JP3239763B2 - 耐硫酸腐食性に優れたオーステナイト系ステンレス鋼 - Google Patents
耐硫酸腐食性に優れたオーステナイト系ステンレス鋼Info
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や産業用ボイラで使用される熱交換器用鋼管、または煙
道や煙突または煙道に設けられる排ガス処理設備などに
使用される材料に要求される耐硫酸腐食性に優れたオー
ステナイト系ステンレス鋼に関する。
る石油や石炭には硫黄(S)が含まれ、燃焼によって生
成した硫黄酸化物(S0x )を含む燃焼ガスは、ガス温度
の低下とガス中の水分により硫酸となって装置に結露
し、熱交換器等の材料を腐食させる。このため、硫酸の
結露を防ぐため、熱交換器ではガス温度を硫酸が露点を
結ばない温度(150 ℃)以上に保持していた。ところ
が、近年のエネルギー需要の増大とエネルギー有効利用
の観点から、熱エネルギーをできるだけ有効に回収する
ため、たとえば熱交換器からの排ガス温度を低くする傾
向にあり、硫酸に対する耐腐食性材料が求めれるように
なった。一方、煙道や煙突では、低温(100 ℃以下)の
中濃度(50%程度)の硫酸が結露するため、これらに対
する耐腐食性材料も要求されている。
り下がった領域(たとえば140 ℃)では、80%程度の高
濃度の硫酸が結露し、このような部位では耐硫酸露点腐
食鋼として低合金鋼が用いられてきた。この理由は、上
記のような高温高濃度(たとえば100 ℃以上、70%以
上)の硫酸に対してはステンレス鋼よりも低合金鋼の方
が耐食性が良いからである。一方、さらに温度が下がる
と硫酸濃度も50%となり、逆に低合金鋼がステンレス鋼
よりも腐食が大きくなる。たとえば、これらの特定の環
境に対する耐硫酸腐食性材料として次に示す提案がなさ
れている。
50%を含有する耐硫黄露点腐食鋼(特公昭47-18764号公
報)。
u: 0.2〜0.5 %、S:0.03%以下、Mn:0.2 %以下、
P:0.02%以下を含有する硫酸濃度が30%未満である硫
酸腐食環境中において優れたSi含有鋼(特開昭61-3867
号公報)。
0 %、Si: 1.5〜5.0 %、Cu: 0.5〜3.0 %、Mn:2.0
%以下、C:0.10%以下とした、温度が100 ℃前後で、
濃度が 95 %以上での耐硫酸腐食性ステンレス鋼 (特開
昭56−93860 号公報) 。
〜4.5 %、Si:5%以下、Cu: 0.5〜2.0 %、Mn:2.0
%以下、C:0.004 〜0.05%、N:0.01〜0.3 %を基本
に、耐全面腐食性指数と耐隙間腐食性指数を規制するこ
とにより、耐隙間腐食性と耐全面腐食性の2つの特性を
満足する煙突、煙道および脱硫装置用高合金ステンレス
鋼 (特開平2-170946号公報) 。
2%超え7%以下、Si:1.00%以下、Cu:2%超え5%
以下、Mn:2.0 %以下、C:0.050 以下、N:0.05〜0.
