JP5674080B2 - 平面状可撓性部材スタッカー装置 - Google Patents

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Description

本発明は、マット、シートあるいはカーペット等の平面状可撓性部材を折畳だり重合したりして平面状可撓性部材を積層した平面状可撓性部材群を収容するスタッカー装置及びそのスタッカー方法に関する。
この種のレンタルマットやカーペット等は、清掃用具の処理施設において洗浄処理又はパイル面に薬剤などを塗布処理された後、折畳まれて、あるいは重合されて搬出される。一般に、物流倉庫や作業場における物品搬送には特許文献1に開示されたローラコンベアやベルトコンベア等が使用されている。前記清掃用具の処理施設においてもマットやカーペット等の移送手段としてコンベア搬送が多く使用されている。
マットやカーペット等の平面状可撓性部材は比較的大型の物品であるため、例えば、特許文献2に開示されているように、折畳んだり、重合させたりして、施設内での輸送効率を向上させている。更に輸送効率を向上させ、また搬送路の短縮化を図るべく、コンベア輸送においては、複数の平面状可撓性部材を積層した平面状可撓性部材群単位での搬送も行っている。
特開2006−327743号公報 特開2003−285961号公報
しかしながら、平面状可撓性部材群単位での搬送行うと、例えば、別の工程にコンベアから搬送ラックあるいは台車に移し替えるとき、平面状可撓性部材群が重量物であり、また腰折れしやすく取り扱いが難しいため、作業者に余分の負担を与え、作業能率も向上しにくいといった問題があった。
従って、本発明の目的は、例えば、マットやカーペット等の平面状可撓性部材群を人手を要さず、搬送ラックあるいは台車に積み替えることのできる平面状可撓性部材スタッカー装置及び平面状可撓性部材スタッカー方法を提供することである。
本発明は、上記課題を達成するためになされたものであり、本発明の第1の形態は、平面状可撓性部材を積層した平面状可撓性部材群をスタッカー位置に収容するスタッカー部と、前記平面状可撓性部材群を載置位置にて載置して前記スタッカー部側の積替位置に前進し、前記平面状可撓性部材群を前記積替位置にて前記スタッカー位置に積替えた後に前記載置位置まで後退する進退自在にされた移動体と、前記移動体を前記載置位置と前記スタッカー位置との間を往復させる往復移動装置と、前記移動体を前記積替位置に移動させたとき、前記移動体の後部を封鎖部材により封鎖する封鎖装置とを有し、前記移動体に前記平面状可撓性部材群を載置した状態で、前記往復移動装置により前記移動体を前記積替位置まで前進させた後、前記移動体の前記後部を前記封鎖部材により封鎖して、前記移動体を前記載置位置まで後退させ、前記載置された前記平面状可撓性部材群を前記封鎖部材に当接させて前記移動体から前記前記スタッカー位置に積替させる平面状可撓性部材スタッカー装置である。
本発明の第2の形態は、第1の形態において、前記平面状可撓性部材群を前記載置位置にて逐次載置して、前記移動体を前記載置位置と前記積替位置の間の進退を繰り返し、前記スタッカー部に前記平面状可撓性部材群を複数段に積層させる平面状可撓性部材スタッカー装置である。
本発明の第3の形態は、第1又は第2の形態において、前記移動体はローラコンベアからなり、前記往復移動装置は前記ローラコンベア全体を前記載置位置と前記積替位置との間を往復させる往復機構からなる平面状可撓性部材スタッカー装置である。
本発明の第4の形態は、第3の形態において、前記往復機構は、前記ローラコンベアに設けた磁性体に磁力を与えて往復移動させるロッドレスシリンダからなる平面状可撓性部材スタッカー装置である。
本発明の第5の形態は、第1〜第4の形態のいずれかにおいて、前記封鎖装置は、前記移動体の進退に応じて、前記封鎖位置と前記移動体の前記後部を開放する開放位置に前記封鎖部材を可動させる可動機構からなる平面状可撓性部材スタッカー装置である。
