JP6244647B2 - コンピュータ装置及びプログラム - Google Patents

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本発明は、電子教材を用いた表示技術に関する。
従来から、記入した情報を電子化する電子ペンが開発されており、その代表的なものとしてスウェーデンのAnoto社が開発した「アノトペン(Anoto pen)」が知られている。例えば、特許文献1に記載されているように、アノトペンは、用紙に印刷された所定のドットパターンを読み取って記入情報を生成し、当該記入情報をコンピュータ装置に送信する。
また、特許文献2には、電子教科書及び電子ノートを同時に表示させることが可能な情報端末が開示されている。また、特許文献3には、端末装置のディスプレイに表示される電子教科書の頁と、冊子状のノートの頁とを関連付ける技術が開示されている。
特許第3842283号公報 特開2002−229427号公報 特開2012−248009号公報
電子教材及び電子ノートを同時に表示させる場合、電子ノートへの記入内容を、当該記入内容に関連する電子教材の頁ごとに適切に関連付けて表示できると便宜である。そこで、本発明は、電子教材及び電子ノートを同時に表示させる場合に、電子ノートへの記入内容を、当該記入内容に関連する電子教材の頁と適切に関連付けることが可能なコンピュータ装置及びプログラムを提供することを主な目的とする。
本発明に係るコンピュータ装置は、電子教材を画面上における第1エリアに表示させると共に、前記第1エリアに表示される電子教材の頁ごとに複数のレイヤを有する電子ノートを画面上における第2エリアに表示させる表示制御手段と、前記第1又は第2エリアに記入されたストロークの情報を、前記第1エリアに表示された前記電子教材の頁及び前記第2エリアに最前面で表示されたレイヤに関連付けて記憶する記憶制御手段と、前記ストロークを再生する再生手段と、を有し、前記記憶制御手段は、入力手段により入力された音声の録音データを、前記第1エリアに表示中の電子教材の頁と関連付けて記憶し、前記再生手段は、前記第1エリアに表示中の電子教材の頁に関連付けられた録音データが存在するときには、当該録音データと、前記第1又は第2エリアに描画する前記ストロークとを、時間を基準として再生し、前記第1エリアに表示中の電子教材の頁に関連付けられた録音データが存在しないときには、前記第1又は第2エリアに描画する前記ストロークを、ストローク単位で再生する。
上記のコンピュータ装置は、表示制御手段と、記憶制御手段と、再生手段とを有する。表示制御手段は、電子教材を画面上における第1エリアに表示させると共に、第1エリアに表示される電子教材の頁ごとに複数のレイヤを有する電子ノートを画面上における第2エリアに表示させる。記憶制御手段は、第1又は第2エリアに記入されたストロークの情報を、第1エリアに表示された電子教材の頁及び第2エリアに最前面で表示されたレイヤに関連付けて記憶する。この態様により、コンピュータ装置は、第1エリアに表示される電子教材の頁に関連する記入内容を、電子ノートのレイヤごとに分けて好適に記憶することができる。なお、「電子教材」は、教材を電子化したものであり、例えば電子教科書である。また、「電子ノート」は、コンピュータにより表示されるノートである。
また、前記記憶制御手段は、入力手段により入力された音声の録音データを、前記第1エリアに表示中の電子教材の頁と関連付けて記憶し、前記再生手段は、前記第1エリアに表示中の電子教材の頁に関連付けられた録音データが存在するときには、当該録音データと、前記第1又は第2エリアに描画するストロークとを、時間を基準として再生し、前記第1エリアに表示中の電子教材の頁に関連付けられた録音データが存在しないときには、前記第1又は第2エリアに描画するストロークを、ストローク単位で再生する。この態様により、コンピュータ装置は、録音した音声や電子ノートに記入されたストロークをユーザの意図に即して好適に再生することができる。
上記コンピュータ装置の一態様では、前記表示制御手段は、前記第2エリアを、前記第1エリアを囲む位置を含むように設ける。この態様により、コンピュータ装置は、電子教材の任意の箇所に対するメモを、電子ノート上でユーザに好適に記入させることができる。
上記コンピュータ装置の他の一態様では、前記表示制御手段は、前記複数のレイヤの各々に対応するタブを選択可能に表示し、選択されたタブに対応するレイヤを前記第2エリアの最前面に表示させる。この態様により、コンピュータ装置は、ユーザが意図する電子ノートのレイヤを最前面に表示させることができる。
上記コンピュータ装置の他の一態様では、前記表示制御手段は、前記第2エリアの最前面のレイヤ以外のレイヤに記入された前記ストロークを非表示にする。この態様により、コンピュータ装置は、同一の電子教材の頁に関連する内容を、電子ノートのレイヤごとにユーザに好適に視認させることができる。
上記コンピュータ装置の他の一態様では、前記表示制御手段は、前記第2エリアの最前面のレイヤ以外のレイヤに記入された前記ストロークを透過して表示する。この態様により、コンピュータ装置は、同一の電子教材の頁に関連する内容であって異なるレイヤに記入された内容を、ユーザに好適に視認させることができる。
上記コンピュータ装置の他の一態様では、前記記憶制御手段は、前記第1エリアに記入された前記ストロークの情報を、当該ストロークの記入時に前記第1エリアに表示された前記電子教材の頁及び前記第2エリアに最前面で表示された電子ノートのレイヤに関連付けて記憶し、前記表示制御手段は、前記第1エリアに記入された前記ストロークを、当該ストロークを示す情報に関連付けられた電子教材の頁が表示中であって、当該ストロークを示す情報に関連付けられたレイヤが最前面に表示されているときに、前記第1エリア上に表示させる。この態様により、コンピュータ装置は、電子教材への記入内容を、電子教科書の頁及び電子ノートのレイヤごとに記憶し表示することができる。
上記コンピュータ装置の他の一態様では、前記再生手段は、前記録音データの再生の開始時点を、前記第1エリアに表示中の電子教材の頁を基準として決定する。これにより、コンピュータ装置は、表示中の電子教材の頁に関連する部分から録音データの再生を開始することができる。
上記コンピュータ装置の他の一態様では、前記再生手段は、前記時間を基準として再生する場合、前記録音データの再生と前記ストロークの再生とを同期させる処理を行う。この態様により、コンピュータ装置は、録音した音声と電子ノートに記入されたストロークとを、タイムラグを発生させることなく好適に再生することができる。
上記コンピュータ装置の他の一態様では、前記表示制御手段は、前記第1エリアに電子教材の見開き頁を表示させる。この態様によっても、コンピュータ装置は、第1エリアに表示される電子教材の見開き頁に関連する記入内容を、電子ノートのレイヤごとに分けて好適に記憶することができる。
