JPH10207192A - 画像読取装置 - Google Patents
画像読取装置Info
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- JPH10207192A JPH10207192A JP9012841A JP1284197A JPH10207192A JP H10207192 A JPH10207192 A JP H10207192A JP 9012841 A JP9012841 A JP 9012841A JP 1284197 A JP1284197 A JP 1284197A JP H10207192 A JPH10207192 A JP H10207192A
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- JP
- Japan
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- metal frame
- insulating film
- contact
- power supply
- carriage
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 金属フレームに絶縁性フィルムを、金属フレ
ームとの間に空気層が形成されるようにたわませて金属
フレームに取り付け、給電テーブルと金属フレームとの
接触による漏電を某知ることができる画像読取装置を得
る。 【解決手段】 光源が移動しながら画像を読み取る画像
読取装置において、光源に接続された給電ケーブルが金
属フレームと接触する可能性のある範囲に絶縁性フィル
ムが配置され、この絶縁性フィルムは、金属フレームと
の間に空気層が形成されるようにたわませて金属フレー
ムに取り付けられている。
ームとの間に空気層が形成されるようにたわませて金属
フレームに取り付け、給電テーブルと金属フレームとの
接触による漏電を某知ることができる画像読取装置を得
る。 【解決手段】 光源が移動しながら画像を読み取る画像
読取装置において、光源に接続された給電ケーブルが金
属フレームと接触する可能性のある範囲に絶縁性フィル
ムが配置され、この絶縁性フィルムは、金属フレームと
の間に空気層が形成されるようにたわませて金属フレー
ムに取り付けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源移動式の画像
読取装置に関するもので、複写機、ファクシミリ、スキ
ャナなどに適用可能なものである。
読取装置に関するもので、複写機、ファクシミリ、スキ
ャナなどに適用可能なものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、複写機、ファクシミリ、スキ
ャナなどに適用可能な画像読取装置として、給電ケーブ
ルを利用した光源移動式の画像読取装置が提案されてい
る。例えば、実公平3−34744号公報記載の原稿走
査装置においては、給電ケーブルは、その一端が第1キ
ャリッジに設けられている光源に接続され、他端が、回
路系に接続されている。また、この給電ケーブルは、第
2キャリッジの背後に回して、第1キャリッジに設けら
れている光源と回路系とを接続している。この給電ケー
ブルは、第1キャリッジのスライド移動と共に、移動す
るので、柔軟性が必要であり、一般的には、フレキシブ
ルケーブルが使用されている。
ャナなどに適用可能な画像読取装置として、給電ケーブ
ルを利用した光源移動式の画像読取装置が提案されてい
る。例えば、実公平3−34744号公報記載の原稿走
査装置においては、給電ケーブルは、その一端が第1キ
ャリッジに設けられている光源に接続され、他端が、回
路系に接続されている。また、この給電ケーブルは、第
2キャリッジの背後に回して、第1キャリッジに設けら
れている光源と回路系とを接続している。この給電ケー
ブルは、第1キャリッジのスライド移動と共に、移動す
るので、柔軟性が必要であり、一般的には、フレキシブ
ルケーブルが使用されている。
【0003】第1キャリッジは、構成上コンタクトガラ
スの下側で、コンタクトガラスにできるだけ近づけて配
置されている。従って、第1キャリッジの光源に接続さ
れる給電ケーブルは、コンタクトガラス下側の近傍、す
なわち、画像読取装置のフレームの上部分の金属フレー
