JP2000016476A - 記憶ディスク用パッケージ - Google Patents

記憶ディスク用パッケージ

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JP2000016476A
JP2000016476A JP10182846A JP18284698A JP2000016476A JP 2000016476 A JP2000016476 A JP 2000016476A JP 10182846 A JP10182846 A JP 10182846A JP 18284698 A JP18284698 A JP 18284698A JP 2000016476 A JP2000016476 A JP 2000016476A
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disk
box
hook
upper cover
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JP10182846A
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Akira Nakamura
明 中村
Masahiko Fuyumuro
昌彦 冬室
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Achilles Corp
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Achilles Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクボックス1を上カバーで施蓋すると
きに塵埃を生じさせない。 【解決手段】 ディスクボックス1と下カバー2と上カ
バー3との組合せである。ディスクボックス1は、記憶
ディスクを収容するものであり、上下の開口は、上カバ
ー3と、下カバー2とで施蓋される。ディスクボックス
1は、上面開口のほか、両端面部5に挿込溝6が開口さ
れており、上面開口は、上カバー3の蓋部3aで塞が
れ、挿込溝6は、上カバー3に備えた端面カバー8で塞
がれる。端面カバー8は、可動フック17を有し、ディ
スクボックス1の両端面部5には固定フック11を備え
ている。両フック11,17の係止によってディスクボ
ックス1に上カバー3が結合されるが、可動フック17
は、端面カバー8の一部の僅かな領域の範囲に生ずる弾
性変形によって固定フック11を乗り越え、固定フック
11に係止されるため、ディスクボックス1の施蓋の際
に、急激な空気の流れが生ぜず、したがって外部の空気
の塵埃をボックス内へ流入させない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記憶用媒体、
特に中央に孔を有する円盤状(ドーナツ状)の記憶ディ
スクの収納用パッケージに関する。
【0002】
【従来の技術】円盤状の製品を収納する代表的な容器と
しては、例えば、半導体製造工程に用いられるラック状
のウェハ収納容器が知られている。単に円盤状の製品を
保管し、運搬するだけであれば、その収納容器を用いて
製品を収納すればよいのであって、容器の構造が格別に
問題になることはない。ところが、製品によっては、極
端に清浄度を要求されるものがある。例えば、コンピュ
ータの外部記憶装置として使用される磁気ディスク、C
Dのような記憶ディスクは、その表面に極めて高い平面
性と、清浄性とが要求され、また、製造工程中において
は、表面に触れることが絶対に許されない。
【0003】このような製品については、運搬,保管中
の取扱いはもとより、パッケージ内への製品の搬入,パ
ッケージからの製品の取出しにまで及んで極めて慎重な
取扱いが要求される。取扱いに慎重を要する記憶ディス
クの収納用パッケージの先行例として例えば特公平5−
55395号公報(先行例1)がある。この先行例1
は、すでに無効の審決が下されたものであるが、この先
行例1に添付されたFig5,Fig6を、本願添付
図、図7(a)、(b)にそのまま引用する。この先行
の記憶用パッケージにおいては、図7に示すように、デ
ィスクボックス14と、上カバー12と、下カバー16
とからなり、ディスクボックス14は、長尺で互いに対
向する第1と第2の側壁部18、25と、短尺で互いに
対向する第3と第4の側壁部22、24とにより上部と
下部とが開放されたボックスを形成し、前記第1と第2
の側壁部18,26、20,28の内側に前記ディスク
の周縁部と係合する第1と第2の歯列(図示略)が等間
隔に形成されるとともに、前記記憶用ディスクの孔部が
外部に露呈するように前記第3と第4の側壁部22、2
4に前記記憶ディスクの孔部よりも大であって該第3と