本発明の第6の形態は、第1〜第4の形態のいずれかにおいて、前記平面状可撓性部材は一面側にパイル面を有したマット状清掃部材である平面状可撓性部材スタッカー装置である。
本発明の第7の形態は、第6の形態において、前記平面状可撓性部材群は、折畳んで積層された前記清掃部材群からなる平面状可撓性部材スタッカー装置である。
本発明の第8の形態は、第6の形態において、前記平面状可撓性部材群は、前記パイル面が対面するように積層された前記清掃部材群からなる平面状可撓性部材スタッカー装置である。
本発明の第9の形態は、平面状可撓性部材を積層した平面状可撓性部材群をスタッカー部のスタッカー位置に収容する平面状可撓性部材スタッカー方法であって、前記移動体を前記平面状可撓性部材群を載置する載置位置と、前記平面状可撓性部材群を前記スタッカー位置に積替する積替位置との間を進退自在にして、前記スタッカー部近傍に配置し、前記移動体に前記平面状可撓性部材群を載置した状態で、前記移動体を前記積替位置まで前進させた後、前記移動体の後部を封鎖部材により封鎖して、前記移動体を前記載置位置まで後退させ、前記載置された前記平面状可撓性部材群を前記封鎖部材に当接させて前記移動体から前記前記スタッカー位置に積替させる平面状可撓性部材スタッカー方法である。
本発明の第1の形態によれば、搬送ラックや台車等の前記スタッカー部の近傍に配置した前記移動体に前記平面状可撓性部材群を載置した状態で、前記移動体を前記積替位置まで前進させた後、前記移動体の後部を封鎖部材により封鎖して、前記移動体を前記載置位置まで後退させ、前記載置された前記平面状可撓性部材群を前記封鎖部材に当接させて前記移動体から前記前記スタッカー位置に積替させるので、人手は無論こと、積替アーム等の積替手段を用いず、前記平面状可撓性部材群を簡易且つ自動的に前記スタッカー部に積替することができるスタッカー装置を実現することができる。本形態に係るスタッカー装置を、例えば、マットやカーペット等の平面状可撓性部材群を取り扱う作業場、集荷場等における平面状可撓性部材群積替地点に設置すれば、比較的重量物である平面状可撓性部材群を流通、搬送させることができ、積替作業能率の向上と省力化の促進に寄与することができる。本発明における前記移動体には、ローラコンベアや平坦な台車を使用して、簡易且つ安価に構成することができる。
本発明の第2の形態によれば、前記平面状可撓性部材群を前記載置位置にて逐次載置して、前記移動体を前記載置位置と前記積替位置の間の進退を繰り返すことにより、前記スタッカー部に前記平面状可撓性部材群を複数段に積層させることができるので、前記スタッカー部に前記平面状可撓性部材群を多重状にコンパクトに収容でき、輸送効率の向上に寄与する。
本発明の第3の形態によれば、前記ローラコンベア全体を前記載置位置と前記積替位置との間を往復させる往復機構を用いて、前記移動体往復機構を簡単な構造にして安価に構成することができる。
本発明の第4の形態によれば、前記往復機構は、前記ローラコンベアに設けた磁性体に磁力を与えて往復移動させるロッドレスシリンダからなるので、前記移動体の進退運動制御を簡易に行え、往復移動用機械要素を余分使用することなく、コンパクト且つ安価に構成することができる。
本発明の第5の形態によれば、前記封鎖装置は、前記移動体の進退に応じて、前記封鎖位置と前記移動体の前記後部を開放する開放位置に前記封鎖部材を可動させる可動機構からなるので、前記移動体と分離して前記封鎖装置を設置すればよく、前記平面状可撓性部材群の積替機構を簡易に構成することができ、スタッカー装置の低価格化を実現することができる。
本発明の第6の形態によれば、前記マット状清掃部材群、例えば、マットやカーペット等を積層した積層物を処理施設内に流通、移動させて、所定の処理を終えた後、積替地点にて円滑に人手によることなく、前記スタッカー部に収納させることができるので、処理施設における作業能率の向上と省力化の促進に寄与することができる。
