JP5679956B2 - フロアーライフ管理装置及びフロアーライフ管理方法 - Google Patents
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Description
J-STD-020では、大気中の曝露許容時間を表すフロアーライフ(Floor Life)などの条件がMSL(Moisture Sensitivity Level)ごとに定められている。フロアーライフ内にリフロー工程を行わないと、部品が吸湿許容値を超えてしまうこととなる。また、部品が吸湿した水分を除湿するためのベーキング処理時間などは、IPC/JEDEC J-STD-033にMSLごとに定められている。
まず、本実施の形態の概要について説明する。プリント基板組立の製造工程に、回路基板に表面実装部品をはんだ付けするリフロー工程がある。一般的に、この製造工程で発生する不良として、部品のポップコーンクラック現象が知られている。ポップコーンクラック現象とは、吸湿許容値を超えた状態でリフロー工程時に部品が過熱されると、部品内の水分が瞬時に膨張して部品が破裂する現象である。例えば、部品が防湿環境から大気中に曝露されると、大気中の水分を部品が吸湿してしまい、ポップコーンクラック現象が発生する。
J-STD-020では、大気中の曝露許容時間を表すフロアーライフ(Floor Life)などの条件がMSL(Moisture Sensitivity Level)ごとに定められている。フロアーライフ内にリフロー工程を行わないと、部品が吸湿許容値を超えてしまうこととなる。また、部品が吸湿した水分を除湿するためのベーキング処理時間などは、IPC/JEDEC J-STD-033にMSLごとに定められている。
次に、本実施の形態にかかるフロアーライフ管理システム1の構成について説明する。図1に示すように、フロアーライフ管理システム1は、フロアーライフ管理装置10と、バーコード読み取り装置20と、ラベル発行装置21と、フロアーライフ確認装置22と、ネットワーク23とから構成されている。
次に、フロアーライフ管理装置の構成について説明する。まず、記憶部16のデータベース17に格納されている各種テーブルについて説明する。データベース17には、ラベル管理テーブル170、部品マスタテーブル171、MSLマスタテーブル172、ロケーションマスタテーブル173及びフロアーライフ管理テーブル174などが格納されている。
(4−1)部品の組立工程
フロアーライフ管理システム1の動作の詳細を説明する前に、まず、フロアーライフ管理システム1で管理される部品の組立工程フローについて説明する。図9に示すように、まず、外部の部品ベンダから納入された部品は、部品倉庫の所定の棚202に保管される。部品倉庫の棚202から防湿装置204へは、プリント基板組立の生産計画に合わせて移動される。組立工程では、精査する製品の段取り替えの際に、防湿装置204から部品が取り出され、部品搭載機206に収納されて、製品の生産が開始される。本実施の形態では、リール状に同種の部品が複数設置されている部品(以降、リール部品とも称する)を例示して説明するが、かかる例に限定されない。製品の生産が終了した時点で、リール部品に余った部品がある場合には、部品が防湿装置204に戻される。
次に、フロアーライフ登録処理の流れについて説明する。図10に示すように、まず、フロアーライフ管理装置10のフロアーライフ登録部14は、バーコード読み取り装置20から通知されたラベルの情報及びロケーションの情報を取得する(S101)。具体的に、フロアーライフ登録部14は、取得したラベル番号を変数ラベル番号に格納し、取得したロケーション番号を変数ロケーションに格納する。
次に、フロアーライフ期限通知処理の流れについて説明する。以下のフロアーライフ期限通知処理により、大気中に曝露されている環境下で使用されている部品を特定して、当該部品のフロアーライフ期限が切れている場合や、フロアーライフ期限が迫っている場合にその旨を通知することができる。
