JP5677806B2 - Led電球 - Google Patents

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    • H01L2924/13091Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor [MOSFET]

Description

本発明は、LED電球に関する。
いわゆる白熱電球の代替製品として、LEDチップが実装されたLED電球が普及し始めている。LED電球は、白熱電球に対して、省電力および長寿命といった長所がある。
図27は、従来のLED電球の一例を示している(たとえば、特許文献1参照)。同図に示されたLED電球Xは、LEDモジュール91、カバー92、放熱部材93、および口金95を備えている。LEDモジュール91は、LED電球Xの発光手段であり、LEDチップ(図示略)が内蔵されている。カバー92は、LEDモジュール91からの光を透過するものであり、略球形状とされている。放熱部材93は、LEDモジュール91からの熱を放散させるためのものであり、たとえばアルミからなる。放熱部材93には、放熱効果を高めるための複数のフィン94が形成されている。口金95は、LED電球Xを、白熱電球用の照明器具に取り付けるための部位である。
しかしながら、LEDモジュール91は、上記LEDチップが搭載されたリードあるいは基板(いずれも図示略)を備えている。このため、LEDモジュール91のサイズは、上記LEDチップよりも顕著に大となる。複数のLEDモジュール91の実装密度を高めようとすると、LEDモジュール91どうしが干渉してしまう。したがって、LED電球Xの高輝度化、あるいは発光均一化が阻害されるという問題があった。
特開2010−56059号公報
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、高輝度化、あるいは発光均一化を図ることが可能なLED電球を提供することをその課題とする。
本発明によって提供されるLED電球は、主面を有し、かつセラミックからなる基板と、上記基板の上記主面に実装された複数のLEDチップと、上記基板を支持し、かつ上記LEDチップからの熱が上記基板を介して伝えられる放熱部材と、上記複数のLEDチップを覆い、かつ上記複数のLEDチップからの光を透過させるグローブと、上記放熱部材に対して上記グローブとは反対側に取り付けられている口金と、を備えることを特徴としている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記基板には、上記複数のLEDチップに導通する配線パターンが形成されており、上記配線パターンの少なくとも一部を覆う反射層を備える。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記反射層は、白色である。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記LEDチップは、Siからなるサブマウント基板、およびこのサブマウンド基板に実装された半導体層を有しているとともに、上記サブマウント基板が上記基板側に位置するように上記基板の上記主面に実装されており、上記反射層は、上記主面の法線方向に対して直角である方向を向く上記サブマウント基板の側面の少なくとも一部を覆い、かつ上記サブマウント基板よりも反射率が高い材質からなる。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記反射層は、上記サブマウント基板の上記側面のすべてを覆っている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記反射層は、上記半導体層をすべて露出させている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記サブマウント基板には、上記半導体層に過大な逆電圧が印加されることを回避するためのツェナーダイオードが作りこまれている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記複数のLEDチップを覆い、かつ上記複数のLEDチップからの光を透過する透光樹脂を備える。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記透光樹脂は、上記複数のLEDチップからの光によって励起されることにより、上記複数のLEDチップからの光とは波長が異なる光を発する蛍光材料を含んでいる。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記基板に取り付けられており、各々が1以上の上記LEDチップを囲む内面を有する複数の開口が形成されたリフレクタを備えている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記内面は、上記主面の法線方向において上記主面から離れるほど上記主面の面内方向において上記LEDチップから離れるように傾斜している。