本発明の第7の形態によれば、折畳んで積層された前記清掃部材群が重量物であり、また腰折れしやすく取り扱いが難しい形態をしていても、処理施設内を流通、移動させて、所定の処理を終えた後、積替地点にて円滑に人手によることなく、前記スタッカー部に収納させることができるので、前記清掃部材の処理施設における作業能率の向上と省力化の促進に寄与することができる。
本発明の第8の形態によれば、前記パイル面が対面するように積層された前記清掃部材群が重量物であり、また腰折れしやすく取り扱いが難しい形態をしていても、処理施設内を流通、移動させて、所定の処理を終えた後、積替地点にて円滑に人手によることなく、前記スタッカー部に収納させることができるので、前記清掃部材の処理施設における作業能率の向上と省力化の促進に寄与することができる。
本発明の第9の形態によれば、搬送ラックや台車等の前記スタッカー部の近傍に配置した前記移動体に前記平面状可撓性部材群を載置した状態で、前記移動体を前記積替位置まで前進させた後、前記移動体の後部を封鎖部材により封鎖して、前記移動体を前記載置位置まで後退させ、前記載置された前記平面状可撓性部材群を前記封鎖部材に当接させて前記移動体から前記前記スタッカー位置に積替させるので、人手は無論こと、積替アーム等の積替手段を用いず、前記平面状可撓性部材群を簡易且つ自動的に前記スタッカー部に積替することができ、例えば、マットやカーペット等の平面状可撓性部材群を取り扱う作業場、集荷場等における作業能率を向上させ、且つ省力化を図ることができる。
本発明の一実施形態であるマット群スタッカー装置の概略構成図である。 前記マット群スタッカー装置のマット移送機能を説明するための図である。 前記マット群スタッカー装置のマット積替機能を説明するための図である。 前記マット群スタッカー装置の移動体4及び封鎖装置を示す図である。 前記実施形態のマット群スタッカー制御装置のブロック図である。 前記マット群スタッカー制御装置による移動体4の前進動作を模式的に示す図である。 前記マット群スタッカー制御装置による移動体4の後退動作を模式的に示す図である。 前記マット群スタッカー制御装置による移動体4の上昇動作を模式的に示す図である。 前記マット群スタッカー制御装置のスタッカー制御動作を示すフローチャートである。
以下、本発明に係るマット(平面状可撓性部材)群スタッカー方法及びこれを用いたマット群スタッカー装置の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下に示す実施形態では、平面状可撓性部材としてダストコントロール用のマットが記載されているが、可撓性の平面状部材であれば、カーペットや各種シートなど種々の部材に適用することができる。
図1はマット群スタッカー装置の概略構成を示す。図2は同マット群スタッカー装置のマット移送機能を説明するための図であり、図3は同マット群スタッカー装置のマット積替機能を説明するための図である。
このマット群スタッカー装置は、複数枚積層状態で搬送されて来たマット群3を搬送台車(スタッカー部)9に積み替えるマット移送装置であり、マット群3を搬出する搬送ベルト1の近傍に配設された移動体4からなる。搬送ベルト1の終端にはマット積層枚数を計測する、一対の光学レベルセンサ2が配設されている。移動体4はフリーローラを並設したローラコンベア5からなる。
マット群3を構成するマットは、レンタル商品として提供される、一面側にパイル面を有したマット状清掃部材である。マット群3の積層態様には、マット自動折畳装置を用いて一枚のマットを折畳んで形成された積層状態、あるいは、マット自動重合装置を用いて前記パイル面が対面するように積層された積層状態が含まれ、複数枚のマットを単に平積みした態様も含まれる。搬送ベルト1へのマット群3の投入は、作業者によって行ってもよいが、前記マット自動折畳装置やマット自動重合装置からコンベア搬送等により自動投入することにより、マット積層工程から台車運搬のための積替工程までを自動化して省力化を実現することができる。