第4の側壁部22、24の上部から下部へと向けて延在
し且つ対向する第1と第2の凹字状の切欠34、36を
設け、前記第1と第2の切欠の少なくともいずれか一方
に取出手段を挿入して前記収納された記憶用ディスクを
前記開放された上部から取り出し可能としたものであ
り、上カバー12は、前記ディスクボックス14の開放
された前記上部を開閉する上カバー本体と、前記上カバ
ー本体と一体的に形成された前記第1の切欠34を閉塞
する第1の舌片116と前記第2の切欠36を閉塞する
第2の舌片118とを有するものであり、下カバー16
は、ディスクボックス14の開放された下部を閉塞する
ものである。
【0004】このディスク用ボックスは、輸送前のディ
スクの処理および取扱いに適し、また、輸送用のカセッ
トとして機能し、さらに、自動処理時において直立位置
で使用されるよう設計されており、すなわち、該自動処
理時において、ディスクは水平状態となり、該ボックス
では水平方向からその切欠を介してディスクの挿入除去
を行うことができるというものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記記憶デ
ィスク用パッケージによるときには、上カバー,ディス
クボックス及び下カバーの組合せを用い、これらを互い
に結合して複数の記憶ディスクを安全且つ非汚染状態に
保持できるという効果が強調されているが、予期しない
事態の影響を受けてボックス内の記憶ディスクに塵や埃
が付着することがある。例えば、上記記憶用パッケージ
では、上カバーとディスクボックスとの結合に関し、先
行例1の特許公報中には「係止フック及び舌片を含む上
カバー係止は、内方へ傾斜してばね作用による湾曲した
側部と結合し、この内方への弾性的な突出により舌片に
設けられた係止フックが端部にばね作用によって結合し
て上カバーの舌片によりディスクボックスと一体化す
る。」(注:ただし、符号は省略した)と説明されてい
る。
【0006】すなわち、上カバーの舌片をディスクボッ
クスの切欠内に落し込み、上カバーの本体部分の有する
ばね作用で本体部分を変形させ、舌片に設けられたフッ
クを切欠きの開口縁を形成する鍔の端縁に引掛け、本体
部分の有する弾性変形と、その復元作用を利用してフッ
クを切欠の開口縁の鍔に「パチン」と嵌め込むというも
のなのである。
【0007】上記構成によるときには、上カバーと、デ
ィスクボックスとを可成り強固に結合できるのである
が、結合するに際しては、舌片全体が上カバーの本体を
中心として一旦外側に押し拡げられ、次いで急激に内側
に戻るときに切欠の開口を通して、空気中に含まれる微
細なごみを伴って周囲の空気がディスクボックスに吸い
込まれ、このごみがボックス内に収容された記憶ディス
クの表面に付着するという問題を生ずる。そればかり
か、上カバーの舌片の部分とディスクボックスとの部分
とが激しく摺れるとその接触部分が磨耗し、磨耗によっ
て生じた粉塵がボックス内に浸入してこれが記憶ディス
クの表面に付着し、デイスクを汚染させる虞れがある。
【0008】本発明の目的は、ディスクボックスを上カ
バーで施蓋するに際し、周囲の粉塵をディスクボックス
内に吸込ませず、また、粉塵を発生させることもない記
憶ディスク用パッケージを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による記憶ディスク用パッケージにおいてデ
ィスクボックスと、下カバーと、上カバーとの組合せを
有する記憶ディスク用パッケージであって、ディスクボ
ックスは、上下面に開口を有し、両側面部と両端面部と
に囲まれた角筒であり、媒体保持溝と、挿込溝と、固定
フックとを有し、媒体保持溝は、円形の記憶ディスクを
一定の姿勢に保持するものであり、ディスクボックスの
両側面部に列状に形成され、挿込溝は、ディスクボック
スの両端面部に形成され、ディスクボックス内に収容さ
れた記憶ディスクの取出手段を出し入れするための開口
であり、上端が開放され、固定フックは、上カバーをデ
ィスクボックスに係止させるものであり、挿込溝の下方
の端面部の外面一部に形成され、下カバーは、ディスク
ボックスの下面開口を塞ぐものであり、上カバーは、蓋
部と、端面カバーと、可動フックとを有し、蓋部は、デ
ィスクボックスの上面開口を塞ぐものであり、端面カバ
ーは、ディスクボックスの両端面部の外面にあてがって
挿込溝を塞ぐものであり、可動フックは、前記端面部の
固定フックに係止させて上カバーをディスクボックスに
脱着可能に結合させるものであり、挿込溝の下縁から距
離をおいて端面カバーの一部に形成され、固定フックに
係止させるに際し、端面カバーの限定された領域の範囲
内で固定フックを乗り越えるに必要な弾性変形並びに自
己復元性を有するものである。
【0010】また、可動フックの弾性,自己復元性は、