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記複数の開口は、複数の上記LEDチップを収容するものを含む。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記複数の開口は、すべてが複数の上記LEDチップを収容している。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記複数の開口は、上記主面の法線方向視において、矩形状である。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記複数の開口は、上記主面の法線方向視において、六角形状である。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記複数の開口は、上記主面の法線方向視において、同心円状の円環状である。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記複数のLEDチップの実装密度は、上記基板の中央から周縁に向かうほど密となっている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記放熱部材は、上記主面の法線方向を軸方向とする筒状部を有しており、上記筒状部に収容されており、かつ上記複数のLEDチップに電力を供給する電源部を備えており、上記基板には、2つの貫通孔が形成されており、上記電源部は、上記貫通孔を上記主面とは反対側から挿通された芯線を有する2つのケーブルを備えている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記基板には、上記各貫通孔を各別に囲む2つの端子パッドを含む配線パターンが形成されており、上記芯線のうち上記基板から上記主面側に突出した部分は、上記端子パッドに対してハンダによって接合されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記複数のLEDチップを覆う透光樹脂を備えており、上記2つの貫通孔は、上記透光樹脂を挟んで配置されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記基板は長矩形状であるとともに、上記透光樹脂が形成された発光領域と、この発光領域に隣接する非発光領域とを有しており、上記2つの貫通孔は、上記非発光領域に配置されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記基板の四隅には、面取り部が形成されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記発光領域は、矩形状であり、上記発光領域の四辺と上記基板の四辺とは、互いに傾いている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記基板に対して上記主面の法線方向とは反対向きに押圧する弾性力を付与することによって、上記基板を固定するクリップを備える。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記基板の上記主面には、上記クリップと接する伝熱層が形成されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記伝熱層は、金属からなり、かつ上記配線パターンとは離間している。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記伝熱層は、高熱伝導性樹脂からなり、かつ上記配線パターンに接している。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記放熱部材は、上記主面の法線方向と一致する軸方向と直角である面における断面形状が一様である筒状部、および、それぞれが上記筒状部から外方に延びているとともに上記軸方向に延びており、かつ上記軸方向視における位置が同一である部分の板厚が一定である複数のフィンを有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記筒状部は、円筒形状である。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記複数のフィンは、上記筒状部の中心軸を中心として放射状に配置されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記各フィンの上記軸方向に対する径方向における寸法が、上記LEDチップに近いほど大である。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記放熱部材は、アルミからなる。
