JP5680206B2 - アンテナ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、アンテナ装置に関する。より詳しくは、衛星、地上局、移動局などの通信相手からの電波を追尾して、アンテナの姿勢を変化させるアンテナ装置(追尾アンテナ)に関する。
従来、通信相手からの電波を追尾して、アンテナの姿勢を変化させるアンテナ装置には、ベースプレートのアンテナ側にカウンタウエイトを設け、カウンタウエイトとベースプレートとの間に防振構造を設けたものがある(例えば、特許文献1参照)。さらに、AZ/ELの2軸駆動アンテナ、あるいはAZ/クロスEL/ELの3軸駆動アンテナでのユニット取り外し時の固定を行って、保守性を向上させた通信アンテナ装置がある(例えば、特許文献2参照)。
カウンタウエイトの配置に関しては、特許文献1に記載されたアンテナ装置と同様に、ベースプレートのアンテナ側にカウンタウエイトを設けるものが一般的である(例えば、特許文献3および4参照)。特許文献5のように、アンテナ下端にカウンタウエイトが装着されているアンテナ上に支点を有し、この支点を中心としてアンテナが可動自在に設置されるものもある。なお、アンテナ装置における防振構造としては、特許文献6ないし8に記載されるようなヘリカルアイソレータが用いられることが多い。
特開2008−228045号公報 特開2011−87044号公報 特開平5−343913号公報 特開平10−107530号公報 特開平6−53719号公報 特開平8−316061号公報 特開2003−42227号公報 特開2011−64244号公報
しかし、特許文献1ないし4に記載のアンテナ装置においては、構成上の理由から、さらに重心をベースプレートに近づけることは困難であるという課題があった。特許文献5に記載のアンテナ装置は、アンテナとカウンタウエイトとを直接連結しており、追尾アンテナに適用しても、重心をベースプレートに近づけられるわけではない。
本発明は、上述のような課題を解消するためになされたもので、重心がベースに近く、カウンタウエイトの配置の自由度が高いアンテナ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の観点に係るアンテナ装置は、移動体または構造物に固定されるベースと、ベースの一方の側に配置され、ベースに支持されるアンテナ部と、ベースのアンテナ部と反対側に配置され、ベースに支持されるカウンタウエイト部と、を備える。カウンタウエイト部は、複数のビームによりベースに支持され、ベースは、複数のビームの端部を固定する複数の固定部が形成されベースを移動体または構造物に固定するベース支持部の一端は、ベースに形成された複数の固定部に囲まれるベースの領域に固定される。
本発明によれば、一方の側にアンテナ部が配置されたベースの他方の側にカウンタウエイト部が支持されるので、重心がベースに近く、カウンタウエイト部の配置の自由度が高いアンテナ装置を得ることができる。
本発明の実施の形態に係るレドーム付きのアンテナ装置の構成図である。 実施の形態に係るレドーム無しのアンテナ装置の構成図である。 アンテナ装置がベースの一方の側に配置された場合の模式図である。 図3Aのアンテナ装置のベースに振動が加わった場合を模式的に示す説明図である。 実施の形態に係るアンテナ装置の模式図である。 図4Aのアンテナ装置のベースに振動が加わった場合を模式的に示す説明図である。 実施の形態の変形例に係るアンテナ装置の模式図である。 図5Aのアンテナ装置のベースに振動が加わった場合を模式的に示す説明図である。 実施の形態に係るにレドーム付きのアンテナ装置の正面図である。 実施の形態に係るレドームなしのアンテナ装置の正面図である。 実施の形態に係るにレドーム付きのアンテナ装置の背面図である。 実施の形態に係るレドームなしのアンテナ装置の背面図である。 実施の形態に係るにレドーム付きのアンテナ装置の右側面図である。 実施の形態に係るレドームなしのアンテナ装置の右側面図である。 実施の形態に係るにレドーム付きのアンテナ装置の左側面図である。 実施の形態に係るレドームなしのアンテナ装置の左側面図である。 実施の形態に係るにレドーム付きのアンテナ装置の上面図である。 実施の形態に係るレドームなしのアンテナ装置の上面図である。 本発明の実施の形態に係るアンテナ装置の底面図である。 実施の形態に係るにレドーム付きのアンテナ装置の斜視図である。 実施の形態に係るレドームなしのアンテナ装置の斜視図である。 実施の形態に係るアンテナ装置のカウンタウエイト部をベース側から見た斜視図である。 実施の形態に係るアンテナ装置のカウンタウエイト部をベースと反対側から見た斜視図である。 実施の形態に係るアンテナ装置のベース構成を示す平面図である。 実施の形態に係るアンテナ装置のベース支持部付きの左側面図である。 実施の形態に係るアンテナ装置のベース支持部付きの背面図である。 実施の形態に係るアンテナ装置のベース支持部付きの正面図である。
実施の形態.