以上のように本実施の形態によれば、部品と該部品のフロアーライフの期限値とが予め対応付けられており、部品が定置されている所定の場所を示すロケーション情報に基づいて該部品のフロアーライフの累積値を算出し、フロアーライフの期限値とフロアーライフの累積値とを比較し、部品の前記フロアーライフの累積値が該部品の前記フロアーライフの期限値を超える場合に、該部品のフロアーライフの期限値を超えたことをユーザに通知する。これにより、製造工程内でのフロアーライフを管理してプリント基板組立時の不良を防止することができる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な他の実施形態が含まれる。例えば、上記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
11 入出力部
12 通信部
13 制御演算部
14 フロアーライフ登録部
15 フロアーライフ期限通知部
16 記憶部
17 データベース
20 バーコード読取装置
21 ラベル発行装置
22 フロアーライフ確認装置
23 ネットワーク
170 ラベル管理テーブル
171 部品マスタテーブル
172 マスタテーブル
173 ロケーションマスタテーブル
174 フロアーライフ管理テーブル
Claims (6)
- 部品の大気中の曝露許容時間を示すフロアーライフを管理するフロアーライフ管理装置であって、
前記部品と該部品のフロアーライフの期限値とを対応付けて管理する部品管理テーブル、及び、前記部品が定置されている所定の場所を示すロケーション情報と、前記部品が該ロケーション情報により示される所定の場所に定置される期間をフロアーライフの累積期間とするかを示すフロアーライフの対象条件とを対応付けて管理するロケーション管理テーブルを記憶している記憶部と、
前記ロケーション管理テーブルを参照して、前記部品の前記ロケーション情報に基づいて該部品のフロアーライフの累積値を算出し、該部品に対応する前記フロアーライフの期限値と前記フロアーライフの累積値とを比較する制御部と、
を備えることを特徴とする、フロアーライフ管理装置。 - 前記記憶部の前記ロケーション管理テーブルには、前記部品が前記ロケーション情報により示される所定の場所に定置される定置期間が記憶され、
前記制御部は、
前記ロケーション管理テーブルの前記フロアーライフの対象条件を参照して、前記ロケーション情報により示される所定の場所に定置される期間をフロアーライフの累積期間とする場合に、前記定置期間を前記フロアーライフの累積値として算出する
ことを特徴とする、請求項1に記載のフロアーライフ管理装置。 - 前記記憶部のロケーション管理テーブルには、
前記ロケーション情報が防湿装置または除湿装置を示す場合に、フロアーライフの対象条件として、前記部品が該防湿装置または該除湿装置に定置される期間をフロアーライフの累積期間としないことが記憶される
ことを特徴とする、請求項1に記載のフロアーライフ管理装置。 - 前記制御部は、
前記部品の前記フロアーライフの累積値が該部品の前記フロアーライフの期限値を超える場合に、該部品のフロアーライフの期限値を超えたことをユーザに通知する
ことを特徴とする、請求項1に記載のフロアーライフ管理装置。 - 前記制御部は、
前記フロアーライフの期限値と前記フロアーライフの期限値付近であることを示すフロアーライフの警告期限値と前記フロアーライフの累積値とを比較し、
前記部品の前記フロアーライフの累積値が該部品の前記フロアーライフの期限値より小さく前記フロアーライフの警告期限値以上である場合に、該部品のフロアーライフの期限が迫っていることをユーザに通知する
ことを特徴とする、請求項4に記載のフロアーライフ管理装置。 - 部品の大気中の曝露許容時間を示すフロアーライフを管理するフロアーライフ管理装置におけるフロアーライフ管理方法において、
記憶部が、前記部品と該部品のフロアーライフの期限値とを対応付けて管理する部品管理テーブル、及び、前記部品が定置されている所定の場所を示すロケーション情報と、前記部品が該ロケーション情報により示される所定の場所に定置される期間をフロアーライフの累積期間とするかを示すフロアーライフの対象条件とを対応付けて管理するロケーション管理テーブルを記憶する第1のステップと、
制御部が、前記ロケーション管理テーブルを参照して、前記部品の前記ロケーション情報に基づいて該部品のフロアーライフの累積値を算出する第2のステップと、
前記制御部が、前記部品の前記フロアーライフの期限値と前記フロアーライフの累積値とを比較する第3のステップと、
を含むことを特徴とする、フロアーライフ管理方法。
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