JP5682213B2 - 画像読取装置およびプリンター - Google Patents

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Description

本発明は、画像読取装置、およびこの画像読取装置が取り付けられたプリンターに関する。
従来から、画像読取装置の一例としてスキャナーがある。スキャナーは、筐体(ケース)に取付けられた透明部材(例えばガラス板)の載置面(原稿台)に対象物例えば原稿用紙を載置して、ラインセンサーなどの画像読取手段を移動(スキャン)させることで、ガラス板を介して対象物の画像を読み取るように構成されている。
従って、対象物の画像を正しく読み取るためには、対象物が移動しないように、すなわち対象物が載置されたガラス板が移動しないようにガラス板をケースにしっかりと取付ける必要がある。このような取付け方法として、一般的に粘着テープ(両面粘着テープ)を用いてガラス板をケースに取付ける方法が採用されている。
しかしながら、粘着テープによってガラス板をケースに取付ける(固定する)作業においては、例えば、粘着テープを指定位置に貼り付けたり保護テープを剥離したりする煩雑な作業が必要である。また、ガラス板などが損傷した場合、粘着テープで貼り付けられたガラス板はケースから容易には剥がせないためにケースごと交換することがあり、トータルの製造コストが高くなるという問題もある。そこで、粘着テープを用いないでガラス板を取付ける技術が提案されている。例えば、特許文献1には、ガラス板を付勢手段(コイルバネなど)による付勢力を用いて載置面に沿う方向(水平方向)へ付勢させることによってケースに取付ける技術が開示されている。
特開平11−298685号公報
しかしながら、特許文献1に記載された取付け方法は、付勢手段と反対側に位置する支持部にガラス板を挿入して係合させるために、支持部との挿入方向に沿う係合量に応じた所定量、ガラス板を一旦付勢手段の付勢力に抗する方向(すなわち、反挿入方向)にスライドさせる必要がある。従って、付勢手段の付勢力を、ガラス板を取付ける作業者がガラス板を所定量スライドさせることができる程度の大きさに設定する必要がある。このため、ガラス板が支持部に挿入されて取付けられた状態において、そのガラス板に作用する付勢手段の付勢力をあまり大きくすることができないことになり、その結果、取付けられたガラス板に対する付勢力つまりガラス板の固定力が実用上不足してしまうという課題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その主な目的は、筐体への透明部材の取付けが容易であるとともに透明部材の固定力不足が抑制された画像読取装置およびプリンターを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の画像読取装置は、第1筐体と、前記第1筐体に設けられ、前記対象物が載置される載置面を有する透明部材と、前記透明部材を位置決めする位置決め部材と、前記第1筐体に組付けられ、前記位置決め部材を付勢する第2筐体と、前記第2筐体に設けられ、前記位置決め部材と係合する係合部材と、を有し、前記第2筐体を前記第1筐体に組付けることで、前記係合部材が前記位置決め部材を付勢して、前記透明部材を位置決め固定する
この構成によれば、位置決め部材は、第2筐体が第1筐体に組付けられるときに係合部材と係合することによって変位し、透明部材を載置面に沿う方向に強く付勢して位置決めするので、第2筐体が組付けられる前に、第1筐体において透明部材を付勢して位置決めしておく必要がない。従って、透明部材を第1筐体に容易に取付けることができる。また、第2筐体が組付けられる前において、位置決め部材に付勢力が発生していなくても、位置決め時においては、位置決め部材を変位させることによって大きな付勢力を発生させることが可能となる。この結果、透明部材の取付けが容易であるとともに固定力不足が抑制された画像読取装置を提供することができる。
本発明の画像読取装置において、前記位置決め部材は、前記第2筐体が前記第1筐体に組付けられる前は、前記透明部材を第1の付勢力でもって付勢するとともに、前記第2筐体が前記第1筐体に組付けられた後は、前記係合部材と係合することによる変位によって、前記透明部材を前記第1の付勢力よりも大きな第2の付勢力でもって付勢する。