ムの下側の近傍において、第1キャリッジのスライド移
動と共に移動する。
スの下側で、コンタクトガラスにできるだけ近づけて配
置されている。従って、第1キャリッジの光源に接続さ
れる給電ケーブルは、コンタクトガラス下側の近傍、す
なわち、画像読取装置のフレームの上部分の金属フレー
ムの下側の近傍において、第1キャリッジのスライド移
動と共に移動する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】給電ケーブルは、上述
の通り、金属フレームの下側の近傍に配置されているた
めに、第1キャリッジのスライド移動と共に移動する際
に、金属フレームに接触してしまう場合がある。また、
使用される給電ケーブルは、薄いフィルム状のものであ
るため、金属フレームに接触した場合には、漏電する可
能性が高い。
の通り、金属フレームの下側の近傍に配置されているた
めに、第1キャリッジのスライド移動と共に移動する際
に、金属フレームに接触してしまう場合がある。また、
使用される給電ケーブルは、薄いフィルム状のものであ
るため、金属フレームに接触した場合には、漏電する可
能性が高い。
【0005】また、光源として、最近では、ハロゲンラ
ンプ、蛍光灯等に代えて、低消費電力で安定性に優れた
キセノンランプが使用されているが、このキセノンラン
プは、高電圧、高周波駆動であるため、給電ケーブル
は、絶縁性確保が必要である。また、光源の光量を上げ
る場合には、高電圧駆動が要求されるため、この場合に
おいても、給電ケーブルは、絶縁性確保が必要である。
給電ケーブルに対して、絶縁性確保が施されていない場
合には、上述の通り、金属フレームに接触した場合に漏
電してしまう恐れがあるからである。
ンプ、蛍光灯等に代えて、低消費電力で安定性に優れた
キセノンランプが使用されているが、このキセノンラン
プは、高電圧、高周波駆動であるため、給電ケーブル
は、絶縁性確保が必要である。また、光源の光量を上げ
る場合には、高電圧駆動が要求されるため、この場合に
おいても、給電ケーブルは、絶縁性確保が必要である。
給電ケーブルに対して、絶縁性確保が施されていない場
合には、上述の通り、金属フレームに接触した場合に漏
電してしまう恐れがあるからである。
【0006】さらに、フレキシブルケーブルは、光源の
端部から引き出すのがレイアウト上簡単なため、結果と
してフレームの近くを通ることが多い。また、原稿面の
照度を確保するために、光源はコンタクトガラスに近づ
けて配置するため、光源側の端子および給電ケーブルは
ユニットフレームの上側に近接して配置される。従っ
て、ユニットフレームと給電ケーブルとの接触防止が重
要となる。
端部から引き出すのがレイアウト上簡単なため、結果と
してフレームの近くを通ることが多い。また、原稿面の
照度を確保するために、光源はコンタクトガラスに近づ
けて配置するため、光源側の端子および給電ケーブルは
ユニットフレームの上側に近接して配置される。従っ
て、ユニットフレームと給電ケーブルとの接触防止が重
要となる。
【0007】本発明は以上のような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、絶縁性フィルムを、金属フ
レームとの間に空気層が形成されるようにたわませて金
属フレームに取り付けることにより、給電ケーブルと金
属フレームとの接触による漏電を防止することができる
画像読取装置を提供することを目的とする。
鑑みてなされたものであり、絶縁性フィルムを、金属フ
レームとの間に空気層が形成されるようにたわませて金
属フレームに取り付けることにより、給電ケーブルと金
属フレームとの接触による漏電を防止することができる
画像読取装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
光源が移動しながら画像を読み取る画像読取装置におい
て、光源に接続された給電ケーブルが金属フレームと接
触する可能性のある範囲に絶縁性フィルムが配置され、
この絶縁性フィルムは、金属フレームとの間に空気層が
形成されるようにたわませて金属フレームに取り付けら
れていることを特徴とする。
光源が移動しながら画像を読み取る画像読取装置におい
て、光源に接続された給電ケーブルが金属フレームと接
触する可能性のある範囲に絶縁性フィルムが配置され、
この絶縁性フィルムは、金属フレームとの間に空気層が
