JP2006129117A

JP2006129117A - 電子機器の表示部構造及びこれを備えた電子機器

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Publication number: JP2006129117A
Application number: JP2004315293A
Authority: JP
Inventors: Hideki Fujii; 英樹藤井; Satoru Fujiwara; 悟藤原
Original assignee: Hosiden Corp
Current assignee: Hosiden Corp
Priority date: 2004-10-29
Filing date: 2004-10-29
Publication date: 2006-05-18
Anticipated expiration: 2024-10-29
Also published as: JP4267554B2

Abstract

【目的】本発明の目的は、保護パネルのズレを防止し、音声出力手段の音響特性の劣化を防ぐことができ且つ保護パネルの取り付けが簡単な電子機器の表示部構造及びこれを備えた電子機器を提供する。
【構成】凹部１１０を有するハウジング部１００と、ハウジング部１００の凹部１１０に収容された画像表示手段２００と、画像表示手段２００を覆う保護パネル３００と、保護パネル３００に取り付けられており且つ保護パネル３００を振動させ、保護パネル３００から音声を放出する音声出力手段４００と、保護パネル３００の裏面とハウジング部１００の凹部１１０の枠体１１１との間に介在し、音声出力手段４００の振動を吸収する振動吸収材５００とを具備し、保護パネル３００の周面には、この保護パネル３００の周面とハウジング部１００の凹部１１０の内周面との間に隙間αを確保するための第１の凸部３１１が設けられている。
【選択図】図２

Description

本発明は、携帯電話機、ＰＣ、ＰＤＡ等の電子機器の表示部構造及びこれを備えた電子機器に関する。

この種の電子機器の表示部構造としては、凹部を有するハウジング部と、このハウジング部の凹部に収容された画像表示手段と、前記ハウジング部の凹部に嵌まり込み、前記画像表示手段を覆う保護パネルと、この保護パネルに取り付けられており且つ前記保護パネルを振動させ、これにより当該保護パネルから音声を放出する音声出力手段とを備えたものがある( 特許文献１参照) 。

この電子機器の表示部構造は、前記保護パネルと前記ハウジング部の凹部との密着による前記音声出力手段の音響特性の劣化、例えばディップや歪みの発生、低域感度の劣化等を防ぐために、前記保護パネルの周面と、前記ハウジング部の凹部との間に所定の隙間を設けるようにしている。

特開２００２−５７７６９号公報

ところが、前記電子機器の表示部構造は、前記保護パネルに外部からの衝撃が加わると、前記保護パネルの取り付けがズレて前記ハウジング部の凹部と密着する可能性がある。前記保護パネルと前記ハウジング部の凹部とが密着すると、前記音声出力手段にディップや歪みの発生、低域感度の劣化等がやはり生じてしまうという欠点を有している。しかも、前記隙間を確保しつつ前記保護パネルを前記ハウジング部の凹部に取り付けるには、非常に精度の高い特別な保護パネル位置決め治具が必要であり、且つ作業者の高い技術力も必要である。このため、コスト高になるという欠点も有している。

また、前記電子機器の表示部構造は、前記音声出力手段の振動を吸収する振動吸収材を前記保護パネルの画像表示手段対向面と前記ハウジング部の凹部との間に介在させているものがあるが、前記振動吸収材がウレタン等である場合、前記保護パネルに外力が加わった状態で高温下に放置されると、前記振動吸収材が変形してしまう恐れがある。このような前記振動吸収材が変形すると、保護パネルが前記ハウジング部の凹部内で位置ずれし、これにより前記音声出力手段の音響特性が劣化するという欠点を有している。

本発明は、上記事情に鑑みて創案されたものであって、第１の目的とするところは、保護パネルのズレを防止し、これにより音声出力手段の音響特性の劣化を防ぐことができ、且つ保護パネルの取り付けが簡単な電子機器の表示部構造及びこれを備えた電子機器を提供することにある。第２の目的とするところは、振動吸収材の変形を防止し、これにより音声出力手段の音響特性の劣化を防ぐことができる安価な電子機器の表示部構造及びこれを備えた電子機器を提供することにある。

