JP2018083359A - レシートプリンタ、レシートプリンタシステム及び制御プログラム - Google Patents

レシートプリンタ、レシートプリンタシステム及び制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】設備コストを掛けることなく発行口に残留したレシートを自動的に排除できるようにする。
【解決手段】レシートプリンタは、帯状の用紙をレシート発行口まで搬送する。ヘッドは、用紙にレシート印字データを印字する。カッタは、搬送される用紙をレシート発行口の手前で切り離すフルカットと一部を切り残すパーシャルカットとが可能なものである。制御部は、レシート印字データが印字された用紙に対してパーシャルカットを行い、その後、所定の条件が成立すると同用紙に対してフルカットを行うようにカッタを制御する。
【選択図】 図4

Description

本発明の実施形態は、レシートプリンタ及びこのプリンタを用いたレシートプリンタシステム、並びにレシートプリンタの制御プログラムに関する。
POS(Point Of Sales)端末、決済端末、自動精算機等の金銭授受に係る多くの装置は、レシートプリンタを備えている。レシートプリンタは一般に、帯状の用紙をレシートの発行口へと搬送し、その搬送途中で印字ヘッドにより領収金額等を印字する。そしてレシートプリンタは、発行口から排出された印字済みの用紙を発行口の手前でカッタにより切断して、レシートを発行する。ただし、用紙を完全に切断してしまうと、発行口からレシートとして発行された紙片が落下して紛失してしまうおそれがある。そこで、発行口から排出された用紙を完全に切断するフルカットではなく一部を切り残すパーシャルカットとすることで、レシートが発行口から落下するのを防ぐようにしたレシートプリンタが知られている。
パーシャルカットで発行されたレシートは、ユーザが例えば先端を摘まんで引っ張ることにより完全に切り離される。換言すれば、ユーザがレシートを用紙から切り離さない限り、レシートは用紙と繋がったまま発行口にいつまでも残ることとなる。
特に、セミセルフ方式の決済端末やセルフ方式のPOS端末等においては、レシート発行を受けたユーザがレシートを持ち返らないとレシートがいつまでも発行口に残留することとなり、次のユーザの迷惑になる。このため、次のユーザが来る前に残留しているレシートを取り除く役割の係員を常駐させる必要があり、自動化にそぐわない。また、発行口に残留しているレシートを排除するための装置をレシートプリンタとは別に設置することも考えられるが、余分な設備コストが掛かるため現実的でない。
特開平6−208673号公報
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、設備コストを掛けることなく発行口に残留したレシートを自動的に排除できるレシートプリンタ及びこのプリンタを用いたレシートプリンタシステムを提供しようとするものである。
一実施形態において、レシートプリンタは、搬送手段と、印字手段と、切断手段と、制御手段とを含む。搬送手段は、帯状の用紙をレシート発行口まで搬送する。印字手段は、用紙にレシート印字データを印字する。切断手段は、搬送手段により搬送される用紙をレシート発行口の手前で切り離すフルカットと一部を切り残すパーシャルカットとが可能なものである。制御手段は、印字手段によりレシート印字データが印字された用紙に対してパーシャルカットを行い、その後、所定の条件が成立すると同用紙に対してフルカットを行うように切断手段を制御する。
一実施形態におけるレシートプリンタの要部を示す模式図。 同レシートプリンタの回路構成を示すブロック図。 第1の実施形態においてレシートプリンタの上位機である決済端末の要部構成を示すブロック図。 第1の実施形態においてレシートプリンタのCPUが制御プログラムに従って実行するレシート発行に係る制御手順を示す流れ図。 第2の実施形態においてレシートプリンタの上位機であるセルフ方式POS端末の要部構成を示すブロック図。 第2の実施形態においてレシートプリンタのCPUが制御プログラムに従って実行するレシート発行に係る制御手順を示す流れ図。
以下、設備コストを掛けることなく発行口に残留したレシートを自動的に排除できるレシートプリンタ及びこのプリンタを用いたレシートプリンタシステムの実施形態について、図面を用いて説明する。
[第1の実施形態]
本実施形態は、セミセルフ方式の決済端末30(図3を参照)を上位機として接続してレシートプリンタシステムを構築するレシートプリンタ10(図1,図2を参照)を例示する。因みにセミセルフ方式とは、取引の決済に必要な会計データを生成する登録端末と、会計データを基に取引の決済処理を実行する決済端末とを分離し、登録端末を店員が操作し、決済端末を客である決済者が操作するようにしたチェックアウトシステムである。
