JP5676501B2 - 空調モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、空調モジュール、特に、複数台の空調ユニットを段積みすることによって構成される空調モジュールに関する。
従来より、複数台の空調ユニットを段積みすることによって空調モジュールを構成することがある。このような空調モジュールとして、特許文献1、2(特開昭58−136960号公報、特開平9−145231号公報)に示すように、下段側の空調ユニットの上に上段側の空調ユニットを積み上げることによって複数台の空調ユニットを段積みした構成がある。また、特許文献3(特開2011−241996号公報)に示すように、ガイドレールが上下方向に複数段設けられた枠体に空調ユニットをスライド設置することによって複数台の空調ユニットを段積みした構成がある。
上記従来の空調ユニットの段積み構成は、段積み用架台の各段上に空調ユニットを載置する構成を採用しているため、特許文献1〜3における空調ユニットのような床置き設置されることが予定された空調ユニットの段積みには適している。しかし、他の設置方式、例えば、天井吊り下げ設置されることが予定された天井吊り下げ型空調ユニットの段積みには、適用することが難しい。
本発明の課題は、複数台の天井吊り下げ型空調ユニットを段積みすることによって空調モジュールを構成できるようにすることにある。
第1の観点にかかる空調モジュールは、天井吊り下げ設置用の吊り金具を有する複数台の天井吊り下げ型空調ユニットと、段積み用架台とを有している。段積み用架台は、枠部材が上下方向に複数段配置されており、各枠部材から下方に向かって延びる吊りボルトを吊り金具に固定することによって、天井吊り下げ型空調ユニットを枠部材から吊り下げるように取り付けた状態で段積みする。そして、各枠部材から上方に向かって延びる下方支持部材を吊り金具に固定することによって、天井吊り下げ型空調ユニットを下方から支持している。
この空調モジュールでは、まず、吊り金具という天井吊り下げ型空調ユニットに特有の部品を利用して、枠部材から吊り下げるように取り付けた状態で段積みしている。このため、天井吊り下げ型空調ユニットを段積みした構成の空調モジュールを容易に実現することができる。
しかも、この空調モジュールでは、上記のように、各枠部材から上方に向かって延びる下方支持部材を吊り金具に固定することによって、天井吊り下げ型空調ユニットを下方からも支持している。
このため、この空調モジュールでは、地震の際に、天井吊り下げ型空調ユニットが振れ回ることを抑えて、吊り金具や吊りボルトが変形することを抑えることができる。
第2の観点にかかる空調モジュールは、第1の観点にかかる空調モジュールにおいて、吊りボルトが、吊り金具の長穴を挿通した状態で吊り金具に固定されている。下方支持部材は、吊りボルトとは別の下方支持ボルトであり、吊りボルトとともに、吊り金具の長穴を挿通した状態で吊り金具に固定されている。
この空調モジュールでは、下方支持部材として下方支持ボルトを使用しており、吊りボルトと同様な作業で吊り金具に固定することができるため、吊り金具への固定作業を容易に行うことができる。また、吊り金具の長穴を利用して、吊りボルト及び下方支持部材としての下方支持ボルトの両方を近傍に並べて配置することになるため、下方支持ボルトの固定作業を忘れるおそれが少なくなり、吊り金具への固定作業の作業性が向上する。
第3の観点にかかる空調モジュールは、第1又は第2の観点にかかる空調モジュールにおいて、枠部材が、天井吊り下げ型空調ユニットの上部側に配置される上枠部材と、上枠部材を下側から支持する下枠部材とを有している。そして、吊りボルト及び下方支持部材は、上枠部材から延びている。
この空調モジュールでは、吊りボルト及び下方支持部材が、上枠部材から延びているため、下方支持部材の固定作業を忘れるおそれが少なくなり、吊り金具への固定作業の作業性が向上する。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
第1の観点にかかる空調モジュールでは、天井吊り下げ型空調ユニットを段積みした構成の空調モジュールを容易に実現するとともに、下方支持部材によって、天井吊り下げ型空調ユニットが振れ回ることを抑えることができる。
第2の観点にかかる空調モジュールでは、下方支持部材の吊り金具への固定作業を容易に行うことができ、また、下方支持ボルトの固定作業を忘れるおそれが少なくなり、吊り金具への固定作業の作業性が向上する。
第3の観点にかかる空調モジュールでは、下方支持ボルトの固定作業を忘れるおそれが少なくなり、吊り金具への固定作業の作業性が向上する。
