JP3113477B2 - ダブルチケット発行装置 - Google Patents

ダブルチケット発行装置

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JP3113477B2
JP3113477B2 JP32257893A JP32257893A JP3113477B2 JP 3113477 B2 JP3113477 B2 JP 3113477B2 JP 32257893 A JP32257893 A JP 32257893A JP 32257893 A JP32257893 A JP 32257893A JP 3113477 B2 JP3113477 B2 JP 3113477B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スタブを境とした第1
チケットと第2チケットとのそれぞれに同一のオーダー
メニューデータを印字したダブルチケットを発行するダ
ブルチケット発行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10(A)において、ダブルチケット
発行装置5は、メニューキー20M,制御部,プリンタ
22,スタブ形成器27等を含み、メニューキー20M
を用いて入力されたオーダーメニューに基づく同一のオ
ーダーメニューデータ(品名,数量,金額)をスタブ3
3を境とした第1チケット31と第2チケット32との
それぞれに印字したダブルチケット30を発行するよう
に形成されている。
【0003】したがって、ダブルチケット30を受取っ
た顧客が同図(B)に示すテーブル50に着席すると、
係員はスタブ33を境に引きちぎった第2チケット32
を厨房へ持参してオーダーする。また、配膳の際はテー
ブル50上に残っている第1チケット31のメニュー
(品名)と実物とを照合しかつその第1チケット31を
回収する。かくして、ダブルチケット30を用いれば、
レストラン等の業務能率が向上しかつ正確かつ迅速な配
膳という顧客サービスも向上できる。
【0004】なお、ダブルチケット発行装置5でオーダ
ーメニューを入力すると、図10(C)に示す会計機
(10)の登録ファイル13Rに登録され、かつ金銭授
受を含む会計が終了したことを条件にダブルチケット3
0を発行するように構築される場合が多いので、ダブル
チケット発行装置5は会計機(10)を構成する電子キ
ャッシュレジスタ10の構成要素を兼用して一体的に構
成されることが多い。しかし、独立型でも一体型でも入
力されたオーダーメニューに基づくオーダーメニューデ
ータを印字してダブルチケット30を発行する本来機能
は変らない。
【0005】ところで、発行されるダブルチケット30
の大きさは、テーブル50上に載置されていることを係
員が発見し易いことはもとより、第2チケット32を引
きちぎり易く,係員が持参し易くかつ厨房での確認が容
易で、しかも配膳に際する第1チケット31を用いての
実物との照合がし易いように選択されるべきである。
【0006】かくして、ダブルチケット30の大きさ
は、ダブルチケット30の幅がプリンタ22とその用紙
の幅で拘束されているので、図6(B)に示す如く、そ
の全長Lをもって規定している。すなわち、適当な全長
Lとなるように決定した通常チケット印字フォーマット
を設定記憶しておき、この通常チケット印字フォーマッ
トに基づき第1チケット31と第2チケット32とに同
一のオーダーメニューデータを印字したダブルチケット
30を発行するものと形成されている。通常チケット印
字フォーマットには、文字高さ、行間スペース等が含ま
れる。
【0007】また、ダブルチケット30には、オーダー
メニューごとつまり1品名(1件)ごとに発行されるも
の〔図6(B)〕と、1取引内の全てのオーダーメニュ
ーつまり全品名(全件数)を印字して発行されるもの
〔図9(B)〕とがある。前者〔図6(B)〕のダブル
チケット30は和食,中華,洋食等々を提供可能な総合
レストラン等で利用され、後者〔図9(B)〕のダブル
チケット30は洋食のみ等の専門店で利用される。
【0008】しかし、いずれのダブルチケット30の場
合でも、予め設定記憶された通常チケット印字フォーマ
ットに従って印字している。図6(B)に示すダブルチ
ケット30の場合、第1チケット31に日付(93−1
2−28 #1)を印字した後、用紙を初期ピッチP0
だけ空送りして1件分のオーダーメニューデータ〔1
(数量) コーヒー(品名) ¥200(金額)〕を印
