JP5672700B2 - 細胞観察装置およびプログラム - Google Patents

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Description

【発明の属する技術分野】
本発明は、細胞観察装置およびプログラムに関し、特に、スケジュールの設定を容易に行うことをできるようにした細胞観察装置およびプログラムに関する。
従来、細胞の培養過程を観察する細胞(培養)観察装置では、細胞の培養に適した環境に維持されている培養環境で細胞が培養される。また、細胞観察装置では、細胞が正常に培養されているのかなどを確認するために、所定の間隔で細胞を撮影するタイムラプス撮影が行われる。そして、ユーザは、タイムラプス撮影により撮影された画像に基づいて、培養されている細胞の状態を観察する。
例えば、特許文献1には、顕微鏡の観察視野に制限されずに、複数の撮影範囲でタイムラプス撮影を行うことができる顕微鏡写真撮影装置が開示されている。
特開2002−277754号公報
従来の細胞観察装置では、ユーザが、細胞を撮影する際の撮影倍率や、Zスタック数、撮影ポイント数などを設定し、それらの設定に基づいて撮影時間が決定され、さらに、その撮影時間によりタイムラプス撮影を行う際の撮影回数および撮影間隔時間などの撮影条件を設定し、その撮影条件に基づいたスケジュールでタイムラプス撮影が行われる。しかしながら、ユーザが新たに登録しようとするスケジュールが、登録済みのスケジュールと重複する場合には、スケジュールどおりにタイムラプス撮影が行われないことがあった。即ち、従来の細胞観察装置は、ユーザがスケジュールを登録するときに、撮影条件が適切であるかどうかは判断されていなかった。
従って、ユーザが、登録済みのスケジュールと重複しないように考慮しなければならなかったり、撮影条件を決定するための予備的な実験を行って、撮影倍率や、Zスタック数、撮影ポイント数などの設定を調整する必要があり、スケジュールの設定を容易に行うことが困難であった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、スケジュールの設定を容易に行うことができるようにするものである。
本発明の細胞観察装置は、ユーザの指定する観察スケジュールに従って、細胞の培養過程を観察する細胞観察装置であって、観察スケジュールに従い、細胞を撮影する撮影手段と、ユーザによる撮影条件の入力に応じて、新たな観察スケジュールを取得する観察スケジュール取得手段と、観察スケジュール取得手段で取得した新たな観察スケジュールの撮影条件に含まれる撮影手段の撮影時間と、登録済みの観察スケジュールの撮影条件に含まれる撮影手段の撮影時間とが重複しているか否かを判定する重複判定手段と、重複判定手段により観察スケジュール同士の撮影時間が重複していると判定された際に、いずれか一方あるいは両方の観察スケジュールの撮影条件を変更する変更手段と、変更手段により変更される撮影条件に基づいて、新たな観察スケジュールを登録し、あるいは、新たな観察スケジュールを登録するとともに登録済みの観察スケジュールを再登録する観察スケジュール登録手段と、観察スケジュール取得手段が取得した新たな観察スケジュールの撮影時間内に、撮影手段による撮影が完了するように、撮影手段が撮影に要する時間を設定する撮影時間設定手段と、前記変更手段により前記観察スケジュールの撮影条件の変更が行われても、前記観察スケジュール同士の撮影時間の重複が解消されない場合、前記変更手段による変更後の前記観察スケジュールの重複部分を提示する重複状況提示手段とを備え、観察スケジュールの撮影条件は、撮影時間をシフトさせることを許容する時間である許容時間を含み、変更手段は、観察スケジュールの空き時間を記憶しておき、重複判定手段によって重複していると判定された撮影時間のいずれか一方あるいは両方を許容時間内で空き時間にシフトさせることにより、観察スケジュールの撮影条件を変更し、撮影時間設定手段は、ユーザの入力に応じて、細胞を撮影する撮影倍率と、細胞を撮影する光軸方向のZスタック数とを取得する第1の撮影時間条件取得手段と、第1の撮影時間条件取得手段により取得された撮影倍率で、第1の撮影時間条件取得手段により取得されたZスタック数を撮影するのに必要な時間である基本撮影時間を演算する第1の演算手段と、ユーザの入力に応じて、光軸に対して垂直な1面あたりの撮影ポイント数を取得する第2の撮影時間条件取得手段と、第1の演算手段により算出された基本撮影時間で、第2の撮影時間条件取得手段により取得された撮影ポイント数を撮影するのに必要な時間である撮影所要時間を演算する第2の演算手段と、第2の演算手段により算出された撮影所要時間が、観察スケジュール取得手段が取得した新たな観察スケジュールの撮影時間以内であるか否かを判定する撮影時間判定手段とを有し、撮影時間判定手段により、撮影所要時間が、観察スケジュール取得手段が取得した新たな観察スケジュールの撮影時間以内でないと判定された場合、第1の撮影時間条件取得手段による撮影倍率とZスタック数との取得、または、第2の撮影時間条件取得手段による撮影ポイント数の取得が再度行われ、前記観察スケジュール取得手段は、前記重複状況提示手段による前記観察スケジュールの重複部分の提示に応じたユーザによる撮影条件の変更に応じて、新たな観察スケジュールを再度取得することを特徴とする。
本発明のプログラムは、ユーザの指定する観察スケジュールに従って、細胞を撮影する撮影手段により、細胞の培養過程を観察する細胞観察処理をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、ユーザによる撮影条件の入力に応じて、新たな観察スケジュールを取得し、取得した新たな観察スケジュールの撮影条件に含まれる撮影手段の撮影時間と、登録済みの観察スケジュールの撮影条件に含まれる撮影手段の撮影時間とが重複しているか否かを判定し、観察スケジュール同士の撮影時間が重複していると判定された際に、いずれか一方あるいは両方の観察スケジュールの撮影条件を変更し、変更される撮影条件に基づいて、新たな観察スケジュールを登録し、あるいは、新たな観察スケジュールを登録するとともに登録済みの観察スケジュールを再登録し、取得した新たな観察スケジュールの撮影時間内に、撮影手段による撮影が完了するように、撮影手段が撮影に要する時間を設定し、前記観察スケジュールの撮影条件の変更が行われても、前記観察スケジュール同士の撮影時間の重複が解消されない場合、その変更後の前記観察スケジュールの重複部分を提示するステップを含み、観察スケジュールの撮影条件は、撮影時間をシフトさせることを許容する時間である許容時間を含み、撮影条件を変更する際に、観察スケジュールの空き時間を記憶しておき、重複判定手段によって重複していると判定された撮影時間のいずれか一方あるいは両方を許容時間内で空き時間にシフトさせることにより、観察スケジュールの撮影条件が変更され、撮影手段が撮影に要する時間を設定する際に、ユーザの入力に応じて、細胞を撮影する撮影倍率と、細胞を撮影する光軸方向のZスタック数とを取得し、取得された撮影倍率で、取得されたZスタック数を撮影するのに必要な時間である基本撮影時間を演算し、ユーザの入力に応じて、光軸に対して垂直な1面あたりの撮影ポイント数を取得し、算出された基本撮影時間で、取得された撮影ポイント数を撮影するのに必要な時間である撮影所要時間を演算し、算出された撮影所要時間が、新たな観察スケジュールの撮影時間以内であるか否かを判定するステップを有し、撮影所要時間が、取得した新たな観察スケジュールの撮影時間以内でないと判定された場合、撮影倍率とZスタック数との取得、または、撮影ポイント数の取得が再度行われ、前記観察スケジュールの重複部分提示に応じたユーザによる撮影条件の変更に応じて、新たな観察スケジュールを再度取得する処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明の細胞観察装置においては、撮影手段は、観察スケジュールに従い、細胞を撮影する。そして、ユーザによる撮影条件の入力に応じて、新たな観察スケジュールが取得されると、その新たな観察スケジュールの撮影条件に含まれる撮影手段の撮影時間と、登録済みの観察スケジュールの撮影条件に含まれる撮影手段の撮影時間とが重複しているか否かが判定され、観察スケジュール同士の撮影時間が重複していると判定された際に、いずれか一方あるいは両方の観察スケジュールにおける撮影時間を含む撮影条件が変更される。その後、変更後の撮影条件に基づいて、新たな観察スケジュールが登録され、あるいは、新たな観察スケジュールが登録されるとともに登録済みの観察スケジュールが再登録され、取得した新たな観察スケジュールの撮影時間内に、撮影手段による撮影が完了するように、撮影手段が撮影に要する時間が設定される。