このような構成によれば、上記LEDチップどうしの間隔を縮小しやすい。これにより、上記複数のLEDチップの実装密度を高めることが可能である。したがって、上記LED電球の高輝度化を図ることができる。また、実装密度を高めることにより、上記複数のLEDチップそれぞれが点光源として光っていることが視認されにくくなる。これにより、上記LED電球は、より均一に発光することができる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明に係るLED電球の一例を示す正面図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 図1のIII−III線に沿う断面図および要部拡大断面図である。 図3のIV−IV線に沿う要部断面図である。 図1のLED電球に用いられるLEDチップの一例を示す要部断面図である。 図1のLED電球の基板の固定構造の一例を示す要部断面図である。 図1のLED電球に用いられる放熱部材の一例を示す平面図である。 図1のLED電球に用いられる放熱部材の一例を示す正面図である。 図1のLED電球に用いられる放熱部材の一例を示す底面図である。 図8のX−X線に沿う断面図である。 図1のLED電球に用いられる電源部の基板および電子部品を示す正面図である。 図1のLED電球に用いられる電源部の基板および電子部品を示す背面図である。 図1のLED電球にLED電球の製造方法の一例において、長尺部材を切断する工程を示す斜視図である。 図1のLED電球にLED電球の製造方法の一例において、短尺部材を切断する工程を示す正面図である。 図1のLED電球にLED電球の製造方法の一例における組立工程を示す正面図である。 本発明に係るLED電球の変形例を示す断面図である。 本発明に係るLED電球の他の変形例を示す断面図である。 図17のXVIII−XVIII線に沿う要部断面図である。 本発明に係るLED電球の他の変形例を示す要部断面図である。 本発明に係るLED電球の他の変形例を示す断面図である。 本発明に係るLED電球の他の変形例を示す断面図である。 図21のXXII−XXII線に沿う要部断面図である。 本発明に係るLED電球の他の変形例を示す断面図である。 本発明に係るLED電球の他の変形例を示す断面図である。 本発明に係るLED電球の他の変形例を示す断面図である。 本発明に係るLED電球の他の変形例を示す断面図である。 従来のLED電球の一例を示す正面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
図1〜図3は、本発明に係るLED電球の一例を示している。本実施形態のLED電球Aは、基板1、複数のLEDチップ2、グローブ3、ブラケット4、放熱部材5、電源部6、および口金7を備えている。LED電球Aは、白熱電球の代替製品として白熱電球用の照明器具に取り付けられて用いられる。
基板1は、複数のLEDチップ2を支持するためのものであり、たとえばアルミナなどのセラミックからなる。基板1の構成としては、図3に示すように、本実施形態においては、基板1は略正方形状とされている。図2および図3に示すように、基板1には、2つの貫通孔11が形成されている。
図5は、基板1およびLEDチップ2を示す要部拡大断面図である。同図に示すように、基板1には、配線パターン12が形成されている。配線パターン12は、たとえばAgからなり、複数のLEDチップ2に電力を供給する経路となっている。本実施形態においては、図3に示すように、配線パターン12は、2つの端子パッド13を含んでいる。各端子パッド13は、各貫通孔11を囲んでいる。本実施形態においては、2つの貫通孔11および2つの端子パッド13が、それぞれ基板1の両側に離間して配置されている。なお、図5に示すように、基板1には、ガラス層10が形成されていてもよい。ガラス層10は、配線パターン12を形成するのに適した平滑な面を構成するために設けられている。
LEDチップ2は、図5に示すように、たとえばSiからなるサブマウント基板21とGaNからなるn型半導体層、活性層およびp型半導体層が積層された半導体層22とを有する構造とされており、たとえば青色光を発する。半導体層22には、サブマウント基板21側に形成された電極パッド(図示略)が形成されている。これらの電極パッドが、サブマウント基板21に形成された配線パターン(図示略)に接合されている。LEDチップ2には、2つの電極(図示略)が形成されており、これらの電極は、ワイヤ23によって配線パターン12に接続されている。本実施形態のLEDチップ2は、x方向寸法が1.9mm程度、y方向寸法が1.3mm程度とされている。LEDチップ2と配線パターン12(または基板1)との接合には、たとえばAgペースト、エポキシ樹脂、あるいは高伝導率を有する材料からなるフィラーが混入されたエポキシ樹脂が用いられる。これらの接合材料は、LEDチップ2の放熱効果の促進に好ましい。サブマウント基板21には、半導体層22に過大な逆電圧が印加されることを防止するためのツェナーダイオードが作りこまれている。
本実施形態のLEDチップ2は、いわゆる2ワイヤタイプであるが、これと異なり、1本のワイヤ23によって実装可能であるいわゆる1ワイヤタイプのLEDチップ2や、ワイヤ23を用いない実装が可能であるいわゆるフリップチップタイプのLEDチップ2を用いてもよい。