図1は、レシートプリンタ10の要部を示す模式図である。レシートプリンタ10は、ロール状に巻回された帯状の用紙20を収容可能な筐体11を備えている。そしてレシートプリンタ10は、この筐体11内に、給紙ローラ12と、プラテンローラ13と、サーマルヘッド14と、カッタ15とを配置している。またレシートプリンタ10は、筐体11の一側面にレシート発行口16を設けている。そして、筐体11に収容された用紙20の先端がレシート発行口16から排出されるように、レシートプリンタ10は、用紙搬送路を形成している。
給紙ローラ12は、用紙搬送路の最上流、すなわちロール状に巻回された用紙20に最も近い側に配置されている。給紙ローラ12は、ロール状から繰り出された用紙20の先端を一対のローラで挟み込み、その回転力によって下流側へと搬送する。
プラテンローラ13は、給紙ローラ12よりも下流側に配置されている。プラテンローラ13は、給紙ローラ12から送り出された用紙20をその回転によりさらに下流側へと搬送する。
サーマルヘッド14は、用紙搬送路を間に挟んでプラテンローラ13と対向する位置に配置されている。サーマルヘッド14は、プラテンローラ13上を搬送される用紙20に感熱方式でレシート印字データを印字する。
カッタ15は、用紙搬送路の最下流、すなわちレシート発行口11よりも手前に配置されている。カッタ15は、用紙搬送路を間に挟んで上方に設けられた固定刃15aと、下方に設けられた可動刃15bとからなる。カッタ15は、可動刃15bが上昇して固定刃15aとの間に用紙20を押し込むことにより、レシート発行口11から排出された用紙20をレシート発行口11の手前で切断する。このとき可動刃15bの移動量が第1の移動量であった場合、用紙20の一部、例えば1点だけが切り残される。これに対して、可動刃15bの移動量が第1の移動量よりも大きい第2の移動量であった場合、用紙20は完全に切り離される。すなわちカッタ15は、用紙20を完全に切り離すフルカットと、用紙20の一部を切り残すパーシャルカットとが可能である。
なお、カッタ15によってフルカットされた用紙20の先端側の紙片Pは、重力によりレシート発行口11から落下する。そこでレシートプリンタ10は、レシート発行口16の下方に、紙片Pを収容するためのボックス17を取り付けている。またレシートプリンタ10は、レシート発行口16から排出された用紙20の有無を検知するセンサ18をレシート発行口16の近傍に設けている。センサ18は、例えば光学式センサであり、用紙20を検知している間はオン信号を出力し、用紙20を検知しなくなるとオフ信号を出力する。
図2は、レシートプリンタ10の回路構成を示すブロック図である。なお、図1と共通する部分には同一符号を付している。
レシートプリンタ10は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、タイマ104、通信インターフェース105、搬送モータ106、ヘッドドライバ107、カッタモータ108、入力ポート109及びシステム伝送路110を含む。システム伝送路110は、アドレスバス、データバスを含み、CPU101と、ROM102、RAM103、タイマ104、通信インターフェース105、搬送モータ106、ヘッドドライバ107、カッタモータ108及び入力ポート109とを、電気的に接続する。
CPU101は、ROM102及びRAM103とシステム伝送路110で接続されて、コンピュータを構成する。CPU101は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。CPU101は、オペレーティングシステム、ミドルウェア、アプリケーションプログラム等のプログラムに従って、レシートプリンタ10としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。
ROM102及びRAM103は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。ROM102は、オペレーティングシステム、ミドルウェア、アプリケーションプログラム等のプログラムを記憶する。RAM103は、CPU101が各種の処理を行う上で参照する設定データを記憶する。またRAM103は、CPU101が各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアとしても利用される。またRAM103が、上記ミドルウェア又はアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。同じくROM102が、上記設定データを記憶する場合もある。
タイマ104は、予め設定された時間を計時する。タイマ104は、設定時間を計時するとタイムアウトする。設定時間は任意であるが、好ましくは、レシートプリンタ10でレシートを発行してから、次の決済者に対する会計データが登録端末から決済端末30に送られてくるまでに要する時間の最短時間とする。
通信インターフェース105は、上位機である決済端末30を接続し、この決済端末30との間でデータ通信を行う。ここに通信インターフェース105は、レシートプリンタ10の通信部を構成する。
