JP5669918B2 - 印刷装置 - Google Patents

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Description

本発明は、パーシャルカットされた伝票用紙を出力する印刷装置に関する。
居酒屋やレストランなどの飲食店では、従業員が注文入力端末を操作して、オーダーを入力するオーダーエントリーシステムが導入されている。
オーダーエントリーシステムは、伝票を印刷する印刷装置を備える。特に、居酒屋では、1つの伝票につき1つのメニューを印字する単品伝票をパーシャルカットして使用することが多く、オーダーエントリーシステムの印刷装置もパーシャルカット機能を備えるものが多い。ここで、パーシャルカットとは、伝票を切断する際に、すべてを切断してしまうのではなく、例えば幅方向中央部分など、一部分だけを残す切断方法のことである。
なお、特許文献1には、伝票のバックフィードを行うことで、印字終了後における伝票の搬送によって生じる伝票の空白部分を削減する技術が開示されている。
特開平06−336063号公報
このとき、上述したように、単品伝票をパーシャルカットして使用する場合など、印刷装置が短い伝票を印刷する場合には、最後に印刷した部分を切断するために、切断箇所をカッター位置まで搬送しなければならない。またさらにパーシャルカットされた伝票を排出口から排出するため、さらに排出口まで搬送しなければならない。これらの搬送により、次の伝票を印刷したときに、図8に示すように、伝票の先頭に空白部分が発生してしまい、伝票用紙の無駄が発生してしまうという問題があった。
また、特許文献1に記載の方法により、伝票のバックフィードを行うことで、空白部分を無くすことは可能であるが、バックフィードを行った場合、印刷装置が紙詰まりを起こしてしまう惧れがある。特に、パーシャルカットされた伝票をバックフィードした場合、パーシャルカットされた部分が排出口やカッター位置で引っかかり、パーシャルカットされた部分が切り離され、印刷装置内部に伝票が落ちてしまう惧れがある。また、バックフィード時に伝票が切り離されなかった場合にも、次回の搬送時に、パーシャルカットされた部分が排出口やカッター位置で引っかかり、そのまま搬送を行うと、紙詰まりを起こしてしまう惧れがある。
ところで、オーダーが連続して入力されている間は、入力されたオーダーに関する商品情報を逐次伝票に印刷して出力するため、伝票の先頭の空白部分を危惧する必要がない。しかしながら、調理場の調理能力を超えた注文が入った場合、調理人による調理が追いつかず、すぐに当該注文された商品の調理を開始できないため、印刷された伝票がたまってしまう。そのため、調理人に焦燥感を与えてしまう惧れがあった。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、バックフィードを行わずに、印字終了後における伝票の搬送によって生じる伝票の空白部分を削減する印刷装置、印刷方法及びプログラムを提供することを課題とする。
また、本発明は、注文が集中しても調理人に焦燥感を感じさせない印刷装置を提供することを課題とする。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、パーシャルカットされた伝票用紙を出力する印刷装置であって、商品情報を受信する受信部と、伝票用紙への印刷を行う印刷部と、調理が完了した商品数の入力を受け付ける入力部と、調理人が用意すべき商品の数を示す残り商品数を記憶する商品数記憶部とを備え、前記印刷部は、前記残り商品数が所定の閾値を超える場合、印刷を実行しないことを特徴とする。
また、本発明は、前記残り商品数に、前記印刷部が伝票用紙に印刷した商品の個数を加算する加算部と、前記残り商品数から、前記入力部が受け付けた商品数を減算する減算部とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、前記印刷部は、前記残り商品数が所定の閾値を超えた状態において、前記入力部が入力を受け付けた場合、印刷を実行することを特徴とする。
また、本発明は、前記伝票用紙を排出する排出口と、前記印刷部と前記排出口との間に設けられ、前記印刷部が印刷した伝票用紙をパーシャルカットする切断部と、前記印刷部が最後に印刷を行った時刻からの経過時間を計時する計時部と、時間帯と待機時間とを関連付けて記憶する待機時間記憶部から、現在の時刻が属する時間帯に関連付けられた待機時間を読み出す待機時間読出部と、前記伝票用紙を、前記印刷部、前記切断部、前記排出口の順で通過するように搬送する搬送部と、前記印刷部、前記切断部、前記計時部、及び前記搬送部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記計時部が計時する経過時間が、前記待機時間読出部が読み出した待機時間を超えたときに、前記搬送部に、前記伝票用紙の白紙送りを指示することを特徴とする。