図4および図5に示すように、配線パターン12は、白色樹脂層15によって覆われている。白色樹脂層15は、本発明で言う反射層の一例に相当する。白色樹脂層15は、たとえば白色のエポキシ樹脂などLEDチップ2からの光に対して不透明であり、かつサブマウント基板21よりも高反射率である材質からなる。白色樹脂層15は、サブマウント基板21の側面をすべて覆っている。なお、本実施形態とは異なり、サブマウント基板21の側面の一部が白色樹脂層15に覆われている構成であってもよい。
複数のLEDチップ2は、透光樹脂24によって覆われている。透光樹脂24は、たとえば透明なエポキシ樹脂またはシリコーン樹脂に蛍光体材料が混入された材質からなる。この蛍光体材料は、たとえばLEDチップ2から発せられた青色光によって励起されることにより黄色光を発する。この黄色光とLEDチップ2からの青色光とが混色することにより、白色光が得られる。なお、透光樹脂24の材質としては、透明なエポキシ樹脂またはシリコーン樹脂に、青色光によって励起されることにより赤色光を発する蛍光体材料と緑色光を発する蛍光体材料とが混入されたものを用いてもよい。本実施形態においては、複数のLEDチップ2が、8列×8行のマトリクス状に配置されている。これらのLEDチップ2を覆う透光樹脂24は、平面視正方形状とされている。
グローブ3は、複数のLEDチップ2を保護するためのものであり、たとえば透明または半透明の樹脂からなる。本実施形態においては、グローブ3は、その外形が軸方向Naを長軸方向とする半楕円体とされている。図3に示すように、グローブ3の外面32は、ごく平滑な面とされている。これに対し、グローブ3の内面31には、粗面処理が施されている。この粗面処理は、たとえばグローブ3を形成するための金型のうち内面31を形成するための部位にショットブラスト処理を施すことによってなされる。なお、内面31に加えて、外面32に対しても同様の粗面処理を施してもよい。
ブラケット4は、たとえばアルミからなり、図2に示すように縁部41、台座部42を有している。縁部41は、リング状でありブラケット4の外周部分を占めている。縁部41は、グローブ3の下端部をその内側に収容する格好となっており、グローブ3と放熱部材5との取り付けを容易化している。台座部42は、ブラケット4の中央にある部位であり、本実施形態においては円板状である。台座部42には、基板1が取り付けられている。また、台座部42には、2つの貫通孔43が形成されている。基板1の台座部42への取り付けは、図6に示すように、接着剤44によってなされている。なお、接着剤44に代えて、接着テープを用いてもよい。
放熱部材5は、LEDチップ2からの熱を放散させるためのものであり、筒状部51、複数のフィン52、および台座部53が形成されている。本実施形態の放熱部材5は、たとえばアルミからなり、後述するように押し出し加工を利用して形成されている。
筒状部51は、軸方向Naに延びる中心軸を有する筒状であり、本実施形態においては円筒形状とされている。筒状部51は、放熱部材5の軸方向Naにおける全域にわたる長さとされている。筒状部51は、軸方向Naと直角である平面の断面形状が軸方向Naのいずれの箇所においても同一である。
複数のフィン52は、筒状部51の中心軸を中心として、筒状部51から径方向Ndに沿って放射状に形成されている。図7、図9、および図10によく表れているように、各フィン52は、軸方向Na視における位置が同一である部分の板厚は、軸方向Naのいずれの箇所においても同一である。また、隣り合うフィン52どうしの間の隙間は、軸方向Naにおいて複数のフィン52の両端にわたって存在しており、たとえばこれらの隙間を封じる部位は、放熱部材5には形成されていない。図2および図8によく表れているように、各フィン52の径方向Ndにおける寸法は、軸方向Naにおいて、LEDチップ2に近いほど大とされている。
台座部53は、放熱部材5の軸方向Na一端に設けられており、軸方向Naにおいて複数のフィン52から若干突出している。図7〜図9に示すように、台座部53は、筒状部51と、複数のフィン52のうち径方向Ndにおける中心軸寄りの部分と、が軸方向Naに延出するようにして形成されている。台座部53は、ブラケット4の台座部42と接している。これにより、LEDチップ2からの熱は、基板1、ブラケット4の台座部42を介して放熱部材5へと伝えられる。
電源部6は、複数のLEDチップ2に電源供給するためのものであり、基板61、複数の電子部品62、ケース63、および2つのケーブル64を備えている。基板61は、たとえばガラスエポキシ樹脂からなり、本実施形態においては、軸方向Naを長手方向とする長矩形状とされている。複数の電子部品62は、複数のLEDチップ2への電源供給機能を果たすためのものであり、図11および図12に示すように基板61の両面に実装されている。複数の電子部品62は、電子部品62a〜62iを含んでいる。電子部品62aはコンデンサであり、電子部品62bはダイオードであり、電子部品62cはMOSFET素子であり、電子部品62dはコンデンサであり、電子部品62eは、コイルであり、電子部品62fは抵抗器であり、電子部品62gはICであり、電子部品62hはダイオードであり、電子部品62iはブリッジダイオードである。
