近完了枚数が予め設定される前記区分枚数に達するごとに前記区分リセット処理を実行する(図5の工程S206,S207参照)。
そして、読取制御部8bは、工程S207の前記区分リセット処理が実行されるごとに、予め定められた前記再開イベントを検知したときに、供給トレイ51上の残りの文書91についての前記読取処理を画像読取装置1xに実行させる(図5の工程S208,S202参照)。
さらに読取制御部8bは、前記読取処理が実行されているときに前記文書ジャムが検出されたときに、画像読取装置1xに前記読取処理を中止させ、前記案内処理を実行する(図4の工程S105~S106、図5の工程S209~S210参照)。
さらに読取制御部8bは、前記案内処理が実行された後に予め定められた前記読み直しイベントを検知したときに前記読み直し制御を実行する(図4の工程S107~S108,図5の工程S211,S201~S202参照)。
読取制御部8bは、前記読み直し制御において、前記空送り処理を画像読取装置1xに実行させ、続いて供給トレイ51上の残りの文書91についての前記読取処理を画像読取装置1xに実行させる(図5の工程S211,S201~S202参照)。
前記区分リセット処理が実行されることにより、前記読取処理の対象となる文書91の枚数が多い場合でも、工程S201の前記空送り処理の対象となる文書91の枚数が多くなり過ぎることが回避される。
従って、複数の文書91の画像が読み取られる途中で前記文書ジャムが検出されたときに短時間で画像の読み直しが可能となる。
また、読取制御部8bは、予め定められた前記開始イベントに応じて前記読取処理が実行されるときに、最初に前記文書ジャムが検出されるまでは工程S207の前記区分リセット処理を実行せずに工程S103の前記完了カウント処理を実行する。
さらに読取制御部8bは、最初に前記文書ジャムが検出された後に工程S106の前記案内処理に応じた工程S202の前記読取処理が実行されるときに、工程S204の前記完了カウント処理および工程S207の前記区分リセット処理を実行する。
一般に、前記文書ジャムは発生しないことが多い。しかしながら、前記文書ジャムは、一度発生すると繰り返し発生しやすい傾向がある。
前記区分リセット処理が、最初に前記文書ジャムが検出されるまでは実行されないことにより、前記文書ジャムが一度も発生しない場合に、全ての文書91についての前記読取処理の時間が短縮される。
[第2実施形態]
次に、図6~8を参照しつつ、第2実施形態に係る画像処理装置について説明する。
次に、図6~8を参照しつつ、第2実施形態に係る画像処理装置について説明する。
本実施形態に係る画像処理装置は、読取制御部8bが図6に示される手順で前記読み直し制御を実行する点において、第1実施形態に係る画像処理装置10と異なる。
[読み直し制御]
以下、本実施形態での前記読み直し制御における図4に示される前記読み直し制御と異なる点について説明する。
以下、本実施形態での前記読み直し制御における図4に示される前記読み直し制御と異なる点について説明する。
図6に示されるように、本実施形態での前記読み直し制御は、図4に示される前記読み直し制御の複数の工程に工程S301および工程S302が追加された手順で実行される。
<工程S301>
読取制御部8bは、工程S202の前記読取処理を画像読取装置1xに実行させた後、処理を工程S301へ移行させる。
読取制御部8bは、工程S202の前記読取処理を画像読取装置1xに実行させた後、処理を工程S301へ移行させる。
工程S301において、読取制御部8bは、前記読取処理が実行されているときに文書91ごとに計時処理を実行し、処理を工程S203へ移行させる。前記計時処理は、第1搬送文書検出部55の検出結果に応じて文書通過時間を計時する処理である。
前記文書通過時間は、文書91が第1搬送文書検出部55の検出位置を通過するのに要する時間である。前記文書通過時間は、文書91の長さを表す。読取制御部8bは、少なくとも最新の2回分の前記計時処理で得られる2つの前記文書通過時間を記憶する。
<工程S302>
読取制御部8bは、工程S206において、前記直近完了枚数が予め設定される前記区分枚数に達していない場合に、処理を工程S302へ移行させる。
読取制御部8bは、工程S206において、前記直近完了枚数が予め設定される前記区分枚数に達していない場合に、処理を工程S302へ移行させる。
工程S302において、後述する文書長判定処理を実行し、処理を工程S202へ移行させる。
[文書長判定処理]