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。なお図中、同一または同等の部分には同一の符号を付す。図1は、本発明の実施の形態に係るレドーム付きのアンテナ装置の構成図である。図2は、実施の形態に係るレドーム無しのアンテナ装置の構成図である。
アンテナ装置は、アンテナ部6、ベース10およびカウンタウエイト部7を備える。アンテナ装置は、ベース10を移動体または構造物に固定して使用される。移動体は、自動車もしくは列車などの車両、船舶、または、飛行機、ヘリコプター、飛行船もしくは気球などの航空機である。構造物は、例えば、衛星通信地球局の局舎、通信装置を収容するキュービクル、通信装置の筐体などである。以下、ベース10が固定される移動体または構造物をアンテナ装置搭載体と称する。
カウンタウエイト部7は、ビーム(beam:梁、桁、横材)13a、13bなどによって、ベース10に固定されて支持される。アンテナ部6は、ベース10の一方の側に配置され、ベース10に固定されて支持される。アンテナ部6は、ベース10に取り付けられたレドーム11で覆われる。ベース10は、第1のベースプレート5、防振構造部8および第2のベースプレート9から構成される。第1のベースプレート5と、第2のベースプレート9は、防振構造部8を間に介在させて連結される。
アンテナ部6は、主反射鏡1およびアンテナ駆動部2から構成される。アンテナ駆動部2は、駆動制御部2b、AZ/EL軸駆動部3およびPOL軸駆動部4を含む。また、アンテナ部6は、低雑音増幅器(LNA)6bを含む。
主反射鏡1(反射鏡、パラボラ)は、衛星、地上局、移動局など通信相手からの通信波を反射し、一次放射器に集めるものである(受信時)。このとき、副反射鏡を介してもよい。また、送信時は逆の動作、すなわち、一次放射器から出射する通信波を主反射鏡1で反射して、衛星、地上局、移動局などに向けて放射する。アンテナ駆動部2は、主反射鏡1を駆動して、ベース10に対する主反射鏡1の姿勢を変化させる。駆動制御部2bは、アンテナ駆動部2を制御する。
図2のAZ/EL軸駆動部3は、アンテナ駆動部2を構成し、主反射鏡1をアジマス方向およびエレベーション方向に駆動する。AZ/EL軸駆動部3はさらに、クロスエレベーション方向にも駆動するものであってもよい。その場合は、AZ/EL軸駆動部3は、三軸駆動となる。POL軸駆動部4は、アンテナ駆動部2を構成し、主反射鏡1の偏波角を変更する。POL軸駆動部4は、通信波が円偏波である場合は用いられないことがある。主反射鏡1およびアンテナ駆動部2を含むアンテナ部6は、第1のベースプレート5に支持される。アンテナ部6は、一般的な追尾アンテナとして動作する機能を有する。
低雑音増幅器(LNA)6bは、アンテナ部6が受信した通信波の雑音の付加を抑えて増幅する。アンテナ部6は、通信相手からの電波を追尾して、主反射鏡1の姿勢を変化させるアンテナ装置(追尾アンテナ)の追尾機能の主たる機能を有する。
レドーム11は、開口部分がベース10(第1のベースプレート5)にネジや嵌め込みなどの締結手段で固定され、アンテナ部6を覆う。換言すると、第1のベースプレート5は、カウンタウエイト部7と反対側に覆い被さったレドーム11を備える。レドーム11は、アンテナ部6が通信する電波を透過させる。
カウンタウエイト部7は、第1のベースプレート5のアンテナ部6と反対側に配置され、第1のベースプレート5に支持される。カウンタウエイト部7は、第1のベースプレート5に固定されることにより、アンテナ装置の重心を第1のベースプレート5に近づける働きをする。防振構造部8は、第1のベースプレート5に一端が固定された防振構造を有する。防振構造部8は、例えばバネとダンパーの機能を備える。第2のベースプレート9は防振構造部8の他端を固定する。第2のベースプレート9は、第1のベースプレート5とカウンタウエイト部7との間の、第1のベースプレート5寄りに配置されている。実施の形態に係るアンテナ装置は、第2のベースプレート9を移動体または構造物に固定することによって、固定される。本実施の形態では、防振構造部8として、第1のベースプレート5と第2ベースプレート9との間に配置されたヘリカルアイソレータを用いる構成を想定して説明する。
