JP5683220B2 - 再生装置及び再生方法 - Google Patents
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Description
本発明は前述の問題点に鑑み、高フレームレートで記録された動画を再生する際に、スロー再生と実時間再生との切り替えタイミングをユーザが容易に認識できるようにすることを目的とする。
図1は、本発明の実施形態としてのビデオカメラ100の構成例を示すブロック図である。なお、ビデオカメラ100は、所定の記録フォーマットに従い動画と音声を記録する。また、記録媒体に記録された動画やその他の情報は、FAT(File Allocation Table)ファイルシステムに従い、ファイルとして管理される。また、ビデオカメラ100は、撮影する動画のフレームレート(単位時間あたりのフレーム数)を60fps(第1のフレームレート)と120fps(第2のフレームレート)の何れかに変更することができる。更に、ビデオカメラ100では、動画の撮影中、即ち、撮影開始の指示から撮影停止の指示までの間に、フレームレートを60fpsと120fpsの何れか一方に変更することができる。
制御部107はマイコンやその他必要なメモリを有し、不図示の不揮発メモリに記憶されたプログラムに従い、操作部108からの指示に応じてビデオカメラ100の各部の動作を制御する。制御部107は、第1のフレームレート(60fps)の動画データのフレームの表示間隔が記録時のフレーム間隔と同じになるように表示する。また、第2のフレームレート(120fps)の動画データのフレームの表示タイミングが記録時のタイミングと同じになるように表示制御部105を制御する。
図2はビデオカメラ100における記録処理を示すフローチャートである。なお、図2の処理は制御部107が各部を制御することにより実行される。
操作部108によりビデオカメラ100の電源が投入されると、制御部107は各部を制御して、撮像部101により得られた動画データをメモリ103に記憶する。制御部107はフレームレートを60fpsに設定し、撮影した動画データを出力するように撮像部101を制御する。そして、メモリ103に記憶された動画データに応じた被写体の動画像を表示部106に表示し、記録待機状態となる。ユーザは、記録待機状態において操作部108を操作することで、撮影する動画のフレームレートを60fpsと120fpsの何れかに設定することができる。
ユーザが操作部108を操作して、再生モードへの切り替えを指示すると、制御部107は、記録再生部109に対し、記録媒体110に記録された各動画ファイルの先頭部分を読み出すように指示する。そして、制御部107は、信号処理部104に対し、各動画ファイルの先頭部分を復号し、サムネイル画像のデータを生成するように指示する。
120fpsの動画の再生中は、図4(a)のように、スロー再生対応期間であることを示す情報と、所定のボタンでスロー再生に変更できることを示す情報401を表示する。また、120fpsの動画を60fpsで表示するスロー再生中は、図4(b)のように、スロー再生中であることを示す情報と、所定のボタンで通常再生に変更できることを示す情報402を表示する。
再生開始の指示があると、制御部107は、選択された動画ファイルの付加情報に基づいて、再生開始時の動画のフレームレート、フレームレート変更位置、変更後のフレームレートを検出する(S501)。
本実施形態では、120fpsの動画を実時間で再生する構成としたが、120fpsの動画の再生中にスロー再生の指示があった場合にこれを記憶しておき、次回の再生時にはスロー再生するようにしてもよい。
また、120fpsの動画の再生中に、変更位置の所定時間前に達した場合に、60fpsの動画に切り替わることを予告する予告情報を表示部106に表示するようにしてもよい。
次に、第2の実施形態を説明する。第2の実施形態においても、ビデオカメラ100の基本的な構成や、記録再生の処理は第1の実施形態と同様である。第2の実施形態のビデオカメラ100は、プレイリストの機能を備える。
本実施形態では、再生モードにおいて、ユーザが操作部108を操作して、記録媒体110に記録された各動画ファイルのうち、再生したい動画ファイルを選択し、更に、選択された動画ファイルの再生順序を所望の順序に変更することができる。そして、制御部107は、このように、ユーザが選択した動画ファイルとその再生順序を示すプレイリストを生成する。記録再生部109は、プレイリストを含むプレイリストファイルを記録媒体110に記録する。
また、120fpsの動画の再生中に、変更位置の所定時間前に達した場合に、60fpsの動画に切り替わることを予告する予告情報を表示部106に表示するようにしてもよい。