また、本発明は、パーシャルカットされた伝票用紙を出力する印刷装置であって、伝票用紙への印刷を行う印刷部と、前記伝票用紙を排出する排出口と、前記印刷部と前記排出口との間に設けられ、前記印刷部が印刷した伝票用紙をパーシャルカットする切断部と、前記印刷部が最後に印刷を行った時刻からの経過時間を計時する計時部と、前記印刷部が印刷を行っているとき、または前記計時部が計時する経過時間が所定の待機時間を超えたときに、前記伝票用紙を、前記印刷部、前記切断部、前記排出口の順で通過するように搬送する搬送部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、調理人が用意すべき商品の数を示す残り商品数を記憶する商品数記憶部と、前記商品数記憶部が記憶する残り商品数に、前記印刷部が伝票用紙に印刷した商品の個数を加算する加算部と、調理人から用意を完了した商品数の入力を受け付ける入力部と、前記商品数記憶部が記憶する残り商品数から、前記入力部が受け付けた商品数を減算する減算部と、を備え、前記印刷部は、商品数記憶部が記憶する残り商品数が所定の閾値を超える場合、印刷を実行しないことを特徴とする。
また、本発明は、時間帯と前記待機時間とを関連付けて記憶する待機時間記憶部から、現在の時刻が属する時間帯に関連付けられた待機時間を読み出す待機時間読出部を備え、前記搬送部は、前記計時部が計時する経過時間が、前記待機時間読出部が読み出した待機時間を超えたときに、前記伝票用紙を搬送する、ことを特徴とする。
また、本発明において、前記搬送部は、前記計時部が計時する経過時間が所定の待機時間を超えたとき、前記伝票用紙を、前記印刷部と前記排出口との間の距離と等しい長さだけ搬送することを特徴とする。
また、本発明は、伝票用紙への印刷を行う印刷部と、前記伝票用紙を排出する排出口と、前記印刷部と前記排出口との間に設けられ、前記印刷部が印刷した伝票用紙をパーシャルカットする切断部とを備える印刷装置を用いた印刷方法であって、計時部は、前記印刷部が最後に印刷を行った時刻からの経過時間を計時し、搬送部は、前記印刷部が印刷を行っているとき、または前記計時部が計時する経過時間が所定の待機時間を超えたときに、前記伝票用紙を、前記印刷部、前記切断部、前記排出口の順で通過するように搬送する、ことを特徴とする。
また、本発明は、伝票用紙への印刷を行う印刷部と、前記伝票用紙を排出する排出口と、前記印刷部と前記排出口との間に設けられ、前記印刷部が印刷した伝票用紙をパーシャルカットする切断部とを備える印刷装置を、前記印刷部が最後に印刷を行った時刻からの経過時間を計時する計時部、前記印刷部が印刷を行っているとき、または前記計時部が計時する経過時間が所定の待機時間を超えたときに、前記伝票用紙を、前記印刷部、前記切断部、前記排出口の順で通過するように搬送する搬送部、として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、調理すべき商品の数(残り商品数)を記憶し、その数量によって、伝票を印刷するか否かを判定する。調理すべき商品の数が、調理人の調理能力を超えた場合、印刷装置は、以降の伝票の印刷を保留するため、伝票の空白部分の発生を防ぐことができ、さらに、調理人の調理能力に合った商品数の伝票が印刷されるため、注文が集中しても調理人に焦燥感を感じさせないようにすることができる。
また、本発明によれば、印刷部による伝票の印刷後、計時部が計時する経過時間が所定の待機時間を超えたときにのみ、搬送部による白紙送りを行う。これにより、所定の待機時間内で連続して伝票印刷を行う場合は、余分な白紙を発生させずに伝票の出力を行うことができる。他方、所定の待機時間の間印刷が発生しない場合は、搬送部が白紙送りを行い、最後の伝票を排出口まで搬送し、調理人が注文された商品を視認できるようにすることができる。
