JP5682453B2 - 電子ペン入力システム及びプログラム - Google Patents
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Description
まず、本発明に係る第1実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態に係る電子ペン入力システムの構成を示す。図1に示すように、電子ペン入力システムは、生徒が使用する電子ペン1と、生徒が教科書の電子化データ(電子教科書)を閲覧するためのディスプレイを備えた端末装置3と、ドットパターンが印刷され、生徒が授業のメモ書き等を行うための板書(授業)用ノート4と、電子教科書の各ページに対応した問題等がページごとに印刷されたワークブック5と、電子教科書等の授業に必要な表示を行うディスプレイ(電子黒板)6と、先生により操作され、ディスプレイ6の表示を制御するコンピュータ装置7とを備える。
まず、板書用ノート4について説明する。板書用ノート4には、その略全面に後述する位置座標を示すドットパターン(コード化パターン)が印刷される。ドットパターンは、電子ペン1により読み取ることができるように赤外線を吸収するカーボンを含んだインクにより印刷される。板書用ノート4の各ページには、異なる座標範囲を示すドットパターンが印刷される。板書用ノート4は、本発明における「ノート」の一例である。
次に、ワークブック5について説明する。ワークブック5は、電子教科書の演習問題などが記載された教材であって、各ページには、電子教科書の所定ページの内容に関連する問題と、電子教科書の当該所定ページと、問題の解答などを記入する書込みエリア50と、「教科書を開く」と表示された教科書開くエリア51と、「板書を開く」と表示された板書開くエリア52とが設けられている。生徒は、問題を解くにあたって、その問題のページに記載された電子教科書のページを参照することができる。教科書開くエリア51は、当該教科書開くエリア51が設けられたワークブック5のページに対応する電子教科書のページを端末装置3に表示させる際に、電子ペン1によりタップされる操作領域である。これについては、図6(A)を参照して後述する。また、板書開くエリア52は、当該板書開くエリア52が設けられたワークブック5のページに対応する電子教科書のページのメモ書きが記載された板書用ノート4のページを端末装置3に表示させる際に、電子ペン1によりタップされる操作領域である。これについては、図6(B)を参照して後述する。教科書開くエリア51は、本発明における「教材表示操作エリア」の一例であり、板書開くエリア52は、本発明における「ノート表示操作エリア」の一例である。
続いて、ドットにより構成されるドットパターン(コード化パターン)について図2及び図3を用いて説明する。ドットパターンは、アノト社の方式によるものである。図2は、ドットパターンのドットとそのドットが変換される値との関係を説明する図である。図2に示すように、ドットパターンの各ドットは、その位置によって所定の値に対応付けられている。すなわち、ドットの位置を仮想格子の基準位置(縦線及び横線の交差点)から上下左右のどの方向にシフトするかによって、各ドットは、0〜3の値に対応付けられている。また、各ドットの値は、さらに、X座標用の第1ビット値及びY座標用の第2ビット値に変換できる。このようにして対応付けられた情報の組合せにより、板書用ノート4の各ページ及びワークブック5の各ページ上の位置座標が決定されるよう構成されている。
次に、電子ペン1について図4を用いて説明する。図4は、電子ペン1の構造を示す概略図である。図4に示すように、電子ペン1は、その筐体101の内部に、インクカートリッジ104、LED105、CMOSカメラ106、圧力センサ107、CPU等により構成されるプロセッサ108、ROMやRAMといったメモリ109、リアルタイムクロック110、アンテナ等により構成される通信ユニット111及びバッテリー112を備える。インクカートリッジ104の先端は、ペン先部103となっており、ユーザは、電子ペン1のペン先部103を板書用ノート4のページ又はワークブック5のページ上に当接させて、ストローク(手書きストローク)を記入する。インクカートリッジ104のインクは、ドットパターンの読取りを阻害しないように、赤外線吸収材料(カーボンなど)を含んでいない。ここで、電子ペン1のペン先部103が板書用ノート4のページ又はワークブック5のページに最初に接触することをペンダウンと呼び、接触している(当接している)状態からペン先部103が離れることをペンアップと呼ぶ。電子ペン1のペンダウンからペンアップまでの間に記入される軌跡が1つのストロークとなり、文字や図形等は、1つ又は複数個のストロークからなる。