また、前述の実施形態では、動画を撮影し記録する装置に対して本発明を適用した場合について説明したが、記録媒体に記録された動画データを再生する装置に対しても、本発明を同様に適用することが可能である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(コンピュータプログラム)を、ネットワーク又は各種のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (5)
- 第1のフレームレートの動画データと前記第1のフレームレートよりも高い第2のフレームレートの動画データとを含む動画データを記録媒体から再生する再生手段と、
前記再生手段により再生された動画データに係る動画を表示装置に表示する表示手段と、
前記記録媒体に記録された複数の前記動画データの一つを選択して前記選択された動画データを再生する第1の再生モードと、前記記録媒体に記録された複数の前記動画データの再生順序を指定したプレイリストに従って前記記録媒体から動画データを再生する第2の再生モードの一方を選択する選択手段と、
前記第1のフレームレートの動画データの再生中に、前記第1のフレームレートの動画データから第2のフレームレートの動画データへの変更位置の所定時間前になった場合に、前記第2のフレームレートの動画の再生を予告する情報を表示するように前記表示手段を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、前記第1の再生モードにおいて、前記再生手段により再生された前記第2のフレームレートの動画データに係る動画の表示タイミングが記録時に対応したタイミングとなるように表示し、前記第2の再生モードにおいて、前記再生手段により再生された前記第2のフレームレートの動画データのフレームの表示間隔が記録時のフレーム間隔よりも長くなるように前記表示手段を制御することを特徴とする再生装置。 - 前記制御手段は、前記第1の再生モードにおいて、前記第2のフレームレートの動画データの再生中にスロー再生の指示があった場合、前記第2のフレームレートの動画データのフレームの表示間隔が、前記第1のフレームレートの動画データのフレーム間隔に対応した間隔となるように前記表示手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
- 前記制御手段は、前記第1の再生モードにおいて、前記第2のフレームレートの動画データの再生中に、スロー再生が可能であることを示す情報を表示するように、前記表示手段を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の再生装置。
- 前記制御手段は、前記第2の再生モードにおいて、前記第2のフレームレートの動画データの再生中に通常再生の指示があった場合、前記第2のフレームレートの動画データに係る動画の表示タイミングが記録時に対応したタイミングとなるように表示するよう、前記表示手段を制御することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の再生装置。
- 第1のフレームレートの動画データと前記第1のフレームレートよりも高い第2のフレームレートの動画データとを含む動画データを記録媒体から再生する再生工程と、
前記再生工程において再生された動画データに係る動画を表示装置に表示する表示工程と、
前記記録媒体に記録された複数の前記動画データの一つを選択して前記選択された動画データを再生する第1の再生モードと、前記記録媒体に記録された複数の前記動画データの再生順序を指定したプレイリストに従って前記記録媒体から動画データを再生する第2の再生モードの一方を選択する選択工程と、
前記第1のフレームレートの動画データの再生中に、前記第1のフレームレートの動画データから第2のフレームレートの動画データへの変更位置の所定時間前になった場合に、前記第2のフレームレートの動画の再生を予告する情報を表示するように前記表示工程を制御する制御工程と、
前記第1の再生モードにおいて、前記再生工程において再生された前記第2のフレームレートの動画データに係る動画の表示タイミングが記録時に対応したタイミングとなるように表示し、前記第2の再生モードにおいて、前記再生工程において再生された前記第2のフレームレートの動画データのフレームの表示間隔が記録時のフレーム間隔よりも長くなるように前記表示工程を制御する工程とを備えることを特徴とする再生方法。
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