JP5690072B2 - 対物レンズ、及び、その組み立て方法 - Google Patents

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Description

本発明は、対物レンズ、及び、その組み立て方法に関する。
対物レンズは、通常、複数のレンズを用いて所望の性能を実現するように設計される。しかしながら、実際に、設計に従って製造された複数のレンズを組み立てると、製造工程で生じるレンズの肉厚や曲率の製造誤差などが原因で、所望の性能が実現されないことがある。
このため、一般に、対物レンズの組み立て工程では、製造誤差などに伴う性能の劣化を抑制するために、レンズの偏心を調整する偏心調整やレンズ間の間隔を調整する間隔調整などの各種調整が行われる。
例えば、特許文献1では、対物レンズの筐体(外枠)に設けられた調整孔(ねじ孔)に調整ねじを挿入することでレンズ枠(中枠)に力を加え、それによりレンズの偏心を調整する方法が開示されている。
このような偏心調整を含む各種調整を行うことで、対物レンズは、所望の性能を実現することができる。
特開2009−53339号公報
ところで、特許文献1では、光軸に沿って筐体内にレンズと分離環(間隔環)を交互に含み、且つ、その筐体の雌ねじと押さえ環の雄ねじとが螺合することで、押さえ環がレンズ及び分離環を固定する、対物レンズの構成が開示されている。
特許文献1に開示される対物レンズでは、押さえ環から受ける狭持力により、レンズや分離環は互いに光軸方向に力を及ぼしあっていて、それにより、筐体内の所定位置に固定されている。つまり、各レンズは筐体内で個別に固定されているわけではなく、すべてのレンズが一体として狭持され、筐体内に固定されている。
この構成では、偏心調整のために特定のレンズに対して力を加えると、周囲のレンズにもその影響が及んでしまう。このため、周囲のレンズに影響を与えることなく特定のレンズの偏心のみを調整することができない。このことは、対物レンズの調整作業を困難にする一要因となっている。
以上のような実情を踏まえ、本発明では、組み立て工程における調整作業が容易な対物レンズを提供することを課題とする。
本発明の第1の態様は、所定の間隔で配置される複数のレンズ群を含む第1群と、単一のレンズ群からなる第2群と、螺合され、且つ、第1群を固定する、押さえ環と、第1群、押さえ環、及び第2群この順番に内部に収納する外枠と、第2群を支持する中枠と、押さえ環と中枠との間に配置され、第1群と第2群の間の間隔を調整する間隔調整部材と、を含み、外枠は、第2群を支持する中枠と対向する位置に第1の孔を有する対物レンズを提供する。
本発明の第2の態様は、第1の態様に記載の対物レンズにおいて、押さえ環は、外枠に螺合される対物レンズを提供する。
本発明の第3の態様は、第1の態様に記載の対物レンズにおいて、外枠は、押さえ環と対向する位置に第2の孔を有し、押さえ環及び外枠の各々は、第2の孔に挿入された固定部材に螺合される対物レンズを提供する
本発明の第の態様は、第の態様から第3の態様のいずれか1つに記載の対物レンズにおいて、外枠は、第1群及び押さえ環を収納する第1の外枠と、第1の外枠に螺合され、且つ、第2群を収納する第2の外枠と、を含み、間隔調整部材は、第1の外枠と第2の外枠との間に配置される対物レンズを提供する。
本発明の第の態様は、第1の態様から第4の態様のいずれか1つに記載の対物レンズにおいて、外枠は、物体側から順に、第1群と、押さえ環と、第2レンズ群と、を収納する対物レンズを提供する。
本発明の第6の態様は、さらに、螺合され且つ中枠を固定する第2の押さえ環を含む対物レンズの組み立て方法を提供する。