本発明の第1の実施形態による印刷装置を備えるオーダーエントリーシステムの構成図である。 第1の実施形態による印刷装置の構成を示す概略ブロック図である。 第1の実施形態による印刷装置の動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態による印刷装置の構成を示す概略ブロック図である。 待機時間記憶部が記憶する情報を示す図である。 第3の実施形態による印刷装置の構成を示す概略ブロック図である。 第3の実施形態による印刷装置の動作を示すフローチャートである。 従来の印刷装置による伝票の印刷結果を示す図である。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明の第1の実施形態について詳しく説明する。図1は、本発明の第1の実施形態による印刷装置を備えるオーダーエントリーシステムの構成図である。
オーダーエントリーシステムは、注文入力端末100、管理装置200、印刷装置300を備える。注文入力端末100と管理装置200とは無線で接続されており、管理装置200と印刷装置300とは有線もしくは無線で接続されている。
注文入力端末100は、従業員の操作により、顧客が注文した商品を示す商品情報を入力する。また、注文入力端末100は、入力した商品情報を、管理装置200に無線で送信する。管理装置200は、注文入力端末100から商品情報を受信する。また、管理装置200は、注文入力端末100から受信した商品情報を印刷装置300に送信する。印刷装置300は、管理装置200から商品情報を受信し、当該商品情報を示す伝票を出力する。なお、管理装置200と印刷装置300は同一体とすることも可能である。
図2は、第1の実施形態による印刷装置の構成を示す概略ブロック図である。印刷装置300は、受信部301、レイアウト生成部302、印刷部303、排出口304、切断部305、計時部306、制御部307、搬送部308を備える。
受信部301は、管理装置200から商品情報を受信する。レイアウト生成部302は、受信部301が受信した商品情報に基づいて伝票のレイアウトを示すレイアウト情報を生成する。印刷部303は、レイアウト生成部302が生成したレイアウト情報に基づいて伝票用紙への印刷を行う。排出口304は、印刷装置300の筐体に設けられ、伝票用紙は、当該排出口304から印刷装置300の外方向へ排出される。切断部305は、印刷部303と排出口304との間に設けられ、伝票用紙をパーシャルカットする。計時部306は、印刷部303が最後に伝票用紙への印刷を行った時刻からの経過時間を算出する。制御部307は、計時部306が計時する時間に基づいて、印刷部303、切断部305、搬送部308の動作を制御する。搬送部308は、伝票用紙を印刷装置300の外方向へ搬送する。具体的には、伝票用紙を、印刷部303、切断部305、排出口304の順で通過するように搬送する。
そして、このような構成を有することで、印刷装置300において、計時部306は、印刷部303が最後に印刷を行った時刻からの経過時間を計時する。そして、搬送部308は、印刷部303が印刷を行っているとき、または計時部306が計時する経過時間が所定の待機時間を超えたときに、伝票用紙を、印刷部303、切断部305、排出口304の順で通過するように搬送する。これにより、待機時間内に次の商品情報が入力された場合、印刷装置300は、バックフィードを行わずに、印字終了後における伝票の搬送によって生じる伝票の空白部分を削減することができる。
次に、印刷装置300の動作を説明する。図3は、第1の実施形態による印刷装置の動作を示すフローチャートである。
まず、印刷装置300の計時部306は、経過時間をゼロクリアし、計時を停止する(ステップS1)。次に、制御部307は、計時部306が計時している経過時間が所定の待機時間(例えば10秒)を超えたか否かを判定する(ステップS2)。
制御部307は、計時部306が計時している経過時間が待機時間を超えていないと判定した場合(ステップS2:NO)、受信部301が商品情報を受信してレイアウト生成部302がレイアウト情報を生成したか否かを判定する(ステップS3)。制御部307が、レイアウト生成部302がレイアウト情報を生成していない(商品情報が発生していない)と判定した場合(ステップS3:NO)、ステップS2に戻り、経過時間が待機時間を超えたか否かの判定を行う。
他方、制御部307は、レイアウト生成部302がレイアウト情報を生成したと判定した場合(ステップS3:YES)、印刷部303及び搬送部308に伝票印刷命令を発する(ステップS4)。これにより、印刷部303は、レイアウト情報に基づいて伝票用紙への印刷を行う。また、搬送部308は、印刷部303による印刷に合わせて伝票用紙の搬送を行う。
