JP5673935B2 - 不揮発性記憶装置、電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、不揮発性記憶装置、電子機器等に関する。
安全性が求められる自動車、飛行機、船舶、鉄道等に搭載される電子機器には高い信頼性が必要である。このような電子機器では、同じデータ(又は、0と1を反転させたデータ)を記憶した複数の不揮発性記憶装置を含む場合がある。データとは例えば数十ビットのアナログ回路調整用のデータ(以下、調整用データ)である。このとき、データを読み出す際には、異なった不揮発性記憶装置からのデータの全ビットを互いに照合することでデータの信頼性を高めることが可能になる。
そして、データの不一致がある場合には、例えば故障診断信号を出力するような故障診断機能を備えることで適切な対応が可能になる。例えば、特許文献1は、エリア毎に算出されたチェックサムに基づいて二重にチェックを行う正確な故障診断機能を開示する。
特開2006−18341号公報
しかし、不揮発性記憶装置の容量の増加に伴い、扱うデータが大きくなると(例えば数百ビット)データの全ビットを照合するための回路の規模が増大する。また、不揮発性記憶装置の高集積化に伴い、上記の複数の不揮発性記憶装置を合わせた容量を1つの不揮発性記憶装置に含むことも可能になってきている。そのため、故障診断機能を備え、高い信頼性を有するデータを出力できる1チップの不揮発性記憶装置が求められている。
このとき、データを複数のメモリーブロックに記憶させることで、互いに照合することが可能な複数のデータを用意することができる。しかし、メモリーブロックが含む個々のメモリーセルの故障を正確に診断するためには、センスアンプといった読み出し回路の故障診断を最初に行う必要がある。また、自動車等に搭載される電子機器に用いられる不揮発性記憶装置では、故障が発生した場合には故障箇所を特定することが求められる。そのため、センスアンプの故障とメモリーセルの故障とは区別して診断される必要がある。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものである。本発明のいくつかの態様によれば、センスアンプの故障とメモリーセルの故障とを区別できる信頼性の高い故障診断を行う不揮発性記憶装置等を提供する。
(1)本発明は、不揮発性記憶装置であって、テストデータを含む第1のデータ群を、1ビット毎に記憶する第1のメモリーセルで構成される第1のブロックと、前記第1のデータ群の各データを相補するデータから成る第2のデータ群を、1ビット毎に記憶する第2のメモリーセルで構成される第2のブロックと、第1の入力信号と第2の入力信号とを受け取り、これらの差に基づく出力値を生成する、少なくとも1つの差動センスアンプと、前記差動センスアンプの出力値を用いて故障診断を行う診断回路と、前記第1の入力信号と前記第2の入力信号の選択、および前記診断回路の制御を行う制御回路と、を含み、前記制御回路は、前記テストデータに基づく信号を前記第1の入力信号とし、前記第2のデータ群のうち前記テストデータを相補するデータに基づく信号を前記第2の入力信号として、前記診断回路が前記差動センスアンプの故障診断であるセンスアンプテストを実行するように制御し、前記診断回路は、前記差動センスアンプの全ての出力値を用いて前記センスアンプテストを実行する。
(2)この不揮発性記憶装置において、前記テストデータは固定値であってもよい。
これらの発明によれば、センスアンプテストを実行することで、センスアンプの故障とメモリーセルの故障とを区別できる。また、第1のデータ群のテストデータと、第2のデータ群のうちテストデータを相補するデータを用いてセンスアンプテストを実行するので信頼性の高い故障診断ができる。このとき、テストデータは書き換えが行われることがない固定値であって、論理値の真に対応する1、又は偽に対応する0であってもよい。
第1のデータ群は、1ビット単位で第1のメモリーセルに記憶されている。つまり、第1のメモリーセルの1つに記憶されている値は0又は1である。そして、第2のデータ群は、第1のデータ群の各データを相補する。相補とは0に対しては1を、1に対しては0を組み合わせることである。第1のメモリーセルのそれぞれには対応する第2のメモリーセルがあり、例えば第1のメモリーセルに0が記憶されていれば、対応する第2のメモリーセルには1が記憶されている。従って、第1のブロックと第2のブロックとによって実質的にデータの多重化(二重化)が行われている。二重化によって信頼性の高い故障診断が可能になる。
差動センスアンプは1以上含まれており、センスアンプテストではその全てについて、テストデータに基づく信号が第1の入力信号となり、テストデータを相補するデータに基づく信号が第2の入力信号となる。第2の入力信号として相補データに基づく信号が入力されるため、参照信号を用いる場合に比べて動作マージンを大きくすることができる。なお、入力信号は例えば電流であってもよいし、電圧であってもよい。
診断回路は、全ての差動センスアンプの出力値を用いてセンスアンプテストを実行する。具体例としては、差動センスアンプからの出力の期待値が1であるとして、NAND回路によって診断を行ってもよい。
このセンスアンプテストによって、メモリーセルの故障診断よりも前にセンスアンプの故障診断を行うことができる。つまり、本発明によるとセンスアンプの故障とメモリーセルの故障とを区別できる。そして、例えばセンスアンプが故障と診断された場合にはメモリーセルの故障診断を行わずに故障診断信号を出力してもよい。また、テストデータについても相補データを用いることで、データの二重化を行っており、差動センスアンプの動作マージンも大きくとれるため、信頼性の高い差動センスアンプの故障診断ができる。
(3)この不揮発性記憶装置において、参照信号を出力する参照信号源を含み、前記制御回路は、前記診断回路が、前記センスアンプテストの実行後に、第1〜第3のメモリーセルテストを実行するように制御し、前記第1のメモリーセルテストの場合に、前記第1のデータ群のうち前記テストデータ以外の1ビットのデータである注目データに基づく信号を前記第1の入力信号とし、前記参照信号を前記第2の入力信号とし、前記第2のメモリーセルテストの場合に、前記参照信号を前記第1の入力信号とし、前記第2のデータ群のうち前記注目データを相補するデータである相補データに基づく信号を前記第2の入力信号とし、前記第3のメモリーセルテストの場合に、前記注目データに基づく信号を前記第1の入力信号とし、前記相補データに基づく信号を前記第2の入力信号とし、所与の条件を満たすまで前記第1〜第3のメモリーセルテストが繰り返されるように、前記注目データを変更し、前記診断回路は、前記注目データを記憶する第1のメモリーセルの故障診断である第1のメモリーセルテストを実行し、前記相補データを記憶する第2のメモリーセルの故障診断である第2のメモリーセルテストを実行し、前記第1のメモリーセルテストおよび前記第2のメモリーセルテストの実行後に、前記注目データを記憶する第1のメモリーセルおよび前記相補データを記憶する第2のメモリーセルの故障診断である第3のメモリーセルテストを実行してもよい。