ケース63は、たとえば半透明な樹脂からなり、筒状部63aおよびねじ部63bを有している。筒状部63aは、その軸方向が軸方向Naに沿う有底円筒形状とされており、基板61および複数の電子部品62を収容している。ねじ部63bは、筒状部63aに対して軸方向Na下方に形成されており、口金7と螺合する雄ねじ形状とされている。
ケース63の筒状部63aの外径は、放熱部材5の筒状部51の内径よりも若干小とされている。これにより、電源部6のうちケース63の筒状部63aおよびこれに収容された部分は、放熱部材5の筒状部51に収容されている。
2つのケーブル64は、芯線64aおよび被覆64bを有している。それぞれの芯線64aは、一端が基板61に取り付けられている。図4および図6に示すように、各芯線64aの他端は、ブラケット4の貫通孔43および基板1の貫通孔11を通じて、基板1の主面1c側に露出している。基板1から露出した芯線64aの先端部分は、ハンダ65によって端子パッド13に接合されている。被覆64bは、その図中上端が貫通孔43の上側部分に位置している。接着剤44は、基板1と台座部42との間に介在しているとともに、貫通孔43の図中上側過半部分を埋めている。これにより、貫通孔43内においては、芯線64aは露出していない。
口金7は、たとえばJIS規格に準拠した一般的な電球用の照明器具に取り付けるための部分である。口金7は、JIS規格に定められたE17、E26などの仕様を満たす構成とされている。口金7は、電源部6のケース63のねじ部63bに対して螺合することにより取り付けられている。
次に、LED電球Aの製造方法の一例について、以下に説明する。
まず、図13に示す長尺部材5Aを形成する。長尺部材5Aは、筒状部51Aおよび複数のフィン52Aを有しており、軸方向Naと直角である平面の断面形状が軸方向Naについて一様である。筒状部51Aは、軸方向Naに延びる中心軸を有する円筒形状であり、複数のフィン52Aは、筒状部51Aの中心軸を中心として放射状に配置されている。長尺部材5Aの形成には、押し出し加工を利用する。長尺部材5Aの上記断面形状が形成されたダイスにたとえばアルミからなるビレットを高圧で押し付けることにより、一様な断面形状を有する長尺部材5Aが連続的に形成される。
次に、この長尺部材5Aを図示された複数の切断面Cpに沿って切断する。複数の切断面Cpは、軸方向Naに対して直角であり、等間隔に配置されている。これにより、長尺部材5Aは、図14に示す複数の短尺部材5Bに分割される。
次いで、図12に示す切断線Clに沿って、短尺部材5Bの筒状部51Bおよび複数のフィン52Bを切断する。この切断は、たとえばワイヤを用いて行う。図示された切断線Clに沿った切断を、短尺部材5Bの周方向全方位について行う。これにより、図7〜図10に示す放熱部材5が得られる。
この後は、図15に示すように、放熱部材5に電源部6を挿入する。また、基板1をブラケット4の台座部42に取り付ける。そして、2つのケーブル64を基板1に接合する。また、ブラケット4を介して放熱部材5にグローブ3を取り付ける。一方、電源部6のねじ部63bに口金7を取り付ける。以上の工程を経ることにより、図1〜図3に示すLED電球Aが得られる。
次に、LED電球Aの作用について説明する。
本実施形態によれば、LEDチップ2は、セラミックからなる基板1に実装されている。このため、LEDチップ2どうしの間隔を縮小しやすい。これにより、複数のLEDチップ2の実装密度を高めることが可能である。したがって、LED電球Aの高輝度化を図ることができる。また、実装密度を高めることにより、複数のLEDチップ2それぞれが点光源として光っていることが視認されにくくなる。これにより、LED電球Aは、より均一に発光することができる。
反射層としての白色樹脂層15は、LEDチップ2の半導体層22からの光を好適に反射する。これにより、半導体層22からの光がサブマウント基板21に吸収されてしまうことを防止することができる。これにより、LED電球Aの高輝度化をさらに促進することができる。特に、白色樹脂層15は、サブマウント基板21の側面すべてを覆っている。これは、半導体層22からの光が吸収されることを防止するのに好適である。また、白色樹脂層15は、配線パターン12のほとんどを覆っている。Agからなる配線パターン12は、マイグレーションと称される腐食を受けやすい。白色樹脂層15は、この配線パターン12の腐食を防止するのに適している。