字する。引続き、第1ピッチP1だけ空送りして責任者
・時刻(1CL 0001 08:00TM)を印字す
る。次に、第2ピッチP2だけ用紙を空送りしてからス
タブ33を形成し、再び第3ピッチP3だけ空送りして
先と同一の日付(93−12−28 #1)を第2チケ
ット32に印字する。第1チケット31の場合と同様に
初期ピッチP0と第1ピッチP1とを空送りして、同一
のオーダーメニューデータ(1 コーヒー ¥200)
と責任者・時刻(1CL 0001 08:00TM)
とを印字する。一般的には、各ピッチP0,P1,P
2,P3を同一とする場合が多い。
【0009】また、図9(B)に示すダブルチケット3
0の場合は、1取引内の全てのオーダーメニューデータ
(1 コーヒー ¥200),(1 ケーキ ¥35
0),(1 ジュース ¥250),(1 パン ¥1
00)を第1チケット31と第2チケット32とのそれ
ぞれに連続的に印字している。但し、各ピッチP0〜P
3は、図6(B)に示すダブルチケット30の場合(P
0〜P3)よりも小さく設定されることが多い。
【0010】なお、図6(B)および図9(B)に示す
ダブルチケット30の店名欄35には、店名が自動的に
スタンプされる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常チケッ
ト印字フォーマットをいかに慎重に決定して設定記憶し
ておいても、1取引内のオーダーメニューが多数となる
と、迅速配膳という顧客サービスが阻害され、また係員
の業務能率が低下するという事態を招来する。
【0012】すなわち、図6(B)に示すダブルチケッ
ト30の場合は、1取引内のオーダーメニューの品名数
(件数)と同一の枚数だけ発行しなければならないの
で、全てのオーダーメニューについて1件ごとのダブル
チケット30を全て発行し終るまでに長時間を費やすの
で顧客の待時間が長くなり、かつテーブル50上に載置
した場合に煩雑となる。また、図9(B)に示すダブル
チケット30の場合も1取引内の件数が多いので発行ま
での時間が長くなり、かつダブルチケット30の全長L
が長大なためにテーブル50上に載置したときに弱い風
でも吹飛されてしまう等の問題が生じ易い。係員の持参
や取扱いも不便となる。さらに、いずれの場合でも用紙
の無駄遣いとなる。
【0013】本発明の目的は、オーダーメニューの件数
が多い場合でもダブルチケットの全長を適当な長さに抑
えつつ迅速に発行することのできるダブルチケット発行
装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係るダブルチケ
ット発行装置は、スタブを境とした第1チケットと第2
チケットとのそれぞれに入力されたオーダーメニューに
基づく同一のオーダーメニューデータを通常チケット印
字フォーマットで印字してダブルチケットを発行するダ
ブルチケット発行装置において、前記通常チケット印字
フォーマットで印字した場合に比較して前記ダブルチケ
ットの全長を短縮することのできる短縮チケット印字フ
ォーマットを記憶する短縮チケット印字フォーマット記
憶手段と、1取引内の前記オーダーメニューの件数をカ
ウントする1取引内件数カウント手段と、カウントされ
た1取引内件数と予めセットされた基準件数とを比較し
て1取引内件数が基準件数以上となったか否かを判別す
る判別手段と、1取引内件数が基準件数以上であると判
別されたことを条件に短縮チケット印字フォーマット記
憶手段に記憶されている短縮チケット印字フォーマット
を選択する短縮チケット印字フォーマット選択制御手段
と、予め指定された前記第1チケットおよび第2チケッ
トの少なくともいずれか一方を選択された短縮チケット
印字フォーマットで印字する短縮チケット印字制御手段
と、を設けたことを特徴とする。
【0015】
【作用】上記構成による本発明の場合、1取引内件数カ
ウント手段が1取引内のオーダーメニューの件数をカウ
ントする。すると、判別手段がカウントされた1取引内
件数と予めセットされた基準件数とを比較して1取引内
のカウント件数が基準件数以上となったか否かを判別す
る。1取引内のカウント件数が基準件数以上になったと
判別されると、短縮チケット印字フォーマット選択制御
手段が短縮チケット印字フォーマット記憶手段に記憶さ
れている短縮チケット印字フォーマットを選択する。こ
こに、短縮チケット印字制御手段は、予め指定された第
1チケットおよび第2チケットとの双方またはそのいず
れか一方を印字するに際し、通常チケット印字フォーマ
