JP5697975B2 - 逆止弁及びこれを用いた可変容量型圧縮機 - Google Patents

逆止弁及びこれを用いた可変容量型圧縮機 Download PDF

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Description

この発明は、圧縮機の吐出通路に設けられた逆止弁とこの逆止弁を用いた可変容量型圧縮機に関する。
車両用のエアコンディショナ(以下、エアコンという)で用いられるクラッチを有さないクラッチレス圧縮機は、エンジンからの動力が常時伝達されているので、エアコンの停止時においてもエンジン回転に伴い回転し続け、僅かな吐出容量で圧縮動作を継続している。このため、この僅かな吐出容量で圧縮された冷媒がエアコンの停止時に外部サイクルへ供給されるとエバポレータが凍結する不都合がある。
そこで、クラッチレス圧縮機においては、圧縮機の吐出通路に所定の開弁圧を有する逆止弁を設けると共にエアコン停止時において圧縮機内部に循環経路を形成し(例えば、入口制御の場合であれば、給気通路上に配された圧力制御弁を開放し)、冷媒ガスを内部循環させるようにしている。
ところで、吐出通路に配される一般的な逆止弁は、弁体と、この弁体を軸方向に摺動可能に保持すると共に前記弁体によって開閉される弁孔が底部に形成されたケースと、前記弁体を前記底部に対して所定の荷重で押圧付勢するバネとを備えているが、弁体の開弁圧が小さく設定されていると、高速回転時においては冷媒ガスの内部循環が十分に行われる前に逆止弁が開放し、外部サイクルに冷媒が流出する不都合が生じる。逆に、開弁圧が大きく設定されていると、エアコン稼動時における低速回転時(低流量時)においては、逆止弁前後の圧力差が小さくなるので、バネ力によって逆止弁が閉じてしまう不都合がある。このようなエアコン稼動時において給気通路は開放されておらず、吐出室に圧力がこもり、このこもった圧力が開弁圧を越えた時点で逆止弁が開弁し、内部圧力が一気に開放されて再び閉弁するといった開閉動作を繰り返し、所謂チャタリングが発生する。このため、非常に大きな吐出脈動が発生し、不快な脈動音の発生や吐出配管の信頼性の低下を招くという不都合があった。
そこで、本出願人は、エアコン稼動時の低流量時に生じる上述したチャタリングを抑えるために、圧縮機の吐出通路に、閉弁圧を開弁圧よりも小さく設定した逆止弁を配設し、一旦開いた逆止弁を閉じにくくすることで上記チャタリングの発生を防止するようにした圧縮機を先に提案している(特許文献1参照)。
ここで用いられる逆止弁は、有底筒状のケースと、このケースの深さ方向に沿って内部を摺動する弁体と、この弁体をケースの底部に向かって付勢するバネとを備え、ケースに、底部に形成されたシート面と、このシート面の中央に形成された弁孔と、底部に連設されると共に弁体の先端部と深さ方向で所定長嵌合するオーバーラップ部と、このオーバーラップ部に連設されると共に弁体を深さ方向に沿って案内する円筒部とを設け、ケースの内部において弁体により開閉されるガス通路を形成するようにしたものである。
このような構成によれば、エアコン停止時に圧縮機が高速回転した場合においても、逆止弁が開かないように開弁圧を高く設定しておけば、冷媒ガスの内部循環が確保され、圧縮機の摺動部分の潤滑及び冷却を十分に行うことが可能となる。また、閉弁圧は開弁圧よりも低く設定されているので、エアコン稼動時の低流量時においても、一旦開いた逆止弁を閉じにくくすることが可能となり、弁体が開閉を繰り返すチャタリングの発生を抑えることが期待できる。
しかしながら、このような構成においては、逆止弁の上流側の圧力脈動や突発的な圧力変動によって一旦弁体の動作が乱れると、この弁体の動作の乱れが起点となって、チャタリングやハンチングを引き起こす場合があることが確認されている。
このような圧力変動による弁体の挙動の乱れを抑える手法としては、例えば特許文献2で示されるように、吐出室に隣接すると共に吐出通路に連通する収納室に冷媒ガスの逆流を防止する逆止弁を設け、この逆止弁を、弁座部材と、この弁座部材に嵌着されたケースと、ケース内で軸方向に摺動可能に設けられた弁体と、ケース内で弁体を弁座部材に付勢するバネとから構成し、弁座部材に吐出室と連通する流路を貫設し、この流路の流路口周りに座面を形成し、ケースの周壁に吐出通路と連通する連通口を開口し、弁体に、座面に着座するシール面と、このシール面と直交する外周面とを設け、弁体の背面に弁体の振動を吸収可能とするダンパ室を設けた構成が知られている。
