JPH0653719A - アンテナ装置 - Google Patents
アンテナ装置Info
- Publication number
- JPH0653719A JPH0653719A JP20084692A JP20084692A JPH0653719A JP H0653719 A JPH0653719 A JP H0653719A JP 20084692 A JP20084692 A JP 20084692A JP 20084692 A JP20084692 A JP 20084692A JP H0653719 A JPH0653719 A JP H0653719A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- support plate
- fulcrum
- fastener
- supported
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Support Of Aerials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 無線システムにおいて使用される偏波面に対
して、そのアンテナの偏波面を一定に保持する。 【構成】 アンテナ支持板4を貫通しているアンテナ1
の中間において、そのアンテナ1はアンテナ止め3によ
りアンテナ支持板4に可動的に支持され、アンテナ1の
下端にはカウンタウエイト2が装着されており、アンテ
ナ支持板4とアンテナ1とは、アンテナ止め3を支点と
して可動自在に枢支される。アンテナ止め3は逆円錐状
を成し、この逆円錐状のアンテナ止め3は、その円錐状
頂部がアンテナ支持板4に穿設されている支持孔5内に
嵌合状態にあり、この嵌合部を支点として、アンテナ1
は可動自在に枢支される。
して、そのアンテナの偏波面を一定に保持する。 【構成】 アンテナ支持板4を貫通しているアンテナ1
の中間において、そのアンテナ1はアンテナ止め3によ
りアンテナ支持板4に可動的に支持され、アンテナ1の
下端にはカウンタウエイト2が装着されており、アンテ
ナ支持板4とアンテナ1とは、アンテナ止め3を支点と
して可動自在に枢支される。アンテナ止め3は逆円錐状
を成し、この逆円錐状のアンテナ止め3は、その円錐状
頂部がアンテナ支持板4に穿設されている支持孔5内に
嵌合状態にあり、この嵌合部を支点として、アンテナ1
は可動自在に枢支される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電波を受信するため
のアンテナ装置に関する。
のアンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に使用されているアンテナ装
置は、筐体に固定されて取付けられている。
置は、筐体に固定されて取付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のアン
テナ装置において、その筐体の位置によっては、無線シ
ステムで利用される偏波面からアンテナが傾くことにな
り、アンテナ指向特性が劣化してアンテナ利得が低下す
るという問題点がある。この発明は前記した従来のアン
テナ装置の問題点に鑑み、無線システムにおいて使用さ
れる偏波面に対して、そのアンテナの偏波面を一定に保
持することにより、その無線システムで使用される電波
に対して安定したアンテナ利得を得ることを目的とす
る。
テナ装置において、その筐体の位置によっては、無線シ
ステムで利用される偏波面からアンテナが傾くことにな
り、アンテナ指向特性が劣化してアンテナ利得が低下す
るという問題点がある。この発明は前記した従来のアン
テナ装置の問題点に鑑み、無線システムにおいて使用さ
れる偏波面に対して、そのアンテナの偏波面を一定に保
持することにより、その無線システムで使用される電波
に対して安定したアンテナ利得を得ることを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明のアンテナ装置は、請求項1の発明におい
て、アンテナ下端にカウンタウエイトが装着されている
アンテナ上に支点を有しており、この支点を中心として
アンテナが可動自在に設置されるのであり、請求項2の
発明において、下端にカウンタウエイトが装着されてい
るバランス棒を有しており、アンテナは支持台の頂辺を
支点として起倒自在に設置されているのである。
め、この発明のアンテナ装置は、請求項1の発明におい
て、アンテナ下端にカウンタウエイトが装着されている
アンテナ上に支点を有しており、この支点を中心として
アンテナが可動自在に設置されるのであり、請求項2の
発明において、下端にカウンタウエイトが装着されてい
るバランス棒を有しており、アンテナは支持台の頂辺を
支点として起倒自在に設置されているのである。
【0005】
【作用】この発明の作用について述べる。アンテナ装置
は、筐体に固定されて取付けられるのであるが、その筐
体の配置の如何に関わらず、その無線システムで使用す
る電波の偏波面を一定に保持することができて安定した
アンテナ利得を得るのである。
は、筐体に固定されて取付けられるのであるが、その筐
体の配置の如何に関わらず、その無線システムで使用す
る電波の偏波面を一定に保持することができて安定した
アンテナ利得を得るのである。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照しながらこの発明の実施例
を具体的に説明する。図1および図2は請求項1の発明