ケーブル64の芯線64aは、ハンダ65によって囲まれており、このハンダ65によって基板1に固定されている。このため、芯線64aには過大な曲げモーメントが作用しにくい。したがって、ケーブル64が基板1から外れてしまうことを抑制することができる。また、ケーブル64のうち基板1と電源部6の基板61とに設けられた部分は、適度に変形可能である。したがって、基板61が基板1に対して若干動くことがあっても、ケーブル64の適度な変形により、芯線64aと基板1との接合部分に過大な力が作用することを防止することができる。本実施形態とは異なり、基板1に沿って寝かせた状態で芯線64aを配線パターン12に接合すると、ケーブル64に作用したモーメントによって配線パターン12が剥がれるおそれが大きい。本実施形態によれば、ケーブル64にモーメントが作用しても、配線パターン12を剥がす力は発生しにくい。したがって、配線パターン12の保護に優れている。
本実施形態によれば、放熱部材5は、軸方向Naにおいて軸方向Na視形状が部分的に大きく突出するといった部位がない。そのため、押し出し成形を用いて形成した長尺部材5Aから複数の放熱部材5を容易に製造することができる。押し出し成形を用いた製造は、たとえば金型鋳造による手法と比較して製造コストを低減可能である。したがって、LED電球Aの製造コストを低減することができる。
金型鋳造を用いる場合、鋳造材料を隅々に行き渡らせる必要があるため、複数のフィン52の枚数が制限される。これに対し、本実施形態においては、押し出し成形を用いるため、材料の行き渡り不足といった懸念がほとんどない。このため、複数のフィン52の枚数をより多く設定することが可能であり、放熱部材5の放熱効果を高めるのに適している。また、押し出し加工を用いた場合、金型鋳造を用いた場合よりも放熱部材5の密度を高めることが可能である。これは、放熱部材5の熱伝導率向上に寄与し、放熱部材5の放熱効果を高めるのに有利である。
フィン52の径方向Ndにおける寸法が軸方向NaにおいてLEDチップ2に近いほど大とされていることにより、LEDチップ2からの熱によってより高温となる部位ほど放熱のための表面積を大きくすることができる。これにより、放熱部材5の放熱効果を合理的に高めることができる。
台座部53に基板1を取り付けることにより、LEDチップ2からの熱を放熱部材5へと伝えやすくすることができる。
筒状部51に電源部6を収容することにより、たとえば軸方向Naにおいて電源部6を配置するためだけの専用の部分は設けられていない。これは、LED電球Aの小型化、特に軸方向Na寸法の縮小化に好ましい。
グローブ3の内面31が粗面とされていることにより、LEDチップ2からの光を拡散させつつ、外面32から出射することができる。これにより、個々のLEDチップ2は、LED電球A外からいわゆる点光源として視認されにくくなる。したがって、LED電球Aを一般的な白熱電球と同様に、あるいはそれ以上にグローブ3全体が光り輝くものとして視認されうるものとすることができる。内面31に加えて外面32に対しても粗面処理を施せば、より強い拡散効果が期待できる。
アルミの押し出し加工によって形成した長尺部材5Aから短尺部材5Bおよび放熱部材5を形成することにより、軸方向Na寸法が異なる放熱部材5や、フィン52の径方向Nd視形状が異なる放熱部材5を製造する場合であっても、切断面Cpや切断線Clの設定を変更することにより容易に対応可能である。
図16〜図26は、LED電球Aの各部の構成が異なる変形例を示している。これらの変形例において、上述した構成と同一の要素については、同一の符号を付しており説明を省略する。
図16に示す変形例は、基板1の形状と、貫通孔11、端子パッド13、および芯線64aの配置とが、上述したLED電球Aと異なっている。本変形例においては、基板1は、全体として長矩形状とされている。基板1の四隅には、面取り部1aが形成されている。透光樹脂24が形成された領域は、正方形状に発光する発光領域となっている。一方、基板1のうち透光樹脂24からはずれた領域は、発光しない非発光領域1bとなっている。2つの貫通孔11は、非発光領域1bに並んで形成されている。
このような構成によれば、面取り部1aを設けることにより、発光領域としての透光樹脂24を拡大化しつつ、基板1が不当に大きくなってしまうことを防止することができる。
図17および図18に示す変形例は、クリップ17および伝熱層16を備えている。伝熱層16は、比較的熱伝導率が高い樹脂によって形成されている。伝熱層16は、透光樹脂24を囲むように配置されており、それぞれが配線パターン12に部分的に重なっている。クリップ17は、一端寄り部分がボルト18によってブラケット4に固定されている。クリップ17の他端は、屈曲状とされており、伝熱層16を介して基板1を押さえつけている。
このような構成によれば、クリップ17によって基板1をより強固に固定することができる。また、LEDチップ2からの熱を、配線パターン12、伝熱層16、およびクリップ17を介してブラケット4へと伝えることができる。ブラケット4へと伝えられた熱は、放熱部材5へと好適に伝えられ、放熱される。
図19は、伝熱層16をAgなどの金属によって形成した例を示している。この場合、伝熱層16は配線パターン12からは若干離間している。このような構成によっても、配線パターン12からの熱が伝熱層16へと伝わることとなり、LEDチップ2からの熱を適切に放熱することができる。