本発明の第7の態様は、対物レンズの組み立て方法であって、外枠に複数のレンズ群を落とし込む第1の工程と、押さえ環を螺合し、押さえ環により複数のレンズ群を外枠内に固定する第2の工程と、偏心が調整される単一のレンズ群を前記押さえ環の次に外枠内に配置する第3の工程と、第2の工程と第3の工程の間に、外枠に設けられた孔と対向する位置に、単一のレンズ群を支持する中枠を配置する工程と、押さえ環と中枠との間に、複数のレンズ群と前記単一のレンズ群の間の間隔を調整する間隔調整部材を配置する工程と、を含む対物レンズの組み立て方法を提供する。
本発明の第の態様は、第の態様に記載の対物レンズの組み立て方法であって、第1の工程は、複数のレンズ群を、像側から外枠に挿入する工程を含み、第2の工程は、押さえ環により複数のレンズ群を、像側から固定する工程を含む対物レンズの組み立て方法を提供する。
本発明の第9の態様は、第7の態様または第8の態様に記載の対物レンズの組み立て方法であって、第2の押さえ環を螺合し、且つ、前記第2の押さえ環により前記単一のレンズ群を支持する前記中枠を前記外枠内に固定する工程を含む対物レンズの組み立て方法を提供する。
本発明によれば、組み立て工程における調整作業が容易な対物レンズを提供することができる。
実施例1に係る対物レンズの構成を例示する断面図である。 実施例1に係る対物レンズの組み立て方法を例示するフローチャートである。 実施例2に係る対物レンズの構成を例示する断面図である。 実施例3に係る対物レンズの構成を例示する断面図である。 実施例4に係る対物レンズの構成を例示する断面図である。
以下、図面を参照しながら、各実施例について説明する。
図1は、本実施例に係る対物レンズの構成を例示する断面図である。なお、対物レンズは光軸1を中心として対称な構造を有しているため、図1では、対物レンズの断面のうち、光軸1を中心とした片側のみが示されている。
まず、本実施例に係る対物レンズ10の構成について説明する。
図1に例示される対物レンズ10は、略円筒形状を呈し、且つ、ねじ孔12を有する外枠11と、その外枠11内に収納される、複数のレンズ群(光軸1に沿って、物体側から順に、レンズ群LG1、レンズ群LG2、レンズ群LG3)、間隔環13、押さえ環14、中枠15、押さえ環16、及び、間隔調整部材17と、を含んでいる。なお、間隔調整部材17は、必要に応じて用いられればよく、不要であれば省略してもよい。
本明細書では、“レンズ群”という用語は、単レンズ、接合レンズを問わず、一塊のレンズを意味するものとする。従って、対物レンズ10では、レンズ群LG1及びレンズ群LG2は、それぞれ単レンズとして構成されているが、接合レンズとして構成されてもよい。同様に、レンズ群LG3は、接合レンズとして構成されているが、単レンズとして構成されてもよい。
また、本明細書では、対物レンズに含まれる複数のレンズ群のうち、偏心調整が行われない複数のレンズ群を第1群G1と記し、偏心調整が行われる単一のレンズ群を第2群G2と記す。対物レンズ10では、組み立て工程において、最も像側のレンズ群LG3に対して偏心調整が行われる。このため、対物レンズ10の第1群G1は、レンズ群LG1及びレンズ群LG2を含み、対物レンズ10の第2群G2は、レンズ群LG3からなる。なお、第1群G1に3つ以上のレンズ群が含まれてもよい。
第1群G1は、所定の間隔で配置される複数のレンズ群を含み、押さえ環14により固定されている。より詳細には、レンズ群LG1とレンズ群LG2の間には、レンズ群間に所定の間隔を設けるための間隔環13が配置されていて、レンズ群LG1、間隔環13、及び、レンズ群LG2は、外枠11の突起部11aと押さえ環14とにより狭持されている。押さえ環14は、外枠11の螺合部18に装着されている。すなわち、押さえ環14は、その外周面上に雄ねじを有していて、雌ねじを有する外枠11に螺合(いわゆる、ねじ込み固定)されることで、光軸1方向に所定の狭持力を生じさせ、それによって、第1群を固定することができる。