ットに代えて選択された短縮チケット印字フォーマット
で印字する。
【0016】かくして、短縮チケット印字フォーマット
記憶手段に、通常チケット印字フォーマットの場合より
も例えば小さな行間スペースとされた短縮チケット印字
フォーマットと基準件数とを予めセットしておけば、1
取引内のオーダーメニューの件数が多数となった場合で
も通常チケット印字フォーマットで印字した場合とほと
んど同じ全長のダブルチケットとして迅速に発行するこ
とができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 (第1実施例)本ダブルチケット発行装置は、図1に示
す如く、会計機を形成する電子キャッシュレジスタ10
と一体的に構成され、かつ短縮チケット印字フォーマッ
ト記憶手段13Fsと,1取引内件数カウント手段(1
1,12)と,判別手段(11,12)と,短縮チケッ
ト印字フォーマット選択制御手段(11,12)と,短
縮チケット印字制御手段(11,12)とを設け、カウ
ントされた1取引内のオーダーメニューの件数Nが予め
セットされた基準件数Nsよりも小さい場合は通常チケ
ット印字フォーマットで印字し、基準件数Ns以上とな
った場合は短縮チケット印字フォーマットに自動切替し
て全長を短縮しつつ迅速にダブルチケット30を印字・
発行することができるように形成されている。
【0018】図1において、電子キャッシュレジスタ1
0は、CPU11,ROM12,RAM13,時計回路
14,スキャナ19(スキャナ回路15),キーボード
20(キーボード回路16),図2に示すキャッシャー
用表示器21CSHと顧客用表示器21CSTとからな
る表示器21(表示制御回路17),入出力ポート(I
/O)18を介して接続されたプリンタ22(プリンタ
駆動回路24)およびドロワ23(ドロワ開放装置2
5),通信用インターフェイス(I/F)26等を含
み、会計処理ができる。また、外観は図2に示すものと
され、キーボード20は図3に示すものとされている。
なお、2点鎖線で示した独立型のダブルチケット発行装
置5としてもよい。図2中の9は框体である。
【0019】すなわち、一体的に組込まれたダブルチケ
ット発行装置(5)を用いて入力されたオーダーメニュ
ーがRAM13の一部記憶エリアに形成された登録ファ
イル13Rに登録記憶されると、そのオーダーメニュー
データを用いて合計金額等を算出し、これらを表示器2
1に表示するとともにプリンタ22でレシートに印字
し、その後ドロワ23を自動開放する。そして、金銭授
受を含む会計が行われる。なお、13Fはメニューデー
タファイルである。
【0020】ここに、ダブルチケット装置は、オーダー
メニュー入力手段(キーボード20上のメニューキー群
21M)と,制御部(CPU11,ROM12,RAM
13)と,ダブルチケット30の印字発行用(レシート
発行用と兼用)のプリンタ22と,スタブ形成器27等
を含み、この第1実施例の場合は、上記会計処理が終了
した後にダブルチケット30を発行するものと形成され
ている。
【0021】このダブルチケット30は、RAM13の
一部記憶エリアに形成された通常チケット印字フォーマ
ット記憶手段13Fnに設定記憶された通常チケット印
字フォーマットに基づきメニュー(品名)ごとつまりオ
ーダーメニューの1件ごとに発行される。
【0022】例えば、200円(金額)のコーヒー(品
名)を1杯(数量)だけオーダーした場合、図3に示す
メニューキー群20Mの中から“コーヒー”キーを押下
操作してオーダーメニューを入力(図4のST10のY
ES)すると、このオーダーメニューがRAM13のワ
ークエリアにオーダーメニューデータ(1 コーヒー¥
200)として記憶される(ST11)。この第1実施
例では登録ファイル13Rにも登録される。
【0023】この入力が終了(ST13のYES)する
と、この第1実施例では上記会計処理が終了(ST13
のYES)すると、CPU11はROM13に格納され
た印字発行プログラムと通常チケット印字フォーマット
記憶手段13Fnに設定記憶されている通常チケット印
字フォーマットに基づきプリンタ22を駆動制御して、
図6(B)に示すダブルチケット30を印字処理する
(ST17)。
【0024】すなわち、図5,図6(B)において、第
1チケット31の店名欄35に店名がスタンプされた後
に、日付(93−12−28 #1)が1行印字(図5
のST171)され、用紙を初期ピッチP0だけ空送り
(ST172)してから当該メニューオーダーデータ