端面カバーの材質が有する弾力性を利用するものであ
り、端面カバーの一部の変形によって生じさせるもので
ある。
【0011】また、端面カバーには、下縁から一定の範
囲にわたって切欠いた2本のスリットが付され、可動フ
ックは、両スリット間の端面カバーの一部に形成され、
両スリット間の端面カバーの部分が有する弾力性を利用
して固定フックに係止させるために必要な弾性変形並び
に復元性を生じさせるものである。
【0012】また、固定フックは、ディスクボックスの
端面部を横切って一定の幅で外面に突出形成された突条
であり、可動フックは、端面カバーの下縁から上方に向
けて肉厚を増す傾斜面を有し、上カバーは、ディスクボ
ックスの上方から挿し込まれ、可動フックは、傾斜面
が、固定フックに誘導されつつ、固定フックを乗り越え
て該固定フックに係止されるものである。
【0013】また、上カバーに設けた端面カバーは突出
部を有し、ディスクボックスを上カバーで施蓋するに際
し、突出部は、ディスクボックスの挿込溝内に落し込ま
れ、ディスクボックスの上面開口及び両挿込溝が上カバ
ーの蓋部および端面カバーに塞がれた後に可動フックが
固定フックに係止されるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明による記憶ディスク
用パッケージの一実施形態を図によって説明する。図
1、図2において、本発明の記憶ディスク用パッケージ
は、ディスクボックス1と、下カバー2と、上カバー3
との組合せからなるものである。この点は先行例1と同
じである。ディスクボックス1は、図2に示すように中
央に孔を有する円盤状(ドーナツ状)の記憶ディスクD
を収納する角形容器であり、図3のように実質的に長辺
側の両側面部4と、短辺側の両端面部5とに囲まれた角
筒であり、両端面部5には挿込溝6が開口されている。
【0015】挿込溝6は、上縁が開放された切欠きであ
り、自動処理工程において、取出手段としてのロボット
アーム(図示略)を出し入れするための開口である。下
カバー2は、ディスクボックス1の下面開口を塞ぐもの
であり、長方形の皿型をなし、周縁には図4のようにデ
ィスクボックス1の下面開口縁を嵌合させる立上り縁7
を有している。
【0016】図5において、上カバー3は、その本体で
ある蓋部3aと端面カバー8とを有している。蓋部3a
は、ディスクボックス1の上面開口を塞ぐものであり、
端面カバー8はその両端から直角に延びて蓋部3aと一
体に形成されたものである。上カバー3は、その両側縁
に、ディスクボックス1の上縁と、両端面部との上縁と
を嵌合させる立下り部9を周縁に有している。
【0017】端面カバー8は、ディスクボックス1の両
端面部5,5の外面にあてがって、両端面部5,5に開
口された挿込溝6を外から塞ぐものである。端面カバー
8の板面には、挿込溝6の開口形状を象って内方に膨出
する突出部10が賦型されている。
【0018】突出部10は、ディスクボックス1を上カ
バー3で施蓋する際に、挿込溝6に落とし込み、挿込溝
6に嵌合して施蓋の方向を規定するガイドとして機能
し、施蓋の後は挿込溝6を密閉する。
【0019】上カバー3は、ディスクボックス1に脱着
可能に結合されるのであるが、本発明においては、ディ
スクボックス1の両端面部5,5にそれぞれ図3のよう
に固定フック11を一体形成し、端面カバー8には、図
5に示すように前記固定フック11に引掛ける可動フッ
ク17を一体に設けたものである。
【0020】固定フック11は、例えば端面部5の板面
から、その正面に向けて張り出した突条である。可動フ
ック17は、この突条に引っ掛ける鈎である。この実施
形態においては、端面カバーの板面に二本の鈎を平行に
突出形成している。固定フック11は、図3に示すよう
に挿込溝6の下縁から十分な間隔を置いて端面部5の板
面に形成され、端面カバー8の下縁には、この固定フッ
ク11の位置に対応し、図5に示すように突出部10の
下縁から一定の距離を置いて可動フック17を一体形成
している。
【0021】可動フック17は、この実施形態におい
て、図6に示すように端面カバー8の下縁から上方に向
けて肉厚を増す傾斜面13を有し、端面カバー8の板面
には、可動フック17を挾んでその両側に、一定の高さ
範囲にわたって板面を切欠いたスリット19,19が付
されている。このスリット19は、端面カバーの材質が
有する弾力性を利用し、端面カバー8の限定された領域
の範囲内に限って、可動フック17に弾性変形並びに変
形後の自己復元性を生じさせる弾力性を与えるものであ
る。
【0022】なお、ディスクボックス1の両側面部4の
内面には、図3のように媒体保持溝15が列状に形成さ
れている。媒体保持溝15は、ディスクボックス1内に
収容する複数の記憶ディスクD,D,…を互いに接触す
ることがないように一定の間隔を置いて直立姿勢に保持
