JP5697342B2 - 吸収性物品の包装構造及び包装構造の製造方法 - Google Patents

吸収性物品の包装構造及び包装構造の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、吸収性物品と包装材とが一緒に複数回折り曲げられることによって形成された吸収性物品の包装構造、及び当該包装構造の製造方法に関する。
従来、生理用ナプキンなどの吸収性物品は、衛生性を確保するために1つずつシート状の包装材で包装されることが一般的である。また、就寝時などにおける充分な吸収力の確保するため、製品長さを延長した吸収性物品も広く用いられている。このような製品長さを延長した吸収性物品では、通常の製品が三つ折りであるのに対して、一般的に四つ折りにして包装される(例えば、特許文献1)。
また、このような吸収性物品の包装構造(以下、包装体と適宜省略)において、包装材を節約して製造コストを低減する方法が知られている。例えば、まず、吸収性物品の縦方向の一方を折り曲げ、当該一方を下にして包装材上に吸収性物品を配置する。次いで、吸収性物品の他方を包装材とともに一方側に折り畳むことによって一方側と接合し、折り曲げられた吸収性物品の側部形状がZ字状である包装体が開示されている(特許文献2参照)。このような包装体によれば、吸収性物品の裏面全面に包装材を設けるよりも包装材の必要量が抑制される。
特許3685935号(第3−4頁、第2図) 特開2003−24373号(第3−4頁、第2−3図)
しかしながら、吸収性物品の製造工程において、包装材が連続したシート上に、吸収性物品の縦方向が搬送方向に直交するように吸収性物品を配置し、その後に吸収性物品を折り畳むことによって包装材を製造する場合、包装材の必要量を抑制するために、搬送方向に直交する包装材の幅方向の長さを吸収性物品の長さよりも短くすると、次のような問題が生じ得る。
すなわち、包装材の側端から吸収性物品の縦方向における一端部は包装材と接合されていないため、既に一回折り畳まれた当該一端部をセーラーなどの折り曲げ板を用いた従来の折り装置でさらに折り畳もうとすると、折り畳まれていた当該一端部が開いてしまい、上手く折り畳むことができない場合があった。なお、このような問題は、包装材の長さが吸収性物品の長さよりも短い場合でも、吸収性物品の縦方向における一端部を予め折り畳んだ状態で包装材上に配置する場合には生じないが、当該一端部が予め折り畳まれた吸収性物品を包装材上に配置(転写)することは、製造装置の構造が複雑になるなど、別の問題を引き起こす。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、包装材上に吸収性物品を配置した後に吸収性物品を折り畳む場合でも、包装材の必要量を節約しつつ確実に吸収性物品を折り畳むことができる吸収性物品の包装構造、及び当該包装構造の製造方法の提供を目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、次のような特徴を有している。すなわち、着用者の肌側に位置する肌側面(表面シート21)、及び前記着用者の下着側に位置する非肌側面(裏面シート22)を有し、縦方向(縦方向L)と、前記縦方向に直交する幅方向(幅方向W)とを有する吸収性物品(生理用ナプキン20)と、前記吸収性物品を個装するシート状の包装材(包装材10)とを含み、前記吸収性物品と前記包装材とが前記縦方向に一体的に折り畳まれた吸収性物品の包装構造(包装体1)であって、前記吸収性物品は、前記吸収性物品の端部を含む第1部分(第1部分20a)と、第1折り部(第1折り部44)を介して前記第1部分に隣接する第2部分(第2部分31)と、第2折り部(第2折り部41)を介して前記第2部分に隣接する第3部分(第3部分32)と、第3折り部(第3折り部42)を介して前記第3部分に隣接する第4部分(第4部分33)とを少なくとも有し、前記第1部分は、前記第1折り部を介して前記第2部分の非肌側面側に折り畳まれており、前記第3部分は、前記第2折り部を介して前記第2部分の肌側面側に折り畳まれており、前記第4部分は、前記第3折り部を介して前記第2部分の非肌側面側に折り畳まれており、前記包装材は、前記第3部分及び前記第4部分の少なくとも一部に接合されており、前記第1部分及び前記第2部分には接合されていないことを要旨とする。
