JP5680795B2 - シート折り装置 - Google Patents

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Description

本発明は、印刷紙などのシートを移送経路上において一時的に停止または減速させるためのシート減速手段を備えるシート折り装置に関する。
従来、シート折り装置として、シート積載部に積層されたシートを一枚ずつ繰り出して移送するシート移送手段と、そのシート移送手段により移送されるシートの進行を阻止するシートストッパと、シートストッパにより進行を阻止されて部分的に撓んだシートの撓み部分を挟んで折り曲げるシート折曲手段と、を備えるものが知られている(特許文献1)。
特開平5−238637号公報 特開昭60−23253号公報 特開昭63−41377号公報 米国特許第3797820号公報
特許文献2は、ゴムを備える抑止部材を所定の軸に回転可能に取り付け、ソレノイドにより抑止部材を紙に押し付けて停止させることを開示する。しかし、このやり方ではゴム表面の全体が紙に密着するので、紙が抑止部材とともに動いたり、紙にシワがよったりする。これでは安定した折り位置を確保することができない。
特許文献3及び特許文献4は、垂直上方からクランプを押し付けてシートを停止させることを開示する。しかし、このやり方ではシートを強く押圧するのでシートにダメージを与えるおそれがある。
この発明は、上記課題を解決し、紙などのシートに与えるダメージを軽減しつつ、シートを所定の位置で正確に折れる装置を提供することを目的とする。
この発明は、シートSを所定の経路に沿って移送するシート移送手段11,12,13,14と、前記シート移送手段により移送中の前記シートの少なくとも一部分を減速させるシート減速手段6a,6bと、前記シート減速手段により減速されることによって撓まされた前記シートの部分を折り曲げる折り曲げ手段11、13及び11、14と、前記シート減速手段を制御する制御部とを備えるシート折り装置であって、
前記シート減速手段は、
前記シート移送手段により移送中の前記シートを受け入れるガイド部材62と、
予め定められた厚みをもつ板状の押圧部材63と、前記シートに面する端面に前記押圧部材が設けられ、予め定められた支点63で回転可能に保持される押圧部材取付部66とを含み、前記ガイド部材に沿って進行する前記シートを前記押圧部材のエッジED1で前記ガイド部材に押し付ける抑止部材と、
前記支点を中心に前記抑止部材を回転させる抑止部材駆動部65とを備え、
前記抑止部材は、前記押圧部材が前記シートに接していない待機位置と、前記押圧部材のエッジが前記シートに接するが、前記押圧部材の面の全体が前記シートに接することのない押圧位置とをとるものであり、
前記抑止部材は、前記シートの進行方向と同じ方向へ回転することにより前記待機位置から前記押圧位置へ移動し、前記シートの進行方向と反対の方向へ回転することにより前記押圧位置から前記待機位置へ戻り、
前記抑止部材駆動部は、前記制御部からの指令に従い、前記抑止部材を前記待機位置から前記押圧位置へ回転させるものである。
本発明の実施の形態に係るシート折り装置の斜視図である。 本発明の実施の形態に係るシート折り装置の補助ガイド部材を引き出した状態を示す図である。 本発明の実施の形態に係る補助ガイド部材の斜視図である。 本発明の実施の形態に係る補助ガイド部材の動作説明図である。 本発明の実施の形態に係る補助ガイド部材の動作説明図である。 本発明の実施の形態に係るシート折り装置の内部構造の説明図である。 本発明の実施の形態に係るシート減速手段を部分的に破断して示した側面図である。 本発明の実施の形態に係るシート減速手段の平面図である。 本発明の実施の形態に係るシート減速手段の部分拡大断面図である。 本発明の実施の形態に係るシート減速手段の抑止部材の周辺を示す側面図である。この図は待機位置を示す。 本発明の実施の形態に係るシート減速手段の抑止部材の動作説明図である。 本発明の実施の形態に係るシート減速手段の抑止部材の動作説明図(比較例)である。 本発明の実施の形態に係る装置の制御系統のブロック図である。 本発明の実施の形態に係るシート減速手段の制御系統のブロック図である。 本発明の実施の形態に係るシート減速手段の説明図(タイミングチャート)である。 本発明の実施の形態に係る補正テーブルの説明図である。 本発明の実施の形態に係る駆動時間設定テーブルの説明図である。 本発明の実施の形態に係るセンサ選択処理のフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る装置の動作説明図である。 本発明の実施の形態に係る装置によるシートの折り方の説明図である。