のアンテナ装置の実施例を示した断面図および外観斜視
図である。図において、アンテナ支持板4を貫通してい
るアンテナ1の中間において、そのアンテナ1はアンテ
ナ止め3によりアンテナ支持板4に可動的に支持されて
いる。アンテナ1の下端にはカウンタウエイト2が装着
されているもので、アンテナ支持板4とアンテナ1と
は、アンテナ止め3を支点として可動自在に枢支されて
いる。そして、アンテナ止め3は逆円錐状を成してお
り、この逆円錐状のアンテナ止め3の円錐状頂部は、ア
ンテナ支持板4に穿設されている支持孔5内に嵌合して
いるもので、この嵌合部を支点としてアンテナ1は可動
自在に枢支されている。
を具体的に説明する。図1および図2は請求項1の発明
のアンテナ装置の実施例を示した断面図および外観斜視
図である。図において、アンテナ支持板4を貫通してい
るアンテナ1の中間において、そのアンテナ1はアンテ
ナ止め3によりアンテナ支持板4に可動的に支持されて
いる。アンテナ1の下端にはカウンタウエイト2が装着
されているもので、アンテナ支持板4とアンテナ1と
は、アンテナ止め3を支点として可動自在に枢支されて
いる。そして、アンテナ止め3は逆円錐状を成してお
り、この逆円錐状のアンテナ止め3の円錐状頂部は、ア
ンテナ支持板4に穿設されている支持孔5内に嵌合して
いるもので、この嵌合部を支点としてアンテナ1は可動
自在に枢支されている。
【0007】なお、図中の6は船舶のマストであるが、
そのマスト6はアンテナ支持板4の一側面を貫通して両
者は固定治具7により固定されているもので、図1およ
び図2は、船舶が海上を航海する際に、波により船舶が
振動しても、アンテナ1は水平面に対して常時直交状態
を保持していることを示している。図3は請求項1の発
明の他の実施例を示した外観斜視図である。この図で
は、無線機8内に装着されているアンテナ装置9におい
て、アンテナ10の中間にアンテナ支持棒11、また、
アンテナ10の下端にはウンタウエイト12が装着され
ており、アンテナ10は支持棒リング13で支持されて
いるもので、アンテナ10はアンテナ支持棒11を回転
中心として可動自在に支持されている。
そのマスト6はアンテナ支持板4の一側面を貫通して両
者は固定治具7により固定されているもので、図1およ
び図2は、船舶が海上を航海する際に、波により船舶が
振動しても、アンテナ1は水平面に対して常時直交状態
を保持していることを示している。図3は請求項1の発
明の他の実施例を示した外観斜視図である。この図で
は、無線機8内に装着されているアンテナ装置9におい
て、アンテナ10の中間にアンテナ支持棒11、また、
アンテナ10の下端にはウンタウエイト12が装着され
ており、アンテナ10は支持棒リング13で支持されて
いるもので、アンテナ10はアンテナ支持棒11を回転
中心として可動自在に支持されている。
【0008】このような構成により、アンテナ10は常
時その無線システムで使用される電波の偏波面に対して
同一の偏波面を保持するのである。例えば、屋外におけ
る移動体通信のひとつである携帯無線通信において、垂
直偏波が利用されているが、この無線システムで考える
場合、アンテナ10として半波長ダイポールアンテナを
使用すると、無線機8の配置状態の如何にかかわらず、
常時安定したアンテナ利得を得ることができる。
時その無線システムで使用される電波の偏波面に対して
同一の偏波面を保持するのである。例えば、屋外におけ
る移動体通信のひとつである携帯無線通信において、垂
直偏波が利用されているが、この無線システムで考える
場合、アンテナ10として半波長ダイポールアンテナを
使用すると、無線機8の配置状態の如何にかかわらず、
常時安定したアンテナ利得を得ることができる。
【0009】図4は請求項2の発明のアンテナ装置の実
施例を示した外観斜視図である。この図では、アンテナ
14の基部xには、下端にカウンタウエイト16,1
6,16が装着された3本の弧状のバランス棒15,1
5,15を有しているものを示しており、アンテナ14
の基部xは支持台17の頂辺18を支点として起倒自在
に支持されている。
施例を示した外観斜視図である。この図では、アンテナ
14の基部xには、下端にカウンタウエイト16,1
6,16が装着された3本の弧状のバランス棒15,1
5,15を有しているものを示しており、アンテナ14
の基部xは支持台17の頂辺18を支点として起倒自在
に支持されている。
【0010】このような構成により、アンテナ14は常
時その無線システムで使用される電波の偏波面に対して
同一の偏波面を保持するのである。例えば、屋外におけ
る移動体通信のひとつである船舶通信において、垂直偏
波が利用されており、この無線システムで考える場合、
アンテナ14としてスリーブアンテナを使用すると、こ
のような機構により、アンテナ14は風,波などによる
船舶の振動を吸収して常時安定したアンテナ利得を得る
ことができる。
時その無線システムで使用される電波の偏波面に対して
同一の偏波面を保持するのである。例えば、屋外におけ
る移動体通信のひとつである船舶通信において、垂直偏
波が利用されており、この無線システムで考える場合、
アンテナ14としてスリーブアンテナを使用すると、こ
のような機構により、アンテナ14は風,波などによる
船舶の振動を吸収して常時安定したアンテナ利得を得る
ことができる。
【0011】
【発明の効果】この発明は前記のように構成して成るも
ので以下のような効果がある。即ち、アンテナ下端にカ
ウンタウエイトが装着されているアンテナ上に支点を有