このような構成によれば、突発的な圧力変動があっても、弁体の背面に設けたダンパ室により、弁体の急激な動きが緩和され、弁体の挙動の乱れによるチャタリングやハンチングを抑えることが可能となる。
WO02/061280 A1 特開2000−346241号公報
しかしながら、上述した構成においては、弁体が座面から離反すると、冷媒ガスがケースの周面に形成された連通口を介してケースの周囲に流出し、その後、吐出通路から流出する構成となっているため、ケースの周囲に冷媒ガスの流路を確保する必要があり、逆止弁の設置箇所をコンパクトに形成することができない不都合がある。
このため、ガス通路がケースの内側に形成される特許文献1で示す逆止弁に、ケースの周囲に冷媒ガスを流出させる特許文献2で示す構成を、そのまま採用することはできない。
本発明は、係る事情に鑑みてなされたものであり、ケースの内側にガス通路が形成される逆止弁において、弁体の急激な動きを緩和することで、弁体の挙動の乱れによるチャタリングやハンチングを抑えることが可能な逆止弁とこれを用いた可変容量型圧縮機を提供することを主たる課題としている。
上記課題を達成するために、本発明に係る逆止弁は、圧縮機の吐出室に吐出された作動流体を圧縮機外へ送出する吐出通路に設けられ、閉弁圧が開弁圧よりも小さく設定された逆止弁であって、底部に弁孔が形成された有底筒状のケースと、 このケースの深さ方向に沿って前記ケース内を移動可能であり、前記弁孔を開閉する弁体と、前記弁体を前記底部に対して付勢するバネと、前記弁体の動きを制限すると共に連通部が形成されたストッパとを備え、前記弁体と前記ケースの内周面との間に前記弁孔から前記連通部にかけてガス通路を形成し、前記弁体に摺動可能に嵌合する区画部材により前記弁体と前記ストッパとの間にダンパ室を形成し、前記区画部材は、前記ストッパと別体に形成された有底の筒状部材で構成され、前記ケースの軸心に対する前記弁体のずれや傾きを許容しつつ、前記バネにより前記ストッパの座面部に当接した状態が保持されることを特徴としている。
したがって、弁体とケースの内周面との間にケースの底部に形成された弁孔からストッパに形成された連通部にかけてケースの内部にガス通路が形成される構成において、ケース内の弁体とストッパとの間には、弁体に摺動可能に嵌合する区画部材によってダンパ室が形成されているので、このダンパ室により弁体の急激な動きを緩和することが可能となる。
ここで、バネは、ダンパ室に収容する構成とすれば、ケース内部のガス通路にバネを配置する必要がなくなるので、バネによる通路抵抗の増大を抑えることが可能となる。
また、区画部材は、ストッパと別体に形成された有底の筒状部材で構成されているので、弁体とストッパとの芯出しが不要となり、弁体が僅かに傾いた場合でもその誤差を吸収することが可能となる。
より具体的な構成としては、前記弁体は、前記弁孔を開閉する弁頭部と、この弁頭部に続いて形成され、背面に凹部が形成された胴部と、この胴部の外周面から突設して前記ケースの内周面を摺接するガイド羽根部とを備え、前記区画部材(筒状部材)の開口側を前記胴部の凹部に摺動可能に内嵌させることで前記ダンパ室を形成する構成としてもよい。
なお、記弁体は、前記弁孔を開閉する弁頭部と、この弁頭部に続いて形成され、背面に凹部が形成された胴部とを備え、前記区画部材(筒状部材)の開口側を前記凹部を覆うように前記胴部に摺動可能に外嵌させることで前記ダンパ室を形成する構成とすることも可能である。このような構成においては、ガイド羽根部が不要となるので、弁体とケースの内周面との間に形成されるガス通路を大きく確保することができ、また、通路抵抗の増大を防ぐことが可能となる。
また、ダンパ室は、区画部材としての筒状部材や、ストッパ又は弁体に形成されたオリフィス孔を介して前記ガス通路に連通させるようにしてもよいが、弁体とこれに摺動自在に嵌合する区画部材(筒状部材)との摺接部分のクリアランスを介して前記ガス通路に連通させるようにしてもよい。