カウンタウエイト部7は、第1のベースプレート5のアンテナ部6と反対側に、ビーム13a、13b、13c(図7参照)によって第1のベースプレート5に固定され、第1のベースプレート5に支持される。図1および図2では、ビーム13cは、ビーム13bの背後に隠されている。ビーム13a、13b、13cの一端は、第1のベースプレート5に形成された第1のビーム固定部14に、ボルトなどの締結手段(固定手段)を用いて締結(固定)される。ビーム13a、13b、13cの他端は、カウンタウエイト部7に形成された第2のビーム固定部15に、ボルトなどの締結手段(固定手段)を用いて締結(固定)される。以下、ビーム13a、13b、13cのいずれかを指す場合に、ビーム13と総称することがある。
少なくとも1つの第1のビーム固定部14は、2つのビーム13の一端を、ピン接合とみなせる距離で固定する。また、少なくとも1つの第2のビーム固定部15は、2つのビーム13の他端を、ピン接合とみなせる距離で固定する。ピン接合とみなせる距離とは、ビーム13の曲げ歪みに比べて、接合点の間の曲げ歪みが無視できる距離である。そして、1つの第1のビーム固定部14に一端を固定された2つのビーム13は、それぞれ他端を異なる第2のビーム固定部15に固定される。すなわち、ビーム13の少なくとも一部は、トラス構造を構成する。
第1のビーム固定部14および第2のビーム固定部15は、それぞれ、第1のベースプレート5およびカウンタウエイト部7と一体でもよいし、別体でもよい。本実施の形態では、第1のビーム固定部14および第2のビーム固定部15は、第1のベースプレート5およびカウンタウエイト部7と別体であり、ネジで締結される場合を図面に示す。
なお、一部の図面では、第1のビーム固定部14および第2のビーム固定部15をビーム13の構成として省略したものもある。第1のビーム固定部14および第2のビーム固定部15の両方または一方をビーム13と一体化してもよい。
図1および図2に示すように、実施の形態に係るアンテナ装置は、ベース10の一方の側に配置されたアンテナ部6と、ベース10の他方の側に配置され、ベース10に支持されるカウンタウエイト部7とを有する。アンテナ装置は、カウンタウエイト部7に収容される送受信処理部を備える。送受信処理部は、主反射鏡1によって受信し、フィルタやLNA6bを介した信号(通信波)の受信処理、および/または、アンテナ部6から送信される信号の送信処理を行う。カウンタウエイト部7は、送受信処理部を収容する筐体(ケース)が外殻となっている。
本実施の形態のアンテナ装置は、送受信処理部の質量ををアンテナ部6のカウンタウエイトとして利用している。送受信処理部のみではカウンタウエイトとしての質量が足りない場合は、送受信処理部に加えて「重り」となるものを追加してよい。その場合は、送受信処理部と「重り」とで、カウンタウエイト部7が構成される。
アンテナ装置では、送受信処理部(カウンタウエイト部7)がアンテナ部6(レドーム11)内に無く、ベース10のアンテナ部6と反対側にビーム13を介して支持されているので、冷却の面でも優位となる効果がある。また、レドーム11を外さずに、送受信処理部7にアクセスできるので、容易に保守できる。
送受信処理部(カウンタウエイト部7)は、複数のビーム13により、ベース10(第1のベースプレート5)に支持されるので、送受信処理部とアンテナ部6とをつなぐケーブル(信号線、制御線など)の少なくとも一部を、複数のビーム13のいずれかに固定することができる。
送受信処理部が、カウンタウエイト部7として必要以上の質量を有する場合は、送受信処理部の機能を構成する回路や基板・モジュールの一部を、アンテナ装置搭載体やアンテナ部6内に配置して質量配分をとってもよい。この質量配分の微調整には、上述の「重り」を利用してもよい。さらに、質量配分の微調整に、ビーム13(第1のビーム固定部14および第2のビーム固定部15も含む)の質量や本数を利用してもよい。カウンタウエイト部7が、送受信処理の機能の少なくとも一部を担う場合、カウンタウエイト部7は、送受信処理部を含むと言える。