図4の(4A)は移動体4の移動機構を示す。この移動機構はローラコンベア5全体を、搬送ベルト1からの搬出マット群3を受け入れる載置位置と、搬送台車9の積替位置との間を往復させる往復機構からなる。最初に積み替えるときの積替位置は台車床面10であり、その後はマット群3に上乗せして積み重ねていく。図2は前記載置位置及び積替位置夫々に移動した移動体4を示す。即ち、移動体4は、載置位置にて搬送ベルト1の終端に対向し、載置位置から直線的に移動してローラコンベア5が搬送台車9の内部に略全体が収納される積替位置まで移動し、積替後には載置位置まで復帰する。往復機構はローラコンベア5の下部22に設けた磁性体27に磁力を与えて往復移動させるロッドレスシリンダ20からなる。ロッドレスシリンダ20はローラコンベア5をスライド自在に支持する支持枠21の下方に配置されている。ロッドレスシリンダ20は磁性体27に対向して、そのシリンダ長手方向はローラコンベア5の往復直線方向に配設されている。
支持枠21には、前記シリンダ長手方向に沿ったスライド溝が形成されており、ローラコンベア5下部のスライド部23をスライド自在に支持している。支持枠21の一側部は昇降機構11の駆動チェーン13に連結された昇降台24に固定されている。
昇降機構11はチェーン駆動モータ12を有し、モータ駆動により駆動チェーン13を作動させて、昇降台24を介して移動体4全体を鉛直方向に昇降させる。図1に示すように、昇降台24の位置を検出する位置検出センサ14〜19が配設されている。位置検出センサ14、15、16は夫々、上限オーバーラン位置、下限オーバーラン位置、マット群載置位置を検出する。位置検出センサ17、18、19は夫々、下限減速ポイント、台車に代えてワゴン輸送する場合のオーバーラン位置、台車に代えてパレット輸送する場合のオーバーラン位置を検出する。駆動チェーン13の末端には安全対策のためのチェーン過負荷検出用センサ28が配設されている。
マット群載置位置におけるローラコンベア5の上方に、搬出マット群3の載置有無を検出するマット群有無検出センサ6が配設されている。マット群有無検出センサ6の検出位置より、更に搬送ベルト1の終端側に検出位置を設けたマット端停止位置を検出するマット端検出センサ7が配設されている。マット群有無検出センサ6によるマット群検出が行われても、マット端検出センサ7による検出がない場合には、勢い余って、マット群がオーバーランして搬出されたと判断され、安全対策上、搬送台車9への積替動作を中止する。
図4に示すように、移動体4には、ローラコンベア5を前記積替位置に移動させたとき、ローラコンベア5の後部を封鎖部材により封鎖する封鎖装置が設けられている。この封鎖装置は、ローラコンベア5の末端上方で、回転駆動モータ25により回転可能に保持された封鎖片8からなる。図4の(4A)に示すように、回転駆動モータ25は支持枠21に固定部材26を介して固定、支持されており、封鎖片8は封鎖時にマット群の後端部に当接する平板からなる。図4の(4B)に示すように、封鎖片8は、マット群の載置時には、2点鎖線で示す退避位置に回動し、ローラコンベア5上のマット群3が通過可能な開放位置に退避する。ローラコンベアの搬送面29上のマット群3を通過させた後に、積替位置に移動しローラコンベア5を逆向きに移動させる積替態様時には、封鎖片8は実線で示す封鎖位置に回動し、ローラコンベア5後部を封鎖する。この封鎖状態において、ローラコンベア5を載置位置まで後退させると、コンベア29上の載置マット群3は封鎖片8に当接するため、ローラコンベア5の後退動作に追随して載置マット群3が移動できず、コンベア29上から脱離し、ローラコンベア5から落下する。搬送台車9内部に入り込んでいたローラコンベア5の後退により、ローラコンベア5から落下したマット群3だけが台車内に残存することになる。本実施形態においては、封鎖片8を回動させて封鎖位置と開放位置に切り換える回転機構を使用しているが、封鎖片8を鉛直方向に移動させて、封鎖位置と開放位置に切り換える上下シフト機構を用いてもよい。