35%を含有し、酸素を低く、Bを含有し、しかもCu、M
o、Bおよび酸素の含有量を特定することにより、熱間
加工性と耐硫酸腐食性に優れた煙突煙道用ステンレス鋼
(特開平4-346638号公報) 。
換器のエネルギー回収効率を高めるためには、さらにガ
ス温度を下げる必要があるが、低温(70℃程度)になる
と硫酸濃度も50%程度に低くなり、逆に低合金鋼の腐食
がステンレス鋼のそれよりも大きくなる。このため、ガ
ス温度が高温から低温まで連続的に変わるような部位で
は、従来使用されていた低合金の耐硫酸露点腐食鋼は使
用できない。また、同じ理由でステンレス鋼も高温側で
耐食性が劣るため使用できない。従って、140 ℃程度の
高い温度から 70 ℃程度の低温までの広範囲にわたる硫
酸溶液中での耐腐食性を示す材料が求められていた。し
かし、前述のように特定の環境での耐硫酸腐食性材料の
提案はあるが、高濃度(80%)から中低濃度(70〜30
%)までのすべての環境での耐硫酸腐食性を満足するよ
うな材料はなかった。
高濃度から中低濃度までの硫酸に対して耐腐食性を有す
る材料を提供することにある。以下、低温とは「100 ℃
未満」、高温とは「100 ℃以上」、高濃度とは「70%以
上」、中低濃度とは「70%未満から30%まで」を意味す
る。また、高温高濃度から中低濃度までの硫酸を単に
「広範囲の硫酸濃度」ということもある。
ナイト系ステンレス鋼を用い、広範囲の硫酸濃度に対し
て耐食性試験を行った結果、Cuを多量に含有させ、Crや
Moの量を制限することにより、高濃度から中低濃度まで
の硫酸に対する耐腐食性が向上することを知見した。
その要旨は、下記、に示すオーステナイト系ステン
レス鋼にある (以下、合金元素の含有量に関する%は質
量%を意味する) 。
n:2.0 %以下、S:0.01%以下、Al:0.10%以下、N
i:18.0〜27.0%、Cr:17.0〜26.0%、Cu: 2.0〜8.0
%、Mo:0.1〜2.0 %で、残部 Fe および不可避的不純
物からなる耐硫酸腐食性に優れたオーステナイト系ステ
ンレス鋼。
n:2.0 %以下、S:0.01%以下、Al:0.10%以下、N
i:18.0〜27.0%、Cr:17.0〜26.0%、Cu: 2.0〜8.0
%、Mo:0.1〜2.0 %で、さらに、Ca、B、および希土
類元素の中から選んだ1種以上の元素をCaは0.0005〜0.
01%、Bは0.0005〜0.01%、希土類元素は0.0005〜0.01
%の範囲で含有し、残部 Fe および不可避的不純物から
なる耐硫酸腐食性と熱間加工性とに優れたオーステナイ
ト系ステンレス鋼。
Moの量を制限したNi-Cr オーステナイト系ステンレス鋼
である。以下、化学組成を規定した理由について説明す
る。
のCr炭化物形成元素であり、耐粒界腐食性を低下させる
ので 0.05 %以下に抑える。耐粒界腐食性の点からは可
及的に少ない方がよい。しかし、強度を高めるためには
0.03〜0.05%の範囲で含有させてもよい。
0 %まで含有させることができる。ただし、高Cu含有鋼
ではCu固溶量を減少させ、熱間加工性を劣化させるため
0.5 %までとすることが望ましい。
が、Sを固定し熱間加工性を向上させ、オーステナイト
相を安定化させるので、2.0 %までは許容できる。下限
は、不可避的に混入する程度でもよい。
させる元素であり、その含有量はできるだけ少ない方が
よい。0.01%は許容上限値である。
間加工性が低下する。従って、その上限は0.10%とす
る。下限は不可避的不純物の範囲でもよい。ただし、Al
は鋼の脱酸剤として有効であるから、前記のSiを低く抑
えた場合には、その脱酸作用を補うため、積極的に添加
してもよい。脱酸を十分行うためには0.01%以上含有さ
せるのが望ましい。
テナイト相を安定化させる元素である。そして、Ni含有
量が18.0%以上になると硫酸溶液中での耐腐食性が著し
く向上する。しかし、27.0%を超えてもその効果は飽和
し、コストアップとなるだけである。従って、その含有
量は18.0〜27.0%とする。
耐腐食性を向上させるが、17.0%未満ではその効果が得
られない。また、一般的にCrは、含有量が増えるほど鋼
の耐食性を上げる元素であると思われているが、硫酸溶
液中では多量に含有すると耐腐食性の低下を招く。従っ
て、その含有量は17.0〜26.0%とする。なお、好ましい
のは17.0〜23.0%である。
解を抑えるとともに、カソード反応である水素発生を抑
制する働きがあり、広範囲の硫酸濃度溶液中の耐腐食性
を向上させる。しかし、その含有量が2.0 %未満では効
果がなく、8.0 %を超えると鋼の熱間加工性を損なう。
従って、その含有量は 2.0〜8.0 %とする。さらに、
3.0〜6.0 %とするのが望ましい。
向上させると考えられていたが、高濃度硫酸溶液中では
逆にそれを劣化させることがわかった。そこで、本発明
ではMoの含有量の上限を2.0 %に抑えた。一方、中濃度
の硫酸溶液に対する耐腐食性には0.1%以上のMoを含有
させることが有効である。従って、本発明鋼では、Moの
含有量は 0.1〜2.0 %とする。さらに好ましくは 0.5〜
1.5 %である。
一つは、上記の元素の外、残部がFeと不可避の不純物か
らなるものである。この鋼にさらにCa、B、希土類元素
の中から選んだ1種以上の元素を加えて、熱間加工性を
一層改善したのがもう一つの本発明鋼である。
低下を抑えるため必要により添加される。しかし、0.00
05%未満ではその効果がなく、0.01%を超えると鋼の清
浄度が低下し、製造時の疵発生の原因となるので、好ま
しくない。従って、その含有量は0.0005〜0.01%とす
る。さらに望ましくは 0.001〜0.01%である。
素であり、必要により添加する。しかし、0.0005%未満
ではその効果は得られない。効果を十分に発揮させるに
は、0.001 %以上含有させるのが望ましい。しかし、0.