上記課題を解決するために、本発明の第１の電子機器の表示部構造は、凹部を有するハウジング部と、このハウジング部の凹部に収容された画像表示手段と、前記ハウジング部の凹部に嵌まり込み、前記画像表示手段を覆う保護パネルと、この保護パネルに取り付けられており且つ前記保護パネルを振動させ、これにより当該保護パネルから音声を放出する音声出力手段とを備えた電子機器の表示部構造において、前記保護パネルの周面及び／又はハウジング部の凹部の保護パネルの周面対向面には、前記保護パネルの周面と前記ハウジング部の凹部の保護パネルの周面対向面との間に所定の隙間を確保するための複数の第１の凸部が設けられていることを特徴としている。

本発明の第２の電子機器の表示部構造は、凹部を有するハウジング部と、このハウジング部の凹部に収容された画像表示手段と、前記ハウジング部の凹部に嵌まり込み、前記画像表示手段を覆う保護パネルと、この保護パネルに取り付けられており且つ前記保護パネルを振動させ、これにより当該保護パネルから音声を放出する音声出力手段と、前記保護パネルの画像表示手段対向面と前記ハウジング部の凹部との間に介在し、前記音声出力手段の振動を吸収する振動吸収材とを備えた電子機器の表示部構造において、前記保護パネルの画像表示手段対向面及び／又はハウジング部の凹部の保護パネルの画像表示手段対向面の対向部には、前記ハウジング部の凹部の保護パネルの画像表示手段対向面の対向部及び／又は保護パネルの画像表示手段対向面に当接可能な複数の第２の凸部が設けられていることを特徴としている。

前記第１の凸部は、前記音声出力手段の振動により振動する前記保護パネルの周面の振動節部及び／又はハウジング部の凹部の前記保護パネルの振動節部の対向部に設けられていることが好ましい。

前記第２の凸部は、前記音声出力手段の振動により振動する前記保護パネルの画像表示手段対向面の振動節部及び／又はハウジング部の凹部の前記保護パネルの振動節部の対向部に設けられていることが好ましい。

本発明の電子機器は上記表示部構造を備えたことを特徴としている。

本発明の請求項１に係る電子機器の表示部構造による場合、保護パネルがハウジング部の凹部に嵌まり込んだ状態で、前記保護パネルの周面及び／又はハウジング部の保護パネルの周面対向面に設けた複数の第１の凸部が、前記ハウジング部の凹部の保護パネルの周面対向面及び／又は保護パネルの周面に当接し、これにより保護パネルの周面と前記ハウジング部の凹部の保護パネルの周面対向面との間に所定の隙間を確保することができるようになっている。このため、外部からの衝撃が加わったとしても前記保護パネルと前記ハウジング部の凹部との取り付けがずれることがなく、これによる音声出力手段の音響特性の劣化を防止することができる。しかも、第１の凸部によって前記隙間が確保されることから、特別な治具を必要とせず、前記保護パネルを前記ハウジング部の凹部に嵌め込むだけで、保護パネルを前記ハウジング部の凹部に取り付けることができるので、従来例と比べて作業時間の低減を図ることができ、その結果、低コスト化を図ることができる。

本発明の請求項２に係る電子機器の表示部構造による場合、保護パネルがハウジング部の凹部に嵌まり込んだ状態で、保護パネルの画像表示手段対向面及び／又はハウジング部の凹部の保護パネルの画像表示手段対向面の対向部に設けた第２の凸部が、前記ハウジング部の凹部の保護パネルの画像表示手段対向面の対向部及び／又は保護パネルの画像表示手段対向面に当接可能になっている。このため、保護パネルに対して外部から力が加えられたとしても、前記第２の凸部が前記保護パネルの画像表示手段対向面の対向部及び／又は保護パネルの画像表示手段対向面に当接するので、前記振動吸収材の所定以上変形を防止することができる。よって、前記振動吸収材の変形による前記保護パネルのハウジング部の凹部内での位置ずれを防止することができ、これによる音声出力手段の音響特性の劣化を防止することができる。

本発明の請求項３に係る電子機器の表示部構造による場合、第１の凸部を音声出力手段の振動により振動する保護パネルの周面の振動節部及び／又はハウジング部の凹部の保護パネルの振動節部の対向部に設けるようにしたので、前記第１の凸部を設けたことによる前記音声出力手段の音響特性に対する影響を小さくすることができる。

本発明の請求項４に係る電子機器の表示部構造による場合、第２の凸部を音声出力手段の振動により振動する保護パネルの画像表示手段対向面の振動節部及び／又はハウジング部の凹部の保護パネルの振動節部の対向部に設けるようにしたので、前記第２の凸部を設けたことによる前記音声出力手段の音響特性に対する影響を小さくすることができる。

