JP2004274613A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】前記FFCが延設するハウジングベース上に上部が開口している第1の凹部を設け、該第1の凹部が少なくとも走査ユニットの走査範囲の中央位置より往動方向下流側に存在し、該凹部の形成位置で、前記フレキシブルケーブルを固定する固定手段を設け、又前記第1の凹部が、ハウジングベース上に設けた凹部がFFC敷設方向に沿って延在する第2の凹部上に設けられている。又前記第1の凹部への固定手段は、フレキシブルケーブル往復動方向にエッジを有さない弾性板若しくはフェライト材若しくはフェライト材が内包されたノイズ阻止部材で構成する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スキャナ、複写機、シリアルプリンタなどの画像形成装置に係り、特に装置本体のハウジング内を往復移動する走査ユニット(画像読取手段)に一端が接続されたフラットフレキシブルケーブルの取り付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
画像データに対応する光束を複数の反射ミラーで変向した後、結像光学系を介してCCDその他の光電変換部に導くように構成した画像読み取り手段(ISU)を搭載し、画像読み取りに際して箱状の本体内を往復運動するキャリッジを有するとともに、前記画像読み取り手段側に一端を本体側に他端側を固定されていて、前記画像読み取り手段と前記本体側間に読み取り信号や電力を供給伝達するフラットフレキシブルケーブルを有し、前記キャリッジが行程端側に移動するにつれて該フラットフレキシブルケーブルがわん曲しながら移動する画像入力装置は公知である。
【0003】
この種の入力装置に使用するフラットフレキシブルケーブルは、画像読み取り手段(ISU)の本体ハウジング内の往復移動に対応させてその長さを長くしなければならず、このことにより、フレキシブルケーブルが画像読み取り手段移動時にU字状に大きくたわみ、フレキシブルケーブル本体ハウジングや画像読み取り手段と接触し、フラットフレキシブルケーブルを破損し、さらにキャリッジ走行時の負荷が増す。このことは読み取り品質を劣化させたり、動作不良やショートの原因となっていた。このような不具合を解消するために、種々の構造が提案されているが、前記フラットフレキシブルケーブルを読み取り手段の捜査範囲(往復移動範囲)の中間位置で固定したものが多い。
そしてかかるフラットフレキシブルケーブル(FFC)の固定に両面テープを用いており、組立性に関しては時間を要し、改造についても非常に困難であった。
又フラットフレキシブルケーブルの長さのバラツキにより貼り位置や線の余りあるいは貼りすぎなどの心配があった。
【0004】
かかる欠点を解消するために、例えば特許文献1(特開平7−321973号公報)において前記フラットフレキシブルケーブルと、前記ケーブルのなす屈曲部の内周長と略同等の長さを有する可撓性部材を設け、該可撓性部材は、前記ケーブルのなす屈曲部から前記走査体までの距離が最大のときに前記屈曲部の内周面に沿って撓むように、前記走査体の移動領域の略中央付近にあたる装置本体側の固定部に配設した技術が存在する。
【0005】
しかしながらかかる技術は、固定部材が装置本体より突設しており、該突設した固定部材が、フラットフレキシブルケーブルが装置本体ベース面摺動時に摺擦され、破損に至る恐れがある。このためかかる従来技術においては、ケーブルの湾曲を支持する可撓性部材により前記欠点の解消を図っているが、このような可撓性部材を用いると、部品点数の増加につながる。
【0006】
又フラットフレキシブルケーブルを固定する技術も種々存在する。例えば特許文献2(特開平11−261276号公報)においては、これまで極めて手間のかかる作業を要していたフラットケーブルへのフェライトコアの固定及び取り外しを容易に行うことを可能にし、且つ機器に与えられた衝撃がフェライトコアに直接加わらないようにするために、フラットケーブルFCを挿通させるスリット状穴を有する偏平口字状フェライトコアと、前記スリット状穴を露出させて前記フェライトコアを覆う開閉自在なケースとを備え、前記ケースが実装機器側への固定用結合部を一体に有する構成にしている。