(1 コーヒー ¥200)が1行印字(ST171)
される。次に、第1ピッチP1だけ空送り(ST17
2)し、責任者・時刻(1CL 0001 08:00
TM)が1行印字される。
【0025】このようにして、第1チケット31につい
て1件分のメニューオーダーデータが印字終了(ST1
73のYES)する。すると、CPU11は、用紙を第
2ピッチP2だけ空送り(ST174)してから、スタ
ブ形成器27を駆動制御しスタブ33を形成する。しか
る後に、第3ピッチP3だけ空送り(ST176)して
から第2チケット32に、第1チケット31の場合(S
T171〜173)と同様に、同一のメニューオーダー
データ等を印字する(ST177〜179)。
【0026】その後に、この第1実施例では会計処理後
に、ダブルチケット30が発行される(ST180)。
このダブルチケット30は、図6(B)に示す全長Lで
あり、テーブル50上に載置されている場合の係員の発
見,第2チケット32の引きちぎり,配膳時の照会等を
容易に行える大きさよりも十分に余裕あるものとなって
いる。
【0027】1取引内で上記コーヒー以外にケーキ,ジ
ュース,パンをオーダーした場合は、オーダーメニュー
の件数が“4”となるので、図6(B)に示す全長Lの
ダブルチケト30と同様なダブルチケット30が4枚発
行されることになる。したがって、1取引内のオーダー
メニューの件数が多い程、各件ごとのダブルチケット3
0を全て発行し終るまでの時間が長くなる。
【0028】ここに、本発明の技術的特長の1つである
短縮ダブルチケット印字フォーマットは、同一のオーダ
ーメニューデータを通常チケット印字フォーマットで印
字した場合に比較してダブルチケット30の全長を短縮
することができるものとされている。
【0029】ダブルチケット30の全長Lを短縮するに
は、印字文字の高さを低くすること,行間スペース(P
0〜P3)を縮めること,割愛可能な項目を省略するこ
とが必要である。この第1実施例の場合は、短縮チケッ
ト印字フォーマットで印字された全長Lsの短縮チケッ
トを示す図6(A)と,通常チケット印字フォーマット
で印字された全長Lの通常チケットを示す同(B)との
対比から明らかの通り、行間スペース(P1〜P3)を
縮めかつ割愛可能な項目(日付)を第2チケット32に
ついては印字省略している。
【0030】また、ダブルチケット30の全長Lを短縮
するには、少なくとも第1チケット31および第2チケ
ット32のいずれか一方を指定して短縮チケット印字フ
ォーマットで印字すればよい。この第1実施例では、一
層の短縮化を図るために双方(31,32)ともに短縮
チケット印字フォーマットで印字するように予め指定し
てある。
【0031】この短縮チケット印字フォーマットは、図
1に示すRAM13の一部記憶エリアをもって形成され
た短縮チケット印字フォーマット記憶手段13Fsに予
め設定記憶されている。短縮チケット印字フォーマット
自体は、設定変更可能である。
【0032】次に、1取引内件数カウント手段は、1取
引内のオーダーメニューの件数Nをカウントする手段
で、CPU11とカウントプログラムを格納させたRO
M12とから形成され図4のST12で実行される。す
なわち、この第1実施例では、オーダーメニューが入力
(ST10のYES,11)される度にカウント(N=
N+1)する(ST12)。カウントされた1取引内件
数Nは、RAM13の一部記憶エリアに形成された数値
バッファ13NBの右欄に記憶される。
【0033】この数値バッファ13NBの左欄には、図
1に示す如く、基準件数Nsが予めセットされている。
基準件数Nsの値(Ns)は,キーボード20のキー操
作により設定変更可能である。
【0034】判別手段は、カウントされた1取引内件数
Nと予めセットされた基準件数Nsとを比較して1取引
内件数Nが基準件数Ns以上となったか否かを判別する
手段で、判別プログラムを格納させたROM12とCP
U11とから形成され図4のST14で実行される。
【0035】また、短縮チケット印字フォーマット選択
制御手段は、判別手段(11,12)によってN≧Ns
と判別(ST14のYES)されたことを条件に、通常
チケット印字フォーマットに代えて短縮チケット印字フ
ォーマット記憶手段13Fsに設定記憶されている短縮
チケット印字フォーマットを選択する手段で、CPU1
1とROM12とからなり図4のST15で実行され
る。なお、N<Nsの場合(ST14のNO)は、原則
通りに、CPU11が通常チケット印字フォーマット記