図1は、本発明の実施の形態に係るシート折り装置の斜視図である。シート折り装置1は、装置1の内部へ向かって下り傾斜しているシートストッカ2と、その下方に位置する排出トレイ80と、シート(紙)の折り方を指定するための操作パネルPANとを備える。排出トレイ80がシートの出口Eである。
図2に示すように、シート折り装置1の背面は取り外せるようになっている。この背面は、後述のシート減速手段6a及び6bから突出するシートを湾曲している内面で受け止める補助ガイド部材90となっている。
補助ガイド部材90の内面は、図3に示すようになっている。シートの進行方向に沿って複数の(9個の)板が設けられている。これらの板の形状はいずれも同じであり、その形状は、概ね、板を半分の小判状(半卵型)で切り欠いたようになっている。その角は、概ね、四分の一の円弧をなす。
補助ガイド部材90は、図4及び図5に示すように、その内面に設けられた板の断面で、シート減速手段6a及び6bから突出するシートを受け止める。
補助ガイド部材90を設けることにより、シート減速手段6a及び6bをシートよりも小さくできるから、シート折り装置1を小型にすることができる。
図6を参照してさらに説明を加える。シートストッカ2は、折り畳み可能なシートS(本例において定形の用紙)を積層状態にしてストックする部分である。その傾斜方向下側の一端部上にはゴムなどからなる捌き板3が設けられている。シートストッカ2上に積層されたシートSが捌き板3により捌かれ、上層のシートSから順に一枚ずつ繰り出される。シートストッカ2の前方には、捌き板3上を通過したシートSを案内する滑走板4が設けられている。そのシートストッカ2寄りの端部にはゴムなどからなる捌き板5が設けられている。
このフリクション式以外にも公知のエアサクション式が有る。供給手段として、フリクション式、エアサクション式あるいはその他の手段を採用することができる。
10は、捌き板3,5の上方に設けられ、捌き板3,5を通過するシートSの上面に転がり接触する供給ローラである。
11は、捌き板5と供給ローラ10との間を通じて繰り出されるシートSの下流側に位置する駆動ローラである。
12,13,14、は駆動ローラ11に外接して同調回転する従動ローラである。
15,16は、駆動ローラ11と従動ローラ14の間を通過したシートSを出口E(これは排出トレイ80に連通している)へ移送する搬送ローラである。
ローラ10〜16は、シートSを所定の経路に沿って移送するシート移送手段を構成する。
駆動ローラ11及び従動ローラ13は、シート減速手段6aにより撓まされたシートの部分を折り曲げる折り曲げ手段でもある。駆動ローラ11及び従動ローラ14は、シート減速手段6bにより撓まされたシートの部分を折り曲げる折り曲げ手段でもある。
17は、供給ローラ10、駆動ローラ11及び搬送ローラ151を回転駆動するモータ(シート移送手段駆動部)である。
18は、モータ17の動力を伝達する伝動部である。伝動部18は、モータ17の出力軸に設けられたプーリ18a、駆動ローラ11と同軸上に設けられたプーリ18b、供給ローラ10と同軸上に設けられたギア18c、このギア18cと外接噛合するギア18d、このギア18dと同軸上に設けられたプーリ18e、搬送ローラ15と同軸上に設けられたプーリ18fおよびギア18g、このギア18gと外接噛合するギア18h、このギア18hと同軸上に設けられたプーリ18i、プーリ18a、18b、18e及び18iに巻き掛けられたタイミングベルト18j、搬送ローラ16と同軸上に設けられたプーリ18k、及び、プーリ18fと18kに巻き掛けられた平ベルト18nを備えている。
モータ17を回転させることで、供給ローラ10と駆動ローラ11のみならず、駆動ローラ11に外接する従動ローラ12,13,14、及び、搬送ローラ15,16を一斉に回転させることができる。ただし、供給ローラ10は同軸上に設けられる図示しないクラッチの作用により間欠回転されるようになっている。これにより、駆動ローラ11と従動ローラ12、13、14を連続回転させながら、シートストッカ2上のシートSを間欠回転する供給ローラ11により一枚ずつ所定のタイミングで繰り出すことができる。
