JP2002516039A - パルス振幅変調/直角位相振幅変調を用いる通信システムのクロック信号回復装置 - Google Patents

パルス振幅変調/直角位相振幅変調を用いる通信システムのクロック信号回復装置

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キム,ベオムスプ
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コーニンクレッカ、フィリップス、エレクトロニクス、エヌ.ヴィ.
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Abstract

(57)【要約】 データ通信受信器が同期パルス変調された信号を受信および復調してベースバンドI、Q信号を供給するための従来の手段を含む。一対の絶対値発生器がベースバンドI、Q信号を処理して絶対値I、Q信号を供給する。それらの絶対値I、Q信号は組合わされて組合わされたI、Q信号を形成する。組合わされたI、Q信号は第3の絶対値発生器に加えられる。その絶対値発生器の出力が低次フィルタによりボーレートまたはより高いレートによって濾波して回復されたクロック信号を生ずる。

Description

【発明の詳細な説明】 パルス振幅変調/直角位相振幅変調を用いる 通信システムのクロック信号回復装置関連出願 この出願は、1995年10月25日に出願された仮出願一連番号60/00 7,054号の利益を請求するものである。その写を付録Aとしてここに添付し ている。発明の分野 本発明は全体として、同期パルス振幅変調を用いる通信装置に関するものであ り、とくにそれに使用するクロック信号回復装置に関するものである。発明の背景 セルラー電話システムなどのパーソナル通信の分野においては、技術の大きな 進歩によって比較的信頼できる、高品質の移動通信すなわちパーソナル通信が実 用化されている。典型的なセルラーシステムでは、多数の移動装置と、従来の地 上電話回線網に結び付ける「セル」としばしば呼ばれる、それより少数の施設と の間に無線通信が維持される。関連する通信技術では、衛星通信リンクが追加の 通信システムおよび選択肢を提供する。 全ての無線送信装置のように、セルラー電話システム等などのパーソナル通信 の運用は利用可能な周波数「スペース」に関して制限される。したがって、その ような限られた周波数スペースを効果的に使用するには、利用可能な通信チャネ ルの数を最大にするために通信チャネルの帯域幅を意図する用途のために実際に できるだけ狭くする必要がある。また、通信チャネルを効率的に使用するには、 送信される情報の量または各通信チャネルの帯域幅に適合させられる情報の量を 最大にすることを要する。所与のチャネル帯域幅内の情報すなわちデータの量を 増加するために、全体としてパルス振幅変調として知られている送信法をしばし ば使用する。名称が意味しているように、その変調形式は、システムが指定する 振幅の1つに対応するパルス振幅を持つパルスの形でデータを通信する。たとえ ば、Electronics Industry Association I nterim Standard 54およびIS138により採用されている 変調形式は、差動移相キーイング、またはDPSKとして一般に知られている直 線変調技術を使用する。採用されている規格の1つの変型が4分のパイ移相キー ド、またはII/4 QPSK、として一般に知られている。また、この規格はロ ールオフ付き余弦平方根フィルタまたは0.35のII/4 DQPSK(4分の パイ差動移相キーイング)を利用し、帯域幅効率におけるそれの主な利点を享受 している。 そのような変調形式で動作するシステムでは、I、Q信号成分は送信のために 搬送波を直交変調する。I、Q成分の直交変調が好ましい理由は、I、Q成分の 間の漏話すなわち交叉結合が直交変調では非常に小さくされ、かつ後でI、Q信 号成分を分離することが容易だからである。受信器内部では、受信した信号の周 波数を中間周波数信号に変換し、その後でその中間周波数信号を同期検波して、 回復したI、Q成分を持つベースバンド信号を発生する。