JP2014085313A - 表示装置内蔵パネル取付機器 - Google Patents

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【課題】表示装置内蔵パネル取付機器において、表示画面のタッチパネル化、大型化を図った場合でも、外形サイズと防水性能を維持する。
【解決手段】取付穴が設けられたパネルに筐体を取り付けるパネル取付機器であって、開口部を形成する枠を有し、筐体の前面に固定され、枠を含む背面に形成された縁部がパッキンを介して取付穴周囲と接する前面パネルと、前面パネルの開口部に配置されるタッチセンサと、タッチパネルの後方に配置される表示装置と、表示装置の後方に配置される補強フレームとを備え、補強フレームを前面パネルの枠に固定した表示装置内蔵パネル取付機器。
【選択図】図2

Description

本発明は、表示装置内蔵パネル取付機器に関し、特に、パネルに取り付けられた状態で前面防水性を確保するための機構に関する。
表示装置内蔵を内蔵した記録計等の工業用計器では、筐体の外周の大きさで切り抜かれたパネルに嵌め込んで使用できるものがある。このような機器を、ここでは表示装置内蔵パネル取付機器と総称し、記録計を例に説明する。
図9は、パネルに取り付けられた従来の記録計を示している。本図に示すように、記録計30は、筐体301と前面パネル302とを備えており、前面パネル302の開口部に表示装置303が配置されている。
取付パネル40には、筐体の形状で取付穴が形成されており、記録計30を取付パネル40の正面方向から差し込むと、筐体301の前方に取り付けられたフランジ306(図11参照)に当たって止まるようになっている。この状態で、取付金具(図1符号120参照)を用いて、記録計30を取付パネル40に固定する。
フランジ306の前面には、パッキン305が取り付けられ、前面パネル302の背面に形成された縁部がパッキン305を介して取付パネル40の取付穴周囲に接することにより、記録計30の前面防水性を実現している。
図10は、従来の前面パネル302周辺の構造を説明する図である。本図に示すように、前面パネル302は、開口部の裏側から補強と防塵・防水機能とを兼ねたフィルタ304が接着されており、フィルタ304の背面から表示装置303が、前面パネル302にネジ止めされている。
図11は、前面パネル302のパッキン305周辺の断面図である。本図に示すように、記録計30の筐体301前方には、フランジ306が取り付けられており、フランジ306と前面パネル302の縁部に挟まれるようにパッキン305が取り付けられている。パッキン305は、前面パネル302の縁部に押さえられるため、取付パネル40と密着し、防水性が実現される。
このとき、前面パネル302の縁部には、パッキン305の反力により、F方向への力がかかる。この力はpで示す箇所を中心にP方向に働き、縁部が外側に変形しようとする。しかしながら、幅W1を有する前面パネル302の枠と、前面パネル302の枠に接着された補強用のフィルタ304とネジ止めされた表示装置303によりG方向の十分な強度を有しているため、前面パネル302の縁部が変形し、防水機能が損なわれることを防いでいる。
特願2006−80654号公報
近年、様々な分野で画面の大型化が進むとともに、タッチパネルを用いた直感的なユーザインタフェースが普及している。記録計30の表示装置303にも、タッチパネル機能備えさせ、また、画面の大型化を図ると、ユーザの操作性が向上することが期待される。
しかしながら、規格による外形サイズの規制があるため、規格を満たしながら画面を大型化すると、その分、前面パネル302の枠幅が細くなる。また、画面の大型化により表示装置303自体の強度も従来より弱くなる。さらには、タッチパネル機能を備えると、タッチセンサの感度を確保するため、厚い補強用のフィルタ304を用いることができなくなる。
このため、図11中のG方向の強度を確保することが困難になり、前面パネル302の縁部の変形を防止できず、パッキン305と前面パネル302との間に隙間が生じ、規定の防水性能を確保できなくなるおそれが生じる。