本発明の一実施形態にかかる外気処理モジュールを含む外気処理システムの概略構成図である。 本発明の一実施形態にかかる外気処理モジュールを含む外気処理システムの前面図である。 本発明の一実施形態にかかる外気処理モジュールを含む外気処理システムの上面図である。 外気処理モジュールの1段分を示す分解斜視図である。 補強部材を含む上枠部材の分解斜視図である。 下枠部材の分解斜視図である。 図2の外気処理モジュールの最上段付近を拡大して示した図である。 上枠部材だけが取り付けられた状態の外気処理ユニットの一部を拡大して示した図である。 外気処理ユニットの段積み作業の手順を説明した図である。 外気処理ユニットの段積み作業の手順を説明した図である。 外気処理ユニットの段積み作業の手順を説明した図である。 外気処理ユニットの段積み作業の手順を説明した図である。 外気処理ユニットの段積み作業の手順を説明した図である。 外気処理ユニットの段積み作業の手順を説明した図である。 外気処理ユニットの段積み作業の手順を説明した図である。 外気処理ユニットの段積み作業の手順を説明した図である。 外気処理ユニットの段積み作業の手順を説明した図である。 外気処理ユニットの段積み作業の手順を説明した図である。 外気処理ユニットの段積み作業の手順を説明した図である。 外気処理ユニットの段積み作業の手順を説明した図である。 外気処理ユニットの段積み作業の手順を説明した図である。 外気処理ユニットの段積み作業の手順を説明した図である。 外気処理ユニットの段積み作業の手順を説明した図である。
以下、本発明にかかる外気処理モジュールを含む外気処理システムの実施形態について、図面に基づいて説明する。尚、本発明にかかる外気処理モジュールの具体的な構成は、下記の実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。また、以下の説明では、天井吊り下げ型空調ユニットの一例としての天井吊り下げ型の外気処理ユニットを段積みして外気処理モジュールを構成する場合に本発明を適用している。しかし、これに限定されるものではなく、天井吊り下げ型のダクト式空調ユニットを段積みして空調モジュールを構成する場合にも適用可能である。
(1)外気処理システムの全体構成
図1は、本発明の外気処理モジュール10を含む外気処理システム1の概略構成図である。尚、外気処理ユニット20a〜20bは、いずれも同じ機器構成を有しているが、図1においては、外気処理ユニット20aだけを詳細に図示し、外気処理ユニット20b〜20dの図示を簡略化している。
外気処理システム1は、室外空気(OA)を利用して建物の居室内における室内空気(RA)の湿度が目標湿度になるように除湿運転や加湿運転を行う空調システムである。外気処理システム1は、主として、外気処理モジュール10と、OA用集合ダクト2と、RA用集合ダクト3と、EA用集合ダクト4と、SA用集合ダクト5とを有している。
外気処理モジュール10は、複数台(ここでは、4台)の外気処理ユニット20a〜20dが接続されることによって構成された外気処理ユニットの集合体であり、建物の機械室等に床置き設置されている。外気処理モジュール10は、居室等に設けられたリモートコントローラ6にリモコン通信線7を介して接続されている。そして、外気処理モジュール10は、リモートコントローラ6からの指令に基づいて、外気処理ユニット20a〜20dがすべて一体のものとして、除湿運転や加湿運転の動作を行うようになっている。これにより、外気処理システム1は、小容量の外気処理ユニット20a〜20dを複数台接続することによって大容量の外気処理システムを構成している。
OA用集合ダクト2は、室外空気(OA)を外気処理モジュール10に導入するためのダクトである。RA用集合ダクト3は、室内空気(RA)を外気処理モジュール10に導入するためのダクトである。EA用集合ダクト4は、外気処理モジュール10からの排出空気(EA)を室外に排出するためのダクトである。SA用集合ダクト5は、外気処理モジュール10からの供給空気(SA)を居室内に給気するためのダクトである。
(2)外気処理モジュール及び外気処理ユニット
次に、外気処理モジュール10、及び、外気処理モジュール10を構成する外気処理ユニット20a〜20dについて、図1〜図23を用いて説明する。ここで、図2は、外気処理モジュール10の前面図である。図3は、外気処理モジュール10の上面図である。図4は、外気処理モジュール10の1段分(ここでは、下から3段目に配置される外気処理ユニット20c及びその付近)を示す分解斜視図である。図5は、補強部材58を含む上枠部材52の分解斜視図である。図6は、下枠部材57の分解斜視図である。図7は、図2の外気処理モジュール10の最上段付近を拡大して示した図である。図8は、上枠部材52だけが取り付けられた状態の外気処理ユニット20a〜20dの一部を拡大して示した図である。図9〜図23は、外気処理ユニット20a〜20dの段積み作業の手順を説明した図である。尚、以下の説明で使用する「前」、「背又は後」、「上」、「下」、「左」、「右」は、特にことわりのない限り、図2の紙面手前側(ここでは、電装品箱44a〜44cが設けられた側)を「前」とし、紙面奥側を「背又は後」とする。そして、「上」、「下」、「左」、「右」は、外気処理モジュール10を図2の紙面手前側から見た状態を基準とする。