また、閉弁圧が開弁圧よりも小さく設定された逆止弁としては、底部にシート面を有すると共に前記シート面に弁孔が形成された有底筒状のケースと、このケースに摺動可能に保持され、前記シート面に当接することで前記弁孔を閉鎖する弁体と、前記弁体を前記シート面に対して付勢するバネとを備え、前記ケースは、前記底部に連設すると共に前記弁体の先端部と前記軸方向で所定長嵌合するオーバーラップ部を有して構成するとよい。
以上の逆止弁を備えた可変容量型圧縮機としては、クランク室を貫通してハウジングに回転自在に支持されたシャフトと、前記シャフトの回転に同期して回転すると共に、シャフトに対して傾斜可能に設けられた斜板と、前記斜板の周縁に係留され、前記斜板の回転に伴い前記ハウジングに形成されたシリンダボア内を往復摺動するピストンと、前記ピストンの往復摺動により前記シリンダボアに選択的に連通する吸入室および吐出室とを有し、前記斜板の傾斜角を変更することで吐出容量を制御するようにしている斜板式であっても、これ以外の形式の圧縮機であってもよい。
以上述べたように、この発明によれば、吐出通路に設けられて、閉弁圧が開弁圧よりも小さく設定された逆止弁を、底部に弁孔が形成された有底筒状のケースと、このケースの深さ方向に沿ってケース内を移動可能であり、弁孔を開閉する弁体と、弁体を底部に対して付勢するバネと、弁体の動きを制限すると共に連通部が形成されたストッパとを備え、弁体とケースの内周面との間に弁孔から連通部にかけてガス通路を形成し、弁体に摺動可能に嵌合する区画部材により弁体とストッパとの間にダンパ室を形成するようにしたので、弁体とケースの内周面との間にガス通路が形成される逆止弁において、ダンパ室により弁体の急激な動きを緩和することが可能となり、弁体の挙動の乱れによるチャタリングやハンチングを抑えることが可能となる。
ここで、バネをダンパ室に収容する構成とすることで、ケース内部のガス通路にバネを配置する必要がなくなるので、バネによる通路抵抗の増大を抑えることが可能となる。
また、区画部材をストッパと別体に形成された有底の筒状部材で構成したので、弁体とストッパとの芯出しが不要となり、弁体が僅かに傾いた場合でもその誤差を吸収することが可能となる。
図1は、本発明の実施形態にかかる可変容量型クラッチレス圧縮機のピストンストロークが大きい場合の運転状態を示す断面図である。 図2は、本発明の実施形態にかかる可変容量型クラッチレス圧縮機のピストンストロークが小さい場合の運転状態を示す断面図である。 図3は、図1に示す可変容量型クラッチレス圧縮機の逆止弁の第1の実施例を示す断面図であり、(a)は弁体が全閉状態を示し、(b)は弁体の全開状態を示す。 図4は、図3に示す逆止弁の分解斜視図である。 図5は、図1に示す可変容量型クラッチレス圧縮機の逆止弁の第2の実施例を示す断面図であり、(a)は弁体が全閉状態を示し、(b)は弁体の全開状態を示す。 図6は、図5に示す逆止弁の分解斜視図である。 図7は、図1に示す可変容量型クラッチレス圧縮機の逆止弁の第3の実施例を示す断面図であり、(a)は弁体が全閉状態を示し、(b)は弁体の全開状態を示す。 図8は、図7に示す逆止弁の分解斜視図である。
以下、この発明の最良の実施形態を添付図面を参照しながら説明する。
図1及び図2において、可変容量型クラッチレス圧縮機の一例として斜板式圧縮機が示されている。この圧縮機は、シリンダブロック1と、このシリンダブロック1のリア側(図中、右側)にバルブプレート2を介して組み付けられたリアヘッド3と、シリンダブロック1のフロント側(図中、左側)を閉塞するように組み付けられてクランク室4を画成するフロントヘッド5とを有して構成されているもので、これらフロントヘッド5、シリンダブロック1、バルブプレート2、及び、リアヘッド3は、締結ボルト6により軸方向に締結され、圧縮機のハウジングを構成している。
