JP5671927B2 - ガラス基板収納容器及びガラス基板収納容器を用いたガラス基板の製造方法 - Google Patents
ガラス基板収納容器及びガラス基板収納容器を用いたガラス基板の製造方法 Download PDFInfo
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Description
(工程1)フロート法、フュージョン法、またはプレス成形法により成形されたガラス素基板を、中央部に円形孔を有する円盤形状に切削加工した後、内周側面と外周側面を面取り加工する(形状付与工程)。
(工程2)ガラス基板の内外周の側面部と面取り部に端面研磨する(研磨工程)。
(工程3)ガラス基板の上下主平面を研磨加工する(研磨工程)。
(工程4)ガラス基板を精密洗浄する(洗浄工程)。
(工程5)洗浄されたガラス基板を乾燥させる(乾燥工程)。
(工程6)乾燥したガラス基板の主平面に付着した異物の数を目視又は光散乱方式表面観察機により検査する(検査工程)。
(工程7)検査したガラス基板をガラス基板収納容器に収納して包装する(出荷工程)。
複数のガラス基板が整列された状態に収納される収納室、及び当該収納室に連通された上部開口及び側面開口、及び該側面開口の周辺に形成された蓋係止部を有する収納容器本体と、
前記収納容器本体の前記上部開口を閉塞する上面閉塞部、及び前記収納容器本体の前記側面開口を閉塞する側面閉塞部を有する第1の蓋と、
前記収納容器本体の前記上部開口を閉塞する上面閉塞部、及び前記収納容器本体の前記側面開口を閉塞する側面閉塞部、及び前記収納容器本体の前記蓋係止部に係止される被係止部を有する第2の蓋と、を備え、
前記第1の蓋または前記第2の蓋のうち何れか一つを前記収納容器本体に装着し、
前記第1の蓋は、前記収納容器本体に装着される場合に、前記収納容器本体に係止されないことを特徴とするガラス基板収納容器が提供される。
また、本発明の別の一態様によれば、
板形状を有するガラス基板の形状付与工程と、前記ガラス基板の研磨工程と、前記ガラス基板の洗浄工程と、前記ガラス基板の乾燥工程と、前記ガラス基板の検査工程と、前記ガラス基板の出荷工程とを少なくとも有するガラス基板の製造方法において、
複数のガラス基板が整列された状態に収納される収納室、及び当該収納室に連通された上部開口及び側面開口、及び該側面開口の周辺に形成された蓋係止部を有する収納容器本体と、
前記収納容器本体の前記上部開口を閉塞する上面閉塞部、及び前記収納容器本体の前記側面開口を閉塞する側面閉塞部を有する第1の蓋と、
前記収納容器本体の前記上部開口を閉塞する上面閉塞部、及び前記収納容器本体の前記側面開口を閉塞する側面閉塞部、及び前記収納容器本体の前記蓋係止部に係止される被係止部を有する第2の蓋と、
を備えたガラス基板収納容器を用い、
前記第1の蓋は、少なくとも前記ガラス基板の検査工程において、前記複数のガラス基板が収納された前記収納容器本体に装着されて前記上部開口及び前記側面開口を閉塞し、且つ、前記収納容器本体に係止されず、
前記第2の蓋は、前記ガラス基板の出荷工程において、出荷するガラス基板が収納された前記収納容器本体に装着されて前記上部開口及び前記側面開口を閉塞し、且つ前記被係止部が前記収納容器本体の蓋係止部に係止されることを特徴とするガラス基板収納容器を用いたガラス基板の製造方法が提供される。
図1は本発明によるガラス基板収納容器の一実施例を示す分解斜視図である。図1に示されるように、ガラス基板収納容器10は、複数のガラス基板が収納される収納容器本体20と、製造ラインの検査工程で使用される第1の蓋30と、出荷時に使用される第2の蓋40と、底部蓋50とを有する。尚、収納容器本体20、第1の蓋30、第2の蓋40、底部蓋50は、樹脂材(例えば、ポリプロピレン:Polypropylene等)により成形されている。ガラス基板の製造ラインの検査工程では、第1の蓋30を収納容器本体20に装着し、検査終了後の出荷時に第2の蓋40を収納容器本体20に装着する。このように、作業内容に応じて第1の蓋30と第2の蓋40とを選択的に装着することにより、後述する係止部112と被係止部45との摺接回数を削減できる。
〔収納容器本体20の構成〕
図2Aは収納容器本体20の平面図である。図2Bは収納容器本体をX方向からみた正面図である。図2Cは収納容器本体をY方向からみた側面図である。
〔第1の蓋30の構成〕
図6Aは第1の蓋の平面図である。図6Bは図6A中B−B線に沿う縦断面図である。図6Cは図6A中C−C線に沿う縦断面図である。図6Dは図6A中D−D線に沿う縦断面図である。
〔第2の蓋40の構成〕
図7Aは第2の蓋40の縦断面図である。図7Bは図7A中F−F線に沿う縦断面図である。
〔第1の蓋30を収納容器本体20に装着した状態について〕
図8Aは第1の蓋30を収納容器本体20に装着した状態を示す一部切断した正面図である。図8Bは第1の蓋30の側面嵌合部38が収納容器本体の側面開口110に嵌合した状態を示す側断面図である。