形成されるようにたわませて金属フレームに取り付けら
れていることを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、上記空気層は、金属フレームに取り付けら
れている樹脂の外装部品の一部が、金属フレームから絶
縁性フィルムに向かって突出することにより形成されて
いることを特徴とする。
明において、上記空気層は、金属フレームに取り付けら
れている樹脂の外装部品の一部が、金属フレームから絶
縁性フィルムに向かって突出することにより形成されて
いることを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、上記光源が、高周波点灯光源であ
ることを特徴とする。
記載の発明において、上記光源が、高周波点灯光源であ
ることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
にかかる画像読取装置の実施の形態について説明する。
図1において、画像読取装置の上側の部分には、複写す
べき原稿が載置されるコンタクトガラス1が設けられて
いる。上記コンタクトガラス1の下側には、光源である
照明ランプ2と第1ミラー3とを有する第1キャリッジ
4が配置されており、水平方向(コンタクトガラス1の
上面と平行な方向)にスライド移動することができるよ
うになっている。上記照明ランプ2は、コンタクトガラ
ス1に載置された原稿を照明し、この原稿からの反射光
は、45゜に斜設された第1ミラー3によって、水平方
向に反射される。
にかかる画像読取装置の実施の形態について説明する。
図1において、画像読取装置の上側の部分には、複写す
べき原稿が載置されるコンタクトガラス1が設けられて
いる。上記コンタクトガラス1の下側には、光源である
照明ランプ2と第1ミラー3とを有する第1キャリッジ
4が配置されており、水平方向(コンタクトガラス1の
上面と平行な方向)にスライド移動することができるよ
うになっている。上記照明ランプ2は、コンタクトガラ
ス1に載置された原稿を照明し、この原稿からの反射光
は、45゜に斜設された第1ミラー3によって、水平方
向に反射される。
【0012】上記第1ミラー3からの反射光路には、第
2ミラー5と第3ミラー6とを有する第2キャリッジ7
が配置されている。上記第2ミラー5と第3ミラー6と
は、反射面を互いに90゜にして、かつ、45゜に傾け
て設けられている。上記第3ミラー6の水平方向右側に
は、結像レンズ8が設けられており、さらにその右側に
は、結像レンズ8を透過した反射光を読み取るCCD9
が設けられている。
2ミラー5と第3ミラー6とを有する第2キャリッジ7
が配置されている。上記第2ミラー5と第3ミラー6と
は、反射面を互いに90゜にして、かつ、45゜に傾け
て設けられている。上記第3ミラー6の水平方向右側に
は、結像レンズ8が設けられており、さらにその右側に
は、結像レンズ8を透過した反射光を読み取るCCD9
が設けられている。
【0013】次に、上記画像読取装置の画像読取動作に
ついて説明する。まず、コンタクトレンズ1上に原稿を
載置して図示しない操作部のスタートキーを押すと、照
明ランプ2が点灯し、この照明ランプ2と第1ミラー3
とを有する第1キャリッジ4は、図の右方へ移動しつ
つ、上記原稿を照明走査する。上記第1キャリッジ4の
移動速度の1/2の速度で、第2ミラー5と第3ミラー
6とを有する第2キャリッジ7も図の右方へ移動し、原
稿からの反射光束は、上記第1ミラー3によって側方に
反射され、第2ミラー5、第3ミラー6によって折り返
されて結像レンズ8を透過し、上記CCD9の受光面に
原稿像が結像し、CCD9によって原稿画像が読み取ら
れる。上記CCD9によって読み取られた反射光束、す
なわち画像情報は、画像処理回路等を経て、コンピュー
タ、プリンタ等へ入力される。
ついて説明する。まず、コンタクトレンズ1上に原稿を
載置して図示しない操作部のスタートキーを押すと、照
明ランプ2が点灯し、この照明ランプ2と第1ミラー3
とを有する第1キャリッジ4は、図の右方へ移動しつ
つ、上記原稿を照明走査する。上記第1キャリッジ4の
移動速度の1/2の速度で、第2ミラー5と第3ミラー
6とを有する第2キャリッジ7も図の右方へ移動し、原
稿からの反射光束は、上記第1ミラー3によって側方に