一方、第2群G2は、偏心が調整される単一のレンズ群LG3からなり、レンズ群LG3(第2群G2)は、レンズ群LG3を支持する中枠15に固定されている。押さえ環16は、外枠11の螺合部19に装着されている。レンズ群LG3(第2群G2)を支持する中枠15は、押さえ環14と押さえ環16とに狭持されることで固定されている。
対物レンズ10では、接着剤を用いてレンズ群LG3を中枠15へ固定する例が示されているが、レンズ群LG3の固定方法は特にこれに限定されない。例えば、レンズ群LG3を中枠15と押さえ環16で狭持してもよい。また、その際、押さえ環16は、螺合部19を有さず、螺合されない押さえ環として構成されてもよい。さらに、螺合部19を有する新たな押さえ環を設けて、レンズ群LG3及び押さえ環16を、中枠15と新たな押さえ環で狭持してもよい。
押さえ環14と中枠15の間には、レンズ群LG2とレンズ群LG3の間隔を調整するための間隔調整部材17が配置されている。間隔調整部材17は、必要な間隔に応じて、複数配置されてもよく、また、厚さの異なる複数の間隔調整部材17が選択的に用いられても良い。間隔調整部材17としては、例えば、箔(foil)、ワッシャー(washer)、シム(shim)、などが用いられる。
ねじ孔12(第1の孔)は、第2群G2(レンズ群LG3)を支持する中枠15に対向する位置、すなわち、第2群G2(レンズ群LG3)と対向する位置に設けられる。ねじ孔12は、光軸1に対して略直交する方向に形成されていて、レンズ群LG3の偏心調整に用いられる調整孔(第1の孔)として機能する。
なお、図1では、調整孔としてのねじ孔12を含む構成を例示したが、特にこれに限られない。ねじ孔12の代わりに、中枠15をつつくためのつつき棒が入る貫通穴を調整孔として含んでもよい。
図2は、本実施例に係る対物レンズ10の組み立て方法を例示したフローチャートである。図2を参照しながら、対物レンズ10の組み立て方法について説明する。
まず、ステップS1では、外枠11を突起部11aが底に向いた状態にして、その後、レンズ群LG1、間隔環13、レンズ群LG2を順に、外枠11内に像側から落とし込む。なお、この際、接着剤等を用いた接着は行われず、レンズ群LG1、間隔環13、及び、レンズ群LG2は、突起部11a上で、単に積層される。
次に、ステップS2では、押さえ環14を、外枠11内に像側から挿入し、外枠11に螺合する。螺合部18に装着された押さえ環14により、レンズ群LG1、間隔環13、及び、レンズ群LG2は、外枠11内に固定される。
ステップS3では、間隔調整部材17、中枠15、及び、レンズ群LG3を、外枠11内に像側から挿入して、押さえ環14上に積層する。この際、中枠15を、ねじ孔12と対向する位置に配置する。なお、レンズ群LG3は、外枠11内に挿入される前に、接着剤等を用いて中枠15に接着され、中枠15に固定されるが、特にこれに限られない。中枠15のみを外枠11内に配置した後に、レンズ群LG3を外枠11に挿入し、中枠15に固定しても良い。
ステップS4では、押さえ環16を、外枠11内に像側から挿入し、外枠11に螺合する。これにより、中枠15は、螺合部18に装着された押さえ環14と螺合部19に装着された押さえ環16とで狭持され、中枠15に固定されたレンズ群LG3は、外枠11内で固定される。
その後、ステップS5では、組み立てられた対物レンズ10が所望の性能を実現しているか否かの確認を行い、性能の劣化が認められる場合には、各種調整を行う。
対物レンズ10の組み立て工程における、偏心調整の方法について説明する。