憶手段13Fnに設定記憶されている通常チケット印字
フォーマットを選択する(ST16)。
【0036】最後の短縮チケット印字制御手段は、短縮
チケット印字フォーマット選択制御手段(11,12)
によって選択された短縮チケット印字フォーマットでダ
ブルチケット30を印字制御する手段で、CPU11と
ROM12とから形成され図4のST17で実行され
る。この短縮チケット印字フォーマットによる印字は、
第1チケット31および第2チケット32の少なくとも
いずれか一方を指定して行えるが、この第1実施例で
は、上記の通り双方(31,32)ともに短縮印字する
ものと指定されている。
【0037】次に、この実施例の作用を説明する。図1
に示す数値バッファ13NBの左欄に基準件数Nsが
“4”として予めセットされている場合、メニュー入力
手段たるメニューキー群20Mのメニューキーを用いて
オーダーメニューを入力(図4のST10のYES)す
ると、これに基づくオーダーメニューデータはRAM1
3のワークエリアに一時記憶されるST11)。登録フ
ァイル13Rにも登録記憶される。
【0038】200円(金額)のコーヒー(品名)を1
杯(数量)だけオーダー入力した場合のオーダーメニュ
ーデータは(1 コーヒー ¥200)である。同様
に、350円のケーキを1個だけオーダー入力した場合
は(1 ケーキ ¥350)、250円のジュースを1
杯だけオーダー入力した場合は(1 ジュース ¥25
0)、100円のパンを1個だけオーダー入力した場合
は(1 パン ¥100)である。なお、例えば、10
0円のパンを2個だけオーダー入力した場合でも件数は
“1”である。
【0039】このようにして、オーダーメニューが入力
されるごとに、1取引内件数カウント手段(11,1
2)が働き、その件数Nをカウント(N=N+1)する
(ST12)。カウント値(N)は、数値バッファ13
NBの右欄に記憶される。
【0040】入力が終了(ST13のYES)すると、
この第1実施例ではまず電子キャッシュレジスタ10が
会計機として働き登録ファイル13Rに登録された登録
データ(オーダーメニューデータ)を用いて前述の会計
処理が行われる。そして、金銭授受を含む会計が終了
(ST13のYES)すると、本ダブルチケット発行装
置(5)を形成する判別手段(11,12)がカウント
された1取引内の件数N(=4)と予めセットされた基
準件数Ns(=4)とを比較してN≧Nsであるか否か
を判別する(ST14)。
【0041】上記コーヒー,ケーキ,ジュース,パンを
オーダーした場合は、N(=4)≧Ns(=4)と判別
(ST14のYES)される。すると、短縮チケット印
字フォーマット選択制御手段(11,12)が、短縮チ
ケット印字フォーマット記憶手段13Fsに設定記憶さ
れている短縮チケット印字フォーマットを選択する(S
T15)。
【0042】かくして、短縮チケット印字制御手段(1
1,12)は、第1チケット31および第2チケット3
2を印字するに際して選択された短縮チケット印字フォ
ーマットにより印字制御する(ST17)。すなわち、
図5,図6(A)において、まず第1チケット31に各
ピッチP0,P1だけ用紙を空送りしつつ日付(93−
12−28 #1)と最初のオーダーメニューデータ
(1 コーヒー ¥200)と責任者・時刻(1CL
0001 08:00TM)とを各1行印字する(図5
のST171〜173)。
【0043】これが終ると、CPU11は第2ピッチP
2だけ空送りしてからスタブ形成器27を駆動制御して
スタブ33を形成し、しかる後に第3ピッチP3だけ空
送りする(ST174〜176)。
【0044】その後に、第2チケット32に同一のオー
ダーメニューデータ(1 コーヒー¥200)を1行印
字し、しかる後に第1ピッチP1だけ空送りして同一の
責任者・時刻(1CL 0001 08:00TM)を
1行印字する(ST177〜179)。そして、ダブル
チケット30を発行する(ST180)。
【0045】この場合における第2チケット32には、
割愛可能な項目〔日付(93−12−28 #1)〕が
印字省略されている。もとより、通常チケット印字フォ
ーマットによる場合よりも各ピッチ(P0〜P3)つま
り行間スペースが短縮されている。したがって、短縮チ
ケット印字フォーマットを用いての図6(A)に示す短
縮ダブルチケット30の全長Lsは、同(B)に示す通
常チケット印字フォーマットを用いての通常チケット3
0の全長Lよりも短縮できる。すなわち、短縮ダブルチ