搬送モータ106は、給紙ローラ12とプラテンローラ13とを駆動する。給紙ローラ12とプラテンローラ13とは、搬送モータ106の駆動により所定の方向に回転して、用紙20をレシート発行口16へと搬送する。ここに給紙ローラ12及びプラテンローラ13と搬送モータ106とは、帯状の用紙20をレシート発行口16まで搬送する搬送手段を構成する。
ヘッドドライバ107は、サーマルヘッド14を駆動する。サーマルヘッド14は、ヘッドドライバ107の駆動により用紙20にレシート印字データを印字する。ここに、サーマルヘッド14とヘッドドライバ107とは、レシート発行口16まで搬送される用紙20にレシート印字データを印字する印字手段を構成する。
カッタモータ108は、カッタ15の可動刃15bを駆動する。カッタモータ108は、可動刃15bを第1の移動量だけ駆動するパーシャルカット駆動と第2の移動量だけ駆動するフルカット駆動との2段階の駆動が可能である。カッタモータ108がパーシャルカット駆動した場合、カッタ15は、用紙20の一部を切り残す。カッタモータ108がフルカット駆動した場合、カッタ15は、用紙20を完全に切り離す。ここに、カッタ15とカッタモータ108とは、用紙20をレシート発行口16の手前で切り離すフルカットと一部を切り残すパーシャルカットとが可能な切断手段を構成する。
入力ポート109は、センサ18から出力されるオン信号又はオフ信号を入力する。CPU101は、入力ポート109に入力されている信号に基づいて、センサ18が用紙20を検知しているか否かを判定する。
図3は、決済端末30の回路構成を示すブロック図である。決済端末30は、CPU301、ROM302、RAM303、補助記憶デバイス304、時計部305、通信ユニット306、タッチパネル307、リーダ・ライタ308、プリンタインターフェース309、釣銭機インターフェース310及びシステム伝送路311を含む。システム伝送路311は、アドレスバス,データバスを含み、CPU301と、ROM302、RAM303、補助記憶デバイス304、時計部305、通信ユニット306、タッチパネル307、リーダ・ライタ308、プリンタインターフェース309及び釣銭機インターフェース310とを接続する。
CPU301は、ROM302、RAM303及び補助記憶デバイス304とシステム伝送路311で接続されて、コンピュータを構成する。CPU301は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。CPU301は、オペレーティングシステム、ミドルウェア、アプリケーションプログラム等のプログラムに従って、決済端末30としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。
ROM302及びRAM303は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。ROM302は、オペレーティングシステム、ミドルウェア、アプリケーションプログラム等のプログラムを記憶する。RAM303は、CPU301が各種の処理を行う上で参照する設定データを記憶する。またRAM303は、CPU301が各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアとしても利用される。またRAM303が、上記ミドルウェア又はアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。同じくROM302が、上記設定データを記憶する場合もある。
補助記憶デバイス304は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。例えばHDD(Hard Disc Drive)、SSD(Solid State Drive)、EEPROM(Electric Erasable Programmable Read-Only Memory)等が補助記憶デバイス304として使用される。補助記憶デバイス304は、CPU301が各種の処理を行う上で使用するデータや、CPU301での処理によって生成されたデータを保存する。補助記憶デバイス304は、アプリケーションプログラムを記憶する場合もある。
時計部305は、決済端末30の時刻情報源として機能する。CPU301は、時計部305によって計時される時刻情報を基に、現在の日付及び時間を計時する。
通信ユニット306は、有線または無線のネットワークを介して登録端末を接続し、この登録端末から送られてくる会計データを受信する。
タッチパネル307は、決済端末30の入力デバイスおよび表示デバイスとして機能する。タッチパネル307は、現金、電子マネー等の支払方法の選択画面、選択された支払方法による支払状況の確認画面等を表示する。確認画面には、決済者が確認終了を指令するための精算ボタンが表示されている。
リーダ・ライタ308は、支払媒体の一種であるカード又はIC(integrated circuit)チップ等の記録媒体に記録されたデータを読み取るとともに、当該記録媒体へデータを書き込む。カードは、クレジットカード、デビットカード、電子マネーカード、プリペイドカードなどの決済用カードの他に、メンバーズカード及びポイントカードなどの決済処理に関わる情報を記録する各種のカードを含む。ICチップは、上記の各種のカードの他、スマートフォンなどの情報端末に備えられる場合もある。