本発明の他の特徴は、製造装置を用いて、吸収性物品と前記吸収性物品を吸収性物品を個装するシート状の包装材とを含む吸収性物品の包装構造の製造方法であって、前記吸収性物品は、着用者の肌側に位置する肌側面及び前記着用者の下着側に位置する非肌側面を有し、縦方向及び前記縦方向に直交する幅方向を有し、前記製造装置は、搬送方向に前記吸収性物品を搬送する搬送装置、及び、前記搬送方向の下流に向かうに連れて前記搬送装置に近づくように設けられている無端ベルトを有し、前記包装構造の製造方法は、前記搬送装置において前記搬送方向に連続して搬送されている前記包装材上に、前記縦方向が前記搬送方向の直交方向に沿うように前記吸収性物品を配置する配置工程と、前記包装材とともに搬送される前記吸収性物品の縦方向における一端部を、折り曲げ板に当接させることによって、前記搬送方向及び前記直交方向に対して略垂直になるように折り曲げる折り曲げ工程と、前記折り曲げ工程において折り曲げられた前記吸収性物品の縦方向における一端部の非肌側面に前記無端ベルトを当接させることによって、前記吸収性物品の縦方向における一端部を前記吸収性物品の肌側面側に折り畳む折り工程とを備えることを要旨とする。
本発明の特徴によれば、包装材の必要量を節約しつつ確実に吸収性物品を包装した吸収性物品の包装構造、及び当該包装構造の製造方法の提供することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る吸収性物品の包装構造1の全体概略斜視図である。 図2は、本発明の実施形態に係る包装体1の形状及び折り構造を模式的に示す図である。 図3は、図1のF3A−F3A線に沿った包装体1の縦方向に沿った断面の模式図、及び図2(a)のF3B−F3B線に沿った生理用ナプキン20の幅方向に沿った断面の模式図である。 図4は、本発明の実施形態に係る包装体1の製造過程を模式的に示す図である。 図5は、本発明の実施形態に係る包装体1の製造過程(第1折り工程)において用いられる折り装置100の斜視図である。 図6は、本発明の実施形態に係る折り装置100の平面図及び側面図である。 図7は、本発明の実施形態に係る折り装置100によって折り曲げられる生理用ナプキン20の形状変化を示す図である。 図8は、本発明の実施形態に係る包装体1の製造過程(第2折り工程)において用いられる折り装置200の平面図である。 図9(a)〜(e)は、本発明の実施形態に係る折り装置200によって第2部分31に折り端部20feが形成されることを説明する図である。 図10は、本発明の実施形態に係る折り装置200によって折り曲げられる生理用ナプキン20の形状変化を示す図である。 図11は、従来の折り工程における不具合点を説明する図である。
次に、本発明に係る吸収性物品の包装構造、及び包装構造の製造方法の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。
(1)吸収性物品の包装構造の全体概略構造
図1は、本実施形態に係る吸収性物品の包装構造1(以下、包装体1)の全体概略斜視図である。図1に示すように、包装体1は、包装材10、係止テープ15及び生理用ナプキン20によって構成される。包装体1は、包装材10と、生理用ナプキン20とが一緒に複数回折り曲げられることによって形成されている。本実施形態において生理用ナプキン20は、吸収性物品を構成する。
包装材10は、生理用ナプキン20を包装し、生理用ナプキン20に埃などの異物が付着することを防止する。包装材10は、生理用ナプキン20の非肌側面、具体的には裏面シート22(図1で不図示、図3(b)参照)と当接するシート状の部材である。包装材10は、生理用ナプキン20とともに折り曲げられている。包装材10としては、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリビニルアルコール、及びこれらの複合材料からなるフィルムなどを用いることができる。折り曲げられた包装材10の幅方向W(図2(a)参照)における両側端は、ヒートシールなどによって接着される。
生理用ナプキン20は、包装材10とともに複数回折り曲げられている。生理用ナプキン20は、折り曲げられた状態から展開すると縦長形状である。特に、生理用ナプキン20は、就寝時などにおける充分な吸収力の確保するため、製品長さが通常の製品よりも延長されている。このため、生理用ナプキン20は、通常の製品が製品の縦方向L(図1において不図示、図2参照)において三つ折りにされるのに対して、四つ折りにされている。
四つ折りにされた生理用ナプキン20を包装した包装材10には、係止テープ15が設けられる。係止テープ15は、包装体1を開封する際にユーザが摘めるように構成されている。
図2(a)〜(d)は、包装体1の形状及び折り構造を模式的に示す図である。図2(a)〜(d)に示すように、包装体1は、縦方向Lの第1部分20aから順に2回折り曲げられた後、縦方向Lの端部20b側から1回折り曲げられた四つ折り構造である。
生理用ナプキン20は、一対のウイング(ウイング51及びウイング52)を備えるとともに、一対のヒップフラップ(ヒップフラップ61及びヒップフラップ62)を備える。このように、生理用ナプキン20は、展開した状態において縦長であり、縦方向Lと幅方向Wとを有する。