〔第2の蓋40を収納容器本体20に装着した状態について〕
図9Aは第2の蓋40を収納容器本体20に装着した状態を示す一部切断した正面図である。図9Bは第2の蓋40の側面嵌合部48が収納容器本体20の側面開口110に嵌合した状態を示す側断面図である。
20 収納容器本体
30 第1の蓋
32、42 上部閉塞部
34、44 側面閉塞部
36、46 嵌合部
38、48 側面嵌合部
38a、48a テーパ状突部
38b、48b 円弧状突部
39、49 フランジ部
40 第2の蓋
43、47 隙間
50 底部蓋
60 収納室
62 側壁部
70 上部開口
72 段部
80 下部開口
82 下側周縁部
90 突部
92 収納溝
94 傾斜面
100 載置部
110 側面開口
110a テーパ状傾斜面
110b 湾曲面
112 蓋係止部
200 挿入ガイド部材
202 挿入用スリット
Claims (7)
- 複数のガラス基板が整列された状態に収納される収納室、及び当該収納室に連通された上部開口及び側面開口、及び該側面開口の周辺に形成された蓋係止部を有する収納容器本体と、
前記収納容器本体の前記上部開口を閉塞する上面閉塞部、及び前記収納容器本体の前記側面開口を閉塞する側面閉塞部を有する第1の蓋と、
前記収納容器本体の前記上部開口を閉塞する上面閉塞部、及び前記収納容器本体の前記側面開口を閉塞する側面閉塞部、及び前記収納容器本体の前記蓋係止部に係止される被係止部を有する第2の蓋と、を備え、
前記第1の蓋または前記第2の蓋のうち何れか一つを前記収納容器本体に装着し、
前記第1の蓋は、前記収納容器本体に装着される場合に、前記収納容器本体に係止されないことを特徴とするガラス基板収納容器。 - 前記ガラス基板が、板形状を有するガラス基板の形状付与工程と、前記ガラス基板の研磨工程と、前記ガラス基板の洗浄工程と、前記ガラス基板の乾燥工程と、前記ガラス基板の検査工程と、前記ガラス基板の出荷工程とを少なくとも有するガラス基板の製造方法により製造されるものであって、
前記第1の蓋は、少なくとも前記ガラス基板の検査工程において、前記複数のガラス基板が収納された前記収納容器本体に装着されて前記上部開口及び前記側面開口を閉塞し、且つ、前記収納容器本体に係止されず、
前記第2の蓋は、前記ガラス基板の出荷工程において、出荷するガラス基板が収納された前記収納容器本体に装着されて前記上部開口及び前記側面開口を閉塞し、且つ前記被係止部が前記収納容器本体の蓋係止部に係止される請求項1に記載のガラス基板収納容器。 - 前記収納容器本体は、前記収納室の内壁に前記ガラス基板が垂直状態に収納される収納溝が所定間隔ごとに複数形成されている請求項1または2に記載のガラス基板収納容器。
- 前記収納容器本体は、前記側面開口が上方の開口幅が下方の開口幅よりも大きい寸法に形成されたテーパ状傾斜面を有し、
前記第1の蓋及び前記第2の蓋の前記側面閉塞部は、前記側面開口のテーパ状傾斜面に対応した形状を有するテーパ状突部を有し、前記テーパ状突部が前記テーパ状傾斜面に当接して前記収納室を密閉する請求項1乃至3の何れかに記載のガラス基板収納容器。 - 前記ガラス基板は、磁気記録媒体用ガラス基板である請求項1〜4の何れかに記載のガラス基板収納容器。
- 板形状を有するガラス基板の形状付与工程と、前記ガラス基板の研磨工程と、前記ガラス基板の洗浄工程と、前記ガラス基板の乾燥工程と、前記ガラス基板の検査工程と、前記ガラス基板の出荷工程とを少なくとも有するガラス基板の製造方法において、
複数のガラス基板が整列された状態に収納される収納室、及び当該収納室に連通された上部開口及び側面開口、及び該側面開口の周辺に形成された蓋係止部を有する収納容器本体と、
前記収納容器本体の前記上部開口を閉塞する上面閉塞部、及び前記収納容器本体の前記側面開口を閉塞する側面閉塞部を有する第1の蓋と、
前記収納容器本体の前記上部開口を閉塞する上面閉塞部、及び前記収納容器本体の前記側面開口を閉塞する側面閉塞部、及び前記収納容器本体の前記蓋係止部に係止される被係止部を有する第2の蓋と、
を備えたガラス基板収納容器を用い、
前記第1の蓋は、少なくとも前記ガラス基板の検査工程において、前記複数のガラス基板が収納された前記収納容器本体に装着されて前記上部開口及び前記側面開口を閉塞し、且つ、前記収納容器本体に係止されず、
前記第2の蓋は、前記ガラス基板の出荷工程において、出荷するガラス基板が収納された前記収納容器本体に装着されて前記上部開口及び前記側面開口を閉塞し、且つ前記被係止部が前記収納容器本体の蓋係止部に係止されることを特徴とするガラス基板収納容器を用いたガラス基板の製造方法。 - 前記ガラス基板は、磁気記録媒体用ガラス基板である請求項6に記載のガラス基板の製造方法。
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