対物レンズ10では、偏心調整は、レンズ群LG3(第2群G2)に対して行われる。レンズ群LG3の偏心調整は、レンズ群LG3(及び中枠15)に対向する位置に設けられたねじ孔12に(不図示の)ねじを挿入することにより行われる。挿入されたねじは、その回転量に応じて、中枠15に対して光軸1と略直交する方向に力を加えることができる。これにより、中枠15に固定されたレンズ群LG3の偏心が調整される。より具体的には、例えば、他のレンズ群の光軸に対するレンズ群LG3の光軸のズレや傾きが修正される。
対物レンズ10では、中枠15は、間隔調整部材17を介して、または、間隔調整部材17がない場合には直接に、第1群G1を固定する押さえ環14に接している。このため、偏心調整のために加えられた力により中枠15が外枠11内で移動すると、押さえ環14にも力が加わることになる。しかしながら、偏心調整が行われるときには、押さえ環14は、外枠11に螺合され、外枠11に固定された状態にある。このため、押さえ環14に加わった力が第1群G1にまで及ぶことはない。
従って、本実施例に係る対物レンズ10では、レンズ群LG3に対して偏心調整を行っても、他のレンズ群に影響を及ぼすことないため、組み立て工程における対物レンズの偏心調整作業を比較的容易に行うことが可能である。
なお、間隔調整部材17の表面は、通常、研磨等により高い平坦性が実現されている。このため、間隔調整部材17が配置された状態では、間隔調整部材17が配置されていない状態に比べて、中枠15の移動がスムーズになり、中枠15に加えられる力と中枠15の移動量の関係を把握しやすい。従って、対物レンズ10では、間隔調整部材17が押さえ環14と中枠15の間に配置されている場合には、さらに偏心調整作業を容易に行うことができる。
対物レンズ10の組み立て工程における、間隔調整の方法について説明する。
対物レンズ10では、間隔調整は、レンズ群LG2とレンズ群LG3の間隔、すなわち、第1群G1と第2群G2の間隔に対して行われる。間隔調整は、所望の間隔に応じて、押さえ環14と中枠15の間に配置される間隔調整部材17の個数を変更することにより行われても良く、また、厚さの異なる間隔調整部材17と交換することにより行われても良い。これにより、レンズ群LG2とレンズ群LG3の間隔を所望の間隔に調整することができる。
間隔調整を行うために、組み立てられた対物レンズを分解する場合、対物レンズ10では、間隔調整部材17を配置するために取り外しが必要な部材(中枠15、押さえ環16、レンズ群LG3)のみを取り外すことができる。これは、取り外しが不要なレンズ群LG1、レンズ群LG2、及び、間隔環13が、押さえ環14により固定されていることによって、可能となっている。
従って、本実施例に係る対物レンズ10では、必要最小限の作業、すなわち、必要最小限の範囲での対物レンズの分解と再組み立てにより、間隔調整が可能である。このため、組み立て工程における、対物レンズの間隔調整に要する作業の負担を軽減することができる。
なお、すべてのレンズ群が一体として固定されている対物レンズの場合には、あるレンズ群を外枠から取り外すと、他のレンズ群の外枠に対する固定を維持することができない。このため、所望のレンズ群のみを取り外して間隔調整を行うことは容易ではなく、間隔調整を行う場合には、基本的に全てのレンズ群を取り外して、再度はじめから組み立て直すことになる。従って、対物レンズの間隔調整に要する負担は、本実施例に係る対物レンズ10と比べて、大きくなる。
また、各レンズ群が個別に固定されている対物レンズであれば、本実施例に係る対物レンズ10と同様に、所望のレンズ群のみを取り外して間隔調整を行うことができる。しかしながら、通常、対物レンズには多数のレンズ群が含まれることを考慮すると、組み立てに要する工数が著しく増加することは明らかである。また、分解に要する工数も同様に増加する。従って、そのような構成の対物レンズでは、間隔調整を含む対物レンズの組み立て作業に要する負担は、本実施例に係る対物レンズ10と比べて、非常に大きくなる。