反射され、第2ミラー5、第3ミラー6によって折り返
されて結像レンズ8を透過し、上記CCD9の受光面に
原稿像が結像し、CCD9によって原稿画像が読み取ら
れる。上記CCD9によって読み取られた反射光束、す
なわち画像情報は、画像処理回路等を経て、コンピュー
タ、プリンタ等へ入力される。
【0014】図2に示すように、上記第1キャリッジ4
は、ステッピングモータ21の駆動力によって矢印で示
す水平方向にスライド移動可能に設けられている。すな
わち、上記ステッピングモータ21の駆動力が、ステッ
ピングモータ21の回転駆動軸に取り付けられているプ
ーリ、ベルト22、プーリ軸23a、駆動プーリ23
b、およびワイヤ24を介して、上記第1キャリッジ4
に伝達されるようになっている。上記第2キャリッジ7
も同様に、ステッピングモータ21の回転駆動軸に取り
付けられているプーリ、ベルト22、プーリ軸23a、
駆動プーリ23b、およびワイヤ24を介して伝達され
た駆動力によって、上記第1キャリッジ4の移動速度の
1/2の速度でスライド移動するようになっている。こ
の第1キャリッジ4、第2キャリッジ7の駆動機構は周
知の機構を用いることができる。
は、ステッピングモータ21の駆動力によって矢印で示
す水平方向にスライド移動可能に設けられている。すな
わち、上記ステッピングモータ21の駆動力が、ステッ
ピングモータ21の回転駆動軸に取り付けられているプ
ーリ、ベルト22、プーリ軸23a、駆動プーリ23
b、およびワイヤ24を介して、上記第1キャリッジ4
に伝達されるようになっている。上記第2キャリッジ7
も同様に、ステッピングモータ21の回転駆動軸に取り
付けられているプーリ、ベルト22、プーリ軸23a、
駆動プーリ23b、およびワイヤ24を介して伝達され
た駆動力によって、上記第1キャリッジ4の移動速度の
1/2の速度でスライド移動するようになっている。こ
の第1キャリッジ4、第2キャリッジ7の駆動機構は周
知の機構を用いることができる。
【0015】上記第1キャリッジ4に設けられている上
記照明ランプ2には、給電ケーブル25が接続されてい
る。この給電ケーブル25は、扁平面を有するフレキシ
ブルなものである。上記給電ケーブル25の一端は、上
記照明ランプ2に接続され、他端は、フレーム側の所定
位置に設けられている電源回路、制御回路等を含む回路
系の接続端子に接続されている。給電ケーブル25は長
さ方向の中間部は円弧状に折り返されている。
記照明ランプ2には、給電ケーブル25が接続されてい
る。この給電ケーブル25は、扁平面を有するフレキシ
ブルなものである。上記給電ケーブル25の一端は、上
記照明ランプ2に接続され、他端は、フレーム側の所定
位置に設けられている電源回路、制御回路等を含む回路
系の接続端子に接続されている。給電ケーブル25は長
さ方向の中間部は円弧状に折り返されている。
【0016】上記給電ケーブル25は、上述の通り、フ
レキシブルなものであるため、図7に示すように、撓ん
だ状態で、上記第1キャリッジ4に設けられている上記
照明ランプ2からフレーム側の所定位置に設けられてい
る回路系の端子26までの間に介在している。
レキシブルなものであるため、図7に示すように、撓ん
だ状態で、上記第1キャリッジ4に設けられている上記
照明ランプ2からフレーム側の所定位置に設けられてい
る回路系の端子26までの間に介在している。
【0017】上記第1キャリッジ4は、画像読取装置の
構成上、上記コンタクトガラス1の下側近傍に配置され
ている。従って、コンタクトガラス1上の原稿を読み取
るときに、上記第1キャリッジ4は、図7において矢印
30で示すようにコンタクトガラス1と平行な金属フレ
ーム27の方向にスライド移動するが、その際に、給電
ケーブル25の撓んだ部分25aが、画像読取装置のフ
レームの上部分の金属フレーム27と接触してしまう場
合がある。
構成上、上記コンタクトガラス1の下側近傍に配置され
ている。従って、コンタクトガラス1上の原稿を読み取
るときに、上記第1キャリッジ4は、図7において矢印
30で示すようにコンタクトガラス1と平行な金属フレ
ーム27の方向にスライド移動するが、その際に、給電
ケーブル25の撓んだ部分25aが、画像読取装置のフ
レームの上部分の金属フレーム27と接触してしまう場
合がある。
【0018】このように、上記給電ケーブル25が金属
フレーム27と接触してしまうと、上記給電ケーブル2
