JP2000089076A - 対物レンズ - Google Patents
対物レンズInfo
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- JP2000089076A JP2000089076A JP10260201A JP26020198A JP2000089076A JP 2000089076 A JP2000089076 A JP 2000089076A JP 10260201 A JP10260201 A JP 10260201A JP 26020198 A JP26020198 A JP 26020198A JP 2000089076 A JP2000089076 A JP 2000089076A
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- frame
- lens
- outer cylinder
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- optical axis
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- Lens Barrels (AREA)
- Lenses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】対物レンズの観察性能の劣化を防止しつつ、組
立ての作業性を向上させる。 【解決手段】外筒6と、この外筒6に挿入される複数の
レンズ群(1〜)3と、外筒6にレンズ群と共に挿入さ
れ、該レンズ群間の相対位置間隔を保持させる間隔枠
(4)と、外筒6に挿入されたレンズ群(1〜)3及び
間隔枠(4)を固定する、外部からの締付け力を受ける
回転枠15aとこの回転枠15aで受けた回転押圧力を
上記レンズ群(1〜)3の光軸方向への直線押圧力に変
換し上記レンズ群及び間隔枠に伝達する保持枠15bを
含んだ固定枠15とを備える。
立ての作業性を向上させる。 【解決手段】外筒6と、この外筒6に挿入される複数の
レンズ群(1〜)3と、外筒6にレンズ群と共に挿入さ
れ、該レンズ群間の相対位置間隔を保持させる間隔枠
(4)と、外筒6に挿入されたレンズ群(1〜)3及び
間隔枠(4)を固定する、外部からの締付け力を受ける
回転枠15aとこの回転枠15aで受けた回転押圧力を
上記レンズ群(1〜)3の光軸方向への直線押圧力に変
換し上記レンズ群及び間隔枠に伝達する保持枠15bを
含んだ固定枠15とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顕微鏡に用いられ
る対物レンズに関する。
る対物レンズに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、顕微鏡に用いられる対物レンズに
おいて、一般的なレンズ群を含む枠構成として、該レン
ズ群を、その保持枠中に心出しをして固定し、この保持
枠を外筒に挿入するという方式が採られている。
おいて、一般的なレンズ群を含む枠構成として、該レン
ズ群を、その保持枠中に心出しをして固定し、この保持
枠を外筒に挿入するという方式が採られている。
【0003】また、特に高い性能を必要としない対物レ
ンズや、通常の対物レンズに比してレンズ外径の大きい
実体顕微鏡用の対物レンズなどのように、保持枠を使用
せずにレンズを直接外筒に落し込む構造となっているも
のもある。
ンズや、通常の対物レンズに比してレンズ外径の大きい
実体顕微鏡用の対物レンズなどのように、保持枠を使用
せずにレンズを直接外筒に落し込む構造となっているも
のもある。
【0004】図7は対物レンズを外筒へ直接挿入する対
物レンズ構造の一例を示すものである。同図で、レンズ
群1〜3及びこれらレンズ群1〜3の間隔を保持する間
隔枠4が外筒6の開口、胴付き部側から直接挿入され、
その上から固定枠5を螺合し直接レンズに押し当てて固
定するようにしている。
物レンズ構造の一例を示すものである。同図で、レンズ
群1〜3及びこれらレンズ群1〜3の間隔を保持する間
隔枠4が外筒6の開口、胴付き部側から直接挿入され、
その上から固定枠5を螺合し直接レンズに押し当てて固
定するようにしている。
【0005】また、図8は上記図7のようにレンズを直
接押さえつけるのではなく、レンズ1〜3をそれぞれ心
出しした状態で接着固定した枠9〜12を間隔枠11と
共に外筒6に図の下側の開口、すなわち標本側から挿入