フロントヘッド5とシリンダブロック1とによって画設されるクランク室4には、一端がフロントヘッド5から突出する駆動軸7が貫通している。この駆動軸7のフロントヘッド5から突出した部分には、ボルト8によって軸方向に取り付けられた中継部材9を介してフロントヘッド5のボス部5aに回転自在に外嵌される駆動プーリ10が連結され、車両のエンジンから図示しない駆動ベルトを介して回転動力が伝達されるようになっている。また、この駆動軸7の一端側は、フロントヘッド5との間に設けられたシール部材11を介してフロントヘッド5との間が気密よく封じられると共にラジアル軸受12にて回転自在に支持されており、駆動軸7の他端側は、シリンダブロック1の凹部13に収容されたラジアル軸受14にて回転自在に支持されている。
シリンダブロック1には、前記ラジアル軸受14が収容される凹部13と、この凹部13を中心とする円周上に等間隔に配された複数のシリンダボア15とが形成されており、それぞれのシリンダボア15には、中空の片頭ピストン16が往復摺動可能に挿入されている。
前記駆動軸7には、クランク室4において、該駆動軸7と一体に回転するスラストフランジ17が固装されている。このスラストフランジ17は、フロントヘッド5の内面に対してスラスト軸受18を介して回転自在に支持されており、このスラストフランジ17には、リンク部材19を介して斜板20が連結されている。
斜板20は、駆動軸7上に摺動自在に設けられたヒンジボール21を中心に傾動可能に設けられているもので、リンク部材19を介してスラストフランジ17の回転に同期して一体に回転するようになっている。そして、斜板20には、その周縁部分に一対のシュー22を介して片頭ピストン16の係合部16aが係留されている。
したがって、駆動軸7が回転すると、これに伴って斜板20が回転し、この斜板20の回転運動がシュー22を介して片頭ピストン16の往復直線運動に変換され、シリンダボア15内において片頭ピストン16とバルブプレート2との間に形成された圧縮室23の容積が変更されるようになっている。
前記バルブプレート2には、それぞれのシリンダボア15に対応して吸入孔31と吐出孔32とが形成され、また、リアヘッド3には、圧縮室23に供給する作動流体を収容する吸入室33と、圧縮室23から吐出した作動流体を収容する吐出室34とが画設されている。吸入室33は、リアヘッド3の中央部分に形成されており、蒸発器の出口側に通じる図示しない吸入口に連通すると共に吸入弁35によって開閉されるバルブプレート2の吸入孔31を介して圧縮室23に連通可能となっている。また、吐出室34は、吸入室33の周囲に形成されており、吐出弁36によって開閉されるバルブプレート2の吐出孔32を介して圧縮室23に連通可能になっていると共に、バルブプレート2及びシリンダブロック1に形成された通路2a,1aを介してシリンダブロック1の周縁部に形成された吐出空間37に連通している。この吐出空間37は、シリンダブロック1に取り付けられたカバー38によって閉塞され、このカバー38には、吐出口38a及び弁収容孔38bが形成されている。また、吐出空間37には、吐出脈動を減衰させるバッフルプレート39が収容されている。上述した通路1a,2a、吐出空間37、弁収容孔38b、及び吐出口38aにより圧縮室23から吐出室34に吐出された冷媒ガスを圧縮機外へ送り出す吐出通路45が構成されている。
この圧縮機の吐出容量は、ピストン16のストロークによって決定され、このストロークは、駆動軸7と垂直な面に対する斜板20の傾斜角度によって決定される。即ち、ピストン16の前面にかかる圧力、即ち圧縮室23の圧力(シリンダボア内の圧力)と、ピストン16の背面にかかる圧力、即ちクランク室4の圧力(クランク室圧)との差圧、及び、ピストンストロークを小さくする方向にヒンジボール21を付勢するデストロークスプリング28の付勢力とがバランスするところで斜板20の傾きが設定され、これによりピストンストロークが決定されて吐出容量が決定されるようになっている。