本発明の請求項５に係る電子機器による場合、上記電子機器の表示部構造と同様の効果を得ることができる。

以下、本発明の実施の形態に係る電子機器の表示部構造について図面を参照しながら説明する。図１は本発明の実施の形態に係る電子機器の表示部の概略的分解斜視図、図２は同表示部の概略的正面図、図３は同表示部の概略的Ａ−Ａ断面図、図４は同表示部の保護パネルを示した図であって、( ａ) が概略的背面図、( ｂ) が概略的Ｂ−Ｂ断面図、( ｃ）が振動した状態を示すイメージ図、図５は同表示部の設計変更例を示す図であって、( ａ) が概略的正面図、( ｂ) が概略的Ｃ−Ｃ断面図である。

図１及び図２に示す電子機器( 携帯電話機) は、凹部１１０を有するハウジング部１００と、このハウジング部１００の凹部１１０に収容された画像表示手段２００と、ハウジング部１００の凹部１１０に嵌まり込み、画像表示手段２００を覆う保護パネル３００と、この保護パネル３００に取り付けられており且つ保護パネル３００を振動させ、これにより当該保護パネル３００から音声を放出する音声出力手段４００と、保護パネル３００の裏面( 即ち、画像表示手段対向面) とハウジング部１００の凹部１１０の枠体１１１との間に介在し、音声出力手段４００の振動を吸収する振動吸収材５００とを具備した表示部を備えている。以下、各部を詳しく説明する。

ハウジング部１００は携帯電話機の上側の筐体である。このハウジング部１００の凹部１１０は、図３に示すように、内周面に沿って凸設されたリング状の枠体１１１を有する。ハウジング部１００の凹部１１０は、枠体１１１により区切られた奥側の空間１１０ａが画像表示手段２００を収容する収容部となる。手前側の空間１１０ｂは保護パネル３００が嵌まり込む嵌合部となる。

画像表示手段２００は、図３に示すように、プリント基板６００に実装された液晶ディスプレイ( ＬＣＤ) である。この画像表示手段２００は、プリント基板６００に実装された状態でハウジング部１００の凹部１１０の空間１１０ａに収容され、取り付けられる。

振動吸収材５００は、図１及び図２に示すように、ウレタンやシリコン等で構成されるゴムやパッド等の枠状のガスケットである。この振動吸収材５００は、ハウジング部１００の凹部１１０の枠体１１１の上面と、保護パネル３００の不透明部３０２の裏面とに両面テープ等で取り付けられる。このようにして振動吸収材５００が保護パネル３００の裏面とハウジング部１００の凹部１１０の枠体１１１との間に挟まれるのである。

音声出力手段４００は、振動アクチュエータ等を用いた周知のフラットパネルスピーカーである。この音声出力手段４００は、図１及び図３に示すように、保護パネル３００のの不透明部３０２の裏面に両面テープ等で取り付けられ、これにより保護パネル３００全体を振動させる。この音声出力手段４００はプリント基板６００に電気的に接続される。

保護パネル３００は、図２、図３及び図４に示すように、アクリル等の透明樹脂板やガラス板等で構成された矩形状の板材であって、その外形がハウジング部１００の凹部１１０の空間１１０ｂに嵌まり込んだ状態で、当該凹部１１０の内周面( 即ち、保護パネル３００の周面対向面) との間に所定の隙間αを有する形状となっている。この保護パネル３００は、一部が画像表示手段２００の表示領域をなす透明部３０１と、この透明部３１０の周りの部分である不透明部３０２とを有している。透明部３０１は、画像表示手段２００を保護しつつその表示を確保するものである。非透明部３０２の裏面には、上述したように音声出力手段４００が取り付けられる。即ち、保護パネル３００は、ハウジング部１００の凹部１１０の空間１１０ｂに嵌まり込んだ状態で、振動吸収材５００と共に凹部１１０の枠体１１１に取り付けられる。

保護パネル３００の周面の振動節部( 図４( ｃ）参照) には複数の第１の凸部３１１が、当該保護パネル３００の裏面の外周縁部の振動節部( 図４( ｃ）参照) には複数の第２の凸部３１２が設けられている。保護パネル３００の振動節部の位置は音声出力手段４００の振動周波数により異なるが、この振動周波数が１ｋＨｚ〜３ｋＨｚで第１、第２の凸部３１１、３１２の音声出力手段４００の音響特性に対する影響が最も大きくなることから、この域帯で保護パネル３００のの振動節部の位置を決定することがことが好ましい。このように第１、第２の凸部３１１、３１２を保護パネル３００の振動節部に設けることにより第１、第２の凸部３１１、３１２による音声出力手段４００の音響特性に対する影響を小さくすることができる。