ベース10は、図1および図2に示すように、アンテナ部6、および、カウンタウエイト部7(送受信処理部7)を支持する第1のベースプレート5と、第1のベースプレート5と連結され、アンテナ装置搭載体に固定される第2のベースプレート9とからなっている。第2のベースプレート9をベースプレートと称し、第1のベースプレート5をアンテナ支持部またはカウンタウエイト支持部或いはアンテナ・カウンタウエイト支持部と称してもよい。
実施の形態に係るアンテナ装置は、ベース10のアンテナ部6と反対側に、カウンタウエイト部7を設けているので、ベースのアンテナ部側に、カウンタウエイトを設ける場合と比較して、大きく重心をベースに近づけることができる。その結果、重心がアンテナ装置を固定する位置に近いアンテナ装置を得ることができる。
図3Aは、アンテナ装置がベースの一方の側に配置された場合の模式図である。図3Aに示すアンテナ装置は、実施の形態に係るアンテナ装置とは異なり、アンテナ部6c内に、カウンタウエイトまたはカウンタウエイトに相当する部材を有する。図3Aのアンテナ装置は、ベース10bのアンテナ部6c側にカウンタウエイト(重り)を有する。ベース10bのアンテナ部6c側にカウンタウエイトを配置した場合、ある程度の重心をベース10bに近づける効果と防振の効果はあるが、図1および図2に示す実施の形態に係るアンテナ装置と比較すると、高い重心と弱い防振機能しか得ることができない。
図3Bは、図3Aのアンテナ装置のベースに振動が加わった場合を模式的に示す説明図である。図3Aの説明において述べたような構成のため、カウンタウエイトの配置には限界があり、アンテナ装置の重心が、防振構造部8bよりも必然的に遠くなる。そのため、アンテナ装置が横から加振されると、アンテナ装置全体(アンテナ部6c)が大きく傾いて、ベース10bを中心とする振り子運動のように主反射鏡1が振動してしまう(図3Bの矢印つき円弧)。このような主反射鏡1の傾きは衛星、地上局、移動局などに対する指向誤差を増加させ、アンテナ装置の動作や通信に支障をきたすおそれがある。
図4Aは、実施の形態に係るアンテナ装置の模式図である。図4Aに示すアンテナ装置は、図1および図2に示すアンテナ装置の構造(防振構造)を模式的に示す。模式的に示しているので、防振構造部8とビーム13の数は、他の図とは一致していない。
図4Aに模式的に示す実施の形態に係るアンテナ装置は、カウンタウエイト部7がベース10のアンテナ部6と反対側に設置されている。カウンタウエイト部7の取り付け高さを、アンテナ部6の重心位置とバランスを取るように設定することができる。そのため、アンテナ装置の重心を図3Aの構造よりもベース10に近づけることができる。第1のベースプレート5の面を水平面とする高さ方向でみて、アンテナ装置の重心を、防振構造部8の近傍に設定することが容易である。
アンテナ装置の重心を、防振構造部8に近くすることによって、アンテナ装置の横からの振動に対して、アンテナ部6は、並進方向のみ、または、主に並進方向(図4Bの矢印つき線分)に変位する。その結果、アンテナ部6が傾きにくい構造となっている。よって、実施の形態に係るアンテナ装置は、ベース10が動いた場合に、主反射鏡1が振り子運動のように振動せずに並進運動する。その結果、外乱による主反射鏡1の傾きは殆どなく、衛星、地上局、移動局などに対する指向誤差が抑制される。したがって、実施の形態に係るアンテナ装置は、アンテナ装置の追尾動作や通信に関して、性能と信頼性が高い。
図5Aは、実施の形態の変形例に係るアンテナ装置の模式図である。図5Aに示すアンテナ装置は、図1および図2に示すアンテナ装置の防振構造と異なる防振構造を備える。
