JP5675312B2 - 熱線遮蔽ガラス、及びこれを用いた複層ガラス - Google Patents
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Description
(2)前記低屈折率層が、多孔性微粒子、中空微粒子、酸化物微粒子及びフッ素樹脂微粒子からなる群から選ばれる少なくとも1種の屈折率調整材料を含む。多孔性微粒子としては、例えば多孔性シリカ微粒子等の多孔性酸化物微粒子が挙げられ、中空微粒子としては、例えば中空シリカ微粒子等の中空酸化物微粒子が挙げられる。これらの屈折率調整材料は上記の低屈折率層を形成するために好適な材料である。
(3)前記低屈折率層が、フッ素樹脂又はシリコーン樹脂を含む。これらの屈折率調整材料を含む有機薄膜も上記の低屈折率層として好ましい。
(4)前記熱線反射層の層厚が、10〜3000nmである。
また、低屈折率層15は、フッ素樹脂、シリコーン樹脂、又はアクリルシリコーン樹脂等を含む有機薄膜層としても良い。フッ素樹脂としては、上述のフッ素樹脂微粒子と同様なフッ素樹脂が挙げられる。有機薄膜を形成する場合、例えば、これらの屈折率調整材料を、後述する紫外線硬化樹脂等のバインダ樹脂と混合した組成物を塗工し、硬化させることで形成することができる。
熱線反射層14を形成する導電性高分子は、一般に共役型の二重結合を基本骨格に有する有機高分子で、具体的にはポリチオフェン、ポリピロール、ポリアニリン、ポリアセチレン、ポリパラフェニレン、ポリフラン、ポリフルオレン、ポリフェニレンビニレン、これらの誘導体、及びこれらを構成する単量体の共重合物から選ばれた導電性高分子のいずれか1種又は2種以上の混合物が好ましく挙げられる。中でも、水又はその他の溶媒に対して可溶性、又は分散性を有し、高い導電性及び透明性を示す、ポリチオフェン誘導体が好ましい。特に、下記式(I):
低屈折率層15(必要に応じて高屈折率層)に用いるバインダ樹脂としては、熱線反射層14を雨水、結露、湿気等の水分から保護することができれば特に制限は無いが、更に表面を擦り傷、欠き傷等の物理的な損傷から保護するために、硬化性の合成樹脂である紫外線硬化性樹脂又は熱硬化性樹脂を用いることが好ましい。特に、紫外線硬化性樹脂は、より短時間で硬化させることができ、生産性に優れているので好ましい。紫外線硬化性樹脂又は熱硬化性樹脂としては、フェノール樹脂、レゾルシノール樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、フラン樹脂、シリコーン樹脂などを挙げることができ、紫外線硬化性樹脂は光重合開始剤等とともに紫外線硬化性樹脂組成物とし、熱硬化性樹脂は熱重合開始剤等とともに熱硬化性樹脂組成物として使用する。
紫外線硬化性樹脂(モノマー、オリゴマー)としては、例えば、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシルポリエトキシ(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、フェニルオキシエチル(メタ)アクリレート、トリシクロデカンモノ(メタ)アクリレート、ジシクロペンテニルオキシエチル(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、アクリロイルモルホリン、N−ビニルカプロラクタム、2−ヒドロキシ−3−フェニルオキシプロピル(メタ)アクリレート、o−フェニルフェニルオキシエチル(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジプロポキシジ(メタ)アクリレート、ヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、トリシクロデカンジメチロールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ノナンジオールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、トリス〔(メタ)アクリロキシエチル〕イソシアヌレート、ジトリメチロールプロパンテトラ(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリレートモノマー類;ポリオール化合物(例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキサンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