第１の凸部３１１は保護パネル３００の周面とハウジング部１００の凹部１１０の内周面との間に所定の隙間αを確保するための略半円状の凸部である。第２の凸部３１２は振動吸収材５００が取り付けられた状態で当該振動吸収材５００に突き刺さり、ハウジング部１００の凹部１１０の枠体１１１( 即ち、保護パネル３００の裏面の対向部) に当接可能に配置される略円錐状の凸部である。この第２の凸部３１２は、保護パネル３００に外力が加えられると、ハウジング部１００の凹部１１０の枠体１１１に当接し、これにより振動吸収材５００の所定以上の変形を防止する。

このような電子機器の表示部は次のようにして組み立てられる。まず、プリント基板６００に実装した画像表示手段２００をハウジング部１００の凹部１１０の空間１１０ａに収容し、取り付ける。その後、保護パネル３００の不透明部３０２の裏面に音声出力手段４００と振動吸収材５００の一面とを両面テープ等で取り付ける。このとき、振動吸収材５００の他面にも両面テープ等を着けておく。そして、当該保護パネル３００をハウジング部１００の凹部１１０の空間１１０ｂに嵌め込み、振動吸収材５００を当該凹部１１０の枠体１１１に両面テープ等で取り付ける。すると、保護パネル３００の第１の凸部３１１がハウジング部１００の凹部１１０の内周面に当接し、第２の凸部３１２がハウジング部１００の凹部１１０の枠体１１１に当接可能となる。

このような電子機器の表示部による場合、保護パネル３００がハウジング部１００の凹部１１０に嵌まり込んだ状態で、保護パネル３００の周面に設けた第１の凸部３１１が、ハウジング部１００の凹部１１０の内周面に当接するようになっている。このため、保護パネル３００の周面とハウジング部１００の凹部１１０の内周面との間に所定の隙間αを確保することができるので、保護パネル３００に対して外部から衝撃が加えられたとしても保護パネル３００とハウジング部１００の凹部１１０との取り付けがずれることがなく、これによる音声出力手段２００の音響特性の劣化を防止することができる。また、保護パネル３００がハウジング部１００の凹部１１０に嵌まり込んだ状態で、保護パネル３００の裏面に設けた第２の凸部３１２が、ハウジング部１００の凹部１１０の枠体１１１に当接可能になっている。このため、保護パネル３００に対して外部から力が加わったとしても、第２の凸部３１２がハウジング部１００の凹部１１０の枠体１１１に当接するので、振動吸収材５００の所定以上変形を防止することができる。よって、振動吸収材５００の変形による保護パネル３００のハウジング部１００の凹部１１０内での位置ずれを防止することができ、これによる音声出力手段４００の音響特性の劣化を防止することができる。しかも、第１の凸部３１１によって所定の隙間αが確保されることから、保護パネル３００をハウジング部１００の凹部１１０に嵌め込むだけで、保護パネル３００をハウジング部１００の凹部１１０に簡単に取り付けることができるので、従来例と比べて作業時間の低減を図ることができ、その結果、低コスト化を図ることができる。

なお、第１の凸部３１１は、保護パネル３００の周面の振動節部に設けられているとしたが、図５( ａ) 及び( ｂ) に示すように、ハウジング部１００の凹部１１０の保護パネルの周面対向面に設けても良い。この場合、第１の凸部は、保護パネル３００がハウジング部１００の凹部１１０に嵌まり込んだ状態で、保護パネル３００の周面と当接し、これにより保護パネル３００の周面とハウジング部１００の凹部１１０の保護パネルの周面対向面との間に所定の隙間αを確保する。また、第１の凸部は、保護パネル３００の周面及びハウジング部１００の凹部１１０の保護パネルの周面対向面の双方に設けることも可能である。第１の凸部３１１の形状は、略半円状であるとしたが、凸部であれば良い。

