JP4379158B2 - 部品発注システム、仕損情報処理装置、部品発注装置、仕損情報処理方法、及び部品発注方法 - Google Patents

部品発注システム、仕損情報処理装置、部品発注装置、仕損情報処理方法、及び部品発注方法 Download PDF

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Description

本発明は、部品の発注を行う部品発注システム等に関する。
製品の製造現場においては、製品の製造の失敗や、不良部品の存在等によって、あらかじめ想定していた数量の製品を製造できないような場合もある。そのような場合には、あらかじめ想定していた数量の製品を製造できるように、不足している部品の種類や数を製造部門の担当者や、部品調達部門の担当者が確認し、その不足している部品の新たな発注が行われていた。
なお、関連する技術として、製品の歩留まりを予測するシステムが開発されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−135068号公報(第1頁、第1図等)
しかしながら、製造部門等の担当者が製品の製造の失敗等によって不足した部品の種類及び数量を確認することは、非常に煩雑な作業である。そのため、製造過程で使用される部品の種類、数量が多くなればなるほど、不足した部品の種類及び数量を間違えるというミスの発生が多くなると考えられ、そのような場合には、あらかじめ想定していた数量の製品を製造できなくなる、あるいは必要以上の数量の部品が供給されることになるという問題が生じる。
一方、上記特許文献1によれば、製品単位での歩留まりの予測ができる。したがって、不足すると予測される部品を、製品単位で事前に発注することにより、製造過程において部品が不足する事態を回避することはでき得る。しかし、不良部品が存在する場合や、製造の途中の段階において、半製品の製造の失敗が発生したような場合には、不足すると予測される部品を製品単位で発注しておいたとしても、不良部品以外の部品や、製造に失敗した半製品にまだ用いられていなかった部品等については、余剰が発生しまうことも起こり得る。具体的には、製品が部品A,部品B,部品Cから製造される場合に、部品Aに不良品が発生していた場合には、部品Aが1個不足するだけであり、また、部品A,部品Bから構成される半製品の製造に失敗し、その段階でその半製品が廃棄されたような場合には、部品A,部品Bが1個ずつ不足するだけである。それに対して、部品A,部品B,部品Cのまとまりで部品の発注を行ったのでは、前者の場合には部品B,部品Cが余ることとなり、後者の場合には、部品Cが余ることとなる。また、上記特許文献1では、予測であるので、その予測が外れた場合には、当然、部品の余剰在庫あるいは在庫の不足が発生することとなる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、適正な在庫とすることができ得る部品発注システム等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、仕損情報処理装置と、部品発注装置とを備えた部品発注システムであって、前記仕損情報処理装置は、仕損に関する情報である仕損情報を受信する仕損情報受信部と、仕損の部品に関する情報である仕損部品情報を記憶している仕損部品情報記憶部と、前記仕損情報受信部が受信した仕損情報を基に、前記仕損部品情報を更新する仕損部品情報更新部と、前記仕損部品情報を前記部品発注装置に送信する仕損部品情報送信部と、を有し、前記部品発注装置は、前記仕損情報処理装置から送信された仕損部品
情報を受信する仕損部品情報受信部と、前記仕損部品情報受信部が受信した仕損部品情報を蓄積する蓄積部と、前記蓄積部が蓄積した仕損部品情報に基づいて、仕損の部品に関する発注を行う発注部と、を有する、ものである。
このような構成により、製造工程における仕損部品の発生に対して、適切にその仕損部品の発注を行うことができる。その結果、在庫を適正に管理することができ得る。
また、本発明による部品発注システムでは、前記部品発注装置が、製品の生産計画に関する情報である生産計画情報を記憶している生産計画情報記憶部をさらに有し、前記発注部が、前記蓄積部が蓄積した仕損部品情報と、前記生産計画情報とに基づいて、部品の発注を行ってもよい。
このような構成により、仕損部品情報に基づいた発注と、生産計画情報に基づいた発注を1回の発注で行うことができ、発注先における処理を容易なものとすることができ得る。また、このような構成によれば、例えば、ある程度まとまった数の最小発注単位(例えば、1000個単位など)が設定されている場合において、仕損部品の少量(例えば、20個)の発注と、生産計画に基づいた大量の発注(例えば、800個)とを一緒に行うこととなる。ここで、仕損部品情報と、生産計画情報とに基づいて、別々に発注を行う場合には、20個の仕損部品の発生のみによって、最小発注単位である1000個の部品の発注を行い、生産計画において必要な800個の部品に対して、再度、1000個の部品の発注を行うこととなり、合計で1180個の余剰部品が発生することとなる。それに対して、仕損部品情報と生産計画情報とに基づいて発注を行う場合には、820個の必要な部品に対して1000個の部品の発注を行うこととなり、余剰部品を180個に抑えることができる。このように、仕損部品の少量の発注のみによって最小発注単位の部品の発注を行うことを回避することができ、余剰在庫が大量に発生する事態を回避することができ得る。