本発明によれば、センスアンプテストの実行後に第1〜第3のメモリーセルテストを実行することで、センスアンプの故障と区別してメモリーセルの故障診断ができる。3つのメモリーセルテストによって信頼性の高い故障診断ができる。そして、メモリーセルテストにおいてはデータの全ビットを比較するのではなく1ビット毎に比較するので、回路規模の増大を抑制することができる。なお、メモリーセルテストとはメモリーセルの故障診断をすることを意味し、以下においては第1〜第3のメモリーセルテストの総称としても用いる。
なお、以下において診断対象となる第1のメモリーセルに記憶されている1ビットのデータを注目データと呼び、それを相補する第2のメモリーセルに記憶されている1ビットのデータを相補データと呼ぶものとする。注目データと同じデータではなく相補データを用いるのは、読み出し回路として差動センスアンプを用いるためである。
第1〜第3のメモリーセルテストのうち、第1および第2のメモリーセルテストでは差動センスアンプの入力信号の一方に参照信号を用いる。参照信号はメモリーセルに記憶されているデータが0であるか1であるかを判断するための基準信号である。例えば参照信号は定電流源である参照信号源から与えられる。差動センスアンプは、参照信号とメモリーセルからの信号とを比較し、メモリーセルに記憶されたデータが0であるか1であるかを判断し、その結果に応じた値を出力する。
第1のメモリーセルとそれを相補する第2のメモリーセルは独立したメモリーセルである。従って、これらのメモリーセルに共に1が記憶されている、又は共に0が記憶されている、といった故障があり得る。このとき、これらのメモリーセルのデータを比較するだけだと、微小な信号差によって差動センスアンプが偶然に期待する値を出力する可能性があり、メモリーセルの故障が検知されないことになる。そのため、第1および第2のメモリーセルテストを行って、確実なメモリーセルの故障診断を行う。
第1のメモリーセルテストでは第1のデータ群の注目データに基づく信号を前記第1の入力信号とし、参照信号を前記第2の入力信号とする。このとき、注目データを記憶する第1のメモリーセルの故障診断ができる。第2のメモリーセルテストでは参照信号を前記第1の入力信号とし、第2のデータ群のうち注目データを相補する相補データに基づく信号を前記第2の入力信号とする。このとき、相補データを記憶する第2のメモリーセルの故障診断ができる。これらのメモリーセルテストでは入力信号の一方のみにメモリーセルに記憶されたデータが読まれるシングル読み出しが行われる。なお、第1のメモリーセルテストと第2のメモリーセルテストとで異なる参照信号を用いてもよい。
第1〜第3のメモリーセルテストのうち、第3のメモリーセルテストでは注目データに基づく信号を第1の入力信号とし、相補データに基づく信号を第2の入力信号とする。第3のメモリーセルテストでは、前記注目データを記憶する第1のメモリーセルおよび前記相補データを記憶する第2のメモリーセルの故障診断ができると共に、このとき差動センスアンプから出力された値を後段の回路が用いることができる。つまり、第3のメモリーセルテストでは、通常のデータ読み出しが行われている。
第3のメモリーセルテストでは、例えば故障によるデータの反転などを検出することができる。このとき、以前に読み出されたデータなどが比較に用いられてもよい。第3のメモリーセルテストは、注目データと相補データとに基づく信号のそれぞれを参照信号と比較した第1〜第2のメモリーセルテストの後で実行されることが好ましい。
このように、1ビットのデータを表す注目データと相補データとを記憶するメモリーセルについて、第1〜第3のメモリーセルテストによって確実で信頼性の高い故障診断ができる。
また、第1〜第3のメモリーセルテストの注目データは、センスアンプテストで用いたテストデータではない。例えば、後段の回路で用いられる調整用データ(および、これを相補したデータ)を記憶しているメモリーセルを直接に故障診断する。センスアンプテストとは独立した故障診断であり、センスアンプの故障と区別してメモリーセルの故障診断ができる。
メモリーセルテストでは、注目データを変更しながら第1〜第3のメモリーセルテストが繰り返される。このとき、1ビットのデータ毎に比較、判断を行うので、例えば調整用データの量が多くなっても比例して回路規模が増大するようなこともない。なお、この例では調整用データの全てを故障診断したことをメモリーセルテストの終了条件(所与の条件)としてもよい。また、常に故障診断をする用途においては、電源がオフになることを終了条件としてもよい。この場合には、最後の調整用データを故障診断した後に、最初のデータに戻って再び故障診断を行うような繰り返し処理が実行されてもよい。
(4)この不揮発性記憶装置において、前記診断回路は、前記第1〜第3のメモリーセルテストのそれぞれを1クロックサイクルで実行してもよい。
(5)この不揮発性記憶装置において、前記診断回路は、前記センスアンプテスト、および前記第1〜第3のメモリーセルテストのいずれか1つにおいて故障が生じたと診断した場合に、故障診断信号を変化させてもよい。
これらの発明によれば、診断回路によって故障診断を実行する時間を短縮することができる。通常動作を行う前にこのような故障診断を実行する用途においては、電源投入から通常動作までの時間を早めることができる。まず、第1〜第3のメモリーセルテストを1クロックサイクル毎に実行することで、3クロックで1ビットのデータを記憶するメモリーセル(注目データを記憶するメモリーセル、および相補データを記憶するメモリーセル)の故障診断を行うことができる。そのため、故障診断の実行時間を短縮することができる。また、診断回路がセンスアンプテスト、および第1〜第3のメモリーセルテストのいずれか1つにおいて故障が生じたと診断した場合に、例えば0から1へと変化する故障診断信号を出力してもよい。故障診断信号の変化を例えばユーザーや不揮発性記憶装置の外部に存在するCPUなどが検知することで、再度の故障診断を行わせたり、リセットをしたりといった適切な対応をとることが可能になる。また、直ちに故障診断信号を変化させた後は、その後の故障診断を停止してもよい。なお、故障診断信号は必ずしも出力される必要はなく、例えばステータスレジスターにマッピングされていてもよい。