01%を超えると鋼の粒界へのCr−B化合物の析出を促進
し、耐食性を低下させる。
熱間加工性を向上させる元素であり、必要により添加す
る。その含有量が合計で0.0005%未満では、熱間加工性
を向上させる効果は得られない。また、0.010 %を超え
ると清浄度の低下により製造性や耐孔食性が低下するの
で好ましくない。従って、希土類元素の含有量は合計で
0.0005〜0.01%とする。
溶解炉で溶製して得た鋳塊を熱間鍛造して、厚さ20mm、
幅100mm 、長さ250mm の板材とした。さらに、この板材
を厚さ8mmに熱間圧延したのち、厚さ3mm、幅10mm、長
さ40mmの腐食試験片を機械加工によって作製し、硫酸腐
食試験に供した。
後に、得られた板材の割れ発生状況を観察し、最大割れ
長さを測定し、熱間加工性の目標値を15mmとした。
想定し、温度が140 ℃、硫酸濃度が80 %の溶液中と、
温度が 70 ℃、硫酸濃度が 50 %の溶液中の2種類の環
境で行った。
位では、その量は少ない。従って、温度が140 ℃、硫酸
濃度が80%の溶液(以下、これを「80% H2SO4溶液」と
いう)の試験では、その溶液に5分間浸漬した後、液外
に引き上げ、溶液で濡れた状態で140 ℃の温度で55分保
持し、その後再び溶液に浸漬する試験を5回繰り返し行
った。また、温度が 70 ℃、硫酸濃度が50%の溶液(以
下、これを「50% H2SO4溶液」という)では5時間の連
続浸漬を行った。耐腐食性の評価は腐食減量を測定し、
単位面積、単位時間当たりの腐食速度 g/(m2・hr) と
した。なお、耐腐食性の目標値として、いずれの場合に
も4.0 g/(m2・hr) 以下とした。
よびSiを本発明で定める範囲内に含有するので、80% H
2SO4溶液中での耐腐食性は 3.21 g/(m2・hr) 以下、50
% H2SO4溶液中での耐腐食性は 3.86 g/(m2・hr) 以下
とともに良好である。また、鋳片鍛造後の割れ長さは、
いずれも15mm以下で熱間加工性は良好である。符号4〜
12の鋼は、Siを0.25%以下、Sを0.002 %以下、Alを0.
071 %以下と少なく制限し、Ca、B、LaおよびCeの少な
くとも一つを含有するので、鋳片鍛造後の割れ長さは5
mm以下となり、さらに熱間加工性は良好である。
有しないため、80% H2SO4溶液中での耐腐食性は 42.1
g/(m2・hr) 、50% H2SO4溶液中での耐腐食性は 33.6
g/(m2・hr) とともに悪い。また、符号16の鋼は、Cuを
1.5 %しか含有しないため、80% H2SO4溶液中での耐腐
食性は18.4g/(m2・hr) 、50% H2SO4溶液中での耐腐食
性は8.7 g/(m2・hr) と悪い。さらに、符号17の鋼は、
Cuを9.2 %含有するため熱間加工性が悪く、腐食試験片
を作成できなかったので、腐食試験ができなかった。
80% H2SO4溶液中での耐腐食性は 5.52 g/(m2・hr) と
悪い。即ち、比較的高温での硫酸露点腐食性に劣る。ま
た、符号19の鋼は、Moを含有しないため、50% H2SO4溶
液中での耐腐食性は 10.1 g/(m2・hr) と悪い。即ち、
比較的低温での硫酸露点腐食性に劣る。
ため、80% H2SO4溶液中での耐腐食性は 14.2 g/(m2・
hr) 、50% H2SO4溶液中での耐腐食性は 15.4 g/(m2・
hr)とともに悪い。また、符号21の鋼は、Crを14.8%し
か含有しないため、80% H2SO4溶液中での耐腐食性は
6.73 g/(m2・hr) 、50% H2SO4溶液中での耐腐食性は1
0.6 g/(m2・hr) とともに悪い。さらに、符号22の鋼
は、Crを30.4%含有するため、80% H2SO4溶液中での耐
腐食性は 5.37 g/(m2・hr) と悪い。即ち、比較的高温
での硫酸露点腐食性に劣る。
熱間加工性が悪く、腐食試験片を作成できなかったの
で、腐食試験ができなかった。
液中での腐食減量との関係を示す図である。同図に示す
ように、Cuを2%以上含有させることで腐食速度を著し
く低減できる。また、 50 % H2SO4溶液においてもほぼ
同様な傾向が得られる。
酸溶液中での腐食速度との関係を示す図であり、表1に
示す鋼からほぼ5%のCu、ほぼ20%のCr、ほぼ25%のNi
を含有する鋼(鋼符号4、7、8、9、13、14、18およ
び19)について、Mo含有量と腐食速度との関係をまとめ