しかしながら、かかる技術においてもまた、前記フェライトコアを覆う開閉自在なケースが実装機器ベースより突設しており、フラットフレキシブルケーブルが装置本体ベース面摺動時に摺擦され、破損に至る恐れがある。
【0007】
更に特許文献3(特開平10−336857号公報)においては、フラットケーブルを熱収縮チューブで覆い、更にその熱収縮チューブを固定バンド及び固定具で固定する技術が開示されているが、かかる発明においても、固定バンドを用いているために、本体ベース側よりの突設部が偏平化するが、突設が存在することには間違いなく、等意の技術である。
【0008】
【特許文献1】
特開平7−321973号公報
【特許文献2】
特開平11−261276号公報
【特許文献3】
特開平10−336857号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、かかる従来技術の課題に鑑み、フラットフレキシブルケーブル(以下FFCという)を容易に固定でき、なおかつ、固定位置をフレキシブルに対応させることが出来る画像入力装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、FFCが装置本体ベース面摺動時に摺擦され、破損に至る恐れを防止することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明はかかる課題を解決するために、装置本体のハウジング内の走査範囲を往復移動する走査ユニットに一端が接続されたFFCを備えた画像形成装置において、
前記FFCが延設するハウジングベース上に上部が開口している第1の凹部を設け、該第1の凹部が少なくとも走査ユニットの走査範囲の中央位置より往動方向下流側に存在し、該凹部の形成位置で、前記フラットフレキシブルケーブルを固定する固定手段を設けたことを特徴とする。
【0011】
そして前記走査ユニットは、画像入力装置における画像データに対応する光束を複数の反射ミラーで変向した後、結像光学系を介してCCDその他の光電変換部に導くように構成した画像読み取り手段(ISU)として構成してもよく、又、プリンタにおけるシリアルタイプのインクジェットヘッドとして構成してもよく、若しくは複写機や電子写真プリンタの画像データに対応するレーザをFθレンズで光走査する光学系ユニットで構成することも可能である。
【0012】
従って本発明によれば、前記した移動光走査ユニットは、装置本体のハウジング内の走査範囲を往復移動するために、前記フラットフレキシブルケーブルの走査ユニットの走査範囲の中央位置より往動方向の好ましくは僅かに下流側に位置する第1の凹部で固定されているために、言い換えれば固定部がハウジングベースより突設することなく、第1の凹部に収納されているために、フレキシブルケーブルが走査ユニットの往復動に追従してハウジングベースを摺動しても前記固定部のエッジ部等に摺擦されることなく、フレキシブルケーブルを傷つけることはない。
又前記第1の凹部は上部が開口しているために、フレキシブルケーブル一部を落し込み、上から固定手段を前記凹部に挿入して、FFCをとめることができるために、FFCを簡単に固定出来る。
【0013】
又前記第1の凹部が、前記ハウジングベース上に設けた凹部が前記FFC敷設方向に沿って延在する第2の凹部上に設けられていることにより、前記FFCが前記第2の凹部で幅方向に位置規制されてハウジングベースを摺動するために、フレキシブルケーブル(FFC)の線長バラツキに影響を受けずに、同様の位置で位置規制されて往復動するために、たるみや張りすぎ等の問題もなく支持出来るとともに、フレキシブルケーブルが走査ユニットの往復動に追従して第1の凹部を摺動しても前記固定部は更にその奥側の第2の凹部に位置しているために、前記固定部によりフレキシブルケーブルを傷つけることはない。
【0014】
又ケーブル固定部はハウジングベースの第2の凹部より更に奥側に位置する第1の凹部で固定されているために、言い換えれば固定部が多少厚肉でも二段階凹部の奥側で固定されているために、ハウジングベースより上方に突設する恐れがなくなりハウジング全体が偏平化出来る。
【0015】
又前記第1の凹部への固定手段は、樹脂体、繊維体、金属体若しくは紙体等の弾性板であり、該弾性板が前記第1の凹部側の係合部に係合される係合部、特に脱着自在な係合部で構成することにより脱着性も向上し、組立費が安くできる。更に前記係合部が第1の凹部側壁に設けた係合凹部と係合する脱着自在な係合凸部であるのがよい。