外気処理モジュール10は、主として、複数台(ここでは、4台)の外気処理ユニット20a〜20dと、段積み用架台50とを有している。
<外気処理ユニット>
外気処理ユニット20a〜20dは、天井吊り下げ型の外気処理ユニットである。外気処理ユニット20a〜20dは、それぞれ、表面に吸着材が設けられた複数の吸着熱交換器を用いて、空気中の水分の吸着及び脱離を行うことにより、除湿運転や加湿運転を行うことが可能なユニットである。また、外気処理ユニット20a〜20dは、室外空気(OA)を取り込んで供給空気(SA)として室内に供給すると同時に、室内空気(RA)を取り込んで排出空気(EA)として室外に排出することが可能なユニットである。尚、以下の外気処理ユニット20a〜20dの内部構成の説明では、外気処理ユニット20aの内部構成について詳細に説明し、外気処理ユニット20b〜20dの内部構成については、添字[a]を「b」〜「d」に読み替えることで説明を省略する。また、以下の外気処理ユニット20a〜20dの外観構成の説明では、外気処理ユニット20cの外観構成について説明し、外気処理ユニット20a、20b、20dの外観構成については、添字[c]を「a」、「b」、「d」に読み替えることで説明を省略する。
−外気処理ユニットの内部構成−
外気処理ユニット20aの冷媒回路は、主として、冷媒を圧縮する圧縮機21aと、表面に吸着材が設けられた第1及び第2吸着熱交換器22a、23aと、膨張弁24aと、四路切換弁25aとが接続されることによって構成されている。膨張弁24aは、第1吸着熱交換器22aの一端と第2吸着熱交換器23aの一端との間に接続されている。四路切換弁25aは、第1吸着熱交換器22aの他端(すなわち、反膨張弁側端)、第2吸着熱交換器23aの他端(すなわち、反膨張弁側端)、圧縮機21aの吸入側及び圧縮機21aの吐出側に接続されている。
四路切換弁25aは、圧縮機21aから吐出された冷媒を第1吸着熱交換器22a、膨張弁24a、第2吸着熱交換器23aの順に循環させる第1切換状態と、圧縮機21aから吐出された冷媒を第2吸着熱交換器22a、膨張弁24a、第1吸着熱交換器22aの順に循環させる第2切換状態とに切り換え可能である。具体的には、四路切換弁25aは、圧縮機21aの吐出側に接続される第1ポート26aと、圧縮機21aの吸入側に接続される第2ポート27aと、第1吸着熱交換器22aの他端に接続される第3ポート28aと、第2吸着熱交換器23aの他端に接続される第4ポート29aとを有している。そして、第1切換状態とは、第1ポート26aと第3ポート28aが連通しかつ第2ポート27aと第4ポート28aとが連通する状態(図1の四路切換弁25aにおける実線を参照)を意味している。また、第2切換状態とは、第1ポート26aと第4ポート29aが連通しかつ第2ポート27aと第3ポート28aとが連通する状態(図1の四路切換弁25aにおける破線を参照)を意味している。
第1吸着熱交換器22a及び第2吸着熱交換器23aは、例えば、クロスフィン式のフィン・アンド・チューブ型熱交換器によって構成されており、多数のフィン及び伝熱管の外表面に、吸着材がディップ成形(浸漬成形)によって担持されている。この吸着材としては、ゼオライト、シリカゲル、活性炭、親水性または吸水性を有する有機高分子ポリマー系材料、カルボン酸基またはスルホン酸基を有するイオン交換樹脂系材料、感温性高分子等の機能性高分子材料などが挙げられる。
以上のような外気処理ユニット20aの冷媒回路において、四路切換弁25aが第1切換状態に切り換わると、第1吸着熱交換器22aが凝縮器として機能し、第2吸着熱交換器23aが蒸発器として機能する。一方、四路切換弁25aが第2切換状態に切り換わると、第1吸着熱交換器22aが蒸発器として機能し、第2吸着熱交換器23aが凝縮器として機能する。
また、外気処理ユニット20aは、室外空気(OA)をユニット内に吸入するための第1吸気口32aと、室内空気(RA)をユニット内に吸入するための第2吸気口33aと、ユニット内から室外に排出空気(EA)を排出するための排気口34aと、ユニット内から居室内に吹き出される供給空気(SA)を供給するための給気口35aとを有している。第1吸気口32aは、OA用分岐ダクト2aを介してOA用集合ダクト2に接続されている。第2吸気口33aは、RA用分岐ダクト3aを介してRA用集合ダクト3に接続されている。排気口34aは、EA用分岐ダクト4aを介してEA用集合ダクト4に接続されている。給気口35aは、SA用分岐ダクト5aを介してSA用集合ダクト5に接続されている。また、外気処理ユニット20aは、排気口34aに連通するようにユニット内に配置された排気ファン30aと、給気口35aに連通するようにユニット内に配置された給気ファン31aと、ユニット内の空気流路を切り換えるためのダンパ等からなる切換機構(図示せず)とを有している。