その後でデータ検出器 がI、Qベースバンド成分を処理してデータを回復する。受信機でのデータの正 確な検出には、送信器によるデータ符号化中に用いたクロック信号に、周波数お よび位相が一致するクロック信号すなわちタイミング信号を利用できることを要 する。利用できるチャネル帯域幅が限られているということを考えると、クロッ ク信号を別に送信することは実際的ではないから、受信器は送信器に同期された クロック信号を局部的に発生する。クロック信号回復と一般に呼ばれている処理 を用いて、受信信号からクロック信号情報を取出す。その情報をタイミング信号 として用いて、符号化されているデータを同期検出する。適正に同期されている クロック信号を用意することはデータ検出における重要な要因であるから、回復 したクロック情報に応答する極めて緊密なフェーズ・ロック・ループが受信器の クロックを用いて動作する。 予測されたであろうように、当業者によりかなりの種類のクロック信号回復装 置が提供されている。たとえば、クロック信号回復は中間周波数信号またはベー スバンド信号を用いて実行されている。そのうえ、クロック回復装置は、データ 検出装置により発生されたデータをクロック回復プロセスで利用する「データ支 援」、または検出されたデータとは独立にクロック回復を実行する「非データ支 援」、として一般に呼ばれる。 一般的な規則として、データ支援クロック回復装置は、十分に小さい信号ジッ タを示す回復された信号を得るのに、非データ支援装置よりも大きな利点を享受 する。しかし、データ支援クロック回復装置には誤差累積の問題があり、かつよ り多くの処理を要するためにクロック信号回復が比較的遅い。後者の問題は、ク ロック信号回復装置は機能するためにデータ検出装置からの出力データを必要と し、一方、データ検出装置はそれの検出を実行するために回復されたクロック信 号を必要とする、ことから起きるものである。実際には、この問題は、送信され る信号内の既知の初期データ列の使用を基にした遅い初期獲得サイクルを利用す ることにより対処される。 上記とは対照的に、非データ支援クロック信号回復装置は早いクロック回復を 達成し、かつデータ支援装置が示す誤差累積の問題は生じない。しかし、非デー タ支援装置には過大なクロック信号ジッタすなわち位相ノイズが生じる。チャネ ルを等化し、かつデータを検出するために回復されたクロック信号を用いるため に、回復されたクロック信号におけるジッタは受信器の誤差性能に直接影響する から、そのようなジッタは当然最小にしなければならない。したがって、現在の クロック信号回復装置は、それがデータ支援であれ、非データ支援であれ、クロ ック信号の回復の有効性と信頼性を大きく妥協する結果となる。したがって、速 いクロック信号回復と、ジッタが小さく、しかも誤差累積問題を生ずることのな いクロック信号回復装置の需要がこの技術に存在する。発明の背景 したがって、本発明の目的は改良したクロック信号回復装置を得ることである 。本発明の一層特定の目的は、同期パルス振幅変調を利用する通信システムに使 用するための、改良したクロック信号回復装置を得ることである。本発明の更に 一層特定の目的は、クロック回復が迅速で、ジッタが小さい性能を持ち、誤差累 積問題を避けた、改良したクロック信号回復装置を得ることである。 本発明に従って、送信される搬送波を変調する基準クロック信号を用いて、I 、Qベースバンド信号成分を形成する周期的振幅変調パルスの形でデータを符号 化し、かつ送信された搬送波を受信器が受信しでI、Qベースバンド信号を回復 する、デジタルデータ通信システムに使用するための、Iベースバンド信号成分 を受けるためのI信号成分入力端子、I信号成分を絶対値I信号に変換するため の手段、および絶対値I信号出力端子、を有する第1の絶対値発生器と、Qベー スバンド信号成分を受けるためのQ信号成分入力端子、Q信号成分を絶対値Q信 号に変換するための手段、および絶対値Q信号出力端子、を有する第2の絶対値 発生器と、絶対値I、Q信号出力端子に結合され、絶対値I、Q信号を組合わせ て、組合わされた絶対値信号IとQを形成するための組合わせ手段と、 組合わせ手段に結合され、組合わされたI、Q絶対値信号の絶対値を発生する ための第3の絶対値発生器と、 第3の絶対値発生器に結合され、基準クロック信号の周波数に対応する通過帯 域を有して、濾波されたクロック基準信号を発生するクロック信号フィルタとを 備えるクロック信号回復装置が得られる。