JP5673603B2 - スイッチ構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に搭載され、車室内の音声を集音する車両用マイク装置に関する。
従来から、例えば特許文献1に開示の車載機器のように、音声を電気信号に変換するマイクと、マイクを収容する収容部分を形成する操作パネルとを備えた構成が知られている。こうした車載機器では、車室内の音声は、車室内に露出する操作パネルの露出面側から集音される。故に、操作パネルによって支持されるマイクは、露出面に接近するように、露出面とは反対側に向かって開口する収容口から収容部分に収容されて、当該収容部分の底壁部に突き当たる位置まで押し込まれることとなる。
特開2007−22490号公報
さて、特許文献1のような車両に搭載された機器のマイクによる電気信号には、車両の振動がノイズとして混入し易い。故に、マイクの感度を高めることが困難であった。そこで、本願発明者らは、収容部分の内周壁部とマイクとの間にゴム等よりなる弾性部材を介在させる構成を想到した。この構成では、内周壁部からマイクへの振動の伝達を妨げる機能を弾性部材が発揮するため、マイクの感度は、向上可能となる。
しかし、本願発明者らは、単に弾性部材を介在させる上述の構成について課題を見出した。その課題を以下に説明する。上述の構成では、装置を組み立てる作業者は、弾性部材をマイクに装着させた後、この一体物を収容部分の所定の位置に配置することとなる。故に、特許文献1の操作パネルのように、収容部分の収容口が露出面とは反対側に向かって開口する形態では、露出面からマイクまで距離を短縮しようとすると、収容部分につき収容口から底壁部までの奥行きが、深くなる。そのため、所定の位置に一体物を組付作業の作業性が悪化する。
そこでさらに、本願発明者らは、奥行方向に延長した弾性部材の一方の端部をマイクに装着させる構成を想到した。この構成では、作業者は、弾性部材の他方の端部を把持しつつ、一方の端部とマイクとを収容部分の底壁部近傍まで押しこむことができる。故に、一体物の組付作業につき、作業性は確保可能となる。
しかし、奥行方向に長い弾性部材は、当該方向において弾性変形し易くなる。そのため、例え作業者が収容部分の底壁部まで弾性部材を確実に押し込んだとしても、この弾性部材と底壁部との密着は、維持されなくなるおそれがあった。こうして弾性部材と底壁部との間に隙間が生じた場合、内周壁部の振動は、隙間を通じてマイクに伝達されることで、ノイズとして電気信号に混入し得る。故に、操作パネル及び弾性部材の間の隙間は、マイク等の変換部の感度の向上を妨げる要因となり得た。
本願発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、操作パネル等の支持体に変換部を組み付ける作業性を良好なものとしたうえで、さらに変換部の感度の向上が可能な車両用マイク装置を提供することである。
上記目的を達成するための発明は、車両に搭載され、車両の車室内に表示画面(80)と共に露出する露出面(60)側から当該車室内の音声を集音する車両用マイク装置であって、音声を電気信号に変換する変換部(31)と、露出面側に向かって開口する収容口(46)から変換部を収容する収容室(45)、を形成し、収容室に収容された変換部を支持する支持体(40)と、収容室の内周壁部(47)と変換部との間に介在することにより、内周壁部及び変換部の間における振動の伝達を妨げる弾性部材(50)と、弾性部材を圧縮しつつ収容口を塞ぐことにより、露出面を形成する蓋体(20)と、を備え、支持体は、表示画面を囲む四辺形の枠状を呈し、運転席に近接する一つの辺部側に収容室の底壁部(48)及び係止孔(43,44)を有し、底壁部は、変換部のコネクタ(38)及び信号線(36)を通過させる大きさに通過孔(48a)を形成し、上記一つの辺部側に設けられる蓋体は、スイッチ面部(61〜64)を形成する露出面に対して反対側となる背面(22)に、係止孔に係止される係止爪(23,24)を有する車両用マイク装置とする。