そこで、本発明は、表示装置内蔵パネル取付機器において、表示画面のタッチパネル化、大型化を図った場合でも、外形サイズと防水性能を維持することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の表示装置内蔵パネル取付機器は、取付穴が設けられたパネルに筐体を取り付けるパネル取付機器であって、開口部を形成する枠を有し、前記筐体の前面に固定され、前記枠を含む背面に形成された縁部がパッキンを介して前記取付穴周囲と接する前面パネルと、前記前面パネルの開口部に配置されるタッチセンサと、前記タッチパネルの後方に配置される表示装置と、前記表示装置の後方に配置される補強フレームとを備え、前記補強フレームを前記前面パネルの枠に固定したことを特徴とする。
ここで、前記補強フレームは、導電性の金属で形成することができる。
このとき、前記補強フレームが、前記表示装置の一部あるいは全部を裏面から覆うようにしてもよい。
また、前記補強フレームの前記前面パネルの枠への固定は、後面から前面方向へのネジ止めにより行なうことができる。
本発明によれば、表示装置内蔵パネル取付機器において、表示画面のタッチパネル化、大型化を図った場合でも、外形サイズと防水性能を維持することが可能となる。
本実施形態に係る記録計の外観を示す図である。 本実施形態の前面パネル周辺の構造を説明する図である。 本実施形態の前面パネル周辺の構造を背面方向から説明する図である。 タッチセンサと固定フレームとの取り付けを示す図である。 表示装置と補強フレームとの取り付けを示す図である。 前面パネルの組立を示す図である。 組み立てられた前面パネル周辺を背面側から見た図と断面図である。 ネジ止めに替えてツメ機構を用いた場合を示す図である。 パネルに取り付けられた従来の記録計を示す図である。 従来の前面パネル周辺の構造を説明する図である。 前面パネルのパッキン周辺の断面図である。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。本実施形態は、本発明の表示装置内蔵パネル取付機器をペーパーレスレコーダに代表される記録計に適用した場合について説明する。
図1は、本実施形態に係る記録計10の外観を示す図である。本図に示すように、記録計10は、筐体101と前面パネル102とを備えており、前面パネル102の開口部にタッチパネル式表示装置104が配置されている。また、前面パネル102のさらに前面には、コの字型の化粧パネル103が取り付けられている。
取付パネル40には、筐体の形状で取付穴が形成されており、記録計10を取付パネル40の正面方向から差し込むと、筐体101の前方に取り付けられたフランジ111(図7参照)に当たって止まるようになっている。この状態で、取付金具120を用いて、記録計10を取付パネル40に固定する。
フランジ111の前面には、パッキン110が取り付けられ、前面パネル102の背面に形成された縁部がパッキン110を介して取付パネル40の取付穴周囲に接することにより、記録計10の前面防水性を実現している。記録計10は、規格を満たすために、従来と同様の外形サイズを維持しており、タッチパネル式表示装置104の画面大型化により、前面パネル102の枠は、従来よりも細くなっている。
図2は、本実施形態の前面パネル102周辺の構造を説明する図である。また、図3は、前面パネル102周辺の構造を背面方向から説明する図である。図2、図3に示すように、化粧パネル103が取り付けられた前面パネル102に対して、裏面から、固定フレーム107に嵌め込まれたタッチセンサ105、表示装置106、補強フレーム108の順に取り付けられている。タッチセンサ105と表示装置106とでタッチパネル式表示装置104を構成している。なお、前面パネル102の枠に、タッチセンサ105の感度に影響を与えない程度の厚さの防塵・防水フィルムを裏側から接着してもよい。
固定フレーム107に嵌め込まれたタッチセンサ105、表示装置106、補強フレーム108は、後方から前方へのネジ止めにより前面パネル102の枠に固定されている。横方向からのネジ止めはなく、後方からのネジ止めとしているため、奥行き方向にネジ止め穴を形成すればよいため、前面パネル102の枠が細くても、確実に各部品を取り付けることができる。なお、補強フレーム108は、図3に示した例では、大きな開口部を有した枠状としているが、開口部を狭くし、プレート状として表示装置106のほぼ全面あるいは全面を覆うようにしてもよい。