19は、駆動ローラ11と従動ローラ14との間を通過したシートを出口Eへと導く搬送路である。搬送路19は、平行に対向して近接配置された上下一対のプレート19a、19bを備える。下部側のプレート19bは、搬送ローラ15,16の外周部を露出させるために、部分的に切り欠かれている。
6a及び6bは、それぞれシート減速手段である。図6の例では、駆動ローラ11の外周に臨む位置でシート減速手段6aと6bがそれぞれ斜め上方と斜め下方に向けて配置されている。シート減速手段6aと6bの間の角度は約90°である。シート減速手段6a,6bは、それぞれ前記シート移送手段による移送中のシートSを撓ませるように、それを一時的に減速させるものである。なお、「減速」はシートSを完全に停止させることも含む。
上部側のシート減速手段6aは、駆動ローラ11と従動ローラ12との間を通じて送り込まれるシートSを減速させる。下部側のシート減速手段6bは駆動ローラ11と従動ローラ13の間を通じて送り込まれるシートSを減速させるものである。
図7〜図9は、シート減速手段6a,6bの説明図である。シート減速手段6aと6bは同じものであるので、以下の説明において両者を区別する必要のないときは、「a」「b」の符号を省略する。
シート減速手段6は、シートSの進入を許容するギャップGを介して互いに平行に近接して対向する上部ガイド板61と下部ガイド板62とを備える。上部ガイド板61と下部ガイド板62は、鋼板をプレスするなどにより形成される。上部ガイド板61と下部ガイド板62の間に形成されるギャップGは、例えば1〜3mm程度である。
63は、ギャップG内に進入したシートSをその厚さ方向からギャップGの内面(本例において下部ガイド板62の上面)に押し付けるゴム製のパッドである。パッド63は、ギャップG内でのシートSの撓み変形を抑制するために、ギャップGのシートSが出入りする受け入れ端側に設けられている。図7において、右側がシートSの進行方向である。シートSが折り曲げられるとシートSは進行方向から反対側へ戻る。
64は、パッド63を予め定められた待機位置と押圧位置との間で移動させるパッド移動手段である。図7はパッド63の待機位置を示す。待機位置と押圧位置については、後に詳しく説明する。
パッド移動手段64は、駆動源として上部ガイド板61上に設置したソレノイド65と、パッド63を底面に取り付けたパッド固定バー66と、パッド固定バー66にソレノイド65の伸縮駆動力を伝達する伝動リンク67とを含む。
図8及び図9に示すように、パッド固定バー66は、上部ガイド板61に沿ってギャップGに対するシートの進入方向と直交する方向に延びている。パッド固定バー66の延在方向は、シートSの端と並行である。パッド固定バー66の中央部にブラケット66aが取り付けられている。パッド固定バー66の長手方向両端にも左右一対のブラケット66bが取り付けられている。なお、図8において、パッド固定バー66の部分に施したハッチングは、パッド固定バー66を明示するもので、断面をあらわすものではない。
なお、図8及び図9は押圧位置を示すが、パッド63の面の全体がシートSの上面又は下部ガイド板62の内面に接している。図8及び図9は押圧位置は、図11で説明する押圧位置とは少し異なる。
一方、上部ガイド板61には、パッド固定バー66の配置部分を切り抜いた長孔61aが形成されているとともに、その長孔61aの両端部分を曲げ起してなるブラケット61b、61bが形成されている。ブラケット61b,61bとブラケット66b,66bは、それぞれ、枢軸68、68により連結されている。ソレノイド65の伸縮ロッド65aとブラケット66aが、伝動リンク67により連結されている。ソレノイド65を伸縮駆動したとき、パッド固定バー66が枢軸68を中心に回転する(円弧運動を行う)。これにより、パッド63が待機位置と押圧位置との間で移動する。
ブラケット61bは、切り起こしではなく、金属のブロックなどを使用することもできる。
伸縮ロッド65aにはコイルバネ69が設けられている。このバネの弾性により、ソレノイド65が駆動されていないときは、パッド63は待機位置にある。ソレノイド65が駆動されると、バネ69の弾性に打ち勝って伸縮ロッド65aが縮み、パッド63は押圧位置へ移動する。ソレノイド65は、駆動電流がないときは伸縮ロッド65aがバネ69の弾性により伸長してパッド63を待機位置に移動させる。
図8に示すように、上部ガイド板61にはシート進入センサ7が設けられている。このセンサ7は、ギャップG内に進入するシートの端を検出する。シート進入センサ7は、例えば、反射形光電スイッチである。
図10及び図11を参照して、パッド63の待機位置と押圧位置について説明を加える。