し、固定枠5を螺合しレンズ枠に押し当てて固定するよ
うにした構造を示している。
接押さえつけるのではなく、レンズ1〜3をそれぞれ心
出しした状態で接着固定した枠9〜12を間隔枠11と
共に外筒6に図の下側の開口、すなわち標本側から挿入
し、固定枠5を螺合しレンズ枠に押し当てて固定するよ
うにした構造を示している。
【0006】上記図7及び図8のいずれの構成において
も、固定枠5を螺合した場合に、固定枠5との間の摩擦
抵抗によりそれに接するレンズまたはレンズ枠が回転し
てレンズ性能が劣化してしまうこととなり、特に図7に
示した構成ではその性能劣化が著しい。
も、固定枠5を螺合した場合に、固定枠5との間の摩擦
抵抗によりそれに接するレンズまたはレンズ枠が回転し
てレンズ性能が劣化してしまうこととなり、特に図7に
示した構成ではその性能劣化が著しい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した如く、特に外
筒6にレンズ群1〜3を直接挿入する構成では、固定枠
5でネジ締めする際に固定枠5との間の摩擦抵抗により
レンズ群1〜3が回転し、性能劣化の原因となるだけで
なく、レンズ群1〜3の外径と外筒6の内径とに間隙が
ある場合には、固定枠5の回転締付けによりレンズがず
れて心精度の劣化の原因ともなり得る。
筒6にレンズ群1〜3を直接挿入する構成では、固定枠
5でネジ締めする際に固定枠5との間の摩擦抵抗により
レンズ群1〜3が回転し、性能劣化の原因となるだけで
なく、レンズ群1〜3の外径と外筒6の内径とに間隙が
ある場合には、固定枠5の回転締付けによりレンズがず
れて心精度の劣化の原因ともなり得る。
【0008】この点を以下に詳述する。まず対物レンズ
組立て時の調整方法について上記図7を用いて説明す
る。まず、レンズ群1〜3と間隔枠4を外筒6に挿入し
た状態で、対物レンズ全体に衝撃を与えて内蔵されたレ
ンズが移動可能な程度に固定枠5で軽く締付ける。次
に、対物レンズのネジ部8を調整用の顕微鏡本体に取付
ける。この状態で対物レンズ全体(外筒6)に衝撃を与
え、対物レンズ全体の心出しを行ない、観察が可能であ
ることの確認を行なう。
組立て時の調整方法について上記図7を用いて説明す
る。まず、レンズ群1〜3と間隔枠4を外筒6に挿入し
た状態で、対物レンズ全体に衝撃を与えて内蔵されたレ
ンズが移動可能な程度に固定枠5で軽く締付ける。次
に、対物レンズのネジ部8を調整用の顕微鏡本体に取付
ける。この状態で対物レンズ全体(外筒6)に衝撃を与
え、対物レンズ全体の心出しを行ない、観察が可能であ
ることの確認を行なう。
【0009】このような方法で調整を行なう過程にあっ
て、レンズ3は固定枠5と直接接触しているため、調整
後に締付けを行なった際に固定枠5の回転方向と同方向
にレンズ3が回転してしまったり、また図9に示すよう
にそのレンズ3の回転時に外筒6の内径とレンズ3の外
径の隙間分7だけ横ずれ現象を起こしてしまうことがあ
る。
て、レンズ3は固定枠5と直接接触しているため、調整
後に締付けを行なった際に固定枠5の回転方向と同方向
にレンズ3が回転してしまったり、また図9に示すよう
にそのレンズ3の回転時に外筒6の内径とレンズ3の外
径の隙間分7だけ横ずれ現象を起こしてしまうことがあ
る。
【0010】これらの現象により、対物レンズでの観察
性能の劣化や、上記横ずれによる心精度の不良が発生す
ることとなり、結果としてそれらを補うために上記作業
を繰返し行なわなければならず、組立て作業の効率が極
端に悪化する。
性能の劣化や、上記横ずれによる心精度の不良が発生す
ることとなり、結果としてそれらを補うために上記作業
を繰返し行なわなければならず、組立て作業の効率が極
端に悪化する。
【0011】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、対物レンズの観察
性能の劣化を防止しつつ、組立ての作業性を向上させる
ことが可能な対物レンズを提供することにある。
たもので、その目的とするところは、対物レンズの観察
性能の劣化を防止しつつ、組立ての作業性を向上させる
ことが可能な対物レンズを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
外筒と、この外筒に挿入される複数のレンズ群と、上記
外筒に上記レンズ群と共に挿入され、該レンズ群間の相
対位置間隔を保持させる間隔枠と、外部からの締付けに
よる回転押圧力を上記レンズ群の光軸方向への直線押圧
力に変換し、上記レンズ群及び間隔枠に伝達する固定枠