させる溝である。
【0023】上カバー3には、媒体保持溝15に保持さ
れた記憶ディスクDの一部を支える刻み目21が形成さ
れており、ディスクボックス1内に収容された記憶ディ
スクDは、図2のようにディスクボックス1を施蓋する
上カバー3の刻み目21にも受け入れられ、材質が有す
る弾力性を利用して安定に保持される。
【0024】なお、図2中、25は、ディスクボックス
に設けられた位置決め用の切欠きである。切欠き25
は、下カバーを外したディスクボックス1をコンベアラ
インに沿って搬送するときに、コンベアの一部を嵌合さ
せて搬送中の位置決めに用いられる。ディスクボックス
1,下カバー2及び上カバー3は合成樹脂を用いて成形
されるものであるが、本発明においては、静電対策のた
め、少なくともディスクボックス1の成形樹脂にステン
レス繊維,Ni繊維,Cu繊維などの金属繊維、Ni,
Cu又はAlをコーティングした炭素繊維のいずれか又
は、その組合せを配合している。さらに成形樹脂には必
要により、帯電防止剤あるいはカーボンブラックなどの
導電化剤を配合する。
【0025】本発明において、ディスクボックス1に下
カバー2を取付けることによって、ディスクボックス1
は有底の箱になり、複数枚の記憶ディスクDは、ロボッ
トアーム(図示略)に一括保持されたままディスクボッ
クス1に搬入される。このとき、ロボットアームは、デ
ィスクボックス1の挿込溝6内に上方から挿し込まれ、
記憶ディスクDは、ロボットアームに支えられたまま、
ディスクボックス1の上面開口より内部へ挿入され、そ
れぞれ媒体保持溝15に嵌合保持される。その後、記憶
デイスクをディスクボックス内に残してロボットアーム
は、挿込溝6を通して外部へ引き抜かれる。
【0026】記憶デイスクDを収容したディスクボック
ス1を上カバー3で施蓋するときには、上カバー3の両
端面カバー8の突出部10をディスクボックス1の挿込
溝6間に落し込み、ディスクボックス1の上面開口を上
カバー3で施蓋するとともに両挿込溝6を端面カバー8
で塞ぎ、そのまま上カバー3を圧下する。この操作によ
って、スリット19、19間にはさまれた可動フック1
7が図6(a)のように固定フック11に押し上げら
れ、ついで固定フック11を乗り越えて図6(b)のよ
うに可動フック17が固定フック11に係止され、この
結果、図1、2のとおり、下カバーが組付けられたディ
スクボックス1には、さらに上カバー3が一体的に結合
され、ディスクボックス1は、密閉される。
【0027】本発明においては、ディスクボックス1
に、上カバー3を落としこみ、これを押し下げることに
よって、上面開口が上カバー3の蓋部3aで塞がれ、挿
込溝6が端面カバー8で塞がれ、さらに可動フック17
が固定フック11に係止される。両フックの係止は、可
動フック17の弾性変形並びにその復元によって行なわ
れるが、可動フック17の弾性変形の範囲は、可動フッ
ク17を含む端面カバー8の僅かの領域の範囲内に限ら
れるため、可動フック17が固定フック11に押し上げ
られ、これを乗り越えた後、急激に元の状態に復帰して
も大きな空気の流れが生ぜず、したがって、周囲の空気
を巻き込んで空気中の塵埃をディスクボックス1内に流
入させることがない。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によるときには、デ
ィスクボックスの上面開口を上カバーで施蓋する際に、
急激な空気の流れを生じさせないため、空気中に含まれ
た塵埃がディスクボックスの上面開口や挿込溝を通じて
ディスクボックス内に流入させず、したがって塵埃の付
着による記憶ディスクの汚染を防止することができる。
【0029】特に、上カバーをディスクボックス上に圧
下したときに、可動フックが固定フックを乗り越えるた
めに弾性変形する部分は、2本のスリットに挾まれた端
面カバーのほんの一部であって、端面カバーの全体、特
に挿込溝を塞ぐ突出部に及んでまでこれを変形させるこ
とがないため、動作は静粛であり、操作に強い力を必要
とせず、上カバーとディスクボックスの相互間に激しい
衝突や摩擦が生じないため、記憶ディスクがディスクボ
ックス又は上カバーの一部の摩耗による粉塵の影響を受
けることがない。また、静電気処理を施しておくことに
より、帯電微粉子の付着を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す断面側面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す一部断面端面図であ
る。
【図3】(a)は、ディスクボックスの平面図、(b)
は側面図、(c)は端面図である。
【図4】(a)は下カバーの平面図、(b)は一部断面
側面図、(c)は(a)のA−A線断面図である。
【図5】(a)は上カバーの平面図、(b)は側面図、