本発明による部品発注システム等によれば、製造工程における仕損部品の発生に対して、適切にその仕損部品の発注を行うことができる。その結果、在庫を適正に管理することができ得る。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1による部品発注システムについて、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施の形態による部品発注システムの構成を示す図である。図1において、本実施の形態による部品発注システムは、有線または無線の通信回線4で互いに接続された製造装置1と、仕損情報処理装置2と、部品発注装置3とを備える。
製造装置1は、複数の部品から製品を製造する装置であり、所定のタイミングで仕損情報を仕損情報処理装置2に送信する。ここで、所定のタイミングとは、所定の期間ごと(例えば、毎日午前2時など)であってもよく、所定のイベント(例えば、仕損情報が一定数量以上たまったこと、あるいは、仕損情報処理装置2からの送信要求を受け取ったことなど)をトリガーとするものであってもよく、その他のタイミングであってもよい。仕損情報とは、仕損に関する情報であり、例えば、仕損部品の個数を示す情報であってもよく、仕損部品が発生した旨を示す情報であってもよい。なお、仕損部品とは、例えば、(1)製造装置1において製品を製造する以前から不良であった部品、(2)製造(組み立て)段階で不良となった(製造に使用できなくなった)部品、(3)製造に失敗した製品、あるいは半製品(製造が完了する以前の段階のもの)に用いられていた部品等のことである。(1)の場合としては、例えば、製造装置1に供給された部品の中に、不良品の混ざ
っていた場合などがある。(2)の場合としては、例えば、製造段階において、部品を組み込むときに部品を破損してしまった場合などがある。(3)の場合としては、製造の途中で製造装置1の動作不良等により、半製品を破損してしまった場合などがある。また、仕損部品が発生するとは、製造工程において仕損部品が生じた場合であってもよく、あるいは、はじめから仕損部品(不良部品)であった部品について、製造工程において仕損部品であると認識した場合であってもよい。なお、図1では、製造装置1が1個である場合について示しているが、部品発注システムは、複数の製造装置を備えていてもよい。また、製造装置1で製造される製品は、回路基板や、射出成形品等どのようなものであってもよい。
なお、図1では、製造装置1と仕損情報処理装置2との間での通信、及び仕損情報処理装置2と部品発注装置3との間での通信が同一の通信回線4を介して行われる場合について説明しているが、製造装置1と仕損情報処理装置2との間での通信と、仕損情報処理装置2と部品発注装置3との間での通信は、それぞれ別の有線または無線の通信回線を介して行われてもよい。
図2は、仕損情報処理装置2の構成を示すブロック図である。仕損情報処理装置2は、仕損情報受信部21と、仕損部品情報記憶部22と、仕損部品情報更新部23と、仕損部品情報送信部24とを備える。
仕損情報受信部21は、製造装置1から通信回線4を介して送信された仕損情報を受信する。仕損情報受信部21は、受信した仕損情報を仕損部品情報更新部23に渡す。なお、仕損情報受信部21は、受信を行うための受信デバイス(例えば、ネットワークカードなど)を含んでもよく、あるいは含まなくてもよい(この場合には、仕損情報受信部21と通信回線4との間に図示しない受信デバイスが存在することとなる)。また、仕損情報受信部21は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは受信デバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
仕損部品情報記憶部22は、仕損部品情報を記憶している。ここで、仕損部品情報とは、仕損の部品に関する情報である。この仕損部品情報により、例えば、どの種類の何個の仕損部品が発生したのかが示される。なお、仕損部品情報記憶部22での記憶は、仕損部品情報更新部23によって更新された仕損部品情報のバッファメモリ等における一時的な記憶でもよく、あるいは、磁気ディスク等における長期的な記憶でもよい。
仕損部品情報更新部23は、仕損情報受信部21が受信した仕損情報を基に、仕損部品情報記憶部22が記憶している仕損部品情報を更新する。この更新は、例えば、仕損部品情報記憶部22が記憶している仕損部品情報にまったくレコードの含まれていない場合、もしくは追加のレコードを作成する場合に、新たなレコードの蓄積として行われてもよく、または、仕損情報に基づいて、仕損部品情報の一部のフィールドの値(例えば、仕損部品の数を示す仕損数など)のみを変更する場合に、所定のレコードの変更として行われてもよい。
仕損部品情報送信部24は、所定のタイミングで、仕損部品情報記憶部22が記憶している仕損部品情報を部品発注装置3に送信する。このタイミングは、所定の期間ごと(例えば、毎日午前2時など)であってもよく、所定のイベント(例えば、部品発注装置3からの送信要求を受け付けたことや、所定数以上のレコードが仕損部品情報に含まれるようになったことなど)をトリガーとするものであってもよく、その他のタイミングであってもよい。なお、仕損部品情報送信部24は、送信を行うための送信デバイス(例えば、モデムやネットワークカードなど)を含んでもよく、あるいは含まなくてもよい(この場合には、仕損部品情報送信部24と通信回線4との間に図示しない送信デバイスが存在する
こととなる)。また、仕損部品情報送信部24は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは送信デバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