図5は本実施形態に係るマット群スタッカー装置のスタッカー制御装置を示す。スタッカー制御装置は、マイクロプロセッサで構成されたコンピュータ装置100と、スタッカー制御プログラムを記憶したROM101と、ワーキングメモリ102からなる。コンピュータ装置100には、昇降機構11に設けた位置検出センサ14〜19、マット群有無検出センサ6、マット端検出センサ7及びチェーン過負荷検出用センサ28の各種センサ検出信号103が入力される。各種センサ検出信号103には光学レベルセンサ2のレベル出力信号も含まれる。コンピュータ装置100は、ロッドレスシリンダの駆動部104に駆動制御信号を出力し、また、チェーン駆動モータ12のモータ制御部105に駆動信号を出力し、更に、回転駆動モータ25のモータ制御部106に回転駆動信号を出力する。
図9はマット群スタッカー制御動作を示す。図6はマット群スタッカー制御装置による移動体4の前進動作を模式的に示す。図7はマット群スタッカー制御装置による移動体4の後退動作を模式的に示す。図8はマット群スタッカー制御装置による移動体4の上昇動作を模式的に示す。
前記マット自動折畳装置あるいは前記マット自動重合装置によりマット群3が搬送ベルト1に投入され、ベルト終端を通過するとき、光学レベルセンサ2により積層枚数が確認される(ステップST1)。予め設定された所定枚数分のマット群3が搬送されている場合には、その枚数を記憶して、搬送台車9への積替処理に移る。マット積層枚数のカウント値はRAM102に記憶される(ステップST2)。光学レベルセンサ2のチェックにより、予め設定された所定枚数分のマット群3が搬送されていない場合には、搬送異常等としてエラー報知が行われ、搬送ベルト1の搬送を停止する(ステップST12)。なお、本実施形態では、マット群3の自動投入だけでなく、マニュアル投入に設定することができる。
光学レベルセンサ2による枚数確認の後、搬送ベルト1の搬送駆動により、移動体4への移送を行う(ステップST3)。載置位置に待機している移動体4に、マット群3が搬出されると、マット群有無検出センサ6によるマット群の検出が行われる。マット群有無検出センサ6のオン出力によりマット群の乗り移りが検出されると(ステップST4)、マット端検出センサ7による正常乗り移りか否か判断される(ステップST5)。マット端検出センサ7がオンしていない場合には(ステップST5)、マット群3が前方に移動しすぎたオーバーラン状態と判断して、これも搬送異常等としてエラー報知が行われ、積替処理を停止する(ステップST13)。
図6はマット群Aが正常に移動体4に移載された状態を示す。移動体4の封鎖片8はこの載置状態においては上向きにセットされており、封鎖片8下方をマット群Aが通過可能になっている。
マット群の移動体4への移載が行われると、この移載が初回動作か否か判断される。RAM102に設けた移動体4の進退動作カウンタ値が0の場合には(ステップST6)、初回動作と判断し、昇降機構11による移動体4の上昇処理(ステップST7)は行わない。進退動作カウンタ値が0でない場合には、既に搬送台車9への積替が何回か行われていると判断し、マット群の厚さより少し大きい距離を、昇降機構11により移動体4を上昇させる(ステップST7)。この上昇動作は、搬送台車9の積載量に応じて設定された上限値まで継続して実行される。