以下の説明において、パッド63(押圧部材)とパッド固定バー66(押圧部材取付部)をまとめて「抑止部材」と記す。
パッド63の厚みは、図11(a)のaである。パッド固定バー66のシートSに近い方の端面(下面)にパッド63が設けられている。パッド固定バー66は支点FCで回転可能に保持されている。支点FCは枢軸68に相当する。
APはソレノイド65の駆動力の作用点、Fは作用する力である。
図10及び図11(a)では抑止部材63,66が待機位置にある。すなわち、パッド63がシートSに接していない状態である。図10の61cは、抑止部材63,66を待機位置に留めるための抑止部材ストッパである。
図11(a)に示すように、待機位置において、パッド63の面に垂直な線とシートSの進行方向のなす角度は約55°である。
図11(b)では、ソレノイド65が駆動され、抑止部材63,66が点線のように移動し、押圧位置にある。すなわち、シートSをパッド63のエッジED1で下部ガイド板62の内面に押し付けている。図11では下部ガイド板62の表示を省略している。
エッジED1は、シートSの進行方向に沿って存在するパッド63の2つのエッジのうち、シートSの進入位置から遠い方のものである。エッジED1がシートSに接するのは、パッド63の厚みaとパッド固定バー66のシートSに接する端面(下面)から支点FCまでの長さcの和が、支点FCからシートSまでの距離hよりも若干小さいためである。
図11(b)に示すように、押圧位置において、パッド63の面に垂直な線とシートSの進行方向のなす角度は約76°である。待機位置と押圧位置の角度の差は約20°である。
抑止部材63,66は、シートSの進行方向と同じ方向へ約20°回転することにより待機位置から押圧位置へ移動し、シートSの進行方向と反対の方向へ約20°回転することにより押圧位置から待機位置へ戻る。
パッド63の長さbは、パッド固定バー66の端面の長さdよりも短い。パッド63は、パッド固定バー66のシートSの進入側の端に寄せて設けられている。このため、パッド63の端面のシートSの進入側と反対側のエッジ(押圧部材取付部のエッジ)ED2はパッド63により覆われていない。したがって、図10及び図11(a)(b)の抑止部材63,66は2つのエッジED1とED2を持つ。
待機位置では、2つのエッジED1とED2のいずれもがシートSに接していない(押圧していない)。押圧位置では、エッジED1がシートSに接するが、エッジED2がシートSに接していない。
もし、図12(a)のように、押圧位置において2つのエッジED1とED2のいずれもがシートSに接しているときは、パッド63が磨り減った場合、図12(b)のように、金属部のエッジED2が先にシートSに接触するようになり、シートSを止められなくなるおそれがある。シートSにダメージを与えるおそれもある。
したがって、製品の期待寿命の範囲内で、あるいはオーバーホールの間隔内において、パッド63が磨り減ったとしても、図11(b)のように、押圧位置においてエッジED1がシートSに接するが、エッジED2がシートSに接していないように、パッド63の厚みaを選択すべきである。
抑止部材63,66が、図11(b)のように押圧することにより、次のような作用効果を奏する。
(1)パッド63が円弧運動するように構成し、シートSに対してそのエッジED1でブレーキをかけるので、シートSをしっかりと保持でき、シートSが厚く、かつ、速く動くときでも十分に減速させることができる。ソレノイド65の駆動力に加えて、シートSの間に生じる摩擦力によりパッド63はシートSの進行方向に引っ張られ、これによりパッド63がさらに円弧運動するようになる。この結果、パッド63はより強くシートSに押し付けられるので、より大きなブレーキ力を得ることができる。エッジED1でブレーキをかけることで、シートSの進行力を利用して減速を効果的に行うことができる。
(2)抑止部材63,66に2つのエッジED1とED2を設けることにより、シートSが進入方向とは反対方向へ戻るときにシートSの進行を妨げる、あるいはシートSにダメージを与えることがない。シートSが進行方向に進むときは下面(下部ガイド板62の内面)に沿って進行するが、反対方向に戻るときは上面(パッド63の面)に沿って進行する。このとき、エッジED1とED2の間にはパッド63が存在しないので、シートSの進行を妨げるといったことが少なくなる。