以上、本実施例に係る対物レンズ10によれば、偏心調整が行われる単一のレンズ群を除く複数のレンズ群を、外枠に螺合された押さえ環により固定することで、組み立て工程における調整作業を容易にすることができる。また、偏心調整が行われる単一のレンズ群と偏心調整が行われない複数のレンズ群との間で間隔調整を行うことで、組み立て工程における調整作業の負担も軽減することができる。
なお、本実施例に係る対物レンズ10の構成は、偏心調整及び間隔調整の箇所がそれぞれ1箇所で十分に所望の性能を実現できる低倍率の対物レンズに対して、特に好適であるが、特にこれに限定されない。
また、本実施例では、外枠11は物体側に突起部11aを有し、且つ、像側から外枠11に各レンズ群が挿入される、対物レンズ10の構成を例示したが、特にこれに限られない。外枠は像側に突起部を有してもよい。ただし、突起部を像側に有する構成では、像側の端部が細い対物レンズ(外枠)を設計し易い。像側の端部が細いと、対物レンズが顕微鏡に配置された状態において、標本を目視で確認し易いため、標本の視認性を十分に確保することができる。
また、本実施例では、偏心調整を行うレンズ群が最も像側に配置される例を示したが、特にこれに限定されない。
図3は、本実施例に係る対物レンズの構成を例示する断面図である。図3では、図1と同様に、対物レンズの断面のうち、光軸1を中心とした片側のみが示されている。また、図3では、図1に例示される対物レンズ10と同様の構成要素には同一符号が付されている。
図3に例示される対物レンズ20は、略円筒形状を呈し、且つ、ねじ孔22を有する外枠21(第1の外枠21a、第2の外枠21b)と、その外枠21内に収納される、複数のレンズ群(光軸1に沿って、物体側から順に、レンズ群LG1、レンズ群LG2、レンズ群LG3)、間隔環13、押さえ環14、中枠25、押さえ環26、及び、間隔調整部材27と、を含んでいる。間隔調整部材27は、必要に応じて用いられればよく、不要であれば省略してもよい。
対物レンズ20では、組み立て工程において、最も像側のレンズ群LG3に対して偏心調整が行われる。このため、対物レンズ20の第1群G1は、レンズ群LG1及びレンズ群LG2を含み、対物レンズ20の第2群G2は、レンズ群LG3からなる。
以降では、本実施例に係る対物レンズ20の、実施例1に係る対物レンズ10との相違点について説明する。
対物レンズ20は、外枠21が第1群G1を収納する第1の外枠21aと、第2群G2を収納する第2の外枠21bとを含み、第2の外枠21bが第1の外枠21aに螺合されている点が、対物レンズ10と異なっている。
また、対物レンズ20は、レンズ群LG1とレンズ群LG2の間の間隔を調整するための間隔調整部材27は、第1の外枠21aと第2の外枠21bの間に配置されている点も、対物レンズ10と異なっている。
さらに、対物レンズ20は、第1群G1を固定する押さえ環14とレンズ群LG3(第2群G2)を支持する中枠25との間に空間があり、押さえ環14と中枠25とが接触していない点も、対物レンズ10と異なっている。なお、中枠25は、第2の外枠21bの突起部24と押さえ環26とに狭持されることにより、第2の外枠21b内に固定されている。
対物レンズ20の偏心調整は、対物レンズ10と同様の方法で、レンズ群LG3(第2群G2)に対して行われる。つまり、ねじ孔22に(不図示の)ねじを挿入して、中枠25を移動させることにより行われる。対物レンズ20では、押さえ環14と中枠25が接触していないため、中枠25が外枠21(第2の外枠21b)内で移動しても、押さえ環14に力が加わることはない。
従って、本実施例に係る対物レンズ20では、レンズ群LG3に対して偏心調整を行っても、他のレンズ群に影響を及ぼすことないため、実施例1に係る対物レンズ10と同様に、組み立て工程における対物レンズの偏心調整作業を比較的容易に行うことが可能である。
