JP2007027922A - パネル型スピーカー用エキサイタ及びパネル型レシーバ用エキサイタの取付構造 - Google Patents

パネル型スピーカー用エキサイタ及びパネル型レシーバ用エキサイタの取付構造 Download PDF

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和裕 小林
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【課題】 解決しようとする問題点はパネル型スピーカー及びパネル型レシーバを用いた機器において、音圧を大きくしようとすると機器の防水性が保てなかったという点である。
【解決手段】 パネル型スピーカー用エキサイタ及びパネル型レシーバ用エキサイタの取付構造において、機器の筐体とスピーカーの振動板であるパネルとを防水性のフィルムを用いて支持した。また前記防水性フィルム上に該フィルムを保護する筐体を設けた。さらに前記防水性フィルムを保護する筐体を、前記機器の筐体とは別に設けられたサブフレームとした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、パネル型スピーカー用エキサイタ及びパネル型レシーバ用エキサイタの取付構造、特に携帯電話のような小型携帯機器における防水取付構造に関する。
近来携帯電話のような小型携帯機器においては、液晶装置のような表示装置の保護用に設けられた透明なパネルをスピーカーもしくはレシーバーの振動板であるパネルとして用いるパネル型スピーカーもしくはパネル型レシーバが多く用いられてきている。このようなパネル型スピーカーもしくはパネル型レシーバを用いた機器に関しては衝撃対策に焦点が当てられていた。衝撃によるエキサイター(アクチュエーターと同意)の破壊を避けるため、圧電振動板の両板面に衝撃吸収材を配設するというような提案が成されている(例えば特許文献1参照)。
しかしパネル型スピーカーもしくはパネル型レシーバを用いた機器においては、このような衝撃問題の他に、エキサイターの取付構造によっては音圧の大きさと防水性の両特性を満足することが困難であるという問題があった。
この問題を図2,3を用いて説明する。
図2はパネル型スピーカーもしくはパネル型レシーバを用いた携帯電話の図で、図2(a)はパネル型スピーカーもしくはパネル型レシーバを用いた携帯電話30の平面図で、筐体18の表面にパネル型スピーカーもしくはパネル型レシーバの振動板を兼ねるパネル20が設けられている。該パネル20は例えばアクリル材のような透明な材料から成り、パネル後部に設けられた液晶表示装置32を透視出来るようになっており、エキサイター22は液晶表示装置32と同様にパネル後部の液晶表示装置32上方に取り付けられている。
図2(b)は図2(a)のA−A’断面図で、パネル20は支持部材であるサスペンション36で筐体18に支持され、液晶表示装置32はウレタンフォーム等のガスケット34でパネルに支持されている。さらにパネル20にはエキサイター22が取り付けられてパネル20を振動させ音を発生させている。
問題となるのはサスペンシォン36である。この問題を図2(b)のB部の拡大図従来例である図3を用いて説明する。
図3においてサスペンシォン36は連続発泡体26と該連続発泡体26を挟んでいるPET等の基材24とアクリル系等の粘着材12,16とから成っている。
サスペンシォン36を独立発泡体のような硬い材料で構成すると、パネル20が筐体18に剛支持されてしまい、パネル20の振動を阻害して音圧が下がってしまう。そこでサスペンシォン36をパネル20の振動を阻害しない連続発泡体のような柔らかい材料にすることが望ましい。
ところが連続発泡体は一連の気泡が連なった構造となっているため、防水性を持ち合わせた構造となっていない。そのため図3に線28で示した水分は、筐体18とパネル20の隙間から連続発泡体26を通過して筐体内部に入り込んでしまう。
サスペンション36側面を通して進入した水分は内部液晶画面やパネルに水滴や曇りを引き起こす原因となり、またエキサイター等の他の電子部品に悪影響を及ぼす可能性がある。
このように従来のパネル型スピーカー用エキサイタ及びパネル型レシーバ用エキサイタの取付構造では音圧を大きくしようとすると機器の防水性が保てないという問題があった。
特開2004−104327
解決しようとする問題点はパネル型スピーカー及びパネル型レシーバを用いた機器において、音圧を大きくしようとすると機器の防水性が保てなかったという点である。
本発明のパネル型スピーカー用エキサイタ及びパネル型レシーバ用エキサイタの取付構造は、機器の筐体とスピーカー及びレシーバの振動板であるパネルとを防水性のフィルムを用いて支持したことを特徴とする。
また本発明のパネル型スピーカー用エキサイタ及びパネル型レシーバ用エキサイタの取付構造は、前記防水性フィルム上に、該フィルムを保護する筐体を設けたことを特徴とする。
また本発明のパネル型スピーカー用エキサイタ及びパネル型レシーバ用エキサイタの取付構造は、前記防水性フィルムを保護する筐体が前記機器の筐体とは別に設けられたサブフレームであることを特徴とする。