また、印刷部303は、各商品情報のレイアウト情報に基づいた印刷を終了した時、制御部307へ印刷完了通知を発する。そして、制御部307は、当該印刷完了通知を発した時刻以降に、例えば、次の商品情報が発生し、搬送部308が、印刷部303と切断部305との間の距離と等しい長さだけ伝票用紙を搬送した時、切断部305へ切断命令を発する。切断部305は、制御部307から切断命令を受けると、伝票用紙をパーシャルカットする。
これにより、伝票用紙は、各商品情報のレイアウト情報に基づいて印刷された領域の末尾でパーシャルカットされるため、連続して出力される伝票の先頭部分には、空白部分が発生しない。なお、ステップS4で、最後に生成されたレイアウト情報に基づいて印刷された領域は、印刷装置300内に残留することとなる。
ステップS4で、印刷部303がレイアウト情報に基づいた印刷を終了すると、計時部306は、経過時間をゼロクリアし、現在の時刻からの経過時間の計時を開始する(ステップS5)。計時部306が計時を開始すると、ステップS2に戻り、経過時間が待機時間を超えたか否かの判定を行う。
ステップS2で、制御部307が、計時部306が計時している経過時間が待機時間を超えたと判定した場合(ステップS2:YES)、制御部307は、搬送部308に白紙送り命令を発する(ステップS6)。搬送部308は、白紙送り命令を受けると、伝票用紙を、印刷部303と排出口304との間の距離と等しい長さだけ搬送する。そして、搬送部308が印刷部303と排出口304との間の距離と等しい長さだけ伝票用紙を搬送した時、制御部307から切断部305へ切断命令が発せられる。
つまり、印刷部303が印刷を終えた後、所定の待機時間の間に受信部301が次の商品情報を受信しなかった場合に、搬送部308は、白紙送りを行う。これにより、所定の待機時間の間に受信部301が次の商品情報を受信した場合に、伝票の先頭に空白部分が発生することを防止することができる。また、印刷部303が印刷した伝票が印刷装置300内に残ったままで読み取ることができないという状況の発生を防止することができる。
ステップS6で制御部307が白紙送り命令を発すると、ステップS1に戻り、計時部306が計時する経過時間をゼロクリアし、計時を停止する。
このように、本実施形態によれば、制御部307は、印刷部303による伝票の印刷後、計時部306が計時する経過時間を確認する。そして、所定の待機時間の経過までに受信部301が次の商品情報を受信した場合、搬送部308による白紙送りを行わず、そのまま次の伝票を印刷することで、余分な白紙を発生させずに、伝票の連続印刷が可能となる。他方、所定の待機時間の経過までに受信部301が次の商品情報を受信しない場合、搬送部308は白紙送りを行い、最後の伝票を排出口まで搬送し、調理人が注文された商品を視認できるようにする。
(第2の実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明の第2の実施形態について詳しく説明する。図4は、第2の実施形態による印刷装置の構成を示す概略ブロック図である。第2の実施形態による印刷装置300は、第1の実施形態の印刷装置300に、さらに待機時間記憶部309を備え、制御部307の動作が異なるものである。
待機時間記憶部309は、時間帯と待機時間とを関連付けて記憶する。制御部307は、上述したステップS2において、待機時間記憶部309から、現在の時刻が属する時間帯に関連付けられた待機時間を読み出す。そして、計時部306が計時している経過時間が、読み出した待機時間を超えたか否かを判定する。
図5は、待機時間記憶部が記憶する情報を示す図である。待機時間記憶部309は、時間帯と待機時間とを関連付けて記憶する。印刷装置300が、注文が発生する都度、待機時間記憶部309に記憶された該当時間帯の待機時間を読み込むことによって、時間帯によって白紙を排出するまでの待機時間を変化させることができる。
図5によれば、店舗の混雑が予測される時間帯である7:00〜8:59、11:30〜14:29、及び18:00〜20:59は、他の時間帯と比較して長めの待機時間(5分)が設定されている。これは、連続して注文が発生することで、待機時間を長くしても、待機時間内に次の商品情報の登録が予想されるためである。さらに、当該時間帯において調理人は、料理を継続して行っているため、商品情報を印刷してもすぐに調理に取り掛かれるとは限らないためである。