(6)この不揮発性記憶装置において、前記第3のメモリーセルテストが実行される場合に、前記差動センスアンプの出力値に基づく値を保持するレジスターを含み、前記診断回路は、前記レジスターに保持された値を用いて故障診断をしてもよい。
(7)この不揮発性記憶装置において、前記診断回路は、前記差動センスアンプの出力値および前記レジスターに保持された値の一方を選択して前記第3のメモリーセルテストを実行し、電源投入後に、前記レジスターに保持されたそれぞれの値を1度だけ用いて前記第3のメモリーセルテストを行ってもよい。
これらの発明によれば、実際に後段の回路によって用いられるデータを保持するレジスターの故障までも診断することができる。例えば後段の回路で用いられる調整用データとして、通常のデータ読み出しを行う第3のメモリーセルテストが実行される場合に、差動センスアンプから出力された値がレジスターに保持される。この値は注目データと同一であることが好ましいが、反転した値であってもかまわない。そして、このレジスターに保持された値の中から注目データに対応する1つの値を選択して診断回路に入力する。そして、診断回路はレジスターも含めた故障診断が可能になる。なお、レジスターは不揮発性記憶装置の外部にあってもよい。
このとき、診断回路は選択されたレジスターの値と差動センスアンプからの値を制御回路からの制御信号に基づいて選択してもよい。例えば、レジスターに保持された値が比較的ノイズの影響を受けにくい場合がある。このとき、電源投入後に診断回路は1度だけレジスターの値を用いて故障診断を実行し、全ビットについて診断が終了した後は、差動センスアンプからの値を用いて故障診断を実行するように切り換えてもよい。ここで、切り換えのタイミングはどの時点でもよく、複数回切り換えが行われてもよい。また、先に差動センスアンプからの値を用いてもよい。
(8)本発明は、前記不揮発性記憶装置を含む電子機器であってもよい。
本発明によれば、電子機器に含まれる不揮発性記憶装置は、センスアンプの故障とメモリーセルの故障とを区別できる信頼性の高い故障診断を行うことができる。そのため、正確な故障検出ができ、不良解析も容易である電子機器を提供することができる。
第1実施形態における不揮発性記憶装置のブロック図。 図2(A)、図2(B)は第1のブロックと第2のブロックの説明図、図2(C)は参照信号を説明する図。 第1実施形態における診断回路のブロック図。 図4(A)、図4(B)はメモリーマップの例を示す図。 第1実施形態におけるセンスアンプテストにおける接続状態を示す図。 図6(A)〜図6(C)は第1実施形態における第1〜第3のメモリーセルテストにおける接続状態を示す図。 図7(A)は第1実施形態における不揮発性記憶装置の電源投入後におけるテストの実行状況を示す図。図7(B)は、メモリーセルテスト実行時の拡大図。 図8(A)、図8(B)は変形例におけるメモリーセルテスト回路の図。 適用例における電子機器の一例であるドライブレコーダーの図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、変形例や適用例の説明において、第1実施形態と同様の構成については同一符号を付し、説明を省略する。
1.第1実施形態
1.1.不揮発性記憶装置の構成
本発明の第1実施形態について図1〜図7(B)を参照して説明する。図1は、本実施形態の不揮発性記憶装置1のブロック図である。不揮発性記憶装置1は、第1のブロック10−1、第2のブロック10−2、スイッチ20、第1の差動センスアンプ30−1〜第Nの差動センスアンプ30−N、診断回路40、参照信号源50、レジスター60、制御回路90を含む。不揮発性記憶装置1は、差動センスアンプを少なくとも1つ含み、上記のNは自然数である。N=1の場合には、第1の差動センスアンプ30−1と第Nの差動センスアンプ30−Nとは同一の差動センスアンプとなる。本実施形態では、N=4であるとする。
第1のブロック10−1、第2のブロック10−2は、メモリーセルの集合であるメモリーブロックである。第1のブロック10−1に含まれる第1のメモリーセルは、テストデータを含む第1のデータ群を1ビット毎に記憶する。本実施形態ではテストデータは固定値1であって、差動センスアンプの数(N)以上のテストデータが用意されている。本実施形態ではN=4であり、例えば128個のテストデータが用意されている。本実施形態では、第1のデータ群はテストデータ以外に例えば512ビットの調整用データを含む。調整用データは512ビットを一括で更新する場合があるが、更新されるデータも第1のメモリーセルに書き込まれる。
第2のブロック10−2に含まれる第2のメモリーセルは、テストデータを含めて第1のデータ群を相補するデータを記憶する。相補するとは値を反転することをいい、例えば0に対して1をとることをいう。本実施形態においてテストデータを相補する相補データは0である。また、第1のデータ群に含まれる調整用データのそれぞれを相補したデータも1ビット毎に第2のメモリーセルに記憶される。調整用データが更新される場合には、更新されるデータを相補するデータも第2のメモリーセルに書き込まれる。
本実施形態の不揮発性記憶装置1はMONOS(Metal Oxide Nitride Oxide Silicon)型不揮発性メモリーであるとするがフローティングゲート型不揮発性メモリーであってもよい。ここで、第1のメモリーセルの1つに記憶された注目データと対応する第2のメモリーセルに記憶された相補データとを同時に読み出すペア読み出しが行われる場合を考える。このとき、第1のブロック10−1と第2のブロック10−2の内部でワード線、ビット線、ソース線が制御されて注目データを記憶するメモリーセルが選択され、注目データが0であるか1であるかに応じた電流がビット線に流れる。注目データに応じた電流は内部信号101−1〜101−Nのいずれかとして第1〜第Nの差動センスアンプ30−1〜30−Nのいずれかに入力される。そして、相補データに応じた電流も内部信号102−1〜102−Nのいずれかとして同じ差動センスアンプに入力される。なお、注目データおよび相補データのアドレスに応じて、どの内部信号と差動センスアンプとが選択されるかは一意に定まる。
参照信号源50は、差動センスアンプがメモリーセルに記憶されたデータが0であるか1であるかを判断できる参照信号105を供給する。本実施形態では、参照信号源50は定電流源であり、参照信号105は定電流である。