ウイング51及びウイング52は、展開した状態において生理用ナプキン20の幅方向Wの外側に延出し、下着(不図示)のクロッチ部分の非肌側に折り返された状態で係止される。ウイング51及びウイング52は、包装状態では、生理用ナプキン20の表面シート21(図3(b)参照)側に折り曲げられている。
ウイング51(ウイング52)は、下着との当接面に形成されたウイング粘着部51a(ウイング粘着部52a)を有する。ウイング粘着部51a及びウイング粘着部52aとしては、例えば、スチレン系ポリマー、粘着付与剤及び可塑剤から構成されるホットメルト粘着材を用いることができる。また、折り曲げられたウイング51及びウイング52にはウイング粘着部51aとウイング粘着部52aとに剥離可能に接着された一体のウイング離型紙53が設けられる。ウイング離型紙53としては、表面にシリコン樹脂などの離型層が形成された紙材などを用いることができる。
ヒップフラップ61及びヒップフラップ62は、ウイング51及びウイング52と同様に、展開した状態において生理用ナプキン20の幅方向Wの外側に延出する。ヒップフラップ61及びヒップフラップ62は、ウイング51及びウイング52よりも着用者の臀部寄りに位置し、下着に肌当接面に止着される。ヒップフラップ61及びヒップフラップ62も、包装状態では、生理用ナプキン20の表面シート21側に折り曲げられている。
また、ヒップフラップ61(ヒップフラップ62)は、下着との当接面に形成されたフラップ粘着部61a(フラップ粘着部62a)を有する。フラップ粘着部61a及びフラップ粘着部62aとしては、ウイング粘着部51a及びウイング粘着部52aと同様の材料を用いることができる。
図3(a)は、図1のF3A−F3A線に沿った包装体1の縦方向に沿った断面の模式図である。なお、図3(a)では、ハッチング処理を一部省略している。
図3(a)に示すように、包装体1は、包装体1の端部を含む第1部分20aと、第1折り部44を介して第1部分20aに隣接する第2部分31と、第2折り部41を介して第2部分31に隣接する第3部分32と、第3折り部42を介して第3部分32に隣接する第4部分33とを少なくとも有する。
第1部分20aは、第1折り部44を介して第2部分31の非肌側面側に折り畳まれている。第3部分32は、第2折り部41を介して第2部分31の肌側面側に折り畳まれている。第4部分33は、第3折り部42を介して第2部分31の非肌側面側に折り畳まれている。第5部分34は、第4折り部43を介して第3部分32の非肌側面側に折り畳まれている。包装材10は、第3部分32及び第4部分33の少なくとも一部に接合されており、第1部分20a及び第2部分31には接合されていない。
図3(b)は、図2(a)のF3B−F3B線に沿った生理用ナプキン20の幅方向に沿った断面の模式図である。図3(b)に示すように、生理用ナプキン20は、着用者の肌側に位置する肌側面を形成する表面シート21、及び着用者の下着側に位置する非肌側面を形成する裏面シート22とを有する。また、表面シート21と裏面シート22との間には、着用者の体液などを吸収する吸収体23が設けられる。
表面シート21は不織布によって構成される。なお、表面シート21の素材は、有孔プラスチックシートなど、液体を透過する構造のシート状の材料であれば、特に限定されない。裏面シート22は、ポリエチレン、ポリプロピレンなどを主体としたフィルム、通気性の樹脂フィルム、スパンボンドまたはスパンレースなどの不織布に通気性の樹脂フィルムが接合されたシートなどで構成される。
吸収体23は、親水性繊維及びパルプを含む素材によって構成される。親水性繊維としては、粉砕パルプ、コットンなどのセルロース、レーヨン、フィブリルレーヨンなどの再生セルロース、アセテート、トリアセテートなどの半合成セルロース、粒子状ポリマー、繊維状ポリマー、熱可塑性疎水性化学繊維または親水化処理を施した熱可塑性疎水性化学繊維などを単独または混合して用いることができる。
また、図2(a)や図3(b)に示すように、生理用ナプキン20は、裏面粘着部24を有する。裏面粘着部24は、生理用ナプキン20の裏面、つまり、裏面シート22に形成される。裏面粘着部24としては、ウイング粘着部51aなどと同様の素材を用いることができる。裏面シート22には、裏面粘着部24に剥離可能に接着された本体離型紙70が設けられる。本体離型紙70としては、ウイング離型紙53などと同様の素材を用いることができる。
さらに、図3(b)に示すように、生理用ナプキン20は、一対の防漏部(防漏部26及び防漏部27)を有する。防漏部26及び防漏部27は、不織布と弾性糸(例えば、ポリウレタン弾性糸)とによって構成される。