(3)押圧位置において、パッド63の面に垂直な線とシートSの進行方向のなす角度が90°より小さくなるようにすることで、シートSを十分に減速できるとともに、安定した折り位置を確保することができる。もし、角度が90°となり、パッド63の面の全体がシートSに接触するようになると、安定した折り位置を確保することができない。角度が90°を超えるとシートSを止めることができない。上記(1)とは逆にシートSの進行力によりブレーキが弱くなる。
図11(c)は、パッド63の長さbを、パッド固定バー66の端面の長さdと同じとした例を示す。この例ではエッジED2は存在しない。図11(c)の実施例は、上記(2)の効果は奏しないが、上記(1)及び(3)の効果を奏する。
図13を参照して、発明の実施の形態に係る装置の制御系統を説明する。
CONTは、操作パネルPAN及び複数のセンサからの信号に基づき、ソレノイド65a、65b及びモータ17を制御する制御部である。制御部CONTは、CPU、ROM、RAM、I/Oを含む。CPUがROMに記憶されたプログラムを実行することにより、制御が行われる。
操作パネルPANからは、例えば、シートSの折り方を指示する信号が行われる。折り方については、図20及びその説明を参照されたい。
制御部CONTに接続されるセンサは次のようなものである。
シートサイズセンサSSは、シートストッカ2に置かれたシートSのサイズを検知するものである。検知される大きさはA4,A3などである。シートサイズセンサSSは公知であるので、その詳細な説明は省略する。
なお、シートサイズセンサSSに代えて操作パネルPANからシートSのサイズを入力することもある。シートサイズセンサSSを設ける必要のない場合がある。
給紙センサFSは、シート移送手段10〜16にシートSが取り込まれたことを検知するセンサである。給紙センサFSは例えば光学式のセンサ(フォトインタラプタなど)であり、例えば捌き板3又は供給ローラ10の近傍に設けられる。
シート進入センサ7a,7bは、シートSのシート減速手段6a,6bへの進入を検知するセンサである。その設置位置の例は図8に示されている。
排紙センサESは、折られたシートSの排出を検知するセンサである。排紙センサESは、出口Eに設けられる。
ロータリエンコーダREは、駆動ローラ11の回転量を検出するセンサである。ロータリエンコーダREの回転軸は、直接又はギアなどの伝達機構を介して駆動ローラ11の回転軸に接続されている。駆動ローラ11が回転すると、その回転角度に応じてロータリエンコーダREはパルスを出力する。例えば、駆動ローラ11がΔθ回転するごとに1つのパルスを出力する。パルスを数えることで回転ローラ11の回転角を知ることができる。また、パルスの数に基づきシートSの移動量を知ることができる。
図14を参照して、抑止部材63,66に対する制御について説明する。図14は、シート減速手段6aの制御系統又はシート減速手段6bの制御系統を示している。両者の制御内容はほぼ同じであるので、以下の説明では「a」「b」を表記せず、シート減速手段6aと6bを区別しない。
図14の制御系統は、CPUがプログラムを実行することで実現される。当該制御系統は、ICなどのハードウエアによっても実現される。
100は、シート進入センサ7によりシートSの進入(シートSの端)を検知したタイミング(図15のt0)から所定時間(図15のT1、パルスの数PN1、後述の補正をした場合は補正後のパルス数PN1’)経過したタイミング(図15のt1)でソレノイド65の駆動を開始するように制御するソレノイドオン信号発生部である。
101は、ソレノイド65を駆動している時間(図15のT2)を設定し、この時間を経過したタイミング(図15のt2)でソレノイド65の駆動を停止するように制御するソレノイド駆動時間設定部である。
102は、モータ17の駆動情報(例えば電流値)に基づきモータ17の駆動速度を算出する速度算出部である。例えば、駆動電流がI0,I1,I2であるとき、駆動速度はv0,v1,v2であることを予め知ることができるから、これを利用して速度を算出する。
SWは、電源PSからソレノイド65に流れる電流をオンオフするスイッチである。スイッチSWは、ソレノイドオン信号発生部100の出力によりオンとなり、ソレノイド駆動時間設定部101の出力によりオフとなる。