次に、端末装置3について図5を参照して説明する。図5は、端末装置3の構成を示す概略図である。端末装置3は、ハードウェアとして、電子ペン1とのデータ通信が可能なアンテナ装置、CPU等のプロセッサ、ROMやRAMといったメモリ、マウスやキーボード等で構成される。なお、端末装置3は、iPad(登録商標)などのタブレットPCやPDA(Personal Data Assistance)、またはディスプレイを備えるPC(パーソナルコンピュータ)等で構成されてもよい。ここでは、一例として、端末装置3は、タッチパネルによる入力が可能なタブレットPCであるものとする。
次に、再び図1を参照して、授業を行う先生が使用するコンピュータ装置7について説明する。コンピュータ装置7は、ハードウェアとして、ディスプレイ6とのデータ通信が可能なアンテナ装置、CPU等のプロセッサ、ROMやRAMといったメモリ、マウスやキーボード等で構成される。なお、コンピュータ装置7は、PC(パーソナルコンピュータ)等で構成されてもよい。また、コンピュータ装置7は、機能的には、マウスやキーボードといった入力手段、ディスプレイ6と通信するための通信手段、電子教科書のデータなどを記憶する記憶手段、及びコンピュータ装置7の全体的な制御を行う処理手段を備える。そして、コンピュータ装置7は、入力手段によりディスプレイ6に表示した電子教科書のページを変更する操作を検知した場合、変更後の電子教科書のページに相当する画像信号をディスプレイ6に送信する。なお、ディスプレイ6は、スクリーンであってもよい。この場合、コンピュータ装置7は、図示しないプロジェクターに画像信号を送信してスクリーンであるディスプレイ6に画像を投影させる。
次に、端末装置3の表示制御手段340が行う表示の切り替え制御について図6(A)、(B)を参照して説明する。図6(A)は、教科書開くエリア51が電子ペン1によりタップされた際の端末装置3及びワークブック5の状態を示す。また、図6(B)は、板書開くエリア52が電子ペン1によりタップされた際の端末装置3及びワークブック5の状態を示す。
次に、第1実施形態の電子ペン入力システムにおいて、端末装置3が実行する処理フローについて説明する。図7は、第1実施形態において、端末装置3が実行する処理フローを示すフローチャートである。図7に示す処理フローは、例えば所定の周期に従い繰り返し実行される。
第1実施形態の電子ペン入力システムによれば、端末装置3は、電子教科書のページを表示し、かつ、電子ペン1から受信した記入情報が板書用ノート4への入力を示す場合、当該記入情報を、表示中の電子教科書のページと関連付けて記憶する。これにより、電子ペン入力システムは、板書用ノート4への入力を示す記入情報を、当該板書用ノート4に記載した内容と対応する電子教科書のページと関連付けて記憶することができる。従って、電子ペン入力システムは、板書用ノート4への入力を示す記入情報を、板書開くエリア52が電子ペン1によりタップされた場合などに有効に活用することができる。
次に、第1実施形態の変形例について説明する。以下の変形例は、任意に組み合わせて上述の第1実施形態に適用してもよい。
端末装置3は、図5に示す構成に加えて、コンピュータ装置7へワークブック5の書込みエリア50への入力を示す記入情報を送信するための送信手段を備えてもよい。この場合、端末装置3は、図7のステップS105の実行後、直ちに又は所定のタイミングで、ワークブック5の書込みエリア50への入力を示す記入情報をコンピュータ装置7へ送信する。そして、コンピュータ装置7は、当該記入情報を受信し、当該記入情報を記憶する。これにより、コンピュータ装置7は、受信した書込みエリア50への入力を示す記入情報から特定されるストロークに基づき、予め定められた宿題の範囲の問題に対する解答が記入されているか確認したり、解答の自動採点を行ったりすることが可能となり、先生の事務処理負担等を低減させることができる。