これにより、クランク室4の圧力が低くなれば、圧縮室23とクランク室4との差圧が大きくなるので、斜板20の傾斜角度を大きくする方向にモーメントが働く。このため、図1に示されるように、斜板20の傾斜角度が大きくなると、デストロークスプリング28からの付勢力に抗してヒンジボール21がスラストフランジ側へ移動し、ピストン16のストローク量が大きくなって吐出容量が大きくなる。逆に、クランク室4の圧力が高くなれば、圧縮室23とクランク室4との差圧が小さくなるので、斜板20の傾斜角度を小さくする方向にモーメントが働く。このため、図2に示されるように、斜板20の傾斜角度が小さくなると、ヒンジボール21がスラストフランジ17から遠ざかる方向に移動し、ピストン16のストローク量が小さくなって吐出容量が小さくなる。
そして、本構成例においては、シリンダブロック1、バルブプレート2、及びリアヘッド3に亘って形成された通路1b,2b,3bによって吐出室34とクランク室4とを連通する給気通路40が形成され、また、シリンダブロック1及びバルブプレート2に形成された通路1c,2c及びシャフト7に形成された通路7cやラジアル軸受14の隙間などを介してクランク室4と吸入室33とを連通する抽気通路41が形成されている。また、給気通路40上に圧力制御弁42が設けられ、この圧力制御弁42により吐出室34からクランク室4へ流入する冷媒流量を調節することで、クランク室4の圧力を制御するようにしている。
ここで、圧力制御弁42は、リアヘッド3に形成された装着孔43に挿着され、弁部42a、ソレノイド42b、及びベローズ42cを有している。ベローズ42cは、吸入圧力が低下した時に伸長し、給気通路40を開く方向へ弁部42aを移動させる。ソレノイド42bは、図示しないコントロールユニットから供給される電流が増加したときに給気通路40を閉じる方向へ弁部42aを付勢する。そして、給気通路40の開度又は開時間を外部から供給される通電量を調節することで、吸入圧力が目標値となるようクランク室圧を制御すると共に、通電を停止(off)して給気通路40を全開とし、クランク室圧を高めて吐出容量を最小にするなどの制御を行う。
したがって、通電を停止した状態においては、圧縮室23、吐出孔32、吐出室34、給気通路40、クランク室4、抽気通路41、吸入室33により、圧縮機内に内部循環経路が構成され、この内部循環経路により、斜板20の傾斜角度が最小又は最小付近にあるときに冷媒ガスを圧縮機内に循環させ、圧縮機内部の摺動部分を潤滑及び冷却するようにしている。
また、前記吐出通路45の弁収容孔38bには、逆止弁50が収容されている。この逆止弁50は、図3及び図4に示されるように、有底筒状のケース51と、このケース内に収容される弁体52と、この弁体52を付勢するコイル状のバネ53と、弁体の動きを規制するストッパ54と、前記弁体52に摺動可能に嵌合して弁体52と共にダンパ室55を構成する区画部材56とを有して構成されている(第1の実施例)。
ケース51は、底部51aと、この底部51aに続いて形成されたオーバーラップ部51bと、このオーバーラップ部51bに続いて形成されたガイド部51cと、このガイド部51cに続いて延設された円筒部51dとを有して構成されている。底部51aには、弁体の先端部が当接するシート面57と、このシート面57の中央部に形成された弁孔58とを有している。オーバーラップ部51bは、底部51aに対して略垂直に立設され、弁体52の先端部とケース51の深さ方向で所定長の嵌合状態を可能としている。
ガイド部51cは、シート面57から離れるにつれて広がるように形成されており、弁体52の先端部との間で冷媒ガスの流れを絞るテーパ面59を有している。円筒部51dは、ガイド部51cの最も径が広がった部分からケースの軸方向に延設されており、弁体52をケース51の深さ方向(軸方向)に沿った移動を許容するようになっている。
また、ケースの解放端近傍の内壁には、後述するストッパ54を係止させる係止凹部60が全周に亘って環状に形成されている。