5が損傷してしまうという問題がある。また、漏電して
しまうという問題もある。特に、高電圧、高周波駆動の
照明ランプ2(光源)を使用した場合に問題が大きい。
そこで、本発明は、図7に示すように、上記給電ケーブ
ル25が上記金属フレーム27と接触する可能性のある
範囲に、絶縁性フィルム28を上記金属フレーム27に
取り付けている。
フレーム27と接触してしまうと、上記給電ケーブル2
5が損傷してしまうという問題がある。また、漏電して
しまうという問題もある。特に、高電圧、高周波駆動の
照明ランプ2(光源)を使用した場合に問題が大きい。
そこで、本発明は、図7に示すように、上記給電ケーブ
ル25が上記金属フレーム27と接触する可能性のある
範囲に、絶縁性フィルム28を上記金属フレーム27に
取り付けている。
【0019】次に、上記絶縁性フィルム28について詳
細に説明する。この絶縁性フィルム28の材質は、ポリ
エステルフィルム等が使用されている。図3に示すよう
に、上記絶縁性フィルム28の両側縁部には、短手方向
すなわち幅方向に突出する突部28aが、長手方向に一
定の間隔を隔てて複数形成され、かつ、短手方向におい
て対蹠位置に形成されている。また、上記金属フレーム
27の平面上には、上記絶縁性フィルム28の突部28
aに対向する位置に、上記絶縁性フィルム28の突部2
8aを嵌合させる孔27aが形成されている。
細に説明する。この絶縁性フィルム28の材質は、ポリ
エステルフィルム等が使用されている。図3に示すよう
に、上記絶縁性フィルム28の両側縁部には、短手方向
すなわち幅方向に突出する突部28aが、長手方向に一
定の間隔を隔てて複数形成され、かつ、短手方向におい
て対蹠位置に形成されている。また、上記金属フレーム
27の平面上には、上記絶縁性フィルム28の突部28
aに対向する位置に、上記絶縁性フィルム28の突部2
8aを嵌合させる孔27aが形成されている。
【0020】上記絶縁性フィルム28の本体部分の短手
方向の幅28bは、上記金属フレーム27に形成されて
いる孔27aと孔27aとの短手方向の幅27bよりも
広くなっている。従って、上記絶縁性フィルム28に形
成されている複数の突部28aを、それぞれに対向する
上記金属フレーム27の平面上に形成された孔27aに
嵌合させると、図4に示すように、上記絶縁性フィルム
28は、短手方向の断面内で撓んだ状態、すなわち、上
記金属フレーム27との間に空気層40が形成されるよ
うに撓んだ状態で取り付けられる。
方向の幅28bは、上記金属フレーム27に形成されて
いる孔27aと孔27aとの短手方向の幅27bよりも
広くなっている。従って、上記絶縁性フィルム28に形
成されている複数の突部28aを、それぞれに対向する
上記金属フレーム27の平面上に形成された孔27aに
嵌合させると、図4に示すように、上記絶縁性フィルム
28は、短手方向の断面内で撓んだ状態、すなわち、上
記金属フレーム27との間に空気層40が形成されるよ
うに撓んだ状態で取り付けられる。
【0021】図7には、上記絶縁性フィルム28が上記
金属フレーム27に取り付けられたものを、絶縁性フィ
ルム28の長手方向が見えるように示している。図7に
示すように、上記給電ケーブル25が上記金属フレーム
27と接触する可能性のある範囲に、絶縁性フィルム2
8が、上記金属フレーム27との間に空気層40が形成
されるように撓んだ状態で上記金属フレーム27に取り
付けられていることにより、上記第1キャリッジ4がス
ライド移動する際に、上記給電ケーブル25の撓んだ部
分25aは、上記絶縁性フィルム28と接触し、上記金
属フレーム27と直接接触することがない。
金属フレーム27に取り付けられたものを、絶縁性フィ
ルム28の長手方向が見えるように示している。図7に
示すように、上記給電ケーブル25が上記金属フレーム
27と接触する可能性のある範囲に、絶縁性フィルム2
8が、上記金属フレーム27との間に空気層40が形成
されるように撓んだ状態で上記金属フレーム27に取り
付けられていることにより、上記第1キャリッジ4がス
ライド移動する際に、上記給電ケーブル25の撓んだ部
分25aは、上記絶縁性フィルム28と接触し、上記金
属フレーム27と直接接触することがない。
【0022】従って、上記給電ケーブル25と上記金属
フレーム27との接触による漏電を防止することができ