本発明に係るプログラムは、コンピュータ装置を、上記記載のいずれか一つのコンピュータ装置の各手段として機能させるためのプログラムである。これらのプログラムをコンピュータ装置にインストールして機能させることで、本発明に係るコンピュータ装置を構成させることができる。
本発明によれば、コンピュータ装置は、第1エリアに表示される電子教材の頁に関連する記入内容を、電子ノートのレイヤごとに分けて記憶し、かつ表示することができる。
実施形態に係る表示システムの構成を示す。 ドットパターンにおけるドットの配置と変換される値との関係を示す説明図である。 (a)は、ドットパターンを模式的に示し、(b)は、それに対応する情報の例を示す図である。 電子ペンの構造を示す概略図である。 ディスプレイの概略構成を示す。 端末装置の概略構成を示す。 電子ペンによる記入が行われた際のディスプレイの表示例である。 図7の状態から第2レイヤのタブが選択された後のディスプレイの表示例である。 録音データの録音時間帯と、録音時に表示されていた電子教科書の頁との関係を示すグラフである。 変形例に係るディスプレイの表示例を示す。 変形例において電子教科書第32頁及び電子ノートの第2レイヤを表示したディスプレイの表示例を示す。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態である実施形態について順に説明する。
[表示システムの構成]
図1は、本実施形態に係る表示システムの構成を示す。図1に示すように、表示システムは、ユーザが使用する電子ペン1と、電子ペン1から記入情報を受信して処理する端末装置(コンピュータ装置)3とを備える。
図1に示すように、端末装置3は、電子教科書及び電子教科書を囲む電子ノートをディスプレイ4に表示させると共に、電子ペン1から受信した記入情報に基づき、ディスプレイ4に対して電子ペン1により記入された筆跡を再現したストロークを表示させる。ディスプレイ4には、図5で後述するように、電子ペン1に記入情報を生成させるためのドットパターンが形成されたドットパターン形成層(ドットパターンオーバーレイヤ:DOL)40と、指などによる入力を検知するタッチパネル44とが形成されている。また、端末装置3は、ディスプレイ4上での電子ペン1又は指による操作に基づき、音声の録音処理、音声及びストロークの再生処理などを行う。
[表示画面]
まず、図1に示す端末装置3のディスプレイ4の表示について説明する。図1に示すディスプレイ4の表示画面は、電子教科書表示エリアAr1と、電子ノート表示エリアAr2と、記入関連ボタン51〜58と、録音ボタン60と、再生関連ボタン61〜67とを有する。
電子教科書表示エリアAr1は、電子教科書の頁(図1では第32頁)を表示するためのエリアである。また、電子ノート表示エリアAr2は、電子教科書表示エリアAr1を囲む位置を含むように設けられ、電子ノートを表示するためのエリアである。電子ノートは、各電子教科書の頁ごとに3層のレイヤを有し、電子ノートの各レイヤは、当該レイヤを最前面に表示させるためのタブTb1〜Tb3(Tb)を有する。電子ノート表示エリアAr2の詳細については、[表示機能]のセクションで説明する。
以後では、タブTb1が設けられたレイヤを「第1レイヤ」、タブTb2が設けられたレイヤを「第2レイヤ」、タブTb3が設けられたレイヤを「第3レイヤ」とも呼ぶ。なお、電子教科書表示エリアAr1は、本発明における「第1エリア」の一例であり、電子ノート表示エリアAr2は、本発明における「第2エリア」の一例である。
次に、記入関連ボタン51〜58について説明する。自由曲線描画ボタン51は、自由曲線によりストロークを描くことを指定する機能を有し、直線描画ボタン52は、直線によりストロークを描くことを指定する機能を有する。黒描画ボタン53は、描画するストロークの色を黒色に指定する機能を有し、赤描画ボタン54は、描画するストロークの色を赤色に指定する機能を有し、青描画ボタン55は、描画するストロークの色を青色に指定する機能を有する。消去ボタン56は、描画したストロークを指定したストロークごとに消去する機能を有し、一括消去ボタン57は、描画したストロークを全て消去する機能を有する。拡大ボタン58は、画面におけるドラッグ領域を拡大する機能を有する。
次に、再生関連ボタン61〜67について説明する。再生ボタン61は、電子教科書表示エリアAr1に表示された電子教科書の頁に対応する録音データと、その録音時に電子ノート等に記入されたストロークとの同時再生を指示する機能を有する。また、再生ボタン61は、電子教科書表示エリアAr1に表示された電子教科書の頁に対応する録音データが存在しない場合には、当該電子教科書の頁の表示中に電子ペン1により電子教科書表示エリアAr1及び電子ノート表示エリアAr2上に記入されたストロークの再生を指示する機能を有する。一時停止ボタン62は、再生中の録音データやストロークの再生を一時停止する機能を有する。停止ボタン63は、再生中の音声データやストロークの再生を停止する機能を有する。所定時間戻るボタン64は、再生中の音声データ及びストロークの再生の対象となる時点(再生対象時点)を所定時間だけ戻す機能を有する。また、所定時間戻るボタン64は、ストロークのみが再生対象の場合には、表示されたストロークのうち、記入順が遅い所定個数分のストロークの表示を消去する機能を有する。さらに、巻き戻し再生ボタン65は、通常の再生速度の所定倍の再生速度により巻き戻し再生することを指示する機能を有する。早送り再生ボタン66は通常の再生速度の所定倍の再生速度により早送り再生することを指示する機能を有する。所定時間進むボタン67は、再生対象時点を所定時間だけ進める機能を有する。また、所定時間進むボタン67は、ストロークのみが再生対象の場合には、未表示のストロークのうち、記入順が早い所定個数分のストロークを表示させる機能を有する。
[ドットパターン]
次に、図2と図3を参照しながら、DOL40に形成されたアノト方式のドットパターン(コード化パターン)について説明する。図2は、DOL40に形成されたドットパターンのドットと、そのドットが変換される値との関係を説明する図である。図2に示すように、ドットパターンの各ドットは、その位置によって所定の値に対応付けられている。すなわち、ドットの位置を格子の基準位置(縦線及び横線の交差点)から上下左右のどの方向にシフトするかによって、各ドットは、0〜3の値に対応付けられている。また、各ドットの値は、さらに、X座標用の第1ビット値及びY座標用の第2ビット値に変換できる。このようにして対応付けられた情報の組み合わせにより、DOL40上の位置座標が決定されるように構成されている。従って、DOL40には、それぞれ、座標領域が重ならないようドットパターンが形成される。