図3は、部品発注装置3の構成を示すブロック図である。部品発注装置3は、仕損部品情報受信部31と、蓄積部32と、記憶部33と、発注部34と、情報管理部35とを備える。
仕損部品情報受信部31は、仕損情報処理装置2から送信された仕損部品情報を受信する。そして、その受信した仕損部品情報を蓄積部32に渡す。なお、仕損部品情報受信部31は、受信を行うための受信デバイス(例えば、ネットワークカードなど)を含んでもよく、あるいは含まなくてもよい(この場合には、仕損部品情報受信部31と通信回線4との間に図示しない受信デバイスが存在することとなる)。また、仕損部品情報受信部31は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは受信デバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
蓄積部32は、仕損部品情報受信部31が受信した仕損部品情報を記憶部33に蓄積する。
記憶部33は、仕損部品情報を記憶している。記憶部33は、所定の記録媒体(例えば、半導体メモリや磁気ディスク、光ディスクなど)によって実現され得る。
発注部34は、蓄積部32が蓄積した仕損部品情報に基づいて、仕損の部品に関する発注を行う。この発注は、通信回線4を介して、図示しない発注先(例えば、部品メーカなど)の発注を受信する装置に対して、例えば、発注内容を示す情報である発注情報を送信することによって行われる。この発注部34は、発注に関する通信を行うための通信デバイス(例えば、モデムやネットワークカードなど)を含んでもよく、あるいは含まなくてもよい(この場合には、発注部34と通信回線4との間に図示しない通信デバイスが存在することとなる)。また、発注部34は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは通信デバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
情報管理部35は、記憶部33が記憶している仕損部品情報等に関する管理を行う。例えば、この情報管理部35によって、部品発注装置3を管理している管理者は、記憶部33が記憶している仕損部品情報における仕損数の修正等を行うことができる。
次に、本実施の形態による部品発注システムの動作について、図4、図5のフローチャートを用いて説明する。図4は、仕損情報処理装置2の動作を示すフローチャートである。図5は、部品発注装置3の動作を示すフローチャートである。
まず、仕損情報処理装置2の動作に関する図4のフローチャートについて説明する。
(ステップS101)仕損情報受信部21は、仕損情報を受信したかどうか判断する。そして、仕損情報を受信した場合には、その仕損情報を仕損部品情報更新部23に渡してステップS102に進み、そうでない場合には、ステップS103に進む。
(ステップS102)仕損部品情報更新部23は、仕損情報受信部21から仕損情報を受け取ると、その仕損情報に基づいて、仕損部品情報記憶部22が記憶している仕損部品情報を更新する。そして、ステップS101に戻る。この更新の動作の詳細については、後述する。
(ステップS103)仕損部品情報送信部24は、仕損部品情報記憶部22が記憶している仕損部品情報を部品発注装置3に送信するタイミングであるかどうか判断する。そし
て、仕損部品情報を送信するタイミングである場合には、ステップS104に進み、そうでない場合には、ステップS101に戻る。
(ステップS104)仕損部品情報送信部24は、仕損部品情報記憶部22が記憶している仕損部品情報に1以上のレコードが含まれているかどうか判断する。そして、1以上のレコードが含まれている場合には、ステップS105に進み、そうでない場合には、送信する情報がないと判断してステップS101に戻る。ここで、レコードとは、仕損部品情報に含まれる情報の一単位であり、例えば、仕損部品の発生した製造装置1の所属する現場を示す現場コードや、仕損部品の個数を示す仕損数等が含まれる。
(ステップS105)仕損部品情報送信部24は、仕損部品情報記憶部22から仕損部品情報の1以上のレコードを読み出し、そのレコードを部品発注装置3に送信する。
(ステップS106)仕損部品情報送信部24は、ステップS105で送信したレコードを示す情報を仕損部品情報更新部23に渡す。仕損部品情報更新部23は、仕損部品情報送信部24から受け取った情報に基づいて、その情報によって示されるレコードを仕損部品情報記憶部22が記憶している仕損部品情報から削除する。そして、ステップS101に戻る。
なお、このフローチャートでは、ステップS106において、送信したレコードを削除する場合について説明しているが、これは一例であり、例えば、送信したレコードに対して所定のフラグを付与することなどにより、送信済のレコードと、未送信のレコードを区別できるようにしてもよい。この場合には、ステップS104において、未送信のレコードが存在するかどうかを判断し、ステップS105では、未送信のレコードのみを送信するようにしてもよい。また、図4のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、部品発注装置3の動作に関する図5のフローチャートについて説明する。
(ステップS201)仕損部品情報受信部31は、仕損部品情報を受信したかどうか判断する。そして、仕損部品情報を受信した場合には、その仕損部品情報を蓄積部32に渡してステップS202に進み、そうでない場合には、ステップS203に進む。
(ステップS202)蓄積部32は、仕損部品情報受信部31から受け取った仕損部品情報を記憶部33に蓄積する。そして、ステップS201に戻る。