なお、生理用ナプキン20は、例えば、上述した特許文献2に開示されている素材を用いて製造してもよい。
(2)包装体の製造方法
次に、図4〜図10を参照して包装体1の製造方法について説明する。図4(a)〜(d)は、包装体1の製造過程を模式的に示す。図5は、包装体1の製造過程(第1折り工程)において用いられる折り装置100の斜視図であり、図6(a),(b)は、折り装置100の平面図及び側面図をそれぞれ示す。図7は、折り装置100によって折り曲げられる生理用ナプキン20の形状変化を示す。
また、図8は、包装体1の製造過程(第2折り工程)において用いられる折り装置200の平面図であり、図9(a)及び(b)は、折り装置200によって第2部分31に折り端部20feが形成されることを説明する図である。図10は、折り装置200によって折り曲げられる生理用ナプキン20の形状変化を示す。以下、配置工程、第1折り工程、第2折り工程及び第3折り工程について説明する。
(2.1)配置工程
図4(a)及び図7に示すように、包装材10は、包装材10の搬送方向MDに連続し、連続シート10Cを構成する。配置工程では、生理用ナプキン20の縦方向Lが搬送方向MDに直交するように、生理用ナプキン20が、連続した包装材10上に配置される。この結果、連続シート10C上に生理用ナプキン20が等間隔で配置される。
配置工程では、縦方向Lにおける生理用ナプキン20の一方が搬送方向MDに直交する包装材10の幅方向Wにおける側端10aよりも外側に延出するように、生理用ナプキン20が包装材10上に配置される。つまり、包装材10は、第3部分32及び第4部分33の少なくとも一部に接合されており、第1部分20a及び第2部分31には接合されていない。包装材10は、第2部分31の非肌側面には設けられず、第3部分32の非肌側面、第4部分33の非肌側面及び第5部分34の非肌側面にのみ設けられる。
一方、第5部分34は、包装材10の幅方向における他端部10bよりも幅方向内側に位置するように、生理用ナプキン20が連続シート10C上に配置される。縦方向Lに沿った包装材10の長さは、縦方向Lに沿った生理用ナプキン20の長さよりも短く、これにより、生理用ナプキン20を包装するために必要な包装材10が節約されている。
また、生理用ナプキン20には、連続シート10C上に配置される時点において、ウイング粘着部51a及びウイング粘着部52aが形成されているとともに、裏面粘着部24が形成されている。また、生理用ナプキン20には、連続シート10C上に配置される時点において、ウイング離型紙53及び本体離型紙70も設けられている。
(2.2)折り工程
折り工程では、包装材10上に配置された生理用ナプキン20が複数回折り曲げられる。本実施形態では、第1折り工程〜第3折り工程を経ることによって、生理用ナプキン20が四つ折りにされた包装体1が形成される。
(2.2.1)第1折り工程
図4(a),(b)及び図7に示すように、第1折り工程では、生理用ナプキン20の幅方向Wに延びる第1折り曲げ線41fに沿って、生理用ナプキン20の縦方向Lにおける一方が、生理用ナプキン20の他方側の肌側面に折り曲げられる。本実施形態では、第1折り曲げ線41fは、生理用ナプキン20を展開した状態において、生理用ナプキン20の縦方向における中心CTよりも第2部分31寄りに位置する。
第1折り工程では、第2部分31の非肌側面に包装材10が設けられていない生理用ナプキン20の縦方向Lの一方(第1部分20a)が、他方(端部20b)側の肌側面に折り曲げられる。この結果、図4(b)に示すように、第2部分31は、第1折り曲げ部分41において、第3部分32の肌側面に包装材10を含むことなく単独で折り曲げられる。
第1折り工程では、図5〜図7に示す折り装置100が用いられる。折り装置100は、コンベヤー110、折り曲げ板120、8の字ベルト機構150及び押圧ローラー190を備える。
コンベヤー110は、生理用ナプキン20が等間隔で配置された連続シート10Cを搬送する。折り曲げ板120は、コンベヤー110によって搬送されてくる生理用ナプキン20の第2部分31と当接し、第2部分31を第3部分32の肌側面に対して略直角になるように立ち上げる。具体的には、折り曲げ板120は、搬送方向MDの下流に向かうに連れて押圧ローラー190との間隔が狭くなるような形状を有する。生理用ナプキン20の第2部分31以外の部分は、押圧ローラー190で押さえられており、第2部分31は、折り曲げ板120と押圧ローラー190の側面との間に形成された空隙において、折り曲げ板120によって折り曲げられる。