図3(a)は、あるドットパターンの配列を示している。図3(a)に示すように、縦横約2mmの範囲内に6×6個のドットが、DOL40上のどの部分から6×6ドットを取っても、ユニークなパターンとなるように配置されている。これら36個のドットにより形成されるドットパターンは位置座標(例えば、そのドットパターンがDOL40上のどの位置にあるのか)を保持している。図3(b)は、図3(a)に示す各ドットを、格子の基準位置からのシフト方向によって、図2に示す規則性に基づいて、対応づけられた値に変換したものである。この変換は、ドットパターンの画像を撮影する電子ペン1によって行われる。
[電子ペン]
次に、電子ペン1について図4を用いて説明する。図4は、電子ペン1の構造を示す概略図である。図4に示すように、電子ペン1は、その筐体101の内部に、ペン部104、LED105、CMOSカメラ106、圧力センサ107、CPU等により構成されるプロセッサ108、ROMやRAMといったメモリ109、リアルタイムクロック110、アンテナ等により構成される通信ユニット111及びバッテリー112を備える。ペン部104の先端は、ペン先部103となっており、ユーザは、電子ペン1のペン先部103をディスプレイ4上のDOL40に当接させて、ストローク(手書きストローク)を記入する。ここで、電子ペン1のペン先部103がDOL40に最初に接触することをペンダウンと呼び、接触している(当接している)状態からペン先部103が離れることをペンアップと呼ぶ。電子ペン1のペンダウンからペンアップまでの間に記入される軌跡が1つのストロークとなり、文字や図形等は、1つ又は複数個のストロークからなる。
バッテリー112は、電子ペン1内の各部品に電力を供給するためのものであり、例えば電子ペン1のキャップ(図示せず)の脱着により電子ペン1自体の電源のオン/オフを行うよう構成させてもよい。リアルタイムクロック110は、現在時刻(タイムスタンプ)を示す時刻情報を発信し、プロセッサ108に供給する。圧力センサ107は、ユーザが電子ペン1によりディスプレイ4上のDOL40に文字やマークを書いたりタップしたりする際にペン先部103からペン部104を通じて与えられる圧力、即ち筆圧を検出し、その値をプロセッサ108へ伝送する。
プロセッサ108は、圧力センサ107から与えられる筆圧データに基づいて、LED105及びCMOSカメラ106のスイッチのオン/オフを切替える。即ち、ユーザが電子ペン1でディスプレイ4上のDOL40に文字などを書くと、ペン先部103に筆圧がかかり、圧力センサ107によって所定値以上の筆圧が検出されたときに、プロセッサ108は、ユーザが記入を開始したと判定して、LED105及びCMOSカメラ106を作動させる。そして、通信ユニット111が、圧力センサ107により検出されたペンダウン情報と、後述する電子ペン1の識別情報(以後、「ペンID」と呼ぶ。)とを関連付けて、記入情報として端末装置3へ送信する。また、ユーザが1つのストロークを記入し終えて電子ペン1をDOL40等から離すと、圧力センサ107は、所定値以上の筆圧が検出されなくなることでペンアップを検出する。すると、通信ユニット111が、圧力センサ107により検出されたペンアップ情報とペンIDとを関連付けて、記入情報として端末装置3へ送信する。
LED105とCMOSカメラ106は、電子ペン1のペン先部103付近に取り付けられており、筐体101におけるLED105及びCMOSカメラ106と対向する部分には、開口部102が形成されている。LED105は、DOL40上のペン先部103近傍に向けて赤外線を照明する。その領域は、ペン先部103がDOL40等に接触する位置とはわずかにずれている。CMOSカメラ106には、赤外線を透過し赤外線以外を遮断する赤外線フィルタが設けられており、CMOSカメラ106は、LED105によって照明された領域内におけるドットパターンを撮影し、そのドットパターンの画像データをプロセッサ108に供給する。
ここで、DOL40に形成されたドットのインク素材は、後述するように赤外線を反射するため、LED105によって照射された赤外線は、ドットによって反射される。そのため、ドットの部分は、赤外線の反射量が比較的多く、ドット以外の部分は赤外線の反射量が比較的少ない。CMOSカメラ106の撮影により、赤外線の反射量の違いから閾値を設けることによって、ドットの領域とそれ以外の領域を区別することができる。なお、赤外線吸収性のインクによりドットパターンが印刷された場合、ドットの部分は、赤外線の反射量が比較的少なく、ドット以外の部分は赤外線の反射量が比較的多い。従って、電子ペン1は、赤外線吸収性のインクによりドットパターンが印刷された用紙を記入対象とする場合であっても、CMOSカメラ106の撮影により、赤外線の反射量の違いから閾値を設けることによって、ドットの領域とそれ以外の領域を区別することができる。また、CMOSカメラ106による撮影領域は、図3(a)に示すような約2mm×約2mmの大きさを含む範囲であり、CMOSカメラ106の撮影は毎秒50〜100回程度の定間隔で行われる。また、CMOSカメラ106は、ドットを鮮明に撮影するため、十分な被写界深度を有している。
プロセッサ108は、ユーザの記入が行われる間、CMOSカメラ106によって供給される画像データのドットパターンから、ユーザが記入するストローク(筆跡)のDOL40等におけるX、Y座標(以後、単に「座標データ」または「座標情報」とも呼ぶ。)を連続的に演算していく。すなわち、プロセッサ108は、CMOSカメラ106によって供給される、図3(a)に示されるようなドットパターンの画像データを図3(b)に示すデータ配列に変換し、さらに、X座標ビット値・Y座標ビット値に変換して、そのデータ配列から所定の演算方法によりX、Y座標データを演算する。なお、プロセッサ108は、ドットパターンに対向する電子ペン1の傾きに起因するドットの配列を補正する回転補正処理機能を備えている。そして、プロセッサ108は、リアルタイムクロック110から発信される現在時刻(タイムスタンプ:記入された時刻情報)、筆圧データ及びX、Y座標データを関連付ける。以後、これらの関連付けたデータを、まとめて「座標属性情報」と呼ぶ。なお、DOL40における6×6のドットパターンは、DOL40内で重複することはないため、ユーザが電子ペン1で文字等を記入すると、記入された位置がDOL40内のどの位置に当たるかを、プロセッサ108による座標演算により特定することができる。