さらに、外気処理ユニット20aは、圧縮機21a、膨張弁24a、四路切換弁25a、ファン30a、31a、及び、切換機構(図示せず)等の各部の動作を制御するユニット制御部36aを有している。そして、ユニット制御部36aは、マイクロコンピュータやメモリ等を有しており、リモートコントローラ6や他の外気処理ユニット20b〜20dのユニット制御部36b〜36dとの間で通信可能になっている。
−外気処理ユニットの外観構成−
外気処理ユニット20cは、上記の冷媒回路を構成する機器のすべてが格納されたユニットからなる、いわゆる熱源一体型の外気処理ユニットであり、水平方向に扁平な矩形箱状のユニットケーシング37cを有している。
ユニットケーシング37cには、背側に背板38cが形成され、前側に前板39cが形成されている。また、ユニットケーシング37cには、左側に左板40cが形成されており、右側に右板41cが形成されている。また、ユニットケーシング37cには、上側に天板42cが形成され、下側に底板43cが形成されている。背板38cの左部には、第1吸気口32cが形成され、背板38cの右部には、第2吸気口33cが形成されている。一方、左板40cの前部には、排気口34cが形成され、右板41cの前部には、給気口35cが形成されている。前板39cには、電装品箱44cが設けられている。電装品箱44cは、ユニット制御部36cを構成するマイクロコンピュータやメモリ等が実装された基板を収容している。また、ユニットケーシング37cには、天井吊り下げ設置用の吊り金具45cが設けられている。吊り金具45cは、外気処理ユニット37cの平面視における4つの角部(ここでは、背板38c及び前板39cの左側端部及び右側端部)に設けられている。吊り金具45cには、吊りボルトを挿通させるための長穴46cが形成されている。
−外気処理ユニットの基本動作−
外気処理ユニット20a〜20dは、それぞれ、以下のような除湿運転や加湿運転を行うことができるようになっている。ここでは、例として、外気処理ユニット20aを挙げて説明し、外気処理ユニット20b〜20dの基本動作については、添字[a]を「b」〜「d」に読み替えることで説明を省略する。
除湿運転時の第1動作においては、冷媒回路を、四路切換弁25aを第2切換状態(図1の四路切換弁25aの破線、及び、図1中の破線で示された矢印を参照)とし、第1吸着熱交換器22aを蒸発器として機能させる一方、第2吸着熱交換器23aを凝縮器として機能させる。また、第2動作においては、冷媒回路を、四路切換弁25aを第1切換状態(図1の四路切換弁25aの実線、及び、図1中の実線で示された矢印を参照)とし、第1吸着熱交換器22aを凝縮器として機能させる一方、第2吸着熱交換器23aを蒸発器として機能させる。
そして、排気ファン30a及び給気ファン31aが起動すると、第1空気としての室外空気(OA)が第1吸気口32aからユニットケーシング37a内に取り込まれ、第2空気としての室内空気(RA)が第2吸気口33aからユニットケーシング37a内に取り込まれる。
次に、除湿運転の第1動作について説明する。尚、除湿運転の第1動作では、ダンパ等からなる切換機構(図示せず)の操作によって、室外空気(OA)が、第1吸着熱交換器22aを通過する。ここで、蒸発器として機能する第1吸着熱交換器22aの吸着材によって、この空気中の水分が吸着される。尚、この際に生じる吸着熱は、第1吸着熱交換器22a内の冷媒の蒸発熱として利用される。このようにして、第1吸着熱交換器22aで減湿された空気は、給気口35aから供給空気(SA)として居室内に供給される。一方、室内空気(RA)は、第2吸着熱交換器23aを通過する。ここで、凝縮器として機能する第2吸着熱交換器23aの吸着材が加熱され、吸着材に吸着された水分が脱離されると、この水分が空気に付与されるとともに第2吸着熱交換器23aの吸着材が再生される。このようにして、第2吸着熱交換器23aの吸着材の再生に利用された空気は、排気口34aから排出空気(EA)として室外へ排出される。
次に、除湿運転の第2動作について説明する。尚、除湿運転の第2動作では、ダンパ等からなる切換機構(図示せず)の操作によって、室外空気(OA)が、第2吸着熱交換器23aを通過する。ここで、蒸発器として機能する第2吸着熱交換器23aの吸着材によって、この空気中の水分が吸着される。尚、この際に生じる吸着熱は、第2吸着熱交換器23a内の冷媒の蒸発熱として利用される。このようにして、第2吸着熱交換器23aで減湿された空気は、給気口35aから供給空気(SA)として居室内に供給される。一方、室内空気(RA)は、第1吸着熱交換器22aを通過する。ここで、凝縮器として機能する第1吸着熱交換器22aの吸着材が加熱され、吸着材に吸着された水分が脱離されると、この水分が空気に付与されるとともに第1吸着熱交換器22aの吸着材が再生される。このようにして、第1吸着熱交換器22aの吸着材の再生に利用された空気は、排気口34aから排出空気(EA)として室外へ排出される。