図面の簡単な説明 本発明の、新規であると信ぜられる諸特徴を、添付した請求の範囲でとくに述 べてある。下記の説明を添付図面と一緒に参照することにより、本発明は、それ のその他の諸目的および諸利点とともに最も良く理解できる。添付図面のいくつ かの図では同じ参照番号は同じ要素を識別するものである。 第1図は本発明に従って構成したクロック信号回復装置を用いるデジタル通信 装置内の受信器の一部のブロック図を示す。 第2図は本発明のクロック信号回復装置のブロック図を示す。 第3図は本発明のクロック信号回復装置を用いる典型的な回復されたクロック 信号のグラフ表現を示す。好適な実施例の説明 第1図は、本発明のクロック信号回復装置を用いているデジタル通信装置の例 を示す。この通信装置を全体として番号10で示す。受信器10は、通常の周波 数変換器12に結合されている受信アンテナ11を含む。その周波数変換器の出 力端子が中間周波数増幅およびフィルタ回路13に結合される。ベースバンド信 号検波器14がI信号出力端子20とQ信号出力端子21を含み、かつ中間周波 数回路13に結合される。データ検出器15がベースバンド入力端子22、23 と、検出されたデータの出力端子24とを含む。ベースバンド入力端子22、2 3はベースバンド検出器14の出力端子20、21にそれぞれ結合される。従来 の製造技術に従って製造できるプロセッサ16が双方向結合25によりデータ検 出器15に作用的に結合される。 本発明に従って製作された、以下に詳しく説明するクロック信号回復装置30 はI信号入力端子31とQ信号入力端子32を含む。I信号入力端子31はベー スバンド検出器14の出力端子に結合され、Q信号入力端子32は回復されたク ロック信号の出力端子33に結合される。従来の製造技術により製作された受信 器クロック34は、クロック信号をデータ検出器15のクロック入力端子に供給 する出力端子40を含む。従来のフェーズ・ロック・ループ35がクロック34 に結合されているクロック信号入力端子36と、クロック回復回路30の出力端 子33に結合されているクロック基準信号入力端子37とを含む。フェーズ・ロ ック・ループ35の出力端子38がクロック34に結合されて、クロック34に 作用するフェーズ・ロック・ループ結合を完成する。 動作においては、アンテナ11と、周波数変換器12と、中間周波数フィルタ 13と、ベースバンド検波器14とが従来の技術に従って動作し、アンテナ11 により受信された送信されたデータ通信信号が周波数変換器12により、中間周 波数増幅器13の通過帯域に対応する中間周波数信号に変換される。中間周波数 フィルタ13は望ましくない調波信号と妨害信号を除外し、濾波された中間周波 数信号をベースバンド検波器14に供給する。ベースバンド検波器14は、それ ぞれベースバンドI、Q信号成分を中間周波数信号から回復するために、同期検 出などの従来の復調技術を利用し、ベースバンドI、Q信号入力をデータ検出器 15に供給する。 更に従来の製造技術に従って、アンテナ11で受信された信号は同期パルス振 幅変調に従って変調された搬送波信号を含む。上記のように、そのような変調装 置は周知であって、それらは形式が多少は異なるが、より効率的なやり方でデー タを通信するために、所定の振幅レベル内で振幅変調された周期的データパルス の、それらの変調装置における使用は類似する。下記の本発明の装置では、使用 する同期パルス振幅変調の形式がII/4 QPSK変調またはII/4 DQPS K変調として知られているものであると仮定する。したがって、データ検出器1 5はプロセッサ16と、クロック34により局部的に発生されたクロック信号と に応答して動作し、変調されたデータを検出し、かつ検出されたデータを出力端 子24に供給する。 