JP5680962B2 - 軸貫通非接触の多回転絶対位置磁気センサ - Google Patents

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Description

本発明は、360°を越える複数回転の角度に対応した回転式の磁気位置センサの分野に関する。より詳細には、本発明は、自動車ステアリングコラムの角度の位置を測定する位置センサに関するが、この用途に限られない。
ステアリングコラムおよびハンドルの角度位置は、横滑り防止装置(ESP:Electronic Stability Program)および電動パワーステアリング(EPS:Electric Power Steering)などの機能に必要な情報である。ステアリング角(すなわち、ハンドル角度)に関する情報は、方向指示器のヘッドライト、軌道制御、自動駐車などの補助機能に使用されることもある。
ハンドルは少なくとも2回転する必要があるため、多くの自動車において、単回転センサではコラムの位置を検出できない。この解決法として、ハンドルが何回転にあるかを知るために、360°センサを「トップターン(top tour)」に関係付けてもよい(たとえば、特許文献1)。しかし、このようなシステムでは、動力投入時が初期位置であると仮定する。その後のすべての位置はこの開始位置に対しての位置である。このため、この開始位置は自動車のエンジンを入れる度に再定義されるという問題がある。つまり、このようなシステムが前回のハンドルの角度位置を記憶していない場合、あるいはエンジンが切られた後に角度が変更された場合、再びエンジンを入れた時に示される角度は間違っている。
また、コラム用途の仕様は非常に厳しい。実際、コラム用途では、絶対センサには±720°または±1440°までのレンジや、±2°未満の精度、0.1°未満の分解能が求められる。
これを達成するために、角度測定には絶対多回転による様々な解決法があり、電位差測定によるもの、光学的、誘導的、または磁気的なものなど様々な技術が用いられている。
たとえば、特許文献2または特許文献3に記載の光学的な解決法は複雑で高価であり、また、温度条件や環境条件と適合しないため、モータコンパートメントへの組み込みに適合しないことが分かる。
誘導的な解決法は、ステアリングコラムの開発および調節の点から非常に高価である(特許文献4)。
電位差測定による解決法は、主にコストと単純性の面で利点が大きい。
たとえば、特許文献5に記載された2つの360°電位差センサを含む絶対多回転センサは、当業者に知られている。第1電位差計は0°〜360°の回転部の回転角を測定するのに用いられ、第2電位差計は回転部の完全回転の回数を決定するのに用いられる。第2電位差計のロータは、一枚歯のホイールおよびスプロケットシステムによって駆動され、この一枚歯のホイールは第1電位差計に連結される。第1電位差計が完全に1回転する度に、このホイールの1つの歯がスプロケットと噛み合い(「ジェネバ」駆動と言う)、スプロケットは第2電位差計を予め設定された角度だけ回転させる。したがって、第2電位差計の変位はインクリメントされ、その位置は第1電位差計の回転ごとにインクリメントされる。両電位差計の出力を決定することによって、回転部の絶対角度を決定することができる。
この解決法には主に2つの不利点がある。一つ目の不利点として、この提案される解決法は接触部と電位差計の軌道との間に生じる摩擦によって達成されるが、この摩擦によってセンサの寿命が損なわれてしまう。また、この軌道は埃、油、または他の流体との接触によって損なわれる場合がある。二つ目の主な不利点は、第2電位差計がインクリメントされるという特徴である。第1電位差計が故障した場合、第2電位差計は回転における回転部の大まかな位置さえ検出することができず、第1電位差計の故障を検出することもできない。
現在の技術において知られている解決法として、磁気的な接触なしで、2つの回転センサの連続的な位相差から回転部の絶対位置を計算する方法がある(たとえば、特許文献6、特許文献7、特許文献8、特許文献9、および特許文献10に記載)。これらのセンサの原理は同じである。すなわち、これらのセンサはコラムに連結されたスプロケットホイールからなり、このスプロケットホイールは、歯数がわずかに異なり各々磁石と一体化された2つのピニオンを駆動する。各磁石の回転は磁気感知センサによって検出され、その後、位相シフトの信号がアルゴリズムによって処理される。このため、絶対角度の測定精度は、2つの異なるセンサから得られる2つの信号の差異と、計算アルゴリズムとに依存する。2つの信号の減算を行って1つの測定値を得ることは大きな不利点であり、いずれか1つのセンサを用いる場合に比べ、2つのセンサを用いると精度は低下する。いずれかのセンサのわずかな誤差、最もわずかな機械的位相差、ギアの一方におけるわずかな間隙などは、角度測定時の誤差につながる。また、回転部の絶対角度を計算するためには、非常に複雑なアルゴリズムが必要となる。