図20は、透光樹脂24の配置が異なる変形例を示している。本変形例においては、透光樹脂24は、その四辺が基板1の四辺に対して傾いた姿勢で設けられている。また、伝熱層16は、基板1の四隅周辺に形成されている。このような変形例においても、LED電球Aの高輝度化、発光均一化を図ることが可能であり、LEDチップ2の放熱を促進することができる。
図21〜図26は、リフレクタ25を備える変形例を示している。図21および図22に示された変形例においては、リフレクタ25は略正方形状であり、基板1に取り付けられている。リフレクタ25には、たとえば白色樹脂からなり、複数の開口26が形成されている。複数の開口26は、4×4のマトリクス状に配置されている。各開口26は略正方形状である。各開口26は、4つずつのLEDチップ2を囲んでいる。図22に示すように、開口26の内面は、互いに対向するもの同士の距離が、基板1の主面1cの法線方向において、基板1から遠ざかるほど大となるように傾いている。
このような構成によれば、LEDチップ2からの光をリフレクタ25によって反射することにより、LED電球Aの高輝度化をさらに促進することができる。開口26に複数のLEDチップ2を収容することにより、リフレクタ25の隣り合う開口26どうしの間の部分が、LEDチップ2の高密度実装化を阻害することを回避できる。
図23に示された変形例においては、各開口26が六角形状とされており、リフレクタ25がハニカム構造と称される構造となっている。各開口26には、1つずつのLEDチップ2が収容されている。このような構成によれば、LEDチップ2から開口26の内面までの距離を均一化することが可能である。これは、LED電球Aの高輝度化、発光均一化に好ましい。また、複数のLEDチップ2の高密度実装化にも寄与する。
図24に示された変形例において、各開口26が正方形状とされている。中央にある開口26は、1つのLEDを収容している。中央の開口26を囲む8個の開口26は、相対的に小であり、それぞれが1つのLEDチップ2を収容している。また、最も外側に配置された12個の開口26は、相対的に大であり、それぞれが4つずつのLEDチップ2を収容している。そして、複数のLEDチップ2の実装密度は、基板1の中央から周縁に向かうほど密となっている。
このような構成によれば、基板1の中央寄り部分は、発熱源であるLEDチップ2の密度が小であり、発熱が相対的に小である。一方、基板1の周縁寄り部分は、LEDチップ2の密度が大であり、発熱が相対的に大である。この周縁寄り部分からは、クリップ17を介して熱を逃がしやすい。したがって、基板1のいずれかの部分が、局所的に高熱となることを防止することができる。
図25に示された変形例においては、リフレクタ25がハニカム構造とされている。中央の開口26には、1つのLEDチップ2が収容されている。中央の開口26を囲む6個の開口26には、2つずつのLEDチップ2が収容されている。最も外側に配置された12個の開口26には、3つずつのLEDチップ2が収容されている。このような構成によっても、基板1のいずれかの部分が、局所的に高熱となることを防止することができる。
図26に示された変形例においては、複数の開口26が同心円状の円形または円環状とされている。中央の開口26は、円形であり、1つのLEDチップ2を収容している。中央の開口26を囲む開口26は、円環状であり、12個のLEDチップ2を収容している。最も外側に配置された開口26は、円環状であり、中央の開口26に隣接する開口26よりも高密度に配置された複数のLEDチップ2を収容している。このような構成によっても、基板1のいずれかの部分が、局所的に高熱となることを防止することができる。
本発明に係るLED電球は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係るLED電球の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
A LED電球
Cp 切断面
Cl 切断線
Na 軸方向
Nd 径方向
1 基板
1a 面取り部
1b 非発光領域
1c 主面
10 ガラス層
11 貫通孔
12 配線パターン
13 端子パッド
14 スルーホール金属層
15 白色樹脂層(反射層)
16 伝熱層
17 クリップ
18 ボルト
2 LEDチップ
21 サブマウント基板
22 半導体層
23 ワイヤ
24 透光樹脂
25 リフレクタ
26 開口
3 グローブ
31 内面
32 外面
4 ブラケット
41 縁部
42 台座部
43 貫通孔
44 接着剤
5 放熱部材
51 筒状部
52 フィン
53 台座部
5A 長尺部材
51A 筒状部
52A フィン
5B 短尺部材
51B 筒状部
52B フィン
6 電源部
61 基板
62 電子部品
63 ケース
63a 筒状部
63b ねじ部
63c 突起
64 ケーブル
64a 芯線
64b 被覆
65 ハンダ
7 口金

Claims (22)

  1. 主面を有し、かつセラミックからなる基板と、
    上記基板の上記主面に実装された複数のLEDチップと、
    上記基板を支持し、かつ上記LEDチップからの熱が上記基板を介して伝えられる放熱部材と、