スイッチ20は、内部信号101−1〜101−N、内部信号102−1〜102−N、参照信号105から、第1〜第Nの差動センスアンプ30−1〜30−Nの入力信号を選択する。第1〜第Nの差動センスアンプ30−1〜30−Nのそれぞれは、入力信号として、第1の入力信号111−1〜111−N、第2の入力信号112−1〜112−Nを受け取る。なお、スイッチ20に含まれるそれぞれのスイッチは、制御回路90によって適宜オン、オフが切り換えられる。
第1〜第Nの差動センスアンプ30−1〜30−Nのそれぞれは、2つの入力信号の差に基づく出力値103−1〜103−Nを生成する。例えば、第1の差動センスアンプ30−1は、第1の入力信号111−1と第2の入力信号112−1の差に基づいて出力値103−1を生成する。本実施形態では差動センスアンプの出力値とは0又は1である。そして、例えば注目データが1であって相補データが0であり故障が無い場合には、差動センスアンプの出力値は1である。すなわち、注目データと同じ値が出力されるものとする。
診断回路40は、第1〜第Nの差動センスアンプ30−1〜30−Nの出力値103−1〜103−Nに基づいてセンスアンプテスト、第1〜第3のメモリーセルテストを行う。そして、これらのテストのいずれかで故障であると診断した場合には、0から1へと変化する故障診断信号104を出力する。また、レジスター60から注目データに対応する値である診断対象レジスター値109を受け取り、レジスター60の故障検出を行ってもよい。
レジスター60は、診断回路40から注目データに対応する値である読み出しデータ108を受け取る。そして、古いデータを読み出しデータ108で置き換えて、後段の回路に対してレジスター値110を出力する。本実施形態ではレジスター値110は例えば512ビットのデータである。このうち、読み出しデータ108に対応するレジスター値が診断対象レジスター値109として別途出力される。
制御回路90は、故障診断が適切に行われるように、第1の入力信号111−1〜111−Nと第2の入力信号112−1〜112−Nの選択、および診断回路40の制御を行う。制御回路90は、制御信号106によってスイッチ20に含まれるそれぞれのスイッチのオン、オフを制御し、制御信号107によって診断回路40を制御する。また、図外の制御信号によって、直接的に又は間接的に第1のブロック10−1、第2のブロック10−2、参照信号源50を制御してもよい。第1のブロック10−1、第2のブロック10−2に対する制御とは、例えば故障診断に必要な注目データ、相補データ、テストデータ等に基づく信号が適切に出力されるようにすることであってもよい。また、参照信号源50に対する制御とは、例えば故障診断の種類に応じて参照信号のレベルを変化させることであってもよい。制御回路90は、診断回路40に含まれてもよいし、不揮発性記憶装置1の外部にあって制御信号のみが入力されてもよい。
1.2.第1のブロックと第2のブロック
図2(A)、図2(B)は第1のブロック10−1と第2のブロック10−2とを説明する図である。なお、図1と同じ要素には同じ番号を付しており説明を省略する。
図2(A)は、メモリーセル45が配置されていて、第1のブロック10−1と第2のブロック10−2とに区分されている様子を表す。第1のブロック10−1と第2のブロック10−2とは、物理的に区分されたブロックであってもよいし、論理的に区分されたブロックであってもよい。メモリーセル45は、N本のビット線B〜BN−1とM本のワード線W〜WM−1の交差位置に対応して配置されている。また、M本のソース線S〜SM−1もワード線W〜WM−1と平行して配線されておりメモリーセル45と接続されている。ビット線B〜BN−1、ワード線W〜WM−1、ソース線S〜SM−1は例えば図外の駆動回路によって駆動されて、選択されたメモリーセル45に記憶された値に応じた電流がビット線に流れてもよい。
第1のブロック10−1と第2のブロック10−2とは同数のメモリーセルを含む。例えば、第1のブロック10−1に含まれる第1のメモリーセルが1024ビット分あれば、第2のブロック10−1に含まれる第2のメモリーセルも1024ビット分ある。図2(A)において、ビット線の添え字として用いられているkは、k=N/2を満たす。そして、第1のメモリーセルのそれぞれと対になる第2のメモリーセルが存在する。第1のメモリーセルの1つにデータ(注目データ)が記憶されているとすると、対応する第2のメモリーセルには注目データを相補する相補データが記憶されている。そして、注目データが読み出される場合には、同時に相補データも読み出されることになる。
ここで、メモリーセル45のうちの1つをメモリーセル45Aとする。メモリーセル45Aは第1のブロック10−1に含まれ、注目データとして1を記憶している。そして、メモリーセル45Aと対になるメモリーセルをメモリーセル45Bとする。メモリーセル45Bは第2のブロック10−2に含まれ、相補データとして0を記憶している。図2(A)の例では、1つのメモリーセル45Aについて図示しているが、0又は1のデータを記憶する第1のメモリーセルの全てについて、相補するデータを記憶する第2のメモリーセルが存在する。
図2(B)は、図2(A)の一部を拡大して、メモリーセル45の具体例を示したものである。本実施形態では、不揮発性記憶装置1はMONOS型不揮発性メモリーであり、酸化膜に挟まれた絶縁膜(チッ化膜)中のトラップに電荷を蓄積して記憶を保持する。MONOS型不揮発性メモリーは、基板とチッ化膜との間の酸化膜に欠陥があってもチッ化膜が絶縁膜であるために電荷がほとんど漏れることはない。そのため、酸化膜を薄くすることができ微細化に適している。なお、フローティングゲート型不揮発性メモリーを用いることも可能である。
図2(C)は、差動センスアンプ30−1〜30−Nのそれぞれにおいて、第1の入力信号と第2の入力信号との差に基づいてメモリーセル45に記憶されているデータを判断する方法を表す。本実施形態では、差動センスアンプ30−1〜30−Nは差動電流型センスアンプであり、正の入力端子に第1の入力信号が入力され、負の入力端子に第2の入力信号が入力される。ここで、1が記憶されているメモリーセルからデータを読み出した場合にはリファレンスレベルIrefよりも大きな電流がビット線に流れる。また、0が記憶されているメモリーセルからデータを読み出した場合にはリファレンスレベルIrefよりも小さな電流がビット線に流れる。例えば、リファレンスレベルIrefの定電流を第2の入力信号とし、選択されたメモリーセルに接続されたビット線の電流を第1の入力信号としてもよい。このとき、データとして1が記憶されていれば差動センスアンプの出力値は1となり、データとして0が記憶されていれば差動センスアンプの出力値は0となる。
