JP5695222B1 - 作業機械及び作業機械の管理システム - Google Patents

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Abstract

作業機械MCは、情報生成部21Aと、分割部21Bと、情報付与部21Cと、通信装置24とを含む。情報生成部21Aは、作業機械MCに関する情報としての作業機械情報を生成する。分割部21Bは、作業機械情報を所定のデータ量の単位で分割して、分割作業機械情報を生成する。情報付与部21Cは、分割作業機械情報に、この分割作業機械情報の属性を示す属性情報を付与する。通信装置24は、作業機械情報又は属性情報が付与された分割作業機械情報を作業機械MCの外部に送信する。

Description

本発明は、作業機械及び作業機械の管理システムに関する。
建設機械等の作業機械を管理する管理システムが知られている(例えば、特許文献1)。このような作業機械の管理システムは、管理装置が作業機械に搭載された端末から通信回線を介して作業機械の情報を入手するものが多い。
特開2006−92017号公報
前述したような作業機械の管理システムは、作業機械から管理装置への情報の通信のために携帯通信網を用いることがある。この場合、移動体通信の通信方式によっては、通信可能なデータ量に制限を受けることがある。このため、移動体通信を用いる場合、作業機械と管理装置との間でやり取りされる情報が欠落する可能性がある。
本発明は、作業機械と管理装置との間で情報を確実にやり取りできるようにすることを目的とする。
本発明は、作業機械に関する情報としての作業機械情報を生成する情報生成部と、前記作業機械情報を所定のデータ量毎に分割して、分割作業機械情報を生成する分割部と、前記分割作業機械情報に、この分割作業機械情報の属性を示す属性情報を付与する情報付与部と、前記作業機械情報又は前記属性情報が付与された前記分割作業機械情報を前記作業機械の外部に送信する通信部と、を含む、作業機械である。
前記属性情報は、前記分割作業機械情報が分割される前の前記作業機械情報を示す情報と、前記分割作業機械情報の順序を示す情報と、分割数とを少なくとも含むことが好ましい。
前記通信部は、第1の通信方式で前記作業機械情報を送信し、前記第1の通信方式による通信が確立できない場合は、前記第1の通信方式よりも1回の通信における情報の送信量が小さい第2の通信方式で、前記属性情報が付与された前記分割作業機械情報を送信することが好ましい。
前記通信部は、すべての前記分割作業機械情報を前記第2の通信方式で送信できなかった場合、次の前記第2の通信方式による送信時において、すべての前記分割作業機械情報を送信し直すことが好ましい。
前記分割部は、前記作業機械情報を分割する必要がない場合でも、前記作業機械情報を前記分割作業機械情報として処理し、前記情報付与部は、前記分割作業機械情報に前記属性情報を付与することが好ましい。
前記分割部は、前記作業機械情報のデータ量が前記所定のデータ量よりも大きい場合に、前記分割作業機械情報を生成することが好ましい。
本発明は、作業機械に与えられる情報及び前記情報の属性を示す属性情報を少なくとも含む少なくとも1つの付与情報を受信する通信部と、前記付与情報が単独である場合、前記付与情報から前記属性情報を削除して前記作業機械に与えられる情報を生成し、前記付与情報が複数である場合、前記属性情報に基づいて前記複数の付与情報を結合し、かつ前記属性情報を削除して前記作業機械に与えられる情報を生成する復元部と、を含む、作業機械である。
本発明は、前述した作業機械と、前記通信部から送信された前記分割作業機械情報から、前記作業機械情報を生成する復元部と、を含む、作業機械の管理システムである。
本発明は、前述した作業機械と、前記付与情報を生成して前記通信部に送信する情報生成部と、を含む、作業機械の管理システムである。
本発明は、作業機械に関する情報としての作業機械情報を生成する情報生成部と、前記作業機械情報を所定のデータ量毎に分割して、分割作業機械情報を生成する分割部と、前記分割作業機械情報に、この分割作業機械情報の属性を示す属性情報を付与する情報付与部と、前記作業機械情報又は前記属性情報が付与された前記分割作業機械情報を前記作業機械の外部に送信する通信部と、を含み、前記属性情報は、前記分割作業機械情報が分割される前の前記作業機械情報を示す情報と、前記分割作業機械情報の順序を示す情報と、分割数とを少なくとも含み、前記通信部は、パケット通信で前記作業機械情報を送信し、前記パケット通信による通信が確立できない場合は、ショートメッセージサービスで前記属性情報が付与された前記分割作業機械情報を送信する、作業機械である。
本発明は、作業機械と管理装置との間で情報を確実にやり取りできるようにすることができる。
図1は、本実施形態に係る作業機械の管理システムが適用される現場を示す図である。 図2は、管理システムが有する管理装置の機能ブロック図である。 図3は、作業機械の一例を示すブロック図である。 図4は、作業機械情報の一例を示す概念図である。 図5は、分割作業機械情報の一例を示す概念図である。 図6は、属性情報の一例を示す概念図である。 図7は、管理装置が分割作業機械情報を元の作業機械情報に復元する処理の一例を示す図である。 図8は、管理装置が分割作業機械情報を元の作業機械情報に復元する処理の一例を示す図である。 図9は、管理システムで実行される作業機械情報の送受信の処理例を示すフローチャートである。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。
<作業機械の管理システム1の概要>
図1は、本実施形態に係る作業機械の管理システム1が適用される現場を示す図である。作業機械の管理システム(以下、適宜管理システムという)1は、作業機械の状態に関する情報(適宜、作業機械情報という)を収集し、管理することにより、作業機械の予防保全及び故障診断等を実行する。図1に示す例において、管理システム1は、ダンプトラック2及び油圧ショベル4の状態を管理するが、本実施形態において、作業機械はこれらに限定されない。例えば、管理システム1は、ホイールローダ、ブルドーザ、クレーン又はフォークリフト等を管理してもよい。以下において、ダンプトラック2及び油圧ショベル4を、適宜作業機械MCというものとする。
本実施形態において、作業機械MCは、オペレータの操作によって動作する有人の機械であるが、作業機械MCはこのようなものに限定されない。例えば、作業機械MCは、管理システム1による管理のもと、作業機械MCに備えられた制御システム等により制御されることにより走行等を行い、かつ管理システム1によって運行が管理されたり、管理システム1の管理装置10を介してオペレータが遠隔操作したりする無人の機械であってもよい。