メモリ109には、電子ペン1を識別するための「pen01」といったペンID、ペン製造者番号、ペンソフトウェアのバージョン等のプロパティ情報が記憶されている。そして、通信ユニット111は、ペンIDと、時刻情報(タイムスタンプ)と、筆圧データと、X、Y座標データとを関連付けて、記入情報として端末装置3へ送信する。通信ユニット111による端末装置3への送信は、Bluetooth(登録商標)などの無線送信によって、即時的かつ逐次的に行われる。ここで、電子ペン1のペンダウンからペンアップまでの間に生成されて端末装置3に送信された1個又は複数個の座標属性情報は、端末装置3によりストローク情報として記憶される。換言すると、1つのストロークは、1個又は複数個のX、Y座標(座標点)からなり、端末装置3は、ペンダウン情報及びペンアップ情報によって、1つのストロークを構成する1個又は複数個の座標属性情報を認識する。このように、ユーザの一つのストロークの記入により、電子ペン1によって生成される座標属性情報の集合を「ストローク情報」と呼ぶ。また、ペン先部103は、プラスチックやステンレスなどの素材により形成される。ペン先部103は、インクを有さず、筆圧をペン部104を介して圧力センサ107に伝達する。
なお、電子ペン1は、無線送信によって端末装置3へ記入情報を送信したが、これに限らず、端末装置3と有線により接続し、有線送信によって端末装置3へ記入情報を送信してもよい。また、電子ペン1は、ペン部104に代えて、インキが充填されたインクカートリッジを備えてもよい。この場合、電子ペン1の記入によるペン先から出力されたインキがDOL40に付いた場合は、布等で拭き取ればよい。
また、好適には、電子ペン1は、CMOSカメラ106がドットパターンを認識した際、ドットパターンが赤外線反射材で構成されているか、又は赤外線吸収材で構成されているか判断し、当該判断に基づきドットパターンの読み取りプログラムを切り替えてもよい。具体的には、電子ペン1は、まず、CMOSカメラ106が撮影した画像に対して所定の閾値を用いて2値化処理を行い、当該2値化処理された画像より赤外線反射領域及び赤外線吸収領域を判別し、赤外線反射領域の面積と赤外線吸収領域の面積との大小関係を比較する。そして、電子ペン1は、赤外線反射領域よりも赤外線吸収領域が大きい場合には、2値化処理された画像に対してネガポジ反転処理を行い、ネガポジ反転処理を行った場合にはネガポジ反転処理された画像に基づいてドットパターンを認識し、ネガポジ反転処理を行わなかった場合には2値化処理された画像に基づいてドットパターンを認識する。これにより、赤外線吸収性のインクにより印刷されたドットパターン及び赤外線反射性のインキにより印刷されたドットパターンの両方を適切に認識することが可能となる。
[端末装置]
次に、端末装置3について説明する。以下では、端末装置3のディスプレイ4の構成について説明した後、端末装置3の全体構成について説明する。
(1)ディスプレイの構成
図5は、ディスプレイ4の構成を示す。図5に示すように、ディスプレイ4は、多層構造を有し、上層から順に、DOL40と、タッチパネル44と、ディスプレイパネル45と、を備える。なお、ディスプレイ4の大きさは、20インチ以上が好ましい。
DOL40は、ディスプレイ4の最上層に配置される。DOL40は、ポリエチレンテレフタラートなどの透明樹脂基板である基材フィルム43に、電子ペン1により読み取ることができるよう赤外線を反射する素材(酸化チタン、コレステリック液晶、赤外線反射性顔料など)を含んだインクによりドットパターン(コード化パターン)42が印刷され、さらに透明なEB硬化樹脂などの保護層41で保護された層構成を有している。ここで、ドットパターン42を、赤外線を反射する素材で印刷しているのは、DOL40の下層にあるディスプレイパネル45から様々な色の可視光が放射されても、電子ペン1によってコントラストよくドットパターン42を認識させるのに、望ましいからである。
DOL40の裏面には、タッチパネル44が接着されている。タッチパネル44は、DOL40上での指の押下による静電容量の変化を捉えて位置を検出する静電容量方式のタッチパネルである。なお、電子ペン1のペン先部103は、プラスチック又はステンレスなどの素材であり、DOL40上での電子ペン1の接触又は押下によっては、タッチパネル44の静電容量は変化しない。従って、タッチパネル44は、電子ペン1によるDOL40上での接触及び押下を検出しない。
なお、本発明が適用可能なディスプレイ4の構成は、図5の構成に限定されない。これに代えて、ディスプレイ4は、ドットパターン42と基材フィルム43との間、あるいは基材フィルム43とタッチパネル44との間に赤外線反射層が設けられ、さらにドットパターン42が赤外線を吸収するカーボンを含んだインクにより印刷される構成であってもよい。
(2)端末装置の全体構成
次に、端末装置3の全体構成について図6を参照して説明する。端末装置3は、ハードウェアとして、電子ペン1とのデータ通信が可能なアンテナ装置、CPU等のプロセッサ、ROMやRAMといったメモリ、マウスやキーボード、マイク等で構成される。端末装置3は、例えば、ディスプレイ4を表示部として備えるiPad(登録商標)などのタブレットPCやPDA(Personal Data Assistance)等である。端末装置3は、図6に示すように、機能的には、タッチパネル44及びマイク46などの入力手段31、通信手段32、処理手段34、記憶手段35、ディスプレイパネル45などの表示手段36、スピーカなどから構成される音声出力手段37を備える。そして、端末装置3は、電子ペン1から受信した記入情報、及びタッチパネル44から受信した入力情報(「タッチパネル入力情報」とも呼ぶ。)に基づいて所定の処理を行うものである。
通信手段32は、アンテナ受信回路等により構成され、電子ペン1から記入情報を受信し、処理手段34に伝送する。また、端末装置3は、DOL40に形成されたドットパターン42にかかる座標系(「DOL座標系」とも呼ぶ。)をディスプレイパネル45にかかる座標系(「ディスプレイ座標系」とも呼ぶ。)に変換するための第1座標変換関数、及び、タッチパネル44にかかる座標系(「タッチパネル座標系」とも呼ぶ。)をディスプレイ座標系に変換するための第2座標変換関数をそれぞれ求めるキャリブレーション処理機能を有している。さらに、端末装置3は、そのキャリブレーション処理により求められた第1座標変換関数を用いて、DOL座標系のデータを受信したときに、ディスプレイ座標系のデータに変換し、ストロークを描画したり、所定の処理を行ったりする機能、及び、第2座標変換関数を用いて、タッチパネル座標系のデータを受信したときに、ディスプレイ座標系のデータに変換し、ボタン(アイコン)の選択等の所定の処理を行う機能を有している。
処理手段34は、CPU等のプロセッサによって構成され、端末装置3の全体の制御を行う。また、処理手段34は、上記キャリブレーション処理機能により求めた第1座標変換関数及び第2座標変換関数を記憶手段35に記憶する。そして、処理手段34は、以下に述べる表示制御手段341と、記憶制御手段342と、再生手段343とを有する。
表示制御手段341は、端末装置3が電子ペン1から記入情報を受信すると、後述する座標定義情報を参照し、当該記入情報が示す座標データがDOL座標系の座標領域であることを認識する。そして、表示制御手段341は、受信した記入情報に含まれる座標データを、第1座標変換関数を用いて、ディスプレイ座標系のデータに変換する。そして、表示制御手段341は、変換後の座標データ等に基づくストロークをディスプレイパネル45に表示させたり、ストロークの該当する位置にボタン等が表示されていた場合には、当該ボタンの選択等の処理を行ったりする。
