JP2000078367A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2000078367A
JP2000078367A JP10245218A JP24521898A JP2000078367A JP 2000078367 A JP2000078367 A JP 2000078367A JP 10245218 A JP10245218 A JP 10245218A JP 24521898 A JP24521898 A JP 24521898A JP 2000078367 A JP2000078367 A JP 2000078367A
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Takeshi Tanabe
健 田辺
Hisashi Toriikoji
尚 鳥居小路
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿照明ランプへの給電ケーブルが、原稿走
査の際の移動によりたるまないようにする。 【解決手段】 給電ケーブルに張力を付勢する弾性部材
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機等の画像形成
装置に用いられたり、パソコンへの入力機器として用い
られる画像読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来複写機などの画像形成装置の画像読
取部は、図8に示すような構成となっている。第1ミラ
ー台101は、水平方向に往復動可能となっていて、第
1ミラー台101とは、その半分の速度で水平方向移動
する第2ミラー台102が設けられている。そして、第
1ミラー台101と第2ミラー台102は、不示図の同
一光学レール面上を同一方向に移動可能である。第1ミ
ラー台101は、照明光源103と反射照明系部材(反
射笠)104と第1ミラー105から構成されている。
一方、第2ミラー台102は、第2ミラー106と第3
ミラー107で構成されている。照明光源103と反射
照明系部材104の働きによって、原稿台ガラス108
上の原稿109を照らし、原稿像を、第1ミラー10
5、第2ミラー106、第3ミラー107を介して、レ
ンズ110に集光し、結像素子(CCD)111上に結
像する光学系を有していて、不示図の駆動系機構及び駆
動源によって、第1ミラー台101と第2ミラー台10
2が水平方向に、図示、左側から右側へスキャン移動し
て、2点鎖線状態になることで、原稿109を走査スキ
ャンし、原稿109の画像をCCD111で電気信号へ
変換するものである。ここで、照明光源103へ電源供
給するために、給電ケーブル112が第1ミラー台10
1のコネクター113に接続されており、図示に示すよ
うに第2ミラー台102を回って、本体の固定部に、も
う1方のコネクタ114へ接続されている。図示の実線
位置状態の第1ミラー台101及び第2ミラー台102
は、走査スキャンする事によって、2点鎖線位置状態へ
移動することになる。一般的に給電ケーブル112は、
図示のように屈曲された状態で移動するので、断線等を
防ぐために、柔軟性のあるケーブルが多く用いられてい
る。柔軟性があるため、第1ミラー台101、及び第2
ミラー台102が右側へ走査スキャンしていく方向へ移
動してくると、給電ケーブル102は、第1ミラー台1
01と第2ミラー台102との間の距離が徐々に広って
きて、給電ケーブルの自重でたわみが多くなり、光路1
15を妨害してしまい、画像不良が発生する問題があっ
た。
【0003】この問題を解決するために、給電ケーブル
112を有効画像域外に配設している。図9に示すよう
に、2本の平行な光学レール116a、116bの上を
スライド往復動する第1ミラー台101と第2ミラー台
102が同一レール面上に配設されている。この2本の
光学レール116a、116bの間に、レンズ110が
読みとり画像の有効域が入るようになっていて、光路1
15が形成されている。給電ケーブル112は、光学レ
ール116a、116bの外側に配置しているため、図
8に示したような給電ケーブル112の自重によるたわ