前面パネル102周辺の組立の際には、図4に示すように、固定フレーム107にタッチセンサ105を嵌め込む。固定フレーム107は、例えば、板金とすることができる。また、図5に示すように、表示装置106を補強フレーム108に取り付ける。表示装置106は、例えば、液晶表示装置とすることができる。補強フレーム108は、剛性の高い金属等で形成する。補強フレーム108を鉄、SUS、アルミニウム等の導電性金属で形成し、表示装置106のほぼ全面もしくは全面を覆うことで、不要輻射を抑えたり、アースとしての機能を担わせることも可能である。
そして、図6(a)、図6(b)に示すように、固定フレーム107に嵌め込まれたタッチセンサ105と、補強フレーム108が取り付けられた表示装置106とを重ねて前面パネル102に裏側から取り付ける。このように、タッチセンサ105と表示装置106とを一体型とせずに、別体として重ねて取り付けることにより、製造時にタッチセンサ105と表示装置106との間に埃等が混入した場合でも容易に取り除くことができるようにしている。
図7(a)は、組み立てられた前面パネル102周辺を背面側から見た図である。図7(b)は、枠部におけるネジ止め箇所のA−A断面図であり、図7(c)は、枠部におけるネジ止め箇所以外のB−B断面図である。
図7(b)に示すように、表示装置106、固定フレーム107、タッチセンサ105が取り付けられた補強フレーム108がネジ109により前面パネル102に固定されている。このような構造により、補強フレーム108の強度が前面パネル102の枠に伝えられることになる。
このため、図7(c)に示すように、前面パネル102の幅が従来より細いW2であり、厚みのある補強用のフィルタが前面パネル102の開口部周囲に接着されていなくても、パッキン110からの反力Fに対してG方向の十分な強度が確保でき、縁部の変形を防ぐことができ、規定の防水性能を確保することができる。
なお、補強フレーム108の前面パネル102への固定は、ネジ止めに限定されない。例えば、図8(a)の前面パネル102について、上辺の固定は図8(b)のA−A断面図に示すように、ラッチ機構112で固定し、横辺の固定は図8(b)のB−B断面図に示すように、ネジ109で固定するようにしてもよい。図8(b)のA−A断面図に示した例では、ラッチ機構112が、前面パネル102の縁部が外側に変形しようとする力を防いでいる。もちろん補強フレーム108の前面パネル102への固定方法は、他の組み合わせであってもよい。
10…記録計、30…記録計、40…取付パネル、101…筐体、102…前面パネル、103…化粧パネル、104…タッチパネル式表示装置、105…タッチセンサ、106…表示装置、107…固定フレーム、108…補強フレーム、109…ネジ、110…パッキン、111…フランジ、112…ラッチ機構、120…取付金具、301…筐体、302…前面パネル、303…表示装置、304…フィルタ、305…パッキン、306…フランジ

Claims (4)

  1. 取付穴が設けられたパネルに筐体を取り付けるパネル取付機器であって、
    開口部を形成する枠を有し、前記筐体の前面に固定され、前記枠を含む背面に形成された縁部がパッキンを介して前記取付穴周囲と接する前面パネルと、
    前記前面パネルの開口部に配置されるタッチセンサと、
    前記タッチパネルの後方に配置される表示装置と、
    前記表示装置の後方に配置される補強フレームとを備え、
    前記補強フレームを前記前面パネルの枠に固定したことを特徴とする表示装置内蔵パネル取付機器。
  2. 前記補強フレームは、導電性の金属で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置内蔵パネル取付機器。
  3. 前記補強フレームが、前記表示装置の一部あるいは全部を裏面から覆っていることを特徴とする請求項2に記載の表示装置内蔵パネル取付機器。
  4. 前記補強フレームの前記前面パネルの枠への固定は、後面から前面方向へのネジ止めにより行なわれることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の表示装置内蔵パネル取付機器。
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