管理システム1は、例えば、管理装置10が、作業機械MCの作業機械情報を、携帯電話等の移動体通信に適用される無線通信システムを介して作業機械MCから収集する。管理装置10は、例えば、管理施設3内に設置されている。管理施設3は、作業機械MCが稼働する現場内に設けられていてもよいし、作業機械MCが稼働する現場から遠く離れた場所、例えば作業機械MCの予防保全等を実行するサービスマン又は管理者が滞在する場所に設けられていてもよい。また、管理装置10は所定の場所に設置されたものでもよいし、無線通信の機能を備えた携帯端末のように、任意の場所に移動可能なものであってもよい。本実施形態において、管理装置10は、通信装置5を介して通信回線7に接続されている。通信回線7には、交換機8が接続されている。交換機8は、基地局6と通信回線7とを接続している。交換機8は、作業機械MCが備える通信装置と管理装置10との間の通信を、通信回線7との間で中継する役割を有している。基地局6は、作業機械MCが備える通信装置から送信される各種情報を受信し、復調して交換機8に送信する。
作業機械MCは、自身に搭載される制御装置が収集した作業機械情報を、アンテナ2A、4Aから外部に送信する。管理装置10は、作業機械MCの通信装置から送信された、作業機械情報を含む各種情報を、基地局6、交換機8、通信回線7及び通信装置5を介して取得する。作業機械MCの制御装置が生成し、管理装置10が取得する作業機械情報は、作業機械MCの稼働状態に関する情報を含み、例えば、作業機械MCの位置に関する情報である位置情報(緯度、経度又は高度の座標)、稼働時間、走行距離、エンジン水温、異常の有無、異常の箇所、異常の種類を示すコード、バッテリ電圧の状態、燃料残量、燃料消費率及び積載量等のうちの少なくとも1つである。作業機械情報は、これらに限らず、作業機械の種類に応じた各種情報であればよく、作業機械がどの場所でどの程度の時間稼働していたのか、作業機械が順調に稼働していたのか又は異常が生じていたのかといった作業機械の稼働状態を示す情報であればよい。また、作業機械情報は、作業機械の過去の稼働状態を示す情報に限らず、現在の稼働状態を示す情報であってもよい。このような作業機械情報は、例えば、作業機械MCの予防保全及び故障診断等に用いられる。
管理装置10は、作業機械MCに与えられる情報を送信することができる。この場合、管理装置10は、作業機械MCに与えられる情報を、通信装置5を介して通信回線7に送信する。この情報は、交換機8で変調され、基地局6から電波の形で送信される。基地局6から送信された、作業機械MCに与えられる情報を含む電波は、作業機械MCのアンテナ2A、4Aが受信する。作業機械MCの通信装置は、アンテナ2A、4Aが受信した電波を、後述する制御装置20が解読できる元の情報になるように復調及び変換の処理を実行し、作業機械MCの制御装置20に送信する。このように、作業機械MCと管理装置10とは、無線通信によって相互に情報をやり取りすることができる。次に、管理装置10について、より詳細に説明する。
<管理装置10>
図2は、管理システム1が有する管理装置10の機能ブロック図である。管理装置10は、処理装置12と、記憶装置13と、入出力部(I/O)15とを含む。管理装置10は、入出力部15に、出力装置としての表示装置16と、入力装置17と、通信装置5とが接続されている。管理装置10は、例えば、コンピュータである。処理装置12は、例えば、CPU(Central Processing Unit)とメモリとを組み合わせた装置である。記憶装置13は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ若しくはハードディスクドライブ等又はこれらを組み合わせたものである。入出力部15は、処理装置12又は記憶装置13との間で情報の入出力を行う。また、入出力部15は、管理装置10に接続される表示装置16又は入力装置17、さらには通信装置5との間で情報の入出力を行う。
処理装置12は、本実施形態に係る作業機械の管理方法を実行する。処理装置12は、復元部12Aと、情報生成部12Bとを含む。復元部12Aは、図1に示す作業機械MCの通信部(通信装置)から送信された分割作業機械情報から、作業機械情報を生成する。情報生成部12Bは、作業機械MCに与えられる情報と、この情報の属性を示す属性情報とを少なくとも含む少なくとも1つの付与情報を生成する。生成された付与情報は、通信装置5を介して作業機械MCの通信部に送信される。これらの機能は、処理装置12がそれぞれの機能に対応するコンピュータプログラムを記憶装置13から読み込んで実行することにより実現される。
記憶装置13は、処理装置12に各種の処理を実行させるための各種のコンピュータプログラム及び作業機械MCから取得した作業機械情報等を記憶している。記憶装置13は、受信データ保存データベース13M、分割データ一時保存データベース13TM及び送信データ待機データベース13Wを有している。受信データ保存データベース13Mは、作業機械MCから送信された分割作業機械情報から生成された作業機械情報を保存する。分割データ一時保存データベース13TMは、作業機械MCから送信された分割作業機械情報を一時的に保存する。送信データ待機データベース13Wは、作業機械MCに与える付与情報を保存する。付与情報の詳細は後述する。
表示装置16は、例えば、液晶ディスプレイ等である。入力装置17は、例えば、キーボード、タッチパネル又はマウス等である。次に、作業機械MCについて、より詳細に説明する。
<作業機械MC>
図3は、作業機械MCの一例を示すブロック図である。作業機械MCは、制御装置20と、アンテナ24Aが接続された通信装置24と、GPS用アンテナ25Aが接続された位置検出装置25と、作業機26Mを制御する作業機コントローラ26と、エンジン27Eを制御するエンジンコントローラ27と、走行装置28Dを制御する走行コントローラ28とを含む。作業機械MCが図1に示す油圧ショベル4である場合、走行コントローラ28は必ずしも必要なものではない。図3に示す作業機械MCは、作業機26Mを備える。すなわち、作業機械MCは、例えば、油圧ショベル、ホイールローダ、ブルドーザ、クレーン又はフォークリフト等であるが、作業機26Mを備えるものには限定されない。例えば、作業機械MCは、ダンプトラックであってもよい。また、作業機械MCは、動力発生源としてエンジン27Eを備えるが、動力発生源は電動機であってもよい。
制御装置20は、処理装置21と、記憶装置22と、入出力部(I/O)23とを含む。制御装置20は、例えば、コンピュータである。制御装置20は、作業機械MCを制御し、かつ作業機械情報を収集する。制御装置20は、収集した作業機械情報を、通信装置24及びアンテナ24Aを介して作業機械MCの外部、より具体的には図1及び図2に示す管理装置10に向けて送信する。作業機械情報は、例えば、作業機コントローラ26から収集される作業機26Mの状態に関する情報、エンジンコントローラ27から収集されるエンジン27Eの状態に関する情報及び走行コントローラ28から収集される走行装置28Dの状態に関する情報(速度、進行方向等の情報)である。
作業機26Mの状態に関する情報、エンジン27Eの状態に関する情報又は走行装置28Dの状態に関する情報は、図示しない圧力センサ、回転センサ又は温度センサといった各種センサから得られた情報を含む。作業機械MCは、エンジン27Eの出力設定及び走行装置28Dの速度設定等を、図示しない操作ボタン等の設定装置により行うことができる。そのような設定状態に関する情報を制御装置20が収集し、収集された情報が作業機械情報に含められてもよい。また、位置検出装置25が検出した作業機械MCの位置(緯度、経度及び高度)及び作業機械MCに発生した異常に関する情報も作業機械情報に含まれる。作業機械MCに発生した異常に関する情報は、例えば、ある種のエラーコード、異常の種類又は異常の発生時間である。作業機械情報は、作業機械MCに発生した異常に関する情報に限らず、稼働時間のような、作業機械MCが正常に稼働していることを示す情報を含んでいてもよい。