みでの光路115の妨害は発生せず画像不良が出る問題
はない。
【0004】しかしながら、有効な光路115が入る2
本の光学レール116a、116bの間隔Aの必要スペ
ースに加えて、ケーブル112の必要スペース(B2
1)が必要となる。ここでB2 は、図示上方のケーブ
ルの入るスペースで、B1 は、図示下方のスペースで
す。装置全体としては、ミラー台の両端の必要スペース
Cを加えた型で、A+2C+B1 +B2 が本体サイズを
決定する事になり、結果として、必要光路115外にケ
ーブル112を配置として、(B2 −B1 )のスペース
が必要で、装置が大型化する。又照明光源103の種類
や点灯電圧や制御方式等によっては、給電ケーブル11
2の給電線の本数が異なる。ハロゲン光源の場合は、ハ
ロゲン管の中にフィラメントが入っていて、その両端に
電圧を印加して、点灯させる構造なので、給電線は、基
本的に2本で良い。電圧が高い場合などは、安全性(縁
面確保)のため、給電線が4本位になる場合もあるが、
比較的に少ない本数で済んでしまうので、スペースBが
小さく、装置が大型化しない。蛍光灯光源の場合は、蛍
光灯管の中に水銀ガスが封入されていて、両端部にフィ
ラメントがある構造なので、給電線は、基本的に4本
で、ハロゲンの場合よりも多く、スペースB2 も大き
い。又、蛍光灯は、光量安定化のため調光制御等が必要
で調光回路が設けられていて、それらの信号を制御装置
(不示図)に入力するための信号線が必要である。さら
に、蛍光灯は、光量が早期に安定的に立ち上げるため
(ファーストコピータイム、ファーストプリントタイム
を短くするため)に、蛍光灯の管内の温度を一定温度以
上に保持するために、蛍光灯ヒータを有していて、蛍光
灯にとりつけられている。そのため、蛍光灯ヒータを制
御するための信号線が必要であり、給電ケーブル112
は、6〜12本程度の線を有することになるため、従っ
て蛍光灯光源の装置の場合は、ハロゲン光源の装置に比
べるとB2 スペースが必要となり、結果、さらに装置が
大型化してしまう。
【0005】しかしながら、蛍光灯は、ハロゲンに比べ
て、発熱量がはるかに少なく消費電力も少ない。発熱量
が少ないため冷却ファンを設けるなどの昇温対策機構が
不要となり、省電力、省エネ対応低コスト化も可能とな
るため、今後の時代の流れ(省エネ対応、地球温暖化
(CO2 削減)に必要な技術である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、前述
した問題を解決、光路の妨害となる事なく、しかも装置
を大型化させることのない給電ケーブルの支持方法及び
手段を提示し、特に蛍光灯などの給電ケーブルに適した
ケーブル支持方法を持つ画像形成装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は、原稿が載置される原稿台と、この原稿台に対し
て、走査移動する走査光学手段と、この走査光学手段上
に配置され原稿を照明する照明手段と、この照明手段へ
電力を供給するための給電部材と、を備えた画像読取装
置において、この給電部材に張力を付勢する弾性部材を
設けたことを特徴とする。
【0008】更に上記課題を解決する本発明は、原稿が
載置される原稿台と、この原稿台に対して、走査移動す
る走査光学手段と、この走査光学手段上に配置され原稿
を照明する照明手段と、この照明手段へ電力を供給する
ための給電部材と、を備えた画像読取装置において、弾
性力を有する給電部材を設けたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明す
る。
【0010】図1は、本発明を適用しうる所の画像形成
装置の読取部の主断面図である。従来装置と同構成の要
因に関しては、図6、図7と同じ符号を記す。
【0011】板金等で形成される枠体117、枠体の左
右側面118、119に接合させるレール116が配置
されている。第1ミラー台101には、光源103、反
射ミラー104、第1ミラー105が第1ミラー支台1
19上に配置されている。第2ミラー台102には、第
2ミラー106、第3ミラー107が配置されており、
第2ミラー支台120上に配置されている。
【0012】光源103は原稿台ガラス108上の原稿