また、対物レンズ20の間隔調整は、対物レンズ10と同様の方法で、つまり、間隔調整部材を使用して、第1群G1と第2群G2の間隔に対して行われる。ただし、対物レンズ20では、間隔調整部材27は、上述したように、第1の外枠21aと第2の外枠21bの間に配置される。このため、間隔調整のために対物レンズ20を分解する場合には、中枠25、レンズ群LG3、及び、押さえ環26が固定された第2の外枠21bを、第1の外枠21aから取り外すだけで良い。
従って、本実施例に係る対物レンズ20では、組み立て工程における、対物レンズの間隔調整に要する作業の負担を、さらに軽減することができる。
図4は、本実施例に係る対物レンズの構成を例示する断面図である。図4では、図1と同様に、対物レンズの断面のうち、光軸1を中心とした片側のみが示されている。また、図4では、図1に例示される対物レンズ10と同様の構成要素には同一符号が付されている。
図4に例示される対物レンズ30は、略円筒形状を呈し、且つ、ねじ孔32及びねじ孔33を有する外枠31と、その外枠31内に収納される、複数のレンズ群(光軸1に沿って、物体側から順に、レンズ群LG1、レンズ群LG2、レンズ群LG3)、間隔環13、押さえ環34、中枠35、押さえ環36、間隔調整部材37、及び、ねじ部材38と、を含んでいる。間隔調整部材37は、必要に応じて用いられればよく、不要であれば省略してもよい。
対物レンズ30では、組み立て工程において、最も像側のレンズ群LG3に対して偏心調整が行われる。このため、対物レンズ30の第1群G1は、レンズ群LG1及びレンズ群LG2を含み、対物レンズ30の第2群G2は、レンズ群LG3からなる。
以降では、本実施例に係る対物レンズ30の、実施例1に係る対物レンズ10との相違点について説明する。
対物レンズ30は、外枠31が、第2群G2(及び中枠35)と対向する位置に設けられたねじ孔32に加えて、第1群G1を固定する押さえ環34と対向する位置に設けられたねじ孔33を含む点が、対物レンズ10と異なっている。なお、ねじ孔32(第1の孔)は、レンズ群LG3の偏心調整に用いられる調整孔として機能するのに対して、ねじ孔33(第2の孔)は、押さえ環34を外枠31に固定するためのねじ部材38を挿入するために用いられる。
また、対物レンズ30は、押さえ環34及び外枠31の各々がねじ孔33に挿入されたねじ部材38に螺合されている点が、対物レンズ10と異なっている。つまり、押さえ環34は、外枠31ではなくねじ部材38に螺合されることで外枠31に固定され、それによって、第1群G1及び間隔環13を固定している。なお、外枠31は、押さえ環34と直接的に螺合されないため、外枠31の内周面上に雌ねじを形成する必要がない。このため、対物レンズ30では、外枠31の内周面の構造を簡素化することができる。
対物レンズ30の偏心調整は、対物レンズ10と同様の方法で、レンズ群LG3(第2群G2)に対して行われる。つまり、ねじ孔32に(不図示の)ねじを挿入して、中枠35を移動させることにより行われる。対物レンズ30では、中枠35は、直接にまたは間隔調整部材37を介して、押さえ環34に接しているため、中枠35が移動すると、押さえ環34にも力が加わることになる。しかしながら、押さえ環34は、上述したように外枠31に固定されているため、押さえ環34に加わった力が第1群G1にまで及ぶことはない。
従って、本実施例に係る対物レンズ30では、レンズ群LG3に対して偏心調整を行っても、他のレンズ群に影響を及ぼすことないため、実施例1に係る対物レンズ10と同様に、組み立て工程における対物レンズの偏心調整作業を比較的容易に行うことが可能である。
また、対物レンズ30の間隔調整は、対物レンズ10と同様の方法で、第1群G1と第2群G2の間隔に対して行われる。