この構成によれば、第2筐体が第1筐体に組付けられる前の状態においては、変位した位置決め部材の第1の付勢力でもって、透明部材が載置面に沿う方向において位置決めされた状態となる。その一方、第2筐体が第1筐体に組付けられた後の状態においては、係合部材と係合して変位した位置決め部材が第1の付勢力よりも大きな第2の付勢力でもって透明部材を載置面に沿う方向に付勢するので、透明部材を安定して位置決めすることができる。すなわち、位置決め部材は、第1筐体に第2筐体が組付けられることによって透明部材をさらに強く付勢して位置決めする。この結果、第2筐体が組付けられる前において、位置決め部材によって位置決めされた透明部材に対する付勢力(固定力)が弱い状態であっても、第2筐体の組付けによって透明部材を強く支持部材側に付勢することができる。従って、透明部材の筐体への取付けが容易であるとともに固定力不足が抑制された画像読取装置を提供することができる。
本発明の画像読取装置において、前記位置決め部材は、前記第1筐体側から前記第2筐体の組付け方向側へ突出するとともに、前記載置面に沿う方向への変位量に応じた付勢力を生ずるフック形状部位を有し、前記係合部材は、前記載置面に沿う方向と直交する方向に対して傾いた斜面形状部位を有し、前記位置決め部材は、前記第1筐体に対する前記第2筐体の組付けによって、前記フック形状部位が前記斜面形状部位に当接しながら前記載置面に沿う方向に変位することによって前記透明部材を付勢する。
この構成によれば、位置決め部材は、フック形状部位の変位量に応じた付勢力によって透明部材を付勢する。従って、第1筐体に第2筐体が組付けられることによってフック形状部位を変位させるので、この変位量に応じて透明部材をさらに強く付勢して位置決めすることができる。
本発明の画像読取装置において、前記透明部材は矩形形状を有し、前記位置決め部材は、前記矩形形状の隣り合う二辺を隣り合う相手側の辺に沿う方向に付勢するように設けられている。
この構成によれば、矩形形状を有する透明部材を、位置決め部材によって載置面に沿う方向において確実に位置決めすることができる。
本発明の画像読取装置において、前記位置決め部材は前記第1筐体と一体で形成されている。
この構成によれば、位置決め部材は第1筐体において設けられた位置のばらつきが抑制されるので、第1筐体に組付けられる第2筐体において設けられた係合部材との相対的な位置ずれが抑制される。従って、係合部材によって変位する位置決め部材の変位量のばらつきが抑制されるので、安定した付勢力で透明部材を付勢することができる。
上記目的を達成するために、本発明のプリンターは、上記構成の画像読取装置が取付けられた。
本発明の実施形態であるスキャナーの外観を示す斜視図。 実施形態のスキャナーにおけるガラス板の固定構造を示す斜視図。 スキャナーの上ケースにガラス板を仮固定した状態を示す斜視図。 上ケースに下ケースを取付けた状態を示す断面図。 (a)は上ケースにガラス板が仮固定された状態を示す断面図、(b)は上ケースに下ケースが組みつけられてガラス板が本固定された状態を示す断面図。 位置決め部材が上ケースと別体で形成された変形例で、(a)は上ケースにガラス板が仮固定された状態を示す断面図、(b)は上ケースに下ケースが組みつけられてガラス板が本固定された状態を示す断面図。
(第1実施形態)
以下、本発明を画像読取装置の一例であるスキャナーにおいて具体化した実施形態を図1から図5を参照して説明する。なお、以下の説明において用いる「前後方向」、「上下方向」及び「左右方向」については、特に説明をしない場合、各図において矢印で示す「前後方向、」「上下方向」及び「左右方向」をそれぞれ示すものとする。また、この場合における「上下方向」は鉛直方向に相当するとともに、「左右方向」はスキャナーを構成する画像読取手段(ラインセンサー)が移動する方向に相当し、「前後方向」はその画像読取手段(ラインセンサー)の読み取り幅方向に相当する。
図1に示すように、スキャナー11は、その外郭を形成する略矩形箱状の第1筐体としての上ケース12と、上ケース12に対して下方内側から組付けられた第2筐体としての下ケース13(図2参照)とを備えている。上ケース12には画像が読み取られる対象物の一例としての原稿用紙を載置する領域の形状に相当する矩形形状の開口部12aが設けられている。そして、この開口部12aに対して下側(重力方向側)から透明部材としてのガラス板18が取付けられている。ガラス板18は、開口部12aよりも大きな面積領域を有する略矩形形状を有し、開口部12aによって露出するガラス板18の上面領域が原稿用紙(対象物)の載置面となっている。そして、ガラス板18は載置面に沿う方向(つまり前後左右方向)に付勢された状態にて上ケース12と下ケース13との間に固定されている。なお、このガラス板18の固定構造については、後ほど詳しく説明する。