109を照射する。光源103により照射された原稿1
09の画像は、図中1点鎖線光路で115に示すように
第1ミラー105、第2ミラー106、第3ミラー10
7で反射し、集光レンズユニット110に入射し、さら
にCCD等の光電交換素子111に集光される。
【0013】第1ミラー台は、図中左から右に一定の速
度で移動(スキャン)しながら、原稿画像109を読み
取る。同様に第2ミラー台102は、図中、左から右に
第1ミラー台101の速度の1/2の一定速度で移動
し、2点鎖線状態となる。
【0014】第1ミラー台101、第2ミラー台102
は、不図示の駆動系(モーター、ワイヤー、タイミング
ベルト、プーリー)によって、駆動される構成となって
いる。
【0015】さらに、光源103へ電源供給するため
に、給電ケーブル112が第1ミラー台101のコネク
ター113に接続されており、図示に示すように第2ミ
ラー台102を回って、本体の固定部に、もう1方のコ
ネクター114へ接続されている。
【0016】ここで給電ケーブル112は、屈曲性を必
要とするため、耐久性もすぐれているFPC(フレキシ
ブルプリントサーキット)ケーブルで、35μの銅基材
の両側に25μのポリイミドで構成されているものであ
る。
【0017】FPCケーブル(112)は、図3に示す
ように、銅基材のパターンが形成されており、光源10
3が蛍光灯であるため、蛍光灯の電源供給用に4本のパ
ターン(112a、112b、112c、112d)が
そしてそれ以外に、不示図の蛍光灯ヒーター、蛍光灯調
光回路の信号線用に8本のパターン(112e,112
f,112g,112h,112h,112i,112
j,112k,112l,112m)合計12本の線パ
ターンが形成されている。
【0018】図1に戻って、給電ケーブル112の本体
の固定部114の上には、給電ケーブル112に重ね
て、弾性部材121を設けてある。図2(a)〜(c)
を用いて、弾性部材121を詳細に説明する。図2
(a)に主断面図、図2(b)に横視図、図2(c)に
上視図を示す。ここで弾性部材121は、長さL=11
5mmで、幅l=75mm、厚さt=0.2mmで材質
はPET(ポリエチレンテレタレート)です。給電ケー
ブル112の幅b=47mmとなっていて、弾性部材1
21の幅lの方がbよりも大きくする構成となってい
る。弾性部材121の左端の部分は、L字型に曲がって
いて、m=3mmの曲げが形成されている。b>lの形
状及び、曲げ部m=3mmを有する形状に弾性部材12
1がなっていることによって、給電ケーブル112との
接触部Xのまもうが少なく、抵抗力も少なくてすむ。図
4に、この弾性部材121の働きについて説明する。図
1に示したように、第1ミラー台及び第2ミラー台10
2が左より右へ移動走査(スキャン)図示の2点鎖線状
態となっていくと、第1ミラー台101と第2ミラー台
の間隔距離Aが徐々に広がって大きくなっていく。図4
に示す、拡大図において、第1ミラー台101と第2ミ
ラー台の間隔距離Aが大きくなるにつれて、第2ミラー
台102も右方向へ移動してきて、給電コード112の
本体固定コネクター114近傍にくると、弾性部材12
1を給電コード112がおし上げるようになってくる。
図4のように弾性部材121が弓なり状になってくる
と、弾性部材自身の弾性力によって給電コード112に
図のB矢印方向の張力を付与することとなり、結果とし
て、第1ミラー台101と第2ミラー台102との間隔
距離Aの間にまたがる給電コード112は、ゆるまず、
しかもたるむことなく、第1ミラー台101が右端ま
で、走査終了することが可能となる。
【0019】また、図5に、上視図を示す。2本のレー
ル116a、116bの上にスライド移動する第1ミラ
ー台101、第2ミラー台102があり、光路115の
原稿像は、レンズ110を介して、CCD111に結像
される構成となっている。前に説明した給電コード11
2は、光路115内に配置されてるため、本体の幅寸法
は、小さく小型化できている。
【0020】従って、小型化が達成できたうえ、光路1
15を給電ケーブル112が妨害することなく、良好な
画像が得られる。
【0021】しかも、給電コード112の色は、黒で、