プリンタインターフェース309は、レシートプリンタ10を接続する。プリンタインターフェース309は、CPU301で生成されたレシート印字データをレシートプリンタ10へと出力する。
釣銭機インターフェース310は、自動釣銭機を接続する。釣銭機インターフェース310は、自動釣銭機に投入された現金の金種と枚数のデータを取り込む。また釣銭機インターフェース310は、CPU301で生成された釣銭データを自動釣銭機へと出力する。
かかる構成の決済端末30は、ROM302又はRAM303に記憶されるアプリケーションプログラムの一種である制御プログラムに基づき、CPU301を生成手段321及び発行制御手段322として機能させる。生成手段321は、登録端末から受信した会計データと、選択画面から選択された支払方法による代金支払データとに基づき、レシート印字データを生成する。発行制御手段322は、確認画面の精算ボタンが入力されたことに応じて、レシート印字データをレシートプリンタ10に出力して、該レシート印字データが印字されたレシートの発行を制御する。
図4は、レシートプリンタ10のCPU101が実行する1回のレシート発行に係る制御手順を示す流れ図である。この手順は、ROM102またはRAM103に記憶されたアプリケーションプログラムの一種である制御プログラムに従ったものである。なお、図4に示すとともに以下に説明する内容は一例であって、同様な結果を得ることが可能であればその制御手順及び制御内容は特に限定されるものではない。
CPU101は、Act1としてレシート印字データを受信するのを待ち受けている。この待ち受け状態において、通信インターフェース105を介して決済端末30からレシート印字データを受信すると(Act1にてYES)、CPU101は、Act2としてそのレシート印字データを記憶する。具体的にはCPU101は、RAM103の印字バッファにレシート印字データを展開する。
次いでCPU101は、Act3として用紙20が用紙搬送路に沿って搬送されるように搬送モータ106を制御する。この制御により給紙ローラ12及びプラテンローラ13が駆動して、用紙20の搬送が開始されるので、CPU101は、Act4として用紙20にレシート印字データが印字されるように、ヘッドドライバ107を制御する。この制御によりサーマルヘッド14が駆動して、印字バッファに記憶されたレシート印字データがプラテンローラ13上の用紙20に印字されるので、CPU101は、Act5としてレシート印字データの印字が終了したか否かを判断する。印字が終了していない場合(Act5にてNO)、CPU101は、Act4へと戻り、レシート印字データの印字制御を継続する。
レシート印字データの印字が終了した場合(Act5にてYES)、CPU101は、Act6として搬送モータ106を停止させて用紙20の搬送を止める。そしてCPU101は、Act7としてカッタ15がパーシャルカット駆動するように、カッタモータ108を制御する。この制御により、レシート発行口16から先端が排出された用紙20が、レシート発行口16の手前で一部を切り残した状態で切断される。
このようにレシートが発行されることで、決済端末30は1客分の扱いの終了として、次の会計データの受け付けを開始する。
そこでCPU101は、Act8としてタイマ104をスタートさせる。そしてCPU101は、Act9としてタイマ104がタイムアウトしたか否かを確認する。タイマ104がタイムアウトしていない場合(Act9にてNO)、CPU101は、Act10としてセンサ18が用紙20を検出しているか否かを確認する。センサ18からの出力信号がオン信号の場合、センサ18によって用紙20が検出されている。この場合(Act10にてYES)、CPU101は、Act9の処理に戻る。したがってCPU101は、Act9及びAct10により、タイマ104がタイムアウトするか、センサ18によって用紙20が検出されなくなるのを待ち受ける。
タイマ104がタイムアウトする前に、センサ18からの出力信号がオフ信号に代わった場合、すなわちセンサ18によって用紙20が検出されなくなった場合(Act10にてNO)、CPU101は、Act11としてタイマ104を停止させる。
これに対し、センサ18からの出力信号がオフ信号に代わることなく、タイマ104がタイムアウトした場合、すなわちセンサ18によって用紙20が検出された状態で所定の時間が経過した場合(Act9にてYES)、CPU101は、Act12としてカッタ15がフルカット駆動するように、カッタモータ108を制御する。この制御により、一部が切り残された状態でレシート発行口16から先端が排出されていた用紙20がフルカットされる。そしてフルカットされた用紙の紙片Pは、ボックス17に落下して収容される。
ここに、CPU101を主体とするコンピュータは、Act6乃至Act12の処理を実行することによって、印字手段によりレシート印字データが印字された用紙に対してパーシャルカットを行い、その後、搬送手段による搬送が開始される前に所定の条件が成立すると同用紙に対してフルカットを行うように切断手段を制御する制御手段を構成する。