とを具備したことを特徴とする。
外筒と、この外筒に挿入される複数のレンズ群と、上記
外筒に上記レンズ群と共に挿入され、該レンズ群間の相
対位置間隔を保持させる間隔枠と、外部からの締付けに
よる回転押圧力を上記レンズ群の光軸方向への直線押圧
力に変換し、上記レンズ群及び間隔枠に伝達する固定枠
とを具備したことを特徴とする。
【0013】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記固定枠は、上記外筒の開口部に上
記回転押圧力により回転可能に設けられた回転枠と、こ
の回転枠に連結し上記レンズ群の光軸方向へ移動可能な
レンズ押さえ枠と、このレンズ押さえ枠の回転を防止す
る回転防止構造を有することを特徴とする。
の発明において、上記固定枠は、上記外筒の開口部に上
記回転押圧力により回転可能に設けられた回転枠と、こ
の回転枠に連結し上記レンズ群の光軸方向へ移動可能な
レンズ押さえ枠と、このレンズ押さえ枠の回転を防止す
る回転防止構造を有することを特徴とする。
【0014】請求項3記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記固定枠は、上記外筒の開口部に嵌
合されたレンズ押さえ枠と、このレンズ押さえ枠の回転
を防止する回転防止構造を有し、上記レンズ押さえ枠を
外部治工具で締付けた状態に維持させるべく上記外筒に
接着固定したことを特徴とする。
の発明において、上記固定枠は、上記外筒の開口部に嵌
合されたレンズ押さえ枠と、このレンズ押さえ枠の回転
を防止する回転防止構造を有し、上記レンズ押さえ枠を
外部治工具で締付けた状態に維持させるべく上記外筒に
接着固定したことを特徴とする。
【0015】このような構成とすれば、外部から与えら
れる締付けによる回転押圧力を光軸方向への直線押圧力
に変換してレンズ群及び間隔枠に伝達することで、対物
レンズの観察性能の劣化を防止しつつ、組立ての作業性
を向上させることができる。
れる締付けによる回転押圧力を光軸方向への直線押圧力
に変換してレンズ群及び間隔枠に伝達することで、対物
レンズの観察性能の劣化を防止しつつ、組立ての作業性
を向上させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下本発明
の第1の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は
その構造を例示するもので、基本的には上記図7に示し
たものと同様であるので、同一部分には同一符号を付し
てその説明は省略する。
の第1の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は
その構造を例示するもので、基本的には上記図7に示し
たものと同様であるので、同一部分には同一符号を付し
てその説明は省略する。
【0017】しかして、レンズ群1〜3及び間隔枠4を
外筒6に挿入し、固定枠15で締付け固定している。図
2はこの固定枠15の詳細な構成を示したもので、固定
枠15は回転枠15a、保持枠15b、レンズ押さえ枠
15c、及び止めピン15dからなっている。
外筒6に挿入し、固定枠15で締付け固定している。図
2はこの固定枠15の詳細な構成を示したもので、固定
枠15は回転枠15a、保持枠15b、レンズ押さえ枠
15c、及び止めピン15dからなっている。
【0018】回転枠15aは、保持枠15bにより外筒
6の開口で回転自在に保持され、外部からの締付け力を
直接受ける。レンズ押さえ枠15cは、上記回転枠15
aと螺合して組付けられ、且つレンズ群1〜3を押さえ
付けて固定するものであり、このレンズ押さえ枠15c
の回転防止機構として止めピン15dが外筒6に係止さ
れる状態で取付け固定される。
6の開口で回転自在に保持され、外部からの締付け力を
直接受ける。レンズ押さえ枠15cは、上記回転枠15
aと螺合して組付けられ、且つレンズ群1〜3を押さえ
付けて固定するものであり、このレンズ押さえ枠15c
の回転防止機構として止めピン15dが外筒6に係止さ
れる状態で取付け固定される。
【0019】外筒6と保持枠15bとの間には僅かなが
ら間隙があり、この間隙により回転枠15aが遊動して
円滑に回転可能な状態となる。また、止めピン15dは
ノックピン状でその一方が外筒6の孔6aに埋設固定さ
れ、その他方側の先端がレンズ押さえ枠15cに光軸方
向に沿って形成された溝15c1に嵌合されることで、
保持枠15bが回転枠15aの回転に連動して回転する