本実施形態では、注目データを記憶する第1のメモリーセルには、相補データを記憶する第2のメモリーセルが存在しており、注目データが読みだされる場合には同時に相補データも読みだされる。そこで、第1の入力信号として注目データに基づく信号を、第2の入力信号として相補データに基づく信号を入力する。このとき、メモリーセルに故障がない場合には、差動センスアンプは注目データに対応する出力値を生成する。つまり、注目データが0であれば差動センスアンプの出力値は0となり、注目データが1であれば差動センスアンプの出力値は1となる。
本実施形態では、故障診断に応じて制御回路90が第1の入力信号と第2の入力信号とをスイッチ20で選択することができる。そのため、これらの入力信号の組み合わせを適宜変更して、信頼性の高い故障診断を行うことが可能である。
1.3.診断回路
図3は、本実施形態の診断回路40のブロック図である。診断回路40は、センスアンプの故障診断を行うセンスアンプテスト回路41とメモリーセルの故障診断を行うメモリーセルテスト回路42とを含む。なお、制御信号107A〜107Eは、図1の制御信号107を機能別に分離したものである。
センスアンプテスト回路41は、差動センスアンプ30−1〜30−Nの出力値103−1〜103−Nの全てが期待値と一致するか否かを診断する。ここで、差動センスアンプ30−1〜30−Nの出力値103−1〜103−Nの期待値が1であるとする。このとき、期待値通りであればNAND回路72の出力であるセンスアンプ故障診断信号113が0となる。そして、差動センスアンプ30−1〜30−Nのいずれかに故障があれば、センスアンプ故障診断信号113が1となる。なお、差動センスアンプ30−1〜30−Nの出力値103−1〜103−Nの期待値が0である場合には、インバーター70−1〜70−Nによって反転してもよい。このとき、センスアンプテスト回路41は、例えば制御信号107Aによって選択されるスイッチ71−1〜71−Nを含んでいてもよい。
メモリーセルテスト回路42は、後述する第1〜第3のメモリーセルテストで用いる差動センスアンプの出力値をそれぞれ保持するフリップフロップ81〜83を含む。本実施形態では、フリップフロップ81〜83に保持された値に基づいて排他的論理和回路84〜86により故障の有無を判断する。そして、OR回路87によって1つでも故障があればメモリーセル故障診断信号114を1に変化させる。なお、メモリーセルテストでは特定のメモリーセルの故障診断を行う。そのため、差動センスアンプ30−1〜30−Nの出力値103−1〜103−Nのうち故障診断に必要な出力値がセレクター80によって選択される。このとき、制御信号107Bが選択信号であってもよい。制御信号107C〜107Eは、それぞれフリップフロップ81〜83の入力タイミングを制御する。そのため、第1〜第3のメモリーセルテストを時分割で行うことが可能になる。
メモリーセルテスト回路42は、第3のメモリーセルテストにおいて故障診断を行うと同時に、フリップフロップ83に保持された差動センスアンプからの出力値を後段のレジスター60(図1参照)へと出力する。このときのフリップフロップ83の値は、故障診断の対象であるメモリーセルが記憶する注目データに対応する。すなわち、故障がない場合には、読み出しデータ108は注目データと同じ値となる。読み出しデータ108は、レジスター60に書き込まれてから、故障診断対象である診断対象レジスター値109としてメモリーセルテスト回路42に入力される(図1参照)。そのため、排他的論理和回路86はレジスター60への書き込みが正しいか否かを診断できる。なお、排他的論理和回路84〜85については後述する。
診断回路40は、OR回路43によって、センスアンプ故障診断信号113とメモリーセル故障診断信号114との一方で故障と診断されたときに1に変化する故障診断信号104を出力する。なお、センスアンプ故障診断信号113、メモリーセル故障診断信号114、故障診断信号104はいずれも1度フリップフロップに保持されてもよい。つまり、図3のこれらの信号に対して、フリップフロップが挿入されてもよい。
次に、本実施形態の不揮発性記憶装置1による、センスアンプテストと第1〜第3のメモリーセルテストとを順に説明する。
1.4.センスアンプテスト
1.4.1.テストデータ
図4(A)〜図4(B)はテストデータ等のメモリーマップの例を示す図である。テストデータはセンスアンプテストで用いるデータであって、テストデータを相補するデータと合わせて用いられる。本実施形態では、テストデータは固定値の1であり、その相補データは固定値の0となる。
本実施形態では、1つのアドレスには1度しかデータを書き込まないことで信頼性の高い不揮発性記憶装置を実現している。本実施形態ではメモリーセルから例えば512ビットの調整用データが読み出されて、後段の回路で用いられる。このとき、任意の1ビットのデータは、メモリーセルに二重化されて記憶されているために、2ビットのデータ(注目データと相補データ)領域を必要とする。そのため、この例では1024ビットのデータ領域を用いて、512ビットの調整用データを記憶する。そして、書き換えを行う際には、現在とは異なる1024ビットの領域に新たなデータが書き込まれる。
図4(A)は、本実施形態の固定データ(テストデータとその相補データとの集合)のメモリー上の位置を表している。例えば512ビットの調整用データを用いる場合、固定データはアドレス0x0000〜0x03FFにマッピングされていてもよい。このとき、半分のデータ領域(512ビット分)は相補データ用である。そして、調整用データは、図4(A)の1回目の使用領域と書かれたアドレス0x0400〜0x07FFにマッピングされていてもよい。次に調整用データが更新される場合には、アドレス0x0800〜0x0BFFの領域に新たなデータが書き込まれる。
図4(B)は、固定データの別のマッピング例を表している。調整用データが512ビットよりも例えば4ビット少ない場合には、そこに固定データを埋め込む。例えば、差動センスアンプの数がN=4であるとする。すると4ビットのテストデータ(例えば図4(B)の固定データ1)と、4ビットの相補データ(例えば図4(B)の固定データ2)とを用意すればセンスアンプテストが可能である。
そこで、図4(B)のように調整用データの空き領域に固定データを書くことで、図4(A)の例よりも多くの使用領域を確保することができる。例えば0x2400〜0x27FFの領域は、図4(A)では調整用データの9回目の書き込みで使用されてしまうが、図4(B)では10回目で使用される。