各信号の周期は、回転部の周期(360°)に比べ短い。つまり、2つのセンサのうちの1方の信号だけでは、回転部の位置に関する大まかな情報さえ与えられない。これは、センサの故障が他のセンサからの信号を用いて診断できない場合に問題である。
現在の技術においては、絶対多回転トルクおよび位置センサについて記載した特許文献11が知られている。この特許文献11において、回転部の位置の計測は、特許文献5に記載の原理に従って行われる。たとえば、この位置測定は2つのセンサ(すなわち、回転部に直接連結された360°センサと、ジェネバ駆動によって駆動される第2のインクリメントセンサ)を用いて行われる。特許文献5とは異なり、使用されるセンサの種類は、電位差測定式ではなく非接触の磁気式センサである。両センサは各々、磁石リングと、90°離れて配置された2つの磁石感知要素とを含む。また、磁石によって生成される磁界の動径成分を測定し、直角位相の2つの正弦波信号を生成する。これらの正弦波信号は、復号後に360°を越える位置を検出するのに用いられる。
特許文献11において特許文献5の接触の問題は解決されるが、上記のインクリメントの原理に関係する不利点は解決されない。この解決法では、センサが2つあるため、一方のセンサが他方のセンサに対して適切に配置されていない場合に測定誤差を生じ得るという別の不利点がある。
また、2つの集積回路が空間的に交互に90°ずらして配置されるため、プリント基板の表面積が大きくなる場合があり、接続数が増えてセンサの最終コストが高くなってしまう。
インクリメントを用いた同様の不利点については、特許文献12にも記載されている。特許文献12では、粗信号は3ビットのみで符号化されており、回転センサの精度が限られるとともに、3つ以上のホールセンサによって実現されている。
別の観点では、現在の技術において特許文献13が知られている。この特許文献13に
は、略直径方向に磁化された磁石リングまたは磁気ディスクの角度位置を決定するために磁石感知センサを用いる360°回転位置センサが記載されている。この特許文献において、磁石によって生成された磁界の方向を感知するセンサは磁石の外側に配置され、これによって、たとえばステアリングコラムの回転角測定用の軸貫通回転センサが得られる。また特許文献13においては、センサにおける回転を複数回から1回以下に抑えるために、運動の減速に関連付けたセンサが使用されている(図2参照)。この解決法の主な不利点は、分解能および精度を同様に低減するn減速比を用いることに起因している。これは、精度および分解能が非常に高いステアリングコラムの用途には不十分な場合がある。
本発明は、絶対多回転センサを生産するために2つの360°非接触センサを用いることによって、上記の問題を解決するものである。第1非接触センサは0°〜360°の回転部の回転角を測定するのに用いられ、第2センサは回転部の完全な回転の回数を決定するのに用いられる。
連続的なn減速比をもつ機械的システムは、2つのセンサ間で統合される。減速機の入力軸は第1センサに連結され、第2センサのロータは減速機の出力軸に連結される。第1センサが完全に1回転をする度に、第2センサは1:nの回転を行う。第2センサは限られた精度および分解能で全絶対角の測定を行えるが、第1センサは第2センサの測定の精緻化を可能にすることによってこの問題を解決するため、360°以上において高い精度および分解能が得られる。第1センサが故障した場合でも、第2センサは回転部の回転における位置を(n倍減速した分解能で)検出でき、第1センサの誤動作を検出することができる。
以下の解決法は、異なる形状構造(2回転センサ、3回転センサなど、どんな回転数でも精度と分解能が同じもの)、特に軸貫通装置の場合に有利に適合されると共に、測定の信頼性を高めることができる。
本発明は、好ましい構造によると、特許文献13に記載されている種類の2つのセンサを用いる。