上ケース12と下ケース13とが組付けられた状態において、その上ケース12と下ケース13との間に形成された空間領域内には、光センサーやレンズなどを有する画像読取手段としてのラインセンサー15が前後方向に沿って所定の長さで延びるように配設されている。そして、このラインセンサー15は、ガラス板18上に載置された原稿用紙の画像を、ガラス板18を介して読み取るようになっている。すなわち、ラインセンサー15は、下ケース13に設けられた左右方向に延在するガイドレール30に沿って移動する駆動体14によって左右方向に移動され、原稿用紙における読み取り対象の画像範囲を走査する。この走査によってラインセンサー15が読み取った画像データは、駆動体14やラインセンサー15との間のインターフェイス回路などを有する回路基板16、およびこの回路基板16に接続された図示しない接続基板を介して、スキャナー11から出力されるようになっている。
なお、本実施形態のスキャナー11には、上ケース12の後ろ側に回転軸穴が設けられたヒンジ部12bが左右方向の両側に設けられている。このヒンジ部12bによって、スキャナー11は例えば図1において二点鎖線で示したプリンター100の上部に回転可能に取付けできるようになっている。そして、スキャナー11から出力された画像データをプリンター100に供給することによって、画像データを用紙などに印刷することができるようになっている。
次に、本実施形態のスキャナー11におけるガラス板18の固定構造について図2を参照して説明する。なお、図2は、説明のため上ケース12およびガラス板18を切断してそれらの一部(ここでは左側の部分)を取り除いた状態で示している。
図2に示すように、上ケース12には、矢印E1で示した後側の2つの領域において、フック形状を有する位置決め部材21が上ケース12と一体で形成されている。また、矢印E2で示した前側の領域には、左右方向における断面形状が凡そL字形状をなす支持部材22が同じく上ケース12と一体で形成されている。そして、下ケース13が上ケース12に組付けられることによって位置決め部材21がガラス板18を載置面に沿う方向(ここでは前方向)に付勢力F1でもって付勢するようになっている。この結果、ガラス板18は支持部材22側に押し付けられることによって前後方向において位置決めされる。
同様に、上ケース12には、矢印E3で示した左側の2つの領域において、矢印E1で示した領域に形成されたものとほぼ同じフック形状を有する位置決め部材23(図3参照)が、上ケース12と一体で形成されている。また、矢印E4で示した右側の領域には、矢印E2で示した領域に形成されたものとほぼ同じで前後方向における断面形状が凡そL字形状をなす支持部材24(図3参照)が同じく上ケース12と一体で形成されている。そして、下ケース13が上ケース12に組付けられることによって位置決め部材23がガラス板18を載置面に沿う方向(ここでは右方向)に付勢力F2でもって付勢するようになっている。この結果、ガラス板18は支持部材24側に押し付けられて左右方向において位置決めされる。こうして、ガラス板18は、矩形形状の開口部12aの隣り合う二辺において上ケース12に設けられた位置決め部材21,23によって、載置面に沿う方向となる前後方向と左右方向の両方向について、それぞれの付勢力F1,F2でもって支持部材22,24側へ押し付けられ、位置決めされて固定されるようになっている。
一方、上下方向については、上ケース12との間にガラス板18を挟み込んだ下ケース13が、下ケース13に設けられたボス係合部38と上ケース12に設けられた固定用ボス28(図3参照)とをねじなどによって固定されて上ケース12に組付けられることによって、ガラス板18が固定されるようになっている。すなわち、ガラス板18は、下ケース13の各辺において上下方向に壁状に形成されたリブ31,32,33が、下ケース13の上ケース12への組付けに伴ってガラス板18における矩形形状の各辺の端部近傍の下面に当接することによって、上ケース12側に押し付けられる。この結果、ガラス板18は上面(載置面)側が上ケース12によって、下面側が下ケース13のリブ31〜33によって挟まれ、上下方向において位置決め固定されるようになっている。なお、ガラス板18は左右方向が矩形形状の長手方向となっており、左右方向に延設されたリブ31,32は、長手方向と交差する短手方向(前後方向)に延設されたリブ33よりも長く形成されている。これによって、長手方向において撓みやすいガラス板18を確実に固定するようにしている。