図5Aに示すアンテナ装置は、第2のベースプレート9の中心に、第1のベースプレート5を収納することが可能な孔が形成されている。図5A(図5B)では、第2のベースプレート9は断面図が示されている。第2のベースプレート9は環状なので、ベースリングともいえる。この第2のベースプレート9に形成された孔の内部に、防振構造部8を用いて、第1のベースプレート5を保持している。第1のベースプレート5と第2のベースプレート9とを、主面に直交する向きに対向させる必要がないので、アンテナ装置の高さを低くすることができる。図5Aの構成の場合は、レドーム11は、第2のベースプレート9(ベースリング)に固定することも可能である。第2のベースプレート9を移動体などに支持するベース支持部を、第2のベースプレート9と一体化してもよい。
図5Aのアンテナ装置でも、カウンタウエイト部7がベース10のアンテナ部6と反対側に設置されている。そのため、図4Aのアンテナ装置と同様に、重心を防振構造部8に近くすることができる。その結果、図5Bに示すように、主反射鏡1が振り子運動のように振動せずに並進運動するので、外乱による主反射鏡1の傾きは殆どなく、衛星、地上局、移動局などに対する指向誤差が殆どない。したがって、図5Aのアンテナ装置でも、アンテナ装置の追尾動作や通信に関して、性能と信頼性が高い。
図4Aに示すアンテナ装置は、第1のベースプレート5と第2のベースプレート9とが主面に直交する向きに対向しているために、高さを低くするための異なる構造を採っている。その構造は、第1のベースプレート5と第2のベースプレート9とにおいて、それぞれ、防振構造部8を設置する面を傾斜させ、この傾斜面以外の部分を傾斜面の厚みよりも薄肉化することにより、第1のベースプレート5の下部に第2のベースプレート9を近接させて配置しているものである。傾斜面の厚みと傾斜面以外の部分の厚みを同じとして、断面をヘ字状(円錐形)としてもよい。
これらの構造により、図5Aの第2のベースプレート9(ベースリング)よりもベース支持部を固定する固定部を形成し易くなっている。第1のベースプレート5と第2のベースプレート9とにおいて、それぞれ、防振構造部8を設置する面を傾斜させる手法は、図5A(図5B)に示すアンテナ装置に適用することができる。また、第2のベースプレート9を支持するベース支持部と、第2のベースプレート9とを一体化してもよい。
以上説明したように、実施の形態に係るアンテナ装置は、ベース10のアンテナ部6と反対側に複数のビーム13により、ベース10に支持されるカウンタウエイト部7(送受信処理部)を備える。そして、アンテナ部6およびカウンタウエイト部7(送受信処理部)からなる構成の重心となる位置の取り付け面に少なくとも一部を配置した防振構造部8により、アンテナ部6およびカウンタウエイト部7(送受信処理部)の振動を抑制する。実施の形態に係るアンテナ装置の防振構造は、一端がベース10(第1のベースプレート5)を介して、アンテナ部6またはビーム13に固定される。アンテナ装置は、防振構造部8の他端を固定する防振構造固定部である第2のベースプレート9を有するものであるともいえる。
実施の形態に係るアンテナ装置におけるレドーム11の開口が円形であれば、ベース10の外形も円形であるほうがよい。図3Aおよび図3Bを除く図1〜図5Bに記載のアンテナ装置および後述の図6A〜図15Cに記載のアンテナ装置は、レドーム11の開口が円形で、ベース10の外形が円形である。なお、レドーム11を第1のベースプレート5に固定する場合、第1のベースプレート5の外形が円形であっても、第2のベースプレート9の外形は円形である必要はない。逆に、第2のベースプレート9にレドーム11を固定する場合、第2のベースプレート9の外形が円形であっても、第1のベースプレート5の外形は円形である必要はない。
図6A〜図12Bは、実施の形態に係るアンテナ装置の形状を示す図であり、それぞれ、正面図(図6A、B)、背面図(図7A、B)、右側面図(図8A、B)、左側面図(図9A、B)、上面図(図10A、B)、底面図(図11)および斜視図(図12A、B)である。図6A、7A、8A、9A、10Aおよび12Aは、レドーム11付きの状態を示す。図6B、7B、8B、9B、10Bおよび12Bは、レドーム11なしの状態を示す。底面図(図11)ではレドーム11は見えない。実施の形態に係るアンテナ装置は、アンテナ部6、カウンタウエイト部7(送受信処理部)、防振構造部8から構成される。アンテナ装置は、アンテナ装置搭載体(移動体または構造物)用の通信装置に主に使用される。