処理装置21は、例えば、CPUとメモリとを組み合わせた装置である。処理装置21は、情報生成部21Aと、分割部21Bと、情報付与部21Cと、通信部21Dと、復元部21Eとを有する。情報生成部21Aは、作業機コントローラ26、エンジンコントローラ27、位置検出装置25、走行コントローラ28及び作業機械MCの各種センサ類から、作業機械MCの位置に関する情報及び状態に関する情報を収集し、作業機械情報を生成する。
分割部21Bは、情報生成部21Aによって生成された作業機械情報を、所定のデータ量毎に分割して、分割作業機械情報を生成する。情報付与部21Cは、分割部21Bによって生成された複数の分割作業機械情報に、この分割作業機械情報の属性情報を付与する。属性情報は、分割作業機械情報の属性を示す情報である。属性情報は、例えば、分割作業機械情報であるか否かの情報、その分割作業機械情報に対応する作業機械情報が何分割されたものであるかの情報、各分割作業機械情報が分割前における作業機械情報全体の中で何番目のものであるかという順序を示す情報、分割作業機械情報の結合対象を識別する情報等である。
通信部21Dは、作業機械情報又は属性情報が付与された分割作業機械情報を、作業機械MCの外部に送信する。通信方式の詳細については後述するが、通信部21Dは、第1の通信方式を用いて作業機械情報を送信する。第1の通信方式による通信が確立できない場合、通信部21Dは、第1の通信方式よりも1回の通信における情報の送信量が小さい第2の通信方式を用いて、属性情報が付与された分割作業機械情報を送信する。
第1の通信方式としては、例えば、パケット通信がある。パケット通信は、コンピュータ通信において、データを小さなまとまりに分割して1つ1つ送受信する通信方式である。分割されたデータはパケットと呼ばれる。パケットには、データの他に、送信先のアドレス、自身がデータ全体のどの部分なのかを示す位置情報及び誤り訂正符号等が付加される。パケット通信を用いると、ある2地点間の通信において途中の回線が占有されることがなくなり、通信回線を効率よく利用することができる。また、パケット通信は、通信の経路を柔軟に選択できるため、通信回線の一部に通信障害が発生しても他の通信回線で代替できるという利点もある。パケット通信は、原理上、1回あたりの通信において送信できる情報の量、すなわち1回の通信で送信できるデータの送信量は制限がない。
第2の通信方式としては、例えばSMS(Short Message Service:ショートメッセージサービス)がある。SMSは、例えば、携帯電話同士で短い文字メッセージを送受信できるサービスである。SMSは、通話相手の電話番号を指定して、全角(日本語)であれば数十文字、半角(英数字)であれば百数十文字程度までの文字のメッセージを、SMSの提供を受ける携帯電話同士で即時に交換できるシステムである。画像又は音声等を添付できるものは、MMS(Multimedia Messaging Service)と呼ばれる。SMSは、世界的に見れば、GSM(登録商標)規格の一部として140バイト(7ビットアルファベットで160文字)までのメッセージを交換できる標準規格が普及しており、国又は通信キャリア(電気通信事業者)の違いを問わず利用できる。SMSは、1回の通信における送信量は所定の大きさ、例えば、140バイトに制限される。このため、第2の通信方式としてのSMSは、第1の通信方式としてのパケット通信と比較して1回の通信で送信できるデータの送信量は小さい。
一般に、パケット通信による通信が利用できなくても、SMSによる通信は利用できる場合が多い。このため、本実施形態においては、前述したように、制御装置20の通信部21Dは、通常は、第1の通信方式として、例えばパケット通信を用いて、作業機械情報を作業機械MCの外部に送信する。そして、第1の通信方式による通信が確立できない場合、通信部21Dは、第1の通信方式よりも1回の通信における情報の送信量が小さい第2の通信方式として、例えばSMSで、属性情報が付与された分割作業機械情報を送信する。このようにすることで、制御装置20及び作業機械MCは、パケット通信が利用できない遠隔地においても、SMSを利用して作業機械情報を管理装置10に送信することができる。
通信部21Dが第2の通信方式を用いて作業機械情報を送信する場合、1回の通信における送信量は、例えば、140バイトに制限される。このため、通信部21Dは、第2の通信方式を用いて作業機械情報を作業機械MCの外部に送信する。作業機械情報は、分割部21Bによって分割され、情報付与部21Cによって属性情報が付与された作業機械情報、すなわち分割作業機械情報となって作業機械MCの外部に送信される。分割作業機械情報は、第2の通信方式によって送信される。このため、分割作業機械情報は、属性情報を含めた大きさが、1回の通信における送信量の制限を超えないようになっている。
分割部21Bは、元の作業機械情報を分割する。その際、分割された作業機械情報の送信量の大きさが、第2の通信方式を用いた場合の1回の通信において制限される。送信量から属性情報を減算した大きさ以下になるように、元の作業機械情報は分割される。このようにして生成された分割作業機械情報に属性情報が付与された情報は、第2の通信方式を用いた場合の1回の通信における送信量の制限以下になる。このため、元の作業機械情報が、第2の通信方式を用いた場合の1回の通信における送信量の制限を超えていても、通信部21Dは、第2の通信方式を用いて、属性情報が付与された分割作業機械情報を作業機械MCの外部に送信することができる。本実施形態において、属性情報が付与された分割作業機械情報が複数存在する場合、通信部21Dは、分割作業機械情報の数だけ第2の通信方式を用いて送信する。
図2に示す管理装置10は、作業機械MCに情報、例えば、更新されたソフトウェア及びセキュリティ向上のために作業機械MCの操作をロックするための命令等を与えることがある。この場合、管理装置10の情報生成部12Bは、作業機械MCに与えられる情報を生成する。この情報は、作業機械MCに送信されるまでの間、送信データ待機データベース13Wに保存され、送信のタイミングになったら、管理装置10が通信装置5を介して作業機械MCに送信する。
管理装置10が第2の通信方式を用いてこの情報を作業機械MCに送信する場合、前述した、1回の通信における送信量の制限を受ける。このため、第2の通信方式が用いられる場合、情報生成部12Bは、作業機械MCに与えられる情報を分割し、分割された情報の属性を示す属性情報を分割されたそれぞれの情報に付与した上で、作業機械MCに送信する。属性情報は、例えば、付与情報であるか否かの情報、分割された情報であるか否かの情報、その分割された情報に対応する情報が何分割されたものであるかの情報、分割された情報のそれぞれが、分割前における情報全体の中で何番目のものであるかという順序を示す情報及び分割された情報の結合対象を識別する情報等の少なくとも一つである。分割された情報及びこの情報の属性情報を少なくとも含む情報を付与情報という。管理装置10から作業機械MCに情報が送信される場合、通信部21Dは、少なくとも1つの付与情報を取得することがある。通信部21Dが取得した付与情報は、制御装置20の記憶装置22に記憶される。