これに対して、弁体52は、ケース51内に収容され、ケース51の深さ方向(軸方向)に摺動自在となっている。この弁体52は、その先端部に形成された弁頭部52aと、この弁頭部に続いて形成され、背面にバネ53を収容する凹部61が形成された筒状の胴部52bと、この胴部52bの外周面から突設されたガイド羽根部52cとを有している。弁頭部52aには、軸方向に突出する凸部52a1とこの凸部52a1の周囲に形成された段差部52a2とが形成されている。この凸部52a1は、ケース51のシート面57と当接可能なシート面62を有し、ケース51のシート面57に接触したり離隔したりすることで、弁孔58を開閉するようにしている。ガイド羽根部52cは、胴部の外周面に等間隔に複数設けられ(この例では、90度間隔に4つ設けられ)、ケース51の円筒部51dの内周面を軸方向に摺接することで弁体52をケース51の軸方向にスムーズに案内する。また、隣り合うガイド羽根部間は、弁孔58からケース51内に流入した冷媒ガスを弁体52の下流側へ流通させる通路部52dとなっている。
ストッパ54は、この例では、アルミや合成樹脂等によって形成された薄板状の部材を菊座状に形成したもので、円盤状の座面部54aとこの座面部54aから放射状に等間隔に延設されて同方向(弁体と反対側)に折り曲げられた可撓性を有する複数の爪部54b(この例では、60度間隔に6つ設けられている)とを有して構成され、ケース51の解放端部に座面部54aの側から押し込んで爪部54bを弾性変形させ、爪部54bの先端をケース51の内壁の解放端近傍に形成された前記係止凹部60に引っ掛けるように係止させてケース51に固定させるようにしている。したがって、ストッパ54をケース51に固定した状態においては、隣り合う爪部54b間の隙間によってストッパ54の前後を連通させる連通部54cが形成され、前記弁体52と前記ケース51の内周面との間には、弁体52が開いた状態(弁体52の弁頭部52aがオーバーラップ部51bから外れるようにリフトした状態)においてケース51の弁孔58からストッパ54の連通部54cにかけて吐出ガスを流通させるガス通路65が形成される。
区画部材56は、ストッパ54の座面部54aに一体に成型されているもので、バネ53の径よりも大きい内径を有する円筒状の筒状部材として形成され、軸方向の寸法が弁体52に形成された凹部61の軸方向の寸法に略等しいかそれよりも短く形成されている。この区画部材56の外径は、弁体52の凹部61の内径よりも僅かに小さく形成されており、この例では、区画部材(筒状部材)56の外周面と弁体52の凹部61の内周面とのクリアランスが0.1mm程度に設定され、区画部材56を弁体52の凹部61に摺動自在に内嵌することでダンパ室55が形成されている。
前記バネ53は、このダンパ室55に軸方向で圧縮された状態で収容されているもので、弁体52の弁頭部52aとストッパ54の座面部54aとの間に弾装されており、弁体52の凸部52a1をケース51のシート面57に所定のセット荷重で押圧するように調整されている。
以上の構成において、次に、逆止弁50の動作を説明する。尚、弁孔58の直径をa1、その面積をA1とし、弁体52の弁頭部52aに形成された凸部52a1のシート面62の直径をa2、その面積をA2とし、弁体52の弁頭部52aの直径をa3、その面積をA3とする。
閉弁時においては、弁体52の凸部52a1のシート面62がケース51のシート面57に当接し、弁孔58を塞いでいる凸部52a1の部分には吐出室側の圧力である吐出室側吐出圧力(Pdc)が作用している。また、ケース51のシート面57と弁体52の段差部52a2との間には、空間63が形成され、この空間63に弁体52とケース51のオーバーラップ部51bとのクリアランスを介して弁体下流側の外部サイクル側の圧力である外部サイクル側吐出圧力(Pds)が入り、段差部(面積A3−A2)52a2に外部サイクル側吐出圧力(Pds)が作用する。また、シート面57のうち、弁孔58よりも外側の部分(面積A2−A1)には、吐出室側吐出圧力(Pdc)から外部サイクル側吐出圧力(Pds)にかけて圧力勾配があるので、ほぼ(Pds+Pdc)/2の圧力が作用する。これに対して、弁体52の上面(面積A3)には,外部サイクル側吐出圧力(Pds)が作用しており、この外部サイクル側吐出圧力(Pds)はバネ53のバネ荷重F0 とともに弁体52を閉方向へ押圧している。よって、逆止弁50は、
A1×Pdc+(A2−A1)(Pdc+Pds)/2+(A3−A2)Pds>A3×Pds+F0
となる条件にて開弁される。