加湿運転の第1動作においては、冷媒回路を、四路切換弁25aを第1切換状態(図1の四路切換弁25aの実線、及び、図1中の実線で示された矢印を参照)とし、第1吸着熱交換器22aを凝縮器として機能させる一方、第2吸着熱交換器23aを蒸発器として機能させる。また、第2動作においては、冷媒回路を、四路切換弁25aを第2切換状態(図1の四路切換弁25aの破線、及び、図1中の破線で示された矢印を参照)とし、第1吸着熱交換器22aを蒸発器として機能させる一方、第2吸着熱交換器23aを凝縮器として機能させる。
そして、排気ファン30a及び給気ファン30bが起動すると、第1空気としての室外空気(OA)が第1吸気口32aからユニットケーシング37a内に取り込まれ、第2空気としての室内空気(RA)が第2吸気口33aからユニットケーシング37a内に取り込まれる。
次に、加湿運転の第1動作について説明する。尚、加湿運転の第1動作では、ダンパ等からなる切換機構(図示せず)の操作によって、室外空気(OA)が、第1吸着熱交換器22aを通過する。ここで、凝縮器として機能する第1吸着熱交換器22aの吸着材が加熱され、吸着材に吸着された水分が脱離されると、この水分が空気に付与される。このようにして、第1吸着熱交換器22aで加湿された空気は、給気口35aから供給空気(SA)として居室内へ供給される。一方、室内空気(RA)は、第2吸着熱交換器23aを通過する。ここで、蒸発器として機能する第2吸着熱交換器23aの吸着材によって、この空気中の水分が吸着される。尚、この際に生じる吸着熱は、第2吸着熱交換器23a内の冷媒の蒸発熱として利用される。このようにして、第2吸着熱交換器23aの吸着材に水分を付与した空気は、排気口34aから排出空気(EA)として室外へ排出される。
次に、加湿運転時の第2動作について説明する。尚、加湿運転の第2動作では、ダンパ等からなる切換機構(図示せず)の操作によって、室外空気(OA)が、第2吸着熱交換器23aを通過する。ここで、凝縮器として機能する第2吸着熱交換器23aの吸着材が加熱され、吸着材に吸着された水分が脱離されると、この水分が空気に付与される。このようにして、第2吸着熱交換器23aで加湿された空気は、給気口35aから供給空気(SA)として居室内へ供給される。一方、室内空気(RA)は、第1吸着熱交換器22aを通過する。ここで、蒸発器として機能する第1吸着熱交換器22aの吸着材によって、この空気中の水分が吸着される。尚、この際に生じる吸着熱は、第1吸着熱交換器22a内の冷媒の蒸発熱として利用される。このようにして、第1吸着熱交換器22aの吸着材に水分を付与した空気は、排気口34aから排出空気(EA)として室外へ排出される。
<段積み用架台の構成>
段積み用架台50は、複数台(ここでは、4台)の外気処理ユニット20a〜20dを段積みすることによって外気処理モジュール10を構成するための架台であり、主として、上下方向に複数段(ここでは、4段)配置された枠部材51を有している。枠部材51は、主として、上枠部材52と下枠部材55とを有している。
上枠部材52は、複数台(ここでは、4台)の外気処理ユニット20a〜20dのそれぞれの上部側に配置されて、外気処理ユニット20a〜20dに取り付けられる部材である。上枠部材52は、主として、外気処理ユニット20a〜20dの天板42a〜42dの周縁の4辺に沿って延びる左右上枠部材53及び前背上枠部材54を有している。
左右上枠部材53は、外気処理ユニット20a〜20dの天板42a〜42dの左辺及び右辺に沿って延びる細長い板状部材である。左右上枠部材53の前端部及び背端部には、ビス穴53aが形成されており、下枠部材55の脚部材56の上端部がビス71によって固定されている。また、左右上枠部材53には、ビス穴53aよりも前後方向中央寄りの位置に、ビス穴53bが形成されており、前背上枠部材54の左端部及び右端部がビス72によって固定されている。また、左右上枠部材53には、ビス穴53bよりも前後方向中央寄りの位置に、ビス穴53cが形成されており、上段側の下枠部材55がビス(図示せず)によって固定されている。
前背上枠部材54は、外気処理ユニット20a〜20dの天板42a〜42dの前辺及び背辺に沿って延びる細長い板状部材である。前背上枠部材54には、左右上枠部材53のビス穴53bに対応する位置に、ビス穴54aが形成されており、左右上枠部材53の前端部及び背端部がビス72によって固定されている。また、前背上枠部材54の左端部及び右端部には、前側及び背側を向くように、ビス穴54bが形成されており、下枠部材55の脚部材56の上端部がビス73によって固定されている。また、前背上枠部材54には、外気処理ユニット20a〜20dの吊り金具45a〜45dの長穴46a〜46dに対応する位置に、吊りボルト59及び下方支持ボルト62(後述)を挿通させる挿通穴54cが形成されている。また、前背上枠部材54には、ビス穴54bよりも左右方向中央寄りの位置に、ビス穴54dが形成されており、補強部材58(後述)がビス74によって固定されている。
下枠部材55は、外気処理ユニット20a〜20dが取り付けられた状態の上枠部材52を下側から支持する脚部材56を有する部材である。そして、下枠部材55は、複数台(ここでは、4台)の外気処理ユニット20a〜20dのうち下段側の外気処理ユニットが取り付けられた状態の下段側の上枠部材52を下側に取り付けることが可能な部材である。下枠部材55は、主として、脚部材56と、前後方向に並んだ脚部材56同士を連結する脚連結部材57とを有している。