この発明によれば、変換部を収容する収容室の収容口が車室内に露出する露出面側に向かって開口する構成により、音声を集音する露出面から変換部まで距離を短縮しても、収容室の奥行きは、浅くてもよくなる。故に、弾性部材の奥行方向の寸法が短くても、作業者は、変換部に装着された弾性部材を把持しつつ、変換部及び弾性部材よりなる一体物を収容口に挿入することにより、収容室内の所定の位置に変換部を配置することができる。よって、収容室の所定の位置に一体物を配置する組付作業は、容易なものとなり得る。
加えて、内周壁部と変換部との間に介在する弾性部材は、奥行方向の寸法を短くされることにより、その材質の弾性係数を低く抑えたうえで、当該奥行方向にて弾性変形し難くなり得る。よって、収容口を塞ぐ蓋体によって圧縮された弾性部材は、この蓋体との密着を維持し続けることができる。以上によれば、蓋体と弾性部材との隙間から内周壁部の振動が変換部に伝達されて、電気信号にノイズとして混入する事態は、回避され得る。
したがって、支持体に変換部を組み付ける作業性を良好なものとしたうえで、さらに変換部の感度の向上が可能となる。
本発明の一実施形態によるナビゲーション装置の外観を示す斜視図である。 ナビゲーション装置の正面図である。 図2のIII−III線断面図である。 図3における集音部の周囲を拡大した拡大図である。 ホルダ装着工程を説明するための図である。 マイク組付工程及びオーナメント取付工程を説明するための図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1,2に示す本発明の一実施形態によるナビゲーション装置100は、タッチパネル82と一体的に構成された表示画面80と入力面60とを備えている。ナビゲーション装置100は、車両に搭載されており、タッチパネル82及び入力面60に入力される操作によって決定された目的地までの経路を、表示画面80に表示する地図画像等によって案内する。ナビゲーション装置100は、表示画面80及び入力面60を車両の車室内に露出させた状態にて、車両のセンターコンソール等に収容されている。尚、以下の説明では便宜的に、表示画面80の向く方向を表示方向SDとし、当該表示方向と反対の方向を奥行方向BDとする。加えて、表示画面80の長手方向を水平方向HDとし、表示画面80に沿って水平方向と直交する方向を鉛直方向VDとする。
ナビゲーション装置100は、液晶表示器81、オーナメント20、及びエスカッション40等によって構成されている。液晶表示器81は、表示画面80を形成する液晶ディスプレイ83と、タッチパネル82とを備えている。
液晶ディスプレイ83は、表示画面80に配列された複数の画素を制御することにより、カラー表示を実現するドットマトリクス方式のものである。液晶ディスプレイ83は、ナビゲーション装置100の備える描画回路等によって描画された経路案内に係わる地図画像等を、表示画面80に表示する。表示画面80は、鉛直方向VDよりも水平方向HDに長い横長形状である。
タッチパネル82は、表示画面80から放出された光を透過するよう透光性の材料によって板状に形成されている。タッチパネル82は、当該画面80に板面方向を沿わせた姿勢にて表示画面80の表示方向SDに位置している。操作者である運転者等によって表示画面80に近接又は接触させられた指等の操作体の位置は、タッチパネル82によって検出される。
図2,3に示すオーナメント20は、表示画面80の鉛直方向VDにおける両外縁のうちで運転席に近接する一方に沿って位置するよう、エスカッション40に組み付けられている。オーナメント20は、オーナメントプレート20a及び静電シートスイッチ28(図4参照)等によって構成されている。オーナメントプレート20aは、樹脂材料等により、エスカッション40とは別体にて形成されている。オーナメントプレート20aは、オーナメント本体部21及び複数の係止爪23,24を有している。