カウンタウエイト部7はトラス構造(複数のビーム13)によって、ベース10のアンテナ部6と反対側に取り付けられた構造となっている。そして、ベース10に形成された防振構造部8、ベース支持部12(図15A〜図15C参照)を介して、アンテナ装置搭載体に搭載される。その結果アンテナ装置は、アンテナ装置搭載体からアンテナ装置に伝わる振動を軽減する機能を有する。実施の形態に係るアンテナ装置は、高速で移動するアンテナ装置搭載体や、高度や傾きが急変するアンテナ装置搭載体にでも搭載することが可能である。
アンテナ装置が、例えば、地上の通信局、地上を移動する車両、または、海上を航行する船舶に搭載される場合、アンテナ部6は、概ねベース10の上方に配置される。その場合、カウンタウエイト部7は、ベース10の下方に配置される。アンテナ装置が、例えば、航空機に搭載されて、地上の通信装置と通信を行う場合は、アンテナ部6は、ベース10の下方に配置される。その場合、カウンタウエイト部7は、ベース10の上方に配置されることになる。いずれの場合であっても、本実施の形態のアンテナ装置の重心は、移動体または構造物に固定されるベース10に近くなり、主反射鏡1が振り子運動のように振動せずに並進運動する。そのため、外乱による主反射鏡1の傾きは殆どなく、衛星、地上局、移動局などに対する指向誤差が抑制される。
図13Aは、実施の形態に係るアンテナ装置のカウンタウエイト部をベース側から見た斜視図である。図13Bは、実施の形態に係るアンテナ装置のカウンタウエイト部をベースと反対側から見た斜視図である。図13Aおよび図13Bでは、アンテナ部6(レドーム11)およびベース10を省略している。円形のベース10(第1のベースプレート5)へ均等に配置するように、3つの第1のビーム固定部14が正三角形の頂点に位置するように設けられている。ほぼ直方体のカウンタウエイト部7(送受信処理部)のベース10側の面の四隅に、合計4つの第2のビーム固定部15が配置されている。なお、第1のビーム固定部14および第2のビーム固定部15は、それぞれ、第1のベースプレート5およびカウンタウエイト部7に締結手段(固定手段)より締結(固定)される。
アンテナ装置の形状の背面図(図7A、図7B)からも分かるように、最背面に最寄りのビーム13cは、2つだけである。2つのビーム13cをカウンタウエイト部7に結合する2つの第2のビーム固定部15は、それぞれ1つのビーム13cを接合するので、ピン接合にはなっていない。すべてのビーム13がトラス構造となるようにしてもよい。
図14は、実施の形態に係るアンテナ装置のベース構成を示す平面図である。図14は、図1のC−C断面を示す。図14は、カウンタウエイト部7を除いたアンテナ装置の底面図になっている。図14では、第1のビーム固定部14に取り付けられたビーム13の断面が表されている。
ベース10の底面には、円形の第1のベースプレート5、第1のベースプレート5に形成された三角形の各頂点をカットした六角形の開口が見えている。第2のベースプレート部9の外形をこの開口形状と同じものにしてもよい。また、第1のベースプレート5と第2のベースプレート9との隙間から、横たわったヘリカルアイソレータ(防振構造部8)の一部が見えている。第1のベースプレート5の、第1のビーム固定部14を固定する部分を、第1のビーム固定面という。
ヘリカルアイソレータ(防振構造部8)は、前述の三角形の各頂点をカットした六角形の短辺内側部分に設けられている。換言すると、六角形を形成する六つの辺の交互にヘリカルアイソレータが配置されている。特に、図14では、六角形を構成する三つの長辺と三つの短辺のうち、三つの短辺に沿って横たえられている。第1のビーム固定部14は、ベース10の平面においてヘリカルアイソレータが配置された箇所に対向して第1のベースプレート5に形成される。すなわち、第1のビーム固定部14は、前述の六角形の短辺の外側に位置する第1のベースプレート5の領域に形成される。