変形例1に代えて、電子ペン1は、携帯電話通信網により通信可能に構成され、携帯電話通信網を介してワークブック5の書込みエリア50に対する記入情報をコンピュータ装置7へ送信してもよい。図8は、変形例に係る電子ペン入力システムの構成を示す。図8では、電子ペン1は、例えば、SIM(Subscriber Identity Module)及び第3世代移動通信システムに対応したチップ(3Gチップ)が搭載されると共に、座標定義情報を記憶する。そして、書込みエリア50に対して電子ペン1により記入がなされた場合、電子ペン1は、生成した記入情報を基地局8へ送信し、コンピュータ装置7は、ネットワーク9(携帯電話通信網及びインターネット)を介して記入情報を受信し、当該記入情報を記憶する。これにより、コンピュータ装置7は、記入情報から得られるストロークに基づき、予め定められた宿題の範囲の問題に対する解答が記入されているか確認したり、解答の自動採点を行ったりすることが可能となる。また、教科書開くエリア51又は板書開くエリア52に対して電子ペン1によりタップがなされた場合には、電子ペン1は、上述の第1実施形態の説明と同様、Bluetooth(登録商標)などの無線通信によって、端末装置3へ記入情報を送信し、図6(A)、(B)に示すように、端末装置3に電子教科書又は板書用ノート4を表示させる。
図1等では、端末装置3及びディスプレイ6は、見開き状態で2ページ分の電子教科書又は板書用ノート4を表示していた。しかし、本発明が適用可能な表示態様は、これに限定されない。これに代えて、端末装置3及びディスプレイ6は、2ページ以外の所定ページ分(例えば1ページ分)の電子教科書又は板書用ノート4を表示してもよい。また、端末装置3及びディスプレイ6は、表示するページ数をユーザの操作に基づき変更してもよい。
上記第1実施形態において、アノト方式のコード化パターン(ドットパターン)を用いたが、位置座標を示すコード化パターンであればよく、アノト方式に限られない。
次に、第2実施形態について説明する。図9は、第2実施形態に係る電子ペン入力システムの構成を示す。第2実施形態の電子ペン入力システムは、主に、コンピュータ装置7が、端末装置3が表示する電子教科書のページを指定する制御信号(「表示ページ制御信号S1」とも呼ぶ。)を端末装置3へ送信する点で第1実施形態の電子ペン入力システムと異なる。その他、第1実施形態と同様の部分については、同一の符号を付し、適宜その説明を省略する。
第2実施形態の電子ペン入力システムによれば、コンピュータ装置7は、表示ページ制御信号S1を端末装置3に送信することで、端末装置3が表示する電子教科書のページを、ディスプレイ6が表示する電子教科書のページと一致させることができる。従って、授業中に、生徒がディスプレイ6での表示を参照しつつ、授業中に板書用ノート4への記入を行っていた場合に、端末装置3での電子教科書のページのめくり忘れに起因して、板書用ノート4の記入が誤った電子教科書のページに対応付けられて記憶されるのを抑制することができる。従って、第2実施形態によれば、電子ペン入力システムは、板書用ノート4への記入情報を、適切な電子教科書のページに関連付けて記憶することができる。
次に、第2実施形態の変形例について説明する。第2実施形態では、第1実施形態の変形例1〜4に加え、以下の変形例5を任意に組み合わせて適用可能である。
上述の第2実施形態では、コンピュータ装置7は、ディスプレイ6で表示している電子教科書のページを切り替える場合に、切り替え後のページ番号を示す表示ページ制御信号S1を送信した。しかし、本発明が適用可能なコンピュータ装置7による端末装置3の電子教科書の表示ページを指定する方法は、これに限定されない。これに代えて、又はこれに加えて、コンピュータ装置7は、先生であるユーザから電子教科書のページを指定する入力を検知した場合に、指定されたページを示す表示ページ制御信号S1を端末装置3へ送信してもよい。この場合であっても、端末装置3は、表示ページ制御信号S1に基づき電子教科書の表示するページを定めることで、電子教科書のページのめくり忘れによらず、板書用ノート4に対する記入情報を、適切な電子教科書のページに関連付けて記憶することができる。一方、先生は、コンピュータ装置7において電子教科書のページを指定して、表示ページ制御信号S1を端末装置3へ送信させておけば、端末装置3で表示されるページを固定させたままで、電子教科書の別のページをめくって授業の進行を考えることもできる。
次に、第3実施形態について説明する。図10は、第3実施形態に係る電子ペン入力システムの構成を示す。第3実施形態の電子ペン入力システムは、コンピュータ装置7が、表示ページ制御信号S1に代えて、板書用ノート4への入力を示す記入情報と関連付けて記憶させる電子教科書のページを指示する制御信号(「記憶ページ制御信号S2」とも呼ぶ。)を端末装置3へ送信する点で第2実施形態の電子ペン入力システムと異なる。その他、第2実施形態と同様の部分については、同一の符号を付し、適宜その説明を省略する。