そして、開弁直後においては、弁体52がシート面57から離反し、弁孔58が開いた状態にあるが、弁体52の先端部(弁頭部52a)がオーバーラップ部51bから外れていないため、弁孔58から流入された冷媒はオーバーラップ部51bにおける弁体52とケース51とのクリアランスを介してシステム側へ流れるだけであり、逆止弁50は実質的に開いていない状態にある。この状態においては、吐出室側吐出圧力(Pdc)が凸部52a1及び段差部52a2に作用し、吐出室側吐出圧力(Pdc)の作用する面積が広がるので、開弁力は強くなり、バネ53のバネ荷重に打ち勝って弁体52は全開方向へ移動する。
図3(b)は全開状態を示すもので、弁体52の先端部がオーバーラップ部51bから外れ、吐出室側の冷媒ガスが逆止弁50のガス通路65を介して外部サイクル側へ吐出される。バネ定数Kは圧力荷重に比べて小さく設定してあるので、通常運転時においては、逆止弁50はこの全開状態まで開口するようになっている。
低流量時においては、弁体52の前後の圧力差(Pdc−Pds)が小さく、バネ53のバネ荷重に抗して弁体52を全開状態に維持できなくなることがある。このとき、ガイド部51cは、末広がりのテーパ面を有しているので、弁体52のリフト量が小さくなってくると、弁体52の先端部とガイド部51cとの間の通路が絞られ、弁体52の前後の圧力差が大きくなる。このため、この圧力差によって弁体52はガイド部51cよりも下方へ移動することができなくなり、所定量以上のリフト量に維持されようとする。
ところが、上述のようにダンパ室55が形成されていない場合には、吐出室側に圧力脈動や、突発的な圧力変動が生じると、弁体52のリフト量を維持することができなくなり、弁体52の先端部がガイド部51cよりも下方へ移動し、弁体52がシート面57に着座して前述したチャタリングを起こす不都合が生じる。
これに対して、上述のように、弁体52とストッパ54との間にダンパ室55を形成することで、圧力脈動や、突発的な圧力変動があった場合でも、弁体52の急激な動きを緩和することが可能となる。
また、上述の構成においては、ダンパ室55にバネ53が配置されているので、ケース51と弁体52との間に形成されるガス通路65にバネ53を配置する必要がなくなり、バネ53により通路抵抗が大きくなる不都合を回避することも可能となる。
さらに、区画部材56がストッパ54に一体に形成された筒状部材として構成されているので、部品点数の増加を抑えることが可能となり、また、ケース51への組み付けも簡易に行うことも可能となる。
以上の構成においては、弁体52の動きをガイドするために弁体52の胴部52bから外側へガイド羽根部52cを突設し、また、ストッパ54に一体に形成された区画部材(筒状部材)56を弁体52の凹部61に摺動自在に内嵌させることでダンパ室55を形成した例を示したが、図5及び図6に示されるように、弁体52のガイド羽根部を無くして弁体52の胴部52bの外周面を滑らかに形成し、区画部材56をストッパ54と一体に形成された筒状部材で構成し、この区画部材56を弁体52の胴部52bに摺動自在に外嵌することで、区画部材56の内側と弁体52の凹部61とで囲まれた空間に、バネ53を圧縮した状態で収容するダンパ室55を形成するようにしてもよい(第2の実施例)。
尚、この例で示すストッパ54は、前記構成例のように菊座状に形成されているものではなく、合成樹脂などで構成された円柱状の本体部54dとこの本体部54dから放射方向に突設された突出部54eとを有して構成され、隣り合う突出部54e間にストッパ54の前後を連通させる連通部54fが形成されている。そして、このストッパ54をケース51の開口部から圧入することでケース51に固定し、周縁に形成されている連通部54fを弁体52とケース51との間に形成されるガス通路65の一部としている。
このような構成によれば、前記第1の実施例の効果に加えて、弁体52の胴部52bが区画部材(筒状部材)56に摺動自在に内嵌されているので、弁体52にガイド羽根部を設けなくても弁体52の軸方向への動きが区画部材56よって案内されることとなり、区画部材56の周囲にガス通路65を大きく確保することが可能となり、また、障害物がないことに加え、弁孔58から入って弁頭部を回り込んで下流側へ流れる冷媒ガスもシンメトリック(対照的)にケース内部を流れてストッパ54の連通部54fから吐出されるので、通路抵抗を小さくすることが可能となる。