Act12の処理の後、CPU101は、Act11としてタイマ104を停止させる。Act11の処理を終えると、CPU101は、1回のレシート発行に係る制御手順を終了する。
このように本実施形態のレシートプリンタ10においては、決済端末30からレシート印字データを受信すると、給紙ローラ12とプラテンローラ13とが駆動して、用紙20が用紙搬送路に沿ってレシート発行口16まで搬送されるとともに、サーマルヘッド14が駆動して、その用紙20にレシート印字データが印字される。そして、レシート印字データの印字が終了すると、カッタ15がパーシャルカット駆動して、レシート発行口16から先端が排出された用紙20がレシート発行口16の手前で切断される。ただしこのときには、カッタ15はパーシャルカット駆動であるので、レシート印字データが印字された用紙20は、一部が切り残されてレシート発行口16に残留する。したがって、センサ18は用紙を検出しているので、センサ18からはオン信号が出力される。またレシートプリンタ10では、パーシャルカット駆動を行ってからのが行われてからの経過時間がタイマ104によって計時される。そして、センサ18からの信号がオフ信号になることなくタイマ104がタイムアウトした場合、カッタ15がフルカット駆動して、レシート発行口16に残留していた用紙20が完全に切り離され、紙片Pとしてボックス17内に落下する。
決済者は、タイマ104がタイムアウトする前に、レシート発行口16から排出された用紙20の先端を摘まんで引っ張ることにより、レシートを受け取ることができる。決済者がレシートを受け取った場合、センサ18の信号がオン信号からオフ信号に代わる。この場合、レシートプリンタ10では、カッタ15がフルカット駆動することなく次のレシート印字データを待ち受けることとなる。
しかし決済者の中には、レシートを受け取ることなく帰ってしまう場合もある。決済者がレシートを受け取ることなくタイマ104がタイムアウトした場合、レシートプリンタ10ではカッタ15がフルカット駆動する。したがって、レシート発行口16に残留していた用紙20か完全に切断され、ボックス17内に落下して収容される。その後、レシートプリンタ10では、次のレシート印字データを待ち受けることとなる。
そこで、タイマ104の設定時間を、例えばレシートを発行してから次の決済者に対する会計データが登録端末から送られてくるまでに要する時間の最短時間とする。こうすることにより、前の決済者がレシートを受け取らなくても、次の決済者が決済端末30に近づく前にこのレシートはフルカットされるので、レシート発行口16に残留することはない。したがって、前の決済者がレシートを受け取らなくても、次の決済者の迷惑になることはない。
[第2の実施形態]
本実施形態は、セルフ方式の決済端末40(図5を参照)を上位機として接続してレシートプリンタシステムを構築するレシートプリンタ10(図1,図2を参照)を例示する。
レシートプリンタ10のハードウェア構成は、第1の実施形態と共通なので、図1及び図2を用いて説明を省略する。
図5は、決済端末40の回路構成を示すブロック図である。決済端末40は、CPU401、ROM402、RAM403、補助記憶デバイス404、時計部405、通信ユニット406、タッチパネル407、リーダ・ライタ408、スキャナインターフェース409、プリンタインターフェース410、釣銭機インターフェース411及びシステム伝送路412を含む。システム伝送路412は、アドレスバス,データバスを含み、CPU401と、ROM402、RAM403、補助記憶デバイス404、時計部405、通信ユニット406、タッチパネル407、リーダ・ライタ408、スキャナインターフェース409、プリンタインターフェース410及び釣銭機インターフェース411とを接続する。
CPU401は、ROM402、RAM403及び補助記憶デバイス404とシステム伝送路412で接続されて、コンピュータを構成する。CPU401は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。CPU401は、オペレーティングシステム、ミドルウェア、アプリケーションプログラム等のプログラムに従って、決済端末40としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。
ROM402及びRAM403は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。ROM402は、オペレーティングシステム、ミドルウェア、アプリケーションプログラム等のプログラムを記憶する。RAM403は、CPU401が各種の処理を行う上で参照する設定データを記憶する。またRAM403は、CPU401が各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアとしても利用される。またRAM403が、上記ミドルウェア又はアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。同じくROM402が、上記設定データを記憶する場合もある。
