JP4379158B2 - 部品発注システム、仕損情報処理装置、部品発注装置、仕損情報処理方法、及び部品発注方法 - Google Patents
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Description
なお、関連する技術として、製品の歩留まりを予測するシステムが開発されている(例えば、特許文献1参照)。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、適正な在庫とすることができ得る部品発注システム等を提供することを目的とする。
情報を受信する仕損部品情報受信部と、前記仕損部品情報受信部が受信した仕損部品情報を蓄積する蓄積部と、前記蓄積部が蓄積した仕損部品情報に基づいて、仕損の部品に関する発注を行う発注部と、を有する、ものである。
このような構成により、製造工程における仕損部品の発生に対して、適切にその仕損部品の発注を行うことができる。その結果、在庫を適正に管理することができ得る。
本発明の実施の形態1による部品発注システムについて、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施の形態による部品発注システムの構成を示す図である。図1において、本実施の形態による部品発注システムは、有線または無線の通信回線4で互いに接続された製造装置1と、仕損情報処理装置2と、部品発注装置3とを備える。
っていた場合などがある。(2)の場合としては、例えば、製造段階において、部品を組み込むときに部品を破損してしまった場合などがある。(3)の場合としては、製造の途中で製造装置1の動作不良等により、半製品を破損してしまった場合などがある。また、仕損部品が発生するとは、製造工程において仕損部品が生じた場合であってもよく、あるいは、はじめから仕損部品(不良部品)であった部品について、製造工程において仕損部品であると認識した場合であってもよい。なお、図1では、製造装置1が1個である場合について示しているが、部品発注システムは、複数の製造装置を備えていてもよい。また、製造装置1で製造される製品は、回路基板や、射出成形品等どのようなものであってもよい。
こととなる)。また、仕損部品情報送信部24は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは送信デバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
記憶部33は、仕損部品情報を記憶している。記憶部33は、所定の記録媒体(例えば、半導体メモリや磁気ディスク、光ディスクなど)によって実現され得る。
まず、仕損情報処理装置2の動作に関する図4のフローチャートについて説明する。
て、仕損部品情報を送信するタイミングである場合には、ステップS104に進み、そうでない場合には、ステップS101に戻る。
(ステップS106)仕損部品情報送信部24は、ステップS105で送信したレコードを示す情報を仕損部品情報更新部23に渡す。仕損部品情報更新部23は、仕損部品情報送信部24から受け取った情報に基づいて、その情報によって示されるレコードを仕損部品情報記憶部22が記憶している仕損部品情報から削除する。そして、ステップS101に戻る。
(ステップS201)仕損部品情報受信部31は、仕損部品情報を受信したかどうか判断する。そして、仕損部品情報を受信した場合には、その仕損部品情報を蓄積部32に渡してステップS202に進み、そうでない場合には、ステップS203に進む。
(ステップS203)発注部34は、記憶部33が記憶している仕損部品情報に基づいた発注を行うタイミングであるかどうか判断する。そして、発注を行うタイミングである場合には、ステップS204に進み、そうでない場合には、ステップS201に戻る。
(ステップS205)発注部34は、記憶部33が記憶している仕損部品情報に基づいて、部品の発注を行う。
のレコードを削除することにより、あるいは、発注済のレコードに発注済であることを示す所定のフラグを付与することなどによって発注済のレコードと、未発注のレコードとを区別することができるようにしてもよい。また、図5のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
製造装置1から仕損情報処理装置2に対して、毎日午前2時に仕損情報が送信されるものとする。図6は、その仕損情報の構成を示す図である。仕損情報は、情報が「仕損情報」である旨を示すヘッダ1001と、製造装置1の所属する現場を示す現場コード1002と、その現場における製造装置1のラインを示すラインコード1003と、仕損部品を識別する部品コード1004と、仕損部品の個数を示す仕損数1005とから構成される。
注予定数については、仕損数と同じ数量が蓄積部32によって仕損部品情報の蓄積時に設定されるものとする。この発注予定数は、情報管理部35によって変更することができ得る。例えば、部品の発注を管理している者が、製造現場において所定の部品が大量に余っていることを知っていたような場合には、その部品の発注予定数を仕損数よりも少なくする操作等を、情報管理部35を介して行うこととなる。