なお、伝票用紙節約のためであっても、調理指示の出力タイミングが遅いことによって、商品の提供時間が、注文から提供までの目標時間である提供制限時間(例えば、15分)を超えることは好ましくない。そのため、提供制限時間内に商品の提供が完了できるタイミングで調理指示が出力されるよう、待機時間を設定しておく必要がある。したがって、待機時間の上限値は、提供制限時間から提供に要する時間(調理時間及び配膳時間)を減じた時間とすることが望ましい。
他方、店舗が込み合わないと予想される時間帯である0:00〜4:59は、他の時間帯と比較して短めの待機時間(1分)が設定されている。これは、調理人の手が空いていると予想されることから、なるべく早く調理が開始できるようにし、客への料理の提供を早く行うようにするためである。
(第3の実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明の第3の実施形態について詳しく説明する。
従来のオーダーエントリーシステムの印刷装置は、商品情報が連続して入力された場合、入力された商品情報を逐次伝票に印刷して出力する。しかしながら、調理場の調理能力を超えた注文が入った場合、調理人による調理が追いつかず、すぐに当該注文された商品の調理を開始できないため、印刷された伝票がたまってしまう。そのため、調理人に焦燥感を与えてしまう惧れがあった。第3の実施形態は、第1、第2の実施形態の効果に加え、上述したような問題を解決することができる。すなわち、注文が集中しても調理人に焦燥感を感じさせないことができる。
図6は、第3の実施形態による印刷装置の構成を示す概略ブロック図である。第3の実施形態による印刷装置300は、第2の実施形態の印刷装置300に、さらに商品数記憶部310、加算部311、入力部312、減算部313、バッファ部314を備え、制御部307の動作が異なるものである。
商品数記憶部310は、調理人が調理すべき商品の数を示す残り商品数を記憶する。なお、商品数記憶部310が記憶する残り商品数の初期値は「0」である。加算部311は、商品数記憶部310が記憶する残り商品数に、印刷部303が伝票に印刷した商品数を加算する。入力部312は、調理人から調理を完了した商品数の入力を受け付ける。減算部313は、商品数記憶部310が記憶する残り商品数から、入力部312が受け付けた商品数を減算する。バッファ部314は、レイアウト生成部302が生成したレイアウト情報を一時的に記憶し、レイアウト情報を記憶した順に印刷部303へ出力する。制御部307は、商品数記憶部310が記憶する残り商品数が、所定の調理許容数(所定の閾値)を超えるとき、伝票印刷命令を発しない。ここで、調理許容数は、調理人の調理能力による値であり、調理人が所定の時間内に調理することができると見込まれる商品数を示す。
次に、印刷装置300の動作を説明する。図7は、第3の実施形態による印刷装置の動作を示すフローチャートである。
まず、印刷装置300の計時部306は、現在行っている計時を停止する(ステップS101)。次に、制御部307は、待機時間記憶部309から、現在の時刻が属する時間帯に関連付けられた待機時間を読み出し、計時部306が計時している経過時間が、読み出した待機時間を超えたか否かを判定する(ステップS102)。なお、計時部306がステップS1で計時を停止している場合、制御部307は、経過時間が待機時間を超えていないと判定する。
制御部307は、計時部306が計時している経過時間が待機時間を超えていないと判定した場合(ステップS102:NO)、入力部312が調理人から調理を完了した商品数の入力を受け付けたか否かを判定する(ステップS103)。制御部307は、入力部312が商品数の入力を受け付けていないと判定した場合(ステップS103:NO)、受信部301が商品情報を受信してレイアウト生成部302がレイアウト情報を生成したか否かを判定する(ステップS104)。制御部307が、レイアウト生成部302がレイアウト情報を生成していないと判定した場合(ステップS104:NO)、ステップS102に戻り、経過時間が待機時間を超えたか否かの判定を行う。
他方、制御部307は、レイアウト生成部302がレイアウト情報を生成したと判定した場合(ステップS104:YES)、バッファ部314に、当該レイアウト情報を記録する(ステップS105)。
ステップS103で、制御部307が、入力部312が商品数の入力を受け付けたと判定した場合(ステップS103:YES)、減算部313は、商品数記憶部310が記憶する残り商品数から、入力部312が受け付けた商品数を減算する(ステップS106)。