そして、観察スケジュールの撮影条件の変更が行われても、観察スケジュール同士の撮影時間の重複が解消されない場合、その変更後の観察スケジュールの重複部分が提示される。さらに、観察スケジュールの撮影条件には、撮影時間をシフトさせることを許容する時間である許容時間が含まれ、観察スケジュールの空き時間を記憶しておき、重複していると判定された撮影時間のいずれか一方あるいは両方が許容時間内で空き時間にシフトされることにより、観察スケジュールの撮影条件が変更される。そして、ユーザの入力に応じて、細胞を撮影する撮影倍率と、細胞を撮影する光軸方向のZスタック数とが取得され、取得された撮影倍率で、第1の撮影時間条件取得手段により取得されたZスタック数を撮影するのに必要な時間である基本撮影時間が演算され、ユーザの入力に応じて、光軸に対して垂直な1面あたりの撮影ポイント数が取得され、算出された基本撮影時間で、取得された撮影ポイント数を撮影するのに必要な時間である撮影所要時間が演算され、算出された撮影所要時間が、取得した新たな観察スケジュールの撮影時間以内であるか否かが判定されて、その結果、撮影所要時間が、取得した新たな観察スケジュールの撮影時間以内でないと判定された場合、撮影倍率とZスタック数との取得、または、撮影ポイント数の取得が再度行われる。また、観察スケジュールの重複部分の提示に応じたユーザによる撮影条件の変更に応じて、新たな観察スケジュールが再度取得される。
また、本発明のプログラムにおいては、ユーザによる撮影条件の入力に応じて、新たな観察スケジュールが取得され、取得した新たな観察スケジュールの撮影条件に含まれる撮影手段の撮影時間と、登録済みの観察スケジュールの撮影条件に含まれる撮影手段の撮影時間とが重複しているか否かが判定され、観察スケジュール同士の撮影時間が重複していると判定された際に、いずれか一方あるいは両方の前記観察スケジュールの撮影条件が変更され、変更される撮影条件に基づいて、新たな観察スケジュールが登録され、あるいは、新たな観察スケジュールが登録されるとともに登録済みの観察スケジュールが再登録され、取得した新たな観察スケジュールの撮影時間内に、撮影手段による撮影が完了するように、撮影手段が撮影に要する時間が設定される。そして、観察スケジュールの撮影条件の変更が行われても、観察スケジュール同士の撮影時間の重複が解消されない場合、その変更後の観察スケジュールの重複部分が提示される。さらに、観察スケジュールの撮影条件には、撮影時間をシフトさせることを許容する時間である許容時間が含まれ、撮影条件を変更する際に、観察スケジュールの空き時間を記憶しておき、重複していると判定された撮影時間のいずれか一方あるいは両方が許容時間内で空き時間にシフトされることにより、観察スケジュールの撮影条件が変更される。そして、撮影手段が撮影に要する時間が設定される際に、ユーザの入力に応じて、細胞を撮影する撮影倍率と、細胞を撮影する光軸方向のZスタック数とが取得され、取得された撮影倍率で、取得されたZスタック数を撮影するのに必要な時間である基本撮影時間が演算され、ユーザの入力に応じて、光軸に対して垂直な1面あたりの撮影ポイント数が取得され、算出された基本撮影時間で、取得された撮影ポイント数を撮影するのに必要な時間である撮影所要時間が演算され、算出された撮影所要時間が、新たな観察スケジュールの撮影時間以内であるか否かが判定されて、その結果、撮影所要時間が、取得した新たな観察スケジュールの撮影時間以内でないと判定された場合、撮影倍率とZスタック数との取得、または、撮影ポイント数の取得が再度行われる。また、観察スケジュールの重複部分の提示に応じたユーザによる撮影条件の変更に応じて、新たな観察スケジュールが再度取得される。
本発明の一側面によれば、スケジュールの設定を容易に行うことをできる。
本発明を適用した細胞観察装置の一実施の形態の構成例を示す斜視図である。 細胞観察装置11の断面図である。 細胞観察装置11の正面図および断面図である。 培養容器45の例を示す図である。 制御装置44の構成例を示すブロック図である。 スケジュール設定画面120の例を示す図である。 設定値入力画面160の例を示す図である。 スケジュール設定画面120の例を示す図である。 スケジュール設定画面120の例を示す図である。 スケジュール設定画面120の例を示す図である。 スケジュール設定画面120の例を示す図である。 撮影時間設定画面170の例を示す図である。 撮影時間設定画面170の例を示す図である。 スケジュールを設定する処理を説明するフローチャートである。 シフト処理を説明するフローチャートである。 撮影条件設定処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
11 細胞観察装置, 12 インキュベータ部, 13 架台部, 23 操作パネル, 41 ストッカ部, 42 搬送部, 43 観察ユニット, 44 制御装置, 45 培養容器, 46 撮影部, 47 透過光用LED, 48 蛍光用LED, 120 スケジュール設定画面, 121 タイムスケジュール表示部, 160 設定値入力画面, 170 撮影時間設定画面
[実施例1]
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明を適用した細胞観察装置の一実施の形態の構成例を示す斜視図である。
この細胞観察装置は、複数のユーザが使用可能(或いは一人のユーザでも複数の観察スケジュール設定が可能)であり、それぞれのユーザが観察スケジュール(あるいは実験スケジュール)を設定できる。その際に問題となるのが、お互いの観察スケジュールが重複して設定される重複設定である。この観察スケジュールの重複設定を回避するために、次のような考え方がある。
1.観察スケジュールが重複した場合に、一方又は両方のユーザが撮影条件を変更し、重複を回避する方法
2.観察スケジュールの撮影条件に、許容時間を設けておき、その許容時間の範囲で、お互いの観察スケジュールをシフトして、重複を回避する方法
3.複数のユーザが使用する場合に、ユーザの優先順位を設定しておき、優先順位の低いユーザーの観察スケジュールを変更し、重複を回避する方法
4.観察スケジュールの重複を回避するために、撮影時間を決定するファクターである予め設定した撮影箇所(ポイント数)、撮影倍率切換え回数、Zスタック数など、を変更する方法
以下に、これら重複回避方法について、具体的に説明する。
図1において、細胞観察装置11は、インキュベータ部12および架台部13から構成されており、架台部13の上部にインキュベータ部12が配置されている。
インキュベータ部12は、インキュベータ筐体21およびインキュベータ扉22から構成される。インキュベータ部12では、インキュベータ筐体21とインキュベータ扉22とにより密閉された内部空間が、細胞を培養するのに適した環境を維持するように制御される。
例えば、インキュベータ筐体21には、ペルチェ素子が用いられる温度調整装置、霧を噴出する噴霧装置、外部の二酸化炭素ボンベに接続されるガス導入部、内部空間の環境を検出する環境センサ(いずれも図示せず)などが設けられている。また、インキュベータ筐体21およびインキュベータ扉22は、内部に断熱材をそれぞれ有している。そして、例えば、インキュベータ筐体21の内部空間の環境は、温度37℃、湿度90%、二酸化炭素濃度5%などに維持される。
インキュベータ扉22は、インキュベータ筐体21に対して開閉自在に取り付けられており、その表面には、細胞観察装置11の操作に用いられる操作パネル23が設けられている。
操作パネル23は、例えば、ユーザにより操作されるタッチパネルであり、その表示部に、所定の間隔で細胞を撮影する観察スケジュールを設定するスケジュール設定画面や、新たな観察スケジュールを追加する際の撮影条件の設定値を入力する設定値入力画面、撮影倍率や撮影ポイントなどに基づいて撮影時間を設定する撮影時間設定画面などのGUI(Graphical User Interface)を表示する。また、操作パネル23は、ユーザの操作に応じた操作信号を、後述する図3の制御装置44に供給する。
例えば、操作パネル23に表示される設定値入力画面では、観察スケジュールの撮影条件として、タイムラプス撮影における撮影回数、撮影時間、撮影間隔時間が入力される。また、細胞観察装置11では、細胞観察装置11を使用するユーザのユーザ名や所属などを予め登録することができる。さらに、ユーザ登録を行う際には、ユーザの優先順位を登録することができ、例えば、優先順位は、ユーザ登録を先に行ったユーザの方が、ユーザ登録を後に行ったユーザよりも高くなるように設定される。