図15Aは、実施の形態に係るアンテナ装置のベース支持部付きの左側面図である。図15Bは、実施の形態に係るアンテナ装置のベース支持部付きの背面図である。図15Cは、実施の形態に係るアンテナ装置のベース支持部付きの正面図である。
ベース支持部12は、実施の形態に係るアンテナ装置を支持するものであり、一端は、第2のベースプレート9に固定され、他端は、アンテナ装置を搭載する移動体または構造物(図示せず)に固定される。ベース支持部12は、カウンタウエイト部7と第2のベースプレート9との間に挿入された位置に配置され、第2のベースプレート9を支持する。ベース支持部12は、第2のベースプレート9に固定されるものなので、第2のベースプレート支持部ともいえる。
ベース支持部12は、台座部12a、二本の柱状部12c、および支持柱状部12dから構成される。台座部12aは、第2のベースプレート9に固定される。二本の柱状部12cは、台座部12aにヒンジ12bを介して固定される。支持柱状部12dは、柱状部12cの中間部を支持する。柱状部12cおよび支持柱状部12dは、図示されていないアンテナ装置搭載体に固定される。実施の形態に係るアンテナ装置にベース支持部12を含めて、アンテナ装置と称してもよい。
ベース支持部12の一端(台座部12a)は、図14に示されるベースプレート9の領域9bに接続される。領域9bは、複数の第1のビーム固定部14に囲まれる。あるいは領域9bは、第1のベースプレート5におけるトラス構造を構成する複数のビーム13が第1のベースプレート5に接続された部分に囲まれる。領域9bは、ベース10の中心を含む領域に形成することが、アンテナ装置の防振の面で理想的である。
図13Aおよび図13Bに示されるように、最背面のビーム13cの間は開口として大きくなっているので、柱状のベース支持部12を挿入し易い。ヒンジ12bを含めても、台座部12aを領域9bに取り付けやすく、ビーム13を第1のベースプレート5から外す必要性を大きく減じている。
なお、図15A、図15Bおよび図15Cにおいては、送受信処理部7とアンテナ部6と接続するケーブル7c(信号線、制御線など)は、ビーム13に固定していないものが示されている。また、送受信処理部(カウンタウエイト部7)のコネクタ7bと、アンテナ装置搭載体(図示せず)に搭載される通信用搭載機(図示せず)とを接続するケーブル7dは、柱状部12cに固定されるものが示されている。
実施の形態に係るアンテナ装置を用いる通信を行うとき、データを送信する場合は、通信用搭載機からの送信信号がケーブル7dを介して、送受信処理部(カウンタウエイト部7)に送られる。そして、送受信処理部から、ケーブル7cを介してアンテナ部6に送られる。アンテナ部6には追尾式アンテナが内蔵されており、例えば、衛星に向かって送信信号が送信される。データを受信する場合はこの逆の経路をたどって受信信号が伝わる。
実施の形態に係るアンテナ装置は、一方の側にアンテナ部6が配置された第1のベースプレート5の反対側に、第1のベースプレート5に支持されるカウンタウエイト部7を備えるので、重心が第1のベースプレート5に近く、カウンタウエイト部7の配置の自由度が高い。さらに、重心が第1のベースプレート5(防振構造部8の一端)に近いことと、第1のベースプレート5と第2のベースプレート9とを連結する防振構造部8とによって、防振機能に優れている。
上記実施の形態は、いずれも本発明の趣旨の範囲内で各種の変形が可能である。上記実施の形態は本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定することを意図したものではない。本発明の範囲は実施形態よりも添付した請求項によって示される。請求項の範囲内、および発明の請求項と均等の範囲でなされた各種変形は本発明の範囲に含まれる。
本出願は、2011年8月31日に出願された、明細書、特許請求の範囲、図、および要約書を含む日本国特許出願2011−189313号に基づく優先権を主張するものである。この元となる特許出願の開示内容は参照により全体として本出願に含まれる。