また、表示制御手段341は、端末装置3がタッチパネル44からタッチパネル入力情報を受信すると、タッチパネル入力情報に含まれるタッチパネル座標系の座標データを、第2座標変換関数を用いて、ディスプレイ座標系のデータに変換する。そして、処理手段34は、変換後の座標データにボタン等が表示されていた場合には、当該ボタンの選択等の処理を行う。
記憶制御手段342は、電子ノート表示エリアAr2への電子ペン1の記入操作により生成された記入情報を、当該記入時に表示されていた電子教科書の頁及び記入時に最前面で表示されていた電子ノートのレイヤと関連付けて記憶手段35に記憶させる。また、記憶制御手段342は、電子教科書表示エリアAr1への電子ペン1の記入操作により生成された記入情報を、当該記入時に表示されていた電子教科書の頁及び記入時に最前面で表示されていた電子ノートのレイヤと関連付けて記憶手段35に記憶させる。
また、記憶制御手段342は、録音ボタン60が選択されてから再び録音ボタン60が選択されるまでの時間帯(「録音時間帯」とも呼ぶ。)においてマイク46から入力された音声データを、録音データとして記憶手段35に記憶させる。このとき、記憶制御手段342は、音声データを、録音時間帯の各時刻を示す時刻情報、及び、当該各時刻で表示されていた電子教科書の頁と関連付けて、録音データとして記憶手段35に記憶させる。
再生手段343は、再生ボタン61が選択された場合に、電子教科書表示エリアAr1に表示中の電子教科書の頁に関連付けられた録音データ(「対象録音データVtag」とも呼ぶ。)の有無の判定し、対象録音データVtagが記憶手段35により記憶されている場合には、対象録音データVtagと対象録音データVtagの録音時間帯に記入されたストロークとの同時再生を行う。一方、再生手段343は、対象録音データVtagが存在しない場合には、電子教科書表示エリアAr1に表示された電子教科書の頁を表示中に電子ペン1によりディスプレイ4上に記入されたストロークの再生を行う。また、再生手段343は、他の再生関連ボタン62〜67を選択する入力を検知した場合、選択されたボタンに割り当てられた機能に従って再生の制御を行う。再生手段343の具体的な処理については、[再生機能]のセクションで詳しく説明する。
記憶手段35は、ROMやRAMといったメモリによって構成される。記憶手段35は、第1座標変換関数及び第2座標変換関数を記憶する。また、記憶手段35は、記憶制御手段342の処理命令に基づき、電子ペン1から受信した記入情報、マイク44により入力された音声データ、及びプログラムの実行により生成される所定のデータ等をそれぞれ記憶する。また、記憶手段35は、電子教科書の各頁を電子教科書表示エリアAr1に表示するための表示データを記憶する。また、記憶手段35は、DOL座標系の座標範囲などのドットパターンの座標範囲に関する座標定義情報を記憶する。
[表示機能]
次に、図1に示すディスプレイ4の画面が有する表示機能について詳しく説明する。
まず、電子ペン1による電子教科書表示エリアAr1及び電子ノート表示エリアAr2への記入時の処理について説明する。表示制御手段341は、電子ペン1により生成されて送信された記入情報に基づき、電子教科書表示エリアAr1及び電子ノート表示エリアAr2への電子ペン1の筆跡を再現したストロークを電子教科書表示エリアAr1及び電子ノート表示エリアAr2に描画する。この処理の具体例について、図7を参照して説明する。
図7は、電子教科書表示エリアAr1及び電子ノート表示エリアAr2へ電子ペン1による記入が行われた際のディスプレイ4の表示例である。図7の例では、表示制御手段341は、電子ペン1により生成されて送信された記入情報に基づき、電子ノート表示エリアAr2へのメモ書き「産業の空洞化」、「為替の変動」それぞれ示すストローク90a,91a、上述のメモ書きの各々に対する電子教科書内の該当箇所を囲んだストローク90b,91b、そしてメモ書きと電子教科書内の該当箇所とを結ぶストローク90c,91cを描画している。そして、この場合、記憶制御手段342は、電子教科書表示エリアAr1及び電子ノート表示エリアAr2への電子ペン1の記入操作により生成された記入情報を、表示中の電子教科書の頁(図7では第32頁)及び電子ノートのレイヤ(図7では第1レイヤ)と関連付けて記憶手段35に記憶させる。
また、図7では、表示制御手段341は、電子教科書の頁を表示した電子教科書表示エリアAr1を囲むように、電子ノート表示エリアAr2を設けている。これにより、表示制御手段341は、電子教科書の任意の箇所に対するメモを、電子教科書の上下左右の任意の位置にユーザに記入させることができる。図7の例では、表示制御手段341は、電子ペン1により生成されて送信された記入情報に基づき、電子教科書表示エリアAr1の左側に「産業の空洞化」の文字列を示すストローク90aを表示すると共に、電子ノート表示エリアAr2の右側に「為替の変動」の文字列を示すストローク91aを表示している。
次に、タブTb1〜Tb3の選択に基づく表示の切り替え処理について、引き続き図7を参照して説明する。
表示制御手段341は、電子教科書の頁ごとに、電子ノートの各レイヤに対応するタブTb1〜Tb3を表示させる。図7の例では、表示制御手段341は、タブTb1に対応する第1レイヤの電子ノートを電子ノート表示エリアAr2の最前面に表示させると共に、最前面に表示された第1レイヤ以外のレイヤに対応するタブTb2〜Tb3を選択可能に表示している。そして、表示制御手段341は、記入情報又はタッチパネル入力情報に基づき、タブTb1〜Tb3のいずれかが電子ペン1によるタップ操作又は指によるタッチ操作により選択されたことを検知した場合、選択されたタブTbに対応する電子ノートのレイヤを電子ノート表示エリアAr2の最前面に表示させる。この具体例について図8を参照して説明する。
図8は、図7の状態からタブTb2が選択された後のディスプレイ4の表示例である。図8の例では、表示制御手段341は、タブTb2が選択されたことを検知し、当該タブTb2に対応する電子ノートの第2レイヤを電子ノート表示エリアAr2の最前面に表示させている。この場合、表示制御手段341は、第1レイヤの表示時に電子教科書表示エリアAr1及び電子ノート表示エリアAr2に表示されていたストローク90a〜90c、91b〜91c等を非表示にしている。そして、表示制御手段341は、電子ノートの第2レイヤを最前面に表示後に電子ペン1から受信した記入情報に基づき、ストローク92a〜92cを電子教科書表示エリアAr1及び電子ノート表示エリアAr2上に表示する。この場合、記憶制御手段342は、ストローク92a〜92cの描画に用いる記入情報を、電子教科書表示エリアAr1に表示中の電子教科書の頁(即ち第32頁)及び電子ノート表示エリアAr2の最前面に表示中の電子ノートのレイヤ(即ち第2レイヤ)と関連付けて記憶手段35に記憶させる。なお、タブTb1が再び選択された場合、表示制御手段341は、図7に示すストローク90a〜90c、91a〜91cを電子教科書表示エリアAr1及び電子ノート表示エリアAr2上に再度表示させる。