(ステップS203)発注部34は、記憶部33が記憶している仕損部品情報に基づいた発注を行うタイミングであるかどうか判断する。そして、発注を行うタイミングである場合には、ステップS204に進み、そうでない場合には、ステップS201に戻る。
(ステップS204)発注部34は、記憶部33が記憶している仕損部品情報に、未発注のレコードが含まれているかどうか判断する。そして、未発注のレコードが含まれている場合には、ステップS205に進み、そうでない場合には、ステップS201に戻る。
(ステップS205)発注部34は、記憶部33が記憶している仕損部品情報に基づいて、部品の発注を行う。
(ステップS206)発注部34は、記憶部33が記憶している仕損部品情報において、部品の発注を行った部品に対応するレコードに発注年月等の記録を行う。そして、ステップS201に戻る。具体的にどのような情報を記録するのかについては、後述する。
なお、図5のフローチャートでは、ステップS206において、発注した部品に対応するレコードについて、発注年月等を記録することで、発注済のレコードと、未発注のレコードとを区別することができるようにしているが、これは一例であって、例えば、発注済
のレコードを削除することにより、あるいは、発注済のレコードに発注済であることを示す所定のフラグを付与することなどによって発注済のレコードと、未発注のレコードとを区別することができるようにしてもよい。また、図5のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、本実施の形態による部品発注システムの動作について、具体例を用いて説明する。以下の具体例において、仕損情報が仕損部品の個数を示す情報である場合(具体例1)と、仕損情報が仕損部品の発生を示す情報である場合(具体例2)について説明する。
[具体例1]
製造装置1から仕損情報処理装置2に対して、毎日午前2時に仕損情報が送信されるものとする。図6は、その仕損情報の構成を示す図である。仕損情報は、情報が「仕損情報」である旨を示すヘッダ1001と、製造装置1の所属する現場を示す現場コード1002と、その現場における製造装置1のラインを示すラインコード1003と、仕損部品を識別する部品コード1004と、仕損部品の個数を示す仕損数1005とから構成される。
ここでは、2004年1月13日の午前2時に、現場コードが「炊飯器」であり、ラインコードが「SL1」であり、部品コードが「AAA1」であり、仕損数が「20」である仕損情報が製造装置1から仕損情報処理装置2に送信されたとする。すると、その仕損情報は仕損情報受信部21で受信され(ステップS101)、仕損部品情報更新部23に渡される。
図7は、仕損部品情報更新部23による仕損部品情報の更新の処理(ステップS102の処理)の詳細を示すフローチャートである。また、図8は、そのようにして更新された仕損部品情報の一例を示す図である。
仕損部品情報更新部23は、受け取った仕損情報を仕損部品情報記憶部22に蓄積する(ステップS301)。そして、その蓄積したレコードについて、入力日、すなわち「2004/1/15」を設定する(ステップS302)。このようにして蓄積された仕損部品情報のレコードが、図8で示される仕損部品情報の1番目のレコードである。このようにして、順次、仕損部品情報が蓄積される。
仕損情報処理装置2では、毎週金曜日の午後11時に仕損部品情報を送信するように設定されているとする。すると、2004年1月16日(金曜日)の午後11時になると、仕損部品情報を送信するタイミングであると判断される(ステップS103)。また、仕損部品情報記憶部22に図8で示される仕損部品情報が記憶されている場合には、1以上のレコードがあると判断され(ステップS104)、仕損部品情報送信部24は、その仕損部品情報の各レコードを部品発注装置3に送信する(ステップS105)。その後、仕損部品情報送信部24は、仕損部品情報更新部23に、仕損部品情報記憶部22が記憶している仕損部品情報の各レコードを削除する旨の指示を渡す。その結果、送信した仕損部品情報の各レコードが削除される(ステップS106)。このようにして、仕損情報処理装置2による仕損情報の受信と、仕損部品情報の送信が行われる。
仕損情報処理装置2から送信された仕損部品情報は、部品発注装置3の仕損部品情報受信部31において受信され(ステップS201)、蓄積部32によって記憶部33に蓄積される(ステップS202)。図9は、このようにして蓄積された仕損部品情報の一例を示す図である。記憶部33で記憶されている仕損部品情報の各レコードには、発注される部品の個数を示す発注予定数と、発注された年月を示す発注年月と、発注した部品の納期の候補を示す納期候補とのフィールドが対応付けられている。そのフィールドのうち、発
注予定数については、仕損数と同じ数量が蓄積部32によって仕損部品情報の蓄積時に設定されるものとする。この発注予定数は、情報管理部35によって変更することができ得る。例えば、部品の発注を管理している者が、製造現場において所定の部品が大量に余っていることを知っていたような場合には、その部品の発注予定数を仕損数よりも少なくする操作等を、情報管理部35を介して行うこととなる。