図2に示すオーナメント本体部21は、矩形の板状に形成されている。オーナメント本体部21の両面のうち、表示方向SDに位置する一方には、入力面60が表示画面80の外縁に沿う長手形状に形成されている。入力面60には、所謂静電容量方式のスイッチを各々構成する複数のスイッチ面部61〜64と、金属の薄膜を形成してなる加飾メッキ部66とが形成されている。一方で、オーナメント本体部21の両面のうち、奥行方向BDに位置する他方(以下、「背面22」という。図3参照)には、静電シートスイッチ28(図4参照)が、両面テープ等によって取り付けられている。静電シートスイッチ28には、指等の操作体との間に蓄えられる静電容量の変化から、当該操作体の近接及び接触を検出する複数のセンサが形成されている。
図3に示すように、各係止爪23,24は、オーナメント本体部21の背面22において、長手方向の両端部分に位置している。係止爪23,24は、背面22の両端部分から、奥行方向BDに向けて実質的に垂直に立設されている。係止爪23,24には、それぞれ凸部23a,24aが設けられている。各凸部23a,24aは、係止爪23,24の立設方向における各先端から外周側に、立設方向と交差する方向に沿って突出している。
図2に示すエスカッション40は、樹脂材料等によって形成されており、表示画面80を囲む四辺形の枠状を呈する部材である。エスカッション40の四つの辺部のうち、鉛直方向VDに沿い且つ運転席に近接する一つの辺部には、オーナメント20を保持する保持部42が形成されている。またエスカッション40には、図6に示す開口41及び複数の係止孔43,44が形成されている。開口41の形状が図2に示す液晶表示器81の外形形状に対応していることにより、エスカッション40は、液晶表示器81に外嵌されて当該表示器81を保持することができる。
図3,6に示すように、各係止孔43,44は、各係止爪23,24の配置に対応するよう、保持部42の長手方向の両端部分に形成されている。各係止孔43,44には、各係止爪23,24に形成された各凸部23a,24aと係合する各凹部が形成されている。これにより、各係止孔43,44は、当該各係止孔43,44に挿入された各係止爪23,24を、それぞれ係止することができる。
ここまで説明した図2に示すナビゲーション装置100には、集音部70が設けられている。集音部70は、入力面60における鉛直方向VD下側の端部に位置しており、入力面60側から車室内の音声を集音する。集音された音声は、例えばナビゲーション装置100に接続された携帯電話等に出力され、所謂ハンズフリーでの通話に用いられる。以下、集音部70の構成を図面に基づいて説明する。
図3,4に示すように、集音部70は、マイクアッセンブリ30、ゴムホルダ50、エスカッション40に形成された収容室45、及びオーナメント20に形成された蓋部25等によって構成されている。
図4,5に示すようにマイクアッセンブリ30は、マイク部31、コネクタ38、及び信号線36を有している。マイク部31は、蓋部25と相対する頂面部33、収容室45の底壁部48(後述する)と相対する基面部34、及びこれら頂面部33及び基面部34間を繋ぐ円筒状の外周面部32によって円柱状の外観を呈している。マイク部31は、その軸方向を表示方向SDに沿わせた姿勢にて、収容室45内に収容されている。頂面部33は、蓋部25から離間して位置している。また基面部34は、底壁部48から離間して位置している。
マイク部31は、音声に追従して振動するダイヤフラムと、このダイヤフラムに沿って配置された電極とを有している。マイク部31は、ダイヤフラムの振動によって変化する当該ダイヤフラム及び電極間の静電容量を検出することにより、空気の振動Sdである音声を電気信号に変換する。
コネクタ38は、例えばエスカッション40によって保持された回路基板に設けられる基板側のコネクタと接続されている。信号線36は、電気信号を伝達可能であって、マイク部31とコネクタ38との間を繋いでいる。コネクタ38及び信号線36は、マイク部31によって変換された電気信号を、マイクアッセンブリ30の外部に出力するための構成である。
ゴムホルダ50は、シリコンゴム等によって四角注状に形成されており、マイク部31に装着されている。ゴムホルダ50には、位置決め辺59、切欠部56、及びマイク収容孔52が形成されている。位置決め辺59は、表示方向SDに沿って延びるゴムホルダ50の四つの辺のうちの一つであって、円弧による面取りがなされている。切欠部56は、ゴムホルダ50における奥行方向BDの端部に設けられている。切欠部56は、底壁部48との間にて信号線36を通過させる通過口を形成する。マイク収容孔52は、マイク部31の形状に対応した円筒孔状に形成されている。マイク収容孔52の軸方向は、ゴムホルダ50の軸方向に沿っている。