架台部13は、筐体31と扉32Aおよび32Bとから構成されており、扉32Aおよび32Bは、筐体31に対して開閉自在に取り付けられている。また、架台部13の内部には、後述する図3の蛍光用LED48などが収納される。
次に、図2は、図1の矢印A−A方向から見た細胞観察装置11の断面図である。
図2に示すように、インキュベータ筐体21とインキュベータ扉22とによりインキュベータ部12の内部空間が密閉されており、この内部空間、即ち、細胞を培養するのに適した環境に維持されている空間を、以下、適宜、細胞培養環境と称する。
次に、図3を参照して、図1の細胞観察装置11の構成について説明する。
図3の右側には、インキュベータ扉22、並びに、架台部13の扉32Aおよび32Bを外した状態の細胞観察装置11の正面図が示されている。図3の左側には、正面図の矢印B−B方向から見た細胞観察装置11の断面図が示されている。
図3において、細胞観察装置11は、ストッカ部41、搬送部42、観察ユニット43、および制御装置44から構成されている。
ストッカ部41、および搬送部42は、インキュベータ部12の細胞培養環境内に収納されている。また、観察ユニット43の上部は、インキュベータ部12の細胞培養環境内に収納されており、観察ユニット43の下部は、架台部13の内部に収納されている。また、制御装置44は、架台部13の内部に収納されている。
ストッカ部41は、培養される細胞が入れられる培養容器45を複数収納する。ストッカ部41には、図3に示すように、培養容器45を載置する棚が、縦方向に複数設けられており、各々の棚は、その奥行き方向に、培養容器45を複数載置することができる。
搬送部42は、制御装置44の制御に従って、所定の培養容器45を、ストッカ部41から観察ユニット43に搬送する。
観察ユニット43は、培養容器45で培養されている細胞を撮影する撮影部46や、培養容器45で培養されている細胞に光を照射する透過光用LED47および蛍光用LED48などを備えており、培養容器45で培養されている細胞の画像を撮影する。図3に示すように、透過光用LED47は、インキュベータ部12の細胞培養環境内に配置されており、撮影部46および蛍光用LED48は、インキュベータ部12の細胞培養環境外の架台部13の内部に配置されている。
透過光用LED47は、例えば、600〜660nmの波長域の光を発光し、透過光用LED47からの光が培養容器45の細胞を透過し、その透過光による位相差画像が、撮影部46により撮影される。蛍光用LED48は、培養容器45で培養されている細胞に含まれる蛍光物質に応じて、蛍光物質を励起させる波長の光(励起光)を発光し、蛍光用LED48からの光により蛍光物質が蛍光する光による蛍光画像が、撮影部46により撮影される。
制御装置44には、ユーザの操作に応じた操作信号が、図1の操作パネル23から供給され、制御装置44は、ユーザの操作に応じて、細胞観察装置11の各部を制御する。
例えば、制御装置44は、搬送部42を制御して、ストッカ部41に収納されている所定の培養容器45を、観察ユニット43に搬送させる。また、制御装置44は、操作パネル23を制御して、スケジュール設定画面や撮影時間設定画面などのGUIを、操作パネル23の表示部に適宜表示させる。また、制御装置44は、インキュベータ筐体21に設けられた環境センサの出力に応じて、細胞培養環境が、一定の温度、湿度、または二酸化炭素濃度に維持されるように、インキュベータ筐体21に設けられた温度調整装置、噴霧装置、またはガス導入部をそれぞれ制御する。
次に、図4は、培養される細胞が入れられる培養容器45の例を示す図である。
培養容器45としては、例えば、ディッシュ45A、ウェルプレート45B、または、フラスコ45Cが用いられる。図4の1番上には、6個のディッシュ45Aが示されており、図4の上から2番目には、24箇所のウェルを有するウェルプレート45Bが示されており、図4の上から3番目(一番下)には、フラスコ45Cが示されている。
ディッシュ45A、ウェルプレート45B、またはフラスコ45Cは、ホルダ51によりそれぞれ保持され、ホルダ51には、搬送部42による搬送において利用される支持片52が設けられている。
また、ホルダ51には、それぞれの培養容器45(ディッシュ45A、ウェルプレート45B、またはフラスコ45C)を識別するための識別マーカ53が付されている。例えば、識別マーカ53により、その培養容器45のユーザ(研究者)が特定され、ユーザごとに培養容器45が管理される。従って、他のユーザの培養容器45は勝手に取り出したりすることができないように制御(管理)することができる。
次に、図5は、図3の制御装置44の構成例を示すブロック図である。
図5において、制御装置44は、CPU(Central Processing Unit)101,ROM(Read Only Memory)102,RAM(Random Access Memory)103、バス104、入出力インターフェース105、入力部106、出力部107、記憶部108、通信部109、およびドライブ110から構成される。
CPU101,ROM102、およびRAM103は、バス104を介して相互に接続されており、また、バス104には、入出力インターフェース105も接続されている。入出力インターフェース105には、バス104の他、入力部106、出力部107、記憶部108、通信部109、およびドライブ110が接続されている。
CPU101は、ROM102に記憶されているプログラム、または、記憶部108から入出力インターフェース105およびバス104を介してRAM103にロードされたプログラムに従って、各種の処理を実行する。ROM102は、CPU101が実行するプログラムを記憶している。RAM103は、CPU101が実行するプログラムや、CPU101が各種の処理を実行する上で必要なデータなどを適宜記憶する。
入力部106は、図1の操作パネル23が有するタッチパネルの入力装置や操作ボタンに接続され、タッチパネルの入力装置や操作ボタンに対するユーザの操作に応じた操作信号を取得し、その操作信号を、入出力インターフェース105およびバス104を介してCPU101に供給する。
出力部107は、図1の操作パネル23が有するタッチパネルの表示装置に接続され、CPU101の制御に従い、スケジュール設定画面や撮影時間設定画面などのGUIを、タッチパネルの表示装置に表示させる。
記憶部108は、ハードディスクやフラッシュメモリなどより構成され、CPU101が実行するプログラムや、登録済みのスケジュールなどのデータを記憶する。
通信部109は、モデム、ターミナルアダプタ、その他の通信インターフェースなどより構成され、Internetや、LAN(Local Area Network)、電話回線、CATV(cable television)などを含む各種のネットワーク(図示せず)を介しての通信処理を行う。例えば、通信部109を介して図示しないコンピュータが制御装置44に接続されているとき、ユーザは、そのコンピュータにより、スケジュールや撮影条件などの設定を行うことができる。
ドライブ110には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいは半導体メモリなどよりなるリムーバルメディア111が適宜装着される。ドライブ110は、リムーバルメディア111に記録されているデータを読み出し、または、所定のデータをリムーバルメディア111に記録させる。また、CPU101が実行するプログラムが記録されたリムーバルメディア111がドライブ110に装着されると、そのプログラムは、ドライブ110により読み出され、入出力インターフェース105を介して、記憶部108に、必要に応じてインストールされる。なお、CPU101が実行するプログラムは、上述したようなリムーバルメディア111を介して記憶部108にインストールされる他、通信部109を介して、ダウンロードサイトからダウンロードして記憶部108にインストールすることができる。
次に、図6は、図1の操作パネル23に表示されるスケジュール設定画面の例を示す図である。
図6において、スケジュール設定画面120には、タイムスケジュール表示部121、サンプル情報表示部122、スケジュール追加ボタン123、結果表示部124、スケジュール表示例表示部125、および戻るボタン126が表示されている。
タイムスケジュール表示部121には、日付ごとに、0時から24時までのタイムスケジュールが表示され、既にスケジュールが登録されている時間には、スケジュール表示例表示部125に表示されている表示例に従ったハッチングが施されている。
具体的には、タイムスケジュール表示部121には、日付「2007/04/09」のタイムスケジュール131、日付「2007/04/10」のタイムスケジュール132、および日付「2007/04/11」のタイムスケジュール133が表示されている。タイムスケジュール131乃至133は、それぞれ1時間ごとに区切られており、登録済みのスケジュールは、30分単位でハッチングが施される。
