JP5686632B2 - 耐硫酸露点腐食鋼および排ガス流路構成部材 - Google Patents

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硫黄酸化物や塩化水素を含むガスと接触する部材の表面では、ガスの露点より低温状態においていわゆる「硫酸凝結」が生じる。その部材が金属である場合には硫酸を含む凝結水によって腐食が進行し問題となることがある。このような凝結水中の硫酸による腐食を本明細書では「硫酸露点腐食」と呼んでいる。本発明は硫酸露点腐食に対する抵抗力を付与した鋼、およびそれを用いた排ガス流路構成部材に関する。
火力発電所や廃棄物焼却施設の燃焼排ガスは主に、水分、硫黄酸化物(二酸化硫黄、三酸化硫黄)、塩化水素、窒素酸化物、二酸化炭素、窒素、酸素などで構成されている。特に排ガス中に三酸化硫黄が1ppmでも含まれていると排ガスの露点は100℃以上に達することが多く、硫酸凝結が生じやすい。
硫酸凝結が生じる温度(硫酸露点)は燃焼排ガス組成によって変動するが、一般に100〜150℃程度となることが多い。このため排ガス流路のなかでも比較的低温となる金属部材(例えば煙道のダクト壁や煙突を構成する部材、集塵器部材、排ガスの熱を利用するための熱交換部材など)には、耐硫酸露点腐食性に優れた材料を適用する必要がある。耐硫酸露点腐食性を改善した鋼としてSb添加鋼が知られている(特許文献1、2)。
特公昭43−14585号公報 特開2003−213367号公報
しかしながら、Sbは高価な元素であり鋼材のコスト増を招く要因となるとともに、鋼材原料としてSbを多量に消費する場合には原料調達面において不安がある。また、Sb添加により鋼の熱間加工性が低下する。さらに、人体に対するSbの毒性レベルについては必ずしも明確にはされておらず、腐食による金属元素の溶出を考慮するとSbの使用はできるだけ避けることが安全上望ましい。
一方、ステンレス鋼は一般に耐酸性も良好であるが、酸の濃度や温度によってはSb添加鋼よりも腐食が進行しやすい場合もある。すなわち、ステンレス鋼は高価であるとともに硫酸露点腐食に対して万全な材料であるとは言えない。
本発明はこのような現状に鑑み、普通鋼をベースとした鋼において、Sb添加に頼ることなく、耐硫酸露点腐食性を改善させることを目的とする。
発明者らは詳細な研究の結果、Cuを添加した鋼において、特にMoおよび不純物元素のPとSの含有量を特定の狭い範囲に厳密にコントロールしたとき、耐硫酸露点腐食性が改善されることを見出した。すなわち、Sbのような特殊元素を含有しない、一般的な鋼成分元素からなる鋼において、上記目的を達成しうる成分組成範囲の「解」が存在することが明らかとなった。本発明はこのような新規な知見に基づいて完成したものである。
上記目的は、質量%で、C:0.005〜0.200%、Si:0.01〜0.80%、Mn:0.03〜1.50%、P:0.002〜0.020%、S:0.001〜0.015%、Cu:0.10〜0.50%、Ni:0.05〜0.30%、Cr:0〜0.30%、Mo:0.010〜0.030%未満、Al:0.005〜0.100%、残部Fe及び不純物からなる耐硫酸露点腐食鋼によって達成される。
また本発明では、上記の鋼からなる鋼板を用いた部材であって、石炭焚火力発電所の燃焼排ガスの流路において、前記排ガスに曝されて表面に凝結が生じる部位を構成する排ガス流路構成部材が提供される。
ここで、Crの下限の0%は、通常の製鋼における分析手法にて測定限界以下である場合を意味する。排ガス流路構成部材とは、排ガス流路の構造物(例えばダクトや煙突等)を構成する部材、および排ガス流路内に配置される部材(例えば集塵器や熱交換器の部材)をいう。熱交換器の部材としては例えば熱を受け取る流体が流れる管に取り付けらた「冷却フィン」が挙げられる。
本発明によれば、Sbを添加することなく耐硫酸露点腐食性を改善した鋼が提供可能となった。この鋼は一般的に使用されている鋼成分元素のみからなり、特殊元素を含まないので、原料コストが安い。また、特殊元素添加による熱間加工性低下も回避される。さらに、人体に対する毒性が懸念されるSbを使用しないので安全面においても有利である。したがって本発明は、特に石炭焚火力発電所における燃焼排ガス流路の構築に有用である。