1.4.2.センスアンプテストの例
図5は、センスアンプテストによって差動センスアンプ30−1〜30−4の故障診断が行われる様子を示す図である。本実施形態では、不揮発性記憶装置1は差動センスアンプを4つ含む(N=4)。ここでは、図4(A)のように固定データがアドレス0x0000〜0x03FFにマッピングされているものとする。図外の制御信号等によりセンスアンプテストが実行されることが第1のブロック10−1、第2のブロック10−2に伝わると、例えばアドレス0x0000〜0x03FFの一部に対応する0番のワード線W(以下、ワード0)が選択される。このとき、図5のTDのように、第1のブロック10−1のワード0に接続されたメモリーセルには1が記憶されている。そして、第2のブロック10−2のワード0に接続されたメモリーセルには0が記憶されている。
センスアンプテストでは、4つの差動センスアンプ30−1〜30−4の故障診断が同時に行われる。差動センスアンプ30−1〜30−4には、それぞれテストデータ(固定値の1)とその相補データ(固定値の0)が入力される必要があるので、複数のビット線が選択される。例えばビット0、ビット32、ビット64、ビット96、ビット128、ビット160、ビット192、ビット224(B、B32、B64、B96、B128、B160。B192、B224)が選択される。
そして、第1のブロック10−1から出力される内部信号101−1〜101−4にはテストデータに基づく電流が流れ、スイッチ20によって第1の入力信号111−1〜111−4として差動センスアンプ30−1〜30−4に入力される。また、第2のブロック10−2から出力される内部信号102−1〜102−4には相補データに基づく電流が流れ、スイッチ20によって第2の入力信号112−1〜112−4として差動センスアンプ30−1〜30−4に入力される。
本実施形態の差動センスアンプ30−1〜30−4は、正の入力端子に第1の入力信号を入力し、負の入力端子に第2の入力信号を入力する。そのため、差動センスアンプ30−1〜30−4の全てに故障がなければ、差動センスアンプ30−1〜30−4の出力値は1である。このとき、NAND回路72の出力であるセンスアンプ故障診断信号113は故障がないことを示す0となる。なお、メモリーセル故障診断信号114、OR回路43、故障診断信号104は図3と同じ要素であり説明を省略する。
ここで、センスアンプ故障診断信号113が1であれば、選択されたメモリーセルが記憶しているのは固定値であるため、差動センスアンプ30−1〜30−4のいずれかが故障していると診断することができる。
そして、センスアンプテストは選択するビット線を変更して繰り返し実行されてもよい。例えば、上記の選択されたビット線の番号を1ずつインクリメントして、全てのビット線が選択されるまで繰り返してもよい。このような、センスアンプテストをメモリーセルテストとは独立して行うことで、センスアンプの故障とメモリーセルの故障とを区別できる。なお、センスアンプテストにおいてセンスアンプが故障と診断された場合には、続くメモリーセルの故障診断を中止してもよい。
1.5.メモリーセルテスト
図6(A)〜図6(C)は、本実施形態における第1〜第3のメモリーセルテストを説明するもので、特にスイッチ20による接続状態を示している。なお、ここでは第1の差動センスアンプ30−1について例示するが、他の差動センスアンプについても同様である。第1〜第3のメモリーセルテストはセンスアンプテストに続いて行われる。故障診断の対象となるメモリーセルは、調整用データを記憶しているメモリーセルであり、例えば書き換えが行われていないとすると図4(A)のアドレス0x0400〜0x07FFに対応するそれぞれのメモリーセルである。このとき、調整用データの1ビットのデータ(注目データ)を記憶する第1のメモリーセルと、注目データを相補する相補データを記憶する第2のメモリーセルとを第1〜第3のメモリーセルテストによって故障診断する。そして、注目データを更新しながら、調整用データ(および相補するデータ)を記憶する全てのメモリーセルの故障診断を実行する。
第1〜第2のメモリーセルテストは、注目データと相補データとが互いに0、又は互いに1であるような故障を診断するために行われる。例えば、注目データと相補データとが互いに0であっても、これらのデータに基づく信号が差動センスアンプに入力されたときにその微小な差によって偶然に期待する値が出力される可能性がある。このような場合には故障が検出されずに、故障したセルを含む不揮発性記憶装置1が使用され続けることになり、信頼性に問題が生じる。
図6(A)は、第1のメモリーセルテストが実行されている場合を図示している。第1のブロック10−1に含まれる、注目データ(この例では1)を記憶している第1のメモリーセル45Aの故障診断を行っている。制御回路90はスイッチ20によって(図1参照)、第1の入力信号111−1として注目データに基づく電流を入力し、第2の入力信号112−1として参照信号源50からリファレンスレベルIrefをもつ電流を入力する。第1の差動センスアンプ30−1はこれらの差分に基づく出力値103−1を生成するが、この例では故障がなければフリップフロップ81の出力は1である。なお、制御信号107Cとフリップフロップ81は図3と同じ要素であり説明を省略する。
図6(B)は、第2のメモリーセルテストが実行されている場合を図示している。第2のブロック10−2に含まれる、相補データ(この例では0)を記憶している第2のメモリーセル45Bの故障診断を行っている。制御回路90はスイッチ20によって(図1参照)、第1の入力信号111−1として参照信号源50からリファレンスレベルIrefをもつ電流を入力し、第2の入力信号112−1として相補データに基づく電流を入力する。第1の差動センスアンプ30−1はこれらの差分に基づく出力値103−1を生成するが、この例では故障がなければフリップフロップ82の出力は1である。なお、制御信号107Dとフリップフロップ82は図3と同じ要素であり説明を省略する。
ここで、フリップフロップ81とフリップフロップ82とに保持された値が共に1であれば、排他的論理和回路84(図3参照)の出力は0となる。これにより、注目データと相補データとが互いに1(又は0)であるような故障を診断することができる。なお、注目データが0の場合には、故障がなければフリップフロップ81とフリップフロップ82とに保持された値が共に0になる。このときにも、排他的論理和回路84(図3参照)の出力によって故障診断を行うことが可能である。