ゴムホルダ50は、ホルダ本体部51、前面側圧縮部53、及び背面側圧縮部54を有している。ホルダ本体部51は、マイク収容孔52を形成する部位であって、マイク部31の外周面部32の外周側且つ収容室45の内周壁部47(後述する)の内周側に位置している。ホルダ本体部51は、内周壁部47とマイク部31との間にて軸方向に圧縮された状態で介在することにより、内周壁部47及びマイク部31の間における振動の伝達を妨げる。
前面側圧縮部53は、ホルダ本体部51の軸方向の両端部のうち、蓋部25に近接する一方から内周側に突出している。前面側圧縮部53は、円環状を呈しており、マイク部31が通過可能な開口を形成している。ゴムホルダ50のエスカッション40への組み付けによれば、前面側圧縮部53は、蓋部25と頂面部33との間に向けてホルダ本体部51ら突出し、これら蓋部25及び頂面部33の間にて圧縮された状態となる。
背面側圧縮部54は、ホルダ本体部51の軸方向における両端部のうち、蓋部25から離間する一方から内周側に突出している。背面側圧縮部54は、円環状を呈しており、マイク部31が通過可能な開口を形成している。ゴムホルダ50のエスカッション40への組み付けによれば、背面側圧縮部54は、底壁部48と基面部34との間に向けてホルダ本体部51から突出し、これら底壁部48及び基面部34の間にて圧縮された状態となる。
図4,6に示す収容室45は、保持部42の長手方向における両端部のうち、鉛直方向VD下側となる端部に形成されている。収容室45は、表示方向SDに位置する入力面60側に向かって収容口46を開口させている。収容室45は、底壁部48及び四つの内周壁部47によって区画された四角柱状の空間を形成している。
底壁部48は、収容口46の奥行方向BDに位置しており、ゴムホルダ50の背面側圧縮部54を受けている。底壁部48は、背面側圧縮部54と接触し且つマイク部31の基面部34から離間している。底壁部48には、通過孔48aが形成されている。通過孔48aは、コネクタ38及び信号線36を通過させることが可能な大きさにて、底壁部48に設けられている。
内周壁部47によって形成される四つの角部のうち一つは、他の角部とは形状の異なる位置決め角部49である。位置決め角部49は、四つの角部のうちで、開口41側且つ鉛直方向VD上側に位置している。位置決め角部49は、ゴムホルダ50の位置決め辺59の形状を補完する部分円筒面状に形成されている。
収容室45には、マイク部31及びゴムホルダ50(以下、「一体物31,50」とする)が収容口46から収容される。これによりエスカッション40は、収容室45に収容された一体物31,50を支持している。収容室45において収容口46から底壁部48に向かう奥行方向BDに沿った収容口46から底壁部48までの深さ寸法Ddは、当該方向BDに沿ったゴムホルダ50の奥行寸法Ldよりも短くされている。故に、ゴムホルダ50の前面側圧縮部53の少なくとも一部は、収容室45から表示方向SDにはみ出ることとなる。
図4に示す蓋部25は、オーナメント20において、収容口46を覆う部分である。オーナメント20が保持部42に保持されることにより、蓋部25は、収容室45からはみ出した前面側圧縮部53を奥行方向BDに向けて圧縮しつつ、収容口46を塞ぐこととなる。オーナメント本体部21において蓋部25を形成する部分には、当該本体部21を板厚方向に貫通する集音孔26が設けられている。加えて、静電シートスイッチ28において蓋部25を形成する部分にも、当該シートを厚さ方向に貫通する集音孔29が設けられている。各集音孔26,29は、マイク部31の表示方向SDにて互いに重なるように位置している。各集音孔26,29は、車室内の音声である空気の振動Sdを、収容室45内のマイク部31に到達させる。
ここまで説明した構成によるナビゲーション装置100を組み立てる工程のうち、特に集音部70の組み立てに係わる工程を、以下説明する。