次に、図7に示されるフローチャートを参照しつつ、前記文書長判定処理の手順の一例について説明する。
次に、図7に示されるフローチャートを参照しつつ、前記文書長判定処理の手順の一例について説明する。
以下の説明において、S401,S402,…は、前記文書長判定処理における複数の工程の識別符号を表す。前記文書長判定処理において、まず、工程S401の処理が実行される。
<工程S401>
工程S401において、読取制御部8bは、最新の前記文書通過時間が1つ前の前記文書通過時間に対して予め定められた変化を示すか否かを判定する。
工程S401において、読取制御部8bは、最新の前記文書通過時間が1つ前の前記文書通過時間に対して予め定められた変化を示すか否かを判定する。
最新の前記文書通過時間は、直近に前記読取処理が完了した今回文書の前記文書通過時間である。1つ前の前記文書通過時間は、1枚前に前記読取処理が完了した前回文書の前記文書通過時間である。
例えば、読取制御部8bは、2つの前記文書通過時間の差が予め定められたしきい値を超える場合に、最新の前記文書通過時間が前記予め定められた変化を示すと判定する。
読取制御部8bは、最新の前記文書通過時間が前記予め定められた変化を示すと判定する場合に処理を工程S402へ移行させ、そうでない場合に前記文書長判定処理を終了させる。
<工程S402>
工程S402において、読取制御部8bは、前記直近完了枚数を1にリセットする文書長リセット処理を実行し、処理を工程S403へ移行させる。
工程S402において、読取制御部8bは、前記直近完了枚数を1にリセットする文書長リセット処理を実行し、処理を工程S403へ移行させる。
前記文書長リセット処理は、長さの変化があった文書91が1枚目の処理完了文書であるとみなして前記直近完了枚数をリセットする処理である。
<工程S403>
工程S403において、読取制御部8bは、予め定められた文書長変化フラグをONに設定し、前記文書長判定処理を終了させる。前記文書長変化フラグの初期値はOFFである。
工程S403において、読取制御部8bは、予め定められた文書長変化フラグをONに設定し、前記文書長判定処理を終了させる。前記文書長変化フラグの初期値はOFFである。
前記文書長変化フラグがONであることは、前記直近完了枚数の状態が、前記文書長リセット処理によりリセットされた後に前記区分リセット処理によりリセットされていない特定状態であることを表す。従って、読取制御部8bは、工程S207の前記区分リセット処理において前記文書長変化フラグをOFFに設定する。
また、本実施形態において、読取制御部8bは、図6の工程S210における前記案内処理を、例えば図8に示される手順で実行する。
[案内処理]
以下、図8に示されるフローチャートを参照しつつ、本実施形態における前記案内処理の手順の一例について説明する。
以下、図8に示されるフローチャートを参照しつつ、本実施形態における前記案内処理の手順の一例について説明する。
以下の説明において、S501,S502,…は、前記案内処理における複数の工程の識別符号を表す。前記案内処理において、まず、工程S501の処理が実行される。
<工程S501>
工程S501において、読取制御部8bは、前記文書長変化フラグがOFFである場合に処理を工程S502へ移行させ、前記文書長変化フラグがONである場合に処理を工程S503へ移行させる。
工程S501において、読取制御部8bは、前記文書長変化フラグがOFFである場合に処理を工程S502へ移行させ、前記文書長変化フラグがONである場合に処理を工程S503へ移行させる。
前記文書長変化フラグを設定する処理、および、工程S501の処理は、前記直近完了枚数の状態が前記特定状態であるか否かを判定する処理の一例である。
前記直近完了枚数の状態が前記特定状態ではないと判定される場合に、工程S502の処理が実行される。前記直近完了枚数の状態が前記特定状態であると判定される場合に、工程S503の処理が実行される。
<工程S502>
工程S502において、読取制御部8bは、第1文書移動案内情報を表示装置802を通じて出力する処理を実行し、前記案内処理を終了させる。
工程S502において、読取制御部8bは、第1文書移動案内情報を表示装置802を通じて出力する処理を実行し、前記案内処理を終了させる。
前記第1文書移動案内情報は、排出トレイ53上の全ての文書91および文書搬送路500内の文書91を供給トレイ51上の文書91の上に載置することを案内する情報である。
工程S502の処理は、図4の工程S106および図5の工程S201の前記案内処理と同じである。