上記のように、II/4 QPSKまたはII/4 DQPSKなどの同期パルス 振幅変調装置内のデータ検出器を適切に動作させるためには、送信器でデータを 符号化する際に用いられるクロック信号に位相と周波数とが同期している局部ク ロック信号をデータ検出器に供給することを要する。この位相同期と周波数同期 を行うために、フェーズ・ロック・ループ35はクロック34により発生された 局部クロック信号のサンプルと、クロック信号回復装置30により回復された入 力端子37における基準信号入力とに応答しで動作する。クロック34を同期す るために種々のフェーズ・ロック・ループを使用できるが、受信器内の局部クロ ック回路を制御するために、送信器のクロック信号に確実に関連させられている 基準信号を、全てのフェーズ・ロック・ループは基本的に必要とする。 本発明に従って、クロック回復回路30はこの重要な要求を新規かつ進歩的な やり方で満たす。以下にクロック信号回復装置30の動作を非常に詳細に述べる 。しかし、ここでは、クロック信号回復装置30はベースバンド検波器14から ベースバンドI、Q入力信号を受け、フェーズ・ロック・ループ35に使用する 回復された基準クロック信号を含む出力信号を出力端子33に生ずる、ことに注 目することで十分である。クロック信号回復装置30はベースバンドI、Q信号 を使用するベースバンド回復装置であることに注目すべきである。クロック信号 回復装置30は、データ検出器15により回復される検出されたデータを利用す ることなしに動作するから、非データ支援装置であることにも注目すべきである 。その結果、クロック信号回復装置30は遅い初期獲得サイクルと、データ支援 装置を悩ました誤差累積傾向とを示さない。しかし、従来技術の非データ支援装 置とは対照的に、クロック信号回復装置30は、非データ支援クロック信号回復 装置では従来達成できなかった、データ支援装置の非常に優れたクロック信号ジ ッタ性能特性を提供する。 第2図は、第1図に番号30で全体として参照する本発明のクロック信号回復 装置のブロック図を示す。第1図を参照して上で述べたように、クロック信号回 復装置30はI信号入力端子31、Q信号入力端子32と、回復されたクロック 信号出力端子33とを含む。絶対値発生器50が、I信号入力端子31に結合さ れた入力端子61と、出力端子62とを含む。加算ネットワーク53が、I信号 出力端子52に結合された加算入力端子54と、Q信号出力端子62に結合され た減算入力端子55とを含む。加算ネットワーク53は発生器50、60の絶対 値出力を組合わせて、組合わされた出力56を生ずる。その出力は第3の絶対値 発生器70に加えられる。発生器70はフィルタ73の入力端子74に結合され た出力端子72を含む。フィルタ73は濾波された信号出力端子53を含む。そ の出力端子53はフェーズ・ロック・ループ34の入力端子37に上記のように して結合される。また、フェーズ・ロック・ループ34はクロック34からサン プルクロック信号を入力端子36に受け、クロック制御信号を出力端子38に受 ける。その制御信号は第1図に示すようにしてクロック34に加えられる。 動作では、入力端子31、32におけるベースバンドI、Q信号が絶対値発生 器50、60により絶対値I、Q信号に変換され、加算ネットワーク53に加え られる。本発明の重要な面に従って、従来技術の装置で使用されている二乗回路 ではなくて絶対値発生器50、60を使用すると、信号の歪みが十分に低くなり 、装置のプロセッサにより求められる処理が大幅に節約される。加算ネットワー ク53内で組合わされた絶対値I、Q信号は絶対値発生器70において更に絶対 値が求められる。本発明の重要な面に従って、組合わせたI、Q絶対値信号を処 理する第3の絶対値発生器70を使用すると信号の歪みが一層小さくなる。その 後で組合わせたI、Q絶対値信号をフィルタ73で濾波する。フィルタ73はク ロック回復回路30内のクロック濾波機能を実行して、望ましくない調波および 信号成分を十分に除去し、回復されたクロック信号を強める。