従って、本実施例に係る対物レンズ30では、実施例1に係る対物レンズ10と同様に、必要最小限の範囲での対物レンズの分解と再組み立てにより、間隔調整が可能である。このため、組み立て工程における、対物レンズの間隔調整に要する作業の負担を軽減することができる。
図5は、本実施例に係る対物レンズの構成を例示する断面図である。図5では、図1と同様に、対物レンズの断面のうち、光軸1を中心とした片側のみが示されている。
図5に例示される対物レンズ40は、略円筒形状を呈し、且つ、ねじ孔42を有する外枠41と、その外枠41内に収納される、複数のレンズ群(光軸1に沿って、像側から順に、レンズ群LG1、レンズ群LG2、レンズ群LG3)、間隔環43、押さえ環44、中枠45、押さえ環46、及び、間隔調整部材47と、を含んでいる。なお、間隔調整部材47は、必要に応じて用いられればよく、不要であれば省略してもよい。
対物レンズ40では、組み立て工程において、最も物体側のレンズ群LG3に対して偏心調整が行われる。このため、対物レンズ40の第1群G1は、レンズ群LG1及びレンズ群LG2を含み、対物レンズ40の第2群G2は、レンズ群LG3からなる。
以降では、本実施例に係る対物レンズ40の、実施例1に係る対物レンズ10との相違点について説明する。
対物レンズ40は、外枠41が像側に突起部41aを有する点が、対物レンズ10と異なっている。このため、対物レンズ40は、以下のような手順で組み立てられる。
まず、外枠41を突起部41aが底に向いた状態にして、その後、レンズ群LG1、間隔環43、レンズ群LG2を順に、外枠41内に物体側から落とし込む。なお、この際、接着剤等を用いた接着は行われず、レンズ群LG1、間隔環43、及び、レンズ群LG2は、突起部41a上で、単に積層される。
次に、押さえ環44を、外枠41内に物体側から挿入し、外枠41に螺合する。螺合部48に装着された押さえ環44により、レンズ群LG1、間隔環43、及び、レンズ群LG2は、外枠41内に固定される。
そして、間隔調整部材47、中枠45、レンズ群LG3を、外枠41内に物体側から挿入して、押さえ環44上に積層する。この際、中枠45を、ねじ孔42と対向する位置に配置する。なお、レンズ群L3は、外枠41内に挿入される前に、接着剤等を用いて中枠45に接着され、中枠45に固定されるが、特にこれに限られない。中枠45のみを外枠41内に配置した後に、レンズ群LG3を外枠41に挿入し、中枠45に固定しても良い。
最後に、押さえ環46を、外枠41内に物体側から挿入し、外枠41に螺合する。これにより、中枠45は、螺合部48に装着された押さえ環44と螺合部49に装着された押さえ環46とで狭持され、中枠45に固定されたレンズ群LG3は、外枠41内で固定される。
対物レンズ34の偏心調整は、対物レンズ10と同様の方法で、レンズ群LG3(第2群G2)に対して行われる。
従って、本実施例に係る対物レンズ40では、レンズ群LG3に対して偏心調整を行っても、他のレンズ群に影響を及ぼすことないため、実施例1に係る対物レンズ10と同様に、組み立て工程における対物レンズの偏心調整作業を比較的容易に行うことが可能である。
また、対物レンズ40の間隔調整は、対物レンズ10と同様の方法で、第1群G1と第2群G2の間隔に対して行われる。
従って、本実施例に係る対物レンズ40では、実施例1に係る対物レンズ10と同様に、必要最小限の範囲での対物レンズの分解と再組み立てにより、間隔調整が可能である。このため、組み立て工程における、対物レンズの間隔調整に要する作業の負担を軽減することができる。
1・・・光軸
10、20、30、40・・・対物レンズ
11、21、31、41・・・外枠
21a・・・第1の外枠
21b・・・第2の外枠
11a、24、41a・・・突起部
12、22、32、33、42・・・ねじ孔
13、43・・・間隔環