復元部21Eは、記憶装置22に記憶された付与情報が単独である場合、すなわち、付与情報が、管理装置10において分割されずに作業機械MCに送信されたものである場合、付与情報から属性情報を削除して作業機械MCに与えられる情報を生成する。復元部21Eは、付与情報が複数である場合、属性情報に基づいて複数の付与情報を結合し、かつ属性情報を削除して、作業機械MCに与えられる情報を生成(復元)する。このようにすることで、第2の通信方式を用いて、管理装置10から作業機械MCに情報を送信した場合であっても、制御装置20は、その情報を受信して復元することができる。
記憶装置22は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ若しくはハードディスクドライブ等又はこれらを組み合わせて構成されている。記憶装置22は、処理装置21が生成した作業機械情報、分割作業機械情報及び属性情報が付与された分割作業機械情報を一時的に保存したり、前述したように、管理装置10から送信された、作業機械MCに与えられる情報又は付与情報を保存したりする。
記憶装置22は、処理装置21が実行する処理の命令が記述されたコンピュータプログラム、作業機械情報を収集するための処理の命令が記述されたコンピュータプログラム、作業機械MCを制御するための命令が記述されたコンピュータプログラム及び作業機械の管理システム1を運用するための各種設定値等を記憶している。処理装置21は、前述したコンピュータプログラムを読み出し、対応した処理を実行する。
入出力部23には、処理装置21と、制御装置20に接続される通信装置24、位置検出装置25、作業機コントローラ26、エンジンコントローラ27及び走行コントローラ28等の機器類及び各種センサ類が接続されている。入出力部23は、処理装置21と、自身に接続される機器類及びセンサ類との間で情報の入出力を行う。制御装置20と各コントローラとは、CAN(Controller Area Network)を用いて相互に通信可能とされている。
通信装置24は、制御装置20が作業機械MCの外部と通信する際に用いられる。本実施形態において、通信装置24は、無線通信装置である。通信装置24は、各種の制御装置及び各種のセンサ、通信端末並びに通信モデムを有する。通信装置24は、アンテナ24Aを介して、図1に示す基地局6との間で相互に無線通信を行う。アンテナ24Aは、図1に示すダンプトラック2のアンテナ2Aであってもよいし、油圧ショベル4のアンテナ4Aであってもよいし、これら以外であってもよい。制御装置20は、アンテナ24A及び通信装置24を介して、前述の作業機械情報、分割作業機械情報及び付加情報といった各情報を送受信する。
位置検出装置25は、GPS用アンテナ25Aを備えている。GPS用アンテナ25Aは、GPS(Global Positioning System)を構成する複数のGPS衛星から出力された電波を受信する。GPS用アンテナ25Aは、受信した電波を位置検出装置25に出力する。位置検出装置25は、GPS用アンテナ25Aが受信した電波を電気信号に変換し、自身の位置情報、すなわち位置検出装置25の位置を算出(測位)することにより、位置検出装置25が搭載された作業機械MCの位置情報を求める。位置情報は、作業機械MCの位置に関する情報であり、緯度、経度又は高度の座標である。位置検出装置25が自身の位置を計測するためには、GPS衛星に限らず他の測位用衛星によるものでもよい。すなわち、GNSS(全地球航法衛星システム:Global Navigation Satellite System)による位置計測ができればよい。
<作業機械情報等>
図4は、作業機械情報30の一例を示す概念図である。図4に示すように、作業機械情報30は、ヘッダ部31と、本体部32と、チェック部33とを含む。これらは、図3に示す情報生成部21Aが、この順に連続して生成する。情報生成部21Aは、作業機械情報30を生成する場合、データの大きさを考慮しない。ヘッダ部31は、作業機械情報30の属性、例えば、識別番号、生成された日時及び本体部32の大きさ等に関する情報を含む。識別番号は、例えば通信装置24の電話番号、通信装置24の製造番号又は作業機械MCの製造番号等、作業機械MCを個別に識別するような情報であればよい。本体部32は、前述したように、作業機械MCの状態を示す情報であり、例えば、作業機械MCが備える各種センサの検出値、作業機械MCの稼働時間、作業機械MCの位置情報及びある種のエラーコード等を含む。
チェック部33は、作業機械情報30の末尾に付されている。1つの作業機械情報30は、チェック部33以降に情報を有さない。チェック部33は、ヘッダ部31及び本体部32の情報の内容が作業機械MCから外部に送信された後、管理装置10で受信した後に変化していないかをチェックするためのデータである。この変化とは、作業機械情報30の送信の過程でデータの損傷又は意図しない変換が起きるような現象をいう。チェック部33は、作業機械情報30が生成されたときに作業機械情報30の末尾に付与される。例えば、チェック部33の情報は、ヘッダ部31及び本体部32を構成する情報について、ビットが0の数と1の数とをカウントしたものとすることができる。このため、例えば、図2に示す管理装置10が、ある作業機械情報30を取得した場合、処理装置12の図示しない変化確認部は、取得した作業機械情報30中にチェック部33が存在することを認識し、チェック部33の情報と、ヘッダ部31及び本体部32が示す情報とを比較し、作業機械情報30の変化の有無を確認する。作業機械情報30に変化がない場合、その作業機械情報30をすべて受信できたことになる。また、管理装置10から、ある付与情報が送信される場合、その付与情報に含まれるチェック部33が作業機械MCに送信されていれば、作業機械MCの制御装置20の図示しない変化確認部は、前述した手順と同様に付加情報の変化の有無を確認することができる。
<分割作業機械情報>
図5は、分割作業機械情報30Sの一例を示す概念図である。図5に示す分割作業機械情報30Sは、図4に示す作業機械情報30が2つに分割されている。元の作業機械情報30、すなわち分割対象の作業機械情報30の大きさによって、分割数は変化する。以下において、それぞれの分割作業機械情報30Sを識別するときには、分割作業機械情報を表す符号30Sに数字1、2を付す。分割作業機械情報30S1は、属性情報34aと、元の作業機械情報30のヘッダ部31と、元の作業機械情報30の本体部32の一部(以下、適宜断片という)32H1とを含む。分割作業機械情報30S2は、属性情報34bと、元の作業機械情報30の本体部32の一部(以下、適宜断片という)32H2とを含む。以下において、それぞれの属性情報34a、34bを区別しない場合、適宜属性情報34というものとする。