第3実施形態の電子ペン入力システムによれば、コンピュータ装置7は、記憶ページ制御信号S2を端末装置3に送信することで、端末装置3が表示する電子教科書のページに関わらず、板書用ノート4への入力を示す記入情報を記憶ページ制御信号S2で指定された電子教科書のページと関連付けて端末装置3に記憶させる。従って、第3実施形態では、端末装置3は、生徒が指定する電子教科書のページを表示しつつ、板書用ノート4への記入情報を、授業の進行に応じた適切な電子教科書のページに関連付けて記憶することができる。
次に、第3実施形態の変形例について説明する。第3実施形態では、第1実施形態の変形例1〜4に加え、以下の変形例6及び変形例7を任意に組み合わせて適用可能である。
上述の第3実施形態では、コンピュータ装置7は、ディスプレイ6で表示している電子教科書のページを切り替える場合に、切り替え後の電子教科書のページを示す記憶ページ制御信号S2を送信した。しかし、本発明が適用可能な、板書用ノート4への入力を示す記入情報と関連付けて記憶させる電子教科書のページの指定方法は、これに限定されない。これに代えて、又はこれに加えて、コンピュータ装置7は、先生であるユーザから電子教科書のページを指定する入力を検知した場合に、指定されたページを示す記憶ページ制御信号S2を端末装置3へ送信してもよい。この場合であっても、好適に、端末装置3は、表示している電子教科書のページによらず、板書用ノート4への記入情報を、適切な電子教科書のページに関連付けて記憶することができる。
上述の第3実施形態に示す処理に加え、端末装置3は、記憶ページ制御信号S2を受信した場合、記憶ページ制御信号S2が示す電子教科書のページに表示を切り替えてもよい。この場合であっても、端末装置3は、生徒であるユーザによるページめくり操作を検知した場合、当該ページめくり操作に応じて電子教科書の表示するページを遷移させる。この場合であっても、好適に、端末装置3は、表示している電子教科書のページによらず、板書用ノート4への入力を示す記入情報を、適切な電子教科書のページに関連付けて記憶することができる。
3…端末装置
4…板書用ノート
5…ワークブック
7…コンピュータ装置
8…基地局
31…入力手段
32…通信手段
33…記憶手段
34…処理手段
36…表示手段
Claims (15)
- コード化パターンを読み取り、手書きストロークに関する記入情報を生成する電子ペンと、
前記コード化パターンが印刷されたノートと、
各ページが教材の所定のページと関連する補助教材と、
表示手段を有する端末装置とを備える電子ペン入力システムであって、
前記端末装置は、
電子化された前記教材のページを前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記電子ペンから前記記入情報を受信する記入情報受信手段と、
前記記入情報が前記ノートへの入力を示す場合、当該記入情報を、前記表示手段に表示中の前記教材のページと関連付けて記憶手段に記憶させる保存指示手段と
を備え、
前記補助教材のページには、前記コード化パターンが印刷されたノート表示操作エリアが設けられ、
前記記憶手段は、前記ノート表示操作エリアと、当該ノート表示操作エリアが設けられたページと関連する前記教材のページとを関連付けて記憶し、
前記表示制御手段は、前記記入情報が前記ノート表示操作エリアへの入力を示す場合、当該ノート表示操作エリアと関連付けられた前記教材のページへの入力を示す前記記憶手段に記憶された記入情報を特定し、当該記入情報に対応する前記手書きストロークが記入された前記ノートのページを、当該記入情報に基づき前記表示手段に表示させることを特徴とする電子ペン入力システム。 - コード化パターンを読み取り、手書きストロークに関する記入情報を生成する電子ペンと、
前記コード化パターンが印刷されたノートと、
各ページが教材の所定のページと関連する補助教材と、
表示手段を有する端末装置と、
授業用のディスプレイに前記教材のページを表示させる制御を行うコンピュータ装置と
を備える電子ペン入力システムであって、
前記コンピュータ装置は、
前記記入情報に関連付けて記憶すべき前記教材のページを指示する制御信号を送信する送信手段を備え、
前記端末装置は、
電子化された前記教材のページを前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記コンピュータ装置から前記制御信号を受信する制御信号受信手段と、
前記電子ペンから前記記入情報を受信する記入情報受信手段と、
前記記入情報が前記ノートへの入力を示す場合、当該記入情報を、前記制御信号が指定する前記教材のページと関連付けて記憶手段に記憶させる保存指示手段と
を備え、
前記補助教材のページには、前記コード化パターンが印刷されたノート表示操作エリアが設けられ、