さて、本実施形態のスキャナー11では、ガラス板18は、前後左右方向における移動および上下方向の移動が規制された状態で上ケース12に取り付けられた後に、図2に示した状態で上ケース12と下ケース13との間に位置決め固定されるようになっている。ここで、前者ではガラス板が上ケース12にしっかり固定されていないことから、前者を仮固定の状態と呼称する。一方、後者ではガラス板18がしっかり固定されることから、後者を本固定と呼称する。以下、これらの仮固定と本固定とについて、図3〜図5を参照して説明する。
まず、仮固定について説明する。図3に示すように、仮固定では、ガラス板18を位置決め部材21と支持部材22との間、および位置決め部材23と支持部材24との間、に挿入して取付ける。具体的には、支持部材22および支持部材24のL字形状と上ケース12との間に形成された上下方向の隙間に、ガラス板18の前側端部および右側端部をそれぞれ挿入する。その後、位置決め部材21および位置決め部材23をそれぞれ後側および左側に変位させながらガラス板18における位置決め部材21,23側を上ケース12側に押し込むことによって取付ける。
ガラス板18を上ケース12側に押し込んで取付ける際に、位置決め部材21および位置決め部材23は、それぞれ後側および左側に変位したときに発生する付勢力が小さくなるようにフック形状が形成されている。こうすることで、ガラス板18を容易に上ケース12側に押し込むことができるようになっている。
このように、ガラス板18が上ケース12に押し込まれて取付けられた仮固定の状態において、ガラス板18の上下方向の移動は、位置決め部材21,23のフック形状および支持部材22,24のL字形状によって規制されるようになっている。一方、ガラス板18の前後左右方向の移動は、本実施形態では、位置決め部材21,23のフック形状と、図3に示すように上ケース12に形成された位置決め壁部25とによって規制されるようになっている。位置決め壁部25は、図示するように上ケース12の前側に設けられた支持部材22の左右方向両側と、図示しないが上ケース12の右側に設けられた支持部材24の前後方向両側とに、それぞれ形成されている。従って、ガラス板18が位置決め部材21,23によって付勢されると、ガラス板18は、位置決め壁部25に当接してその前後左右方向の位置が決まるようになっている。
次に、本固定を説明する。本固定では、このようにガラス板18が仮固定された上ケース12に対して、上ケース12に設けられた固定用ボス28(図3参照)に、下ケース13に設けられたボス係合部38(図2参照)がねじ止めされることによって、下ケース13が組付けられる。本実施形態のスキャナー11では、前述するように、下ケース13が組付けられることによって、位置決め部材21,23が変位して付勢力F1,F2を発生させるようになっている。以下、この変位について、位置決め部材21を例示して説明する。なお、以下の説明は、位置決め部材23においても同様である。
図4に示すように、下ケース13は、上ケース12に対して例えば下側から上側に向かって組付けられる。この組付けによって、前述するように、ガラス板18はリブ31,32によって上ケース12に押し付けられ、上下方向が固定される。本実施形態では、ガラス板18は、この上下方向の固定に先立って、位置決め部材21によって前方向に付勢され、載置面に沿う方向(ここでは前後方向)が位置決めされるようになっている。具体的には、下ケース13に設けられた係合部材35によってそのフック形状が前方向に変位するように動作する。このフック形状の変位動作によって、位置決め部材21はガラス板18に対して付勢力F1を発生させるのである。
ここで、仮固定および本固定における位置決め部材21の変位動作、すなわちフック形状の変位動作について、フック形状を含めて図5(a)(b)を参照して詳しく説明する。なお、図5(a)(b)において左側は矢印E1で示した領域を拡大した図であり、右側は矢印E2で示した領域を拡大した図である。また、図5(a)は、仮固定における位置決め部材21の変位動作を示し、図5(b)は、本固定における位置決め部材21の変位動作を示している。