また、タイムスケジュール131には、時間「00:00」から時間「20:00」まで、フルスケジュールでスケジュールが登録されていることを表すハッチングと、時間「21:00」から時間「21:30」まで、10分スケジュールでスケジュールが登録されていることを表すハッチングとが施されている。これにより、タイムスケジュール131は、それぞれのハッチングに応じたスケジュールが既に登録されていることを表している。
また、タイムスケジュール表示部121の右上には、1日前の日付のタイムスケジュールを表示させる前ボタン134が表示され、タイムスケジュール表示部121の右下には、1日後の日付のタイムスケジュールを表示させる次ボタン135が表示されている。
サンプル情報表示部122には、ユーザが、観察の対象となる培養容器45を選択するときに操作される選択ボタン136と、その培養容器45について現在登録されているスケジュールを表示させる現在スケジュールボタン137と、その培養容器45に対する新しいスケジュールの撮影条件の設定値を入力する設定値入力画面160(後述する図7)を表示させる新スケジュールボタン138と、その培養容器45に対するスケジュールの状態の表示を更新させる状態アップデートボタン139とが表示されている。
スケジュール追加ボタン123は、ユーザが、設定値入力画面160に対して新しいスケジュールの撮影条件の設定値の入力を完了したときに操作される。スケジュール追加ボタン123が操作されると、CPU101(図4)は、設定値入力画面160に対して入力された設定値に基づいて、新たなスケジュールの撮影時間と登録済みのスケジュールの撮影時間との重複の検出を行う。
結果表示部124には、新たなスケジュールの撮影時間と登録済みのスケジュールの撮影時間との重複の検出が行われた結果、新たなスケジュールを追加することができるか否かを表す検出結果表示ボタン140と、新たなスケジュールを追加することができない場合に、スケジュールの変更を提示するメッセージウインドウ141と、新たなスケジュールを追加することができずにスケジュールの変更を提示する際に、撮影間隔時間(インターバル)の固定を優先的に行うか否かをユーザが指定するためのラジオボタン142とが表示されている。
例えば、撮影時間の重複が検出された場合、ラジオボタン142が選択されているときには、撮影間隔時間を固定させることが優先されるため、撮影時間を変更(短縮)して撮影時間の重複を回避させる処理が行われる。一方、ラジオボタン142が選択されていないときには、撮影時間をシフト(移動)して撮影時間の重複を回避させる(即ち、このときには、撮影間隔時間が変更される)処理が行われる。
スケジュール表示例表示部125には、タイムスケジュール131乃至133に表示される登録済みのスケジュールの状態を表すハッチングの表示例が表示される。スケジュールの状態としては、サンプルスケジュール、ホルダースケジュール、フルスケジュール、20分スケジュール、10分スケジュール、スケジューリングなしがあり、それぞれの異なるハッチングが施される。図6の例においては、スケジューリングなしでは、ハッチングは施されていない。また、ハッチング以外にも、それぞれ異なる色により、スケジュールの状態を表してもよい。
戻るボタン126は、スケジュール設定画面120が表示される前に表示されていた画面を、操作パネル23に表示させるときに操作される。
次に、図7は、新しいスケジュールの設定値を入力するための設定値入力画面の例を示す図である。
図7において、設定値入力画面160には、リストボックス161および162、並びに、コンボボックス163乃至166が表示されている。
リストボックス161には、タイムラプス撮影において撮影を行う間隔を示す撮影間隔の時間がリストアップされており、ユーザは、そのリストの中から撮影間隔の時間を選択する。リストボックス162には、撮影間隔の分がリストアップされており、ユーザは、そのリストの中から撮影間隔の分を選択する。なお、リストボックス161および162により設定される撮影間隔(時間および分)を、適宜、撮影間隔時間と称する。
コンボボックス163は、右端の矢印ボタンをユーザが操作することにより、撮影時間のリストを表示し、ユーザは、そのリストの中から撮影時間を選択する。
コンボボックス164は、撮影開始年、撮影開始月、撮影開始日、撮影開始時、撮影開始分をリストアップする複数のコンボボックスからなり、ユーザは、それぞれのコンボボックスを用いて、撮影開始年、撮影開始月、撮影開始日、撮影開始時、撮影開始分を選択する。コンボボックス165は、撮影終了年、撮影終了月、撮影終了日、撮影終了時、撮影終了分をリストアップする複数のコンボボックスからなり、ユーザは、それぞれのコンボボックスを用いて、撮影終了年、撮影終了月、撮影終了日、撮影終了時、撮影終了分を選択する。
コンボボックス166は、新たなスケジュールの撮影時間と登録済みのスケジュールの撮影時間との重複が検出された際に、撮影時間をシフト(移動)させることを許容する許容時間を設定するボックスである。即ち、新たなスケジュールの撮影時間と登録済みのスケジュールの撮影時間との重複が検出されたときに、それらのスケジュールに設定されている許容時間の範囲内で、いずれか一方あるいは両方のスケジュールの撮影時間をシフトさせることで、撮影時間の重複が回避される。
例えば、許容時間は、タイムラプス撮影における撮影条件である撮影間隔時間の設定値に対する所定の割合、具体的には、10%〜20%の割合の時間が、自動的に演算されることにより決定され、コンボボックス166に表示される。あるいは、コンボボックス166により、撮影間隔時間の設定値に対する10%〜20%の割合の時間の範囲内でユーザが手動入力することが許可され、ユーザはコンボボックス166を操作して、許容時間を入力する。
そして、ユーザが、設定値入力画面160により撮影間隔時間、撮影時間、撮影期間(撮影開始時間および撮影終了時間)、および許容時間を入力し、図6のスケジュール追加ボタン123を操作すると、撮影時間の重複の検出が行われ、例えば、撮影時間の重複が検出されなかった場合、スケジュール設定画面120の結果表示部124に、新しいスケジュールが設定可能である旨が表示される。
即ち、図8は、新しいスケジュールが設定可能であるときのスケジュール設定画面120の例を示す図である。
図8に示すように、結果表示部124の検出結果表示ボタン140には、新しいスケジュールが設定可能であることを表す「OK」が表示され、メッセージウインドウ141には、「スケジュール設定可能」と表示される。また、結果表示部124では、ラジオボタン142(図8)に代えて、観察設定ボタン143が表示される。観察設定ボタン143をユーザが操作すると、新たなスケジュールが設定、即ち、図4の記憶部108に記憶(登録)される。
一方、撮影時間の重複の検出が行われた結果、例えば、撮影時間の重複が検出された場合には、スケジュール設定画面120の結果表示部124に、新しいスケジュールが設定可能でない旨が表示される。
即ち、図9は、新しいスケジュールが設定可能でないときのスケジュール設定画面120の例を示す図である。
図9に示すように、結果表示部124の検出結果表示ボタン140には、新しいスケジュールが設定可能でないことを表す「NG」が表示され、メッセージウインドウ141には、「撮影時間 変更要」と表示される。また、結果表示部124では、ラジオボタン142(図8)に代えて、メッセージウインドウ144と時間変更承認ボタン145が表示される。
ここで、例えば、図9のタイムスケジュール132に示すように、日付「2007/04/10」の時間「15:15」から時間「15:30」まで、既にスケジュールが登録されている場合に、ユーザが、日付「2007/04/10」の時間「00:00」から日付「2007/04/11」の時間「09:00」までの撮影期間で、撮影間隔時間が3時間として、撮影時間が20分のタイムラプス撮影を行うように設定値を入力したとき、日付「2007/04/10」の時間「15:15」から時間「15:20」までの5分間の撮影時間の重複が検出される。この場合、例えば、日付「2007/04/10」の時間「15:00」から時間「15:15」までの15分間であれば、撮影を行うことができるので、メッセージウインドウ144に「15分」と表示され、日付「2007/04/10」の時間「15:00」から時間「15:15」までの15分間に、変更後の撮影時間を表すハッチングが施される。
ユーザが、このような撮影時間の変更を承認する場合、時間変更承認ボタン145を操作することで、撮影時間が変更された新たなスケジュールが設定される。