脚部材56は、外気処理ユニット20a〜20dの平面視における4つの角部に沿って上下方向に延びる細長い板状部材である。脚部材56の上端部及び下端部には、左右上枠部材53のビス穴53aに対応する位置に、ビス穴56aが形成されており、左右上枠部材53の前端部及び背端部がビス75によって固定されている。また、脚部材56の上端部には、前背上枠部材54のビス穴54bに対応する位置に、ビス穴56bが形成されており、前背上枠部材54の左端部及び右端部がビス73によって固定されている。また、脚部材56の下端部には、前側及び背側を向くように、ビス穴56cが形成されており、脚連結部材57の前端部及び背端部がビス76によって固定されている。また、脚部材56には、ビス穴56bよりも下側の位置に、ビス穴56dが形成されており、補強部材58(後述)がビス77によって固定されている。
脚連結部材57は、外気処理ユニット20a〜20dの底板43a〜43dの左辺及び右辺に沿って延びる細長い板状部材である。脚連結部材57の前端部及び背端部には、脚部材56のビス穴56cに対応する位置に、ビス穴57aが形成されており、脚部材56の下端部がビス76によって固定されている。また、脚連結部材57の前端部及び背端部には、左右上枠部材53のビス穴53b及び前背上枠部材54のビス穴54aに対応する位置に、ビス72の頭部が挿通可能な挿通穴57bが形成されている。また、脚連結部材57には、左右上枠部材53のビス穴53cに対応する位置に、ビス穴57cが形成されており、下段側の上枠部材55がビス(図示せず)によって固定されている。
また、枠部材51は、上枠部材52と脚部材56との取り付け部分を補強するための補強部材58をさらに有している。補強部材58は、外気処理ユニット20a〜20dの前面視及び背面視における上側の角部付近に配置される板状部材である。ここでは、補強部材58は、略直角三角形状を有しており、外気処理ユニット20a〜20dの前面視及び背面視における上側の角部に重なるように配置されている。また、補強部材58は、外気処理ユニット20a〜20dが上枠部材52に取り付けられる前から上枠部材52に取り付けられている。補強部材58には、左右上枠部材54のビス穴54dに対応する位置に、ビス穴58aが形成されており、左右上枠部材54がビス74によって固定されている。また、補強部材58には、脚部材56のビス穴55dに対応する位置に、ビス穴58bが形成されており、脚部材56がビス77によって固定されている。また、補強部材58には、左右上枠部材54のビス穴54b及び脚部材56のビス穴56bに対応する位置に、ビス73が挿通可能なU字形状の切り欠き58cが形成されている。この切り欠き58cによって、補強部材58は、上枠部材52と脚部材56とを固定するビス73を取り外すことなく、ビス74及びビス77を取り外すことによって、上枠部材52及び脚部材56から取り外すことができるようになっている。すなわち、補強部材58は、上枠部材52及び脚部材56との取り付け状態を解除することなく、上枠部材52及び脚部材56から取り外すことができるように、上枠部材52及び脚部材56に取り付けられている。
そして、外気処理ユニット20a〜20dは、上枠部材52から下方に向かって延びる吊りボルト59及び吊り金具45a〜45dによって上枠部材52に取り付けられている。具体的には、左右上枠部材54の挿通穴54c(ここでは、左右方向中央寄りの挿通穴54c)、及び、吊り金具45a〜45dの長穴46a〜46dの左右方向中央寄りの部分に吊りボルト59を挿通し、吊り金具45a〜45dの長穴46a〜46dに対応する長穴が形成されたワッシャ60によって、左右上枠部材54の挿通穴54c付近の部分、及び、吊り金具45a〜45dを挟み込んだ状態でナット61が締め付けられている。このように、段積み用架台50は、各枠部材51から下方に向かって延びる吊りボルト59を吊り金具45a〜45cに固定することによって、天井吊り下げ型の外気処理ユニット20a〜20dを枠部材51から吊り下げるように取り付けた状態で段積みしている。
また、段積み用架台50は、枠部材51から上方に向かって延びる下方支持部材としての下方支持ボルト62を吊り金具45b〜45dに固定することによって、天井吊り下げ型の外気処理ユニット20a〜20dを下方から支持している。ここで、下方支持ボルト62は、吊りボルト59とは通しボルトであり、吊りボルト59とともに、吊り金具45b〜45dの長穴46b〜46dを挿通した状態で吊り金具45b〜45dに固定されている。具体的には、左右上枠部材54の挿通穴54c(ここでは、左右方向端部寄りの挿通穴54c)、及び、上段側の吊り金具45b〜45dの長穴46b〜46dの左右方向端部寄りの部分に下方支持ボルト62を挿通し、吊り金具45a〜45dの長穴46a〜46dに対応する長穴が形成されたワッシャ60によって、左右上枠部材54の挿通穴54c付近の部分、及び、吊り金具45a〜45dを挟み込んだ状態でナット61が締め付けられている。