、1,9−ノナンジオール、2−エチル−2−ブチル−1,3−プロパンジオール、トリメチロールプロパン、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、1,4−ジメチロールシクロヘキサン、ビスフェノールAポリエトキシジオール、ポリテトラメチレングリコール等のポリオール類、前記ポリオール類とコハク酸、マレイン酸、イタコン酸、アジピン酸、水添ダイマー酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸等の多塩基酸又はこれらの酸無水物類との反応物であるポリエステルポリオール類、前記ポリオール類とε−カプロラクトンとの反応物であるポリカプロラクトンポリオール類、前記ポリオール類と前記、多塩基酸又はこれらの酸無水物類のε−カプロラクトンとの反応物、ポリカーボネートポリオール、ポリマーポリオール等)と有機ポリイソシアネート(例えば、トリレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、ジフェニルメタン−4,4′−ジイソシアネート、ジシクロペンタニルジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、2,4,4′−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、2,2′−4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート等)と水酸基含有(メタ)アクリレート(例えば、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−3−フェニルオキシプロピル(メタ)アクリレート、シクロヘキサン−1,4−ジメチロールモノ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、グリセリンジ(メタ)アクリレート等)の反応物であるポリウレタン(メタ)アクリレート、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂等のビスフェノール型エポキシ樹脂と(メタ)アクリル酸の反応物であるビスフェノール型エポキシ(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリレートオリゴマー類等を挙げることができる。これら化合物は1種又は2種以上、混合して使用することができる。
本発明におけるガラス板は透明基板であれば良く、例えば、グリーンガラス、珪酸塩ガラス、無機ガラス板、無着色透明ガラス板などのガラス板の他、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエチレンブチレート、ポリメチルメタクリレート(PMMA)等のプラスチック製の基板又はフィルムを用いてもよい。耐候性、耐衝撃性等の点でガラス板が好ましい。ガラス板の厚さは、1〜20mm程度が一般的である。
本発明における透明プラスチックフィルムは、透明(「可視光に対して透明」を意味する。)なプラスチックフィルムであれば特に制限はない。プラスチックフィルムの例としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム、ポリエチレンナフタレート(PEN)フィルム、ポリメチルメタクリレート(PMMA)フィルム、ポリカーボネート(PC)フィルム、ポリエチレンブチレートフィルム等を挙げることができ、特に加工時の熱、溶剤、折り曲げ等の負荷に対する耐性が高く、透明性が高い点で、PETフィルムが好ましい。また、透明プラスチックフィルム表面には、接着性を向上させるために、予めコロナ処理、プラズマ処理、火炎処理、プライマー層コート処理などの接着処理を施してもよく、共重合ポリエステル樹脂やポリウレタン樹脂等の熱硬化性樹脂等の易接着層を設けてもよい。透明プラスチックフィルムの厚さは、一般に、1μm〜10mm、好ましくは10〜400μmであり、特に20〜200μmが好ましい。