即ち、かかる構成によれば、凹部側壁と固定手段の幅方向両端部を利用して固定することが可能であり、前記固定手段をベース側に固定させる特別な取り付け部材が不要になるとともに、前記弾性板を幅方向に湾曲して縮幅化することにより簡単に脱着が可能となる。又前記弾性板は、フレキシブルケーブル往復動方向にエッジを有さない弾性板であることがフレキシブルケーブルを傷つけることなく好ましい。
更に、前記凹部への固定手段がフェライト材若しくはフェライト材が内包されたノイズ阻止部材で構成することにより、フラットケーブルからの不要輻射を低減することができ、周辺回路の誤動作あるいは外部に配置される装置への影響を防ぐことができる。
この場合、前記固定手段がフェライト材のために磁性力を有し、このため例えば第1の凹部底部に磁石体を取り付ければ、該固定手段が磁気力を利用して前記第1の凹部に脱着自在に保持される。
又、前記フレキシブルケーブルの固定手段が、該ケーブルを弾性的に支持する弾性押さえ板であり、この押さえ板はフレキシブルケーブルよりも屈曲強度の高い材質で構成されていることも有効である。
【0016】
そして、この押さえ板の下面にスポンジ体が取り付けられていることにより柔構造で且つ確実に前記FFCを保持することが出来る。
これによりフレキシブルケーブルの往復動中においても位置ずれが生じたり、また無理な引張力が加わっても一定の範囲でずれを許容し、フレキシブルケーブルが破断することもない。又押さえ板はフレキシブルケーブルよりも屈曲強度の高い材質で構成し、スポンジで押圧力を付勢することにより、固定手段がフレキシブルケーブルの引張力で外れる恐れを一層解消できる。
更に、前記固定手段で固定後のフラットフレキシブルケーブル他端が、前記第1の凹部の往動方向下流側の走査ユニットの走査範囲の途中位置で、前記ハウジングベース外に引き出されていることにより、固定位置下流側で誤って走査ユニットに接触して破損することもない。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図に示した実施例を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載される構成部品の寸法、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
図1は本発明の実施例にかかる画像入力装置の平面全体概略図で、図1において、符号4は画像入力装置を構成する箱状の本体ハウジングを示す。この本体4には2本の平行に延在する案内棒3、3により図面左右方向に往復動自在な画像読取りユニット1が搭載されており、該画像読取りユニット1の下端にはFFC2の一端が取り付けられており、該FFC2は、前記画像読取りユニット1の往動方向に沿って延在している。画像読取りユニット1は、等倍結像素子、照明部材、ロッドレンズアレイ、CCD(いずれも図示省略)等が内蔵されており、該ユニット1は案内棒3、3に案内されて図上左側より右側に往動して走査領域の範囲に位置するコンタクトガラス(不図示)上に載置された原稿面を走査し、前記走査終了後初期位置に復動する。
そして前記画像読取りユニット1の往復動に追従してFFC2もU字状に湾曲しながら移動する。
【0018】
図2は図1の要部概略図で、(A)はFFCが敷設されない状態を示す帯状溝と固定溝の形状を示すハウジングベース面の要部斜視図、(B)は前記固定溝にFFCを敷設した後、FFC固定板により固定した状態を示す斜視図、(C)は図1の断面図で矢印部分はFFCとの固定板の係合状態を示す。そして前記ハウジング1には、FFC2が延設するベース面1A上に帯状でフラットケーブル2が収納され上部が開口している帯状溝8(第2の凹部)を設け、更に図1に示す該帯状溝8の画像読取りユニット1の走査領域範囲(A)の中央位置より往動方向僅かに下流側(A/2<H)にケーブル固定用の固定溝5(第1の凹部)を更に深く凹設する。
そして前記帯状溝8はFFC2延設方向終端まで延在して凹設している。又前記固定溝5は、FFC2敷設方向と直交するその短手方向両側壁を段差状に拡幅化してその底面に磁石板10を貼着する。
【0019】