のを防止している。
ら間隙があり、この間隙により回転枠15aが遊動して
円滑に回転可能な状態となる。また、止めピン15dは
ノックピン状でその一方が外筒6の孔6aに埋設固定さ
れ、その他方側の先端がレンズ押さえ枠15cに光軸方
向に沿って形成された溝15c1に嵌合されることで、
保持枠15bが回転枠15aの回転に連動して回転する
のを防止している。
【0020】このような構成にあって、工具等で回転枠
15aを回転させると、回転枠15aとレンズ押さえ枠
15cとの螺合により、レンズ押さえ枠15cはその回
転軸方向である図中に示す光軸方向IIに沿って移動す
る。
15aを回転させると、回転枠15aとレンズ押さえ枠
15cとの螺合により、レンズ押さえ枠15cはその回
転軸方向である図中に示す光軸方向IIに沿って移動す
る。
【0021】この場合にレンズ押さえ枠15cは、一方
が外筒6に埋設された止めピン15dの他方側の先端が
溝15c1に嵌合されていることにより、回転枠15a
の回転に連れて回転移動することがなく、光軸方向II
に沿ってのみ直線状に移動して、回転枠15aに伝達さ
れた回転押圧力はレンズ押さえ枠15cにて光軸方向へ
の直線押圧力に変換されレンズ群1〜3に伝達される。
が外筒6に埋設された止めピン15dの他方側の先端が
溝15c1に嵌合されていることにより、回転枠15a
の回転に連れて回転移動することがなく、光軸方向II
に沿ってのみ直線状に移動して、回転枠15aに伝達さ
れた回転押圧力はレンズ押さえ枠15cにて光軸方向へ
の直線押圧力に変換されレンズ群1〜3に伝達される。
【0022】このように、止めピン15dにより回転が
規制された状態でレンズ群1〜3をその光軸方向に付勢
するためのレンズ押さえ枠15cと、外部からの締付け
力によりこのレンズ押さえ枠15cをレンズ群1〜3に
所定の圧力で押さえた状態で固定するための回転枠15
aとを別体とし、回転枠15aの回転によりレンズ押さ
え枠15cも回転してしまうのを確実に防止した上で、
その締付け力がレンズ押さえ枠15cにより光軸方向に
レンズ群1〜3に伝達されるようにした。
規制された状態でレンズ群1〜3をその光軸方向に付勢
するためのレンズ押さえ枠15cと、外部からの締付け
力によりこのレンズ押さえ枠15cをレンズ群1〜3に
所定の圧力で押さえた状態で固定するための回転枠15
aとを別体とし、回転枠15aの回転によりレンズ押さ
え枠15cも回転してしまうのを確実に防止した上で、
その締付け力がレンズ押さえ枠15cにより光軸方向に
レンズ群1〜3に伝達されるようにした。
【0023】そのため、光軸に対する心出し調整したレ
ンズ群1〜3の位置がずれるようなことなく、対物レン
ズの観察性能の劣化を防止しながら、組立てに要する作
業性を大幅に向上させることができる。
ンズ群1〜3の位置がずれるようなことなく、対物レン
ズの観察性能の劣化を防止しながら、組立てに要する作
業性を大幅に向上させることができる。
【0024】(第2の実施の形態)以下本発明の第2の
実施の形態について図面を参照して説明する。図3はそ
の構造を例示するもので、基本的に上記図7に示したも
のと同様であるので、同一部分には同一符号を付してそ
の説明は省略する。
実施の形態について図面を参照して説明する。図3はそ
の構造を例示するもので、基本的に上記図7に示したも
のと同様であるので、同一部分には同一符号を付してそ
の説明は省略する。
【0025】しかして、レンズ群1〜3及び間隔枠4を
外筒6に挿入し、固定枠15′で締付け固定している。
図4はこの固定枠15′の詳細な構成を示したもので、
固定枠15′は回転枠15a′レンズ押さえ枠15
c′、及び止めピン15dからなっている。
外筒6に挿入し、固定枠15′で締付け固定している。
図4はこの固定枠15′の詳細な構成を示したもので、
固定枠15′は回転枠15a′レンズ押さえ枠15
c′、及び止めピン15dからなっている。
【0026】回転枠15a′は、外筒6の内周に対して
螺合されて、外部からの締付け力を直接受ける。レンズ
押さえ枠15c′は、上記回転枠15a′と嵌合して組
付けられ、且つレンズ群1〜3を押さえ付けて固定する
ものであり、このレンズ押さえ枠15c′の回転防止機
構として止めピン15dが外筒6に係止される状態で取
付け固定される。
螺合されて、外部からの締付け力を直接受ける。レンズ
押さえ枠15c′は、上記回転枠15a′と嵌合して組
付けられ、且つレンズ群1〜3を押さえ付けて固定する
ものであり、このレンズ押さえ枠15c′の回転防止機