本発明における接着剤層は、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−アクリル酸メチル共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸エチル共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸メチル共重合体、金属イオン架橋エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体、部分鹸化エチレン−酢酸ビニル共重合体、カルボキシル化エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−(メタ)アクリル−無水マレイン酸共重合体、エチレン−酢酸ビニル−(メタ)アクリレート共重合体などのエチレン系共重合体を使用することができる(なお、「(メタ)アクリル」は「アクリル又はメタクリル」を示す。)。また、接着剤層には、ポリビニルブチラール(PVB)樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、シリコーン樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、ゴム系粘着剤、SEBS及びSBS等の熱可塑性エラストマー等も用いることができる。なかでも、優れた接着性を示し、高い透明性を有することからEVAを用いるのが好ましい。
また、接着剤層は、更に架橋助剤や接着向上剤としてシランカップリング剤を含むのが好ましい。
透明プラスチックフィルムを使用しない場合でも、熱線遮蔽層及び熱線反射層のガラス板への密着性を高めるため、ガラス板上に接着剤層を設けることもできる。
本発明の熱線遮蔽ガラスは、複層ガラスに用いられるのが好ましい。本発明の熱線遮蔽ガラスを複層ガラスとすることにより、更に、熱線反射層を雨水、結露、湿気等の水分から保護するとともに擦り傷、掻き傷等の物理的損傷からも保護することができるので、更に長期間性能を維持することができる。
室内から放射される暖房等の赤外線を反射して逃がさず(断熱性)、暖房効率を高めることができるからである。本発明の複層ガラスは断熱性に優れるので、寒冷地域でより有効に使用することができる。
[実施例1]
(1)熱線反射層の形成
PETフィルム(厚さ100μm)上に、ポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)及びポリスチレンスルホン酸の混合物の水分散液(PT−400MF(ナガセケムテック社製)固形分1.3質量%)を、バーコーターを用いて塗布し、135℃、1分間乾燥させ、PETフィルム上に熱線反射層(厚さ300nm)を形成した。
(2)低屈折率層の形成
上記熱線反射層の表面に、下記配合の塗布液をロールコーターにより塗布し、80℃、1分乾燥後、塗布層の表面に紫外線照射(高圧水銀灯、照射距離20cm、照射時間5秒)して、厚さ90nmの低屈折率層を形成した。
(配合)
ジペンタヘキサアクリレート(DPHA): 20質量部
光重合開始剤(イルガキュア(登録商標)184(チバ・スペシャリティー・ケミカル(株)製)):2質量部
中空シリカ微粒子(平均粒径60nm)(スルーリア1420(触媒化成社製))(固形分20%):200質量部
(3)接着剤層の作製
下記配合の組成物を、カレンダ成形法によりシート状に圧延し、接着剤層(厚さ0.4mm)を得た。なお、配合物の混練は80℃で15分行い、またカレンダロールの温度は80℃、加工速度は5m/分であった。
(配合)
EVA(EVA100質量部に対する酢酸ビニルの含有量25質量部;ウルトラセン635(東ソー社製)):100質量部、
有機過酸化物(tert−ブチルパ−オキシ−2−エチルヘキシルカーボネート;トリゴノックス117(化薬アクゾ社製):2.5質量部、
架橋助剤(トリアリルイソシアヌレート;TAIC(登録商標)(日本化成社製)):2質量部、
シランカップリング剤(γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン;KBM503(信越化学社製)):0.5質量部
紫外線吸収剤:(ユビナール3049(BASF社製)):0.5質量部
(4)熱線遮蔽ガラスの作製
ガラス板(厚さ3mm)上に、接着剤層、上記PETフィルム(表面に熱線反射層、低屈折率層がこの順で形成されている)この順で積層した。得られた積層体を、100℃で30分間加熱することにより仮圧着を行った後、オートクレーブ中で圧力13×105Pa、温度140℃の条件で30分間加熱した。これにより、接着剤層を硬化させて、ガラス板とPETフィルム間が接着一体化された熱線遮蔽ガラス(図1)を得た。
熱線反射層のポリチオフェン誘導体として、ポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)及びポリスチレンスルホン酸の混合物の水分散液(Baytron P HC V4(HC スタルク社製)固形分1.3質量%)を用いた以外は、実施例1と同様に熱線遮蔽ガラスを作製した。