表面がつや消し処理されているので、図5に示すような
配置の給電コード112であっても、乱反射によるフレ
アー等の影響もなく、良好な画像が得られることにな
る。
【0022】図6を用いて、弾性部材121の他の実施
例を示す。
【0023】図6(a)の実施例においては、長さL
で、先端部幅長さl2 、根元部幅長さl1 で、ここでl
2 <l1 となってる台形形状の厚さtの弾性部材であ
る。
【0024】図6(b)の実施例においては、長さL
で、幅長さl、厚さtの弾性部材で、先端部幅長さa
2 、根元部幅長さa1 で、長さbの台形形状の穴を有し
ている。
【0025】図6(c)の実施例においては、長さL
で、幅長さlで、先端部の厚さt1 、根元部の厚さt2
で、t2 >t1 なる形状の弾性部材である。
【0026】図6(d)の実施例において、長さLで、
幅長さl、厚さtの弾性部材で、左端から右端に向っ
て、φC4 >φC3 >φC2 >φC2 の丸穴を有してい
る弾性部材である。
【0027】上記図6(a)〜(d)の実施例の弾性部
材は、いずれも、同様な効果を示すものである。図4で
説明したように、第2ミラー台102のスキャン動作
で、図4の左側から右側へ移動することで、弾性部材1
21が徐々に曲がっていく構造であるため、曲がり量に
応じて、FPCケーブル112へ付勢する張力が徐々に
大きくなる効果がある。よって、第1ミラー台101、
第2ミラー台102がスキャン動作によって、左側から
右側へ移動するにつれて、FPCケーブル112への張
力が、スキャン動作に連動して、徐々に強くなる効果が
あるため、従来例図8で示したようなFPCケーブル1
12のたるみによって発生する画像不良を防止でき、か
つ、FPCケーブル112に必要以上な張力を与えるこ
とがないので、FPCケーブル112と弾性部材121
とのこすれ面、具体的には、図2(a)のX部のまもう
を最小限に小さくでき、FPCケーブル112の耐久寿
命をのばす効果もある。
【0028】次に、図7を用いて、FPCケーブル11
2の他の実施例を示す。
【0029】図7(a)の実施例において、幅bのFP
Cケーブル112の上面に、幅d1,d2 (d1 <d
2 )長さe、厚さfの弾性部材(材質的には、PETシ
ートなど)200が接着されている。図1に示すコネク
ター部114に向うに従って、弾性部材200の幅dが
多きくなるように(di <d2 )、FPCケーブル11
2に接着されている。
【0030】図7(b)の実施例において、幅bのFP
Cケーブル112の面に、幅g1 ,g2 (g1 >g2
長さhの台形状の穴201が設けられている。
【0031】図1に示すコネクター部114に向うに従
って、台形穴の一辺の幅gが小さくなるように(g1
2 )、FPCケーブル112面に台形穴201が形成
されている。図7(C)の実施例において、幅bのFP
Cケーブル112で厚さi1,i2 (i1 <i2 )なる
ような厚みに変化を設けている。
【0032】図1に示すコネクター部114に向うに従
って、FPCケーブル112の厚さiが厚くなるように
(i1 <i2 )形成されている。図7(d)の実施例に
おいて、幅bのFPCケーブル112の面に、長穴j
1 ,j2 ,j3 (j1 長穴面積>j2 長穴面積>j3
穴面積)202が形成されている。
【0033】図1に示すコネクター部114に向うに従
って、長穴202の面積が小さくなるように(j1 長穴
面積>j2 長穴面積>j3 長穴面積)、FPCケーブル
112面に長穴202が形成されている。
【0034】又、長穴に限定されることはなく、FPC
ケーブル112上の穴面積が小さくなるような配置構成
(例えば、図(6)の(d)のような丸穴構成)でも良
い。
【0035】上記図7(a)〜(d)の実施例のFPC
ケーブル112は、いずれも同様な効果を示すものであ
る。図4で説明したように、第2ミラー台102のスキ
ャン動作で図4の左側から右側へ移動することで、FP
Cケーブル112が徐々に曲がっていく構造である。こ
こでFPCケーブル112の素材は、前に説明したよう
に、両側の基材が25μのポリイミドで構成されてい
て、このFPCケーブル自体にも、弾性力を有してい
て、そのため、曲がり量に応じて、FPCケーブル11