<外気処理ユニットの段積み作業>
上記の段積み用架台50によれば、以下のような手順によって、外気処理ユニット20a〜20dの段積みを行って、外気処理モジュール10を構成することができる。
まず、図9に示すように、複数(ここでは、4台)の外気処理ユニット20a〜20dのそれぞれの上部側に上枠部材52を取り付ける。ここで、上枠部材52は、外気処理ユニット20a〜20dの上部側に配置されており、また、吊りボルト59及び吊り金具45a〜45dによって外気処理ユニット20a〜20dに固定されるようになっているため、外気処理ユニット20a〜20dを床面に置いた状態で上枠部材52を取り付けることができる。尚、上枠部材52には、補強部材58が予め取り付けられている。
次に、図10及び図11に示すように、上枠部材52が取り付けられた状態の上段側の外気処理ユニット(ここでは、最上段の外気処理ユニット20d)を上側から玉掛けによって吊り下げて、上枠部材52及び補強部材58に下枠部材55を下側からビス止めによって取り付ける。このとき、下枠部材55を床面に置き、上枠部材52が取り付けられた状態の外気処理ユニット20dの吊り下げ高さを下げることによって、上枠部材52を下枠部材55の上に容易に載置することができる。
次に、図12及び図13に示すように、上枠部材52及び下枠部材55が取り付けられた状態の上段側の外気処理ユニット(ここでは、最上段の外気処理ユニット20d)を吊り下げたままで、上段側の下枠部材55に下段側の外気処理ユニット(ここでは、下から3段目の外気処理ユニット20c)が取り付けられた状態の下段側の上枠部材52をビス止めによって取り付ける。このとき、上枠部材52が取り付けられた状態の下段側の外気処理ユニット20cを床面に置き、上枠部材52及び下枠部材55が取り付けられた状態の上段側の外気処理ユニット20dの吊り下げ高さを下げることによって、上段側の下枠部材55を下段側の上枠部材52の上に容易に載置することができる。ここで、上段側の下枠部材55には、図4及び図6に示すように、下段側の上枠部材52のビス72の頭部が挿通可能な挿通穴57bが形成されているため、ビス72の頭部が挿通穴57bを挿通した状態で、上段側の下枠部材55が下段側の上枠部材52の上に容易に載置されることになる。そして、下方支持ボルト62及び吊り金具45dによって、上段側の外気処理ユニット20dを下方から支持する。尚、ここでは、下方支持ボルト62及び吊り金具45dによって上段側の外気処理ユニット20dを支持する作業を、各段の外気処理ユニットを段積みする際に行っているが、これに限定されるものではない。例えば、吊りボルト59及び吊り金具45a〜45dによって、上枠部材52を外気処理ユニット20a〜20dに固定する作業だけを行い、すべての外気処理ユニット20a〜20dの段積み作業が完了した後に、下方支持ボルト62及び吊り金具45b〜45dによって、上段側の外気処理ユニット20b〜20dを下方から支持するようにしてもよい。
次に、図14及び図15に示すように、上枠部材52及び下枠部材55が取り付けられた状態の上段側の外気処理ユニット(ここでは、最上段及び下から3段目の外気処理ユニット20c、20d)を吊り下げたままで、上枠部材52及び補強部材58に下枠部材55を下側からビス止めによって取り付ける。このとき、下枠部材55を床面に置き、上枠部材52及び下枠部材55が取り付けられた状態の上段側の外気処理ユニット20c、20dの吊り下げ高さを下げることによって、上枠部材52を下枠部材55の上に容易に載置することができる。
その後、図16〜図23に示すように、図12〜図15に示す手順と同様にして、上枠部材52及び下枠部材55が取り付けられた上段側の外気処理ユニット20c、20dを上側から玉掛けによって吊り下げた状態にしたままで、下枠部材55、及び、上枠部材52が取り付けられた下段側の外気処理ユニット20a、20bを下側に取り付ける作業を所定段(ここでは、4段)になるまで繰り返す。
このように、段積み用架台50によれば、複数台(ここでは、4台)の外気処理ユニット20a〜20dのうち最上段側の外気処理ユニット20dを上側から玉掛けによって吊り下げるだけで、すなわち、外気処理ユニットを持ち上げる作業を1回行うだけで、複数台の外気処理ユニット20a〜20dの段積みを行うことができる。
(3)外気処理システムの運転動作
上記のように構成された外気処理モジュール10を有する外気処理システム1では、リモートコントローラ6からの指令によって、すべての外気処理ユニット20a〜20dにおいて、上記の除湿運転や加湿運転の基本動作が行われる。これにより、小容量の外気処理ユニット20a〜20dを複数台接続することによって大容量化が実現されている。
(4)外気処理モジュールの特徴
本実施形態の外気処理モジュール10には、以下のような特徴がある。
<A>