補助記憶デバイス404は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。例えばHDD、SSD、EEPROM等が補助記憶デバイス404として使用される。補助記憶デバイス404は、CPU401が各種の処理を行う上で使用するデータや、CPU401での処理によって生成されたデータを保存する。補助記憶デバイス404は、アプリケーションプログラムを記憶する場合もある。
時計部405は、決済端末40の時刻情報源として機能する。CPU401は、時計部405によって計時される時刻情報を基に、現在の日付及び時間を計時する。
通信ユニット406は、有線または無線のネットワークを介してストアサーバを接続し、このストアサーバとの間でデータ信号を授受する。
タッチパネル407は、決済端末40の入力デバイスおよび表示デバイスとして機能する。タッチパネル407は、販売登録商品の品名、金額等が表示される登録画面や、合計金額、預り金額、釣銭額(電子マネー残高)等が表示される決済画面等を表示する。
リーダ・ライタ408は、支払媒体の一種であるカード又はICチップ等の記録媒体に記録されたデータを読み取るとともに、当該記録媒体へデータを書き込む。カードは、クレジットカード、デビットカード、電子マネーカード、プリペイドカードなどの決済用カードの他に、メンバーズカード及びポイントカードなどの決済処理に関わる情報を記録する各種のカードを含む。ICチップは、上記の各種のカードの他、スマートフォンなどの情報端末に備えられる場合もある。
スキャナインターフェース409は、バーコード等のコードシンボルを光学的に読み取るためのスキャナを接続する。スキャナインターフェース409は、スキャナで読み取られたコードシンボルのデータを取り込む。
プリンタインターフェース410は、レシートプリンタ10を接続する。プリンタインターフェース410は、CPU401で生成されたレシート印字データをレシートプリンタ10へと出力する。
釣銭機インターフェース411は、自動釣銭機を接続する。釣銭機インターフェース411は、自動釣銭機に投入された現金の金種と枚数のデータを取り込む。また釣銭機インターフェース411は、CPU401で生成された釣銭データを自動釣銭機へと出力する。
かかる構成の決済端末40は、ROM402又はRAM403に記憶されるアプリケーションプログラムの一種である制御プログラムに基づき、CPU401を生成手段421、発行制御手段422及び指令手段423として機能させる。生成手段421は、スキャナまたはタッチパネル407を介して登録された商品の販売データと、自動釣銭機又はリーダ・ライタ408を介して処理した代金支払データとに基づき、レシート印字データを生成する。発行制御手段422は、レシート印字データをレシートプリンタ10に出力して、該レシート印字データが印字されたレシートの発行を制御する。指令手段は、レシート発行後のアイドル状態からタッチパネル407がタッチ操作されたことを検知すると、レシートプリンタ10に対してレシートのフルカットを指令する。
図6は、レシートプリンタ10のCPU101が実行する1回のレシート発行に係る制御手順を示す流れ図である。この手順は、ROM102またはRAM103に記憶されたアプリケーションプログラムの一種である制御プログラムに従ったものである。なお、図4に示すとともに以下に説明する内容は一例であって、同様な結果を得ることが可能であればその制御手順及び制御内容は特に限定されるものではない。
CPU101は、Act21としてレシート印字データを受信するのを待ち受けている。この待ち受け状態において、通信インターフェース105を介して決済端末40からレシート印字データを受信すると(Act21にてYES)、CPU101は、Act22〜Act28として、第1の実施形態のAct2〜Act8と同様の処理を実行する。
そしてAct28としてタイマをスタートさせた後、CPU101は、Act29としてタイマ104がタイムアウトしたか否かを確認する。タイマ104がタイムアウトしていない場合(Act29にてNO)、CPU101は、Act30として決済端末40からフルカット指令があるか否かを確認する。フルカット指令が無い場合(Act30にてNO)、CPU101は、Act31としてセンサ18が用紙20を検出しているか否かを確認する。センサ18からの出力信号がオン信号の場合、センサ18によって用紙20が検出されている。この場合(Act31にてYES)、CPU101は、Act29の処理に戻る。したがってCPU101は、Act29乃至Act31により、タイマ104がタイムアウトするか、フルカット指令があるか、センサ18によって用紙20が検出されなくなるのを待ち受ける。
フルカット指令が無く、かつタイマ104がタイムアウトする前に、センサ18からの出力信号がオフ信号に代わった場合、すなわちセンサ18によって用紙20が検出されなくなった場合(Act31にてNO)、CPU101は、Act32としてタイマ104を停止させる。