部品発注装置3は、月曜日の午前5時に発注処理を行うように設定されているとする。すると、2004年1月19日(月曜日)の午前5時になると、発注のタイミングであると判断される(ステップS203)。また、記憶部33において図9で示される情報が記憶されている場合には、未発注のレコードがあると判断され(ステップS204)、発注部34は記憶部33が記憶している仕損部品情報の各レコードに対応する発注を行う(ステップS205)。具体的には、発注する部品の納期の候補を決定し、その納期候補と、各レコードから読み出した現場コード、ラインコード、部品コード、発注予定数とを含む発注情報を発注先に送信する。なお、発注部34において、部品コードと発注先のアドレスとを対応付けたテーブルを有しておき、発注する部品に対応した発注先のアドレスを、そのテーブルを用いて知ることができるようにしてもよい。また、納期候補については、発注先の情報処理装置に対して、納期の問い合わせを行うことによって決定してもよく、部品発注システムにおける納期の希望日を納期候補として設定してもよく、あるいは、その他の方法によって決定してもよい。
発注部34は、発注を行った後に、記憶部33が記憶している仕損部品情報に対応付けられた発注年月、及び納期候補のフィールドに、それぞれ、発注を行った時点における年月(この場合は「2004/1」となる)と、決定した納期候補とを記録する(ステップS206)。その結果、記憶部33が記憶している仕損部品情報は、図10で示されるようになる。なお、このように発注後のレコードに対して発注年月等を記録することにより、発注部34は、未発注のレコードがあるかどうかの判断(ステップS204の判断処理)を行うときに、発注年月のフィールドが空欄であるレコードが未発注のレコードであると判断することができる。
このようにして、製造装置1において仕損部品が生じた場合に、その仕損部品に関する発注処理がなされる。その後、発注情報を送信することによって発注された部品は、現場コード、ラインコードによって示される製造装置1に対して供給されることとなる。
[具体例2]
この具体例では、製造装置1から仕損情報処理装置2に対して、仕損部品が発生するごとに、仕損部品の生じたことを示す仕損情報が送信されるものとする。図11は、その仕損情報の構成を示す図である。仕損情報は、情報が「仕損情報」である旨を示すヘッダ2001と、製造装置1を識別する製造装置コード2002と、仕損部品を識別する部品コード2003とから構成される。
ここでは、2004年1月14日に、製造装置コードが「P002」であり、部品コードが「AAA2」である仕損情報が、製造装置1から仕損情報処理装置2に送信されたとする。すると、仕損情報受信部21は、仕損情報を受信した(ステップS101)と判断して、その仕損情報を仕損部品情報更新部23に渡す。
図12は、仕損部品情報更新部23による仕損部品情報の更新の処理(ステップS102の処理)の詳細を示すフローチャートである。また、図13は、製造装置コードと、現場コード、ラインコードとの対応テーブルの一例を示す図である。また、図14は、仕損情報に基づいて更新される前の仕損部品情報(図14(a))と、仕損情報に基づいて更新された後の仕損部品情報(図14(b))との一例を示す図である。
仕損部品情報更新部23は、受け取った仕損情報に含まれる製造装置コード「P002」から、その仕損情報に対応する現場コード「炊飯器」と、ラインコード「SL2」とを、図13で示されるテーブルを参照して取得する(ステップS401)。そして、仕損部品情報記憶部22が記憶している仕損部品情報に、受け取った仕損情報に対応するレコードが存在するかどうか判断する(ステップS402)。ここで、そのときに記憶されている仕損部品情報が図14(a)で示されるものであったとすると、その2番目のレコードの現場コード、ラインコード、部品コードが、仕損部品情報更新部23が受け取った仕損情報に対応するため、受け取った仕損情報に対応するレコードが存在すると判断される。そして、仕損部品情報更新部23は、そのレコードの仕損数を1だけインクリメントする(ステップS403)。また、そのレコードの入力日を、そのときの日付に更新する(ステップS404)。ここでは、あらかじめ設定されていた入力日が、仕損数のインクリメントを行ったときと同じ日付であるため、仕損数のフィールド値に変化はないことになる。このようにして、仕損部品情報更新部23によって更新された仕損部品情報は、図14(b)で示されるものである。このようにして、仕損部品情報の更新が行われる。
なお、仕損部品情報更新部23が仕損情報を受け付けたときに、その仕損情報に対応するレコードが存在しなかった場合には、仕損部品情報更新部23は、仕損部品情報に新たなレコードを作成し(ステップS405)、そのレコードに、ステップS401で取得した現場コードと、ラインコードと、仕損情報に含まれていた部品情報とを入力する。また、仕損数としては、「1」を設定する(ステップS406)。そして、その時点における日付を入力日として設定する(ステップS407)。
この後の、仕損部品情報を送信する処理、及び部品発注装置3において部品の発注等が行われる処理については、具体例1と同様であり、その説明を省略する。
以上のように、本実施の形態による部品発注システムによれば、仕損情報処理装置2が、製造装置1から送信された仕損情報を受信する仕損情報受信部21と、仕損部品情報を記憶している仕損部品情報記憶部22と、仕損情報受信部21が受信した仕損情報を基に、仕損部品情報を更新する仕損部品情報更新部23と、仕損部品情報を部品発注装置3に送信する仕損部品情報送信部24とを備え、部品発注装置3が、仕損情報処理装置2から送信された仕損部品情報を受信する仕損部品情報受信部31と、仕損部品情報受信部31が受信した仕損部品情報を蓄積する蓄積部32と、蓄積部32が蓄積した仕損部品情報に基づいて、発注を行う発注部34とを備えたことで、製造工程における製造の失敗や不良部品の存在等に起因する仕損部品の発生に対して、その仕損部品の発注を適切に行うことができる。その結果、適正な在庫とすることができ得る。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2による部品発注システムについて、図面を参照しながら説明する。本実施の形態による部品発注システムでは、仕損部品情報と、生産計画情報とに基づいて、部品の発注が行われる。