本発明のパネル型スピーカー用エキサイタ及びパネル型レシーバ用エキサイタの取付構造によれば、フィルム材で防水されるため、筐体内部への水分の進入を防止出来、かつパネルを軟支持する事ができるためパネルの振動抑制を極力少なくすることが出来、大きな音圧が得られる。また、フィルムの材料、材厚、形状等の選択により周波数特性を選択的に調整することが出来るため設計の自由度を増すことが出来る。
パネル型スピーカー用エキサイタ及びパネル型レシーバ用エキサイタの取付構造において、機器の筐体とスピーカーの振動板であるパネルとを防水性のフィルムを用いて支持した。また前記防水性フィルム上に該フィルムを保護する筐体を設けた。さらに前記防水性フィルムを保護する筐体を、前記機器の筐体とは別に設けられたサブフレームとした。
図1は本発明によるパネル型スピーカー用エキサイタ及びパネル型レシーバ用エキサイタの取付構造の実施例の部分断面図である。
図1は図3と同様、図2に示したパネル型スピーカーもしくはパネル型レシーバを用いた携帯電話のB部の拡大図である。
図1において、パネル20は防水性フィルム14とその両面に設けられた粘着材12,16によって筐体18に支持され、パネル20にはエキサイター22が貼り付けられてパネル20を振動させ音を発生させている。この防水性フィルム14はパネル20の4辺すべてを覆うように設けられている。また防水性フィルム14上には該フィルムを保護する筐体10が設けられており、該筐体10は機器30の筐体18とは別に設けられたサブフレームであり、該サブフレーム10は機器30の筐体18に防水性フィルム14を介して固定されている。
このように本発明の取付構造においてはパネル10が防水性フィルム14で筐体18に支持されている。そのため図1に線28で示した水分は、サブフレーム10とパネル20の隙間から進入しようとするが防水性フィルム14で阻まれて筐体18の内部に進入することはなく、エキサイター等の電子部品が水分によって悪影響を及ぼされる可能性は解消されている。
また、パネル20は防水性フィルム14という柔らかい材料で筐体18に軟支持されているため、振動抑制がきわめて少なくなり、大きな音圧を得ることが出来る。
ここで防水性フィルム14は防水性を有していれば良く、PI,PET,PC等の一般的な材料に限定されるものではない。
防水性フィルム14としては一般に0.18mm位の厚さのものが用いられているが、本発明においては、防水性と軟支持が実現すればよいので、例えば0.05mm厚から0.5mmの範囲で、厚さを選択可能である。またパネルの質量が大きい時は0.25mm厚から0.5mm厚というような特殊な厚さを選択することも好ましい。
同様に防水性フィルム14の材料、形状等も選択可能であり、例えば周波数特性のような要求特性に合わせて各要素を選択可能であり、設計の自由度を増すことが出来る。
なお、エキサイタを使用した携帯用のパネル型スピーカでは、電気的な処理を行うことにより同一構造でパネル型レシーバにも適応できることは周知であり、本明細書で説明するエキサイタはパネル型スピーカにもパネル型レシーバにも適応できるものであることを前提としている。
さらに、防水性フィルム14上には該フィルムを保護するサブフレーム10を設けたため、防水性フィルム14の機械的損傷を防ぐことが出来ている。
さらにまた、サブフレーム10を機器の筐体18とは別体としたことにより、筐体18を型を用いて製造可能と出来るという実際的な効果もある。
本発明は携帯電話のような小型携帯機器に特に効果があるが、フィルムの選択によれば中型のPDAやパーソナルコンピューターにも適用が可能である。
本発明によるパネル型スピーカー用エキサイタ及びパネル型レシーバ用エキサイタの取付構造の実施例の部分断面図である。 パネル型スピーカーもしくはパネル型レシーバを用いた携帯電話の図である。 図2(b)のB部の拡大図従来例である。
符号の説明
30 パネル型スピーカーもしくはパネル型レシーバを用いた機器
18 機器の筐体
20 パネル
14 防水性のフィルム
10 フィルムを保護する筐体、サブフレーム
22 エキサイター

Claims (3)

  1. パネル型スピーカー用エキサイタ及びパネル型レシーバ用エキサイタの取付構造において、
    機器の筐体とスピーカー及びレシーバの振動板であるパネルとを防水性のフィルムを用いて支持したことを特徴とするパネル型スピーカー用エキサイタ及びパネル型レシーバ用エキサイタの取付構造。
  2. 前記防水性フィルム上に、該フィルムを保護する筐体を設けたことを特徴とする請求項1記載のパネル型スピーカー用エキサイタ及びパネル型レシーバ用エキサイタの取付構造。
  3. 前記防水性フィルムを保護する筐体は、前記機器の筐体とは別に設けられたサブフレームであることを特徴とする請求項2記載のパネル型スピーカー用エキサイタ及びパネル型レシーバ用エキサイタの取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2015098090A1 (ja) * 2013-12-26 2015-07-02 京セラ株式会社 電子機器
JP2015126409A (ja) * 2013-12-26 2015-07-06 京セラ株式会社 電子機器

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