次に、制御部307は、バッファ部314がレイアウト情報を記憶しているか否かを判定する(ステップS107)。制御部307は、バッファ部314がレイアウト情報を記憶していないと判定した場合(ステップS107:YES)、ステップS102に戻り、経過時間が待機時間を超えたか否かの判定を行う。
ステップS105でバッファ部314にレイアウト情報を記録した場合、またはステップS107で、制御部307が、バッファ部314がレイアウト情報を記憶していると判定した場合(ステップS107:NO)、制御部307は、商品数記憶部310が記憶する残り商品数が、所定の調理許容数以下であるか否かを判定する(ステップS108)。
制御部307が、残り商品数が、所定の調理許容数以下であると判定した場合(ステップS108:YES)、制御部307は、バッファ部314に最初に記録したレイアウト情報を1つ取り出す。これにより、バッファ部314が記憶するレイアウト情報の総数は1つ少なくなる。そして、制御部307は、取り出したレイアウト情報を印刷部303に出力し、印刷部303及び搬送部308に伝票印刷命令を発する(ステップS109)。これにより、印刷部303は、レイアウト情報に基づいて伝票用紙への印刷を行う。また、搬送部308は、印刷部303による印刷に合わせて伝票用紙の搬送を行う。
また、印刷部303は、各商品情報のレイアウト情報に基づいた印刷を終了した時、制御部307へ印刷完了通知を発する。そして、制御部307は、当該印刷完了通知を発した時刻以降に、たとえば、次の商品情報が発生し、搬送部308が、印刷部303と切断部305との間の距離と等しい長さだけ伝票用紙を搬送した時、切断部305へ切断命令を発する。切断部305は、制御部307から切断命令を受けると、伝票用紙をパーシャルカットする。
これにより、伝票用紙は、各商品情報のレイアウト情報に基づいて印刷された領域の末尾でパーシャルカットされるため、連続して出力される伝票の先頭部分には、空白部分が発生しない。なお、ステップS109で、最後に生成されたレイアウト情報に基づいて印刷された領域は、印刷装置300内に残留することとなる。
ステップS109で、印刷部303がレイアウト情報に基づいた印刷を終了すると、加算部311は、商品数記憶部310が記憶する残り商品数に、印刷部303が印刷した伝票に印刷した商品数を加算する(ステップS110)。印刷部303が印刷した商品数は、例えば、加算部311が、バッファ部314から印刷部303へ出力されたレイアウト情報を読み取り、当該レイアウト情報に含まれる商品の数を計算することで求めることができる。次に、計時部306は、現在の時刻からの経過時間の計時を開始する(ステップS111)。計時部306が計時を開始すると、制御部307は、バッファ部314がレイアウト情報を記憶しているか否かを判定する(ステップS112)。
制御部307は、バッファ部314がレイアウト情報を記憶していないと判定すると(ステップS112:YES)、ステップS102に戻り、経過時間が待機時間を超えたか否かの判定を行う。他方、制御部307は、バッファ部314がレイアウト情報を記憶していると判定すると(ステップS112:NO)、ステップS108に戻り、残り商品数が、調理許容数以下であるか否かを判定する。また、ステップS108で、制御部307が、残り商品数が、調理許容数を越えると判定した場合(ステップS108:NO)、ステップS101に戻り、計時部306による計時を停止する。
ステップS102で、制御部307が、計時部306が計時している経過時間が待機時間を超えたと判定した場合(ステップS102:YES)、制御部307は、搬送部308に白紙送り命令を発する(ステップS113)。搬送部308は、白紙送り命令を受けると、伝票用紙を、印刷部303と排出口304との間の距離と等しい長さだけ搬送する。そして、制御部307は、搬送部308が、印刷部303と切断部305との間の距離と等しい長さだけ伝票用紙を搬送した時、切断部305へ切断命令を発する。
つまり、印刷部303が印刷を終えた後、所定の待機時間の間に受信部301が次の商品情報を受信しなかった場合に、搬送部308は、白紙送りを行う。これにより、所定の待機時間の間に受信部301が次の商品情報を受信した場合に、伝票の先頭に空白部分が発生することを防止することができる。また、印刷部303が印刷した伝票が印刷装置300内に残ったままで読み取ることができないという状況の発生を防止することができる。なお、ステップS113で制御部307が白紙送り命令を発すると、ステップS1に戻り、計時部306による計時を停止する。