第1センサ(メインセンサとも言う)は、360°を越える軌跡においてハンドル角度を測定し、この軌跡における該角度に比例する信号を伝達する。それ以上の角度については、伝達される信号は、同一のモジュロ(modulo)360°角に対して伝達される信号と同じである。この信号のみでは、初期位置に対する相対的なハンドル位置は分かるが、絶対位置は分からない。実際、第1センサは360°周期の周期信号を伝達する。この周期内の角度は正確に測定されるが、シャフトが何周期にあるかは分からない。
第2センサは、第1センサが現在何周期にあるかを示す機能を有する一方、一定の冗長性を与える機能を有する。これは、信号の精度が、第1センサ信号との相関性において様々な値の比較を可能とするには十分であるものの、確実に劣るためである。実際、伝達された信号が予期された範囲から外れている場合、システムの誤作動が推測できる。
第2センサ信号を生成する方法は幾つか考えられる。
特許文献11には、インクリメント式の第2信号を生成する方法(ジェネバ駆動)が記載されている。この信号は第1センサが何回転にあるかを正確に示すが、(インクリメント値を用いて)不連続であるため、ユーザはこの信号を使用して冗長性を得ることはできない。
本発明では、メインシャフト(図11、参照符号1)と第2センサとの間の連続減速を行う機械的手段を使用し、したがって、第2センサの機械的な角度位置は、メインシャフトを基に測定される角度位置に略比例する。
第1センサの信号は入力軸の角度(360°まで)に比例し、360°周期で周期的である。この信号によって、1回転における位置が正確に示される。
第2センサの信号は軌跡全体における入力軸の角度に略比例するが、センサ1の信号よりは精度が劣る。
これによって、軌跡全体における位置が大まかに示される。
有利なことに、両信号を電子的に組み合わせることによって、軌跡全体における入力軸位置に比例する、信号2と同種であるが第1信号の精度を有する信号を合成することができる。このため、精度および分解能において有意な利点がある。
当業者には、一方のシャフトから他方のシャフトへの減速を可能にする幾つかの手段について知られている。寸法の点から最も有利な手段は、次のような、減速比が10の3〜5乗のものである:
ホイールおよびウォームの減速;
ギアトレーンの減速;
ギアホイールの直接的な減速:この解決法は可能であるが、寸法の点からは有利でない;
磁気トルクによる減速。
図1に示す両信号は、たとえばマイクロコントローラに対して出力されてもよい。このマイクロコントローラは、第1信号および第2信号から、第2信号よりも精度および分解能が有意に向上した単調増加信号を生成する。
本発明は、図1〜図20を参照することによって一層理解されるであろう。図1〜図20は好ましい実施形態を示すが、冗長性が組み込まれた高精度の多回転絶対角センサは、この種のものに限られない。
本発明は、360°以上の複数回転の角度に対応したトルクおよび回転磁気位置センサの分野に関する。より詳細には、本発明は、ステアリングコラムのねじれおよび自動車のステアリングコラムの角度位置を測定するためのトルクおよび位置センサに関するが、この用途に限られない。
ドライバがステアリングコラムに与えるトルクは、パワーステアリングのレベルを決定するのに必要な情報である。この情報によって、ドライバはより簡単にハンドルを回すことができる。トルクおよびステアリングコラムの位置に関する情報は、自動車のアシスト性および安定性を最適化するためにまとめられる。本発明は、360°以上の位置に対応するセンサと磁気トルクセンサ(たとえば、特許文献14に記載)とを適切に関連付ける解決法を提案する。この解決法によって、感度を最適化し、部品の大きさおよび重量を最小にすると共に、取り付けが簡単で非常にコンパクトな統合体が提供される。現在の技術において、トルクおよび位置についての解決法は見つけられるが、そうした解決策は単に従来のトルクセンサおよび位置センサを隣接して配置するものである。たとえば特許文献15は、トルクセンサと多回転位置センサとを用いた解決法を提案しているが、これは単に磁気多回転位置センサに隣接して磁気トルクセンサを配置したものであり、大変な過密状態を生じさせるものである。すなわち、複数のホール素子が異なる平面にあり、トルクセンサと位置センサとの間に磁気的な相互作用があるため、複数のPCBまたは1つのフレキシブルPCBを使用しなければならない。
このため、本発明はこれらの不利点を解決する方法を提案する。トルクと位置センサを再編成するこの新しい内蔵型センサは、4つの異なる磁気構造を含む。この磁気構造とは