なお、本実施例のFFC2はその他端が、固定溝5の往動方向下流側の画像読取りユニット1の走査範囲の途中位置で、ハウジングベース1Aに設けた短手矩形穴7より外部に引き出され、本体ハウジング外に設けた不図示の制御基板と接続させている。
このように構成したのは前記画像入力装置を搭載させた複写機等の画像形成装置側に基板を設け、画像入力装置の薄肉化と可搬容易性を図ったためである。
【0020】
また前記帯状溝8はFFC2の幅より僅かに大なる幅で前記矩形穴7まで延在しているとともに、その深さはFFCの厚みより大、例えば2〜3倍程度に設定するのがよい。
図2(B)に示すように、又FFC固定用の固定溝5には、磁石板10が貼着されており、その上面に底側に前記FFC固定用のフェライト材若しくはフェライト材が内包されたノイズ阻止手段として機能するFFC固定板6が磁気的に固定されている。
また、図2(C)を参照して、FFC固定板6は底側6aがU字状に凹設されており、その凹設部位にFFC2が位置固定されるように形成されているとともに、その両側に磁石板10に吸着される岸部6bを有する。
【0021】
かかる実施例によれば、FFC2を帯状溝8に敷設した状態で、FFC固定板6を固定溝5に上から押圧することによりFFC2を固定溝8に収納した状態で、その両岸部6bが磁石板10に吸着され、固定溝5にFFCを下方に多種湾曲させた状態で支持される。
又かかる実施例によれば、磁力を利用して固定溝5にFFC2を支持させた状態で、FFC固定板6が固定溝5の底部の磁石板10に吸着させて固定することが可能であり、又磁石を利用した固定であるために、簡単に脱着が可能となる。更に前記FFC固定板6がフェライト材で形成されたノイズ阻止部材であるために、FFC2からの不要輻射を低減することができ、周辺回路の誤動作あるいは外部に配置される装置への影響を防ぐことができる。
【0022】
図3は、前記FFCの固定手段が、該ケーブルを弾性的に支持する弾性押さえ板60であり、この押さえ板60はフラットフレキシブルケーブル2よりも屈曲強度の高い材質で構成されている他の実施例である。
図3において、(A)はFFCが敷設されない状態を示す帯状溝8と固定溝5の形状を示すハウジングベース面の要部斜視図、(B)は前記固定溝5にFFCを敷設した後、押さえ板60により固定した状態を示す斜視図、(C)はその断面図である。
そして前記固定溝5は、FFC敷設方向と直交するその短手方向両側壁を段差状に拡幅化してその拡幅位置に係合溝51を設け、前記押さえ板60の両端が前記係合溝51に挿入されて位置固定できるように構成されている。
【0023】
前記押さえ板60はFFC往復動方向にエッジを有さない、言い換えれば角部がR状の樹脂体、樹脂が含浸された弾性を有する繊維体、金属体若しくは厚紙体等の弾性板で形成され、該弾性板が前記固定溝5側壁の係合溝51に挿入されるだけの長さに延設されて形成されている。
かかる実施例によれば、前記押さえ板60を幅方向に湾曲して縮幅化しその両端を前記係合溝部51に係合することにより、押さえ板60下方の固定溝5のFFC支持空間内にFFC2を支持させた状態で、FFCを保持できる。又必要に応じて押さえ板60を湾曲して係合溝部51より離脱させれば簡単に脱着が可能となる。又かかる実施例によれば、前記押さえ板60をベース1A側に固定させる特別な取り付け部材が不要になる。
【0024】
図4は前記押さえ板60の下面にスポンジ62を取り付けた他の実施例で、(A)は押さえ板60によりFFC2を取り付けた状態、(B)は押さえ板60の形状を示す。
図4によれば、押さえ板60の下面にスポンジ62が取り付けられていることにより柔構造で且つ確実に前記FFC2を保持することが出来る。
これによりFFCの往復動中においても位置ずれが生じたり、また無理な引張力が加わっても一定の範囲でずれを許容し、FFC2が破断することもない。又押さえ板60はFFC2よりも屈曲強度の高い材質で構成し、スポンジ62で押圧力を付勢することにより押さえ板60がFFC2の引張力で外れる恐れを一層解消できる。
【0025】
また、FFC2を基板側で固定する押さえ板60をFFC2よりも屈曲強度の高い材料のものを使用することによって、画像読取りユニット1の位置が中央付近にあるときのFFC2の浮きを阻止することができる。
【0026】
【発明の効果】