第２の凸部３１２は、保護パネル３００の裏面の外周縁部に設けられているとしたが、図５( ｂ) に示すように、ハウジング部１００の凹部１１０の枠体１１１等の保護パネルの裏面の対向部に設けても良い。この場合、第２の凸部は、保護パネル３００がハウジング部１００の凹部１１０に嵌まり込んだ状態で、保護パネル３００の裏面と当接可能に配置される。第２の凸部も第１の凸部と同様に、保護パネル３００の裏面及びハウジング部１００の凹部１１０の保護パネルの裏面の対向部の双方に設けることが可能である。第２の凸部３１２の形状は、略円錐状であるとしたが、凸部であれば良い。

画像表示手段２００は、液晶ディスプレイ( ＬＣＤ) であるとしたが、画像データを表示し得るものであればどのようなものであればどのようなものを用いても良い。

振動吸収材５００は枠状であるとしたが、音声出力手段４００による振動を吸収できる限りどのような形状のものを用いてもかまわない。例えば、保護パネル３００の裏面の外周縁部に複数の矩形状の振動吸収材５００を、断続的に取り付けるようにしても良い。この場合、第２の凸部３１２が振動吸収材５００に突き刺さるとは限らない。振動吸収材５００はガスケットであるとしたが、上述した機能を実現し得るものであればどのようなものを用いてもかまわない。

保護パネル３００は、矩形状の板材であるとしたが、その形状は任意である。同様に、ハウジング部１００の凹部１１０の形状も画像表示手段２００が収容可能であり且つ保護パネル３００が画像表示手段２００を覆うように嵌まり込むことが可能であればどのような形状であっても良い。

上記実施例では、電子機器は携帯電話機であるとしたが、ＰＣ、ＰＤＡ等の他の電子機器に適応可能であることは言う迄もない。

本発明の実施の形態に係る電子機器の表示部の概略的分解斜視図である。同表示部の概略的正面図である。同表示部の概略的Ａ−Ａ断面図である。同表示部の保護パネルを示した図であって、( ａ) が概略的背面図、( ｂ) が概略的Ｂ−Ｂ断面図、( ｃ）が振動した状態を示すイメージ図である。同表示部の設計変更例を示す図であって、( ａ) が概略的正面図、( ｂ) が概略的Ｃ−Ｃ断面図である。

符号の説明

１００ハウジング部
１１０凹部
２００画像表示手段
３００保護パネル
３１１第１の凸部
３１２第２の凸部
４００音声出力手段
５００振動吸収材

Claims

凹部を有するハウジング部と、このハウジング部の凹部に収容された画像表示手段と、前記ハウジング部の凹部に嵌まり込み、前記画像表示手段を覆う保護パネルと、この保護パネルに取り付けられており且つ前記保護パネルを振動させ、これにより当該保護パネルから音声を放出する音声出力手段とを備えた電子機器の表示部構造において、前記保護パネルの周面及び／又はハウジング部の凹部の保護パネルの周面対向面には、前記保護パネルの周面と前記ハウジング部の凹部の保護パネルの周面対向面との間に所定の隙間を確保するための複数の第１の凸部が設けられていることを特徴とする電子機器の表示部構造。
凹部を有するハウジング部と、このハウジング部の凹部に収容された画像表示手段と、前記ハウジング部の凹部に嵌まり込み、前記画像表示手段を覆う保護パネルと、この保護パネルに取り付けられており且つ前記保護パネルを振動させ、これにより当該保護パネルから音声を放出する音声出力手段と、前記保護パネルの画像表示手段対向面と前記ハウジング部の凹部との間に介在し、前記音声出力手段の振動を吸収する振動吸収材とを備えた電子機器の表示部構造において、前記保護パネルの画像表示手段対向面及び／又はハウジング部の凹部の保護パネルの画像表示手段対向面の対向部には、前記ハウジング部の凹部の保護パネルの画像表示手段対向面の対向部及び／又は保護パネルの画像表示手段対向面に当接可能な複数の第２の凸部が設けられていることを特徴とする電子機器の表示部構造。
請求項１記載の電子機器の表示部構造において、前記第１の凸部は、前記音声出力手段の振動により振動する前記保護パネルの周面の振動節部及び／又はハウジング部の凹部の前記保護パネルの振動節部の対向部に設けられていることを特徴とする電子機器の表示部構造。
請求項２記載の電子機器の表示部構造において、前記第２の凸部は、前記音声出力手段の振動により振動する前記保護パネルの画像表示手段対向面の振動節部及び／又はハウジング部の凹部の前記保護パネルの振動節部の対向部に設けられていることを特徴とする電子機器の表示部構造。
請求項１、２、３又は４記載の電子機器の表示部構造を備えたことを特徴とする電子機器。