この具体例では、製造装置1から仕損情報処理装置2に対して、仕損部品が発生するごとに、仕損部品の生じたことを示す仕損情報が送信されるものとする。図11は、その仕損情報の構成を示す図である。仕損情報は、情報が「仕損情報」である旨を示すヘッダ2001と、製造装置1を識別する製造装置コード2002と、仕損部品を識別する部品コード2003とから構成される。
この後の、仕損部品情報を送信する処理、及び部品発注装置3において部品の発注等が行われる処理については、具体例1と同様であり、その説明を省略する。
本発明の実施の形態2による部品発注システムについて、図面を参照しながら説明する。本実施の形態による部品発注システムでは、仕損部品情報と、生産計画情報とに基づいて、部品の発注が行われる。
次に、本実施の形態による部品発注システムの動作について説明する。なお、部品発注装置3以外の動作については、実施の形態1と同様であり、その説明を省略する。
トと同様であり、その説明を省略する。
(ステップS504)発注部34は、記憶部33が記憶している仕損部品情報において、発注を行った部品に対応するレコードに発注年月等の記録を行う。
の発生を抑えることができ得る。
また、このプログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
2 仕損情報処理装置
3 部品発注装置
4 通信回線
21 仕損情報受信部
22 仕損部品情報記憶部
23 仕損部品情報更新部
24 仕損部品情報送信部
31 仕損部品情報受信部
32 蓄積部
33 記憶部
34 発注部
35 情報管理部
Claims (3)
- 仕損情報処理装置と、部品発注装置とを備えた部品発注システムであって、
前記仕損情報処理装置は、
仕損に関する情報であり、製造装置を識別する製造装置識別情報と、仕損部品の種類を識別する部品識別情報と、仕損部品の部品数量とを対応付けた仕損情報を受信する仕損情報受信部と、
仕損の部品に関する情報であり、前記仕損情報と当該仕損情報の入力日とを対応付けた仕損部品情報を記憶している仕損部品情報記憶部と、
前記仕損情報受信部が受信した仕損情報を基に、前記仕損部品情報を更新する仕損部品情報更新部と、
前記仕損部品情報を前記部品発注装置に送信する仕損部品情報送信部と、を有し、
前記部品発注装置は、
製品の生産計画に関する情報であり、製造装置を識別する製造装置識別情報と、製品の生産に必要な部品の種類を識別する前記部品識別情報と、生産に必要な部品の前記部品数量とを対応付けた生産計画情報を記憶している生産計画情報記憶部と、
前記仕損情報処理装置から送信された仕損部品情報を受信する仕損部品情報受信部と、
前記仕損部品情報受信部が受信した仕損部品情報を蓄積する蓄積部と、
前記蓄積部に蓄積された仕損部品情報と前記生産計画情報記憶部に記憶された生産計画情報とを参照して前記生産計画情報に含まれる前記製造装置識別情報と前記部品識別情報とが一致する前記仕損部品情報があるか否かを判断し、一致する前記仕損部品情報がある場合、当該生産計画情報に含まれる前記部品数量に当該仕損部品情報に含まれる前記部品数量を加算し、一つの発注情報として予め設定されたタイミングで部品の発注を行う発注部と、を有する部品発注システム。 - 前記仕損情報は、複数の部品から製品を製造する製造装置から送信されたものである、請求項1記載の部品発注システム。
- 仕損情報処理装置と、部品発注装置とを備えた部品発注システムにおいて行なう部品発注方法であって、
前記仕損情報処理装置が、仕損に関する情報であり、製造装置を識別する製造装置識別情報と、仕損部品の種類を識別する部品識別情報と、仕損部品の部品数量とを対応付けた仕損情報を受信する仕損情報受信ステップと、
前記仕損情報処理装置が、仕損の部品に関する情報であり、前記仕損情報と当該仕損情報の入力日とを対応付けた仕損部品情報を記憶する仕損部品情報記憶ステップと、
前記仕損情報処理装置が、前記仕損情報受信ステップで受信した仕損情報を基に、前記仕損部品情報を更新する仕損部品情報更新ステップと、
前記仕損情報処理装置が、前記仕損部品情報を前記部品発注装置に送信する仕損部品情報送信ステップと、
前記部品発注装置が、製品の生産計画に関する情報であり、製造装置を識別する製造装置識別情報と、製品の生産に必要な部品の種類を識別する前記部品識別情報と、生産に必要な部品の前記部品数量とを対応付けた生産計画情報を記憶している生産計画情報記憶ステップと、
前記部品発注装置が、前記仕損情報処理装置から送信された仕損部品情報を受信する仕損部品情報受信ステップと、
前記部品発注装置が、前記仕損部品情報受信ステップにおいて受信した仕損部品情報を蓄積する蓄積ステップと、
前記蓄積ステップにおいて蓄積された仕損部品情報と前記生産計画情報記憶ステップにおいて記憶された生産計画情報とを参照して前記生産計画情報に含まれる前記製造装置識別情報と前記部品識別情報とが一致する前記仕損部品情報があるか否かを判断し、一致する前記仕損部品情報がある場合、当該生産計画情報に含まれる前記部品数量に当該仕損部品情報に含まれる前記部品数量を加算し、一つの発注情報として予め設定されたタイミングで部品の発注を行う発注ステップと、を有する部品発注方法。
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