:ブリーチに取り付けら放射状に磁化された複数の磁石を含み、トルクセンサに属する、第1のロータ磁気構造と;複数の歯を有する2つの同心リングを含み、トルクセンサに属する、第2のステータ磁気構造と;磁石感知要素が配置される測定間隙を形成すべく、閉鎖アームによって拡張された2つの同心リング部分からなり、トルクセンサに属する、第3の固定コレクタと;ステータ部分のリング間に配置され直径方向に磁化された磁石(またはハルバッハ磁石)を含み、トルクセンサの第2の磁気構造を支持するプラスチック部分の上におけるキャストから成形可能である、第4の構造と、である。MLX90316または他の種類の磁石感知要素は、位置磁石センサの外部に配置され、トルクセンサの磁石感知要素と同じPCBに属する。
この構造によって、軸方向における大きさがトルクセンサのみの場合と同じトルクおよび位置センサが得られる。この構造において、トルクセンサ磁石と位置センサ磁石とは同心である。また、すべてのホール素子はこれらのセンサの回転軸に垂直な磁石正中面に位置する。利点としては、1つのPCB上にすべてのホール素子を挿入でき、また、一方のセンサから他方のセンサに対する磁気相互作用をなくすことができる。
このような統合型センサのコストは、構成要素を共有することによって削減される。すなわち、位置センサ磁石およびトルクセンサの同心リングはキャストにより同時に成形でき、1部品として形成可能である。同様に、トルクおよび位置センサのホールセンサはすべて同じ単一のPCBの一部となる。
この構造に対し、特許文献15の最初の部分に記載されるように、減速および絶対位置センサを追加することができる。
有利な方法において、1つのハウジング内に統合するために、両検出システムは互いに近接して配置される。このため装置はコンパクトとなり、監視を行う装置に容易に載置できる。
国際公開第07/014599号 欧州特許出願公開第1219527号明細書 米国特許第6,848,187号明細書 米国特許第6,384,598号明細書 米国特許第5,200,747号明細書 米国特許出願公開第2005/000288286号明細書 特開2006−119082号公報 米国特許第6,941,241号明細書 米国特許第5,930,905号明細書 米国特許第6,466,889号明細書 国際公開第2005/076860号 欧州特許第0699151号明細書 国際公開第07/057563号 仏国特許出願公開第2872896号明細書 米国特許出願公開第2006/0236784号明細書
従来技術による、単回転の解決法を示す模式図。 従来技術による、減速機および単回転センサを用いた多回転の解決法を示す模式図。 従来技術による、不連続の多回転の解決法の出力信号を示すグラフ。 従来技術による、不連続の減速システムを用いた多回転磁気による解決法を示す模式図。 従来技術による、不連続の減速システムを用いた電位差測定による解決法を示す模式図。 従来技術による、異なる多回転の解決法を示すグラフ。 従来技術による、歯数がわずかに異なる2つのスプロケットホイールによって信号位相差を用いた多回転の解決法を示す模式図。 従来技術による、増加する位相差を用いた2つの出力信号を示すグラフ。 従来技術による、多回転の解決法のシャフト端部を示す模式図。 2つのセンサの出力信号を示す概略図。 本発明のホイールおよびウォームを示す正面図。 ホイールおよびウォームを備える完全なセンサを上から見た場合の分解斜視図。 図11に示す要素を下から見た場合の模式図。 本発明に係るホイールおよびウォーム(キャップを外した状態)を示す分解斜視図。 本発明に係るホイールおよびウォーム(キャップを外した状態)を示す正面図。 本発明に係る減速を行うクラスタ(キャップなし)を示す透視図。 減速を行うクラスタを備えるセンサ(ハウジングから外した状態)を示す分解斜視図。 本発明に係る、減速を行うクラスタを示す斜視図。 本発明に係る、減速を行うクラスタ(ハウジングなし)を示す透視図。 本発明に係る、メイン磁石と適所にあるカップリング磁石とを含む磁気減速機を示す模式図。 360°位置センサ(メインセンサ)に関連付けたトルクセンサの正面図。 360°位置センサ(メインセンサ)に関連付けたトルクセンサの断面図。 同一のPCBに統合されたトルクおよび位置センサのASICSを示す模式図。 トルクセンサと、360°位置センサ(メインセンサ)と、ウォームの運動変換を感知する第2センサとの関連を示す斜視図。 トルクセンサと、360°位置センサ(メインセンサ)と、ウォームの運動変換を感知する第2センサとの関連を示す断面図。 トルクセンサと、360°位置センサ(メインセンサ)と、ウォームの運動変換を感知する第2センサとの関連を示す正面図。
