JP5687039B2 - 免震耐火目地ユニット - Google Patents

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本発明は、建物の免震装置が設けられる免震層(免震階)の壁に設けられる免震スリットから、火災が壁を超えて延焼することを防止するための免震耐火目地ユニットの技術に関する。
ビル等の建物には、地震時の揺れを吸収して建物への地震の影響を抑制するために、免震層(免震階)が設けられている。免震層には、これを構成する柱や柱と梁の間の部分等に、転がり支承、滑り支承、積層ゴム支承等の免震装置が設けられ、この免震装置により地震の水平方向の揺れが吸収される。また、免震装置が設けられた免震層では、地震等が発生すると、免震装置を挟んだ上下両側で水平方向の変位が生じることになるので、免震層を構成する外壁、間仕切り壁などの各壁には水平方向に延びる免震スリットが設けられる。
一方、建物には火災対策として耐火構造が要求され、免震層にも耐火壁により耐火区画が設けられる。しかしながら、免震層では、耐火区画を構成する耐火壁にも免震スリットが設けられることになるので、この免震スリットを介して火災が耐火区画を超えて延焼し、火災が拡大するおそれがある。
そこで、従来から、免震スリットに免震耐火目地ユニットを配置し、免震スリットを介しての火災の延焼を防止するようにしている。
例えば特許文献1には、耐火性の高いセラミックファイバーを心材とし、その外側に防火性能を有する不織布を巻き付けた断面かまぼこ形状の免震耐火目地ユニットを免震スリットに挿着するようにした技術が記載されている。
また、例えば特許文献2には、耐火性能を有するケイ酸カルシウム板等の耐火材を心材とし、その外側をアルミニウム合金製の枠部材で覆った断面矩形の免震耐火目地ユニットを、免震スリットの一方の壁側内面に固定するとともに壁との隙間部分を耐火ガスケットで閉塞するようにした技術が記載されている。
特開2001−20406号公報 特開2004−332390号公報
しかしながら、特許文献1に示される技術では、免震耐火目地ユニットは上下の壁の両方に接した状態で免震スリットに配置されるので、地震発生時に免震スリットを挟んだ上下の壁が水平方向に相対移動すると、その移動により免震耐火目地ユニットの外面が壁の端面と擦れ合って外周を覆う不織布が擦り切れるなど、その耐久性に問題があった。
一方、特許文献2に示される技術では、免震耐火目地ユニットを壁のスリットに面した端面に取り付けるようにしているので、現場での施工精度が悪く、壁の端面が凸凹している場合には、その端面への取り付けが困難であるという問題があった。
本発明の目的は、免震耐火目地ユニットの耐久性を高めるとともに、その免震スリットへの取り付けを容易にすることにある。
本発明の免震耐火目地ユニットは、建物の免震層の壁に設けられる免震スリットに配置される免震耐火目地ユニットであって、耐火材により形成され、前記免震スリットに沿って延びるとともに上下の前記壁に対して隙間を空けて前記免震スリット内に配置される目地本体と、上下の前記壁のいずれか一方と前記目地本体とに固定されて、前記目地本体を前記免震スリット内に支持する支持プレートと、前記免震スリットに沿って延びる薄板状に形成されて前記目地本体に取り付けられ、上下端において上下の前記壁に接する耐火ガスケットゴムと、を有することを特徴とする。
本発明の免震耐火目地ユニットは、前記目地本体の上下両面に、該目地本体に沿うとともに前記壁に対して隙間を空けて熱感応型耐火発泡材が設けられることを特徴とする。
本発明の免震耐火目地ユニットは、前記目地本体は断面矩形の板状に形成され、前記目地本体の両側部に前記耐火ガスケットゴムが取り付けられることを特徴とする。
本発明の免震耐火目地ユニットは、前記目地本体の両側部に押さえプレートを固定し、前記目地本体と前記押さえプレートの間に前記耐火ガスケットゴムを挟み込んで取り付けたことを特徴とする。
本発明の免震耐火目地ユニットは、前記押さえプレートと前記目地本体とを貫通するボルトにより前記押さえプレートが前記目地本体に固定されることを特徴とする。
本発明の免震耐火目地ユニットは、前記ボルトにより前記目地本体が前記支持プレートに固定されることを特徴とする。
本発明によれば、目地本体は免震スリット内に上下の壁に対して隙間を空けて配置され、目地本体に取り付けられた薄板状の耐火ガスケットゴムが壁に接して免震スリットを閉塞するので、壁との接触部分を小さくすることができる。これにより、地震発生時に免震スリットを挟んだ上下の壁が水平方向に相対移動しても、その移動により生じる摩擦等により免震耐火目地ユニットが破損することを防止して、免震耐火目地ユニットの耐久性を高めることができる。