る。特に、例えばキセノンランプのような高電圧、高周
波駆動の照明ランプ2(光源)を使用した場合は漏電を
生じやすいが、上記実施の形態によれば、高電圧、高周
波点灯光源を使用した場合の漏電防止に有効である。ま
た、上記給電ケーブル25と上記絶縁性フィルム28と
の接触による上記給電ケーブル25の損傷を、上記絶縁
性フィルム28の撓みによるダンパ効果によって、低減
させることができる。
フレーム27との接触による漏電を防止することができ
る。特に、例えばキセノンランプのような高電圧、高周
波駆動の照明ランプ2(光源)を使用した場合は漏電を
生じやすいが、上記実施の形態によれば、高電圧、高周
波点灯光源を使用した場合の漏電防止に有効である。ま
た、上記給電ケーブル25と上記絶縁性フィルム28と
の接触による上記給電ケーブル25の損傷を、上記絶縁
性フィルム28の撓みによるダンパ効果によって、低減
させることができる。
【0023】次に、本発明にかかる画像読取装置の別の
実施の形態について図5、図6を参照しながら説明す
る。図5に示すように、金属フレーム27の水平方向の
平面部には、上記絶縁性フィルム28の突部28aに対
向する位置に、上記絶縁性フィルム28の突部28aを
嵌合させる孔27aが形成されているとともに、孔27
cが、孔27aと孔27aとの短手方向の中間位置に形
成されている。
実施の形態について図5、図6を参照しながら説明す
る。図5に示すように、金属フレーム27の水平方向の
平面部には、上記絶縁性フィルム28の突部28aに対
向する位置に、上記絶縁性フィルム28の突部28aを
嵌合させる孔27aが形成されているとともに、孔27
cが、孔27aと孔27aとの短手方向の中間位置に形
成されている。
【0024】図3、図4で説明した実施の形態と同様
に、上記絶縁性フィルム28は、上記絶縁性フィルム2
8に形成されている複数の突部28aを、それぞれに対
向する上記金属フレーム27に形成された孔27aに嵌
合させることにより、金属フレーム27との間に空気層
40が形成された形で取り付けられる。
に、上記絶縁性フィルム28は、上記絶縁性フィルム2
8に形成されている複数の突部28aを、それぞれに対
向する上記金属フレーム27に形成された孔27aに嵌
合させることにより、金属フレーム27との間に空気層
40が形成された形で取り付けられる。
【0025】図6において、符号31は、外装部品であ
る樹脂カバーを示している。この樹脂カバー31は、上
記金属フレーム27の孔27a、孔27cが形成された
平面を覆うように、上記金属フレーム27上に取り付け
られるものである。上記樹脂カバー31には、上記金属
フレーム27の平面部に形成された孔27cに嵌合する
突部31bが形成されている。
る樹脂カバーを示している。この樹脂カバー31は、上
記金属フレーム27の孔27a、孔27cが形成された
平面を覆うように、上記金属フレーム27上に取り付け
られるものである。上記樹脂カバー31には、上記金属
フレーム27の平面部に形成された孔27cに嵌合する
突部31bが形成されている。
【0026】上記突部31bは、図6に示すように、上
記金属フレーム27の平面部に形成された孔27cに嵌
合し、上記絶縁性フィルム28に向かって突出するもの
である。従って、上記突部31bの先端が上記絶縁性フ
ィルム28に対向し、上記絶縁性フィルム28は、撓ん
だ状態になる。つまり、上記突部31bの先端が、上記
絶縁性フィルム28を当接することによって、上記絶縁
性フィルム28と上記金属フレーム27との間に空気層
40が形成される。
記金属フレーム27の平面部に形成された孔27cに嵌
合し、上記絶縁性フィルム28に向かって突出するもの
である。従って、上記突部31bの先端が上記絶縁性フ
ィルム28に対向し、上記絶縁性フィルム28は、撓ん
だ状態になる。つまり、上記突部31bの先端が、上記
絶縁性フィルム28を当接することによって、上記絶縁
性フィルム28と上記金属フレーム27との間に空気層
40が形成される。
【0027】なお、上記突部31bの先端が絶縁性フィ
ルム28に常時当接している必要はなく、絶縁性フィル
ム28が前記給電ケーブル25によって押されたとき絶
縁性フィルム28が上記突部31bの先端に当接して、
絶縁性フィルム28と金属フレーム27との間の空気層
40が確保されるようにしてもよい。図5、図6に示す