ケット30では、各ピッチP0〜P3が小さくかつ第2
チケット32で日付(93−12−28 #1)を印字
省略しているので、空送り時間と1行印字時間とを短縮
できるからダブルチケット30を迅速に発行できる。ま
た、全長Lと全長Lsとの差分(L−Ls)だけ用紙を
節約できる。しかも、この時間短縮と用紙節約とは、1
取引内の4件分となる。
【0046】なお、カウント値Nは、このダブルチケッ
ト30が発行された後にクリアされる(図4のST1
8)。
【0047】1取引内の件数Nが“3”以下の場合は、
通常チケット印字フォーマットにより図6(B)に示す
各ダブルチケット30が発行される(図4のST14の
NO,ST16,ST17)。
【0048】しかして、この第1実施例によれば、短縮
チケット印字フォーマット記憶手段13Fsと,1取引
内件数カウント手段(11,12)と,判別手段(1
1,12)と,短縮チケット印字フォーマット選択制御
手段(11,12)と,短縮チケット印字制御手段(1
1,12)とを設け、カウントされた1取引内のオーダ
ーメニューの件数Nが予めセットされた基準件数Nsよ
りも小さい場合は通常チケット印字フォーマットで印字
し、基準件数Ns以上となった場合は短縮チケット印字
フォーマットに自動切替して全長を短縮しつつ迅速にダ
ブルチケット30を印字・発行することができる構成と
されているので、オーダーメニューの件数Nが多い場合
でも顧客の待ち時間を長引かせないので顧客サービスを
向上でき、かつケーブル50上での発見,第2チケット
32の引きちぎり,第1チケット31と実物との照合の
容易性が保障されるので業務能率も維持できるととも
に、用紙も節約できる。
【0049】また、短縮チケット印字フォーマットは、
行間スペース(P0〜P3)を小さくかつ第2チケット
32について印字項目の省略がされているので、1取引
内の各ダブルチケット30をより高速で印字・発行する
ことができる。
【0050】また、基準件数Nsの値(Ns)がキー操
作により設定変更可能とされているので、印字フォーマ
ット,印字項目等の内容や販売実績等に対応させた運用
ができるから、適用性が拡い。
【0051】また、本ダブルチケット発行装置(5)が
会計機を形成する電子キャッシュレジスタ10に一体的
に形成されているので、低コストで具現化できる。
【0052】(第2実施例)この第2実施例は、図7〜
図9に示されている。すなわち、この第2実施例は、図
1に示す短縮チケット印字フォーマット記憶手段13F
sを図7に示す如く複数(3つ)の第1〜第3短縮チケ
ット印字フォーマットと複数(3つ)の基準件数Ns1
〜Ns3とを対応記憶可能に形成するとともに、判別手
段(11,12)を各基準件数Ns1〜Ns3ごとに比
較判別(図8のST141,143,145)するもの
と形成し、かつ短縮チケット印字フォーマット選択制御
手段(11,12)を各判別結果に応じて当該短縮チケ
ット印字フォーマットを選択(ST142,144,1
46)するものと形成し、1取引内件数Nの増大に拘わ
らず迅速発行を達成しつつ短縮ダブルチケット30の全
長Lsを通常ダブルチケット30の全長Lにより近づけ
るように構成してある。なお、図8は、図4のST14
〜16に対応するものである。
【0053】したがって、第1の基準件数Ns1,第2
の基準件数Ns2,第3の基準件数Ns3の順にその値
を大きく設定記憶し、かつ第1〜第3の短縮チケット印
字フォーマットをこの順でより行間スペース(P0〜P
3)の小さくなるように設定記憶しておく。
【0054】なお、この第2実施例のダブルチケット3
0は、図9(A)に示す如く、1取引内全件数のオーダ
ーメニューデータが印字されるものとされている。但
し、図6(A)に示す条件ごとに印字する場合であって
もよい。
【0055】しかして、この第2実施例によれば、第1
実施例の場合と同様の作用効果を奏することができる
他、さらに複数の短縮チケット印字フォーマットが設定
記憶され、カウントされた1取引内件数Nが大きくなる
程に、より短縮印字したダブルチケット30を発行でき
るように形成されているので、1取引内の件数Nの大き
さに拘わらず短縮ダブルチケット30の全長Lsを通常
チケット印字フォーマットで印字した場合の理想的な全
長Lにより近づけられるから、業務能率と顧客サービス
とを一段と向上できる。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、短縮チケット印字フォ
ーマット記憶手段と,1取引内件数カウント手段と,判