また、本発明によれば、目地本体は、支持プレートにより支持されて上下の壁に対して隙間を空けて免震スリットの内部に配置されるので、壁のスリットに面した端面の施工精度に拘わらず、免震耐火目地ユニットを免震スリットに容易に取り付けることができる。
建物の免震層の構造を概略で示す説明図である。 本発明の一実施の形態である免震耐火目地ユニットが免震スリットに取り付けられた状態を示す斜視図である。 図2に示す矢印Aから見た免震耐火目地ユニットの断面図である。 図3に示す免震耐火目地ユニットの熱感応型耐火発泡材が発泡した状態の断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
ビル等である建物11の中間階には、この建物11に免震機能を持たせるために、免震層(中間階免震層)12が設けられている。
免震層12は階段室13を備え、この階段室13には階段(非常用階段)14が設けられている。階段14は免震層12を挟んだ上側階と下側階とを連絡するものであり、この建物11のライフラインとして機能する。また、階段室13に隣接して免震層12には耐火区画室15が設けられ、この耐火区画室15にはこの建物11を支える2本の柱16が配置されている。耐火区画室15と階段室13とを区画する壁17は、コンクリートやALC(気泡コンクリート)等で形成された耐火区画壁(耐火壁)として構成されており、耐火区画室15と階段室13との間で火災安全性が確保されている。階段室13の耐火区画室15とは反対側の部分は駐車場18とされており、この駐車場18にはこの建物11を支える2本の柱21が配置されている。階段室13と駐車場18の間の空間22はエレベータ23の昇降路(シャフト)やパイプスペースとして用いられている。
免震層12に設けられた各柱16,21には、それぞれ地震時の水平方向の揺れを吸収して建物11への地震の影響を抑制するために、免震装置31が設けられている。
この免震装置31としては、例えば積層ゴム支承、転がり支承、滑り支承などが用いられるが、地震の水平方向の揺れを吸収できるものであれば他の免震装置を用いてもよい。各柱16,21は断面矩形の鉄筋コンクリート製となっており、それぞれ免震層12の床32に立脚する下側柱体16a,21aと免震層12の天井33を支える上側柱体16b,21bとに上下方向に2分割された構造となっている。免震装置31は下側柱体16a,21aと上側柱体16b,21bとの間に配置され、各柱体16a,16b,21a,21bの間で建物11の荷重を支持するとともに下側柱体16a,21aと上側柱体16b,21bとを所定の範囲で水平方向に相対移動可能に支持している。建物11に地震による水平方向の揺れが加えられると、免震装置31を挟んだ柱21の下側柱体21aと上側柱体21bとが所定の範囲で互いに水平方向に相対移動し、これにより、地震による水平方向の揺れが免震装置31により吸収される。
なお、本実施の形態においては、免震装置31を上下に分割された下側柱体16a,21aと上側柱体16b,21bとの間に配置するようにしているが、これに限らず、例えば柱16,21と床32の間や、柱16,21と天井33との間に設けるようにしてもよい。
免震装置31の作動により、免震層12を構成する各壁17,34,35,36が破損することを防止するために、各壁17,34,35,36には、それぞれ免震スリット37が設けられている。
これらの免震スリット37は免震装置31と同一高さの部分において各壁17,34,35,36に水平方向に延びて設けられ、当該壁17,34,35,36を上側部分と下側部分とに分割している。地震発生時に免震装置31を介して柱21の下側柱体21aと上側柱体21bとが互いに水平方向に相対移動すると、これに合わせて、各壁17,34,35,36の免震スリット37を挟んだ上側部分と下側部分とが互いに水平方向に相対移動し、水平方向の揺れによる壁17,34,35,36の破損が防止される。
なお、免震スリット37の高さは、免震装置31と同一高さの位置に限らず、任意の高さ位置に設定することができる。
耐火区画を構成する各壁17,34や建物11の外壁となる壁36に設けられる免震スリット37には、それぞれ免震スリット37を通して火災が延焼、拡大することを防止するために、免震耐火目地ユニット41が配置されている。この免震耐火目地ユニット41は、各壁17,34,36の免震スリット37を挟んだ上側部分と下側部分の水平方向の相対移動を許容しつつ免震スリット37を耐火被覆するものである。
次に、本発明の免震耐火目地ユニット41の構造について図2〜4に基づいて説明する。なお、各壁17,34,36の免震スリット37に設けられる免震耐火目地ユニット41は、いずれも同様の構造となっているので、以下では、壁17の免震スリット37に設けられる免震耐火目地ユニット41についてのみ説明する。