8の字ベルト機構150は、縦ローラー160、横ローラー170及び無端ベルト180を有する。縦ローラー160は、生理用ナプキン20の他方(端部20b)側の肌側面に対する垂直方向に沿った軸心を有する。一方、横ローラー170は、生理用ナプキン20の当該他方側の肌側面に平行であるとともに搬送方向MDと直交する方向に沿った軸心を有する。
縦ローラー160は、折り曲げ板120によって立ち上げられた第2部分31の肌側面と無端ベルト180とが当接するように設けられる。具体的には、縦ローラー160は、立ち上げられた第2部分31の側方に位置する。縦ローラー160の外周部には、無端ベルト180の幅に応じた複数の溝が形成されている。無端ベルト180が案内される溝は、生理用ナプキン20との位置関係などに応じて適宜変更できる。
横ローラー170は、縦ローラー160よりも搬送方向MDの下流側において、生理用ナプキン20の当該他方側の肌側面上に位置し、かつ生理用ナプキン20の一方の非肌側面を無端ベルト180が押さえる位置に設けられる。
無端ベルト180は、縦ローラー160の外周部と横ローラー170の外周部とに、8の字状になるように交差して掛け渡される。無端ベルト180は、生理用ナプキン20の搬送速度に合わせて回転させられる。無端ベルト180は、生理用ナプキン20の当該他方側の肌側面に対して略垂直になるように立ち上げられた第2部分31の非肌側面に当接しながら移動し、第2部分31が吸収性物品の当該他方側の肌側面に折り曲げられる。
つまり、無端ベルト180は、生理用ナプキン20の当該他方側の肌側面に対する垂直方向から視た場合、搬送方向MD下流に行くに連れて、生理用ナプキン20の一方側から他方側に向かうとともに、包装材10の幅方向から視た場合、搬送方向MD下流に行くに連れて、生理用ナプキン20の当該他方側の肌側面に接近する。
(2.2.2)第2折り工程
図4(b),(c)及び図10に示すように、第2折り工程では、幅方向Wに延びる第2折り曲げ線42fに沿って、第1折り工程において折り曲げられた生理用ナプキン20の一方(第1部分20a)を含む被折り曲げ部分である第2部分31と、被折り曲げ部分と重なっている生理用ナプキン20の他方側の部分である第3部分32とが、前記被折り曲げ部分と重なっていない生理用ナプキン20の当該他方側の肌側面に包装材10とともに折り曲げられる。つまり、第2部分31が折り曲げられた第3部分32は、第2折り曲げ部分42において第4部分33の肌側面に、包装材10とともに折り曲げられる。
また、本実施形態では、第2折り曲げ線42fは、生理用ナプキン20の第1部分20aよりも第1折り曲げ線41f(第1折り曲げ部分41)寄りに設けられる。さらに、第2折り曲げ線42fは、第2部分31のみが折られた状態において、生理用ナプキン20の縦方向における全長の2/3の位置よりも第1折り曲げ部分41寄りに位置する。すなわち、第1折り工程において折り曲げられた生理用ナプキン20の一方側の第1部分20aは、第2折り曲げ線42fの位置において第2部分31とともに折り曲げられる。この結果、図3(a)及び図9(b)〜(e)に示すように折り端部20feが形成される。
第2折り工程では、図8及び図9に示す折り装置200が用いられる。折り装置200は、セーラー板220、折り目形成ディスク230及び押圧ローラー240を備える。
セーラー板220は、コンベヤー(不図示)によって搬送されてくる連続シート10Cと当接し、第2部分31が折り返された第3部分32を第4部分33の肌側面に対して略直角になるように立ち上げられる。具体的には、セーラー板220は、搬送方向MDの下流に向かうに連れて押圧ローラー240との間隔が狭くなるような形状を有する。生理用ナプキン20の第4部分33及び第5部分34(図9参照)は、押圧ローラー240で押さえられており、第2部分31が折り返された第3部分32は、セーラー板220と押圧ローラー240の側面との間に形成された空隙において、セーラー板220と折り目形成ディスク230によって折り曲げられる。具体的には、図9(a)及び(b)に示すように、第1部分20aが折り目形成ディスク230の外縁によって折り曲げられ、折り曲げられた第2部分31が第3部分32から離れてしまうことを抑制している。
折り目形成ディスク230は、生理用ナプキン20の搬送速度に合わせて回転する。折り目形成ディスク230の外周部は、回転しながら生理用ナプキン20の第2折り曲げ線42fと当接し、生理用ナプキン20に折り目を形成する。この結果、生理用ナプキン20に第2折り曲げ部分42が形成される。
(2.2.3)第3折り工程
図4(c),(d)に示すように、第3折り工程では、生理用ナプキン20の幅方向に沿い、第4部分33と第5部分34との境界に位置する第3折り位置43fに沿って、第4部分33の肌側面側に折り返されている第3部分32の非肌側面側に、第5部分34が矢印ARの方向に包装材10とともに折り返される。なお、第5部分34の折り返しには、第2折り工程で用いた折り装置200と同様の折り装置を用いることができる。