図5(a)に示すように、上ケース12と一体で形成された位置決め部材21は、上側から下側に向けて直線状に延設された板状部21bと、この板状部21bに連続するとともに所定の曲率半径で形成された湾曲部21aが設けられたフック形状部位20を有している。そしてフック形状部位20の先端部には、上側が前方向に突出するように傾いた斜面形状を有する突出部21eと、この突出部21eの斜面形状の終端部から後側に退いた位置に上下方向の面を有する係止部21sが設けられている。従って、突出部21eと係止部21sとの間には、前後方向において所定幅の段差が形成される。位置決め部材21,23は、このようにフック形状が形成されている。
なお、このようなフック形状部位20を含むフック形状を有する位置決め部材21は、前後方向における所定の変位量内(例えば本実施形態で説明する仮固定や本固定における変位量内)において弾性変形が可能となるように、材料や形状が設定されている。
まず仮固定においては、このフック形状部位20の先端部に設けられた突出部21eが前後方向においてガラス板18と係合して図中二点鎖線で示したように後側に変位する。ここで、変位前の状態の位置決め部材21を位置決め部材21Aとすると、仮固定において、位置決め部材21Aは二点鎖線で図示した位置決め部材21Bの状態に変位する。その後、ガラス板18が上ケース12に対して押し込まれて突出部21eとの係合が終了すると、変位した位置決め部材21Bは、ガラス板18が取付けられる前の位置決め部材21Aの状態に戻るようになっている。
本実施形態では、この位置決め部材21Aの状態では、フック形状部位20の係止部21sがガラス板18を付勢しない状態(付勢力F1=ゼロ)になっている。また、係止部21sと突出部21eとの間の段差(所定幅)と、突出部21eとガラス板18との前後方向の係合量とはほぼ同じ長さを有している。そして、突出部21eとガラス板18との前後方向の係合量は、ガラス板18が下方向に落ちない範囲で最小寸法となっている。換言すれば、係止部21sと突出部21eとの間の段差は、ガラス板18が下方向に落下しないように最小の所定幅が設定されている。このため、位置決め部材21は、位置決め部材21Aの状態から大きな付勢力を発生することなく位置決め部材21Bの状態へ変位できるようになっている。
このように仮固定された状態から、図5(b)に示したように、上ケース12に対して下ケース13(不図示)が組付けられることによって、ガラス板18が本固定される。すなわち、下ケース13には上方向側に突出するように係合部材35が設けられている(図4参照)。係合部材35には、ガラス板18の載置面に沿う方向(前後方向)と直交する方向(上下方向)に対して傾いた斜面形状部位35aが形成されている。そして、この下ケース13に設けられた係合部材35は、上下方向に移動(図面では下側から上側に向かって上昇)することによって、斜面形状部位35aがフック形状部位20の湾曲部21aに当接しながら湾曲部21aを前側に押すように、位置決め部材21の下側の位置に配設されている。従って、位置決め部材21は、係合部材35の移動(上昇)に伴って前方向に変位することによって、二点鎖線で示した位置決め部材21Aの状態から実線で示した位置決め部材21Cの状態になる。
このように位置決め部材21が位置決め部材21Cの状態に変位することによって、その係止部21sは、ガラス板18と当接するとともに、湾曲部21aが前側に変位するために相対的に後側に撓んだ状態になる。このため、フック形状部位20(湾曲部21aなど)が変形することによって付勢力F1が発生し、この付勢力F1によってガラス板18が前方向に付勢される。もとより、係合部材35における斜面形状部位35aの傾きを変えて位置決め部材21Cの変位量を変化させることによって、例えば発生する付勢力F1を大きくするなどの調節ができるようになっている。