次に、電子教科書表示エリアAr1に表示する電子教科書の頁の切り替え処理について、図1を参照して説明する。
表示制御手段341は、ユーザが電子教科書表示エリアAr1又は電子ノート表示エリアAr2に指をタッチしたまま左方向又は右方向に移動させた場合、タッチパネル入力情報に基づき、接触領域が左方向又は右方向に移動したことを検知し、電子教科書表示エリアAr1に表示する電子教科書の頁を変更する。図1の例では、表示制御手段341は、接触領域が右方向に移動したと検知したときには電子教科書表示エリアAr1に表示する電子教科書の頁を1つ前の第31頁に変更し、接触領域が左方向に移動したことを検知したときには電子教科書表示エリアAr1に表示する電子教科書の頁を次の第33頁に切り替える。このとき、表示制御手段341は、電子ノート表示エリアAr2に表示させる電子ノートの各レイヤを、変更後の電子教科書の頁に対応する電子ノートの各レイヤに切り替える。従って、この場合、表示制御手段341は、電子教科書の頁変更前の電子ノートの各レイヤに電子ペン1により記入したストロークを、電子教科書の頁の変更後の電子ノートの各レイヤには表示させない。これにより、表示制御手段341は、電子教科書の頁ごとに電子ノート表示エリアAr2への記入内容をそれぞれ表示させる。
[再生機能]
次に、再生ボタン61が選択された場合の再生機能について詳しく説明する。再生手段343は、再生ボタン61が選択されたことを検知した場合に、対象録音データVtagが記憶手段35に記憶されているか否か判定する。以下では、対象録音データVtagの有無により場合分けして説明する。
(1)対象録音データが存在する場合
まず、再生ボタン61の選択時に、電子教科書表示エリアAr1に表示された電子教科書の頁に関連付けられた対象録音データVtagが存在する場合について説明する。
この場合、再生手段343は、時間を基準として、対象録音データVtagと対象録音データVtagの録音時間帯に記入されたストロークとの同時再生を行う。言い換えると、再生手段343は、対象録音データVtagを音声出力手段37により出力して再生すると共に、記憶手段35に記憶された記入情報に含まれる時刻情報を参照し、対象録音データVtagの録音時間帯に電子ペン1により電子教科書表示エリアAr1上に記入されて生成された記入情報に基づくストロークを、電子教科書表示エリアAr1及び電子ノート表示エリアAr2上で再生表示する。この場合、再生手段343は、電子ノート表示エリアAr2上で最前面に表示させる電子ノートのレイヤを、再生表示するストロークの描画に必要な記入情報に関連付けられた電子ノートのレイヤに適宜切り替える。また、再生手段343は、他の再生に関するボタン62〜67が選択されたことを検知した場合、選択されたボタンが有する機能に従い、対象録音データVtag及びストロークの再生を制御する。
このとき、好適には、再生手段343は、対象録音データVtagの再生と、対象録音データVtagの録音時間帯に記入されたストロークの再生とを同期させる処理を行うとよい。例えば、再生手段343は、記入情報に含まれる時刻情報が示す時刻と、当該記入情報の受信時に端末装置3が生成する時刻情報が示す時刻との時刻差を予め算出しておき、当該時刻差分だけ、対象録音データVtagの再生に対してストロークの再生のタイミングをずらす。他の例では、記憶制御手段342は、記入情報の受信時に端末装置3が生成した時刻情報を、受信した記入情報に関連づけて記憶し、再生手段343は、当該時刻情報を参照してストロークの再生を行う。これにより、再生手段343は、録音データにより再生される音声に対して、ストロークの再生がずれるのを好適に抑制することができる。
また、好適には、再生手段343は、対象録音データVtagの録音時間帯における再生開始時点を、電子教科書表示エリアAr1に表示中の電子教科書の頁に応じて決定する。これについて、図9を参照して説明する。
図9(A)は、対象録音データVtagの録音時間帯と、録音時に表示されていた電子教科書の頁との関係を示すグラフである。
まず、図9(A)の対象録音データVtagの生成処理について説明する。記憶制御手段342は、4月5日の15時に録音ボタン60が選択されたことを検知し、マイク46から入力された音声データを、時刻情報と、電子教科書表示エリアAr1に表示中の電子教科書の第31頁とを関連付けて録音データとして記憶する。また、記憶制御手段342は、15時10分から電子教科書の表示頁が変更されたことを検知し、音声データに関連付ける電子教科書の表示頁を第31頁から第32頁に変更する。そして、記憶制御手段342は、4月5日の15時半に録音ボタン60が再び選択されたことを検知し、録音データの記録処理を終了する。
そして、図9(A)の例において、再生手段343は、第31頁の電子教科書の表示中に再生ボタン61が選択されたことを検知した場合、矢印93Aに示すように、対象録音データVtagを録音時間帯の冒頭から再生させる。一方、再生手段343は、第32頁の電子教科書の表示中に再生ボタン61が選択されたことを検知した場合、矢印93Bに示すように、対象録音データVtagを15時10分の録音時から再生させる。このように、再生手段343は、電子教科書表示エリアAr1に表示中の電子教科書の頁を基準に対象録音データVtagを再生することで、表示中の電子教科書の頁に関連した部分を優先して音声再生することができる。
図9(B)は、同一の電子教科書の頁に関連付けられた対象録音データVtagが2つ存在する場合の各対象録音データVtagの録音時間帯と、録音時に表示されていた電子教科書の頁との関係を示すグラフである。図9(B)の例では、記憶制御手段342は、図9(A)の例に示した録音データを生成した一週間後の4月12日に、電子教科書第32頁及び第33頁に関連付けられた録音データを生成し、記憶手段35に各録音データを記憶している。その結果、各録音データの録音時間帯には、それぞれ、電子教科書第32頁に関連付けられた時間帯が存在する。
図9(B)の例では、再生手段343は、第32頁の電子教科書の表示中に再生ボタン61が選択されたことを検知した場合、まず、矢印93Cに示すように、4月5日の対象録音データVtagの第32頁の電子教科書に関連付けられた15時10分から15時半までの時間帯に該当する部分を再生する。その後、再生手段343は、矢印93Dに示すように、4月12日の録音データの電子教科書第32頁に関連付けられた15時8分から15時18分までの時間帯に該当する部分を再生する。