このように、本実施形態によれば、商品数記憶部310が未調理の商品数を記憶し、その数量によって、制御部307が、レイアウト生成部302が生成したレイアウト情報を印刷するか否かを判定する。調理すべき商品の数が、調理人の調理能力を超えた場合、印刷装置300は、以降の伝票の印刷を保留するため、伝票の空白部分の発生を防ぐことができ、さらに、調理人の調理能力に合った商品数の伝票が印刷されるため、注文が集中しても調理人に焦燥感を感じさせないことができる。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。例えば、上述した第1〜第3の実施形態では、印刷装置300が計時部306及び制御部307を備え、白紙送りを行うか否かを印刷装置300で行う場合を説明したが、これに限られない。例えば、管理装置200が計時部及び制御部を備え、管理装置200の計時部が計時する経過時間が待機時間を超えたときに、管理装置200の制御部が印刷装置300に白紙送り命令を送信するようにしても、同様の効果を得ることができる。
また、印刷装置300が操作パネルなどのボタンを備え、白紙出力制限の有無、待機時間、調理許容数の変更を受け付ける構成としても良い。これにより、第2の実施形態で用いた待機時間記憶部309が記憶する時間帯の基本設定と異なる状況になった場合の対処や、第3の実施形態で用いた調理許容数に対する調理人の熟練度に合わせた変更などを行うことができる。
上述の印刷装置300は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した各処理部の動作は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
100…注文入力端末 200…管理装置 300…印刷装置 301…受信部 302…レイアウト生成部 303…印刷部 304…排出口 305…切断部 306…計時部 307…制御部 308…搬送部 309…待機時間記憶部 310…商品数記憶部 311…加算部 312…入力部 313…減算部 314…バッファ部

Claims (4)

  1. パーシャルカットされた伝票用紙を出力する印刷装置であって、
    商品情報を受信する受信部と、
    伝票用紙への印刷を行う印刷部と、
    調理が完了した商品数の入力を受け付ける入力部と、
    調理人が用意すべき商品の数を示す残り商品数を記憶する商品数記憶部とを備え、
    前記印刷部は、前記残り商品数が所定の閾値を超える場合、印刷を実行しない
    ことを特徴とする印刷装置。
  2. 前記残り商品数に、前記印刷部が伝票用紙に印刷した商品の個数を加算する加算部と、
    前記残り商品数から、前記入力部が受け付けた商品数を減算する減算部とを備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 受信した商品情報に基づいた印刷用のレイアウト情報を記憶するバッファ部を備えており、
    前記減算部は、前記入力部が入力を受け付けた商品数を商品数記憶部に記憶された前記残り商品数から減算し、
    前記印刷部は、前記バッファ部にレイアウト情報が記憶されており、且つ、減算後の残り商品数が前記所定の閾値を超えない場合、印刷を実行する
    ことを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
  4. 前記伝票用紙を排出する排出口と、
    前記印刷部と前記排出口との間に設けられ、前記印刷部が印刷した伝票用紙をパーシャルカットする切断部と、
    前記印刷部が最後に印刷を行った時刻からの経過時間を計時する計時部と、
    時間帯と待機時間とを関連付けて記憶する待機時間記憶部から、現在の時刻が属する時間帯に関連付けられた待機時間を読み出す待機時間読出部と、
    前記伝票用紙を、前記印刷部、前記切断部、前記排出口の順で通過するように搬送する搬送部と、
    前記印刷部、前記切断部、前記計時部、及び前記搬送部を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記計時部が計時する経過時間が、前記待機時間読出部が読み出した待機時間を超えたときに、前記搬送部に、前記伝票用紙の白紙送りを指示する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の印刷装置。
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