本発明は、図21〜図25を参照することによって、一層理解されるであろう。図21〜図25は好ましい実施形態を示すが、冗長性が組み込まれた高精度の多回転絶対角センサは、この種のものに限られない。
図1〜図9は、本明細書の冒頭部分に記載した従来技術を示す図面である。
図10は本発明の出力信号を示す。第1信号は高精度の分解能の360°(1回転)における周期信号であり、第2信号はこの周期信号の4分の1の分解能の4回転における絶対信号である。
図11〜図15は、ホイールおよびウォームを備える減速機の使用を示す。
大口径のウォーム1は、測定されるシャフト(たとえば、自動車のステアリングコラム
)周囲に搭載されるように、中が空洞になっている。このウォームは測定されるシャフトに取り付けられている。直径方向に磁化された第1磁石3は、このウォームに連結され、1回転を通じて精密信号を感知する第1センサの一部を成す。この磁石は、磁気ブリーチ8に搭載されてもされなくてもよい。本出願において、ウォームはセンサハウジング9に軸留めされ、ハウジングは固定されている。このウォームは、第2磁石7が連結されるスプロケット4を回転させるように駆動する。第2磁気センサの一部は、精度は劣るが軌跡全体にわたる信号を感知する(図10の信号n°2)。このスプロケットは、ハウジング9に軸留めされている。自動車ハンドルの角度軌跡は、多くの場合2〜5回転分であるが、これらの値に限らない。回転ポインタである磁石7が軌跡全体において1回転にわずかに満たない回転をするように、減速比が選択される。この角度軌跡は、分解能の点で、第2センサの可能性から最も利点が得られるものである。図に示す例において、ウォーム1には3つの溝があり、スプロケット4には13個の歯がある。したがって、減速比は4.33であり、これは軌跡が4回転のハンドルに適合する。この運動変換においてわずかな緩みは許容されるが、不可避な程度にすべきであり、減速時の緩みに関係する寄生ヒステリシスを追加することによって第2センサの精度を過度に低下させないようにすべきである。
センサ2は、直径方向に磁化された磁石3の動径(radial)成分および接線(tangentiel)成分を測定する。
センサ6は、直径方向に磁化された磁石7の軸方向成分および接線成分を測定する。
この種の構造を選択することによって、部品数を抑えたコンパクトなセンサが得られる。また、これらの部品はプラスチック注入成形によって低コストで容易に大量生産できる。更に、この構造によって同一のPCB5に2つのセンサ2,6を配置することが可能となり、製造コストの面で大きな利点がある。
図16〜図19は、クラスタ減速機の使用を示す。
中空の第1ホイール1はシャフトに連結されており、その角度位置が測定される必要がある。このシャフトは、ホイール1を貫通する。
直径方向に磁化された第1磁石3は、このホイールに連結され、1回転を通じて精密信号を感知する第1センサの一部を成す(図10、信号n°1)。スプロケットとホイールとを含む第2可動部12は、第1ホイール1と噛み合う。第2可動部と同様に、第3可動部13は第2可動部と噛み合い、第4可動部14を回転させるように駆動する。すべての可動部はハウジング9内部に軸留めされる。クラスタと呼ばれるこのような可動部のアセンブリによって、ホイール1の角速度が減速される。
第4可動部は、直径方向に磁化された磁石7と、磁気シールドとして機能する軟鉄リング16とを備える。
第2磁石7は粗い第2信号(図10、信号n°2)のセンサの一部であるが、軌跡全体にわたって拡張される。
第2センサはシャフトに貫通されてもされなくてもよく、第4可動部14とハウジング9との軸は離間してもよい。このセンサによって測定される磁界成分は、シャフトが貫通していない場合、磁石回転軸の1点において互いに直交する2つの動径成分である。あるいはシャフトが貫通している場合は、磁石の外側の1点における動径成分および接線成分である。
上記の例と同様に、減速比は、第4可動部14が、したがって磁石7が、入力軸の全体軌跡において1回転にわずかに満たない回転を行うように選択される。
可動部の数は、大きさの制約または所要の軌跡に適合するように変更してもよい。
送信されるトルクが非常に小さい場合、スプロケット歯の圧力角度を低くすることができる(たとえば、12°)。これによって、第2センサの精度に影響を与える緩みが最小に制限される。実際、回転の復号機能に必要な精度はあまり高くないが、冗長性機能に必要な精度はかなり高い。