分割作業機械情報30Sは、SMSを用いて作業機械MCの外部に送信される。このため、図3に示す分割部21Bは、それぞれの分割作業機械情報30Sの大きさが、SMSでの1回の通信における送信量の制限を超えないように、作業機械情報30を分割する。分割部21Bが作業機械情報30を分割する場合、作業機械情報30の意味を考慮しないで、予め定められた所定の大きさ(データ量)毎に、単純に分割する。作業機械情報30の意味を考慮して作業機械情報30を分割するならば、その意味を解釈する処理を行うことが必要となり、複雑な分割処理を行わなければならないが、分割処理を迅速に行うためには、作業機械情報30をデータ量毎に単純に分割するほうが好ましい。分割部21Bが作業機械情報30を分割する場合、それぞれの分割作業機械情報30S1、30S2に対しては、個別のチェック部を付さない。このため、分割作業機械情報30S1は、末尾にチェック部33を有しておらず、分割作業機械情報30S2の末尾には、分割前における作業機械情報30の末尾に付されたチェック部33が残っている。
SMSでの1回の通信で実際に送信可能な所定のデータ量は、SMSでの1回の通信における送信量の制限に基づいて決定される。SMSでの1回の通信における送信量の制限をDS、分割作業機械情報30Sに含まれる属性情報34の大きさをDBとする。したがって、所定のデータ量は、DSからDBを減算したもの(DS−DB)となる。分割前の作業機械情報30の大きさ(データ量)をDM、所定のデータ量をDU(=DS−DB)とすると、分割数Nは、DMをDUで除して、その商を1の位まで求めた結果に基づいて、次の(1)及び(2)のように求めることができる。DMをDUで除して得られた演算結果に余りがない場合は、分割数Nは、DMをDUで除して得られた値そのものが分割数Nとなる。余りがある場合は、DMをDUで除して得られた値に1を加えた値が分割数Nとなる。
(1)DM/DU>1かつ余りがない場合、分割数N=DM/DU
(2)DM/DU>1かつ余りがある場合、分割数N=DM/DU+1
本実施形態において、SMSを用いて作業機械情報30が送信される場合、制御装置20は、作業機械情報30の大きさDMが小さいために分割の必要がない場合であっても、作業機械情報30を分割作業機械情報30Sとして処理する。このようにすることで、作業機械情報30の大きさDMに応じて分割するか否かの判定等をする必要はないので、処理を簡単にすることができる。作業機械情報30を分割作業機械情報30Sとして処理するとは、制御装置20、より具体的には情報付与部21Cが、作業機械情報30に、属性情報34を付与することである。このようにすることで、以後の処理において、作業機械情報30は、分割作業機械情報30Sとして取り扱われる。
分割部21Bは、例えば、作業機械情報30の大きさDMが所定のデータ量DU以下であるか否かに基づいて、分割の必要がある場合とない場合とを判定することができる。制御装置20は、作業機械情報30の大きさDMが所定のデータ量DU以下であれば、作業機械情報30を分割作業機械情報30Sとして扱う。作業機械情報30の大きさDMが所定のデータ量DU以下である場合、DMをDUで除した値は1以下(DM/DU≦1)になる。この場合、分割数は1(分割数N=1)になる。なお、本実施形態は、SMSを用いて作業機械情報30が送信される場合において、制御装置20が、作業機械情報30を分割する必要がない場合にこれを分割しないで送信し、作業機械情報30を分割する必要がある場合にはこれを分割して送信することを排除するものではない。
作業機械情報30の大きさDMが小さいために分割の必要がないという判定は、例えば、SMSでの1回の通信における送信量の制限DSに基づいて判定されてもよい。例えば、分割部21Bは、作業機械情報30の大きさDMがSMSでの1回の通信における送信量の制限DSを超える場合であれば、作業機械情報30を分割する。作業機械情報30の大きさDMが所定のデータ量DU以下である場合、DMをDUで除した値は1以下(DM/DU≦1)になる。この場合、分割数は1(分割数N=1)になる。
<属性情報>
図6は、属性情報34の一例を示す概念図である。属性情報34(34a、34b)は、情報を記憶するための8個の領域B1、B2、B3、B4、B5、B6、B7、B8を有している。それぞれの領域B1、B2、B3、B4、B5、B6、B7、B8の記憶容量は、例えば1バイトである。すなわち、本実施形態において、属性情報34は、8バイトの記憶容量を有している。領域B1には、分割識別子が記憶される。領域B2、B3には、シーケンス番号が記憶される。領域B4、B5には、ブロック番号が記憶される。領域B6、B7には総ブロック数が記憶される。領域B8は予備である。領域B8には、必要に応じて付随する情報が保存される。
分割識別子は、この分割識別子が記憶されている属性情報34が付与された情報が、分割作業機械情報30Sであるか否かを識別するための情報である。シーケンス番号は、分割作業機械情報30Sの結合対象を識別するための情報である。シーケンス番号は、例えば、元の作業機械情報30、すなわち分割前における作業機械情報30に付されている識別子を用いることができる。本実施形態において、シーケンス番号が同一の分割作業機械情報30Sは、同一の作業機械情報30から分割されたものである。したがって、同一のシーケンス番号の分割作業機械情報30S同士が結合されて、元の作業機械情報30が復元されることになる。ブロック番号は、その分割作業機械情報30Sが、分割前における作業機械情報30の何番目のものであるかを示す情報である。総ブロック数は、分割作業機械情報30Sに対応する作業機械情報30が何分割されたものであるかを示す情報である。総ブロック数は、前述した分割数Nに相当する。
属性情報34に含まれるこれらの情報に基づき、図2に示す管理装置10の復元部12Aは、取得した分割作業機械情報30Sを元の作業機械情報30に復元する。このように、属性情報34は、分割作業機械情報30Sが分割される前の作業機械情報30を示す情報であるシーケンス番号と、分割作業機械情報30Sの順序を示す情報であるブロック番号と、分割数Nに相当する総ブロック数とを少なくとも含む。これらの情報により、復元部12Aは、分割作業機械情報30Sから元の作業機械情報30を確実に生成することができる。すなわち、復元部12Aは、同一の作業機械MCから、元の作業機械情報30が異なる複数の分割作業機械情報30Sが管理装置10に送信されたり、異なる作業機械MCから複数の分割作業機械情報30Sが送信されたりしたとしても、属性情報34を手掛かりとして各分割作業機械情報30Sを、各々の元の作業機械情報30に復元することができる。
図7及び図8は、管理装置10が分割作業機械情報30Sを元の作業機械情報30に復元する処理の一例を示す図である。作業機械MCから送信された分割作業機械情報30Sは、図2に示す管理装置10が備える記憶装置13の分割データ一時保存データベース13TMに保存される。図7に示すように、図4に示す作業機械情報30が作業機械MCの分割部21Bによって3個の分割作業機械情報30S1、30S2、30S3に分割され、これらの分割作業機械情報30S1、30S2、30S3が管理装置10に送信されて、分割データ一時保存データベース13TMに保存されたとする。分割データ一時保存データベース13TMに、すべての分割作業機械情報30S1、30S2、30S3が保存された場合、管理装置10の復元部12Aは、これらの分割作業機械情報30S1、30S2、30S3から元の作業機械情報30を復元(生成)する。