硫酸水溶液中での腐食速度に及ぼすMo含有量の影響を例示したグラフ。 硫酸水溶液中での腐食速度に及ぼすP含有量の影響を例示したグラフ。 塩酸水溶液中での腐食速度に及ぼすS含有量の影響を例示したグラフ。
本発明の対象となる鋼は、Cu含有鋼において微量のMoを添加し、さらに不純物元素であるPとSの含有量を特定範囲に低減した点に特徴がある。このような組成範囲において耐硫酸露点腐食性が顕著に改善される理由は現時点で必ずしも明確でないが、以下のようなことが考えられる。
(1)Cuは難溶性のCuS皮膜の形成に有効であり、この皮膜が特に硫酸に対する抵抗力を高める。
(2)Moの添加は一般的には耐硫酸性を劣化させるが、微量のMoを含有させた場合には腐食速度が低下し、耐硫酸露点腐食性が向上する傾向を呈することがわかった。このメカニズムの詳細については現時点で未解明である。
(3)Pの低減によりフェライト粒界および旧オーステナイト粒界が清浄化され、粒界腐食が抑制される。
(4)Sの低減により鋼中の硫化物系介在物の量が減少し、この種の介在物と鋼素地の界面で生じやすい腐食の進行が抑制される。
〔耐硫酸露点腐食性〕
以下において、成分組成に関する「%」は特に断らない限り「質量%」を意味する。
図1、図2および図3に、それぞれ硫酸水溶液中での腐食速度に及ぼすMo含有量、P含有量およびS含有量の影響を例示する。試験片は、常法により作製した板厚2.0mmの熱延鋼板(焼鈍されていないもの)から切り出した。試験片の表面は#320湿式研磨仕上げとした。硫酸水溶液は、重油(石炭)の燃焼ガスを想定した非常に厳しい条件として、硫酸濃度40質量%、温度60℃、浸漬時間6hとした。使用した鋼は以下の組成を有するものである。
・図1の鋼; P:0.008〜0.013%、S:0.006〜0.012%、その他の元素:本発明規定範囲内
・図2の鋼; S:0.007〜0.011%、Mo:0.013〜0.028%、その他の元素:本発明規定範囲内
・図3の鋼; P:0.009〜0.013%、Mo:0.015〜0.026%、その他の元素:本発明規定範囲内
この浸漬試験において、Sbを含有する従来の耐硫酸露点腐食鋼の腐食速度は概ね10〜20mg/cm2/hの範囲にある。図1に示されるように、Mo含有量を微量範囲で厳しくコントロールすることにより硫酸水溶液に対する耐食性が向上する領域が現れ、従来のSb含有鋼並みの優れた耐硫酸露点腐食性が得られることがわかった。このMo微量添加による効果を十分に発揮させるためには、図2、図3に見られるようにPおよびSの含有量を特定範囲に制限する必要がある。
〔成分元素〕
本発明鋼の成分元素について説明する。
Cは、耐硫酸露点腐食性への影響が小さく、一般の構造用材料としての強度を確保するために0.005〜0.200%とする。
Siは、製鋼時の脱酸に有効な元素であり、本発明ではSi含有量0.01%以上の鋼を対象とする。0.05%以上のSi含有量を確保することがより効果的である。Siは耐硫酸腐食性の向上には有利に作用する傾向にあるが、過度のSi添加は熱延時のデスケール性を低下させ、表面肌の悪化やスケール疵の増大を招く。さらに溶接性を低下させる要因ともなる。種々検討の結果、Si含有量は0.80%以下に制限される。
Mnは、鋼の強度調整に有効であり、またSによる熱間脆性を防止する作用を有する。本発明ではMn含有量0.03%以上の鋼を対象とする。0.10%以上のMn含有量とすることがより効果的であり、0.30%以上、あるいは0.50%以上のMn含有量に管理してもよい。ただし、過剰のMn含有は耐食性低下の要因となることがある。種々検討の結果、Mn含有量は1.50%まで許容され、1.20%以下、あるいは1.00%以下の範囲に管理してもよい。
Pは、耐食性、熱間加工性、溶接性などを劣化させる要因となる。特に耐硫酸露点腐食性を従来のSb添加鋼並みに安定して低減させるためには、P含有量を0.020%以下に制限する必要がある。0.015%以下とすることがより好ましい。P含有量が低いほど耐硫酸露点腐食性の向上には有利となるが、反面、過度のP低減は製鋼負荷を増大させコストを押し上げる要因となる。種々検討の結果、P含有量は0.002〜0.020%の範囲で調整すればよい。
Sは、耐食性や熱間加工性を劣化させる要因となる。特に耐硫酸露点腐食性を従来のSb添加鋼並みに安定して低減させるためには、S含有量を0.015%以下に制限する必要がある。0.008%以下とすることがより好ましい。S含有量が低いほど耐硫酸露点腐食性の向上には有利となるが、反面、過度のS低減は製鋼負荷を増大させコストを押し上げる要因となる。種々検討の結果、S含有量は0.001〜0.015%の範囲で調整すればよい。