ここで、図9のスケジュール設定画面120は、例えば、図6のスケジュール設定画面120のラジオボタン142が選択されていて、スケジュールの変更を提示する際に、撮影間隔時間の固定を優先的に行う場合に表示される。
一方、図6のスケジュール設定画面120のラジオボタン142が選択されていない場合には、撮影間隔時間の固定を優先的に行うように設定されてなく、つまり、撮影時間の固定を優先的に行い、撮影時間をシフトさせて撮影間隔時間を変更してもよいと設定されている。この場合、スケジュールの変更を提示する際に、重複が検出された撮影時間を許容時間内でシフトさせる処理が行われる。
即ち、図7を参照して説明したように、スケジュールの設定値を入力する際に、コンボボックス166により許容時間が設定されており、この許容時間内で、重複が検出された撮影時間をシフトさせる処理が行われる。この処理により、撮影時間の重複が回避されると、新たなスケジュールの登録が可能となる。
図10は、撮影時間をシフトさせる処理が行われた結果、登録が可能となる撮影時間をユーザに提示するスケジュール設定画面120の例を示す図である。
図10に示すように、結果表示部124の検出結果表示ボタン140には、「NG」と表示され、メッセージウインドウ141には、「04/10 15:00 変更?」と表示される。また、結果表示部124では、再設定実行ボタン146と承認ボタン147が表示される。
例えば、図10のタイムスケジュール132に示すように、日付「2007/04/10」の時間「15:15」から時間「15:30」まで、既にスケジュールが登録されている場合に、ユーザが、日付「2007/04/10」の時間「00:00」から日付「2007/04/11」の時間「09:00」までの撮影期間で、撮影間隔時間が3時間として、撮影時間が20分のタイムラプス撮影を行うように設定値を入力したとき、日付「2007/04/10」の時間「15:15」から時間「15:20」までの5分間の撮影時間の重複が検出される。
ここで、新たなスケジュールの許容時間が15分と設定されているとすると、重複が検出された撮影時間をシフトさせる処理が行われ、日付「2007/04/10」の時間「14:55」から時間「15:15」までの20分間に撮影時間がシフトされ、その時間帯にハッチングが施される。即ち、許容時間として設定された時間内で、重複を回避するのに必要な最も短い時間で、撮影時間をシフトさせる処理が行われ、この例では、5分間だけシフトさせる処理が行われている。
ユーザは、このようにシフトされた撮影時間を承認する場合には、承認ボタン147を操作し、撮影時間の設定を再度行う場合には、再設定実行ボタン146を操作する。
承認ボタン147が操作された場合には、撮影時間が変更された新たなスケジュールが設定(登録)され、再設定実行ボタン146が操作された場合には、図7の設定値入力画面160が再度表示される。
一方、新たなスケジュールに設定されている許容時間内で、重複が検出された撮影時間をシフトさせる処理を行っても、撮影時間の重複が回避されない場合がある。この場合、撮影時間を許容時間でシフト(即ち、シフトさせることが許容されている最大限の時間でのシフト)させた後の重複状況を提示するスケジュール設定画面120が表示される。
図11は、撮影時間をシフトさせる処理を行っても、重複が回避されないときの重複状況を提示するスケジュール設定画面120の例を示す図である。
図11に示すように、結果表示部124の検出結果表示ボタン140には、「NG」と表示され、メッセージウインドウ141には、「重複対象変更可能」と表示される。また、結果表示部124では、再設定実行ボタン146および変更ボタン148が表示される。
なお、図11のスケジュール設定画面120のように、メッセージウインドウ141に「重複対象変更可能」と表示されるのは、新たなスケジュールの撮影時間と重複している登録済みのスケジュールの撮影時間(以下、適宜、重複対象と称する)を登録したユーザの優先順位が、新たなスケジュールのユーザの優先順位以下(優先順位と同じ、または、優先順位より低く)、かつ、重複対象のスケジュールが、撮影間隔時間の固定を優先的に行うと設定されていないときに表示される。
そして、ユーザが、変更ボタン148を操作すると、重複対象の情報(重複対象のスケジュールを登録したユーザや、そのスケジュールに設定されている許容時間など)が表示され、ユーザが、重複対象をシフトさせることを許可すると、重複対象をシフトさせる処理が行われる。例えば、日付「2007/04/10」の時間「15:15」から時間「15:30」までとなっている登録済みのスケジュールの撮影時間が、そのスケジュールに設定されている許容時間内で後にシフトされる。
一方、重複対象をシフトさせない場合には、ユーザは、再設定実行ボタン146を操作することで、図7の設定値入力画面160を再度表示させ、図11のスケジュール設定画面120に示されている重複状況を確認して、スケジュールの重複が回避されるように、設定値の入力をやり直すことができる。
このようにして、スケジュール設定画面120および設定値入力画面160を用いて、登録済みのスケジュールと重複しない新たなスケジュールの撮影条件が決定すると、操作パネル23には、撮影倍率や撮影ポイントなどの撮影条件を設定するための撮影時間設定画面170が表示される。
図12は、撮影時間を設定するための撮影時間設定画面170の例を示す図である。
図12に示すように撮影時間設定画面170には、撮影条件表示部171、ユーザ情報表示部172、パスワード変更ボタン173、保存ボタン174、ラジオボタン175、許容時間表示部176、およびキャンセルボタン177が表示される。
撮影条件表示部171には、培養容器指定枠180、撮影倍率およびZスタック数表示部181、撮影箇所(撮影ポイント)を示す観察地点表示部182、照射条件表示部183が表示される。
培養容器指定枠180には、培養容器45の種類を表す複数のタブが設けられており、それらのタブを選択することにより、培養容器45の種類が指定される。培養容器45の種類としては、図4に示したように、ディッシュ45A、ウェルプレート45B、およびフラスコ45Cがある。培養容器指定枠180のタブにより、35mmディッシュ、60mmディッシュ、100mmディッシュ、角度のないフラスコ、角度のあるフラスコ、6ウェルのウェルプレート、12ウェルのウェルプレート、または24ウェルのウェルプレートのいずれかが指定される。
撮影倍率およびZスタック数表示部181には、撮影倍率を選択するための複数の撮影倍率ボタン184と、Zスタック数を選択するための複数のラジオボタン185が表示されている。
撮影倍率の変更は、それぞれの倍率の対物レンズを切り替えることにより行われ、撮影倍率ボタン184により、2倍、4倍、10倍、または20倍の撮影倍率を選択することができる。
Zスタック数とは、培養容器45内の細胞のZ方向(垂直方向)(細胞を観察する光軸に沿った方向)の撮影箇所数であり、ラジオボタン185では、2倍、4倍、10倍、および20倍の撮影倍率ボタン184ごとに、1、3、8、16、または40のZスタックを選択することができる。
観察地点表示部182には、4つの観察地点選択ボタン186が表示されている。観察地点としては、1箇所、5箇所、9箇所を選択することができ、4つの観察地点選択ボタン186にそれぞれ示されているようにXおよびY方向(細胞を観察する光軸に対して垂直方向)に配置された箇所で撮影が行われる。
照射条件表示部183には、チャンネル選択ボタン187、およびテキストボックス188が表示される。
チャンネル選択ボタン187により、テキストボックス188に入力された照射時間と照射輝度との組み合わせが選択され、チャンネル選択ボタン187で選択された照射時間および照射輝度で、蛍光用LED48が励起光を照射する。
テキストボックス188には、照射時間および照射輝度が入力される。ここで、細胞観察装置11には、例えば、3つの蛍光用LED48が設けられており、蛍光用LED48は、それぞれ、例えば、440〜460nmの励起光、460〜490nmの励起光、または520〜550nmの励起光を発光する。テキストボックス188の照射輝度には、440〜460nmの励起光、460〜490nmの励起光、または520〜550nmの励起光を発光する蛍光用LED48ごとに、設定値が入力される。
また、例えば、撮影倍率およびZスタック数表示部181、観察地点表示部182、並びに照射条件表示部183は、この順番でそれぞれ設定可能となっており、例えば、初期状態では、撮影倍率およびZスタック数表示部181がアクディブであり、観察地点表示部182、および照射条件表示部183は非アクディブである。そして、撮影倍率およびZスタック数表示部181で撮影倍率とZスタック数を選択すると、観察地点表示部182がアクティブとなり、観察地点表示部182で観察地点が選択され、それらの撮影に要する撮影時間が、図7の設定値入力画面160で設定された撮影時間以内であれば、照射条件表示部183がアクディブとなる。