本実施の形態による部品発注システム、仕損情報処理装置2、及び部品発注装置3の構成は、記憶部33において、生産計画情報が記憶されており、発注部34において、仕損部品情報と生産計画情報とに基づいた部品の発注が行われる以外、実施の形態1による図1〜図3と同様であり、その説明を省略する。
次に、本実施の形態による部品発注システムの動作について説明する。なお、部品発注装置3以外の動作については、実施の形態1と同様であり、その説明を省略する。
図15は、本実施の形態による部品発注装置3の動作を示すフローチャートである。なお、ステップS501〜S505以外の処理は、実施の形態1による図5のフローチャー
トと同様であり、その説明を省略する。
(ステップS501)発注部34は、記憶部33において、対応する生産計画情報と、仕損部品情報とが記憶されているかどうか判断する。この判断は、例えば、記憶部33で記憶されている生産計画情報と、仕損部品情報とにおいて、現場コードや部品コードの等しいレコードがあるかどうかによって判断される。そして、対応する生産計画情報と仕損部品情報とが記憶されていると判断した場合には、ステップS502に進み、そうでない場合には、ステップS503に進む。なお、生産計画情報とは、製品の生産計画に関する情報であり、例えば、所定の部品がどの現場、ラインでどれだけ必要であるのかなどの情報が含まれている。
(ステップS502)発注部34は、対応する生産計画情報と、仕損部品情報との各レコードを統合する。例えば、生産計画情報のレコードの発注予定数と、仕損部品情報のレコードの発注予定数とを加算することにより、レコードの統合を行う。
(ステップS503)発注部34は、記憶部33で記憶されている仕損部品情報、及び生産計画情報に基づいて、部品の発注を行う。この場合に、ステップS502において、生産計画情報と、仕損部品情報との各レコードの統合が行われている場合には、その統合後のレコードによって発注を行う。
(ステップS504)発注部34は、記憶部33が記憶している仕損部品情報において、発注を行った部品に対応するレコードに発注年月等の記録を行う。
(ステップS505)発注部34は、記憶部33に発注結果情報を蓄積する。そして、ステップS201に戻る。ここで、発注結果情報とは、発注した結果を示す情報であり、例えば、発注年月や発注先、発注数等が含まれる。この情報の詳細については、後述する。
なお、図15のフローチャートでは、ステップS504において、発注した部品に対応するレコードについて、発注年月等を記録することで、発注済のレコードと、未発注のレコードとを区別することができるようにしているが、これは一例であって、例えば、発注済のレコードを削除することにより、あるいは、発注済のレコードに発注済であることを示す所定のフラグを付与することなどによって発注済のレコードと、未発注のレコードとを区別することができるようにしてもよい。また、図15のフローチャートにおいて、発注結果情報が不要である場合には、ステップS505における、発注結果情報の蓄積を行わなくてもよい。また、図15のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、本実施の形態による部品発注システムの動作について、具体例を用いて説明する。なお、この具体例についても、発注部34に関する処理以外は、実施の形態1と同様であり、その説明を省略する。
仕損部品情報受信部31が仕損部品情報を受信し(ステップS201)、蓄積部32がその仕損部品情報を記憶部33に蓄積した(ステップS202)結果、記憶部33は、図16で示される情報を記憶していたとする。ここで、図16で示される情報は、生産計画情報と、仕損部品情報とを含む情報である。「区分」のフィールドが「生産計画」のレコードは、生産計画情報のレコードであり、「仕損部品」のレコードは、仕損部品情報のレコードである。また、フィールド「数量」は、実施の形態1における仕損部品情報の「仕損数」に対応するフィールドである。その他のフィールドについては、実施の形態1と同様である。
実施の形態1の具体例と同様に、部品発注装置3が、月曜日の午前5時に発注処理を行うように設定されているとする。すると、2004年1月19日(月曜日)の午前5時になると、発注のタイミングであると判断される(ステップS203)。また、記憶部33において図16で示される情報が記憶されている場合には、未発注のレコードがあると判断され(ステップS204)、発注部34は、対応する生産計画情報と仕損部品情報があるかどうか判断する(ステップS501)。図16の情報では、部品コードが「AAA1」である2つのレコードは、現場コード、及びラインコードが同じであるため、対応するレコードであると判断される。そして、それらのレコードが統合され、「820」個の部品コード「AAA1」に対応する部品の発注が行われることとなる(ステップS503)。ここで、部品コード「AAA1」の部品は、1000個単位で発注を行わなければならないと規定されていたとする。すると、発注部は、数量820に一番近い数量として、1000個の部品を発注することとなる。また、部品コード「AAA3」等に関する発注も行われる。そして、発注年月、及び納期候補が記録され(ステップS504)、記憶部33が記憶している情報は、図17で示されるようになる。