こうしてガラス板18は発生した付勢力F1によって載置面に沿う方向(ここでは前後方向)の位置決めが行われる。同時に、載置面に沿う方向の位置決めが行われたガラス板18に対して、下ケース13に設けられたリブ31,32,33(図5(a)(b)ではリブ33は不図示)が上昇して当接し、ガラス板18の上面を上ケース12に付勢力F3で押し当てて、上下方向の位置決めを行うようになっている。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)位置決め部材21,23は、下ケース13が上ケース12に組付けられるときに係合部材35と係合することによって変位し、ガラス板18を載置面に沿う方向に強く付勢して位置決めするので、下ケース13が組付けられる前に、上ケース12においてガラス板18を位置決めしておく必要がない。従って、ガラス板18を上ケース12に取り付ける際に位置決め部材21,23の変位によって生ずるガラス板18に対する付勢力F1,F2を小さくできるので、ガラス板18の取付けが容易にできる。また、下ケース13が組付けられる前において位置決め部材21,23にガラス板18を付勢する付勢力F1,F2が発生していなくても、位置決め時においては、位置決め部材21,23を変位させることによって大きな付勢力を発生させることができる。この結果、ガラス板18の上ケース12への取付けが容易であるとともに、ガラス板18の固定力不足が抑制されたスキャナー11を提供することができる。
(2)位置決め部材21,23は、フック形状部位20(湾曲部21a)の変位量に応じた付勢力F1によってガラス板18を付勢する。従って、上ケース12に下ケース13が組付けられることによってフック形状部位20(湾曲部21a)を変位させるので、この変位量に応じてガラス板18をさらに強く付勢して位置決めすることができる。
(3)位置決め部材21によってガラス板18を前後方向において位置決めすることができる。また、位置決め部材23によってガラス板18を左右方向において位置決めすることができる。この結果、ガラス板18をその載置面に沿う方向において確実に位置決めすることができる。
(4)位置決め部材21,23は上ケース12と一体で形成されるので、上ケース12における位置のバラツキが抑制される。従って、上ケース12に組付けられる下ケース13に設けられた係合部材35と位置決め部材21,23の相対的な位置ずれが抑制される。従って、係合部材35によって変位する位置決め部材21,23の変位量が一定になるので、ばらつきが抑制された安定した付勢力F1,F2でガラス板18を付勢することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態を説明する。本実施形態は、上記第1実施形態において、位置決め部材21,23を上ケース12とは別体で設けるとともに、位置決め部材21,23の形状を、フック形状以外の形状部位を有する部材とした実施形態であり、上記第1実施形態とは位置決め部材に関する構成のみが異なる形態である。従って、ここでは位置決め部材についてのみ説明し、他の構成については同符号を付すとともにその説明を省略する。
本実施形態について図6を参照して説明する。なお、図6は上記第1実施形態の図5に相当する図であり、図6(a)はガラス板18が仮固定された状態を示し、図6(b)はガラス板18が本固定された状態を示している。
図6(a)に示すように、位置決め部材40は、上ケース12と別体の複数の部材によって構成されている。すなわち、ガラス板18を下側から支えるとともに後側への移動を規制する左右方向における断面形状が凡そL字形状をなす保持部材41と、上下方向に立設され、下側に斜面部42aが形成された移動部材42と、保持部材41と移動部材42とを連結する弾性部材(例えば、コイルばね)43とを有している。そして、保持部材41と移動部材42は、上ケース12に対して前後方向に移動できるように図示しないスライド構造が、上ケース12との間に形成されている。
仮固定においては、保持部材41の先端部41eが上下方向においてガラス板18と係合して図中二点鎖線で示したように後側に変位する。このとき弾性部材43は圧縮されて移動部材42を後側に付勢することになるが、移動部材42は上ケース12に設けられた係止部12dと当接しているため、その位置よりも後側へは移動しないようになっている。その後、ガラス板18が上ケース12に対して押し込まれて先端部41eとの係合が終了すると、保持部材41は弾性部材43の付勢力によって元に戻るようになっている。なお、保持部材41は、元に戻った状態においてガラス板18を付勢することなく(すなわち付勢力F1=ゼロ)、単に前後方向の移動を規制する状態になっている。また、ガラス板18は保持部材41の先端部41eと図示しない支持部材22とによって、下方向への移動が規制されて落ちないようになっている。