<工程S503>
一方、工程S503において、読取制御部8bは、第2文書移動案内情報を表示装置802を通じて出力する処理を実行し、前記案内処理を終了させる。
一方、工程S503において、読取制御部8bは、第2文書移動案内情報を表示装置802を通じて出力する処理を実行し、前記案内処理を終了させる。
前記第2文書移動案内情報は、排出トレイ53上の文書91のうち長さの変化が生じた後の一部および文書搬送路500内の文書91を供給トレイ51上の文書91の上に載置し、さらに、排出トレイ53上から残りの文書91を除去することを案内する情報である。
ユーザーにとって、排出トレイ53上の文書91のうち長さの変化が生じた後の一部を取り出すことは容易である。
前記文書長リセット処理が実行されることにより、前記空送り処理の対象となる文書91の枚数をさらに低減することが可能である。
[第2実施形態の応用例]
一方、ユーザーによる事前の条件設定により、画像読取条件が前記連続読取処理の途中で変更される場合がある。例えば、前記画像読取条件は、画像の読取の解像度である。
一方、ユーザーによる事前の条件設定により、画像読取条件が前記連続読取処理の途中で変更される場合がある。例えば、前記画像読取条件は、画像の読取の解像度である。
ユーザーは、例えば写真または図を含む画像が形成されているなどの特徴を有する文書91について、他の文書91とは異なる前記画像読取条件を設定することが多い。そのため、ユーザーは、排出トレイ53上の文書91のうち前記画像読取条件の変更が生じた後の一部を取り出すことは容易である。
そこで、読取制御部8bは、前記画像読取条件の変更が生じた場合に、文書91の長さの変化が生じた場合の処理と同様の処理を実行してもよい。
本応用例において、読取制御部8bは、前記今回文書についての前記画像読取条件が前記前回文書についての前記画像読取条件に対して変更されているときに条件変化リセット処理を実行する。前記条件変化リセット処理は、前記直近完了枚数を1にリセットする処理である。
さらに読取制御部8bは、前記直近完了枚数の状態が前記条件変化リセット処理によりリセットされた後に前記区分リセット処理によりリセットされていない特定状態であるか否かを判定する。この判定処理は、例えば前記文書長変化フラグに関する処理と同様の処理である。
さらに読取制御部8bは、前記文書ジャムが検出されたときの前記直近完了枚数が前記特定状態ではないと判定される場合に、前記文書移動案内処理において、前記第1文書移動案内情報を表示装置802を通じて出力する。この処理は、図8の工程S502の処理と同じである。
一方、読取制御部8bは、前記文書ジャムが検出されたときの前記直近完了枚数が前記特定状態であると判定される場合に、前記文書移動案内処理において、前記第2実施形態と同様の他の第2文書移動案内情報を表示装置802を通じて出力する。
本応用例における前記第2文書移動案内情報は、排出トレイ53上の文書91のうち前記画像読取条件の変更が生じた後の一部および文書搬送路500内の文書91を供給トレイ51上の文書91の上に載置し、さらに、排出トレイ53上から残りの文書91を除去することを案内する情報である。
本応用例が採用される場合も、第2実施形態が採用される場合と同様の効果が得られる。
[第3実施形態]
次に、図9を参照しつつ、第3実施形態に係る画像処理装置について説明する。
次に、図9を参照しつつ、第3実施形態に係る画像処理装置について説明する。
本実施形態に係る画像処理装置は、図1,2に示される画像処理装置10における画像読取装置1xが画像読取装置1zに置き換えられた構成を備える。以下、画像読取装置1zにおける画像読取装置1xと異なる点について説明する。
画像読取装置1zにおいて、画像読取装置1xにおける排出トレイ53が複数の仕分トレイ53a,53bに置き換えられている。複数の仕分トレイ53a,53bは、第1仕分トレイ53aおよび第2仕分トレイ53bを含む。
さらに、画像読取装置1zにおいて、画像読取装置1xにおける排出文書検出部57が第1排出文書検出部57aおよび第2排出文書検出部57bに置き換えられている。
さらに、画像読取装置1zにおいて、画像読取装置1xにおける第2搬送文書検出部56が第2搬送文書検出部56aおよび第3搬送文書検出部56bに置き換えられている。
さらに、画像読取装置1zは、画像読取装置1xに経路切替機構58が追加された構成を備える。また、画像読取装置1zにおいて、文書搬送路500は、第1仕分トレイ53aに対応する第1搬出路501と、第2仕分トレイ53bに対応する第2搬出路502とに分岐している。