このように、同一の電子教科書の頁に関連付けられた対象録音データVtagが複数存在する場合、再生手段343は、対象録音データVtagに含まれる時刻情報に基づき、録音順に各録音データの該当部分を連続して再生する。これにより、再生手段343は、電子教科書表示エリアAr1に表示された電子教科書の頁を基準に録音データを好適に再生することができる。
(2)対象録音データが存在しない場合
再生手段343は、再生ボタン61が選択されたことを検知したときに、電子教科書表示エリアAr1に表示された電子教科書の頁に関連付けられた対象録音データVtagが存在しない場合には、電子教科書表示エリアAr1に表示された電子教科書の頁を表示中に電子ペン1により記入されたストロークの再生をストローク単位で行う。
具体的には、この場合、まず、再生手段343は、電子教科書表示エリアAr1に表示された電子教科書の頁に関連付けられた記入情報を認識する。そして、再生手段343は、記入情報の時刻情報を参照し、記入順番が早いストロークから順に、予め定められた所定の時間間隔(「通常再生間隔」とも呼ぶ。)に従い再生表示する。また、この場合、再生手段343は、再生表示するストロークの描画に必要な記入情報に関連付けられた電子ノートのレイヤを、電子ノート表示エリアAr2上で最前面に表示させる。このように、再生手段343は、対象録音データVtagが存在しない場合に、電子教科書表示エリアAr1に表示された電子教科書の頁に関連するストロークをストローク単位で再生することで、ストロークを記入する間隔が疎らであっても、無駄な時間を省いて好適にストロークを再生することができる。
なお、再生手段343は、上述の例に代えて、対象録音データVtagが存在しない場合に、電子ノート表示エリアAr2に最前面で表示された電子ノートのレイヤに記入されたストロークのみを対象に再生を行ってもよい。この場合、再生手段343は、電子教科書表示エリアAr1に表示された電子教科書の頁及び電子ノート表示エリアAr2に最前面で表示された電子ノートのレイヤに関連付けられた記入情報を記憶手段35から抽出し、抽出した記入情報に基づきストロークの再生を行う。
また、再生手段343は、他の再生に関するボタン62〜67が選択されたことを検知した場合、選択されたボタンが有する機能に従い、ストロークの再生を制御する。例えば、再生手段343は、巻き戻し再生ボタン65が選択されたことを検知した場合には、通常再生間隔よりも短い間隔で、記入された順番が遅い順に、表示中のストロークを同時に1ストロークずつ非表示にする。他の例では、再生手段343は、所定時間進むボタン67が選択された場合、表示されていないストロークのうち、最も書き順が早い所定個数のストロークを同時に表示させる。
[表示システムによる作用効果]
本実施形態の表示システムによれば、端末装置3の表示制御手段341は、電子教科書の頁を電子教科書表示エリアAr1に表示させると共に、電子教科書の頁ごとの電子ノートの各レイヤを電子ノート表示エリアAr2に表示させる。そして、端末装置3の記憶制御手段342は、電子教科書表示エリアAr1及び電子ノート表示エリアAr2に電子ペン1により記入された記入情報を、電子教科書表示エリアAr1に表示された電子教科書の頁及び電子ノート表示エリアAr2に最前面で表示されたレイヤに関連付けて記憶する。これにより、端末装置3は、電子教科書表示エリアAr1に表示される電子教科書の頁に関連する記入内容を、電子ノートのレイヤごとに分けて記憶し、かつ表示させることができる。
さらに、表示制御手段341は、電子教科書の頁を表示した電子教科書表示エリアAr1を囲むように、電子ノート表示エリアAr2を設けている。これにより、表示制御手段341は、電子教科書の任意の箇所に対するメモを、電子教科書の上下左右の任意の位置にユーザに記入させることができる。
また、再生手段343は、再生ボタン61が選択された場合に、対象録音データVtagの有無の判定し、対象録音データVtagが記憶手段35により記憶されている場合には、対象録音データVtagと対象録音データVtagの録音時間帯に記入されたストロークとを、時間を基準にして同時再生する。一方、再生手段343は、対象録音データVtagが存在しない場合には、表示中の電子教科書の頁に関連付けられた電子ノートに描画されたストロークの再生をストローク単位で行う。これにより、端末装置3は、録音した音声や電子ノートに記入されたストロークをユーザの意図に即して好適に再生することができる。
[変形例]
次に、本実施形態の変形例について説明する。以下の変形例は、任意に組み合わせて上述の実施形態に適用してもよい。
(変形例1)
図1等の例では、表示制御手段341は、1頁分の電子教科書及び電子ノートを画面上に表示させた。これに代えて、表示制御手段341は、複数頁分の電子教科書及び電子ノートを画面上に表示させてもよい。
図10は、変形例に係るディスプレイ4の表示例を示す。図10の例では、表示制御手段341は、電子教科書表示エリアAr1内に電子教科書の見開き頁(第32頁、第33頁)を表示している。そして、表示制御手段341は、ディスプレイ4に指を接触させたまま左右に移動させる頁めくり操作を検知するごとに、電子教科書表示エリアAr1に表示させる電子教科書の頁を2頁分遷移させる。
このように、図10の例では、表示制御手段341は、電子教科書を見開き頁ごとにディスプレイ4に表示する。また、記憶制御手段342は、電子ノート表示エリアAr2への電子ペン1の記入操作により生成された記入情報を、当該記入時に表示されていた電子教科書の見開き頁及び記入時に最前面で表示されていた電子ノートのレイヤと関連付けて記憶手段35に記憶させる。また、記憶制御手段342は、電子教科書表示エリアAr1への電子ペン1の記入操作により生成された記入情報を、当該記入時に表示されていた電子教科書の見開き頁及び記入時に最前面で表示されていた電子ノートのレイヤと関連付けて記憶手段35に記憶させる。これにより、端末装置3は、電子教科書表示エリアAr1に表示される電子教科書の見開き頁に関連する記入内容を、電子ノートのレイヤごとに好適に記憶及び表示することができる。
(変形例2)
図8の表示例に代えて、表示制御手段341は、最前面に表示された電子ノートのレイヤの下層に位置するレイヤに記入されたストロークを目立たないように透過的に表示させてもよい。
図11は、本変形例において電子教科書第32頁及び電子ノートの第2レイヤを表示したディスプレイ4の表示例を示す。図11では、表示制御手段341は、電子ノート表示エリアAr2上で最前面に表示された第2レイヤの下層に位置する第1レイヤに記入されたストローク90a〜90c、91a〜91cを、電子ノート表示エリアAr2上に透過的に表示している。なお、図11では、便宜上、透過表示されるストローク90b〜90c、91b〜91cを破線により表示し、かつ、透過表示されるストローク90a、91aを薄く表示している。このように、本変形例では、表示制御手段341は、同一の電子教科書の頁に対応する異なるレイヤに記入されたストロークを目立たないように透過的に表示させることで、同一の電子教科書の頁に関する全ての記入内容を容易にユーザに把握させることができる。