1 主反射鏡
2 アンテナ駆動部
2b 駆動制御部
3 AZ/EL軸駆動部
4 POL軸駆動部
5 第1のベースプレート
6 アンテナ部
6b LNA
6c アンテナ部
7 カウンタウエイト部
7b コネクタ
7c ケーブル
7d ケーブル
8 防振構造部
8b 防振構造部
9 第2のベースプレート
9b 領域
10 ベース
10b ベース
11 レドーム
12 ベース支持部
12a 台座部
12b ヒンジ
12c 柱状部
12d 支持柱状部
13、13a、13b、13c ビーム
14 第1のビーム固定部
15 第2のビーム固定部

Claims (11)

  1. 移動体または構造物に固定されるベースと、
    前記ベースの一方の側に配置され、前記ベースに支持されるアンテナ部と、
    前記ベースの前記アンテナ部と反対側に配置され、前記ベースに支持されるカウンタウエイト部と、
    を備え、
    前記カウンタウエイト部は、複数のビームにより前記ベースに支持され、
    前記ベースは、前記複数のビームの端部を固定する複数の固定部が形成され
    前記ベースを前記移動体または前記構造物に固定するベース支持部の一端は、前記ベースに形成された前記複数の固定部に囲まれる前記ベースの領域に固定される
    アンテナ装置。
  2. 前記複数のビームはトラス構造を構成する請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 移動体または構造物に固定されるベースと、
    前記ベースの一方の側に配置され、前記ベースに支持されるアンテナ部と、
    前記ベースの前記アンテナ部と反対側に配置され、前記ベースに支持されるカウンタウエイト部と、
    を備え、
    前記カウンタウエイト部は、トラス構造を構成する複数のビームにより、前記ベースに支持され
    前記ベースを前記移動体または前記構造物に固定するベース支持部の一端は、前記ベースにおける前記トラス構造を構成する複数のビームが接続された部分に囲まれる、前記ベースの領域に固定されるアンテナ装置。
  4. 前記ベースは、2つの前記ビームの一端がピン接合とみなせる距離で固定される第1のビーム固定部を備え、
    前記カウンタウエイト部は、2つの前記ビームの一端がピン接合とみなせる距離で固定される第2のビーム固定部を備える
    請求項1から3のいずれか1項に記載のアンテナ装置。
  5. 少なくとも1つの前記第1のビーム固定部に一端を固定された2つの前記ビームは、それぞれ他端を異なる前記第2のビーム固定部に固定される、請求項に記載のアンテナ装置。
  6. 前記アンテナ部は、主反射鏡、および、該主反射鏡の前記ベースに対する姿勢を変化させるアンテナ駆動部を有する、請求項1から5のいずれか1項に記載のアンテナ装置。
  7. 前記ベースは、前記カウンタウエイト部と前記ベースとの間に挿入されるベース支持部により前記移動体または前記構造物に固定される
    請求項1から6のいずれか1項に記載のアンテナ装置。
  8. 前記ベース支持部の一端は、前記ベースに固定され、前記ベース支持部の他端は、前記移動体または前記構造物に固定される
    請求項7に記載のアンテナ装置。
  9. 前記ベースは、
    前記アンテナ部および前記カウンタウエイト部を支持する第1のベースプレートと、
    前記第1のベースプレートと連結され、前記移動体または前記構造物に固定される第2のベースプレートと、
    を備える請求項1から8のいずれか1項に記載のアンテナ装置。
  10. 前記第1のベースプレートに固定される、前記アンテナ部を覆うレドームを備える請求項に記載のアンテナ装置。
  11. 前記カウンタウエイト部は、前記アンテナ部が受信した信号の受信処理、および/または、前記アンテナ部から送信される信号の送信処理、を行う送受信処理部を内蔵する、請求項1から10のいずれか1項に記載のアンテナ装置。
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