第2搬送文書検出部56aは、第1搬出路501に設けられており、第3搬送文書検出部56bは、第2搬出路502に設けられている。
経路切替機構58は、画像読取部6によって画像が読み取られた文書91を、第1搬出路501および第2搬出路502の一方へ選択的に案内する。文書搬送装置50は、第1搬出路501へ案内された文書91を第1仕分トレイ53aへ排出する。また、文書搬送装置50は、第2搬出路502へ案内された文書91を第2仕分トレイ53bへ排出する。
従って、画像読取装置1zは、文書91を2つの仕分トレイ53a,53bから選択される対象仕分トレイへ排出することが可能である。
第1仕分トレイ53aが前記対象仕分トレイである場合に、読取制御部8bは、第2搬送文書検出部56aの検出結果の変化により、前記読取処理が完了したか否かを判定することができる。
同様に、第2仕分トレイ53bが前記対象仕分トレイである場合に、読取制御部8bは、第3搬送文書検出部56bの検出結果の変化により、前記読取処理が完了したか否かを判定することができる。
また、第1排出文書検出部57aは、第1仕分トレイ53a上の文書91を検出する。第2排出文書検出部57bは、第2仕分トレイ53b上の文書91を検出する。
本実施形態における読取制御部8bは、前記読み直し制御において、工程S202の前に、トレイ切替制御を実行するとともに、前記直近完了枚数を0にリセットする。この処理は、前記直近完了枚数の文書91についての前記空送り処理が完了したときに実行される。
前記トレイ切替制御は、前記対象仕分トレイを変更する処理を画像読取装置1zに実行させる制御である。
本実施形態において、前記トレイ切替制御および前記直近完了枚数のリセットが、前記空送り処理が完了したときに実行される。これにより、次に前記読み直し制御が実行されるときの前記空送り処理の文書91の枚数をさらに低減することが可能になる。
さらに、本実施形態における読取制御部8bは、前記直近完了枚数が前記区分枚数に達するごとに、前記対象仕分トレイを変更する処理を画像読取装置1zに実行させてもよい。
例えば、読取制御部8bは、前記読み直し制御の工程S207において、前記対象仕分トレイを変更する処理を画像読取装置1zに実行させる。
本実施形態が採用されることにより、工程S207の前記区分リセット処理において、画像読取装置1zに次の文書91についての前記読取処理の開始を待機させる処理を省略することも可能である。
[第1実施形態、第2実施形態および第3実施形態の応用例]
以下、前記区分枚数の設定方法の応用例について説明する。
以下、前記区分枚数の設定方法の応用例について説明する。
本応用例において、読取制御部8bは、工程S202の前記読取処理が実行されるときに、連続完了枚数をカウントする。前記連続完了枚数は、前記文書ジャムが検出されない状況下で連続して前記読取処理が完了した文書91の枚数である。
さらに、読取制御部8bは、前記読み直し制御において、前記文書ジャムが検出されたときの前記連続完了枚数に応じて前記区分枚数を更新する。
例えば、前記文書ジャムが検出されたときの前記連続完了枚数が、その時点の前記区分枚数よりも少ない場合がある。この場合、読取制御部8bは、前記区分枚数を、前記連続完了枚数に1以下の予め定められた係数を乗算して得られる値に更新する。
また、前記文書ジャムが検出されたときの前記連続完了枚数が、その時点の前記区分枚数よりも多い場合がある。この場合、読取制御部8bは、前記区分枚数を、前記区分枚数の初期値を超えない範囲内で前記連続完了枚数に更新する。
例えば、前記区分枚数の初期値は、予め操作装置801に対する設定操作に従って主処理部8aによって設定される値である。また、読取制御部8bが図4の工程S106において設定する前記区分枚数が、前記区分枚数の初期値であることも考えられる。
本応用例が採用されることにより、前記区分枚数が、前記文書ジャムの発生状況に応じて柔軟に更新される。
1x,1z:画像読取装置
1y :画像形成装置
2 :シート収容部
3 :シート搬送装置
4 :プリント装置
6 :画像読取部
10 :画像処理装置
50 :文書搬送装置
51 :供給トレイ
52 :搬送機構
53 :排出トレイ
53a :第1仕分トレイ
53b :第2仕分トレイ
54 :供給文書検出部
55 :第1搬送文書検出部
56,56a:第2搬送文書検出部
56b :第3搬送文書検出部
57 :排出文書検出部
57a :第1排出文書検出部