これに対し、センサ18からの出力信号がオフ信号に代わることなく、タイマ104がタイムアウトした場合、すなわちセンサ18によって用紙20が検出された状態でフルカット指令が無いまま所定の時間が経過した場合(Act29にてYES)、CPU101は、Act33の処理に進む。また、タイマ104がタイムアウトする前に決済端末40からフルカット指令が与えられた場合も(Act30にてYES)、CPU101は、Act33の処理に進む。Act33では、CPU101は、カッタ15がフルカット駆動するように、カッタモータ108を制御する。この制御により、一部が切り残された状態でレシート発行口16から先端が排出されていた用紙20がフルカットされる。そしてフルカットされた用紙の紙片Pは、ボックス17に落下して収容される。
ここに、CPU101は、Act26乃至Act33の処理を実行することによって、印字手段によりレシート印字データが印字された用紙に対してパーシャルカットを行い、その後、搬送手段による搬送が開始される前に所定の条件が成立すると同用紙に対してフルカットを行うように切断手段を制御する制御手段を構成する。
Act33の処理の後、CPU101は、Act32としてタイマ104を停止させる。Act32の処理を終えると、CPU101は、1回のレシート発行に係る制御手順を終了する。また、決済端末40は、次の客が買い上げる商品の登録を待機するアイドル状態となる。
このように本実施形態のレシートプリンタ10の場合も、第1の実施形態と同様に、レシート印字データの印字が終了すると、カッタ15がパーシャルカット駆動して、レシート発行口16から先端が排出された用紙20がレシート発行口16の手前で切断される。そしてこのときには、レシート印字データが印字された用紙20は、一部が切り残されてレシート発行口16に残留するので、センサ18は用紙を検出している。ここで、センサ18からの信号がオフ信号になることなくタイマ104がタイムアウトするか決済端末40からフルカット指令があった場合、カッタ15がフルカット駆動して、レシート発行口16に残留していた用紙20が完全に切り離され、紙片Pとしてボックス17内に落下する。
フルカット指令は、決済端末40において、レシート発行後のアイドル状態からタッチパネル407がタッチ操作されたことを検知すると、決済端末40からレシートプリンタ10に出力される。通常、レシート発行後のアイドル状態からタッチパネル407がタッチ操作されるのは、次の客が買上商品の会計のために決済端末40を操作し始めたときである。決済端末40では、このタイミングでレシートプリンタ10にフルカット指令が出力される。そしてこのフルカット指令に応じて、レシートプリンタ10ではカッタ15がフルカット駆動する。したがって、前の客がレシートを受け取らないでレシート発行口16のところに残留していたとしても、次の客が来た時点でカッタ15がフルカット駆動して用紙が完全に切断され、紙片Pがボックス17内に落下するので、次の客に迷惑を及ぼすことはない。
また、仮に、次の客が来る前にタイマ104がタイムアウトした場合も、カッタ15がフルカット駆動する。したがって、次の客がなかなか来ないような場合でも、レシート発行口16にいつまでも印字済の用紙が残留するのを防ぐことができる。
以下、実施形態の変形例について説明する。
第1及び第2の実施形態において、レシートプリンタ10からセンサ18を省略してもよい。この場合、第1の実施形態では、図4のAct10の処理が簡略化され、Act9において、タイマ104がタイムアウトするのを待機することとなる。そしてタイマ104がタイムアウトしたならば、CPU101は、Act12としてカッタ15をフルカット駆動する。また、第2の実施形態では、図6のAct31の処理が簡略化され、Act29およびAct30において、タイマ104がタイムアウトするかフルカット指令があるのを待機する。そしてタイマがタイムアウトするかフルカット指令があった場合、CPU101は、Act32としてカッタ15をフルカット駆動する。したがって、仮にレシート発行を受けた決済者がレシートを受け取った場合もカッタ15がフルカット駆動することとなるが、次の客の迷惑にならないという作用効果は奏することができる。因みに、第1及び第2の実施形態のようにセンサ18を設けることによって、カッタ15の空動作を未然に防ぐ効果を奏する。
第2の実施形態において、指令手段は、レシート発行後のアイドル状態からタッチパネル407がタッチ操作されたことを検知すると、レシートプリンタ10に対してレシートのフルカットを指令するとして説明した。しかし指令手段は、これに限定されるものではない。例えば決済端末40に人感センサを設ける。そして、レシート発行後に一旦人感センサが人を検知しなくなりオフしてから、その後、人感センサが人を検知して再度オンしたタイミングでレシートプリンタ10に対してレシートのフルカットを指令してもよい。この場合も、次の客が会計に来たタイミングで前の客が残したレシートをレシート発行口16から排除できるので、次の客の迷惑にならないという作用効果を奏し得る。