例によれば、上記空気層40が確実に確保されるため、
前記実施の形態について説明した効果をより一層確実に
得ることができる。
ルム28に常時当接している必要はなく、絶縁性フィル
ム28が前記給電ケーブル25によって押されたとき絶
縁性フィルム28が上記突部31bの先端に当接して、
絶縁性フィルム28と金属フレーム27との間の空気層
40が確保されるようにしてもよい。図5、図6に示す
例によれば、上記空気層40が確実に確保されるため、
前記実施の形態について説明した効果をより一層確実に
得ることができる。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、光源が移
動しながら画像を読み取る画像読取装置において、光源
に接続された給電ケーブルが金属フレームと接触する可
能性のある範囲に絶縁性フィルムが配置され、この絶縁
性フィルムは、金属フレームとの間に空気層が形成され
るようにたわませて金属フレームに取り付けることによ
り、給電ケーブルは絶縁性フィルムと接触し、金属フレ
ームと直接接触しないため、給電ケーブルと金属フレー
ムとの接触による漏電を防止することができる。また、
給電ケーブルと絶縁性フィルムとの接触による給電ケー
ブルの損傷を、絶縁性フィルムの撓みによるダンパ効果
によって、低減させることができる。
動しながら画像を読み取る画像読取装置において、光源
に接続された給電ケーブルが金属フレームと接触する可
能性のある範囲に絶縁性フィルムが配置され、この絶縁
性フィルムは、金属フレームとの間に空気層が形成され
るようにたわませて金属フレームに取り付けることによ
り、給電ケーブルは絶縁性フィルムと接触し、金属フレ
ームと直接接触しないため、給電ケーブルと金属フレー
ムとの接触による漏電を防止することができる。また、
給電ケーブルと絶縁性フィルムとの接触による給電ケー
ブルの損傷を、絶縁性フィルムの撓みによるダンパ効果
によって、低減させることができる。
【0029】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、上記空気層は、金属フレームに取り
付けられている樹脂の外装部品の一部が、金属フレーム
から絶縁性フィルムに向かって突出することにより形成
されるようにしたため、上記空気層が確実に形成され、
給電ケーブルは絶縁性フィルムと接触し、金属フレーム
と直接接触しないため、給電ケーブルと金属フレームと
の接触による漏電をより確実に防止することができる。
また、給電ケーブルと絶縁性フィルムとの接触による給
電ケーブルの損傷を、絶縁性フィルムの撓みの弾性力に
よって、低減させることができる。
載の発明において、上記空気層は、金属フレームに取り
付けられている樹脂の外装部品の一部が、金属フレーム
から絶縁性フィルムに向かって突出することにより形成
されるようにしたため、上記空気層が確実に形成され、
給電ケーブルは絶縁性フィルムと接触し、金属フレーム
と直接接触しないため、給電ケーブルと金属フレームと
の接触による漏電をより確実に防止することができる。
また、給電ケーブルと絶縁性フィルムとの接触による給
電ケーブルの損傷を、絶縁性フィルムの撓みの弾性力に
よって、低減させることができる。
【0030】請求項3記載の発明によれば、光源を、高
周波点灯光源としたものにおいて、光源への給電ケーブ
ルが金属フレームと接触する可能性のある範囲に絶縁性
フィルムを配置し、この絶縁性フィルムと金属フレーム
との間に空気層を形成したため、高電圧の高周波点灯光
源を使用する画像読取装置において、より顕著な漏電防
止効果を得ることができる。
周波点灯光源としたものにおいて、光源への給電ケーブ
ルが金属フレームと接触する可能性のある範囲に絶縁性
フィルムを配置し、この絶縁性フィルムと金属フレーム
との間に空気層を形成したため、高電圧の高周波点灯光
源を使用する画像読取装置において、より顕著な漏電防
止効果を得ることができる。
【図1】本発明にかかる画像読取装置の光学的構成部分
の例を示す光学配置図である。
の例を示す光学配置図である。
【図2】本発明に適用可能なキャリッジ移動機構及びそ
の周辺の構成の例を示す斜視図である。
の周辺の構成の例を示す斜視図である。
【図3】本発明に適用可能な絶縁性フィルムと金属フレ
ームの例を示す斜視図である。
ームの例を示す斜視図である。
【図4】同上絶縁性フィルムと金属フレームとの位置関