(c)は(a)のA−A線断面図である。
【図6】固定フックと可動フックとの係止の要領を示す
もので、(a)は、係止前、(b)は,係止後の状態を
示す図である。
【図7】記憶ディスク用パッケージの先行例を示すもの
で、(a)は記憶ディスク用パッケージの断面側面図、
(b)は端面図である。
【符号の説明】
1 ディスクボックス 2 下カバー 3 上カバー 3a 蓋部 4 側面部 5 端面部 6 挿込溝 7 立上り縁 8 端面カバー 9 立下り縁 10 突出部 11 固定フック 13 傾斜面 15 媒体保持溝 17 可動フック 19 スリット 21 刻み目 25 切欠き

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクボックスと、下カバーと、上カ
    バーとの組合せを有する記憶ディスク用パッケージであ
    って、 ディスクボックスは、上下面に開口を有し、両側面部と
    両端面部とに囲まれた角筒であり、媒体保持溝と、挿込
    溝と、固定フックとを有し、 媒体保持溝は、円形の記憶ディスクを一定の姿勢に保持
    するものであり、ディスクボックスの両側面部に列状に
    形成され、 挿込溝は、ディスクボックスの両端面部に形成され、デ
    ィスクボックス内に収容された記憶ディスクの取出手段
    を出し入れするための開口であり、上周縁が開放され、 固定フックは、上カバーをディスクボックスに係止させ
    るものであり、挿込溝の下方の端面部の外面一部に形成
    され、 下カバーは、ディスクボックスの下面開口を塞ぐもので
    あり、 上カバーは、蓋部と、端面カバーと、可動フックとを有
    し、 蓋部は、ディスクボックスの上面開口を塞ぐものであ
    り、 端面カバーは、ディスクボックスの両端面部の外面にあ
    てがって挿込溝を塞ぐものであり、 可動フックは、前記端面部の固定フックに係止させて上
    カバーをディスクボックスに脱着可能に結合させるもの
    であり、挿込溝の下縁から距離をおいて端面カバーの一
    部に形成され、固定フックに係止させるに際し、端面カ
    バーの限定された領域の範囲内で固定フックを乗り越え
    るに必要な弾性変形並びに自己復元性を有するものであ
    ることを特徴とする記憶ディスク用パッケージ。
  2. 【請求項2】 可動フックの弾性,自己復元性は、端面
    カバーの材質が有する弾力性を利用するものであり、端
    面カバーの一部の変形によって生じさせるものであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の記憶ディスク用パッケ
    ージ。
  3. 【請求項3】 端面カバーには、下縁から一定の範囲に
    わたって切欠いた2本のスリットが付され、 可動フックは、両スリット間の端面カバーの一部に形成
    され、両スリット間の端面カバーの部分が有する弾力性
    を利用して固定フックに係止させるために必要な弾性変
    形並びに復元性を生じさせるものであることを特徴とす
    る請求項2に記載の記憶ディスク用パッケージ。
  4. 【請求項4】 固定フックは、ディスクボックスの端面
    部を横切って一定の幅で外面に突出形成された突条であ
    り、 可動フックは、端面カバーの下縁から上方に向けて肉厚
    を増す傾斜面を有し、上カバーは、ディスクボックスの
    上方から挿し込まれ、可動フックは、傾斜面が、固定フ
    ックに誘導されつつ、固定フックを乗り越えて該固定フ
    ックに係止されるものであることを特徴とする請求項1
    に記載の記憶ディスク用パッケージ。
  5. 【請求項5】 上カバーに設けた端面カバーは突出部を
    有し、ディスクボックスを上カバーで施蓋するに際し、
    突出部は、ディスクボックスの挿込溝内に落し込まれ、
    ディスクボックスの上面開口及び両挿込溝が上カバーの
    蓋部および端面カバーに塞がれた後に可動フックが固定
    フックに係止されるものであることを特徴とする請求項
    1に記載の記憶ディスク用パッケージ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006182451A (ja) * 2004-12-03 2006-07-13 Achilles Corp ディスク収納用パッケージ
JP2012081973A (ja) * 2010-10-08 2012-04-26 Asahi Glass Co Ltd ガラス基板収納容器及びガラス基板収納容器を用いたガラス基板の製造方法

Cited By (2)

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