以上までの構成においては、区画部材(筒状部材)56がストッパ54に一体に形成された例を示したが、図7,8に示されるように、区画部材56を、アルミ等の金属や合成樹脂等で形成された有底筒状の円筒部材で構成し、ストッパ54と別体で構成するようにしてもよい(第3の実施例)。
この区画部材(円筒部材)56は、内側に収容されるバネ53によってストッパ54の座面部54aに当接した状態が保持されるようになっており、開口部分がバネ53の径よりも大きい内径寸法に形成され、且つ、弁体52の凹部61の内径よりも僅かに小さい外径寸法に形成されているもので、開口側を弁体52の凹部61に摺動可能に挿入させて、ストッパ54と弁体52との間にバネ53を収容したダンパ室55を形成するようにしている。
尚、他の構成は、第1の実施例と同様であるので、同一箇所の同一符号を付して説明を省略する。
このような構成によれば、第1の実施例に示される作用効果に加え、弁体52と区画部材(筒状部材)56との間に形成されるクリアランスに起因して弁体52がケース51の軸心からずれ、また、傾いた場合でも、区画部材56はストッパ54と別体に形成されているので、そのようなずれや傾きを吸収することが可能となる。このため、弁体52とストッパ54との厳格な芯出しが不要となり、逆止弁50の厳格な組み付け精度が不要となる。
4 クランク室
7 シャフト
15 シリンダボア
16 ピストン
20 斜板
23 圧縮室
33 吸入室
34 吐出室
45 吐出通路
50 逆止弁
51 ケース
51a 底部
51b オーバーラップ部
52 弁体
52a 弁頭部
52b 胴部
52c ガイド羽根部
53 バネ
54 ストッパ
54c、54f 連通部
55 ダンパ室
56 区画部材
58 弁孔
61 凹部
65 ガス通路

Claims (4)

  1. 圧縮機の吐出室に吐出された作動流体を圧縮機外へ送出する吐出通路に設けられ、閉弁圧が開弁圧よりも小さく設定された逆止弁であって、
    底部に弁孔が形成された有底筒状のケースと、
    このケースの深さ方向に沿って前記ケース内を移動可能であり、前記弁孔を開閉する弁体と、
    前記弁体を前記底部に対して付勢するバネと、
    前記弁体の動きを制限すると共に連通部が形成されたストッパとを備え、
    前記弁体と前記ケースの内周面との間に前記弁孔から前記連通部にかけてガス通路を形成し、
    前記弁体に摺動可能に嵌合する区画部材により前記弁体と前記ストッパとの間にダンパ室を形成し、
    前記区画部材は、前記ストッパと別体に形成された有底の筒状部材で構成され、前記ケースの軸心に対する前記弁体のずれや傾きを許容しつつ、前記バネにより前記ストッパの座面部に当接した状態が保持されることを特徴とする逆止弁。
  2. 前記バネは、前記ダンパ室に収容されることを特徴とする請求項1記載の逆止弁。
  3. 前記弁体は、前記弁孔を開閉する弁頭部と、この弁頭部に続いて形成され、
    背面に凹部が形成された胴部と、この胴部の外周面から突設して前記ケースの内周面を摺接するガイド羽根部とを備え、
    前記区画部材の開口側を前記胴部の凹部に摺動可能に内嵌させることで前記ダンパ室を形成したことを特徴とする請求項2記載の逆止弁。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の逆止弁を用いた可変容量型圧縮機であって、クランク室を貫通してハウジングに回転自在に支持されたシャフトと、前記シャフトの回転に同期して回転すると共に、シャフトに対して傾斜可能に設けられた斜板と、前記斜板の周縁に係留され、前記斜板の回転に伴い前記ハウジングに形成されたシリンダボア内を往復摺動するピストンと、前記ピストンの往復摺動により前記シリンダボアに選択的に連通する吸入室および吐出室とを有し、前記斜板の傾斜角を変更することで吐出容量を可変制御するよう斜板式であることを特徴とする可変容量型圧縮機。
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