次に、マット群A1を載置した状態のままローラコンベア5の前進駆動が行われる(ステップST8)。図6の破線に示すように、ロッドレスシリンダ20の駆動により、マット群Aを載置したローラコンベア5の大半が搬送台車9内部の積替位置に送り込まれる。ローラコンベア5の搬入が終わると、封鎖片8はこの積替状態においては、破線で示す下向きに切り換えられ、ローラコンベア5後部を封鎖する(ステップST9)。ついで、ロッドレスシリンダ20の駆動により、ローラコンベア5は元の方向に後退駆動される(ステップST10)。図7に示すように、ローラコンベア5の後退により、封鎖片8の封鎖状態において、ローラコンベア5上の載置マット群A1は封鎖片8に当接するため、ローラコンベア5の後退動作に追随して移動できずに脱離し、搬送台車9内部に落下して移載される。従って、搬送台車9内部には落下したマット群A2だけが台車内に残存し、ローラコンベア5は次のマット群を受け入れる載置位置に復帰する。移動体4の載置位置復帰により、再び、封鎖片8は上向きに切り換えられて封鎖解除され、封鎖片8下方をマット群が通過可能にする(ステップST11)。
本実施形態に係るマット群スタッカー装置によれば、上記の移動体4の進退動作と、封鎖片8の封鎖作用により、載置マット群を搬送台車9内部のスタッカー位置に積替させることができるので、人手は無論こと、積替アーム等の積替手段を用いず、比較的取り扱いにくい平面状可撓性を有したマット群を円滑、簡易且つ自動的に積替することができ、マット集荷作業の作業能率を格段に向上させ、且つ省力化に寄与する。
2回目以降のマット群の積替時には、図8に示すように、載置位置で2回目以降のマット群Bを載置した状態において、昇降機構11による移動体4の上昇処理が実行される(ステップST7)。ついで、その上昇位置で、最初と同様にして移動体4の前進駆動と、封鎖片8の封鎖が行われて、載置マット群Bを搬送台車9内部に残存しているマット群A2に上乗せして移載することができる。従って、移動体4の上昇処理を繰り返すことにより、所定量のマット群を搬送台車9に積載することができる。
本発明は、上記実施形態や変形例に限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲における種々変形例、設計変更などをその技術的範囲内に包含するものであることは云うまでもない。
本発明によれば、例えば、マットやカーペット等の平面状可撓性部材群を取り扱う作業場、集荷場等において、比較的重量物であったり、手作業で取り扱いづらかったりする平面状可撓性部材群の積替ハンドリングを自動化でき、作業能率の向上と省力化の促進に寄与することができる。
1 搬送ベルト
2 光学レベルセンサ
3 マット群
4 移動体
5 ローラコンベア
6 マット群有無検出センサ
7 マット端検出センサ
8 封鎖片
9 搬送台車
10 台車床面
11 昇降機構
12 チェーン駆動モータ
13 駆動チェーン
14 位置検出センサ
15 位置検出センサ
16 位置検出センサ
17 位置検出センサ
18 位置検出センサ
19 位置検出センサ
20 ロッドレスシリンダ
21 支持枠
22 下部
23 スライド部
24 昇降台
25 回転駆動モータ
26 固定部材
27 磁性体
28 チェーン過負荷検出用センサ
29 搬送面
100 コンピュータ装置
101 ROM
102 ワーキングメモリ
103 各種センサ検出信号
104 駆動部
105 モータ制御部
106 モータ制御部
A マット群
A1 マット群
A2 マット群
B マット群

Claims (7)