また、発注部34は、発注結果情報を記憶部33に蓄積する(ステップS505)。図18は、その発注結果情報の一例を示す図である。図18において、発注結果情報には、発注した年月を示す発注年月と、発注結果情報のレコードを識別する発注番号と、どこに発注したのかを示す情報である発注先と、現場コードと、ラインコードと、部品コードと、発注した部品の数量を示す発注数と、納期候補とが含まれている。図18の一番目のレコードは、図16の部品コード「AAA1」の2つのレコードが統合されて発注された結果を示すものである。
なお、この具体例では、図16で示すように、生産計画情報が、必要な部品数を示す情報であり、生産計画情報と、仕損部品情報とが同一のテーブルに含まれる場合について説明したが、生産計画情報と仕損部品情報とは、別々に管理される情報であってもよく、さらに、別々の記憶部で記憶されてもよい。また、生産計画情報は、図19で示される情報のように、所定の製品をどの現場、どのラインで何個生産するのかを示す情報であってもよい。生産計画情報が図19で示されるものである場合には、発注部34は、所定の記憶部で記憶されている図20で示される部品構成情報を参照することにより、対応する生産計画情報と仕損部品情報とがあるかどうかの判断を行うこととなる。ここで、図20で示される部品構成情報は、製造対象の製品を識別する機種コードに対応付けて、使用される部品を識別する部品コードと、その員数(個数)とが示されている。例えば、図19で示される生産計画情報と、図9で示される仕損部品情報とがあった場合には、発注部34は、図19の生産計画情報を図20で示される部品構成情報を用いることによって、どの部品が何個、どの現場、ラインで生産されるのかについての情報に展開し、その展開後の生産計画情報と、図9の仕損部品情報とを用いて、対応する生産計画情報と仕損部品情報とがあるかどうかの判断を行うこととなる。
以上のように、発注部34が、仕損部品情報と、生産計画情報とに基づいて、部品の発注を行うことで、実施の形態1と同様の効果に加え、適切な発注を行うことができるメリットがある。具体的には、上記具体例で説明したように、各部品の最小発注単位が1000個であり、仕損部品情報のみに基づいて発注を行った場合には、20個の部品が必要な場合にも、最小単位である1000個の発注を行うこととなる。さらに、生産計画情報に基づいた発注を別途行う場合には、必要な800個の部品に対して1000個の部品を再度発注することとなる。その結果、合計2000個の部品を発注することとなってしまい、1180個の余剰部品が発生してしまう。これに対し、上記具体例のように生産計画情報と仕損部品情報とに基づいて発注を行う場合には、必要な820個の部品に対して1000個の部品が発注されることとなり、余剰部品を180個に抑えることができる。このように、仕損部品情報と生産計画情報とに基づいて、部品の発注を行うことで、余剰部品
の発生を抑えることができ得る。
なお、上記具体例では、最小発注単位ごとに発注がなされる場合について説明したが、これは一例であり、所要数(上記具体例では820個)の部品を発注するようにしてもよい。この場合であっても、生産計画情報と仕損部品情報とに基づいて発注を行うことで、同一部品の発注を2回に分けて行う事態を回避することができ、発注先における発注に対する処理が容易になるというメリットがある。
また、上記各実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
また、上記各実施の形態において、各構成要素は専用のハードウェアにより構成されてもよく、あるいは、ソフトウェアにより実現可能な構成要素については、プログラムを実行することによって実現されてもよい。例えば、ハードディスクや半導体メモリ等の記録媒体に記録されたソフトウェア・プログラムをCPU等のプログラム実行部が読み出して実行することによって、各構成要素が実現され得る。なお、上記各実施の形態における仕損情報処理装置2を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータに、仕損に関する情報である仕損情報を受信する仕損情報受信ステップと、前記仕損情報受信ステップで受信した仕損情報を基に、仕損部品情報記憶部が記憶している仕損の部品に関する情報である仕損部品情報を更新する仕損部品情報更新ステップと、前記仕損部品情報を送信する仕損部品情報送信ステップと、を実行させるためのものである。
また、上記各実施の形態における部品発注装置3を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータに、仕損の部品に関する情報である仕損部品情報を受信する仕損部品情報受信ステップと、前記仕損部品情報受信ステップで受信した仕損部品情報を蓄積する蓄積ステップと、前記蓄積ステップで蓄積した仕損部品情報に基づいて、仕損の部品に関する発注を行う発注ステップと、を実行させるためのものである。
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信する送信ステップや、情報を受信する受信ステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信ステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
また、このプログラムは、サーバなどからダウンロードされることによって実行されてもよく、所定の記録媒体(例えば、CD−ROMなどの光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなど)に記録されたプログラムが読み出されることによって実行されてもよい。
また、このプログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