構として止めピン15dが外筒6に係止される状態で取
付け固定される。
【0027】回転枠15a′は外筒6の内周面との間で
螺合され、回転可能な状態となるもので、外部から与え
られる締付け力によりこの回転枠15a′自体が回転し
ながら光軸方向に移動する。
螺合され、回転可能な状態となるもので、外部から与え
られる締付け力によりこの回転枠15a′自体が回転し
ながら光軸方向に移動する。
【0028】一方、止めピン15dはノックピン状でそ
の一方が外筒6の孔6aに埋設固定され、その他方側の
先端がレンズ押さえ枠15c′に光軸方向に沿って形成
された溝15c1に嵌合されることで、レンズ押さえ枠
15c′が回転枠15a′の回転に連動して回転するの
を防止している。
の一方が外筒6の孔6aに埋設固定され、その他方側の
先端がレンズ押さえ枠15c′に光軸方向に沿って形成
された溝15c1に嵌合されることで、レンズ押さえ枠
15c′が回転枠15a′の回転に連動して回転するの
を防止している。
【0029】このような構成にあって、工具等で回転枠
15a′を回転させると、外筒6の内周面と回転枠15
a′との螺合により、回転枠15a′自体が回転しなが
らその回転軸方向である図中に示す光軸方向IVに沿っ
て移動し、嵌合されているレンズ押さえ枠15c′を共
に移動させる。
15a′を回転させると、外筒6の内周面と回転枠15
a′との螺合により、回転枠15a′自体が回転しなが
らその回転軸方向である図中に示す光軸方向IVに沿っ
て移動し、嵌合されているレンズ押さえ枠15c′を共
に移動させる。
【0030】この場合にレンズ押さえ枠15c′は、一
方が外筒6に埋設された止めピン15dの他方側の先端
が溝15c1に嵌合されていることにより、回転枠15
a′の回転に連れて回転移動することがなく、光軸方向
IVに沿ってのみ直線状に移動して、回転枠15a′に
伝達された回転押圧力はレンズ押さえ枠15c′にて光
軸方向への直線押圧力に変換され、レンズ群1〜3に伝
達される。
方が外筒6に埋設された止めピン15dの他方側の先端
が溝15c1に嵌合されていることにより、回転枠15
a′の回転に連れて回転移動することがなく、光軸方向
IVに沿ってのみ直線状に移動して、回転枠15a′に
伝達された回転押圧力はレンズ押さえ枠15c′にて光
軸方向への直線押圧力に変換され、レンズ群1〜3に伝
達される。
【0031】このように、止めピン15dにより回転が
規制された状態でレンズ群1〜3をその光軸方向に付勢
するためのレンズ押さえ枠15c′と、外部からの締付
け力によりこのレンズ押さえ枠15c′をレンズ群1〜
3に所定の圧力で押さえた状態で固定するための回転枠
15a′とを別体とし、回転枠15a′の回転によりレ
ンズ押さえ枠15c′も回転してしまうのを確実に防止
した上で、その締付け力がレンズ押さえ枠15c′によ
り光軸方向にレンズ群1〜3に伝達されるようにした。
規制された状態でレンズ群1〜3をその光軸方向に付勢
するためのレンズ押さえ枠15c′と、外部からの締付
け力によりこのレンズ押さえ枠15c′をレンズ群1〜
3に所定の圧力で押さえた状態で固定するための回転枠
15a′とを別体とし、回転枠15a′の回転によりレ
ンズ押さえ枠15c′も回転してしまうのを確実に防止
した上で、その締付け力がレンズ押さえ枠15c′によ
り光軸方向にレンズ群1〜3に伝達されるようにした。
【0032】そのため、光軸に対する心出し調整したレ
ンズ群1〜3の位置がずれるようなことなく、対物レン
ズの観察性能の劣化を防止しながら、組立てに要する作
業性を大幅に向上させることができる。
ンズ群1〜3の位置がずれるようなことなく、対物レン
ズの観察性能の劣化を防止しながら、組立てに要する作
業性を大幅に向上させることができる。
【0033】さらに、上記回転枠15a′が外筒6の内
周面と螺合して、外部から与えられる締付け力により回
転し、外筒6内を光軸方向IIIに沿って移動するよう
にしたため、上記図1、図2の構成の固定枠15におけ
る保持枠15bの構成を不要として、全体の構成を簡略
化し、その製造コストを低減することができる。
周面と螺合して、外部から与えられる締付け力により回
転し、外筒6内を光軸方向IIIに沿って移動するよう
にしたため、上記図1、図2の構成の固定枠15におけ
る保持枠15bの構成を不要として、全体の構成を簡略
化し、その製造コストを低減することができる。
【0034】(第3の実施の形態)以下本発明の第3の
実施の形態について図面を参照して説明する。図5はそ