    上記複数のLEDチップを覆い、かつ上記複数のLEDチップからの光を透過させるグローブと、
    上記放熱部材に対して上記グローブとは反対側に取り付けられている口金と、を備え
    上記基板には、上記複数のLEDチップに導通する配線パターンが形成されており、
    上記複数のLEDチップを覆い、かつ上記複数のLEDチップからの光を透過するとともに、上記複数のLEDチップからの光によって励起されることにより、上記複数のLEDチップからの光とは波長が異なる光を発する蛍光材料を含んでいる透光樹脂を備え
    上記基板に対して上記主面の法線方向とは反対向きに押圧する弾性力を付与することによって、上記基板を固定するクリップを備え
    上記基板の上記主面には、上記クリップと接する伝熱層が形成されており
    上記伝熱層は、金属からなり、かつ上記配線パターンとは離間しているとともに、前記透光樹脂を囲むように配置されていることを特徴とするLED電球。
  2. 記配線パターンの少なくとも一部を覆う反射層を備える、請求項1に記載のLED電球。
  3. 上記反射層は、白色である、請求項2に記載のLED電球。
  4. 上記LEDチップは、Siからなるサブマウント基板、およびこのサブマウンド基板に実装された半導体層を有しているとともに、上記サブマウント基板が上記基板側に位置するように上記基板の上記主面に実装されており、
    上記反射層は、上記主面の法線方向に対して直角である方向を向く上記サブマウント基板の側面の少なくとも一部を覆い、かつ上記サブマウント基板よりも反射率が高い材質からなる、請求項2または3に記載のLED電球。
  5. 上記反射層は、上記サブマウント基板の上記側面のすべてを覆っている、請求項4に記載のLED電球。
  6. 上記反射層は、上記半導体層をすべて露出させている、請求項4または5に記載のLED電球。
  7. 上記サブマウント基板には、上記半導体層に過大な逆電圧が印加されることを回避するためのツェナーダイオードが作りこまれている、請求項4ないし6のいずれかに記載のLED電球。
  8. 上記基板に取り付けられており、各々が1以上の上記LEDチップを囲む内面を有する複数の開口が形成されたリフレクタを備えている、請求項1ないしのいずれかに記載のLED電球。
  9. 上記内面は、上記主面の法線方向において上記主面から離れるほど上記主面の面内方向において上記LEDチップから離れるように傾斜している、請求項に記載のLED電球。
  10. 上記複数の開口は、複数の上記LEDチップを収容するものを含む、請求項またはに記載のLED電球。
  11. 上記複数の開口は、すべてが複数の上記LEDチップを収容している、請求項またはに記載のLED電球。
  12. 上記複数の開口は、上記主面の法線方向視において、矩形状である、請求項ないし11のいずれかに記載のLED電球。
  13. 上記複数の開口は、上記主面の法線方向視において、六角形状である、請求項ないし11のいずれかに記載のLED電球。
  14. 上記複数の開口は、上記主面の法線方向視において、同心円状の円環状である、請求項ないし11のいずれかに記載のLED電球。
  15. 上記複数のLEDチップの実装密度は、上記基板の中央から周縁に向かうほど密となっている、請求項1ないし14のいずれかに記載のLED電球。
  16. 上記放熱部材は、上記主面の法線方向を軸方向とする筒状部を有しており、
    上記筒状部に収容されており、かつ上記複数のLEDチップに電力を供給する電源部を備えており、
    上記基板には、2つの貫通孔が形成されており、
    上記電源部は、上記貫通孔を上記主面とは反対側から挿通された芯線を有する2つのケーブルを備えている、請求項1ないし15のいずれかに記載のLED電球。
  17. 上記基板には、上記各貫通孔を各別に囲む2つの端子パッドを含む配線パターンが形成されており、
    上記芯線のうち上記基板から上記主面側に突出した部分は、上記端子パッドに対してハンダによって接合されている、請求項16に記載のLED電球。
  18. 上記放熱部材は、上記主面の法線方向と一致する軸方向と直角である面における断面形状が一様である筒状部、および、それぞれが上記筒状部から外方に延びているとともに上記軸方向に延びており、かつ上記軸方向視における位置が同一である部分の板厚が一定である複数のフィンを有する、請求項1ないし17のいずれかに記載のLED電球。
  19. 上記筒状部は、円筒形状である、請求項18に記載のLED電球。
  20. 上記複数のフィンは、上記筒状部の中心軸を中心として放射状に配置されている、請求項18または19に記載のLED電球。
  21. 上記各フィンの上記軸方向に対する径方向における寸法が、上記LEDチップに近いほど大である、請求項20に記載のLED電球。
  22. 上記放熱部材は、アルミからなる、請求項1ないし21のいずれかに記載のLED電球。
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