図8に示すように、分割データ一時保存データベース13TMに、3個の分割作業機械情報30S1、30S2、30S3のうち2個が保存されているが、残りの1個(この例では分割作業機械情報30S3)が保存されていない場合、処理装置12の復元部12Aは、作業機械情報30を復元(生成)しない。すなわち、復元部12Aは、元の作業機械情報30から分割された、すべての分割作業機械情報30S1、30S2、30S3が揃わないと、作業機械情報30を復元しない。このようにすることで、管理システム1は、復元後における作業機械情報30の情報の欠落を回避することができる。次に、管理システム1において実行される作業機械情報30の送受信の処理例を説明する。
<送受信の処理例>
図9は、管理システム1で実行される作業機械情報の送受信の処理例を示すフローチャートである。図3に示す作業機械MCの制御装置20は、前述したように作業機械MCの各種センサ類等から、作業機械MCの状態に関する情報等を収集して、それらの情報を作業機械情報30として記憶装置22に保存する。ステップS101において、制御装置20は、作業機械情報30を作業機械MCの外部に送信するか否かを判定する。例えば、作業機械情報30は、毎日所定の時刻になったときに作業機械MCから送信されるように設定されているとする。制御装置20は、内部に備えている時計から時刻を読み出し、前述した所定の時刻と比較する。読み出された時刻が前述した所定の時刻である場合、制御装置20は、作業機械情報30を送信すると判定し(ステップS101、Yes)、前述した所定の時刻になっていない場合、制御装置20は、作業機械情報30を送信しないと判定する(ステップS101、No)。
作業機械情報30を送信する場合(ステップS101、Yes)、制御装置20の情報生成部21Aは、記憶装置22に保存されている作業機械MCの状態に関する情報等から、作業機械情報30を生成し、ステップS102に進む。作業機械情報30を送信しない場合(ステップS101、No)、制御装置20は、作業機械情報30を送信するタイミングまで待機する。
ステップS102において、制御装置20の通信部21Dは、まずパケット通信を用いて作業機械情報30を送信する。例えば、電波が届く状態において、通信部21Dは、通信装置24を介して図1に示す基地局6に対してパケット通信のリクエストを送信する。基地局6からパケット通信が可能である旨の応答が送信されてくれば、パケット通信が確立されるので、この場合に、通信部21Dはパケット通信を用いて作業機械情報30を送信する。基地局6からパケット通信が可能である旨の応答が送信されてこない場合、パケット通信は確立されないので、この場合、通信部21Dは、パケット通信を用いて作業機械情報30を送信することはできない。
パケット通信を用いて作業機械情報30が送信できた場合(ステップS103、Yes)、作業機械情報30の送信処理は終了する。パケット通信を用いた作業機械情報30の送信が不可能であった場合(ステップS103、No)、通信部21Dは、ステップS104において、SMSを用いた作業機械情報30の送信に切り替える。本実施形態においては、図9に示すようにパケット通信による作業機械情報30の送信を試みた後に、次に説明するようなSMSを用いた作業機械情報30の送信を行う処理を示しているが、このようなものに限定されない。例えば、パケット通信を試みずに、SMSを用いた通信処理を実行するような作業機械MC又は作業機械の管理システム1としてもよい。
次に、ステップS105において、通信部21Dは、SMSを用いた通信が可能であるか否かを判定する。SMSを用いた通信が不可能であるとの判定は、例えば、次のようにして行われる。通信部21Dは、基地局6から常時発振されている所定の電波の強度を検出し、その電波の強度が所定の閾値より小さい場合は、SMSを用いた通信が不可能であると判定する(ステップS105、No)。このSMSを用いた通信が可能であるか否かの判定(ステップS105)は、後述するステップS108の後に行われてもよい。しかし、この場合、SMSを用いた通信が不可能と判定されると、先に行った分割処理が無駄になるため、SMSを用いた通信が可能であるか否かの判定(ステップS105)は、分割処理(ステップS106)よりも前に行うほうが好ましい。
SMSを用いた通信が可能である場合(ステップS105、Yes)、制御装置20は、ステップS106の処理を実行する。SMSを用いた通信が不可能である場合(ステップS105、No)、制御装置20は、今回の処理では作業機械情報30を送信しないで、次にパケット通信又はSMSが確立できたタイミングで、作業機械情報30又は分割作業機械情報30Sを送信する。
ステップS106において、制御装置20の分割部21Bは、分割処理を実行するか否かを判定する。分割処理を実行すると判定した場合、次のように分割処理が実行される。分割部21Bは、作業機械情報30の大きさDMが所定のデータ量DUよりも大きい場合(ステップS106、Yes)、ステップS107において作業機械情報30を所定のデータ量DU毎に、複数に分割する。次に、ステップS108において、制御装置20の情報付与部21Cは、分割部21Bが分割したそれぞれの作業機械情報30に対応する属性情報34を生成し、対応する作業機械情報30に付与して、分割作業機械情報30Sを生成する。この場合、分割数Nに応じた複数の属性情報34及び複数の分割作業機械情報30Sが生成される。
分割処理を実行するか否かの判定において、作業機械情報30の大きさDMが所定のデータ量DU以下である場合(ステップS106、No)、分割部20Bは、作業機械情報30を分割しない。次に、ステップS108において、制御装置20の情報付与部21Cは、作業機械情報30に対応する属性情報34を生成し、対応する作業機械情報30に付与して、分割作業機械情報30Sを生成する。この場合、分割数N=1なので、単数の属性情報34及び単数の分割作業機械情報30Sが生成される。
なお、制御装置20は、作業機械情報30の大きさDMが所定のデータ量DU以下である場合には、分割作業機械情報30Sを生成せず、作業機械情報30のまま管理装置10へ送信するように取り扱ってもよい。
作業機械情報30に分割処理、すなわちステップS106が実行されたことにより、情報付与部21Cは、分割識別子を生成し、また、作業機械情報30に付されている識別子等からシーケンス番号を生成することができる。総ブロック数は、分割数Nに基づいて生成される。ブロック番号は、分割作業機械情報30Sが生成される順序とすることができる。このため、情報付与部21Cは、作業機械情報30に分割処理が行われたことをトリガーとし、分割処理の内容及び作業機械情報30の属性に基づいて、属性情報34を生成することができる。