以上のように、本発明による部品発注システム等によれば、在庫を適正にすることができ、仕損部品に関する発注を行うシステム等として有用である。
本発明の実施の形態1による部品発注システムの構成を示す図 同実施の形態による仕損情報処理装置の構成を示すブロック図 同実施の形態による部品発注装置の構成を示すブロック図 同実施の形態による仕損情報処理装置の動作を示すフローチャート 同実施の形態による部品発注装置の動作を示すフローチャート 同実施の形態における仕損情報の構成の一例を示す図 同実施の形態による仕損情報処理装置の動作を示すフローチャート 同実施の形態における仕損部品情報の一例を示す図 同実施の形態における仕損部品情報の一例を示す図 同実施の形態における仕損部品情報の一例を示す図 同実施の形態における仕損情報の構成の一例を示す図 同実施の形態による仕損情報処理装置の動作を示すフローチャート 同実施の形態における製造装置コードと、現場コードと、ラインコードとの対応の一例を示す図 同実施の形態における仕損部品情報の一例を示す図 本発明の実施の形態2による部品発注装置の動作を示すフローチャート 同実施の形態における生産計画情報、仕損部品情報の一例を示す図 同実施の形態における生産計画情報、仕損部品情報の一例を示す図 同実施の形態における発注結果情報の一例を示す図 同実施の形態における生産計画情報の一例を示す図 同実施の形態における部品構成情報の一例を示す図
符号の説明
1 製造装置
2 仕損情報処理装置
3 部品発注装置
4 通信回線
21 仕損情報受信部
22 仕損部品情報記憶部
23 仕損部品情報更新部
24 仕損部品情報送信部
31 仕損部品情報受信部
32 蓄積部
33 記憶部
34 発注部
35 情報管理部

Claims (3)

  1. 仕損情報処理装置と、部品発注装置とを備えた部品発注システムであって、
    前記仕損情報処理装置は、
    仕損に関する情報であり、製造装置を識別する製造装置識別情報と、仕損部品の種類を識別する部品識別情報と、仕損部品の部品数量とを対応付けた仕損情報を受信する仕損情報受信部と、
    仕損の部品に関する情報であり、前記仕損情報と当該仕損情報の入力日とを対応付けた仕損部品情報を記憶している仕損部品情報記憶部と、
    前記仕損情報受信部が受信した仕損情報を基に、前記仕損部品情報を更新する仕損部品情報更新部と、
    前記仕損部品情報を前記部品発注装置に送信する仕損部品情報送信部と、を有し、
    前記部品発注装置は、
    製品の生産計画に関する情報であり、製造装置を識別する製造装置識別情報と、製品の生産に必要な部品の種類を識別する前記部品識別情報と、生産に必要な部品の前記部品数量とを対応付けた生産計画情報を記憶している生産計画情報記憶部と、
    前記仕損情報処理装置から送信された仕損部品情報を受信する仕損部品情報受信部と、
    前記仕損部品情報受信部が受信した仕損部品情報を蓄積する蓄積部と、
    前記蓄積部に蓄積された仕損部品情報と前記生産計画情報記憶部に記憶された生産計画情報とを参照して前記生産計画情報に含まれる前記製造装置識別情報と前記部品識別情報とが一致する前記仕損部品情報があるか否かを判断し、一致する前記仕損部品情報がある場合、当該生産計画情報に含まれる前記部品数量に当該仕損部品情報に含まれる前記部品数量を加算し、一つの発注情報として予め設定されたタイミングで部品の発注を行う発注部と、を有する部品発注システム。
  2. 前記仕損情報は、複数の部品から製品を製造する製造装置から送信されたものである、請求項記載の部品発注システム。
  3. 仕損情報処理装置と、部品発注装置とを備えた部品発注システムにおいて行なう部品発注方法であって、
    前記仕損情報処理装置が、仕損に関する情報であり、製造装置を識別する製造装置識別情報と、仕損部品の種類を識別する部品識別情報と、仕損部品の部品数量とを対応付けた仕損情報を受信する仕損情報受信ステップと、
    前記仕損情報処理装置が、仕損の部品に関する情報であり、前記仕損情報と当該仕損情報の入力日とを対応付けた仕損部品情報を記憶する仕損部品情報記憶ステップと、
    前記仕損情報処理装置が、前記仕損情報受信ステップで受信した仕損情報を基に、前記仕損部品情報を更新する仕損部品情報更新ステップと、
    前記仕損情報処理装置が、前記仕損部品情報を前記部品発注装置に送信する仕損部品情報送信ステップと、
    前記部品発注装置が、製品の生産計画に関する情報であり、製造装置を識別する製造装置識別情報と、製品の生産に必要な部品の種類を識別する前記部品識別情報と、生産に必要な部品の前記部品数量とを対応付けた生産計画情報を記憶している生産計画情報記憶ステップと、
    前記部品発注装置が、前記仕損情報処理装置から送信された仕損部品情報を受信する仕損部品情報受信ステップと、
    前記部品発注装置が、前記仕損部品情報受信ステップにおいて受信した仕損部品情報を蓄積する蓄積ステップと、
    前記蓄積ステップにおいて蓄積された仕損部品情報と前記生産計画情報記憶ステップにおいて記憶された生産計画情報とを参照して前記生産計画情報に含まれる前記製造装置識別情報と前記部品識別情報とが一致する前記仕損部品情報があるか否かを判断し、一致する前記仕損部品情報がある場合、当該生産計画情報に含まれる前記部品数量に当該仕損部品情報に含まれる前記部品数量を加算し、一つの発注情報として予め設定されたタイミングで部品の発注を行う発注ステップと、を有する部品発注方法。
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