このように仮固定された状態から、図6(b)に示したように、下ケース13(不図示)が組付けられることによって、ガラス板18が本固定されるようになっている。すなわち、下ケース13(不図示)に設けられた係合部材36には、ガラス板18の載置面に沿う方向と直交する方向(上下方向)に対して上方向が後側に傾いた斜面形状部位36aが形成されている。そして、この係合部材36が、下側から上側に向かって上昇することによって、係合部材36に形成された斜面形状部位36aが移動部材42の斜面部42aに当接しながら移動部材42をその後側から前側に押すようになっている。従って、移動部材42は、係合部材36の上昇に伴って前方向に変位することによって、仮固定の状態の移動部材42Aの位置から、本固定の状態の移動部材42Cの位置に移動して変位する。
このように移動部材42が移動部材42Aの位置から移動部材42Cの位置に変位することによって、弾性部材43は圧縮され、その変位量に応じた付勢力F1が保持部材41に加わるため、この付勢力F1によってガラス板18が付勢される。換言すれば、係合部材36における斜面形状部位36aの傾きを変えて移動部材42の変位量を調節することによって、発生する付勢力F1を大きくするなどの調節ができるようになっている。
こうしてガラス板18は発生した付勢力F1によって載置面に沿う方向(ここでは前後方向)の位置決めが行われる。そして、載置面に沿う方向の位置決めが行われたガラス板18に対して、下ケース13に設けられたリブ31,32が上昇して当接し、ガラス板18の上面を上ケース12に付勢力F3で押し当てて、上下方向の位置決めを行うようになっている。
本実施形態によれば、上記第1実施形態の効果(1),(3)に加えて以下の効果を奏する。
(5)弾性部材43を上ケース12と異なる部材で形成することができるので、弾性部材43の圧縮量(変位量)に対して発生する付勢力の大きさを、例えば材料の選択や形状の工夫によって調節設定することができる。従って、仮固定時には小さい付勢力で保持部材41を変位させる一方、本固定時には移動部材42の変位によって実用上必要な大きな付勢力(固定力)で、ガラス板18を固定するように保持部材41を付勢するように、弾性部材43を形成することが容易になる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態において、仮固定の状態において位置決め部材21,23は、少なくとも一方が、ガラス板18を第1の付勢力で載置面に沿う方向に付勢し、本固定において、ガラス板18を第1の付勢力よりも強い第2の付勢力で付勢するようにしてもよい。
具体的には、例えば、位置決め部材21について、図5(a)に示した仮固定の状態において、位置決め部材21Aまで戻らない状態、つまり位置決め部材21Aと位置決め部材21Bとの間の状態になるようにする。こうすることによって、仮固定の状態で、フック形状部位20が後方に変位した状態になるため、位置決め部材21は付勢力(第1の付勢力)を生じ、係止部21sがガラス板18を前方向に付勢するようにすることができる。
このようにすることによって、下ケース13が上ケース12に組付けられる前の仮固定の状態においては、変位した位置決め部材21,23の第1の付勢力でもって、ガラス板18が載置面に沿う方向において位置決めされた状態となる。その一方、下ケース13が上ケース12に組付けられた後の本固定の状態においては、係合部材35と係合して変位した位置決め部材21,23が第1の付勢力よりも大きな第2の付勢力でもってガラス板18を載置面に沿う方向に付勢するので、ガラス板18を安定して位置決めすることができる。すなわち、位置決め部材21,23は、上ケース12に下ケース13が組付けられることによってガラス板18をさらに強く付勢して位置決めする。この結果、下ケース13が組付けられる前において、位置決め部材21,23によって位置決めされたガラス板18に対する付勢力(固定力)が弱い状態であっても、下ケース13の組付けによってガラス板18を強く支持部材22,24側に付勢することができる。従って、ガラス板18の取付けが容易であるとともに固定力不足が抑制されたスキャナー11を提供することができる。
・上記実施形態において、支持部材22および支持部材24のうち、いずれか一方のみが設けられるようにしてもよい。こうすれば、ガラス板18を上ケース12に取付ける際、一方の支持部材における隙間にガラス板18の端部を挿入すればよいので、ガラス板18の取付けが容易になる。