の構造を例示するもので、基本的に上記図7に示したも
のと同様であるので、同一部分には同一符号を付してそ
の説明は省略する。
実施の形態について図面を参照して説明する。図5はそ
の構造を例示するもので、基本的に上記図7に示したも
のと同様であるので、同一部分には同一符号を付してそ
の説明は省略する。
【0035】しかして、レンズ群1〜3及び間隔枠4を
外筒6に挿入し、固定枠15″で締付け固定している。
図6はこの固定枠15″の詳細な構成を示したもので、
固定枠15″は回転枠15a″、レンズ押さえ枠15
c″、及び止めピン15dからなっている。
外筒6に挿入し、固定枠15″で締付け固定している。
図6はこの固定枠15″の詳細な構成を示したもので、
固定枠15″は回転枠15a″、レンズ押さえ枠15
c″、及び止めピン15dからなっている。
【0036】回転枠15a″は、筒状部材15a1と平
板リング状部材15a2とが一体化された構成となって
おり、該筒状部材15a1の内周面が外筒6の外周面に
対して螺合されて、外部からの締付け力を直接受ける。
板リング状部材15a2とが一体化された構成となって
おり、該筒状部材15a1の内周面が外筒6の外周面に
対して螺合されて、外部からの締付け力を直接受ける。
【0037】また、回転枠15a″の平板リング状部材
15a2には、図示する如く複数箇所に貫通孔15eが
形成されている。レンズ押さえ枠15c″は、上記回転
枠15a″の平板リング状部材15a2の端周面に当接
され、回転枠15a″の回転に伴う光軸方向VIへの移
動によりレンズ群1〜3を押さえ付けて固定するもので
あり、このレンズ押さえ枠15c″の回転防止機構とし
て止めピン15dが外筒6に係止される状態で取付け固
定される。
15a2には、図示する如く複数箇所に貫通孔15eが
形成されている。レンズ押さえ枠15c″は、上記回転
枠15a″の平板リング状部材15a2の端周面に当接
され、回転枠15a″の回転に伴う光軸方向VIへの移
動によりレンズ群1〜3を押さえ付けて固定するもので
あり、このレンズ押さえ枠15c″の回転防止機構とし
て止めピン15dが外筒6に係止される状態で取付け固
定される。
【0038】回転枠15a″はその筒状部材15a1の
外筒6の外周面との間で螺合され、回転可能な状態とな
るもので、外部から与えられる締付け力によりこの回転
枠15a″自体が回転しながら光軸方向VIに移動す
る。
外筒6の外周面との間で螺合され、回転可能な状態とな
るもので、外部から与えられる締付け力によりこの回転
枠15a″自体が回転しながら光軸方向VIに移動す
る。
【0039】一方、止めピン15dはノックピン状でそ
の一方が外筒6の孔6aに埋設固定され、その他方側の
先端がレンズ押さえ枠15c″に光軸方向に沿って形成
された溝15c1に嵌合されることで、レンズ押さえ枠
15c″が回転枠15a″の回転に連動して回転するの
を防止している。
の一方が外筒6の孔6aに埋設固定され、その他方側の
先端がレンズ押さえ枠15c″に光軸方向に沿って形成
された溝15c1に嵌合されることで、レンズ押さえ枠
15c″が回転枠15a″の回転に連動して回転するの
を防止している。
【0040】このような構成にあって、工具等で回転枠
15a″を回転させると、外筒6の外周面と回転枠15
a″の筒状部材15a1の内周面との螺合により、回転
枠15a″自体が回転しながらその回転軸方向である図
中に示す光軸方向VIに沿って移動し、平板リング状部
材15a2の端周面に当接されているレンズ押さえ枠1
5c″を共に移動させる。
15a″を回転させると、外筒6の外周面と回転枠15
a″の筒状部材15a1の内周面との螺合により、回転
枠15a″自体が回転しながらその回転軸方向である図
中に示す光軸方向VIに沿って移動し、平板リング状部
材15a2の端周面に当接されているレンズ押さえ枠1
5c″を共に移動させる。
【0041】この場合にレンズ押さえ枠15c″は、一
方が外筒6に埋設された止めピン15dの他方側の先端
が溝15c1に嵌合されていることにより、回転枠15
a″の回転に連れて回転移動することがなく、光軸方向
IVに沿ってのみ直線状に移動して、回転枠15a″に
伝達された回転押圧力はレンズ押さえ枠15c″にて光
軸方向への直線押圧力に変換されレンズ群1〜3に伝達
される。
方が外筒6に埋設された止めピン15dの他方側の先端
が溝15c1に嵌合されていることにより、回転枠15
a″の回転に連れて回転移動することがなく、光軸方向