  1. 平面状可撓性部材を積層した平面状可撓性部材群をスタッカー位置に収容するスタッカー部と、前記平面状可撓性部材群を載置位置にて載置して前記スタッカー部側の積替位置に前進し、前記平面状可撓性部材群を前記積替位置にて前記スタッカー位置に積替えた後に前記載置位置まで後退する進退自在にされた移動体と、前記移動体に前記平面状可撓性部材群を搬送する搬送ベルトと、前記移動体を前記載置位置と前記積替位置との間を往復させる往復移動装置と、前記移動体を前記積替位置に移動させたとき、前記移動体の後部を封鎖部材により封鎖する封鎖装置とを有し、前記移動体に前記平面状可撓性部材群を載置した状態で、前記往復移動装置により前記移動体を前記積替位置まで前進させた後、前記移動体の前記後部を前記封鎖部材により封鎖して、前記移動体を前記載置位置まで後退させ、前記載置された前記平面状可撓性部材群を前記封鎖部材に当接させて前記移動体から前記スタッカー位置に積替させる平面状可撓性部材スタッカー装置において、前記平面状可撓性部材群を前記載置位置にて逐次載置して、前記移動体を前記載置位置と前記積替位置の間の進退を繰り返し、前記スタッカー部に前記平面状可撓性部材群を複数段に積層させ、前記載置位置における前記移動体の上方に、前記平面状可撓性部材群の載置有無を検出するマット群有無検出センサが配設され、マット群有無検出センサの検出位置より、更に前記搬送ベルトの終端側に検出位置を設けたマット端停止位置を検出するマット端検出センサが配設され、マット群有無検出センサのオン出力によりマット群の乗り移りが検出されると、マット端検出センサにより正常乗り移りか否か判断され、前記平面状可撓性部材はマットであり、前記平面状可撓性部材群はマット群であり、
    前記搬送ベルトの終端にはマット積層枚数を計測する光学レベルセンサが配設され、前記移動体の全体を鉛直方向に昇降させる昇降機構を設け、マイクロプロセッサで構成されたコンピュータ装置とスタッカー制御プログラムを記憶したROMを有するスタッカー制御装置を設け、前記マット群有無検出センサと前記マット端検出センサと、前記光学レベルセンサの検出信号が前記コンピュータ装置に入力されて、前記スタッカー制御プログラムのステップに従って駆動制御信号が出力され、前記スタッカー制御プログラムは、マット群が搬送ベルトに投入されてベルト終端を通過するときに光学レベルセンサにより積層枚数が確認されるステップと、枚数確認の後に搬送ベルトに搬送駆動により移動体へ移送を行うステップと、マット群有無検出センサによりマット群の検出が行われるステップと、マット端検出センサがオンしていない場合にはマット群が前方に移動しすぎたオーバーラン状態の異常と判断しオンの場合には正常乗り移りであると判断するマット端検出センサによる正常乗り移り判断のステップと、正常乗り移りで無い場合には搬送異として積替処理を停止するステップと、移動体への移載が初回動作かどうかが判断されるステップと、初回動作の場合には昇降機構による移動体の上昇処理は無く初回動作で無い場合には前記スタッカー部に載置されたマット群の厚さより少し大きい距離だけ昇降機構により移動体を上昇させるステップを有することを特徴とする平面状可撓性部材スタッカー装置。
  2. 前記移動体はローラコンベアからなり、前記往復移動装置は前記ローラコンベア全体を前記載置位置と前記積替位置との間を往復させる往復機構からなる請求項1に記載の平面状可撓性部材スタッカー装置。
  3. 前記往復機構は、前記ローラコンベアに設けた磁性体に磁力を与えて往復移動させるロッドレスシリンダからなる請求項2に記載の平面状可撓性部材スタッカー装置。
  4. 前記封鎖装置は、前記移動体の進退に応じて、封鎖位置と前記移動体の前記後部を開放する開放位置に前記封鎖部材を可動させる可動機構からなる請求項1〜3のいずれかに記載の平面状可撓性部材スタッカー装置。
  5. 前記平面状可撓性部材は一面側にパイル面を有したマット状清掃部材である請求項1〜4のいずれかに記載の平面状可撓性部材スタッカー装置。
  6. 前記平面状可撓性部材群は、折畳んで積層された前記清掃部材群からなる請求項5に記載の平面状可撓性部材スタッカー装置。
  7. 前記平面状可撓性部材群は、前記パイル面が対面するように積層された前記清掃部材群からなる請求項6に記載の平面状可撓性部材スタッカー装置。
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