係を示す側面断面図である。
係を示す側面断面図である。
【図5】本発明に適用可能な絶縁性フィルムと金属フレ
ームの別の例を示す斜視図である。
ームの別の例を示す斜視図である。
【図6】同上絶縁性フィルムと金属フレームとの位置関
係を示す側面断面図である。
係を示す側面断面図である。
【図7】本発明に適用可能な給電ケーブルと絶縁性フィ
ルムとの位置関係を示す正面断面図である。
ルムとの位置関係を示す正面断面図である。
4 第1キャリッジ 7 第2キャリッジ 25 給電ケーブル 27 金属フレーム 28 絶縁性フィルム 31 樹脂カバー 40 空気層
Claims (3)
- 【請求項1】 光源が移動しながら画像を読み取る画像
読取装置において、 光源に接続された給電ケーブルが金属フレームと接触す
る可能性のある範囲に絶縁性フィルムが配置され、この
絶縁性フィルムは、金属フレームとの間に空気層が形成
されるようにたわませて金属フレームに取り付けられて
いることを特徴とする画像読取装置。 - 【請求項2】 上記空気層は、金属フレームに取り付け
られている樹脂の外装部品の一部が、金属フレームから
絶縁性フィルムに向かって突出することにより形成され
ていることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。 - 【請求項3】 光源は、高周波点灯光源であることを特
徴とする請求項1または2記載の画像読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01284197A JP3422454B2 (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01284197A JP3422454B2 (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 画像読取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10207192A true JPH10207192A (ja) | 1998-08-07 |
JP3422454B2 JP3422454B2 (ja) | 2003-06-30 |
Family
ID=11816622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01284197A Expired - Fee Related JP3422454B2 (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 画像読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3422454B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012208418A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-10-25 | Kyocera Document Solutions Inc | 光学読取装置及び画像形成装置 |
JP2015205497A (ja) * | 2014-04-23 | 2015-11-19 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
-
1997
- 1997-01-27 JP JP01284197A patent/JP3422454B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012208418A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-10-25 | Kyocera Document Solutions Inc | 光学読取装置及び画像形成装置 |
JP2015205497A (ja) * | 2014-04-23 | 2015-11-19 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3422454B2 (ja) | 2003-06-30 |
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