すべての可動部と、可動部を保持するハウジング9とは、プラスチック注入成形によって経済的に得られる。センサ2,6は、単一のPCB5に溶接されるので、製法が経済的となる。
図に示す例において、以下のスプロケットが選択される:
入力ホイール1(歯数:60)
ホイール12(歯数:12,34)
ホイール13(歯数:12,39)
出力ホイール14(歯数:35)。
これによって減速比は5.37となる。したがって、本明細書においては、軌跡が5回転のハンドルを例として示している。
図20は、直接的な磁気接続の使用を示す。
図に示す例において、直径方向に磁化された磁石リング3はシャフトに連結されており、このシャフトの回転は測定する必要がある。多極磁石リング20は同一平面上に配置され、接触作用するハウジングに軸留めされる。実際、N極とS極はメイン磁石3のS極とN極に交互に向い合い、2つの磁石間で角速度が減速される。非磁性の薄壁によって、あるいはホイール間での機械的な直接接触なく、減速を可能にする非接触磁気減速システムについては、当業者によく知られている。
図に示す例において、第1シャフト磁石3には1組の極があり、第2シャフト磁石20には6組の極がある。これによって、2つのシャフト間の減速比が6となり、軌跡が約6回転のハンドルを測定できるようにシステムは適合される。
第2ホイールの中心に配置された2極磁石7は、上記の例と同様に、第2ホイールの角度位置を取得できる。メイン磁石3はステアリングコラムへ堅固に連結されるため、その位置が正確に測定できる。
図21および図22は、トルクセンサと360°絶対位置センサとのコンパクトなアセンブリの正面図および断面図である。このアセンブリは:
2ステータ多極磁石10と、2つのコレクタ8と、PCB5に搭載された2つの磁石感知要素7とを備えるトルクセンサ;と、
アセンブリの大きさを最適にするために2つのステータ間に適切に配置され、直径方向に磁化された磁石3と、PCB5上に配置され、磁石3の軸方向成分および接線成分を測定するセンサ6とを含む位置センサ;と
に再編成される。磁石3はステータと同時にキャスト成形することができ、トルクおよび位置の測定は、磁石感知要素を用いて同一面で行える。
図23は、トルクセンサの2ASICホール7、360°位置センサのASICホール、ASICが組み込まれた単一のPCB、およびトルクセンサコレクタ構造を示す。
図24、図25、および図26は、トルクセンサと多回転絶対位置センサとのアセンブリの斜視図、断面図、および正面図である。このアセンブリは以下のように再編成される
2ステータ多極磁石10と、2つのコレクタ8と、1つのPCB5に組み付けられた2つの磁石感知要素7とを含むトルクセンサ、
周期θ/nの「周期」関数に従って信号を生成して周期的な角度位置を提供する検出システムであって、アセンブリの大きさを最適にするために2つのステータ間に適切に配置される直径方向に磁化された磁石3と、PCB5上に配置され、磁石3の軸方向成分および接線成分を測定するセンサ6とを含む検出システム、
軌跡θにおける絶対信号を生成する検出システムであって、直径方向に磁化された磁石19と磁石19の軸方向成分および接線成分を測定するセンサ16とを含む、ホイール18およびウォーム11の減速機(図11〜図15を参照)を含む検出システム。
図11〜図19に顕著に見られるように、1つのハウジングに組み付けられたコンパクトなセンサを実現するために、両検出システム(すなわち、センサ2,6)は互いに接近して有意に配置される。

Claims (17)

  1. シャフトの軌跡θにおける角度位置を測定するための絶対位置磁気センサであって、前記シャフトは前記センサを貫通しており、前記センサは前記シャフトの位置を検出するための少なくとも2つの検出システムを備え、
    前記検出システムのうちの少なくとも第1の検出システムは、前記シャフトに連結される入力軸の運動を連続的に変換し、周期θ/nの「周期」関数に従って信号を生成して前記シャフトの周期的な角度位置を提供するための機械的システムを含み、前記第1の検出システムは、直径方向に磁化されている第1の磁石を備え、前記第1の磁石は前記シャフトの周囲に取り付けられる中空のウォームに連結されており、
    前記検出システムのうちの少なくとも第2の検出システムは、前記シャフトの軌跡θにおける絶対信号を生成するためのシステムを含み、前記第2の検出システムは、スプロケットに連結される第2の磁石を備え、前記ウォームは前記スプロケットを回転させるように駆動し、