分割作業機械情報30Sが生成されたら、ステップS109において、制御装置20の通信部21Dは、生成された分割作業機械情報30Sを、SMSを用いて送信する。SMSを用いて分割作業機械情報30Sが送信される場合、SMSを用いた1回の通信あたり1個の分割作業機械情報30Sが送信される。SMSを提供する通信キャリアは、SMSを用いた作業機械MCからの分割作業機械情報30Sの送信が成功した場合、制御装置20の通信装置24に、その旨の情報(以下、適宜送信完了情報という)を送信する。つまり、SMSを用いた1回の通信で、1個の分割作業機械情報30Sが通信キャリアを介して作業機械MCから管理装置10に送信されるたびに、通信キャリアの交換器は、送信完了情報を作業機械MCに送信する。通信装置24を介して送信完了情報を取得した制御装置20は、送信が完了した分割作業機械情報30Sについては再度の送信を行わない。
制御装置20が送信完了情報を所定期間内に取得しなかった場合、分割作業機械情報30SをSMSにより送信したタイミングからある程度の時間が経過しているため、パケット通信によって作業機械情報30を送信できることもある。このため、制御装置20は、送信完了情報を所定期間内に取得しなかった場合、パケット通信を試みるためにステップS101からの処理を順に実行する。結果として、作業機械情報30を再びSMSを用いて送信することになった場合、制御装置20の通信部21Dは、作業機械情報30から分割されたすべての分割作業機械情報30Sを送信する。すなわち、通信部21Dは、すべての分割作業機械情報30Sを第2の通信方式としてのSMSで送信できなかった場合、次のSMSによる送信時において、すべての分割作業機械情報30Sを送信し直す。このようにすることで、管理装置10が受信した分割作業機械情報30Sの欠落を回避することができる。次に、分割作業機械情報30Sを受信した管理装置10の処理を説明する。
管理装置10は、SMSを運用する通信キャリアのメールボックスに作業機械情報30や分割作業機械情報30S等を読みに行くことで、SMSにより作業機械MCから送信された作業機械情報30等を取得することができる。一方、管理装置10は、パケット通信で作業機械情報30等を作業機械MCから受信し、取得することができる。つまり、管理装置10は、異なるインターフェースによって作業機械情報30等を取得することができる。
ステップS110において、管理装置10は、作業機械MCから送信された分割作業機械情報30Sを受信する。受信した分割作業機械情報30は、記憶装置13の分割データ一時保存データベース13TMに一時的に保存される。管理装置10は、受信した分割作業機械情報30Sの属性情報34に含まれる分割識別子により、その情報が分割作業機械情報30Sであるか否かを判定して、受信した分割作業機械情報30Sを分割データ一時保存データベース13TMに保存する。
次に、ステップS111において、管理装置10の復元部12Aは、定期的に分割データ一時保存データベース13TMから分割作業機械情報30Sを読み込み、シーケンス番号が同一であるすべての分割作業機械情報30Sを受信したか否かを判定する。この判定は、復元部12Aが、属性情報34に含まれるシーケンス番号、総分割ブロック数及びブロック番号を用いて行われる。シーケンス番号が同一であるすべての分割作業機械情報30Sが受信された場合(ステップS111、Yes)、ステップS112において、復元部12Aは、すべての分割作業機械情報30Sを結合して、元の作業機械情報30を復元(生成)する。つまり、復元部12Aは、同一のシーケンス番号を持った分割作業機械情報30Sが、総分割ブロック数の数だけ揃ったことを確認するとともに、各分割作業機械情報30Sのブロック番号の情報を基に、元の作業機械情報30に復元した時の順序を認識した上で、元の作業機械情報30を復元(生成)する。ステップS112が実行されることにより、一連の処理は終了する。
復元の対象となる分割作業機械情報30Sが複数存在する場合、復元部12Aは、それぞれの分割作業機械情報30Sから属性情報34を削除してから、属性情報34が削除された複数の分割作業機械情報30Sをブロック番号順に結合することで、元の作業機械情報30を復元(生成)する。分割作業機械情報30Sが単数である場合、復元部12Aは、分割作業機械情報30Sから属性情報34を削除することにより、元の作業機械情報30を復元(生成)する。復元された作業機械情報30は、受信データ保存データベース13Mに保存されて、作業機械MCの稼働管理、予防保全又は故障診断といった様々な解析等に用いられる。管理装置10は、復元された作業機械情報30を受信データ保存データベース13Mに保存する前に、データの解析等といった必要な処理を実行してもよい。
シーケンス番号が同一であるすべての分割作業機械情報30のうち少なくとも1つが受信されない場合(ステップS111、No)、ステップS113において、管理装置10は、有効期限が切れた分割作業機械情報30Sが分割データ一時保存データベース13TMに存在するか否かを判定する。有効期限は、限定されるものではないが、例えば、1日から1週間程度とすることができる。有効期限が切れた分割作業機械情報30Sが存在する場合(ステップS113、Yes)、管理装置10は、ステップS114においてその分割作業機械情報30Sを分割データ一時保存データベース13TMから削除した後、ステップS110に戻って以後の処理を実行する。有効期限が切れた分割作業機械情報30Sが存在しない場合(ステップS113、No)、管理装置10は、ステップS110に戻って以後の処理を実行する。ステップS113の処理は、必ずしも実行される必要はないが、有効期限が切れた分割作業機械情報30Sが、分割データ一時保存データベース13TMに蓄積され記憶容量を占有することを回避するため、ステップS113及びステップS114の処理が実行される方が好ましい。
このような処理により、作業機械MCがSMSを用いて作業機械情報30を管理装置10に送信する場合、SMSによる1回の通信における情報の送信量を超える大きさの作業機械情報30を送信しなければならない場合であっても、作業機械MCから管理装置10に作業機械情報30を送信できる。このため、管理装置10及び作業機械MCは、両者の間で情報を確実にやり取りすることができる。また、パケット通信が確立できず、SMSのみが使用できるような地域で稼働する作業機械MCであっても、作業機械情報30を管理装置10に送信することができる。SMSが使用できる地域は比較的広範囲であるため、管理装置10は、多くの作業機械MCから作業機械情報30を収集しやすくなる。作業機械MCは、山間部、僻地又はインフラ設備が整っていない国若しくは地域で稼働することが見込まれるので、パケット通信が可能な国や地域で稼働する場面が多いとは言えない。このため、SMSを使用することで作業機械情報30が収集しやすくなる。
前述した処理は、作業機械MCが作業機械情報30を管理装置10に送信する場合であるが、管理装置10が作業機械MCに情報を送信する場合も同様に、確実に情報を送受信することが可能である。前述したように、図2に示す管理装置10は、作業機械MCに情報を与えることがある。この場合、作業機械MCに与えられる情報は、まず、第1の通信方式(本実施形態ではパケット通信)によって管理装置10から送信される。作業機械MCに与えられる情報がパケット通信によって送信されなかった場合、管理装置10は、第2の通信方式(本実施形態ではSMS)を用いて作業機械MCに与えられる情報を送信する。この場合、管理装置10の処理装置12に備えられた情報生成部12Bは、作業機械MCに与えられる情報を分割し、分割された情報に前述した属性情報を付与して、付与情報を生成する。