この結果、第4部分34は、第3折り曲げ部分43において、第4部分33の肌側面に折り曲げられている第3部分32の非肌側面に包装材10とともに折り曲げられる。
なお、図10に示すように、一対のウイング(ウイング51及びウイング52)は、第4部分33に設けられる。また、図4(b)及び(c)に示すように、ウイング離型紙53は、第2部分31に位置する本体離型紙70と接合されている接合部分53aを有する。接合部分53aは、生理用ナプキン20の縦方向におけるウイング粘着部51a(ウイング粘着部52a)の外側端よりも縦方向外側に位置する。
なお、第3折り工程の後、第3部分32の非肌側面側に包装材10とともに折り返された第5部分34は、第3部分32とホットメルト粘着材で接合されるとともに、係止テープ15が取り付けられる。
以上説明した包装体1では、生理用ナプキン20の縦方向に沿った包装材10の長さは生理用ナプキン20の長さよりも短く、包装材10は、第3部分32の非肌側面、第4部分33の非肌側面及び第5部分34の非肌側面にのみに設けられる。
つまり、第2部分31の非肌側面には包装材10が設けられておらず、生理用ナプキン20を包装するために必要な包装材10の量を節約でき、製造コストを抑制し得る。また、生理用ナプキン20を上述したように四つ折りにすれば、少ない包装材10で生理用ナプキン20を確実に包装できる。
図9(a)〜(e)は、図8の工程S1〜S5を搬送方向下流側からみた模式図である。
図11(a)〜(e)は、図8に示す本実施形態の工程S1〜S5に対応する従来の工程を説明する図である。なお、図9、図11では、生理用ナプキン20の層構造は簡略化する。
例えば、第2部分311が生理用ナプキン20’の肌側面に第3部分321に折り返された状態で、折り端部20feが押圧ローラー240によって係止されないまま、第2折り工程が行われると、図11に模式的に示すような不具合が起こりうる。すなわち、押圧ローラー240’によって係止される折り端部20feがないため、第3部分321を第4部分331側に折り返す際に、第2部分311が第3部分321から離れてしまい(図12(b)、(c))、折り完了位置に差し掛かったとき、生理用ナプキン20’が上手く折り畳めていないことが起こる。
これに対して、本実施形態の生理用ナプキン20の製造工程では、生理用ナプキン20の第1部分20a側に設けられた第1折り部44によって現れる折り端部20feが形成される。このため、第2部分31の非肌側面に包装材10が設けられない場合でも、図9(a)及び(b)に示したように、第2折り工程において、折り端部20feが生理用ナプキン20の肌側面によって係止される。これにより、第2部分31が第3部分32から離れてしまうことを抑制できる。つまり、第2部分31が折り返された第3部分32を第4部分33の肌側面側に包装材10とともに折り返す際に、第2部分31が第4部分33側に動かないように規制される。このため、本実施形態によれば、第3部分32を第4部分33側に折り返す際に、生理用ナプキン20が上手く折り畳めなくなることを防止し得る。
また、包装材10の長さを生理用ナプキン20の長さよりも短くしたことによって、図4(d)に示したように包装体1の状態において、包装材10の重なっている数を低減できる。このため、包装材10の端部をシールする際に、包装材10の重なっている数が2枚または3枚となり、包装材10の重なっている数の差が少ないため、同様の強度で包装材10をヒートシールしても、包装材10が勝手に開封してしまったり、包装材10が強くシールされ過ぎて開封し難くなったりする不具合を解消できる。例えば、生理用ナプキン20の非肌側面全体に包装材10を設けた場合には、包装体の状態にすると、包装材10が重なる回数は、最も少ない部分で2枚、最も多い部分で4枚となり、上述したような不具合が発生し易い。
本実施形態では、第2部分31と第3部分32との境界に位置する第1折り曲げ部分41は、生理用ナプキン20の縦方向における中心CTよりも第2部分31寄りに位置する。このため、生理用ナプキン20を四つ折りにしつつ、少ない包装材10で生理用ナプキン20を包装できる。
本実施形態では、ウイング離型紙53は、本体離型紙70と接合されており、接合部分53aは、生理用ナプキン20の縦方向におけるウイング粘着部51a(ウイング粘着部52a)の外側端よりも縦方向外側に位置する。このため、図4(c)に示すように、包装体1の展開する際に、ユーザが第3部分32の端部(第1折り曲げ部分41の部分)を掴んで引き上げると、ウイング離型紙53が一対のウイングからスムーズに剥離する。すなわち、ユーザがウイング離型紙53を別個に引き剥がす必要がなく、生理用ナプキン20を装着する際に便利である。