ユーザ情報表示部172には、観察の対象として選択された培養容器45のユーザの情報として、ユーザ名および所属、並びに、事前に登録されたユーザの優先順位が表示される。パスワード変更ボタン173は、そのユーザが、細胞観察装置11を使用する際に必要なパスワードを変更するときに操作される。保存ボタン174は、撮影条件表示部171において選択または入力された設定値を保存するときに操作される。
ラジオボタン175により、撮影条件表示部171で設定される撮影条件により撮影に要する時間が規定時間(図7の設定値入力画面160で設定された撮影時間)以内となるようにするか、ユーザが任意で設定する時間以内となるようにするかが選択される。図12の例では、規定時間として15分が設定されており、撮影条件表示部171で設定される撮影条件により撮影に要する時間が規定時間以内となるようにすることが選択されている。また、例えば、規定時間によらずに、ユーザが任意で設定する時間以内で観察を行うような場合には、撮影時間設定画面170において撮影時間を設定することができ、図13には、ユーザがマニュアルで入力した時間「30分」が表示されている撮影時間設定画面170が示されている。
許容時間表示部176には、図7のコンボボックス166により設定された許容時間が表示される。キャンセルボタン177は、撮影時間設定画面170により撮影条件の設定をキャンセルするときに操作される。
次に、図14は、図5の制御装置44がスケジュールを設定する処理を説明するフローチャートである。
例えば、ユーザが、図1の操作パネル23を操作して、観察の対象となるサンプルを選択すると処理が開始され、ステップS11において、出力部107は、CPU101の制御に従って、スケジュール設定画面120(図6)を操作パネル23に表示する。
ステップS11の処理後、処理はステップS12に進み、CPU101は、新たなスケジュールを追加するか否かを判定する。例えば、ユーザが、スケジュール設定画面120の新スケジュールボタン138を操作すると、入力部106は、ユーザの操作に応じた操作信号を取得してCPU101に供給し、これにより、CPU101は、新たなスケジュールを追加すると判定する。
ステップS12において、CPU101は、新たなスケジュールを追加すると判定するまで処理を待機し、新たなスケジュールを追加すると判定した場合、処理はステップS13に進む。
ステップS13において、出力部107は、CPU101の制御に従って、設定値入力画面160(図7)を操作パネル23に表示し、処理はステップS14に進む。
ステップS14において、ユーザは、新たなスケジュールの撮影条件を入力する。即ち、新たなスケジュールの撮影間隔時間を、設定値入力画面160のリストボックス161および162を用いて設定し、新たなスケジュールの撮影時間を、コンボボックス163を用いて設定し、新たなスケジュールの撮影期間を、コンボボックス164および165を用いて設定する。また、タイムラプス撮影条件である撮影間隔時間の設定値に対して、10%〜20%の割合の時間が、許容時間として、自動設定されてコンボボックス166に表示される。あるいは、上記割合の時間の範囲内で、手動入力が許可され、ユーザがコンボボックス166に設定入力することができる。
その後、ユーザが図6のスケジュール追加ボタン123を操作すると、入力部106は、ユーザにより設定された新たなスケジュールの撮影間隔時間、撮影時間、撮影期間、および許容時間を取得し、CPU101に供給する。
ステップS14の処理後、処理はステップS15に進み、CPU101は、ステップS14で取得した撮影条件、即ち、入力部106から供給された新たなスケジュールの撮影間隔時間、撮影時間、および撮影期間に基づいて、記憶部108に記憶されている登録済みのスケジュールと、ステップS14で入力部106から供給された新たなスケジュールとの撮影時間の重複の検出を行い、処理はステップS16に進む。
ステップS16において、CPU101は、新たなスケジュールを追加することができるか否かを判定する。例えば、CPU101は、ステップS15において、登録済みのスケジュールと新たなスケジュールとの撮影時間の重複が検出されなかった場合、新たなスケジュールを追加することができると判定し、登録済みのスケジュールと新たなスケジュールとの撮影時間の重複が検出された場合、新たなスケジュールを追加することができないと判定する。
ステップS16において、CPU101が、新たなスケジュールを追加することができると判定した場合、処理はステップS21に進み、一方、新たなスケジュールを追加することができないと判定した場合、処理はステップS17に進む。
ステップS17において、CPU101は、新たなスケジュールについて撮影間隔時間(インターバル)の固定を優先的に行うように設定されているか否か、即ち、図6のラジオボタン142が選択されているか否かを判定する。
ステップS17において、CPU101が、撮影間隔時間の固定を優先的に行うように設定されていると判定した場合、処理はステップS18に進み、CPU101は、撮影時間を短縮することにより撮影時間の重複を回避させる。そして、出力部107は、CPU101の制御に応じて、重複が回避された結果、撮影時間が変更されたスケジュールを提示するスケジュール設定画面120(図9)を操作パネル23に表示し、処理はステップS20に進む。
一方、ステップS17において、CPU101が、撮影間隔時間の固定を優先的に行うように設定されていないと判定した場合、処理はステップS19に進み、CPU101は、許容時間内で撮影時間をシフトさせるシフト処理を行い、処理はステップS20に進む。シフト処理では、例えば、許容時間内で撮影時間をシフトさせたスケジュール設定画面120(図10)が操作パネル23に表示される。
ステップS20において、CPU101は、ユーザが、ステップS18またはS19で提示した変更を承諾したか否かを判定する。
例えば、ユーザが、ステップS18で操作パネル23に表示されたスケジュール設定画面120(図9)の時間変更承認ボタン145を操作し、その操作に応じた操作信号を入力部106が取得してCPU101に供給すると、CPU101は、撮影時間の変更をユーザが承諾したと判定する。また、例えば、ユーザが、ステップS19のシフト処理で操作パネル23に表示されたスケジュール設定画面120(図10)の承認ボタン147を操作し、その操作に応じた操作信号を入力部106が取得してCPU101に供給すると、CPU101は、撮影時間のシフトをユーザが承諾したと判定する。
ステップS20において、CPU101が、ユーザがステップS18またはS19で提示した変更を承諾したと判定した場合、処理はステップS21に進む。
一方、CPU101が、ユーザがステップS18またはS19で提示した変更を承諾しなかったと判定した場合、処理はステップS13に戻る。または、ステップS19のシフト処理で、後述するように、許容時間内で撮影時間をシフトさせても重複が回避されなかった場合にも、処理はステップS13に戻る。その後、再度、設定値入力画面160(図7)が表示され、ユーザは、設定値の入力をやり直し、以下、同様の処理が繰り返される。
ステップS21において、撮影倍率や撮影ポイントなどの条件を入力して撮影時間を設定する撮影時間設定処理が実行される。
ステップS21の撮影時間設定処理の処理後、処理はステップS22に進み、CPU101は、新たなスケジュール(即ち、ステップS14で取得した撮影条件や、ステップS18で変更された撮影条件など)を記憶部108に記憶させて登録する。また、例えば、ステップS19のシフト処理において、登録済みのスケジュールの撮影時間がシフトされていた場合には、その登録済みのスケジュールの再登録(更新)が行われる。その後、スケジュールを設定する処理は終了する。
次に、図15は、図14のステップS19のシフト処理を説明するフローチャートである。
ステップS31において、CPU101は、図14のステップS15で重複していることが検出された撮影時間同士の重複時間が、ステップS14で取得した許容時間内であるか否かを判定する。
ステップS31において、CPU101が、重複時間が許容時間内であると判定した場合、処理はステップS37に進み、一方、重複時間が許容時間内でないと判定した場合、処理はステップS32に進む。