フィルタ73は、 それの好適な実施例では、ボーレートまたはより高いレートを含み、フェーズ・ ロ ック・ループ34が使用する回復された基準クロック信号を構成する、発生器7 0により発生された絶対値信号からクロック信号周波数成分を選択するために低 次フィルタが機能する。 第3図は、フィルタ73の出力端子33(第2図に見える)に現れる、本発明 のクロック信号回復装置を用いて回復された典型的なクロック信号のグラフ表現 を示す。第3図は垂直軸101に沿って相対的な振幅を示し、水平軸100に沿 って時間を示す。比較および説明のために、適当なベースバンドI成分信号を点 線カーブ102として示す。対応する回復されて、上記本発明のクロック信号回 復装置により提供されたクロック基準信号を実線カーブ103として示す。図か ら分かるように、カーブ103の信号波形は複数の正へ向かうピーク104ない し111を構成する。それらのピークは全体として時間的に等間隔で隔てられ、 振幅が比較的一定である。更に、カーブ103の信号波形は複数の負へ向かうピ ーク112ないし118を構成する。それらのピークは正へ向かうピーク104 ないし111の間に挟まれる。負へ向かうピーク112ないし118も全体とし て時間的にほぼ等間隔で隔てられ、かつ比較的一定のピーク振幅も構成する。回 復されたクロック信号の間の時間間隔が比較的一様であるために、局部クロック 信号を制御するフェーズ・ロック・ループが使用する周期的で信頼できる基準情 報が得られる。信号ピークの安定で不変の振幅のために、フェーズ・ロック・ル ープの基準信号に望ましくない位相誤差が導入されることもなくされる。 したがって、本発明のクロック信号回復装置により、受信器のクロック・フェ ーズ・ロック・ループを同期させるために容易に使用できるピーク部分を構成す る回復された基準クロック信号が得られることが当業者には明らかであろう。本 発明のクロック信号回復装置によりデータ支援装置および非データ支援装置の両 方の諸利点が得られ、しかもそれらの装置の諸欠点が避けられることも当業者に は等しく明らかであろう。 本発明の特定の実施例を示し、説明したが、本発明の広い面において本発明か ら逸脱することなしに変更および修正を行うことができることが当業者には明ら かであろう。したがって、添付した請求の範囲の狙いは、そのような変更および 修正の全てが本発明の真の範囲内に含まれるものとして、そのような変更および 修正の全てをカバーすることである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 送信される搬送波を変調する基準クロック信号を用いて、I、Qベース バンド信号成分を形成する周期的振幅変調パルスの形でデータを符号化し、かつ 受信器が送信された搬送波を受信してベースバンド信号IとQを回復する、デジ タルデータ通信システムにおいて、前記受信器は、 前記ベースバンドI信号成分を受けるためのI信号成分入力端子、前記I信号 成分を絶対値I信号に変換するための手段、および絶対値I信号出力端子、を有 する第1の絶対値発生器と、 前記ベースバンドQ信号成分を受けるためのQ信号成分入力端子、前記Q信号 成分を絶対値Q信号に変換するための手段、および絶対値Q信号出力端子、を有 する第2の絶対値発生器と、 前記絶対値I信号出力端子および前記絶対値Q信号出力端子に結合されて、前 記絶対値I信号および前記絶対値Q信号を組合わせて、組合わされたIおよびQ 絶対値信号を形成するための組合わせ手段と、 この組合わせ手段に結合され、前記組合わされた絶対値信号IおよびQの絶対 値を発生するための第3の絶対値発生器と、 この第3の絶対値発生器に結合され、基準クロック信号の周波数に対応する通 過帯域を有して、濾波されたクロック基準信号を発生するクロック信号フィルタ と、 を備えるクロック信号回復装置を備える、デジタルデータ通信システム。 2. 前記クロック信号フィルタはボーレート・フィルタである請求の範囲1 記載の通信システム。 3. 