IVに沿ってのみ直線状に移動して、回転枠15a″に
伝達された回転押圧力はレンズ押さえ枠15c″にて光
軸方向への直線押圧力に変換されレンズ群1〜3に伝達
される。
【0042】このように、止めピン15dにより回転が
規制された状態でレンズ群1〜3をその光軸方向に付勢
するためのレンズ押さえ枠15c″と、外部からの締付
け力によりこのレンズ押さえ枠15c″をレンズ群1〜
3に所定の圧力で押さえた状態で固定するための回転枠
15a″とを別体とし、回転枠15a″の回転によりレ
ンズ押さえ枠15c″も回転してしまうのを確実に防止
した上で、その締付け力がレンズ押さえ枠15c″によ
り光軸方向にレンズ群1〜3に伝達されるようにした。
規制された状態でレンズ群1〜3をその光軸方向に付勢
するためのレンズ押さえ枠15c″と、外部からの締付
け力によりこのレンズ押さえ枠15c″をレンズ群1〜
3に所定の圧力で押さえた状態で固定するための回転枠
15a″とを別体とし、回転枠15a″の回転によりレ
ンズ押さえ枠15c″も回転してしまうのを確実に防止
した上で、その締付け力がレンズ押さえ枠15c″によ
り光軸方向にレンズ群1〜3に伝達されるようにした。
【0043】そして、レンズ群1〜3が所定の締付け力
で外筒6に対して取付け固定されたものと判断した時点
で、回転枠15a″の平板リング状部材15a2に形成
された複数の貫通孔15eを通して図示する如く外筒6
とレンズ押さえ枠15c″とを接着剤15f等により固
着する。
で外筒6に対して取付け固定されたものと判断した時点
で、回転枠15a″の平板リング状部材15a2に形成
された複数の貫通孔15eを通して図示する如く外筒6
とレンズ押さえ枠15c″とを接着剤15f等により固
着する。
【0044】その後、外筒6とレンズ押さえ枠15c″
との固着を確認した上で、回転枠15a″を上記締付け
力を作用させたのとは反対の方向に回転されて緩め、外
筒6から取外す。
との固着を確認した上で、回転枠15a″を上記締付け
力を作用させたのとは反対の方向に回転されて緩め、外
筒6から取外す。
【0045】すなわち、回転枠15a″は外筒6に対し
てレンズ群1〜3及び間隔枠4を締付け固定する際に使
用する治工具としてのみ使用するもので、該固定後は不
要となるものである。
てレンズ群1〜3及び間隔枠4を締付け固定する際に使
用する治工具としてのみ使用するもので、該固定後は不
要となるものである。
【0046】そのため、上記第1及び第2の実施の形態
の場合と同様に、光軸に対する心出し調整したレンズ群
1〜3の位置がずれるようなことなく、対物レンズの観
察性能の劣化を防止しながら、組立てに要する作業性を
大幅に向上させることができることに加えて、上記第2
の実施の形態で示した如く固定枠15の保持枠15bを
不要としたのみならず、組付け後は回転枠15a″も不
要となるため、さらに全体の構成を簡略化し、その製造
コストを大幅に低減することができる。なお、本発明は
上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲内で種々変形して実施することが可能で
あるものとする。
の場合と同様に、光軸に対する心出し調整したレンズ群
1〜3の位置がずれるようなことなく、対物レンズの観
察性能の劣化を防止しながら、組立てに要する作業性を
大幅に向上させることができることに加えて、上記第2
の実施の形態で示した如く固定枠15の保持枠15bを
不要としたのみならず、組付け後は回転枠15a″も不
要となるため、さらに全体の構成を簡略化し、その製造
コストを大幅に低減することができる。なお、本発明は
上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲内で種々変形して実施することが可能で
あるものとする。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、外部から与えられる締
付けによる回転押圧力をレンズ押さえ枠にて光軸方向へ
の直線押圧力に変換してレンズ群及び間隔枠に伝達する
ことで、対物レンズの観察性能の劣化を防止しつつ、組
立ての作業性を向上させることができる。
付けによる回転押圧力をレンズ押さえ枠にて光軸方向へ
の直線押圧力に変換してレンズ群及び間隔枠に伝達する
ことで、対物レンズの観察性能の劣化を防止しつつ、組
立ての作業性を向上させることができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る構成を示す
図。
図。