免震耐火目地ユニット41は目地本体42を備えている。目地本体42は耐火材であるケイ酸カルシウム板等の不燃ボードにより免震スリット37に沿って延びる断面矩形の板状に形成され、その上下方向の厚み寸法は免震スリット37の上下方向の開口高さよりも小さく設定されている。目地本体42は、壁17に支持プレート43により支持されて免震スリット37の内部の高さ方向の中心位置に配置されている。これにより、目地本体42の上面と壁17の上側壁体17aの下側端面との間と、目地本体42の下面と下側壁体17bの上側端面との間には、それぞれ隙間が設けられている。
なお、上側壁体17aとは免震スリット37を挟んだ壁17の上側部分のことであり、下側壁体17bとは免震スリット37を挟んだ壁17の下側部分のことである。
支持プレート43はステンレス材等の金属材により所定長さの矩形の板状に形成され、上側壁体17aの室内側を向く側面に免震スリット37の延在方向に沿って一定の間隔を空けて複数設けられている。それぞれの支持プレート43は、その一端側においてボルト44aとナット44bとにより上側壁体17aの室内側を向く面(表面)に固定され、他端側において締結部材つまりボルト45aとナット45bとにより目地本体42に固定されている。
目地本体42の両側部には、それぞれ押さえプレート46が固定されている。押さえプレート46は鋼材やステンレス材等の金属材により免震スリット37に沿って延びる薄い板状に形成されており、その高さ方向の幅寸法は目地本体42の厚み寸法(高さ方向寸法)と同一とされている。支持プレート43を目地本体42に固定するためのボルト45aは、支持プレート43に加えて各押さえプレート46と目地本体42とを貫通し、各押さえプレート46を、目地本体42を挟み込んだ状態として目地本体42に固定している。つまり、目地本体42と押さえプレート46とはこれらを貫通するボルト45aとナット45bとにより互いに固定され、また、このボルト45aとナット45bとにより支持プレート43が目地本体42に固定される構造となっている。
目地本体42と上側壁体17aとの間の隙間および目地本体42と下側壁体17bとの間の隙間とを閉塞するために、目地本体42の両側部には、それぞれ耐火ガスケットゴム47が取り付けられている。
耐火ガスケットゴム47は、シリコンゴムや焼結ガスケットゴム等の耐火性を有するゴム材により免震スリット37に沿って延びる薄い板状に形成されている。また、耐火ガスケットゴム47は、その薄手方向の一面において目地本体42の両側部に当接した状態とされ、目地本体42の側部(側面)と押さえプレート46との間に挟み込まれて目地本体42に固定されている。
耐火ガスケットゴム47の高さ方向となる幅寸法は免震スリット37の開口高さと略同一とされ、目地本体42に取り付けられた耐火ガスケットゴム47の上側を向く側端は上側壁体17aの下側の端面に接し、耐火ガスケットゴム47の下側を向く側端は下側壁体17bの上側の端面に接するようになっている。つまり、耐火ガスケットゴム47は、その上下方向の両端においてそれぞれ上側壁体17a、下側壁体17bに接している。これにより、目地本体42と上側壁体17aとの間の隙間および目地本体42と下側壁体17bとの間の隙間は、それぞれ耐火ガスケットゴム47により閉塞されている。
このように、免震スリット37の内部には、耐火性を有する目地本体42と耐火ガスケットゴム47とが配置され、これにより、免震耐火目地ユニット41により免震スリット37が耐火被覆された状態とされている。
免震耐火目地ユニット41による免震スリット37の耐火被覆性をさらに高めるために、目地本体42の上下両面には、それぞれ熱感応型耐火発泡材51が設けられている。
熱感応型耐火発泡材51は、火災等の熱により所定温度以上に加熱されると発泡する発泡材であり、且つ、耐火性を有するものである。この熱感応型耐火発泡材51としては、例えばケイ酸ソーダ系、カーボングラファイト系のものが使用される。
熱感応型耐火発泡材51は、目地本体42や免震スリット37に沿って延びる薄い板状とされており、目地本体42の上下両面に貼り付けられている。熱感応型耐火発泡材51は目地本体42と各壁体17a,17bとの間の隙間よりも十分薄く形成されており、図3に示すように、通常状態つまり発泡前の状態においては、各壁体17a,17bとの間に十分な隙間が設けられるようになっている。
一方、火災等により免震耐火目地ユニット41に熱が加えられ、その熱が耐火ガスケットゴム47を超えて免震スリット37内にまで達したときには、図4に示すように、当該熱により熱感応型耐火発泡材51が発泡する。これにより、免震スリット37の目地本体42と各壁体17a,17bとの間の隙間が発泡した熱感応型耐火発泡材51により埋められ、免震スリット37を介して火災が壁17を超えて延焼、拡大することを確実に防止することができる。