ソレノイドオン信号発生部100は、操作パネルPANからのシートSの折り方の指示及びシートサイズセンサSSの出力に基づき抑止部材63,66を駆動するソレノイド(抑止部材駆動部)65の駆動開始タイミングを設定するソレノイドオン位置設定部(駆動開始情報設定部)1001と、シート進入センサ7がシートSを検知したときにロータリエンコーダREの出力パルスの計数を開始するカウンタ1002と、カウンタ1002をソレノイドオン位置設定部1001の出力と比較し、一致したときにスイッチSWへオン信号を出力する比較器1003と、モータ(シート移送手段駆動部)17の駆動速度に対応して定められる調整時間を記憶する補正部(補正テーブル)1004を含む。
ソレノイドオン位置設定部1001は、折り方の態様(2つ折り、3つ折りなど)とシートSの大きさ(A3、A4など)に基づき折り位置を定める。折り位置を定める手順は公知であるので、説明は省略する。ソレノイドオン位置設定部1001の出力である折り位置をロータリエンコーダREの出力パルスの数PN1(補正をした場合は補正後のパルス数PN1’)で表現する。
カウンタは、t0以降の出力パルスの数を計数する。比較器1003は、計数したパルスの数がPN1(又はPN1’)になったときにソレノイド65をオンにする。期間T1は、ロータリエンコーダREがPN1(又はPN1’)個のパルスを出力するのに要する時間に相当する。抑止部材63,66がブレーキをかける対象であるシートSの位置(PN1又はPN1’に相当)は変化しないが、モータ17の回転速度の大小によって期間T1は変化する。ソレノイドオン位置設定部1001は折り位置に対応して、ソレノイド65のオンのタイミングを設定していると見ることもできる。
ところで、ソレノイド65のオンから抑止部材63,66によりブレーキ力が作用するまでの間には所定の時間遅れΔTが存在する。補正部(補正テーブル)1004は、ΔTの影響を除去する補正を行う。例えば、図16に示す補正テーブルを持ち、モータ17の駆動速度に応じてPN1の値を補正し、PN1’とする。図16の例では、駆動速度=第1速度のときλ1をPN1から減算する。PN1’=PN1−λ1である。PN1’が補正を行った場合のシートの検知からシートの抑止までの実際の期間に対応する。この補正はソレノイドオン位置設定部1001で行うようにしてもよい。あるいは、カウンタ1002の出力に加算する。λ2、λ3も同様である。
上記のようにモータ17の駆動速度によって折り位置(パルス数PN1)は変化しないが、時間遅れΔTで発生するパルスの数は変化するために、補正部1004は必要である。補正部1004は、調整値λ1、λ2,λ3を用いてソレノイド65のオンのタイミングを調整していると見ることもできる。
調整値は、待機位置から押圧位置への移動に要する時間ΔTに基づき定められる。調整値の絶対値はモータ17の駆動速度が大きいほど大きくなる。言い換えれば、モータ17の駆動速度が大きいほど、補正によりt1はt0に近づく。第1速度における遅延をΔT1とすると、ΔT1においてロータリエンコーダREが出力するパルスの数が補正値λ1に相当する。
ソレノイド駆動時間設定部101は、例えば図17のようなテーブルを持つ。同図によれば、シートSが第1サイズ、モータ17の駆動速度が第1速度であるとき、ソレノイド65のオン時間T2はτ11となる。
図17において、シートSの移送速度が大きいほど駆動時間τ長くなり、シートSの大きさ(質量)が大きいほど駆動時間τは長くなる。第1サイズ〜第4サイズの順でサイズが大きくなり、第1速度〜第3速度の順で速度が高くなるものとすると、τ11<τ12<τ13<τ14であり、τ11<τ21<τ31である。
なお、シートSの質量が違っていても、ソレノイド65の駆動時間が変化しないようにしてもよい。この場合、τ11=τ12=τ13=τ14となる。
抑止部材63,66はシートSを減速し、シートSを撓ませ、撓んだ箇所を折り曲げ手段(駆動ローラ11及び従動ローラ13)で折り曲げるためのものである。この目的を達成するには、抑止部材63,66はシートSを十分に減速させなければならない。減速に要する時間は、シートSのサイズ(質量)とその進行速度の関数である。シートSの運動エネルギーは質量に比例し、進行速度の2乗に比例するから、図17のテーブルの駆動時間τは、上述のように、シートSの移送速度が大きいほど長く、シートSの大きさが大きいほどは長くなるように定められる。
なお、駆動時間τが長くなりすぎると、シートSが折り曲げ手段へ移動することを妨げる。駆動時間τは、シートSを上記目的を達成する程度に撓ませる程度に長く、シートSが折り曲げ手段へ移動することを妨げない程度に短い、ことが望ましい。
ソレノイドオン信号発生部100は、シートSの大きさが予め定められた閾値よりも小さいときに、シート進入センサ7に代えて給紙センサFSの出力に基づき駆動開始タイミングを設定する。この処理フローチャートを図18に示す。
