JP5685139B2 - 汚泥及び/又は土壌に含まれる重金属及び/又は有機ハロゲン化物の溶出抑制方法 - Google Patents
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Description
(1)重金属及び/又は有機ハロゲン化物を含有する汚泥及び/又は土壌と、ポリアミノ酸及び/又はポリアミノ酸架橋体とを混合する工程を含み、上記汚泥及び/又は土壌から上記重金属及び/又は有機ハロゲン化物の溶出を抑制する方法。
本発明に係る方法は、汚泥又は土壌に含まれる重金属類及び/又は有機ハロゲン化物の溶出を防止する方法である。本発明において、土壌としては、特に限定されず、いかなる土壌であってもよい。例えば、農地、建設現場の土壌、工場跡地、原油流出事故現場の土壌、河川の低泥等を挙げることができる。また、汚泥としては、特に限定されず、いかなる汚泥であってもよい。例えば、下水処理施設、工場などの廃液処理施設で生じる泥状の固体を挙げることができる。
汚泥が保管されているピットでは、長期の保管期間により固形が自然沈降し上澄液と固形に分離されている。そこで、まず上澄液のみをピットから回収し貯水槽へ移送する。なお、上澄液にSS(浮遊物質)が多量に混在している場合には、事前にフィルタープレスや遠心分離で固液分離を行っても良い。
固形分としてピットから汚泥を、貯水槽から上澄液を凝集処理槽へ移送し、攪拌しながらスラリーとする。スラリーのpHをモニターしながらアルカリ水溶液を注入することにより目的のpHとする。これにより、対象となる重金属を水酸化物とする。なお、目的のpHは対象とする重金属類によって異なる。例えば、亜鉛の場合は、pH9.0から11.5の範囲において水酸化亜鉛となるため、このpH範囲に制御することとなる。
pHが安定した段階でスラリー中の固形分のフロック化を促進するために、上述したポリアミノ酸及び/又はポリアミノ酸架橋体を使用した凝集処理を行う。ここで、ポリアミノ酸及び/又はポリアミノ酸架橋体は凝集剤として機能する。ポリアミノ酸及び/又はポリアミノ酸架橋体を適量添加し、その後、数分から数十分攪拌する。これにより、固形分のフロック化を促進することできる。なお、攪拌速度や攪拌時間は、フロックの大きさや沈降性を確認しながら適宜設定することができる。液容積と乾燥固形分重量の配合比は液分10に対して固形分0.05から1、望ましくは液分10に対して固形分0.1から0.3である。また、ポリアミノ酸及び/又はポリアミノ酸架橋体の添加重量は固形分重量1に対して0.01から0.5、望ましくは固形分重量1に対して0.02から0.2である。なお、加温の必要はない。また、γ-ポリグルタミン酸またはγ-ポリグルタミン酸架橋体は、pHが4〜12の範囲であれば支障なく使用することができる。この凝集処理により、汚泥や土壌に含まれるPCB等の有機ハロゲン化物と水酸化物となった重金属類をポリアミノ酸又はポリアミノ酸架橋体に捕捉することができ、これらの溶出を防止することができる。
凝集処理後のスラリーを凝集処理槽から引き抜き、フィルタープレスや遠心分離で固液分離を行う。分離された固形分を貯泥槽へ移送し保管するとともに、分離液は貯水槽へ返送される。
全ての汚泥の処理が終了した段階で、貯水槽の水のpHを放流基準まで酸水溶液の注入で調整する。
環境庁告示第13号による溶出試験において、PCB溶出濃度が0.055mg/L(PCB卒業判定基準0.003mg/L)である含水率80%のA汚泥を用いた。凝集剤としては、γ-ポリグルタミン酸塩架橋体1種(日本ポリグル社製、PGα21Ca)、ポリアクリル酸エステル系4種(MTアクアポリマー製アロンフロックC-508UL、C-535L、C-702、C-510)、モンモリナイト系1種(東新化成製フロナイト723)、中性水溶性ポリマー系1種(栗田工業製ソイルフレッシュP-101)、アクリル酸ジメチルアミノエチル系1種(ダイヤニトリックスル製ダイヤフロック)の計8種類の凝集剤を用いた。