前記記憶手段は、前記ノート表示操作エリアと、当該ノート表示操作エリアが設けられたページと関連する前記教材のページとを関連付けて記憶し、
前記表示制御手段は、前記記入情報が前記ノート表示操作エリアへの入力を示す場合、当該ノート表示操作エリアと関連付けられた前記教材のページへの入力を示す前記記憶手段に記憶された記入情報を特定し、当該記入情報に対応する前記手書きストロークが記入された前記ノートのページを、当該記入情報に基づき前記表示手段に表示させることを特徴とする電子ペン入力システム。 - 前記補助教材のページには、前記コード化パターンが印刷された教材表示操作エリアが設けられ、
前記記憶手段は、前記教材表示操作エリアと、当該教材表示操作エリアが設けられたページと関連する前記教材のページとを関連付けて記憶し、
前記表示制御手段は、前記記入情報が前記教材表示操作エリアへの入力を示す場合、当該教材表示操作エリアと関連付けられた前記教材のページを前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1または2に記載の電子ペン入力システム。 - 授業用のディスプレイに前記教材のページを表示させる制御を行うコンピュータ装置を備え、
前記コンピュータ装置は、
表示すべき前記教材のページを指示する制御信号を送信する送信手段を備え、
前記端末装置は、
前記コンピュータ装置から前記制御信号を受信する制御信号受信手段を備え、
前記表示制御手段は、前記制御信号が指定する前記教材のページを前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1に記載の電子ペン入力システム。 - 前記端末装置は、
前記表示手段に表示させる前記教材のページを変更する入力を検知する入力手段を備え、
表示制御手段は、前記制御信号を受信した後では、前記入力手段が前記入力を検知した場合であっても、前記表示手段に表示させる前記教材のページを変更しないことを特徴とする請求項4に記載の電子ペン入力システム。 - 前記端末装置は、
前記表示手段に表示させる前記教材のページを変更する入力を検知する入力手段を備え、
表示制御手段は、
前記制御信号を受信した場合、当該制御信号が指定する前記教材のページを前記表示手段に表示させ、かつ、前記制御信号を受信した後、前記入力手段が前記入力を検知した場合には、当該入力に基づき前記表示手段に表示させる前記教材のページを変更することを特徴とする請求項2に記載の電子ペン入力システム。 - 授業用のディスプレイに前記教材のページを表示する制御を行うコンピュータ装置を備え、
前記補助教材のページには、問題と、前記問題に対する書込みが可能な前記コード化パターンが印刷された書込みエリアとが設けられ、
前記端末装置は、
前記記入情報が前記書込みエリアへの入力を示す場合、当該記入情報を前記コンピュータ装置に送信する記入情報送信手段を備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の電子ペン入力システム。 - 授業用のディスプレイに前記教材のページを表示する制御を行うコンピュータ装置を備え、
前記補助教材のページには、問題と、前記問題に対する書込みが可能な前記コード化パターンが印刷された書込みエリアとが設けられ、
前記電子ペンは、携帯電話通信網を利用した通信が可能であり、前記記入情報が前記書込みエリアへの入力を示す場合、当該記入情報を前記携帯電話通信網を介して前記コンピュータ装置に送信することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の電子ペン入力システム。 - コード化パターンを読み取り、手書きストロークに関する記入情報を生成する電子ペンと、
前記コード化パターンが印刷されたノートと、
各ページが教材の所定のページと関連する補助教材と、
表示手段を有する端末装置とを備える電子ペン入力システムの前記端末装置により実行されるプログラムであって、
電子化された前記教材のページを前記表示手段に表示させる表示制御手段、
前記電子ペンから前記記入情報を受信する記入情報受信手段、
前記記入情報が前記ノートへの入力を示す場合、当該記入情報を、前記表示手段に表示中の前記教材のページと関連付けて記憶手段に記憶させる保存指示手段
として前記端末装置を機能させ、
前記補助教材のページには、前記コード化パターンが印刷されたノート表示操作エリアが設けられ、
前記記憶手段は、前記ノート表示操作エリアと、当該ノート表示操作エリアが設けられたページと関連する前記教材のページとを関連付けて記憶し、