上述した実施形態では、第1折り工程において8の字ベルト機構150が用いられる。8の字ベルト機構150を構成する無端ベルト180は、折り曲げ板120によって立ち上げられた第2部分31の非肌側面と当接しながら、第2部分31を第3部分32の肌側面上に折り曲げる。また、無端ベルト180は、生理用ナプキン20の搬送速度に合わせて回転させられているため、第2部分31が間欠的に搬送されている場合でも、第2部分31が無端ベルト180に引っ掛かってしまうような故障も発生し難い。包装材10の連続シート10Cが設けられていない第2部分31を折り畳む場合、第2折り工程で用いているような折り装置200では、第2部分31がセーラー板220に引っ掛かってしまう可能性が高くなり、都合が悪い。
(3)その他の実施形態
上述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
例えば、本発明の実施形態は、次のように変更することができる。生理用ナプキン20に設けられていた一対のウイングや一対のヒップフラップは、必ずしも設けられていなくても構わない。さらに、第2部分31、第3部分32、第4部分33及び第5部分34の幅は、上述した実施形態に限られず、四つ折りにして包装できるのであれば、各部分の幅は適宜変更しても構わない。さらに、生理用ナプキン20は、四つ折り構造であったが、三つ折り構造であってもよい。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
1…包装体、 10…包装材、 10C…連続シート、 10a…側端、 10b…他端部、 15…係止テープ、 20…生理用ナプキン、 20a…第1部分、 20b…端部、 20fe…折り端部、 21…表面シート、 22…裏面シート、 23…吸収体、 24…裏面粘着部、 26…防漏部、 27…防漏部、 31…第2部分、 32…第3部分、 33…第4部分、 34…第5部分、 41…第2折り部、 41…第1折り曲げ部分、 41f…第1折り曲げ線、 42…第2折り曲げ部分、 42f…第2折り曲げ線、 43…第3折り曲げ部分、 43f…第3折り曲げ位置、 44…第1折り部、 51,52…ウイング、 51a,52a…ウイング粘着部、 53…ウイング離型紙、 53a…接合部分、 61,62…ヒップフラップ、 61a,62a…フラップ粘着部、 70…本体離型紙、 100…折り装置、 110…コンベヤー、 120…折り曲げ板、 150…8の字ベルト機構、 160…縦ローラー、 170…横ローラー、 180…無端ベルト、 190…押圧ローラー、 200…折り装置、 220…セーラー板、 230…折り目形成ディスク、 240…押圧ローラー、 311…第2部分、 321…第3部分、 331…第4部分

Claims (3)

  1. 着用者の肌側に位置する肌側面、及び前記着用者の下着側に位置する非肌側面を有し、縦方向及び前記縦方向に直交する幅方向を有する吸収性物品と、
    前記吸収性物品を個装するシート状の包装材とを含み、
    前記吸収性物品と前記包装材とが前記縦方向に一体的に折り畳まれた吸収性物品の包装構造であって、
    前記吸収性物品は、
    前記吸収性物品の端部を含む第1部分と、第1折り部を介して前記第1部分に隣接する第2部分と、第2折り部を介して前記第2部分に隣接する第3部分と、第3折り部を介して前記第3部分に隣接する第4部分と、第4折り部を介して前記第4部分に隣接する第5部分とを有し、
    前記第4部分には、前記吸収性物品の幅方向外側に延出し、前記下着のクロッチ部分に係止される一対のウイングを有しており、
    前記吸収性物品の前記非肌側面には、前記第2部分と前記第3部分と前記第4部分と前記第5部分とにわたって形成される裏面粘着部を有し、前記裏面粘着部には、剥離可能に接着された本体離型紙が前記第2部分と前記第3部分と前記第4部分と前記第5部分とにわたって設けられており、
    前記一対のウイングは、前記下着との当接面に形成されたウイング粘着部を有するとともに、前記吸収性物品の肌側面に折り畳まれており、
    折り曲げられた前記一対のウイングには、一方のウイングのウイング粘着部と他方のウイングのウイング粘着部とに剥離可能に接着された一体のウイング離型紙が設けられており、
    前記第1部分は、前記第1折り部を介して前記第2部分の非肌側面側に折り畳まれており、
    前記第3部分は、前記第2折り部を介して前記第2部分の肌側面側に折り畳まれており、
    前記第4部分は、前記第3折り部を介して前記第2部分の非肌側面側に折り畳まれており、
    前記第5部分は、前記第4折り部を介して前記第3部分の非肌側面側に折り畳まれており、