2自体に張力が徐々に大きくなる効果がある。FPCケ
ーブル自体の弾性力を保つには、両側の基板のポリイミ
ドの厚さは、25μ以上である必要はある。
【0036】よって、第1ミラー台101、第2ミラー
台102がスキャン動作によって、左側から右側へ移動
するにつれて、FPCケーブル112自体の弾性力が徐
々に強くなる効果があるため、従来例図8で示したよう
なFPCケーブル112のたるみによって発生する画像
不良を防止でき、かつFPCケーブルに必要以上な張力
を与えることがなく、又、先の実施例の弾性部材も構造
的に不要となるので、図2(a)のX部でのまもうも発
生しないため、FPCケーブル112の耐久寿命をさら
にのばす効果もある。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
以下のような効果が得られる。
【0038】(1)原稿が載置される原稿台と、この原
稿台に対して、走査移動する走査光学手段と、この走査
光学手段上に配置され原稿を照明する照明手段と、この
照明手段へ電力を供給するための給電部材とを備え、こ
の給電部材に張力を付勢する弾性部材を設けたことによ
り、この走査光学手段が走査移動することによって発生
する給電部材のたるみによる画像不良を防止でき、か
つ、この照明手段の有効画像域内に、給電部材を配置可
能となるので、装置の小型化が可能である。
【0039】又、弾性部材の幅を給電部材の幅よりも大
きく構成し、又、弾性部材の先端部をL字形状にするこ
とにより、給電部材と弾性部材の接触まもうを少なくで
き、結果として、給電部材の耐久性向上が可能となる。
【0040】又、弾性部材を黒色又はツヤケシ黒色とす
ることにより、光学的外乱(フレア光)の影響を受けに
くくなり、良質な画像も得られる。
【0041】さらには、弾性部材の弾性力を徐々に変化
をもたせる構造(形状、穴形状、厚さ)をとることによ
って、走査光学手段が走査する方向に移動することに伴
って、徐々に給電部材の張力が変化(大きくなる方向)
することにより、必要以上の張力ストレスを給電部材に
かけないこととなり、耐久寿命をより大幅に向上させる
効果もある。
【0042】(2)原稿が載置される原稿台と、この原
稿台に対して、走査移動する走査光学手段と、この走査
光学手段上に配置され原稿を照明する照明手段と、この
照明手段へ電力を供給するための給電部材とを備え、弾
性力を有する給電部材を構成することにより、この走査
光学手段が走査移動することによって、発生する給電部
材のたるみによる画像不良を防止できかつ、小型化が可
能である。
【0043】又、給電部材の弾性力を徐々に変化を持た
せる構造(形状、穴形状、厚さ)をとることによって、
走査光学手段が走査する方向に移動することに伴って、
徐々に給電部材の張力が変化(大きくなる方向)するこ
とにより、必要以上の張力ストレスを給電部材にかけな
いことになり、耐久寿命をより大幅に向上させる効果も
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の特徴を表わす装置の断面図。
【図2】本発明の特徴を表わす装置の部分拡大図。
【図3】本発明の特徴を表わす給電部材図。
【図4】本発明の特徴を表わす給電の部分拡大図。
【図5】本発明の特徴を表わす給電の上視図。
【図6】他の実施の形態を示す弾性部材。
【図7】他の実施の形態を示す給電部材。
【図8】従来例を示す装置の断面図。
【図9】従来例を示す装置の上視図。
【符号の説明】
101 第1ミラー台 102 第2ミラー台 112 FPCケーブル 121 弾性部材

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿が載置される原稿台と、 この原稿台に対して、走査移動する走査光学手段と、 この走査光学手段上に配置され原稿を照明する照明手段
    と、 この照明手段へ電力を供給するための給電部材と、を備
    えた画像読取装置において、 この給電部材に張力を付勢する弾性部材を設けたことを
    特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記の弾性部材の幅が、前記の給電部材