57b :第2排出文書検出部
61 :第1画像読取部
62 :第2画像読取部
81 :CPU(プロセッサー)
1y :画像形成装置
2 :シート収容部
3 :シート搬送装置
4 :プリント装置
6 :画像読取部
10 :画像処理装置
50 :文書搬送装置
51 :供給トレイ
52 :搬送機構
53 :排出トレイ
53a :第1仕分トレイ
53b :第2仕分トレイ
54 :供給文書検出部
55 :第1搬送文書検出部
56,56a:第2搬送文書検出部
56b :第3搬送文書検出部
57 :排出文書検出部
57a :第1排出文書検出部
57b :第2排出文書検出部
61 :第1画像読取部
62 :第2画像読取部
81 :CPU(プロセッサー)
Claims (10)
- 文書を文書搬送路に沿って標準速度で搬送しつつ前記文書の画像を読み取り、さらに前記文書を前記文書搬送路から排出トレイ上へ排出する読取処理を、供給トレイ上の複数枚の前記文書について連続して実行可能な画像読取装置の制御方法であって、
プロセッサーが、前記読取処理が実行されるときに、前記読取処理を完了した前記文書の枚数である直近完了枚数をカウントする完了カウント処理を実行することと、
前記プロセッサーが、前記直近完了枚数が予め設定される区分枚数に達するごとに、前記画像読取装置に次の前記文書についての前記読取処理の開始を待機させ、さらに前記直近完了枚数を0にリセットし、さらに前記排出トレイ上の前記文書を除去することを案内する除去案内情報を情報出力装置を通じて出力する区分リセット処理を実行することと、
前記プロセッサーが、前記区分リセット処理が実行されるごとに、予め定められた再開イベントを検知したときに、前記供給トレイ上の残りの前記文書についての前記読取処理を前記画像読取装置に実行させることと、
前記プロセッサーが、前記読取処理が実行されているときに前記文書搬送路内で前記文書が滞留するエラーである文書ジャムが検出されたときに、前記画像読取装置に前記読取処理を中止させ、前記排出トレイ上および前記文書搬送路内の前記文書を前記供給トレイ上の前記文書の上に載置することを案内する情報を前記情報出力装置を通じて出力する文書移動案内処理を実行することと、
前記プロセッサーが、前記文書移動案内処理が実行された後に予め定められた読み直しイベントを検知したときに、前記供給トレイ上の前記直近完了枚数の前記文書を画像の読み取りを行わずに前記標準速度よりも速い速度で搬送した上で前記排出トレイ上へ排出する空送り処理を前記画像読取装置に実行させ、続いて前記供給トレイ上の残りの前記文書についての前記読取処理を前記画像読取装置に実行させる読み直し制御を実行することと、を含む画像読取装置の制御方法。 - 前記プロセッサーは、予め定められた開始イベントに応じて前記読取処理が実行されるときに、最初に前記文書ジャムが検出されるまでは前記区分リセット処理を実行せずに前記完了カウント処理を実行し、最初に前記文書ジャムが検出された後に前記文書移動案内処理に応じた前記読取処理が実行されるときに、前記完了カウント処理および前記区分リセット処理を実行する、請求項1に記載の画像読取装置の制御方法。
- 前記プロセッサーが、最初に前記文書ジャムが検出されたときの前記直近完了枚数に応じて前記区分枚数を設定することをさらに含む、請求項2に記載の画像読取装置の制御方法。
- 前記画像読取装置が前記文書搬送路における予め定められた位置で前記文書を検出する搬送文書検出部を備える場合に、前記プロセッサーが、前記読取処理が実行されているときに、前記文書ごとに前記搬送文書検出部の検出結果に応じて文書通過時間を計時する計時処理を実行することと、
前記プロセッサーが、直近に前記読取処理が完了した今回文書の前記文書通過時間が1枚前に前記読取処理が完了した前回文書の前記文書通過時間に対して予め定められた変化を示す場合に前記直近完了枚数を1にリセットする文書長リセット処理を実行することと、
前記プロセッサーが、前記直近完了枚数の状態が前記文書長リセット処理によりリセットされた後に前記区分リセット処理によりリセットされていない特定状態であるか否かを判定することと、をさらに含み、
前記文書ジャムが検出されたときの前記直近完了枚数が前記特定状態ではないと判定される場合に、前記プロセッサーは、前記文書移動案内処理において、前記排出トレイ上の全ての前記文書および前記文書搬送路内の前記文書を前記供給トレイ上の前記文書の上に載置することを案内する第1文書移動案内情報を前記情報出力装置を通じて出力し、