図5に示すホルダ装着工程では、マイク部31にゴムホルダ50が装着される。マイク部31は、ゴムホルダ50のマイク収容孔52に奥行方向BDから挿入される。これにより、マイク部31は、マイク収容孔52内に収容され、且つ前面側圧縮部53及び背面側圧縮部54(図4参照)の間に配置される。また、信号線36は、切欠部56を通過するように、マイク部31から延出する向きを調整される。
以上のホルダ装着工程に続くマイク組付工程では、図6に示すように、マイクアッセンブリ30及びゴムホルダ50が表示方向SDからエスカッション40に取り付けられる。マイク組付工程では、まずコネクタ38が、収容室45に挿入される。これにより、コネクタ38及び信号線36の一部は、通過孔48aを通過して、エスカッション40の背面側に延出する。
さらにマイク組付工程では、一体物31,50をその軸方向周りの回転させることにより、ゴムホルダ50の位置決め辺59の位置が、収容室45の位置決め角部49の位置に合わせられる。これにより、信号線36は、切欠部56(図5参照)を通じて開口41から離間する方向にマイク部31から延出することとなる。こうして収容室45に対する向きを調整された一体物31,50は、表示方向SDから収容室45に圧入される。一体物31,50は、図4に示すように、背面側圧縮部54が底壁部48に押し当てられるまで、奥行方向BDに向けて収容室45に押し込まれる。
以上のマイク組付工程に続くオーナメント取付工程では、図6に示すように、蓋部25によってゴムホルダ50を奥行方向BDに押さえ付けつつ、表示方向SDから保持部42にオーナメント20が取り付けられる。各係止爪23,24(係止爪24は図3を参照)は、各係止孔43,44に挿入されることで、当該各係止孔43,44にそれぞれ係止される。これによってゴムホルダ50は、図4に示すように、蓋部25と底壁部48との間にて軸方向に圧縮された状態となる。特に、収容室45からはみ出していた前面側圧縮部53は、蓋部25とマイク部31の頂面部33との間にて潰された状態で挟持される。
ここまで説明した本実施形態によれば、収容室45の収容口46が入力面60側に向かって開口する構成により、入力面60からマイク部31まで距離を短縮しても、収容室45の深さ寸法Ddは、浅くてもよくなる。故に、ゴムホルダ50の奥行寸法Ldが短くても、作業者は、ゴムホルダ50を把持しつつ、一体物31,50を収容口46に挿入することにより、収容室45内の所定の位置にマイク部31を配置することができる。よって、マイク組付工程にてマイク部31を収容室45内に配置する作業は、容易なものとなり得る。
加えて、ゴムホルダ50は、奥行寸法Ldを短くされることにより、その材質の弾性係数を低く抑えたうえで、軸方向にて弾性変形し難くなり得る。よって、蓋部25によって圧縮されたゴムホルダ50は、当該蓋部25と前面側圧縮部53との密着を維持し続けることができる。以上によれば、蓋部25と前面側圧縮部53との隙間から内周壁部47の振動がマイク部31に伝達されて、電気信号にノイズとして混入する事態は、回避され得る。
さらに、蓋部25と前面側圧縮部53との密着によってこれらの間の隙間が消失可能となることにより、マイク部31に伝達されるべき音声の振動Sdがこの隙間を通じて保持部42に逃げてしまう事態は、回避され得る。故に、マイク部31は、音声を効率的に拾って、電気信号に変換することができる。
したがって、保持部42にマイク部31を組み付ける作業性を良好なものとしたうえで、さらにマイク部31の感度の向上が可能となる。
加えて本実施形態によれば、マイク部31及び蓋部25の間に前面側圧縮部53が挟まれているので、マイク部31は、蓋部25から離間している。故に、内周壁部47から蓋部25を通じてマイク部31に直接的に振動が伝達されてしまう事態は、生じ難くなる。よって、マイク部31から出力される電気信号へのノイズの混入は、確実に回避され得る。したがって、マイク部31の感度向上は、さらに確かなものとなる。