図6(C)は、第3のメモリーセルテストが実行されている場合を図示している。第3のメモリーセルテストでは、注目データと相補データとを記憶する2つのメモリーセル45A、45Bの故障、例えばデータが反転しているという故障を診断する。制御回路90はスイッチ20によって(図1参照)、第1の入力信号111−1として注目データに基づく電流を入力し、第2の入力信号112−1として相補データに基づく電流を入力する。第1の差動センスアンプ30−1はこれらの差分に基づく出力値103−1を生成するが、この例では故障がなければフリップフロップ83の出力は1である。なお、制御信号107Eとフリップフロップ83は図3と同じ要素であり説明を省略する。
フリップフロップ81とフリップフロップ83とに保持された値が共に1であれば、排他的論理和回路85(図3参照)の出力は0となる。つまり、注目データ(1)が正しく読み出されているために故障はない。また、フリップフロップ83の値は、故障がない場合には注目データ(1)と同じであるため後段のレジスター60(図1参照)に入力される。レジスター60への書き込みが正しいか否かは、排他的論理和回路86(図3参照)によって診断可能である。
1.6.故障診断の実行タイミング
図7(A)は、本実施形態における不揮発性記憶装置1の電源投入後におけるテストの実行状況を示す図である。電源投入後には、データの読み出しの際に共通に用いられるセンスアンプの故障診断であるセンスアンプテストがまず実行される(t〜t)。その後、メモリーセルテストが実行される。メモリーセルテストは調整用データのビット0から順に実行される。調整用データの1ビット分のデータに対して第1〜第3のメモリーセルテストが1サイクル毎に実行される(t〜t)。そして、調整用データのビット1(t〜t)、ビット2(t〜t)、ビット3(t〜t)、ビット4(t〜t)、のように順にメモリーセルテストが実行される。そして、調整用データの最後のビット511についてメモリーセルテストが実行され(t〜t)、その後にビット0に戻って2回目のメモリーセルテストが繰り返される(t〜t)。これにより、電源投入後に常時メモリーセルテストを実行する信頼性の高い故障診断を実現できる。なお、2回目のメモリーセルテストの開始前に、再びセンスアンプテストが実行されてもよい。
故障と診断された場合には故障診断信号104(図1参照)が1に変化する。センスアンプテスト実行中(t〜t)に故障診断信号104が1に変化した場合には、第1〜第4の差動センスアンプ30−1〜30−4のいずれかに故障があることを示す。
図7(B)は、図7(A)のメモリーセルテスト実行中の一部(t〜t)を拡大して制御信号107C〜107Eを示した図である。制御信号107C〜107Eはそれぞれフリップフロップ81〜83の更新タイミングを制御する。ここで、第1のメモリーセルテストと第2のメモリーセルテストの結果は、排他的論理和回路84で対にして診断する必要がある。図7(B)の例では、第2のメモリーセルテストが完了するt10やt11のタイミングで故障診断信号104によって判断することが好ましい。そして、第3のメモリーセルテストは、tやtのタイミングで判断することが好ましい。
このように故障診断を実行することにより、センスアンプの故障とメモリーセルの故障とを区別でき、常時メモリーセルテストを実行する信頼性の高い故障診断を実現できる。また、1ビット毎に故障診断を行うので、比較のための回路規模が増大する問題も生じない。
2.変形例
第1実施形態の変形例について図8を参照して説明する。なお、第1実施形態と同様の構成については、図1〜図7(B)と同一符号を付して説明を省略し相違点についてのみ説明する。
第1実施形態のメモリーセルテスト回路42を図8(A)のメモリーセルテスト回路42Aのように変形してもよい。第1実施形態では、排他的論理和回路86によって診断対象レジスター値109と、その元データであるフリップフロップ83に保持された値との比較を行っている。しかし、本変形例では、診断対象レジスター値109とフリップフロップ81に保持された値、すなわち第1のメモリーセルテストでの差動センスアンプの出力値とを直接比較することでレジスター60への書き込みが正しいか否かを診断している(排他的論理和回路85A)。このとき、排他的論理和回路86を省略できるため、回路規模を小さくすることができる。
逆に、故障診断の信頼性をさらに高めるために、第1実施形態の排他的論理和回路85、86(図3参照)と排他的論理和回路85Aの全てを用いて診断してもよい。このとき、OR回路89は排他的論理和回路84、85、86および85Aの出力を受け取り、1つでも故障があればメモリーセル故障診断信号114Aを1に変化させる。回路規模は大きくなるが、信頼性を最大限に高めることが可能である。
また、第1実施形態のメモリーセルテスト回路42を図8(B)のメモリーセルテスト回路42Bのように変形してもよい。セレクター88によって、診断対象レジスター値109とフリップフロップ83に保持された値の一方を選択して、フリップフロップ81に保持された値と比較できるようにしてもよい(排他的論理和回路85B)。このとき、例えば電源投入後の最初のメモリーセルテストではレジスター60への書き込みの正しさを判断し、その後は差動センスアンプの出力値について故障診断を行うことができる。この構成により、必要に応じてレジスターも含めた故障診断を行うことが可能になる。なお、制御信号107Fがセレクター88の選択信号であってもよい。制御信号107Fは、例えば制御回路90におけるメモリーセルテストの回数を数えるカウンターの値に基づいて変化してもよい。なお、図8(A)、図8(B)のメモリーセル故障診断信号114A、114Bは、第1実施形態のメモリーセル故障診断信号114に対応する。
3.適用例
第1実施形態の適用例について図9を参照して説明する。不揮発性記憶装置1は信頼性の高い故障診断が可能であり、安全性が求められる自動車、飛行機、船舶、鉄道等に搭載される電子機器にも適用が可能である。
図9は、適用例における電子機器の一例であるドライブレコーダー200を表す図である。ドライブレコーダー200は、例えば自動車に取り付けられた前方カメラ201や後方カメラ202の映像を処理して必要な情報を記憶する装置である。例えば、前方カメラ201や後方カメラ202からの映像を最適な明るさや色彩にするために、アナログ回路調整用のデータ(調整用データ)が必要な場合がある。このとき、ドライブレコーダー200に本実施形態の不揮発性記憶装置1を用いて調整用データを画像処理部等に出力すれば、信頼性の高い調整用データを供給することができる。