本実施形態の外気処理モジュール10では、吊り金具45a〜45dという天井吊り下げ型の外気処理ユニット20a〜20dに特有の部品を利用して、外気処理ユニット20a〜20dに上枠部材52を取り付けるようにしている。すなわち、本実施形態の外気処理モジュール10では、天井吊り下げ型の外気処理ユニット20a〜20dを、枠部材51から吊り下げるように取り付けた状態で段積みしている。このため、天井吊り下げ型の外気処理ユニット20a〜20dを段積みした構成の外気処理モジュール10を容易に実現することができる。
しかも、本実施形態の外気処理モジュール10では、各枠部材51から上方に向かって延びる下方支持部材としての下方支持ボルト62を吊り金具45b〜45dに固定することによって、天井吊り下げ型の外気処理ユニット20b〜20dを下方からも支持している。
このため、本実施形態の外気処理モジュール10では、地震の際に、天井吊り下げ型の外気処理ユニット20a〜20dが振れ回ることを抑えて、吊り金具45b〜45dや吊りボルト59が変形することを抑えることができる。
<B>
尚、下方支持部材としては、吊り金具45b〜45dとの固定に使用される部材であれば、下方支持ボルト62以外の部材でもよい。しかし、下方支持ボルト62は、吊りボルト59と同様な作業で吊り金具45b〜45dに固定することができるため、吊り金具45b〜45dへの固定作業を容易に行うことができるという利点がある。また、吊り金具45b〜45dの長穴46b〜46dを利用して、吊りボルト59及び下方支持ボルト62の両方を近傍に並べて配置することになるため、下方支持ボルト62の固定作業を忘れるおそれが少なくなり、吊り金具45b〜45dへの固定作業の作業性が向上する。
<C>
本実施形態の空調モジュール10では、吊りボルト59及び下方支持ボルト62が、上枠部材52から延びているため、下方支持ボルト62の固定作業を忘れるおそれが少なくなり、吊り金具45b〜45dへの固定作業の作業性が向上する。
<D>
本実施形態の空調モジュール10を構成するための段積み用架台50では、従来の段積み構成とは異なり、空調ユニットとしての外気処理ユニット20a〜20dを段数に応じて何度も持ち上げる作業を行わずに済むため、現地における外気処理ユニット20a〜20dの段積み作業を容易に行うことができる。
また、段積み用架台50は、上枠部材52と脚部材56との取り付け部分が補強部材58によって補強されているため、段積み用架台50の強度を向上させることができる。
そして、この補強部材58は、図5、図7及び図8に示すように、必要に応じて、容易に取り外すことができるため、外気処理ユニット20a〜20dのメンテナンス等の作業性を損なうことなく、段積み用架台50の強度を向上させることができる。しかも、補強部材58は、上枠部材52に予め取り付けることができるため、段積み作業の作業性を向上させることができる。
本発明は、複数台の空調ユニットを段積みすることによって構成される空調モジュールに対して、広く適用可能である。
10 外気処理モジュール(空調モジュール)
20a〜20d 外気処理ユニット(天井吊り下げ型空調ユニット)
45a〜45d 吊り金具
50 段積み用架台
51 枠部材
52 上枠部材
55 下枠部材
59 吊りボルト
62 下方支持ボルト(下方支持部材)
特開昭58−136960号公報 特開平9−145231号公報 特開2011−241996号公報

Claims (3)

  1. 天井吊り下げ設置用の吊り金具(45a〜45d)を有する複数台の天井吊り下げ型空調ユニット(20a〜20d)と、
    枠部材(51)が上下方向に複数段配置されており、前記各枠部材から下方に向かって延びる吊りボルト(59)を前記吊り金具に固定することによって、前記天井吊り下げ型空調ユニットを前記枠部材から吊り下げるように取り付けた状態で段積みする段積み用架台(50)と、
    を備え、
    前記各枠部材から上方に向かって延びる下方支持部材(62)を前記吊り金具に固定することによって、前記天井吊り下げ型空調ユニットを下方から支持している、
    空調モジュール(10)。
  2. 前記吊りボルト(59)は、前記吊り金具(45a〜45d)の長穴を挿通した状態で前記吊り金具に固定されており、
    前記下方支持部材(62)は、前記吊りボルトとは別の下方支持ボルトであり、前記吊りボルトとともに、前記吊り金具の長穴を挿通した状態で前記吊り金具に固定されている、
    請求項1に記載の空調モジュール(10)。
  3. 前記枠部材(51)は、前記天井吊り下げ型空調ユニット(20a〜20d)の上部側に配置される上枠部材(52)と、前記上枠部材を下側から支持する下枠部材(55)とを有しており、
    前記吊りボルト(59)及び前記下方支持部材(62)は、前記上枠部材から延びている、
    請求項1又は2に記載の空調モジュール(10)。
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