14、16、26、34、36、44、46・・・押さえ環
15、25、35、45・・・中枠
17、27、37、47・・・間隔調整部材
18、19、23、48、49・・・螺合部
38・・・ねじ部材
LG1、LG2、LG3・・・レンズ群
G1・・・第1群
G2・・・第2群

Claims (9)

  1. 所定の間隔で配置される複数のレンズ群を含む第1群と、
    単一のレンズ群からなる第2群と、
    螺合され、且つ、前記第1群を固定する、押さえ環と、
    前記第1群、前記押さえ環、及び前記第2群この順番で内部に収納する外枠と、
    前記第2群を支持する中枠と、
    前記押さえ環と前記中枠との間に配置され、前記第1群と前記第2群の間の間隔を調整する間隔調整部材と、
    を含み、
    前記外枠は、前記第2群を支持する前記中枠と対向する位置に第1の孔を有することを特徴とする対物レンズ。
  2. 請求項1に記載の対物レンズにおいて、
    前記押さえ環は、前記外枠に螺合されることを特徴とする対物レンズ。
  3. 請求項1に記載の対物レンズにおいて、
    前記外枠は、前記押さえ環と対向する位置に第2の孔を有し、
    前記押さえ環及び前記外枠の各々は、前記第2の孔に挿入された固定部材に螺合されることを特徴とする対物レンズ。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の対物レンズにおいて、
    前記外枠は、
    前記第1群及び前記押さえ環を収納する第1の外枠と、
    前記第1の外枠に螺合され、且つ、前記第2群を収納する第2の外枠と、を含み、
    間隔調整部材は、前記第1の外枠と前記第2の外枠との間に配置されることを特徴とする対物レンズ。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の対物レンズにおいて、
    前記外枠は、物体側から順に、前記第1群と、前記押さえ環と、前記第2群と、を収納することを特徴とする対物レンズ。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の対物レンズにおいて、さらに、
    螺合され、且つ、前記中枠を固定する第2の押さえ環を含むことを特徴とする対物レンズ。
  7. 対物レンズの組み立て方法であって、
    外枠に複数のレンズ群を落とし込む第1の工程と、
    押さえ環を螺合し、前記押さえ環により前記複数のレンズ群を前記外枠内に固定する第2の工程と、
    偏心が調整される単一のレンズ群を前記押さえ環の次に前記外枠内に配置する第3の工程と、
    前記第2の工程と前記第3の工程の間に、
    前記外枠に設けられた孔と対向する位置に、前記単一のレンズ群を支持する中枠を配置する工程と、
    前記押さえ環と前記中枠との間に、前記複数のレンズ群と前記単一のレンズ群の間の間隔を調整する間隔調整部材を配置する工程と、
    を含むことを特徴とする対物レンズの組み立て方法。
  8. 請求項7に記載の対物レンズの組み立て方法であって、
    前記第1の工程は、前記複数のレンズ群を、像側から外枠に挿入する工程を含み、
    前記第2の工程は、前記押さえ環により前記複数のレンズ群を、前記像側から固定する工程を含むことを特徴とする対物レンズの組み立て方法。
  9. 請求項7または請求項8に記載の対物レンズの組み立て方法であって、さらに、
    第2の押さえ環を螺合し、且つ、前記第2の押さえ環により前記単一のレンズ群を支持する前記中枠を前記外枠内に固定する工程を含む
    ことを特徴とする対物レンズの組み立て方法。
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