    よりも大きいことを特徴とする請求項1の画像読取装
    置。
  3. 【請求項3】 前記の弾性部材の先端部がL字形状を有
    していることを特徴とする請求項1の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記の弾性部材の表面が黒色又は、ツヤ
    消し黒色であること特徴とする請求項1の画像読取装
    置。
  5. 【請求項5】 前記の弾性部材がPET(ポリエチレン
    テフタレート)で構成されることを特徴とする請求項1
    の画像読取装置。
  6. 【請求項6】 前記の弾性部材の形状が、前記の給電部
    材の装置側の固定部の方向にむかって、幅が徐々に広く
    なる台形形状を有していることを特徴とする請求項1の
    画像読取装置。
  7. 【請求項7】 前記の弾性部材に台形状の穴を有してい
    て、前記の給電部材の装置側の固定部の方向にむかっ
    て、台形状の穴の一辺が、小さくなる方向に台形穴を有
    していることを特徴とする請求項1の画像読取装置。
  8. 【請求項8】 前記の弾性部材に複数個の穴を有してい
    て、前記の給電部材の装置側の固定部の方向にむかっ
    て、複数個の穴の面積が徐々に小さくなる方向に、配置
    していることを特徴とする請求項1の画像読取装置。
  9. 【請求項9】 前記の弾性部材の厚さが、前記の給電部
    材の装置側の固定部の方向にむかって、徐々に厚くなる
    ことを特徴とする請求項1の画像読取装置。
  10. 【請求項10】 原稿が載置される原稿台と、 この原稿台に対して、走査移動する走査光学手段と、 この走査光学手段上に配置され原稿を照明する照明手段
    と、 この照明手段へ電力を供給するための給電部材と、を備
    えた画像読取装置において、弾性力を有する給電部材を
    設けたことを特徴とする画像読取装置。
  11. 【請求項11】 前記の給電部材に弾性部材を貼り合せ
    たことを特徴とする請求項10の画像読取装置。
  12. 【請求項12】 前記の弾性部材の幅が、前記の給電部
    材の装置側の固定部の方向に向って、徐々に広くなるこ
    とを特徴とする請求項11の画像読取装置。
  13. 【請求項13】 前記の給電部材に台形状の穴を有して
    いて、前記の給電部材の装置側の固定部の方向にむかっ
    て、台形状の穴の一辺が、小さくなる方向に台形穴を有
    していることを特徴とする請求項10の画像読取装置。
  14. 【請求項14】 前記の給電部材に複数個の穴を有して
    いて、前記の給電部材の装置側の固定部の方向にむかっ
    て、複数個の穴の面積が徐々に小さくなる方向に、配置
    していることを特徴とする請求項10の画像読取装置。
  15. 【請求項15】 前記の給電部材厚さが、前記の給電部
    材の装置側の固定部の方向にむかって、徐々に厚くなる
    ことを特徴とする請求項10の画像読取装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6819896B2 (en) 2001-11-30 2004-11-16 Ricoh Company, Ltd. Image reading apparatus with wire twist preventing structure and imaging apparatus using the same
JP2007155911A (ja) * 2005-12-01 2007-06-21 Ricoh Co Ltd 画像読取装置、及び画像形成装置
JP2007179014A (ja) * 2005-12-02 2007-07-12 Ricoh Co Ltd 画像読取装置、画像形成装置
US7817313B2 (en) 2006-11-15 2010-10-19 Ricoh Company, Ltd. Image scanner, image forming apparatus, and image scanning method

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