前記表示制御手段は、前記記入情報が前記ノート表示操作エリアへの入力を示す場合、当該ノート表示操作エリアと関連付けられた前記教材のページへの入力を示す前記記憶手段に記憶された記入情報を特定し、当該記入情報に対応する前記手書きストロークが記入された前記ノートのページを、当該記入情報に基づき前記表示手段に表示させることを特徴とするプログラム。 - コード化パターンを読み取り、手書きストロークに関する記入情報を生成する電子ペンと、
前記コード化パターンが印刷されたノートと、
各ページが教材の所定のページと関連する補助教材と、
表示手段を有する端末装置と、
授業用のディスプレイに前記教材のページを表示させる制御を行うコンピュータ装置と
を備える電子ペン入力システムの前記端末装置により実行されるプログラムであって、
前記コンピュータ装置は、
前記記入情報に関連付けて記憶すべき前記教材のページを指示する制御信号を送信する送信手段を備え、
前記プログラムは、
電子化された前記教材のページを前記表示手段に表示させる表示制御手段、
前記コンピュータ装置から前記制御信号を受信する制御信号受信手段、
前記電子ペンから前記記入情報を受信する記入情報受信手段、
前記記入情報が前記ノートへの入力を示す場合、当該記入情報を、前記制御信号が指定する前記教材のページと関連付けて記憶手段に記憶させる保存指示手段
として前記端末装置を機能させ、
前記補助教材のページには、前記コード化パターンが印刷されたノート表示操作エリアが設けられ、
前記記憶手段は、前記ノート表示操作エリアと、当該ノート表示操作エリアが設けられたページと関連する前記教材のページとを関連付けて記憶し、
前記表示制御手段は、前記記入情報が前記ノート表示操作エリアへの入力を示す場合、当該ノート表示操作エリアと関連付けられた前記教材のページへの入力を示す前記記憶手段に記憶された記入情報を特定し、当該記入情報に対応する前記手書きストロークが記入された前記ノートのページを、当該記入情報に基づき前記表示手段に表示させることを特徴とするプログラム。 - 前記補助教材のページには、前記コード化パターンが印刷された教材表示操作エリアが設けられ、
前記記憶手段は、前記教材表示操作エリアと、当該教材表示操作エリアが設けられたページと関連する前記教材のページとを関連付けて記憶し、
前記表示制御手段は、前記記入情報が前記教材表示操作エリアへの入力を示す場合、当該教材表示操作エリアと関連付けられた前記教材のページを前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項9または10に記載のプログラム。 - 前記電子ペン入力システムは、授業用のディスプレイに前記教材のページを表示させる制御を行うコンピュータ装置を備え、
前記コンピュータ装置は、表示すべき前記教材のページを指示する制御信号を送信する送信手段を備え、
前記プログラムは、
前記コンピュータ装置から前記制御信号を受信する制御信号受信手段として前記端末装置を機能させ、
前記表示制御手段は、前記制御信号が指定する前記教材のページを前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項9に記載のプログラム。 - 前記表示手段に表示させる前記教材のページを変更する入力を検知する入力手段として前記端末装置を機能させ、
表示制御手段は、前記制御信号を受信した後では、前記入力手段が前記入力を検知した場合であっても、前記表示手段に表示させる前記教材のページを変更しないことを特徴とする請求項12に記載のプログラム。 - 前記表示手段に表示させる前記教材のページを変更する入力を検知する入力手段として前記端末装置を機能させ、
表示制御手段は、
前記制御信号を受信した場合、当該制御信号が指定する前記教材のページを前記表示手段に表示させ、かつ、前記制御信号を受信した後、前記入力手段が前記入力を検知した場合には、当該入力に基づき前記表示手段に表示させる前記教材のページを変更することを特徴とする請求項10に記載のプログラム。 - 前記電子ペン入力システムは、
授業用のディスプレイに前記教材のページを表示する制御を行うコンピュータ装置を備え、
前記補助教材のページには、問題と、前記問題に対する書込みが可能な前記コード化パターンが印刷された書込みエリアとが設けられ、
前記プログラムは、
前記記入情報が前記書込みエリアへの入力を示す場合、当該記入情報を前記コンピュータ装置に送信する記入情報送信手段として前記端末装置を機能させることを特徴とする請求項9乃至14のいずれか一項に記載のプログラム。
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