以上説明したように、本発明の免震耐火目地ユニット41では、目地本体42は免震スリット37の内部に上側壁体17aや下側壁体17bに対して隙間を空けて配置され、目地本体42に取り付けられた薄板状の耐火ガスケットゴム47の上下端のみが上側壁体17aや下側壁体17bに接して免震スリット37の隙間を閉塞するので、地震発生時に免震スリット37を挟んで上側壁体17aと下側壁体17bとが水平方向に相対移動しても、その移動による摩擦等は薄い耐火ガスケットゴム47の上下端のみに発生し、免震耐火目地ユニット41に破損を生じさせることがない。つまり、本発明の免震耐火目地ユニット41は、免震耐火目地ユニット41の壁17との接触部分を小さくすることができる。
したがって、壁17との摩擦による免震耐火目地ユニット41の破損を防止して、この免震耐火目地ユニット41の耐久性を高めることができる。
また、本発明の免震耐火目地ユニット41では、目地本体42は、支持プレート43により支持されて上側壁体17aや下側壁体17bに対して隙間を空けた状態で免震スリット37の内部に配置されるので、上側壁体17aや下側壁体17bの免震スリット37に面した端面の施工精度が悪く、凸凹していたとしても、それに影響されることなく、目地本体42を免震スリット37に容易に配置することができる。
したがって、壁17の上側壁体17aや下側壁体17bの免震スリット37に面した端面の施工精度に拘わらず、免震耐火目地ユニット41を免震スリット37に容易に取り付けることができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、本実施の形態においては、免震装置31が設けられる免震層12を建物11の中間階に設けられる中間階免震層としているが、これに限らず、建物11の基礎免震層としてもよい。
また、前記実施の形態においては、目地本体42の両側部にそれぞれ耐火ガスケットゴム47を取り付け、免震スリット37の隙間を一対の耐火ガスケットゴム47により2重に塞ぐ(被覆する)ようにしているが、これに限らず、目地本体42のいずれか一方の側部にのみ耐火ガスケットゴム47を取り付けるようにしてもよい。
さらに、前記実施の形態においては、本発明の免震耐火目地ユニット41を、建物11の壁17に設けられた免震スリット37に適用した場合を示すが、これに限らず、建物11の免震層12を構成する他の壁34,35,36に設けられる免震スリット37や、外壁、間仕切り壁等のその他の壁に設けられる免震スリットに本発明の免震耐火目地ユニット41を適用するようにしてもよい。
11 建物
12 免震層
13 階段室
14 階段
15 耐火区画室
16 柱
16a 下側柱体
16b 上側柱体
17 壁
17a 上側壁体
17b 下側壁体
18 駐車場
21 柱
21a 下側柱体
21b 上側柱体
22 空間
23 エレベータ
31 免震装置
32 床
33 天井
34,35,36 壁
37 免震スリット
41 免震耐火目地ユニット
42 目地本体
43 支持プレート
44a ボルト
44b ナット
45a ボルト
45b ナット
46 押さえプレート
47 耐火ガスケットゴム
51 熱感応型耐火発泡材

Claims (4)

  1. 建物の免震層の壁に設けられる免震スリットに配置される免震耐火目地ユニットであって、
    耐火材により形成され、前記免震スリットに沿って延びるとともに上側壁体および下側壁体の双方に対して隙間を空けて前記免震スリット内に配置される目地本体と、
    前記上側壁体または前記下側壁体のいずれか一方と前記目地本体とに固定されて、前記目地本体を前記免震スリット内に支持する支持プレートと、
    前記免震スリットに沿って延びる薄板状に形成されて前記目地本体の両側に配置された耐火ガスケットゴムと、
    前記目地本体の両側部に固定され、前記目地本体の側面との間に前記耐火ガスケットゴムを挟み込んで固定する押さえプレートと、を有し、
    前記耐火ガスケットゴムの上側端面は、前記上側壁体の下側端面に接し、かつ、前記耐火ガスケットゴムの下側端面は、前記下側壁体の上側端面に接していることを特徴とする免震耐火目地ユニット。
  2. 請求項1記載の免震耐火目地ユニットにおいて、前記目地本体の上下両面に、該目地本体に沿うとともに前記壁に対して隙間を空けて熱感応型耐火発泡材が設けられることを特徴とする免震耐火目地ユニット。
  3. 請求項1又は2記載の免震耐火目地ユニットにおいて、前記押さえプレートと前記目地本体とを貫通するボルトにより前記押さえプレートが前記目地本体に固定されることを特徴とする免震耐火目地ユニット。
  4. 請求項記載の免震耐火目地ユニットにおいて、前記ボルトにより前記目地本体が前記支持プレートに固定されることを特徴とする免震耐火目地ユニット。
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