前記データはII/4 QPSK変調された信号として前記送信される搬 送波を変調させられる請求の範囲2記載の通信システム。 4. 前記クロック信号フィルタの前記濾波されたクロック基準信号は、前記 基準クロック信号に等しい周波数で複数のほぼ周期的な振幅ピークを定める請求 の範囲3記載の通信システム。 5. 位相が分離されている一対のベースバンド信号成分を有するベースバン ド信号の形でデータを符号化するために、送信器基準クロックにより制御される 同期パルス振幅変調を用いる受信器であって、前記受信器内で動作するクロック 信号回復装置が、 前記一対の位相が分離されているベースバンド信号成分に応答して、第1の絶 対値ベースバンド信号および第2の絶対値ベースバンド信号を生ずる第1の絶対 値発生器および第2の絶対値発生器と、 前記第1の絶対値ベースバンド信号および前記第2の絶対値ベースバンド信号 を組合わせて、組合わされた信号を形成する手段と、 この組合わせ手段に結合され、組合わされた絶対値ベースバンド信号を生ずる 第3の絶対値発生器と、 この第3の絶対値発生器に結合され、濾波されたクロック基準信号を生ずるフ ィルタと、 を備える受信器。 6. 前記同期パルス振幅変調はII/4 QPSK変調であり、前記一対の位 相が分離されているベースバンド信号成分は直角位相関係にあるI信号およびQ 信号である請求の範囲5記載の受信器。 7. 前記フィルタは、前記送信器基準クロックの周波数に全体として中心に 置かれる通過帯域周波数を有するボーレート・フィルタを含む請求の範囲6記載 の受信器。 8. 前記組合わせ手段は前記第2の絶対値ベースバンド信号を減算的に組合 わせるための手段を含む請求の範囲7記載の受信器。 9. II/4 QPSK変調されたIベースバンド信号成分およびQベースバ ンド信号成分を有する送信された信号を受けるデータ通信受信器内で動作するク ロック信号を回復する方法であって、 前記送信された信号に応答してIベースバンド信号成分およびQベースバンド 信号成分を供給する過程と、 前記Iベースバンド信号に応答して絶対値I信号を発生する過程と、 前記Qベースバンド信号に応答して絶対値Q信号を発生する過程と、 前記絶対値IおよびQ信号を組合わせて組合わされた信号を形成する過程と、 前記組合わされた信号の組合わされた絶対値を発生する過程と、 前記組合わされた絶対値信号を濾波して、周期的ピーク振幅を持つ信号を形成 する過程と、 前記ピーク振幅を用いて受信器クロック信号の発生を制御する過程と、 を備えるデータ通信受信器内で動作するクロック信号を回復する方法。 10. II/4 QPSK変調されたIベースバンド信号成分およびQベース バンド信号成分を有する送信された信号を受けるデータ通信受信器内で動作する クロック信号を回復するクロック信号回復装置であって、 前記送信された信号に応答してIベースバンド信号成分およびQベースバンド 信号成分を供給する手段と、 前記Iベースバンド信号に応答して絶対値I信号を発生する手段と、 前記Qベースバンド信号に応答して絶対値Q信号を発生する手段と、 前記絶対値IおよびQ信号を組合わせて組合わされた信号を形成する手段と、 前記組合わされた信号の組合わされた絶対値を発生する手段と、 前記組合わされた絶対値信号を濾波して、周期的ピーク振幅を持つ信号を形成 する手段と、 前記ピーク振幅を用いて受信器クロック信号の発生を制御する手段と、 を備えるデータ通信受信器内で動作するクロック信号を回復するクロック信号回 復装置。
JP51644397A 1995-10-25 1996-10-24 パルス振幅変調/直角位相振幅変調を用いる通信システムのクロック信号回復装置 Withdrawn JP2002516039A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008539469A (ja) * 2005-04-29 2008-11-13 フリースケール セミコンダクター インコーポレイテッド フロントエンドを有するnicamエンコーダ
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