低屈折率層の層厚を200nmとした以外は実施例1と同様に熱線遮蔽ガラスを作製した。
低屈折率層の層厚を200nmとした以外は実施例2と同様に熱線遮蔽ガラスを作製した。
低屈折率層に下記配合の塗工液を用いた以外は、実施例1と同様に熱線遮蔽ガラスを作製した。
(配合)
ジペンタヘキサアクリレート(DPHA):10質量部
光重合開始剤(イルガキュア(登録商標)184(BASFジャパン社製)):2質量部
フッ素樹脂(オプツールAR−110(ダイキン工業社製)(固形分15質量%):200質量部
メチルイソブチルケトン:10質量部
低屈折率層に下記配合の塗工液を用いた以外は、実施例2と同様に熱線遮蔽ガラスを作製した。
(配合)
ジペンタヘキサアクリレート(DPHA):10質量部
光重合開始剤(イルガキュア(登録商標)184(BASFジャパン社製)):2質量部
フッ素樹脂(オプツールAR−110(ダイキン工業社製)(固形分15質量%):200質量部
メチルイソブチルケトン:10質量部
低屈折率層の代わりに下記配合の塗工液を用いたアクリル樹脂層を形成した以外は実施例1と同様に熱線遮蔽ガラスを作製した。
(配合)
ジペンタヘキサアクリレート(DPHA):40質量部
光重合開始剤(イルガキュア(登録商標)184(BASFジャパン社製)):2質量部
メチルイソブチルケトン:180質量部
(1)熱線反射層の形成
実施例1(1)と同様に、熱線反射層(厚さ300nm)を形成した。
(2)接着剤層の作製
実施例1(3)と同様に、接着剤層を作製した。
(3)熱線遮蔽ガラスの作製
低屈折率層が形成されていないこと以外は、実施例1(4)と同様に、熱線遮蔽ガラスを作製した。
(1)接着剤層の作製
実施例1(3)と同様に、接着剤層を作製した。
(2)合わせガラスの作製
ガラス板(厚さ3mm)上に、接着剤層、PETフィルム(厚さ100μm)を積層した。得られた積層体を、100℃で30分間加熱することにより仮圧着を行った後、オートクレーブ中で圧力13×105Pa、温度140℃の条件で30分間加熱した。これにより、接着剤層を硬化させて、ガラス板とPETフィルム間が接着一体化された合わせガラスを得た。
(1)放射率
JISR3106に準拠して測定した。
(2)可視光透過率
分光光度計UV3100PC(島津製作所(株)製)により測定した透過スペクトルを用い、XYZ表色系の三刺激値のYを計算し、視感透過率(Y)を得た。計算方法は、C光源2°(JIS Z8722−2000)にて計算した。
(3)耐候性
各ガラス試料を、温度40℃、湿度90%RHの雰囲気中に1000時間放置し、外観を評価した。外観変化がない場合を○、膜の剥がれ等の外観に変化があった場合を×とした。
各ガラス試料の評価結果を表1に示す。
11、21、27:ガラス板
12、22: 接着剤層
13、23:透明プラスチックフィルム
14、24:熱線反射層
15、25:低屈折率層
28:中空層
29:スペーサー
30:複層ガラス
Claims (7)
- ガラス板、及びその表面に設けられた導電性高分子からなる熱線反射層を含む熱線遮蔽ガラスであって、前記熱線反射層の表面に低屈折率層が形成されており、且つ該低屈折率層の屈折率が前記熱線反射層よりも低く、
前記低屈折率層の層厚が、50〜200nmであり、
前記導電性高分子が、下記式(I):
前記熱線反射層の表面抵抗値が、100000Ω/□以下であることを特徴とする熱線遮蔽ガラス。 - 前記低屈折率層の屈折率が、1.48以下である請求項1に記載の熱線遮蔽ガラス。
- 前記低屈折率層が、多孔性微粒子、中空微粒子、酸化物微粒子及びフッ素樹脂微粒子からなる群から選ばれる少なくとも1種の屈折率調整材料を含む請求項1又は2に記載の熱線遮蔽ガラス。
- 前記低屈折率層が、フッ素樹脂又はシリコーン樹脂を含む請求項1〜3のいずれか1項に記載の熱線遮蔽ガラス。
- 前記熱線反射層の層厚が、10〜3000nmである請求項1〜4のいずれか1項に記載の熱線遮蔽ガラス。
- 前記熱線反射層と前記低屈折率層との間には、高屈折率層が配置された請求項1〜5のいずれか1項記載の熱線遮蔽ガラス。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載の熱線遮蔽ガラスと、別のガラス板とが、間隙をおいて、前記低屈折率層が当該別のガラス板に対向するように配置され、その間隙により中空層が形成されていることを特徴とする複層ガラス。
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