シートSが小さいと、シート進入センサ7の出力に基づいて抑止部材63,66を駆動したのでは間に合わないことがある。例えば、図15のT1が時間遅れΔTよりも短いあるいは同程度の場合である。このとき、給紙センサFSの出力に基づき駆動開始タイミングを設定すれば、T1を十分長く取ることができるから、抑止部材63,66を適正な位置に接触させることができる。
前記閾値は、例えばT1とΔTの関係に基づき定められる。例えば、補正部1004による補正結果が0又は所定値(信頼性を高めるための余裕を見込んだ値)より小さくなったとき、給紙センサFSの出力を用いるようにする。
以上のように構成されるシート減速手段6a,6bを備えるシート折り装置の作用について説明する。
図19は、シート減速手段6a,6bいずれのパッド63も押圧位置にあるように示してあるが、実際には以下のように、作用の状況に応じて待機位置又は押圧位置のいずれかの位置にある。
図19において、シートSは、まず駆動ローラ11と従動ローラ12との間を通って上方に位置するシート減速手段6aのギャップG内に送り込まれる。
このとき、パッド63は、待機位置にあってギャップG内へのシートSの進入を許容する。
シート進入センサ7によりシートSが検出されると、その検出信号に基づいてソレノイド65が駆動され、これによってパッド63が押圧位置に移動される。
シートSがパッド63によりギャップGの内面に押し付けられる。シートSがパッド63と下部ガイド板62とにより挟まれ、その進行を阻止される。
シートSの後端側は駆動ローラ11と従動ローラ12との間にあって、その両ローラ11、12から先方(下流)に送られ続ける。駆動ローラ11とパッド63の間においてシートSが下方に撓む。その撓み部分Saが駆動ローラ11と従動ローラ13との間に巻き込まれる。
駆動ローラ11と従動ローラ13によりシートSの撓み部分Saが折り曲げられるとともに、シートSは当該折曲部分を先行端として下方に位置するシート減速手段6bのギャップG内に送り込まれる。
シート減速手段6aと同様にシートSは撓み、その撓み部分Sbが駆動ローラ11と従動ローラ14との間に巻き込まれる。
駆動ローラ11と従動ローラ14との間を通過したシートSは、搬送路19により外部に排出される。
発明の実施の形態に係るシート折り装置によれば、図20に示す各種の折り方が可能である。図20(a)は外3つ折り、図20(b)は内3つ折り、図20(c)は4つ折りを示す。
シート減速手段6a,6bのいずれか一方に近接して図示しないシャッタ装置を設け、前記シャッタ装置でそのギャップG内へのシートSの進入を禁止するとともに、他方のシート減速手段のみでシートSを減速させることにより、図20(d)のようにシートSを2つ折りとすることができる。
図20のどの折り方を行うかはパッド63の動作タイミングに依存する。当該動作タイミングはソレノイドオン信号発生器100により設定される。
本発明は上記のような構成に限らない。例えば、パッド63およびその移動手段64を下部ガイド板62の底面側に設け、ギャップG内に進入したシートSがパッド63により上部ガイド板61の下面(内面)に押し付けられるようにしてもよい。
ギャップGを形成する上下一対のガイド部材は、上部ガイド板61や下部ガイド板62のような板材であることに限らない。ガイド部材を、複数の棒材を平行に重ねることにより構成してもよい。
6a,6b シート減速手段
7、7a,7b シート進入センサ
11 駆動ローラ(シート移送手段、シート折り曲げ手段)
12 従動ローラ(シート移送手段)
13 従動ローラ(シート移送手段、シート折り曲げ手段)
14 従動ローラ(シート移送手段、シート折り曲げ手段)
17 モータ(シート移送手段駆動部)
61 上部ガイド板
62 下部ガイド板(ガイド部材)
63 パッド(押圧部材、抑止部材)
64 パッド移動手段
65 ソレノイド(抑止部材駆動部)
66 パッド固定バー(押圧部材取付部、抑止部材)
100 ソレノイドオン信号発生部
1001 ソレノイドオン位置設定部(駆動開始情報設定部)
1002 カウンタ
1003 比較器
1004 補正部
101 ソレノイド駆動時間設定部(駆動時間設定部)
CONT 制御部
ES 排紙センサ
FS 給紙センサ
G ギャップ
PS 電源
RE ロータリエンコーダ
S シート
SS シートサイズセンサ
SW スイッチ

Claims (6)