ステップS32において、CPU101は、重複対象のスケジュールを確認し、重複対象をシフトさせることができるか否かを判定する。例えば、重複対象のスケジュールを登録したユーザの優先順位が、新たなスケジュールのユーザの優先順位以下で、かつ、重複対象のスケジュールが、撮影間隔時間の固定を優先的に行うように設定されていない場合、CPU101は、重複対象をシフトさせることができると判定する。
一方、重複対象のスケジュールを登録したユーザの優先順位が、新たなスケジュールのユーザの優先順位より高い場合や、重複対象のスケジュールが、撮影間隔時間の固定を優先的に行うように設定されている場合には、CPU101は、重複対象をシフトさせることができないと判定する。つまり、撮影時間が重複しているとき、優先順位の低いユーザのスケジュールが変更される。
ステップS32において、CPU101が、重複対象をシフトさせることができないと判定した場合、処理はステップS38に進み、一方、重複対象をシフトさせることができると判定した場合、処理はステップS33に進む。
ステップS33において、CPU101は、新たなスケジュールに設定されている許容時間で、重複している撮影時間をシフトさせ、即ち、シフトさせることが許容されている最大の時間で撮影時間をシフトさせ、その結果を示すスケジュール設定画面を表示する。この場合、重複対象をシフトさせることができるので、図11に示すようなスケジュール設定画面120が表示される。そして、ユーザが、変更ボタン148を操作すると、処理はステップS34に進む。
ステップS34において、CPU101は、重複対象の情報を操作パネル23に表示させるとともに、その重複対象をシフトさせることを指示するGUIを表示させ、処理はステップS35に進む。そして、ユーザは、操作パネル23に表示された情報、例えば、重複対象のスケジュールを登録したユーザや、そのスケジュールに設定されている許容時間などを確認して、重複対象をシフトさせるか否かを判断する。
ステップS35において、CPU101は、重複対象をシフトさせるか否か、即ち、ユーザが重複対象をシフトさせると判断して、重複対象をシフトさせることを指示するGUIを操作したか否かを判定する。
ステップS35において、CPU101が、重複対象をシフトさせないと判定した場合、処理はステップS38に進み、一方、重複対象をシフトさせると判定した場合、処理はステップS36に進む。
ステップS36において、CPU101は、重複対象をシフトさせた結果、新たなスケジュールの撮影時間と、登録済みのスケジュールの撮影時間との重複が回避されたか否かを判定し、重複が回避されたと判定した場合、処理はステップS37に進み、重複が回避されていないと判定した場合、処理はステップS38に進む。
ステップS37において、CPU101は、重複が検出された撮影時間(一方あるいは両方)をシフトさせ、その結果、重複が回避されたスケジュールを提示するスケジュール設定画面を操作パネル23に表示する。例えば、ステップS31で重複時間が許容時間内であると判定された場合には、図10に示したような、新たなスケジュールの撮影時間をシフトさせたスケジュール設定画面120が表示される。また、例えば、ステップS36で重複が回避されたと判定された場合には、新たなスケジュールの撮影時間と、登録済みのスケジュールの撮影時間との両方をシフトさせたスケジュール設定画面が表示される。なお、撮影時間のシフトは、許容時間内で最小限のシフト量となるように行われる。
一方、ステップS38において、CPU101は、重複が検出された撮影時間を許容時間内で最大限シフトさせ、その結果得られるスケジュールを提示するスケジュール設定画面を操作パネル23に表示する。例えば、ステップS32で重複対象をシフトさせることができないと判定された場合、および、ステップS35で重複対象をシフトさせないと判定された場合、新たなスケジュールに設定されている許容時間で、新たなスケジュールの重複している撮影時間をシフトさせたスケジュール設定画面が表示される。また、例えば、ステップS36で重複が回避されていないと判定された場合、新たなスケジュールに設定されている許容時間、および、登録済みのスケジュールに設定されている許容時間で、両方の撮影時間をシフトさせたスケジュール設定画面が表示される。
ステップS37またはS38の処理後、シフト処理は終了する。
このようなシフト処理により、重複が検出された撮影時間の一方または両方を許容時間内でシフトさせることにより、撮影時間の重複を回避することができる。また、許容時間内でのシフトで撮影時間の重複が回避されなかった場合にも、重複が検出された撮影時間を許容時間内で最大限シフトをさせたスケジュールをユーザに提示することで、ユーザは、撮影条件を再設定する際の参考にして、重複が回避されるように、再度、撮影条件の設定値を入力することができる。
次に、図16は、図14のステップS21の撮影時間設定処理を説明するフローチャートである。
ステップS41において、出力部107は、CPU101の制御に応じて、撮影時間設定画面170(図12)を操作パネル23に表示させ、処理はステップS42に進む。
ステップS42において、ユーザが、撮影倍率とZスタック数を、撮影時間設定画面170の撮影倍率ボタン184、およびラジオボタン85を用いて選択すると、入力部106は、ユーザにより選択された撮影倍率とZスタック数を取得し、CPU101に供給する。
ステップS42の処理後、処理はステップS43に進み、CPU101は、ステップS42で入力部106から供給された撮影倍率とZスタック数に基づいて、その撮影倍率で、そのZスタック数の撮影を行うのに必要な時間である基本撮影時間を算出し、処理はステップS44に進む。例えば、基本撮影時間は、対物レンズの切り替えに要する時間や、撮影素子の露光時間、Z方向の移動に要する時間などに基づいて求められる。
ステップS44において、ユーザが、撮影地点の種類を、撮影時間設定画面170の観察地点選択ボタン186を用いて選択すると、入力部106は、ユーザにより選択された撮影地点の種類を取得し、CPU101に供給する。
ステップS44の処理後、処理はステップS45に進み、CPU101は、ステップS43で算出した基本撮影時間で、ステップS42で入力部106から供給された撮影地点の種類に応じた撮影地点の数を撮影するのに必要なトータル的な時間である撮影所要時間を算出し、処理はステップS46に進む。
ステップS46において、CPU101は、図14のスケジュールを設定する処理で、ユーザにより設定された撮影時間を規定時間とし、ステップS45で算出した撮影所要時間が、この規定時間以内であるか否かを判定する。
ステップS46において、CPU101が、撮影所要時間が、この規定時間以内でないと判定した場合、処理はステップS42に戻り、以下、同様の処理が繰り返される。一方、ステップS46において、CPU101が、撮影所要時間が、この規定時間以内であると判定した場合、処理はステップS47に進む。
ステップS47において、ユーザが、撮影時間設定画面170の照射条件表示部183に励起光の照射条件を入力し、保存ボタン174を操作すると、入力部106は、ユーザにより設定された照射条件を取得してCPU101に供給する。CPU101は、その照射条件で蛍光用LED48が励起光を照射することができるように、照射条件を設定し、撮影条件設定処理は終了する。
以上のように、新たなスケジュールと登録済みのスケジュールとの撮影時間の重複が検出されるので、タイムラプス撮影が確実に行われるように、新たなスケジュールを登録することができる。また、新たなスケジュールと登録済みのスケジュールとの撮影時間の重複している場合には、撮影時間などの変更がユーザに提示されるので、ユーザは、それらの提示に基づいて、容易にスケジュールを変更することができる。
また、ユーザが入力した撮影条件による撮影に必要な撮影所要時間が、規定時間以内であるか否かが判定され、撮影所要時間が規定時間以内でない場合には、次の処理、例えば、照射条件の設定が行えないので、撮影所要時間を規定時間以内に確実に設定することができる。
なお、撮影所要時間が規定時間以内でない場合には、規定時間を超えている旨をユーザに通知する警告画面などを表示した後に、再度、撮影倍率などの設定を行わせるようにすることができる。また、撮影条件をどのように変更することで、規定時間以内となるかをユーザに提示するようにしてもよい。
また、スケジュールの撮影時間の重複は、新たなスケジュールを登録するユーザによる登録済みのスケジュールだけでなく、他のユーザによる登録済みのスケジュールとの間でも検出され、ユーザ間のスケジュールの管理と整合を行うことができる。
なお、タイムラプス撮影の撮影開始時間は、図7の設定値入力画面160を利用して設定する以外に、例えば、図6のスケジュール設定画面120のタイムスケジュール表示部121をタッチすることで、設定することができる。