前記文書ジャムが検出されたときの前記直近完了枚数が前記特定状態であると判定される場合に、前記プロセッサーは、前記文書移動案内処理において、前記排出トレイ上の前記文書のうち長さの変化が生じた後の一部および前記文書搬送路内の前記文書を前記供給トレイ上の前記文書の上に載置し、さらに、前記排出トレイ上から残りの前記文書を除去することを案内する第2文書移動案内情報を前記情報出力装置を通じて出力する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像読取装置の制御方法。 - 前記プロセッサーが、直近に前記読取処理が完了した今回文書についての画像読取条件が1枚前に前記読取処理が完了した前回文書についての前記画像読取条件に対して変更されているときに、前記直近完了枚数を1にリセットする条件変化リセット処理を実行することと、
前記プロセッサーが、前記直近完了枚数の状態が前記条件変化リセット処理によりリセットされた後に前記区分リセット処理によりリセットされていない特定状態であるか否かを判定することと、をさらに含み、
前記文書ジャムが検出されたときの前記直近完了枚数が前記特定状態ではないと判定される場合に、前記プロセッサーは、前記文書移動案内処理において、前記排出トレイ上の全ての前記文書および前記文書搬送路内の前記文書を前記供給トレイ上の前記文書の上に載置することを案内する第1文書移動案内情報を前記情報出力装置を通じて出力し、
前記文書ジャムが検出されたときの前記直近完了枚数が前記特定状態であると判定される場合に、前記プロセッサーは、前記文書移動案内処理において、前記排出トレイ上の前記文書のうち前記画像読取条件の変更が生じた後の一部および前記文書搬送路内の前記文書を前記供給トレイ上の前記文書の上に載置し、さらに、前記排出トレイ上から残りの前記文書を除去することを案内する第2文書移動案内情報を前記情報出力装置を通じて出力する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像読取装置の制御方法。 - 前記プロセッサーが、前記読取処理が実行されるときに、前記文書ジャムが検出されない状況下で連続して前記読取処理が完了した前記文書の枚数である連続完了枚数をカウントし、前記文書ジャムが検出されたときの前記連続完了枚数に応じて前記区分枚数を更新することをさらに含む、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像読取装置の制御方法。
- 前記画像読取装置の前記排出トレイが複数の仕分トレイを含み、前記画像読取装置が前記文書を前記複数の仕分トレイから選択される対象仕分トレイへ排出することが可能である場合に、前記プロセッサーは、前記読み直し制御において前記直近完了枚数の前記文書についての前記空送り処理が完了したときに、前記対象仕分トレイを変更する処理を前記画像読取装置に実行させるトレイ切替制御を実行するとともに前記直近完了枚数を0にリセットする、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の画像読取装置の制御方法。
- 前記プロセッサーが、前記直近完了枚数が前記区分枚数に達するごとに前記トレイ切替制御を実行することをさらに含む、請求項7に記載の画像読取装置の制御方法。
- 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の画像読取装置の制御方法を実現するプロセッサーを備える画像読取装置。
- 請求項9に記載の画像読取装置と、
前記画像読取装置により複数の文書から読み取られる画像をシートに形成する画像形成装置と、を備える画像処理装置。
Priority Applications (1)
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JP2021086895A JP2022180018A (ja) | 2021-05-24 | 2021-05-24 | 画像読取装置の制御方法、画像読取装置、画像処理装置 |
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JP2021086895A Pending JP2022180018A (ja) | 2021-05-24 | 2021-05-24 | 画像読取装置の制御方法、画像読取装置、画像処理装置 |
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