また、ドライブレコーダー200に限らず、自動車の安全性に直接的に関わるブレーキシステムやエアバッグシステムなどに用いられる電子機器においても、不揮発性記憶装置1を用いることが可能である。
これらの例示に限らず、本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法および結果が同一の構成、あるいは目的および効果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
1…不揮発性記憶装置、10−1…第1のブロック、10−2…第2のブロック、20…スイッチ、30−1〜30−N…差動センスアンプ、40…診断回路、41…センスアンプテスト回路、42…メモリーセルテスト回路、42A…メモリーセルテスト回路、42B…メモリーセルテスト回路、43…OR回路、45…メモリーセル、45A…メモリーセル、45B…メモリーセル、50…参照信号源、60…レジスター、70−1〜70−N…インバーター、71−1〜71−N…スイッチ、72…NAND回路、80…セレクター、81…フリップフロップ、82…フリップフロップ、83…フリップフロップ、84…排他的論理和回路、85…排他的論理和回路、85A…排他的論理和回路、85B…排他的論理和回路、86…排他的論理和回路、87…OR回路、88…セレクター、89…OR回路、90…制御回路、101−1〜101−N…内部信号、102−1〜102−N…内部信号、103−1〜103−N…(差動センスアンプの)出力値、104…故障診断信号、105…参照信号、106…制御信号、107…制御信号、107A〜107F…制御信号、108…読み出しデータ、109…診断対象レジスター値、110…レジスター値、111−1〜111−N…第1の入力信号、112−1〜112−N…第2の入力信号、113…センスアンプ故障診断信号、114…メモリーセル故障診断信号、114A…メモリーセル故障診断信号、114B…メモリーセル故障診断信号、200…ドライブレコーダー、201…前方カメラ、202…後方カメラ

Claims (7)

  1. ストデータを含む第1のデータ群を、1ビット毎に記憶する第1のメモリーセルで構成される第1のブロックと、
    前記第1のデータ群の各データを相補するデータから成る第2のデータ群を、1ビット毎に記憶する第2のメモリーセルで構成される第2のブロックと、
    第1の入力信号と第2の入力信号とを受け取り、これらの差に基づく出力値を生成する、少なくとも1つの差動センスアンプと、
    前記差動センスアンプの出力値を用いて故障診断を行う診断回路と、
    前記第1の入力信号と前記第2の入力信号の選択、および前記診断回路の制御を行う制御回路と、
    参照信号を出力する参照信号源と、
    レジスターと、を含み、
    前記制御回路は、
    前記テストデータに基づく信号を前記第1の入力信号とし、前記第2のデータ群のうち前記テストデータを相補するデータに基づく信号を前記第2の入力信号として、前記診断回路が前記差動センスアンプの故障診断であるセンスアンプテストを実行するように制御し、
    前記診断回路が、第1〜第3のメモリーセルテストを実行するように制御し、
    前記第1のメモリーセルテストの場合に、前記第1のデータ群のうち前記テストデータ以外の1ビットのデータである注目データに基づく信号を前記第1の入力信号とし、前記参照信号を前記第2の入力信号とし、
    前記第2のメモリーセルテストの場合に、前記参照信号を前記第1の入力信号とし、前記第2のデータ群のうち前記注目データを相補するデータである相補データに基づく信号を前記第2の入力信号とし、
    前記第3のメモリーセルテストの場合に、前記注目データに基づく信号を前記第1の入力信号とし、前記相補データに基づく信号を前記第2の入力信号とし、
    所与の条件を満たすまで前記第1〜第3のメモリーセルテストが繰り返されるように、前記注目データを変更し、
    前記レジスターは、
    前記第3のメモリーセルテストが実行される場合に、前記差動センスアンプの出力値に基づく値を保持し、
    前記診断回路は、
    前記差動センスアンプの全ての出力値を用いて前記センスアンプテストを実行し、
    前記注目データを記憶する第1のメモリーセルの故障診断である前記第1のメモリーセルテストを実行し、
    前記相補データを記憶する第2のメモリーセルの故障診断である前記第2のメモリーセルテストを実行し、
    前記レジスターに保持された値を用いて、前記注目データを記憶する第1のメモリーセルおよび前記相補データを記憶する第2のメモリーセルの故障診断である前記第3のメモリーセルテストを実行する不揮発性記憶装置。
  2. 請求項1に記載の不揮発性記憶装置において、
    前記制御回路は、
    前記診断回路が、前記センスアンプテストの実行後に、前記第1〜第3のメモリーセルテストを実行するように制御し、
    前記診断回路は、
    前記第1のメモリーセルテストおよび前記第2のメモリーセルテストの実行後に、前記第3のメモリーセルテストを実行する不揮発性記憶装置。
  3. 請求項1又は2に記載の不揮発性記憶装置において、
    前記テストデータは固定値である不揮発性記憶装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の不揮発性記憶装置において、
    前記診断回路は、
    前記第1〜第3のメモリーセルテストのそれぞれを1クロックサイクルで実行する不揮発性記憶装置。
  5. 請求項乃至のいずれかに記載の不揮発性記憶装置において、
    前記診断回路は、
    前記センスアンプテスト、および前記第1〜第3のメモリーセルテストのいずれか1つにおいて故障が生じたと診断した場合に、故障診断信号を変化させる不揮発性記憶装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の不揮発性記憶装置において、
    前記診断回路は、
    前記差動センスアンプの出力値および前記レジスターに保持された値の一方を選択して前記第3のメモリーセルテストを実行し、
    電源投入後に、前記レジスターに保持されたそれぞれの値を1度だけ用いて前記第3のメモリーセルテストを行う不揮発性記憶装置。
  7. 請求項1乃至のいずれかに記載の不揮発性記憶装置を含む電子機器。
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