た図である。同図から、Moは、硫酸の濃度によって耐腐
食性が異なり、50% H2SO4溶液ではMoを含有しない方
が、 80 % H2SO4溶液ではMoを高く外れた方が腐食速度
が大きいことがわかる。
しかし、Ni含有量が低すぎる(鋼符号20)と腐食速度が
大きくなる。Crは 50 %、80%のいずれの硫酸濃度に対
しても最適含有量があり、その含有量が低すぎ(鋼符号
21)ても、また高すぎ(鋼符号22)ても耐腐食性が低下
する。
鋼(鋼符号13および14)、Al添加量の少ない鋼(鋼符号
18)、CaもしくはBまたはLa+Ce添加のない鋼(鋼符号
1〜3)に比べ、適量添加した鋼(鋼符号4〜12)では
割れが少なく、加工性が改善されている。
は、広範囲の温度および広範囲の濃度の硫酸溶液に対す
る耐腐食性に優れ、燃焼排ガスが凝縮する設備、たとえ
ば熱交換器、脱硫設備、煙道および煙突の材料として使
用できる。
減量との関係を示す図である。
関係を示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】質量%で、C:0.05%以下、Si:1.0 %以
下、Mn:2.0 %以下、S:0.01%以下、Al:0.10%以
下、Ni:18.0〜27.0%、Cr:17.0〜26.0%、Cu: 2.0〜
8.0 %、Mo: 0.1〜2.0 %で、残部 Fe および不可避的
不純物からなることを特徴とする耐硫酸腐食性に優れた
オーステナイト系ステンレス鋼。 - 【請求項2】質量%で、C:0.05%以下、Si:1.0 %以
下、Mn:2.0 %以下、S:0.01%以下、Al:0.10%以
下、Ni:18.0〜27.0%、Cr:17.0〜26.0%、Cu: 2.0〜
8.0 %、Mo: 0.1〜2.0 %で、さらに、Ca、B、および
希土類元素の中から選んだ1種以上の元素をCaは0.0005
〜0.01%、Bは0.0005〜0.01%、希土類元素は0.0005〜
0.01%の範囲で含有し、残部 Fe および不可避的不純物
からなることを特徴とする耐硫酸腐食性と熱間加工性と
に優れたオーステナイト系ステンレス鋼。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17804496A JP3239763B2 (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | 耐硫酸腐食性に優れたオーステナイト系ステンレス鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17804496A JP3239763B2 (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | 耐硫酸腐食性に優れたオーステナイト系ステンレス鋼 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH1018004A JPH1018004A (ja) | 1998-01-20 |
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Family
ID=16041618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP17804496A Expired - Lifetime JP3239763B2 (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | 耐硫酸腐食性に優れたオーステナイト系ステンレス鋼 |
Country Status (1)
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CN109563589B (zh) * | 2016-08-03 | 2020-11-06 | 新日铁住金株式会社 | 奥氏体系不锈钢 |
CN110273104A (zh) * | 2019-07-29 | 2019-09-24 | 哈尔滨锅炉厂有限责任公司 | 应用于先进超超临界锅炉的奥氏体耐热钢 |
-
1996
- 1996-07-08 JP JP17804496A patent/JP3239763B2/ja not_active Expired - Lifetime
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