また本実施形態によれば、蓋部25及び頂面部33の間にて前面側圧縮部53が圧縮された状態とされることにより、これら蓋部25及び頂面部33の間の隙間は、確実に消失可能となる。故に、この隙間を通じて伝達される振動Sdが電気信号にノイズとして混入する事態は、確実に回避され得る。加えてマイク部31は、車室内の音声をさらに効率的に拾うことが可能となる。これらにより、マイク部31の感度向上は、いっそう確かなものとなる。
さらに本実施形態によれば、底壁部48及び基面部34の間にて背面側圧縮部54が圧縮された状態とされることにより、これら底壁部48及び基面部34の間の隙間は、確実に消失可能となる。故に、この隙間を通じて伝達される振動Sdが電気信号にノイズとして混入する事態は、回避され得る。加えて、マイク部31の奥行方向BDに形成される空間を低減することにより、当該空間内の空気の振動に起因するノイズの電気信号への混入も、回避可能となる。これらにより、マイク部31の感度向上は、いっそう確かなものとなる。
また加えて本実施形態では、ゴムホルダ50が収容室45からはみ出るように、各寸法Dd,Ldは、規定されている。故に、ゴムホルダ50は、各圧縮部53,54を確実に圧縮された状態とし得る。以上により、ゴムホルダ50と蓋部25及び底壁部48のそれぞれとの密着が維持され続けることとなるので、振動の通り道となる隙間は、確実に消失可能となる。したがって、マイク部31から出力される電気信号へのノイズの混入がさらに確実に回避され得るので、マイク部31の感度向上は、いっそう確かなものとなる。
尚、本実施形態において、オーナメント20が特許請求の範囲に記載の「蓋体」に相当し、マイク部31が特許請求の範囲に記載の「変換部」に相当し、エスカッション40が特許請求の範囲に記載の「支持体」に相当し、ゴムホルダ5が特許請求の範囲に記載の「弾性部材」に相当し、ホルダ本体部51が特許請求の範囲に記載の「弾性本体部」に相当し、前面側圧縮部53が特許請求の範囲に記載の「蓋体側圧縮部」に相当し、背面側圧縮部54が特許請求の範囲に記載の「底壁側圧縮部」に相当し、入力面60が特許請求の範囲に記載の「露出面」に相当し、ナビゲーション装置100が特許請求の範囲に記載の「車両用マイク装置」に相当する。
(他の実施形態)
以上、本発明による一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定して解釈されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態及び組み合わせに適用することができる。
上記実施形態において、ゴムホルダ50は、シリコンゴムによって形成されていた。しかし、振動の伝達を妨げる機能を発揮することが可能であれば、ゴムホルダの材料は、適宜変更されてよい。例えば、エチレンプロピレンゴム、クロロプレンゴム、ウレタンゴム、スチレンブタジエンゴム等、種々のゴム材料を、弾性部材であるゴムホルダの材料として使用することが可能である。さらにホルダ本体部51は、図4の如く収容室45に隙間嵌めされることで側壁面の一部を内周壁面47から僅かに離間させていてもよく、又は側壁面を全周に亘って内周壁部47に密着させていてもよい。
上記実施形態において、集音部70は、入力面60における鉛直方向VD下側の端部に設けられていた。しかし、集音部の設けられる位置は、入力面内において適宜変更されてよい。さらに、集音部は、車室内に露出ししている部分であれば、例えばエスカッションの運転席側の側面等に設けられていてもよい。
上記実施形態において、マイク部31は円柱状に形成され、ゴムホルダ50は四角柱状に形成されていた。これらマイク部及びゴムホルダの形状は、適宜変更されてよい。また、ゴムホルダにおける前面側圧縮部及び背面側圧縮部の形状も、適宜変更されてよい。さらに、ゴムホルダと蓋部及び底壁部のそれぞれとの密着が確保可能であれば、前面側圧縮部及び背面側圧縮部は、適宜省略されてよい。
上記実施形態において、ゴムホルダ50は、オーナメント20の有する静電シートスイッチ28と密着していた。このように、「蓋体」に相当するオーナメント20が複数の部材によって構成される形態では、オーナメントプレート20aのようなゴムホルダを圧縮可能な剛性を備える部材が、ゴムホルダに直接的に密着していなくてもよい。もちろん、オーナメントプレートは、ゴムホルダに直接的に密着していてもよい。