・上記実施形態において、変位によって発生する2つの位置決め部材21の付勢力F1は、それぞれ異なっていてもよい。同様に、変位によって発生する2つの位置決め部材23の付勢力F2は、それぞれ異なっていてもよい。また、位置決め部材21の付勢力F1と位置決め部材23の付勢力F2とは、同じ大きさであってもよいし、異なっていてもよい。また、位置決め部材21および位置決め部材23の数についても、それぞれ2個に限らず1個でも3個以上であってもよい。位置決め部材の数やその付勢力は、ガラス板18を実用上不足しない固定力で固定できるように設定すればよい。
・上記実施形態において、スキャナー11は他の装置(ここではプリンター100)に取付けられるようになっているが、もとより装置から独立した単体のスキャナー11としてもよい。また、ガラス板18に載置された原稿用紙を覆うカバーが、上ケース12に対して回転可能にとりつけられていてもよい。
・画像読取装置は上記実施形態のスキャナー11に限らず、板状の透明部材が筐体に取付けられる構造を有し、透明部材を介して画像を読み取る構成を有する装置であれば、本発明を適用することができる。
11…画像読取装置としてのスキャナー、12…第1筐体としての上ケース、12a…開口部、13…第2筐体としての下ケース、15…画像読取手段としてのラインセンサー、18…透明部材としてのガラス板、20…フック形状部位、21,21A,21B,21C…位置決め部材、22…支持部材、23…位置決め部材、24…支持部材、35,36…係合部材、35a,36a…斜面形状部位、40…位置決め部材、100…プリンター、F1,F2,F3…付勢力。

Claims (6)

  1. 対象物の画像を読み取る画像読取装置であって、
    第1筐体と、
    前記第1筐体に取付けられ、前記対象物が載置される載置面を有する透明部材と、
    前記透明部材を取付け位置に位置決めする位置決め部材と、
    前記第1筐体に組付けられ、前記位置決め部材に係合する係合部材を有する第2筐体と
    前記第2筐体を前記第1筐体に組付けることで、前記係合部材が前記位置決め部材に係合して前記位置決め部材を変位させて前記位置決め部材は前記透明部材を前記載置面に沿う方向に付勢して前記取付け位置に位置決め固定する
    ことを特徴とする画像読取装置。
  2. 請求項1に記載の画像読取装置において、
    前記位置決め部材は、
    前記第2筐体が前記第1筐体に組付けられる前は、前記透明部材を第1の付勢力でもって付勢するとともに、
    前記第2筐体が前記第1筐体に組付けられた後は、前記係合部材と係合することによる変位によって、前記透明部材を前記第1の付勢力よりも大きな第2の付勢力でもって付勢することを特徴とする画像読取装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像読取装置において、
    記位置決め部材は、前記第1筐体側から前記第2筐体の組付け方向側へ突出するとともに、前記載置面に沿う方向への変位量に応じた付勢力を生ずるフック形状部位を有し、
    前記係合部材は、前記載置面に沿う方向と直交する方向に対して傾いた斜面形状部位を有し、
    前記位置決め部材は、前記第1筐体に対する前記第2筐体の組付けによって、前記フック形状部位が前記斜面形状部位に当接しながら前記載置面に沿う方向に変位することによって前記透明部材を付勢することを特徴とする画像読取装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか一項に記載の画像読取装置において、
    前記透明部材は矩形形状を有し、
    前記位置決め部材は、前記矩形形状の隣り合う二辺を隣り合う相手側の辺に沿う方向に付勢するように設けられていることを特徴とする画像読取装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか一項に記載の画像読取装置において、
    前記位置決め部材は前記第1筐体と一体で形成されていることを特徴とする画像読取装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか一項に記載の画像読取装置が取付けられたプリンター。
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