    前記包装材は、前記第1部分の非肌側面側及び前記第2部分の非肌側面側には設けられておらず、前記第3部分の非肌側面側と前記第4部分の非肌側面側と前記第5部分の非肌側面側とに設けられており、
    前記包装材は、前記第3部分の非肌側面側及び前記第4部分の非肌側面側に位置する前記本体離型紙の少なくとも一部に接合されており、前記第1部分及び前記第2部分には接合されておらず、
    前記吸収性物品が折り畳まれた状態において、前記第1部分と前記第5部分とは、重ならず、
    前記ウイング離型紙は、前記第2部分に位置する前記本体離型紙と接合される接合部分を有しており、
    前記接合部分は、前記吸収性物品の縦方向において、前記ウイング粘着部の外側端よりも外側に位置することを特徴とする吸収性物品の包装構造。
  2. 製造装置を用いて、吸収性物品と前記吸収性物品を個装するシート状の包装材とを含む吸収性物品の包装構造の製造方法であって、
    前記吸収性物品は、着用者の肌側に位置する肌側面及び前記着用者の下着側に位置する非肌側面を有し、縦方向及び前記縦方向に直交する幅方向を有し、
    前記吸収性物品は、
    前記吸収性物品の端部を含む第1部分と、第1折り部を介して前記第1部分に隣接する第2部分と、第2折り部を介して前記第2部分に隣接する第3部分と、第3折り部を介して前記第3部分に隣接する第4部分と、第4折り部を介して前記第4部分に隣接する第5部分とを有し、
    前記第4部分には、前記吸収性物品の幅方向外側に延出し、前記下着のクロッチ部分に係止される一対のウイングを有しており、
    前記吸収性物品の前記非肌側面には、前記第2部分と前記第3部分と前記第4部分と前記第5部分とにわたって形成される裏面粘着部を有し、前記裏面粘着部には、剥離可能に接着された本体離型紙が前記第2部分と前記第3部分と前記第4部分と前記第5部分とにわたって設けられており、
    前記一対のウイングは、前記下着との当接面に形成されたウイング粘着部を有するとともに、前記吸収性物品の肌側面に折り畳まれており、
    折り曲げられた前記一対のウイングには、一方のウイングのウイング粘着部と他方のウイングのウイング粘着部とに剥離可能に接着された一体のウイング離型紙が設けられており、
    前記製造装置は、搬送方向に前記吸収性物品を搬送する搬送装置、及び、前記搬送方向の下流に向かうに連れて前記搬送装置に近づくように設けられている無端ベルトを有し、
    前記包装構造の製造方法は、
    前記搬送装置において前記搬送方向に連続して搬送されている前記包装材上に、前記縦方向が前記搬送方向の直交方向に沿うように前記吸収性物品を配置する配置工程と、
    前記第2折り部に沿って、前記第1部分と前記第2部分とを折り畳む第1折り工程と、
    前記第1折り部及び第3折り部に沿って、前記第2部分と前記第3部分とを折り畳む第2折り工程と、
    前記第3折り部に沿って、前記第5部分を折り畳む第3折り工程とを含み、
    前記配置工程では、
    前記包装材は、前記第1部分の非肌側面側及び前記第2部分の非肌側面側には設けられず、前記第3部分の非肌側面側と前記第4部分の非肌側面側と前記第5部分の非肌側面側とに設けられ、
    前記包装材は、前記第3部分の非肌側面側及び前記第4部分の非肌側面側に位置する前記本体離型紙の少なくとも一部に接合され、前記第1部分及び前記第2部分には接合されず、
    前記第1折り工程では、
    前記包装材とともに搬送される前記吸収性物品の縦方向における一端部を、折り曲げ板に当接させることによって、前記搬送方向及び前記直交方向に対して略垂直になるように折り曲げる折り曲げ工程と、
    前記折り曲げ工程において折り曲げられた前記吸収性物品の縦方向における一端部の非肌側面に前記無端ベルトを当接させることによって、前記吸収性物品の縦方向における一端部を前記吸収性物品の肌側面側に折り畳む折り工程とを備え、
    前記第2折り工程では、
    前記第2部分と前記第3部分とが折り畳まれた後、前記吸収性物品の縦方向において、前記ウイング粘着部の外側端よりも外側の位置に、前記ウイング離型紙と前記第2部分に位置する前記本体離型紙とを接合する接合部分が形成され、
    前記第3折り工程では、
    前記第5部分が前記第1部分と重ならないように折り畳まれることを特徴とする包装構造の製造方法。
  3. 前記折り工程では、前記無端ベルトを、前記搬送方向下流に行くに連れて、前記吸収性物品の縦方向における一端部から他端部に向かうように、かつ前記吸収性物品の肌側面に接近するように移動させる請求項2に記載の包装構造の製造方法。

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