付与情報は、前述した作業機械MCの分割部21B及び情報付与部21Cによって生成される分割作業機械情報30Sに相当する。すなわち、管理装置10の情報生成部12Bは、分割作業機械情報30Sと同様の処理によって付与情報を生成する。SMSが用いられる場合、作業機械MCに与えられる情報は、分割される必要がなくても、付与情報として処理される。付与情報に含まれる属性情報は、付与情報の属性を示す情報である。属性情報は、例えば、付与情報であるか否かの情報、その付与情報として作業機械MCに与えられる情報が、SMSを用いて送信するために、いくつに分割されたものであるかの情報、分割前における作業機械MCに与えられる情報全体の中で何番目のものであるかという順序を示す情報、付与情報の結合対象を識別する情報等である。
作業機械MCの通信部21Dは、通信装置24を介して、管理装置10から少なくとも1つの付与情報を取得する。取得された付与情報は、作業機械MCの記憶装置22に保存される。取得された付与情報は、作業機械MCの制御装置20の復元部21Eによって、元の情報に復元される。この場合、復元部21Eは、記憶装置22から付与情報を読み出す。付与情報が単独である場合、復元部21Eは、付与情報から属性情報を削除して作業機械MCに与えられる情報を生成し、付与情報が複数である場合、属性情報に基づいて複数の付与情報を結合し、かつ属性情報を削除して作業機械MCに与えられる情報を復元(生成)する。復元された作業機械MCに与えられる情報は、作業機械MCの記憶装置22に保存される。
属性情報に含まれるシーケンス番号が同一であるすべての付与情報のうち少なくとも1つが受信されない場合、作業機械MCの制御装置20は、有効期限が切れた付与情報が記憶装置22に存在するか否かを判定する。有効期限が切れた付与情報が存在する場合、制御装置20は、その付与情報を記憶装置22から削除した後、付与情報等の受信を継続する。有効期限が切れた付与情報が存在しない場合、制御装置20は、付与情報等の受信を継続する。
このような処理により、管理装置10がSMSを用いて付与情報を作業機械MCに送信する場合、SMSによる1回の通信における情報の送信量の制限を超える大きさの付与情報であっても、管理装置10から作業機械MCに付与情報を送信できる。このため、管理装置10及び作業機械MCは、両者の間で情報を確実にやり取りすることができる。また、パケット通信が確立できず、SMSのみが使用できるような地域で稼働する作業機械MCであっても、管理装置10は付与情報を作業機械MCに送信することができる。SMSが使用できる地域は比較的広範囲であるため、管理装置10は、多くの作業機械MCに対して付与情報を送信しやすくなる。
前述した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。前述した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。さらに、本実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
1 管理システム
2 ダンプトラック
3 管理施設
4 油圧ショベル
5 通信装置
6 基地局
7 通信回線
8 交換機
10 管理装置
12 処理装置
12A 復元部
12B 情報生成部
13 記憶装置
15 入出力部
16 表示装置
17 入力装置
20 制御装置
21 処理装置
21A 情報生成部
21B 分割部
21C 情報付与部
21D 通信部
21E 復元部
22 記憶装置
23 入出力部
24 通信装置
25 位置検出装置
26 作業機コントローラ
27 エンジンコントローラ
28 走行コントローラ
30 作業機械情報
30S、30S1、30S2 分割作業機械情報
31 ヘッダ部
32 本体部
33 チェック部
34、34a、34b 属性情報

Claims (7)

  1. 作業機械に関する情報としての作業機械情報を生成する情報生成部と、
    前記作業機械情報を所定のデータ量毎に分割して、分割作業機械情報を生成する分割部と、
    前記分割作業機械情報に、この分割作業機械情報の属性を示す属性情報を付与する情報付与部と、
    前記作業機械情報又は前記属性情報が付与された前記分割作業機械情報を前記作業機械の外部に送信する通信部と、
    を含み、
    前記分割部は、
    前記作業機械情報を分割する必要がない場合でも、前記作業機械情報を前記分割作業機械情報として処理し、
    前記情報付与部は、前記分割作業機械情報に前記属性情報を付与する、作業機械。
  2. 前記属性情報は、前記分割作業機械情報が分割される前の前記作業機械情報を示す情報と、前記分割作業機械情報の順序を示す情報と、分割数とを少なくとも含む、請求項1に記載の作業機械。
  3. 前記通信部は、
    第1の通信方式で前記作業機械情報を送信し、前記第1の通信方式による通信が確立できない場合は、前記第1の通信方式よりも1回の通信における情報の送信量が小さい第2の通信方式で、前記属性情報が付与された前記分割作業機械情報を送信する、請求項1又は請求項2に記載の作業機械。
  4. 前記通信部は、
    すべての前記分割作業機械情報を前記第2の通信方式で送信できなかった場合、次の前記第2の通信方式による送信時において、すべての前記分割作業機械情報を送信し直す、請求項3に記載の作業機械。
  5. 前記分割部は、
    前記作業機械情報のデータ量が前記所定のデータ量よりも大きい場合に、前記分割作業機械情報を生成する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の作業機械。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の作業機械と、
    前記通信部から送信された前記分割作業機械情報から、前記作業機械情報を生成する復元部と、
    を含む、作業機械の管理システム。
  7. 作業機械に関する情報としての作業機械情報を生成する情報生成部と、
    前記作業機械情報を所定のデータ量毎に分割して、分割作業機械情報を生成する分割部と、
    前記分割作業機械情報に、この分割作業機械情報の属性を示す属性情報を付与する情報付与部と、
    前記作業機械情報又は前記属性情報が付与された前記分割作業機械情報を前記作業機械の外部に送信する通信部と、を含み、
    前記属性情報は、前記分割作業機械情報が分割される前の前記作業機械情報を示す情報と、前記分割作業機械情報の順序を示す情報と、分割数とを少なくとも含み、
    前記分割部は、
    前記作業機械情報を分割する必要がない場合でも、前記作業機械情報を前記分割作業機械情報として処理し、
    前記情報付与部は、前記分割作業機械情報に前記属性情報を付与し、
    前記通信部は、
    パケット通信で前記作業機械情報を送信し、前記パケット通信による通信が確立できない場合は、ショートメッセージサービスで前記属性情報が付与された前記分割作業機械情報を送信する、作業機械。
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