以上記載のごとく本発明によれば、FFCを容易に固定でき、なおかつ、固定位置をフレキシブルに対応させることが出来る画像入力装置を提供することにある。
又本発明によれば、FFCが装置本体ベース面摺動時に摺擦され、破損に至る恐れを防止出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる画像入力装置の平面全体概略図で、(A)は全体平面図、(B)は断面図で矢印部分はFFCとの固定部材の係合状態を示す。
【図2】図1の要部概略図で、(A)はFFCが敷設されない状態を示す帯状溝と固定溝の形状を示すハウジングベース面の要部斜視図、(B)は前記固定溝にFFCを敷設した後、FFC固定板により固定した状態を示す斜視図、(C)は図1の断面図で矢印部分はFFCとの固定板の係合状態を示す。
【図3】本発明の他の実施例で、(A)はFFC2が敷設されない状態を示す帯状溝8と固定溝5の形状を示すハウジングベース面の要部斜視図、(B)は前記固定溝5にFFC2を敷設した後、押さえ板60により固定した状態を示す斜視図、(C)はその断面図である。
【図4】図3の押さえ板60の下面にスポンジ62を取り付けた他の実施例で(A)は押さえ板によりFFC2を取り付けた状態、(B)は押さえ板60の形状を示す。
【符号の説明】
1 画像読取りユニット
2 FFC(フラットフレキシブルケーブル)
4 画像入力装置を構成する箱状の本体ハウジング
5 固定溝(第1の凹部)
6 FFC固定板
8 帯状溝(第2の凹部)
10 磁石板
60 弾性押さえ板
62 スポンジ
Claims (8)
- 装置本体のハウジング内の走査範囲を往復移動する走査ユニットに一端が接続されたフラットフレキシブルケーブルを備えた画像形成装置において、
前記フラットフレキシブルケーブルが延設するハウジングベース上に上部が開口している第1の凹部を設け、該第1の凹部が少なくとも走査ユニットの走査範囲の中央位置より往動方向下流側に存在し、該凹部の形成位置で、前記フラットフレキシブルケーブルを固定する固定手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記第1の凹部が、前記ハウジングベース上に設けた凹部が前記フラットフレキシブルケーブル敷設方向に沿って延在する第2の凹部上に設けられていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記走査ユニットが、画像データに対応する光束を複数の反射ミラーで変向した後、結像光学系を介してCCDその他の光電変換部に導くように構成した画像読み取り手段(ISU)、インクジェットヘッド、若しくは画像データに対応するレーザをFθレンズで光走査する光学系ユニットであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記第1の凹部への固定手段が樹脂体、繊維体、金属体若しくは紙体等の弾性板であり、該弾性板が前記第1の凹部側の係合部に係合される係合部を有していることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記弾性板の係合部が前記第1の凹部側壁に設けた係合凹部と係合する脱着自在な係合凸部であることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
- 前記第1の凹部への固定手段がフェライト材若しくはフェライト材が内包されたノイズ阻止手段であり、該固定手段が磁気力を利用して前記第1の凹部に保持されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記フラットフレキシブルケーブルの固定手段が、該ケーブルを弾性的に支持する弾性押さえ板であり、この押さえ板の下面にスポンジ体が取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記フラットフレキシブルケーブルの固定手段で固定後の前記フラットフレキシブルケーブル他端が、前記第1の凹部の往動方向下流側の走査ユニットの走査範囲の途中位置で、前記ハウジングベース外に引き出されていることを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
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