  1. シートを所定の経路に沿って移送するシート移送手段と、前記シート移送手段により移送中の前記シートの少なくとも一部分を減速させるシート減速手段と、前記シート減速手段により減速されることによって撓まされた前記シートの部分を折り曲げる折り曲げ手段と、前記シート減速手段を制御する制御部とを備えるシート折り装置であって、
    前記シート減速手段は、
    前記シート移送手段により移送中の前記シートを受け入れるガイド部材と、
    予め定められた厚みをもつ板状の押圧部材と、前記シートに面する端面に前記押圧部材が設けられ、予め定められた支点で回転可能に保持される押圧部材取付部とを含み、前記ガイド部材に沿って進行する前記シートを前記押圧部材のエッジで前記ガイド部材に押し付ける抑止部材と、
    前記支点を中心に前記抑止部材を回転させる抑止部材駆動部とを備え、
    前記抑止部材は、前記押圧部材が前記シートに接していない待機位置と、前記押圧部材のエッジが前記シートに接するが、前記押圧部材の面の全体が前記シートに接することのない押圧位置とをとるものであり、
    前記抑止部材は、前記シートの進行方向と同じ方向へ回転することにより前記待機位置から前記押圧位置へ移動し、前記シートの進行方向と反対の方向へ回転することにより前記押圧位置から前記待機位置へ戻り、
    前記抑止部材駆動部は、前記制御部からの指令に従い、前記抑止部材を前記待機位置から前記押圧位置へ回転させることを特徴とするシート折り装置。
  2. 前記押圧部材の長さは、前記押圧部材取付部の前記端面の長さよりも短く、
    前記押圧部材取付部の前記端面の前記シートの進入側と反対側のエッジ(以下、このエッジを「前記押圧部材取付部のエッジ」と記す)は前記押圧部材により覆われておらず、
    前記待機位置は、前記押圧部材のエッジ及び前記押圧部材取付部のエッジのいずれもが前記シートに接することのない位置であり、
    前記押圧位置は、前記押圧部材のエッジが前記シートに接するが、前記押圧部材取付部のエッジが前記シートに接することのない位置であることを特徴とする請求項1記載のシート折り装置。
  3. 前記シートの折り方を入力するための操作パネルと、前記シートの大きさを検知するシートサイズセンサと、前記シートを移送するために前記シート移送手段を駆動するシート移送手段駆動部とを備え、
    前記シート減速手段は、前記シートの進入を検知するシート進入センサを含み、
    前記制御部は、
    前記操作パネルからの前記シートの折り方の指示及び前記シートサイズセンサの出力に基づき前記抑止部材駆動部の駆動開始情報を設定する駆動開始情報設定部と、
    前記シートの移送速度及び/又は前記シートの大きさに対応して定められる駆動時間を記憶する駆動時間設定部とを備え、
    前記制御部は、
    前記シート進入センサの出力及び前記駆動開始情報設定部により設定された前記駆動開始情報に基づき前記抑止部材駆動部の駆動を開始し、
    前記シートサイズセンサの信号及び/又は前記シート移送手段駆動部の駆動速度に基づき前記駆動時間設定部から対応する前記駆動時間を取得し、取得された前記駆動時間に基づき前記抑止部材駆動部を駆動することを特徴とする請求項1記載のシート折り装置。
  4. 前記制御部は、さらに、前記シート移送手段駆動部の駆動速度に対応して定められる調整値を記憶する補正部を備え、
    前記制御部は、
    前記シート移送手段駆動部の駆動速度に基づき前記補正部から前記調整値を取得し、取得された前記調整値に応じて前記抑止部材駆動部の駆動タイミングを補正することを特徴とする請求項3記載のシート折り装置。
  5. シートが前記シート移送手段により受け入れられたことを検知する給紙センサを備え、
    前記制御部の前記駆動開始情報設定部は、前記シートの大きさが予め定められた閾値よりも小さいときに、前記シート進入センサに代えて前記給紙センサの出力に基づき前記抑止部材駆動部の駆動開始情報を設定することを特徴とする請求項3記載のシート折り装置。
  6. 前記シート減速手段の前記ガイド部材の長さは前記シートの長さよりも短く、
    前記ガイド部材から突出する前記シートを湾曲している内面で受け止める補助ガイド部材を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項5いずれかに記載のシート折り装置。
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