実施例1と同様のA汚泥を用いた。凝集に用いる供試水として蒸留水だけでなく、現地の保管ピットから採取したA汚泥の上澄水を用いた。所定容のガラスビーカーに、湿汚泥、供試水を入れ、さらにγ-ポリグルタミン酸塩架橋体(PGα21Ca)を添加し、1分間スターラー上で攪拌処理を行った。攪拌を停止し、十分フロックが沈殿した段階で遠心分離を行い、液分と固形分に分離した。
試験条件及び凝集結果を表2に示す。
実施例2にて採用した試験条件(表2)のうち、γ-ポリグルタミン酸塩架橋体(PGα21Ca)で処理したNo.12の凝集サンプルを遠心分離機で固液分離した。遠心分離した液分については濁度及びPCB濃度を測定した。また、固形分については、環境庁告示第13号によるPCBの溶出試験を行い、溶出液中の濁度及びPCB濃度を測定した。
本実施例4では、PCBを631mg/kg含むB汚染土壌を用いた(含水率67%)。なお、この汚染土壌を水に入れたところ、図3に示すとおり油膜が確認された。この結果、B汚染土壌は、PCB以外に油汚染も問題となる汚染土壌であることがわかった。
本実施例5では、実施例4で使用したB汚染土壌を用いた。300mLビーカー2本を用意し、各ビーカーに湿土壌50g、蒸留水500mLを混合しマグネチックスターラー上で21時間連続攪拌を行った。さらに、一方のビーカーにγ-ポリグルタミン酸塩架橋体(PGα21Ca)を2.0g添加し、5分間攪拌を継続した。その後、各ビーカーのスラリーを回収し遠心分離した。さらに、各分離液を0.45μmのガラスフィルターでろ過した。
各ろ液の濁度、TOC(有機全炭素)、PCBを測定した結果を表5に示す。
本実施例6では、亜鉛の溶出が確認されているC汚泥を用いた。500mLガラスビーカー2本に各々C汚泥を5g、蒸留水を400mL入れ30分マグネチックスターラー上で攪拌混合を行った。双方の汚泥スラリーのpHを測定したところ、いずれもpH7.4と弱アルカリであった。一方の汚泥スラリーのpHを水酸化ナトリウム水溶液にて10.0に設定するとともに、PGα21Caを0.55g添加し凝集沈殿を行った。各汚泥スラリーの様子を図5に示す。
Claims (4)
- 重金属を含有する汚泥及び/又は土壌を、ピット中で自然沈降させて上澄液と固形分とに分離し、上澄液を貯水槽に移送する上澄液の回収工程、
前記固形分の少なくとも一部と、前記上澄液の少なくとも一部とを凝集処理槽へ移送し、攪拌しながらスラリーとし、アルカリ水溶液を注入することにより重金属を水酸化物とする重金属不溶化処理工程、
前記スラリーにポリグルタミン酸架橋体を添加・攪拌し、スラリー中の固形分のフロック化を促進する凝集処理工程、
凝集処理後のスラリーを固液分離し、分離された固形分を貯泥槽へ移送し保管するとともに、分離液を貯水槽へ返送する脱水処理工程、
前記重金属不溶化処理工程から前記脱水処理工程を全ての汚泥の処理が終了するまで繰り返した後に、前記貯水槽内の水のpHを放流基準まで調整し、排水を放流する放流処理工程、
をこの順に有することを特徴とする、汚泥及び/又は土壌から重金属の溶出を抑制する方法。 - 前記汚泥及び/又は土壌が有機ハロゲン化物を含有することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 上記重金属が亜鉛を含有することを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
- 上記有機ハロゲン化物がポリ塩化ビフェニルを含有することを特徴とする、請求項2または3に記載の方法。
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