なお、表示制御手段341は、ユーザの入力手段31への入力に基づき指定されたレイヤのストロークのみを透過表示させてもよい。この場合、表示制御手段341は、レイヤごとに透過させるか否かを指定させる入力を受け付けてもよい。また、表示制御手段341は、図8に示すように電子ノート表示エリアAr2に表示された電子ノートのレイヤ以外のレイヤに記入されたストロークを非表示にする態様と、図11に示すように電子ノート表示エリアAr2に表示された電子ノートのレイヤ以外のレイヤに記入されたストロークを表示する態様とを、ユーザの入力手段31への入力に基づき切り替えてもよい。
(変形例3)
ディスプレイ4の構造は、図5に示す構造に限定されない。例えば、ディスプレイ4は、DOL40を有しなくともよい。この場合、タッチパネル44は、抵抗膜方式タッチパネル、超音波方式タッチパネル、光学方式タッチパネルなどの種々の方式のタッチパネルであり、スタイラスによる接触を検知する。そして、この場合、端末装置3は、タッチパネル入力情報に基づき、電子ノート上に記入された筆跡を再現したストロークを描画する。
他の例では、ディスプレイ4は、タッチパネル44を有しなくともよい。この場合、端末装置3は、電子ペン1のタップ操作により生成されて送信された記入情報やマウスのクリック操作に基づき各種ボタンの選択を認識する。
(変形例4)
図1等の例では、表示制御手段341は、各電子教科書の頁につき3つのレイヤの電子ノートを切り替えて表示させた。しかし、本発明が適用可能な電子ノートのレイヤ数はこれに限定されず、2以上の任意の数であってもよい。また、表示制御手段341は、ユーザの入力手段31への入力に基づき、電子教科書の頁ごとに電子ノートのレイヤ数を増減させてもよい。
(変形例5)
第1実施形態において、電子ペン、ドットパターン(コード化パターン)、記入情報に、アノト方式を用いたが、アノト方式に限られなくともよい。また、ドットパターン(コード化パターン)も、位置座標を示すものに限られず、アイコンを識別するためのコード値や、関連付けエリアを識別するためのコード値を示すものであってもよい。
1…電子ペン
3…端末装置
4…ディスプレイ
31 入力手段
32…通信手段
34…処理手段
35…記憶手段
36…表示手段
37…音声出力手段
40…DOL
44…タッチパネル
45…ディスプレイパネル

Claims (10)

  1. 電子教材を画面上における第1エリアに表示させると共に、前記第1エリアに表示される電子教材の頁ごとに複数のレイヤを有する電子ノートを画面上における第2エリアに表示させる表示制御手段と、
    前記第1又は第2エリアに記入されたストロークの情報を、前記第1エリアに表示された前記電子教材の頁及び前記第2エリアに最前面で表示されたレイヤに関連付けて記憶する記憶制御手段と、
    前記ストロークを再生する再生手段と、を有し、
    前記記憶制御手段は、入力手段により入力された音声の録音データを、前記第1エリアに表示中の電子教材の頁と関連付けて記憶し、
    前記再生手段は、前記第1エリアに表示中の電子教材の頁に関連付けられた録音データが存在するときには、当該録音データと、前記第1又は第2エリアに描画する前記ストロークとを、時間を基準として再生し、前記第1エリアに表示中の電子教材の頁に関連付けられた録音データが存在しないときには、前記第1又は第2エリアに描画する前記ストロークを、ストローク単位で再生することを特徴とするコンピュータ装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記第2エリアを、前記第1エリアを囲む位置を含むように設けることを特徴とする請求項1に記載のコンピュータ装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記複数のレイヤの各々に対応するタブを選択可能に表示し、選択されたタブに対応するレイヤを前記第2エリアの最前面に表示させることを特徴とする請求項1または2に記載のコンピュータ装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記第2エリアの最前面のレイヤ以外のレイヤに記入された前記ストロークを非表示にすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のコンピュータ装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記第2エリアの最前面のレイヤ以外のレイヤに記入された前記ストロークを透過して表示することを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のコンピュータ装置。
  6. 前記記憶制御手段は、前記第1エリアに記入された前記ストロークの情報を、当該ストロークの記入時に前記第1エリアに表示された前記電子教材の頁及び前記第2エリアに最前面で表示された電子ノートのレイヤに関連付けて記憶し、
    前記表示制御手段は、前記第1エリアに記入された前記ストロークを、当該ストロークを示す情報に関連付けられた電子教材の頁が表示中であって、当該ストロークを示す情報に関連付けられたレイヤが最前面に表示されているときに、前記第1エリア上に表示させることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のコンピュータ装置。
  7. 前記再生手段は、前記録音データの再生の開始時点を、前記第1エリアに表示中の電子教材の頁を基準として決定することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のコンピュータ装置。
  8. 前記再生手段は、前記時間を基準として再生する場合、前記録音データの再生と前記ストロークの再生とを同期させる処理を行うことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のコンピュータ装置。
  9. 前記表示制御手段は、前記第1エリアに電子教材の見開き頁を表示させることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のコンピュータ装置。
  10. コンピュータ装置を、請求項1〜のいずれか一項に記載のコンピュータ装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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