【図2】図1の特に固定枠の詳細な構成を示す図。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る構成を示す
図。
図。
【図4】図3の特に固定枠の詳細な構成を示す図。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係る構成を示す
図。
図。
【図6】図5の特に固定枠の詳細な構成を示す図。
【図7】従来の対物レンズの締付け構造を例示する図。
【図8】従来の対物レンズの締付け構造を例示する図。
【図9】図7の特に固定枠の詳細な構成を示す図。
1〜3…レンズ群 4…間隔枠 5…固定枠 6…外筒 8…ネジ部 9,10,12…枠 11…間隔枠 15…固定枠15 15a,15a′,15a″…回転枠 15a1…筒状部材 15a2…平板リング状部材 15b…保持枠 15c,15c′,15c″…レンズ押さえ枠 15c1…溝 15d…止めピン 15e…貫通孔 15f…接着剤
Claims (3)
- 【請求項1】 外筒と、 この外筒に挿入される複数のレンズ群と、 上記外筒に上記レンズ群と共に挿入され、該レンズ群間
の相対位置間隔を保持させる間隔枠と、 外部からの締付けによる回転押圧力を上記レンズ群の光
軸方向への直線押圧力に変換し、上記レンズ群及び間隔
枠に伝達する固定枠とを具備したことを特徴とする対物
レンズ。 - 【請求項2】 上記固定枠は、上記外筒の開口部に上記
回転押圧力により回転可能に設けられた回転枠と、この
回転枠に連結し上記レンズ群の光軸方向へ移動可能なレ
ンズ押さえ枠と、このレンズ押さえ枠の回転を防止する
回転防止構造を有することを特徴とする請求項1記載の
対物レンズ。 - 【請求項3】 上記固定枠は、上記外筒の開口部に嵌合
されたレンズ押さえ枠と、このレンズ押さえ枠の回転を
防止する回転防止構造を有し、上記レンズ押さえ枠を外
部治工具で締付けた状態に維持させるべく上記外筒に接
着固定したことを特徴とする請求項1記載の対物レン
ズ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10260201A JP2000089076A (ja) | 1998-09-14 | 1998-09-14 | 対物レンズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10260201A JP2000089076A (ja) | 1998-09-14 | 1998-09-14 | 対物レンズ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000089076A true JP2000089076A (ja) | 2000-03-31 |
Family
ID=17344749
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10260201A Withdrawn JP2000089076A (ja) | 1998-09-14 | 1998-09-14 | 対物レンズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000089076A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2369390A1 (en) * | 2010-02-15 | 2011-09-28 | Olympus Corporation | Objective and assembling method for the same |
-
1998
- 1998-09-14 JP JP10260201A patent/JP2000089076A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2369390A1 (en) * | 2010-02-15 | 2011-09-28 | Olympus Corporation | Objective and assembling method for the same |
US8259403B2 (en) | 2010-02-15 | 2012-09-04 | Olympus Corporation | Objective and assembling method for the same |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060110 |