しており、この支点を中心としてアンテナが可動自在に
設置されており、また、下端にカウンタウエイトが装着
されているバランス棒を有しており、アンテナは支持台
の頂辺を支点として起倒自在に設置されていることによ
り、筐体に固定されて取付けられたアンテナ装置は、そ
の筐体の配置の如何に関わらず、その無線システムで使
用する電波の偏波面を、常時、一定に保持することがで
きて安定したアンテナ利得を効率的に得ることができる
特長がある。
ので以下のような効果がある。即ち、アンテナ下端にカ
ウンタウエイトが装着されているアンテナ上に支点を有
しており、この支点を中心としてアンテナが可動自在に
設置されており、また、下端にカウンタウエイトが装着
されているバランス棒を有しており、アンテナは支持台
の頂辺を支点として起倒自在に設置されていることによ
り、筐体に固定されて取付けられたアンテナ装置は、そ
の筐体の配置の如何に関わらず、その無線システムで使
用する電波の偏波面を、常時、一定に保持することがで
きて安定したアンテナ利得を効率的に得ることができる
特長がある。
【図1】請求項1の発明のアンテナ装置の実施例を示し
た断面図。
た断面図。
【図2】同上の外観斜視図。
【図3】請求項1の発明のアンテナ装置の他の実施例を
示した外観斜視図。
示した外観斜視図。
【図4】請求項2の発明のアンテナ装置の実施例を示し
た外観斜視図。
た外観斜視図。
1 アンテナ 2 カウンタウエイト 3 アンテナ止め 4 アンテナ支持板 5 支持孔 6 船舶のマスト
Claims (2)
- 【請求項1】 アンテナ下端にカウンタウエイトが装着
されているアンテナ上に支点を有しており、この支点を
中心としてアンテナが可動自在に設置されていることを
特徴とするアンテナ装置。 - 【請求項2】 下端にカウンタウエイトが装着されてい
るバランス棒を有しており、アンテナは支持台の頂辺を
支点として起倒自在に設置されていることを特徴とする
アンテナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20084692A JPH0653719A (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | アンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20084692A JPH0653719A (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | アンテナ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0653719A true JPH0653719A (ja) | 1994-02-25 |
Family
ID=16431193
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20084692A Withdrawn JPH0653719A (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | アンテナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0653719A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009050005A (ja) * | 2007-08-20 | 2009-03-05 | Itt Manufacturing Enterprises Inc | フォトニック結晶構造を利用する無線周波数ビームをステアリングおよび安定化するための方法および装置 |
WO2013031443A1 (ja) | 2011-08-31 | 2013-03-07 | 三菱電機株式会社 | アンテナ装置 |
WO2013031442A1 (ja) | 2011-08-31 | 2013-03-07 | 三菱電機株式会社 | アンテナ装置 |
-
1992
- 1992-07-28 JP JP20084692A patent/JPH0653719A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009050005A (ja) * | 2007-08-20 | 2009-03-05 | Itt Manufacturing Enterprises Inc | フォトニック結晶構造を利用する無線周波数ビームをステアリングおよび安定化するための方法および装置 |
WO2013031443A1 (ja) | 2011-08-31 | 2013-03-07 | 三菱電機株式会社 | アンテナ装置 |
WO2013031442A1 (ja) | 2011-08-31 | 2013-03-07 | 三菱電機株式会社 | アンテナ装置 |
KR20140047707A (ko) | 2011-08-31 | 2014-04-22 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 안테나 장치 |
US9325055B2 (en) | 2011-08-31 | 2016-04-26 | Mitsubishi Electric Corporation | Antenna apparatus having vibration isolation |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991005 |