    前記第1の検出システムは、位相が略90度ずれた2つの正弦波信号を供給するために、磁石によって生成される磁界の動径成分と、接線成分とを測定する、略同位置に配置された少なくとも2つの磁石感知要素を含み、
    θおよびnは、θ/n=360(n>1)の関係を満たし、
    前記第2の検出システムは、位相が略90度ずれた2つの正弦波信号を供給するために、磁界の接線成分、動径成分、または軸方向成分と、磁界の動径成分、軸方向成分、または接線成分とを測定する、略同位置に配置された少なくとも2つの磁石感知要素を含み、
    前記第1、第2の検出システムの2つのセンサは共に、1つの印刷回路基板上に配置される、絶対位置磁気センサ。
  2. 前記第2の検出システムは、前記第1の検出システムの出力軸上の少なくとも1つの磁石を含むとともに、少なくとも1つの磁石感知要素を含む、請求項1に記載の絶対位置磁気センサ。
  3. 前記第1の検出システムの磁石感知要素と、前記第2の検出システムの1つ以上の磁石感知要素とは、同一平面上にある、請求項1に記載の絶対位置磁気センサ。
  4. 前記磁石感知要素は、同一の接続平面に接続される、請求項3に記載の絶対位置磁気センサ。
  5. 前記第1の検出システムは、ホイールまたはウォームの減速機である、請求項3に記載の絶対位置磁気センサ。
  6. 前記第1の検出システムは、少なくとも2つの多極磁石を備える非接触減速機であり、前記多極磁石のうちの少なくとも1つは前記シャフトに連結されている、請求項3に記載の絶対位置磁気センサ。
  7. 前記シャフトに連結された前記減速機の多極磁石は、前記第1の検出システムの磁石でもある、請求項5に記載の絶対位置磁気センサ。
  8. 前記第1の検出システムに連結された前記減速機の多極磁石は、前記第2の検出システムの磁石でもある、請求項6に記載の絶対位置磁気センサ。
  9. 信号を処理する回路は、前記第1および第2の検出システムからの電気信号を用いて、前記シャフトの軌跡θ全体における絶対位置を高精度に計算する、請求項1に記載の絶対位置磁気センサ。
  10. 前記第1および第2の検出システムは、1つのハウジングに組み込まれるように互いに接近して配置される、請求項1に記載の絶対位置磁気センサ。
  11. ステアリングコラムのねじれ検出用の位置センサのアセンブリであって、
    トーションバーにかかるねじれトルクを推定するために、トーションバーによって同軸に接続された入力軸および出力軸の相対的角度位置±Ψ(Ψ>20)を検出するための少なくとも1つの検出システムと、同検出システムは、放射状に配向された複数の磁石を含む第1のロータ磁気構造と、近傍に少なくとも1つの磁石感知要素が配置された歯によって拡張される2つのリングを含む第2のステータ構造とからなることと;
    請求項1乃至10のいずれか一項に記載の絶対位置磁気センサにおける第2の検出システムと;
    少なくとも1つの信号処理システムと、を含み、
    θ、Ψ、およびnは、θ/n=360(θ/Ψ>20、n≧1)の関係を満たし;
    前記シャフトは、トルクセンサの入力軸または出力軸でもある、アセンブリ。
  12. 前記トルクセンサは、少なくとも1つの間隙を形成する2つのフロー閉鎖部から成る第3の固定コレクタ構造を含み、前記間隙には、少なくとも1つの磁石感知要素が配置される、請求項11に記載のアセンブリ。
  13. 前記トルクセンサのフロー閉鎖部、およびステータリングは、互いの間において、ステータ表面およびコレクタ表面の両方の径方向の相対位置から独立した一定な位置に収集表面を形成する、請求項12に記載のアセンブリ。
  14. 請求項1乃至10のうちのいずれか一項に記載の絶対位置磁気センサを含む、請求項11に記載のアセンブリ。
  15. 前記第1の検出システムの磁石感知要素と、前記第2の検出システムの1つ以上の磁石感知要素とのうちの1つ以上は、ねじれ検出用の前記センサの磁石感知要素と同一平面上にある、請求項11に記載のアセンブリ。
  16. 少なくとも1つのシールドが、ねじれ測定用の前記センサと前記シャフトの位置検出システムとの間に組み込まれる、請求項11に記載のアセンブリ。
  17. トルクおよび位置センサの磁気サブアセンブリはキャスト成形される、請求項11に記載のアセンブリ。
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