Cuは、耐硫酸露点腐食性を向上させるために有効であり、本発明では0.10%以上のCu含有量を確保する必要がある。しかし、過度のCu含有は熱間加工性を低下させる要因となるので、0.50%以下に制限される。
Niは、Cu添加による熱間加工性の低下を抑制する作用を発揮する元素である。本発明ではNi含有量0.05%以上の鋼を対象とする。0.10%以上のNi含有量を確保することがより効果的である。ただし、過剰のNi含有は耐硫酸露点腐食性を低下させる場合があることがわかってきた。種々検討の結果、Ni含有量は0.30%以下の範囲とする。
Crは、耐食性の向上に有効な元素であるが、発明者らの検討によると、後述のように微量のMoを含有させた鋼における耐硫酸露点腐食性の改善に対してはあまり有効ではない。このため、本発明ではCrを含有させなくてもよい。一般的な耐食性の向上など、従来から知られているCrの作用を活用するためには0.10%以上のCr含有量を確保することがより効果的である。ただし、過剰のCr含有は耐硫酸露点腐食性を劣化させる要因となる。種々検討の結果、Cr含有量は0.30%以下に制限される。0.25%以下に管理してもよい。
Moは、耐硫酸腐食性を劣化させる要因を有する元素であると考えられてきた。しかしながら発明者らの詳細な研究によれば、Moを微量添加した場合に限って、耐硫酸腐食性が向上するという現象が認められた(前述図1参照)。具体的にはMo含有量を0.010〜0.030%未満の狭い範囲に厳密にコントロールすることによって、従来のSb添加鋼並みの優れた耐硫酸露点腐食性を実現することが可能となる。したがって本発明ではMo含有量を0.010〜0.030%未満とする。Moの微量添加により耐硫酸腐食性が向上するメカニズムについてはまだ十分に解明されていない。
Alは、製鋼時の脱酸に有効な元素であり、本発明ではAl含有量0.005%以上の鋼を対象とする。0.010%以上のAl含有がより効果的であり、0.020%以上とすることが一層効果的である。しかし、Alは熱間加工性を低下させる要因となる。種々検討の結果、Al含有量は0.100%以下に制限される。
表1に示す鋼を溶製し、常法により板厚2.0mmの熱延鋼板(供試材)を作製した。各供試材から切り出した試験片を用いて、図1〜図3のプロットを得た場合と同様の条件(前述)での硫酸浸漬試験を行った。耐硫酸露点腐食性評価は硫酸浸漬試験での腐食速度が20mg/cm2/h以下のものを○(良好)、それ以外のものを×(不良)と判定した。
なお、表1中で含有量を−(ハイフン)で示した箇所は、通常の製鋼工程における分析手法にて測定限界以下であることを意味する。
また、表1に示す各鋼の鋳造スラブから熱間引張試験片を切り出し、850〜950℃の温度範囲で熱間引張試験を行った。その全ての温度域において破断面が延性であったものを○(熱間加工性;良好)、いずれかの温度で脆性破面が認められたものを△(熱間加工性;やや不良)と判定した。
これらの結果を表2に示す。
Figure 0005686632
Figure 0005686632
表1、表2からわかるように、本発明で規定する組成を有する鋼は、耐硫酸露点腐食性、が良好であり、熱間加工性にも問題はなかった。なお、No.23はNi含有量が低いために熱間加工性に劣った。Sbを含有するNo.26(従来の耐酸露点腐食鋼に相当するもの)は、耐硫酸露点腐食性は良好であるが熱間加工性に劣った。

Claims (2)

  1. 質量%で、C:0.005〜0.200%、Si:0.01〜0.80%、Mn:0.03〜1.50%、P:0.002〜0.020%、S:0.001〜0.015%、Cu:0.10〜0.50%、Ni:0.05〜0.30%、Cr:0〜0.30%、Mo:0.010〜0.030%未満、Al:0.005〜0.100%、残部Fe及び不純物からなる耐硫酸露点腐食鋼。
  2. 請求項1に記載の鋼からなる鋼板を用いた部材であって、石炭焚火力発電所の燃焼排ガスの流路において、前記排ガスに曝されて表面に凝結が生じる部位を構成する排ガス流路構成部材。
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