別手段と,短縮チケット印字フォーマット選択制御手段
と,短縮チケット印字制御手段とを設け、カウントされ
た1取引内のオーダーメニューの件数が予めセットされ
た基準件数よりも小さい場合は通常チケット印字フォー
マットで印字し、基準件数以上となった場合は短縮チケ
ット印字フォーマットに自動切替して全長を短縮しつつ
迅速にダブルチケットを印字・発行することができる構
成とされているので、オーダーメニューの件数が多い場
合でも顧客の待ち時間を長引かせないので顧客サービス
を向上でき、かつケーブル上での発見,第2チケットの
引きちぎり,第1チケットと実物との照合の容易性が保
障されるので業務能率も維持できるとともに、用紙も節
約できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す全体構成図である。
【図2】同じく、外観斜視図である。
【図3】同じく、メニュー入力手段を形成するキーボー
ドを説明するための図である。
【図4】同じく、動作を説明するためのフローチャート
である。
【図5】同じく、印字動作の詳細を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図6】同じく、短縮ダブルチケットを通常ダブルチケ
ットとの比較において説明するための図である。
【図7】第2実施例の短縮チケット印字フォーマット記
憶手段を説明するための図である。
【図8】同じく、判別動作と選択動作とを説明するため
のフローチャートである。
【図9】同じく、短縮ダブルチケットを通常ダブルチケ
ットとの比較において説明するための図である。
【図10】従来例を説明するための図である。
【符号の説明】
5 ダブルチケット発行装置 9 框体 10 電子キャッシュレジスタ 11 CPU(1取引内件数カウント手段,判別手段,
短縮チケット印字フォーマット選択制御手段,短縮チケ
ット印字制御手段) 12 ROM(1取引内件数カウント手段,判別手段,
短縮チケット印字フォーマット選択制御手段,短縮チケ
ット印字制御手段) 13 RAM 13F メニューファイル 13R 登録ファイル 13Fn 通常チケット印字フォーマット記憶手段 13Fs 短縮チケット印字フォーマット記憶手段 13NB 数値バッファ 20 キーボード 20M メニューキー群 21 表示器 22 プリンタ 23 ドロワ 27 スタブ形成器 30 ダブルチケット 31 第1チケット 32 第2チケット 33 スタブ 50 テーブル N カウント件数 Ns,Ns1〜Ns3 基準件数 P0〜P3 空送りピッチ L 通常ダブルチケットの全長 Ls 短縮ダブルチケットの全長
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07B 1/00 - 9/02 G07B 11/00 - 17/04 G06F 17/00 G06F 19/00 G06F 17/60 B41J 13/00 - 13/32

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スタブを境とした第1チケットと第2チ
    ケットとのそれぞれに入力されたオーダーメニューに基
    づく同一のオーダーメニューデータを通常チケット印字
    フォーマットで印字してダブルチケットを発行するダブ
    ルチケット発行装置において、 前記通常チケット印字フォーマットで印字した場合に比
    較して前記ダブルチケットの全長を短縮することのでき
    る短縮チケット印字フォーマットを記憶する短縮チケッ
    ト印字フォーマット記憶手段と、 1取引内の前記オーダーメニューの件数をカウントする
    1取引内件数カウント手段と、 カウントされた1取引内件数と予めセットされた基準件
    数とを比較して1取引内件数が基準件数以上となったか
    否かを判別する判別手段と、 1取引内件数が基準件数以上であると判別されたことを
    条件に短縮チケット印字フォーマット記憶手段に記憶さ
    れている短縮チケット印字フォーマットを選択する短縮
    チケット印字フォーマット選択制御手段と、 予め指定された前記第1チケットおよび第2チケットの
    少なくともいずれか一方を選択された短縮チケット印字
    フォーマットで印字する短縮チケット印字制御手段と、 を設けたことを特徴とするダブルチケット発行装置。
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