上記実施形態では、各係止爪23,24を各係止孔43,44に係止させることにより、ゴムホルダ50を奥行方向BDに圧縮する圧縮力が、蓋部25に生じていた。しかし、オーナメントを保持部に保持及び固定させる構成として、上述の係止爪及び係止孔に替えて、スクリュー等によって締結する構成が用いられてもよい。この構成でも、ゴムホルダを奥行方向BDに圧縮する圧縮力は、スクリューの軸力によって蓋部に生じ得る。
上記実施形態では、車両に搭載されて、目的地までの経路を案内するナビゲーション装置100に、本発明を適用した例を示したが、本発明の適用範囲は、上記のナビゲーション装置に限定されない。例えば携帯型のナビゲーション装置や車両用のオーディオユニット等、車両に搭載される種々の装置に、本発明は適用可能である。
BD 奥行方向、Dd 深さ寸法、Ld 奥行寸法、Sd 振動、20 オーナメント(蓋体)、20a オーナメントプレート、21 オーナメント本体部、22 背面、23,24 係止爪、25 蓋部、30 マイクアッセンブリ、31 マイク部(変換部)、40 エスカッション(支持体)、45 収容室、46 収容口、47 内周壁部、48 底壁部、50 ゴムホルダ(弾性部材)、51 ホルダ本体部(弾性本体部)、52 マイク収容孔、53 前面側圧縮部(蓋体側圧縮部)、54 背面側圧縮部(底壁側圧縮部)、60 入力面(露出面)、70 集音部、100 ナビゲーション装置(車両用マイク装置)

Claims (5)

  1. 車両に搭載され、前記車両の車室内に表示画面(80)と共に露出する露出面(60)側から当該車室内の音声を集音する車両用マイク装置であって、
    音声を電気信号に変換する変換部(31)と、
    前記露出面側に向かって開口する収容口(46)から前記変換部を収容する収容室(45)、を形成し、前記収容室に収容された前記変換部を支持する支持体(40)と、
    前記収容室の内周壁部(47)と前記変換部との間に介在することにより、前記内周壁部及び前記変換部の間における振動の伝達を妨げる弾性部材(50)と、
    前記弾性部材を圧縮しつつ前記収容口を塞ぐことにより、前記露出面を形成する蓋体(20)と、
    を備え
    前記支持体は、前記表示画面を囲む四辺形の枠状を呈し、運転席に近接する一つの辺部側に前記収容室の底壁部(48)及び係止孔(43,44)を有し、
    前記底壁部は、前記変換部のコネクタ(38)及び信号線(36)を通過させる大きさに通過孔(48a)を形成し、
    前記一つの辺部側に設けられる前記蓋体は、スイッチ面部(61〜64)を形成する前記露出面に対して反対側となる背面(22)に、前記係止孔に係止される係止爪(23,24)を有することを特徴とする車両用マイク装置。
  2. 前記変換部は、前記蓋体から離間することを特徴とする請求項1に記載の車両用マイク装置。
  3. 前記弾性部材は、
    前記内周壁部と前記変換部との間に介在する弾性本体部(51)と、
    前記蓋体と前記変換部との間に向けて前記弾性本体部から突出し、前記蓋体及び前記変換部の間にて圧縮される蓋体側圧縮部(53)と、を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用マイク装置。
  4. 前記弾性部材は、
    前記内周壁部と前記変換部との間に介在する弾性本体部(51)と、
    記底部と前記変換部との間に向けて前記弾性本体部から突出し、前記底壁部及び前記変換部の間にて圧縮される底壁側圧縮部(54)と、を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用マイク装置。
  5. 前記収容室において前記収容口から前記底壁部までの奥行方向(BD)の深さ寸法(Dd)は、前記弾性部材における前記奥行方向に沿った奥行寸法(Ld)よりも短いことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用マイク装置。
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