また、上述のフローチャートを参照して説明した各処理は、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)も含むものである。また、プログラムは、1のCPUにより処理されるものであっても良いし、複数のCPUによって分散処理されるものであっても良い。
なお、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。

Claims (6)

  1. ユーザの指定する観察スケジュールに従って、細胞の培養過程を観察する細胞観察装置において、
    前記観察スケジュールに従い、前記細胞を撮影する撮影手段と、
    ユーザによる撮影条件の入力に応じて、新たな観察スケジュールを取得する観察スケジュール取得手段と、
    前記観察スケジュール取得手段で取得した前記新たな観察スケジュールの前記撮影条件に含まれる前記撮影手段の撮影時間と、登録済みの観察スケジュールの前記撮影条件に含まれる前記撮影手段の撮影時間とが重複しているか否かを判定する重複判定手段と、
    前記重複判定手段により前記観察スケジュール同士の前記撮影時間が重複していると判定された際に、いずれか一方あるいは両方の前記観察スケジュールの前記撮影条件を変更する変更手段と、
    前記変更手段により変更される前記撮影条件に基づいて、前記新たな観察スケジュールを登録し、あるいは、前記新たな観察スケジュールを登録するとともに前記登録済みの観察スケジュールを再登録する観察スケジュール登録手段と、
    前記観察スケジュール取得手段が取得した新たな観察スケジュールの前記撮影時間内に、前記撮影手段による撮影が完了するように、前記撮影手段が撮影に要する時間を設定する撮影時間設定手段と
    前記変更手段により前記観察スケジュールの撮影条件の変更が行われても、前記観察スケジュール同士の撮影時間の重複が解消されない場合、前記変更手段による変更後の前記観察スケジュールの重複部分を提示する重複状況提示手段と
    を備え、
    前記観察スケジュールの撮影条件は、前記撮影時間をシフトさせることを許容する時間である許容時間を含み、
    前記変更手段は、前記観察スケジュールの空き時間を記憶しておき、前記重複判定手段によって重複していると判定された前記撮影時間のいずれか一方あるいは両方を前記許容時間内で前記空き時間にシフトさせることにより、前記観察スケジュールの撮影条件を変更し、
    前記撮影時間設定手段は、
    ユーザの入力に応じて、前記細胞を撮影する撮影倍率と、前記細胞を撮影する光軸方向のZスタック数とを取得する第1の撮影時間条件取得手段と、
    前記第1の撮影時間条件取得手段により取得された前記撮影倍率で、前記第1の撮影時間条件取得手段により取得された前記Zスタック数を撮影するのに必要な時間である基本撮影時間を演算する第1の演算手段と、
    ユーザの入力に応じて、前記光軸に対して垂直な1面あたりの撮影ポイント数を取得する第2の撮影時間条件取得手段と、
    前記第1の演算手段により算出された前記基本撮影時間で、前記第2の撮影時間条件取得手段により取得された前記撮影ポイント数を撮影するのに必要な時間である撮影所要時間を演算する第2の演算手段と、
    前記第2の演算手段により算出された前記撮影所要時間が、前記観察スケジュール取得手段が取得した新たな観察スケジュールの撮影時間以内であるか否かを判定する撮影時間判定手段と
    を有し、
    前記撮影時間判定手段により、前記撮影所要時間が、前記観察スケジュール取得手段が取得した新たな観察スケジュールの撮影時間以内でないと判定された場合、前記第1の撮影時間条件取得手段による前記撮影倍率と前記Zスタック数との取得、または、前記第2の撮影時間条件取得手段による前記撮影ポイント数の取得が再度行われ
    前記観察スケジュール取得手段は、前記重複状況提示手段による前記観察スケジュールの重複部分の提示に応じたユーザによる撮影条件の変更に応じて、新たな観察スケジュールを再度取得する
    ことを特徴とする細胞観察装置。
  2. 請求項1に記載の細胞観察装置において、
    前記観察スケジュールの撮影条件は、タイムラプス撮影における前記撮影手段の撮影回数と、撮影時間と、撮影間隔時間とを少なくとも含み、
    前記観察スケジュール登録手段は、前記変更手段による前記撮影条件の変更により前記観察スケジュール同士の撮影時間の重複が解消された場合に、前記観察スケジュールの登録を行う
    ことを特徴とする細胞観察装置。
  3. 請求項2に記載の細胞観察装置において、
    前記変更手段により前記撮影時間をシフトさせることを許容する時間である前記許容時間は、前記撮影間隔時間に対する所定の割合が自動的に演算されることにより決定され、あるいは、手動入力されることにより決定される
    ことを特徴とする細胞観察装置。
  4. 請求項1に記載の細胞観察装置において、
    前記重複状況提示手段は、前記重複判定手段により、前記撮影時間が重複していると判定された場合にも、前記撮影時間の重複状況をユーザに提示することができ
    前記観察スケジュール取得手段は、ユーザによる撮影条件の変更に応じて、新たな観察
    スケジュールを再度取得する
    ことを特徴とする細胞観察装置。
  5. 請求項1に記載の細胞観察装置において、
    複数のユーザの優先順位を決定し、登録する登録手段を更に備え、
    前記変更手段は、前記重複判定手段により前記撮影時間が重複していると判定された前記観察スケジュール同士のユーザが異なるとき、前記登録手段で登録された優先順位の低い前記ユーザの観察スケジュールの撮影条件を変更する
    ことを特徴とする細胞観察装置。
  6. ユーザの指定する観察スケジュールに従って、細胞を撮影する撮影手段により、細胞の培養過程を観察する細胞観察処理をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    ユーザによる撮影条件の入力に応じて、新たな観察スケジュールを取得し、
    取得した前記新たな観察スケジュールの前記撮影条件に含まれる前記撮影手段の撮影時間と、登録済みの観察スケジュールの前記撮影条件に含まれる前記撮影手段の撮影時間とが重複しているか否かを判定し、
    前記観察スケジュール同士の前記撮影時間が重複していると判定された際に、いずれか一方あるいは両方の前記観察スケジュールの前記撮影条件を変更し、
    変更される前記撮影条件に基づいて、前記新たな観察スケジュールを登録し、あるいは、前記新たな観察スケジュールを登録するとともに前記登録済みの観察スケジュールを再登録し、
    取得した新たな観察スケジュールの前記撮影時間内に、前記撮影手段による撮影が完了するように、前記撮影手段が撮影に要する時間を設定し、
    前記観察スケジュールの撮影条件の変更が行われても、前記観察スケジュール同士の撮影時間の重複が解消されない場合、その変更後の前記観察スケジュールの重複部分を提示する
    ステップを含み、
    前記観察スケジュールの撮影条件は、前記撮影時間をシフトさせることを許容する時間である許容時間を含み、
    前記撮影条件を変更する際に、前記観察スケジュールの空き時間を記憶しておき、重複していると判定された前記撮影時間のいずれか一方あるいは両方を前記許容時間内で前記空き時間にシフトさせることにより、前記観察スケジュールの撮影条件が変更され、
    前記撮影手段が撮影に要する時間を設定する際に、
    ユーザの入力に応じて、前記細胞を撮影する撮影倍率と、前記細胞を撮影する光軸方向のZスタック数とを取得し、
    取得された前記撮影倍率で、取得された前記Zスタック数を撮影するのに必要な時間である基本撮影時間を演算し、
    ユーザの入力に応じて、前記光軸に対して垂直な1面あたりの撮影ポイント数を取得し、
    算出された前記基本撮影時間で、取得された前記撮影ポイント数を撮影するのに必要な時間である撮影所要時間を演算し、
    算出された前記撮影所要時間が、新たな観察スケジュールの撮影時間以内であるか否かを判定する
    ステップを有し、
    前記撮影所要時間が、取得した新たな観察スケジュールの撮影時間以内でないと判定された場合、前記撮影倍率と前記Zスタック数との取得、または、前記撮影ポイント数の取得が再度行われ
    前記観察スケジュールの重複部分提示に応じたユーザによる撮影条件の変更に応じて、新たな観察スケジュールを再度取得する
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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