また、第1の実施形態のように決済端末30がセミセルフ方式のものであった場合、登録装置から会計データを受信したタイミングでフルカット指令を出力するように、決済端末30に指令手段を設けてもよい。
第1及び第2の実施形態では、決済端末30又は決済端末40に接続されるレシートプリンタ10を例示した。しかし本発明は、決済端末30又は決済端末40に内蔵されるレシートプリンタ10であってもよい。また本発明は、決済端末に接続されるレシートプリンタに限定されるものではない。例えば、鉄道における自動精算機、駐車場における自動精算機、有料道路における自動精算機等に接続されるレシートプリンタにも、本実施形態のものを適用することができる。
なお、レシートプリンタの譲渡は一般に、制御プログラム等のプログラムがROMに記憶された状態にて行われる。しかしこれに限らず、プログラムがROMに記憶されていない状態で、あるいは別の制御プログラムがROM又は補助記憶ユニットに記憶された状態で譲渡されてもよい。そしてこの場合は、レシートプリンタが備える書き込み可能な記憶デバイスに、このレシートプリンタとは個別に譲渡された制御プログラム等がユーザなどの操作に応じて書き込まれるか、上記の別の制御プログラムを書き替えてもよい。制御プログラム等の譲渡は、リムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介した通信により行うことができる。記録媒体は、CD−ROM,メモリカード等のようにプログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能であれば、その形態は問わない。また、プログラムのインストールやダウンロードにより得る機能は、装置内部のOS(オペレーティング・システム)等と協働してその機能を実現させるものであってもよい。
この他、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…レシートプリンタ、12…給紙ローラ、13…プラテンローラ、14…サーマルヘッド、15…カッタ、16……レシート発行口、17…ボックス、18…センサ、101…CPU、102…ROM、103…RAM、104…タイマ、105…通信インターフェース、106…搬送モータ、107…ヘッドドライバ、108…カッタモータ、109…入力ポート、30,40…決済端末、321,421…生成手段、322,422…発行制御手段、423…指令手段。

Claims (6)

  1. 帯状の用紙をレシート発行口まで搬送する搬送手段と、
    前記用紙にレシート印字データを印字する印字手段と、
    前記搬送手段により搬送される前記用紙を前記レシート発行口の手前で切り離すフルカットと一部を切り残すパーシャルカットとが可能な切断手段と、
    前記印字手段により前記レシート印字データが印字された前記用紙に対してパーシャルカットを行い、その後、所定の条件が成立すると同用紙に対してフルカットを行うように前記切断手段を制御する制御手段と、
    を具備するレシートプリンタ。
  2. 前記制御手段は、前記切断手段が前記パーシャルカットを行ってからの経過時間が所定時間に達すると前記フルカットを行うように前記切断手段を制御する、
    請求項1記載のレシートプリンタ。
  3. 前記レシート発行口に残留する用紙を検出するセンサ、
    をさらに具備し、
    前記制御手段は、前記切断手段が前記パーシャルカットを行ってからの経過時間が所定時間に達した際に前記センサが前記用紙を検出していると前記フルカットを行うように前記切断手段を制御する、
    請求項2記載のレシートプリンタ。
  4. 上位機と通信を行う通信部、
    をさらに具備し、
    前記制御手段は、前記切断手段が前記パーシャルカットを行った後に前記通信部を介して前記上位機からフルカットが指令されると前記フルカットを行うように前記切断手段を制御する、
    請求項1記載のレシートプリンタ。
  5. レシート印字データを生成する上位機とレシートプリンタとを含むレシートプリンタシステムであって、
    前記上位機は、
    前記レシート印字データの生成に係る事象が発生したことに応じて前記レシートプリンタにフルカットを指令する指令手段、
    を具備し、
    前記レシートプリンタは、
    帯状の用紙をレシート発行口まで搬送する搬送手段と、
    前記用紙にレシート印字データを印字する印字手段と、
    前記搬送手段により搬送される前記用紙を前記レシート発行口の手前で切り離すフルカットと一部を切り残すパーシャルカットとが可能な切断手段と、
    前記印字手段により前記レシート印字データが印字された前記用紙に対してパーシャルカットを行い、その後、前記上位機からフルカットが指令されると同用紙に対してフルカットを行うように前記切断手段を制御する制御手段と、
    を具備するレシートプリンタシステム。
  6. レシート発行口まで搬送される間にレシート印字データが印字された帯状の用紙を前記レシート発行口の手前で切り離すフルカットと一部を切り残すパーシャルカットとが可能な切断手段、を備えるレシートプリンタのコンピュータに、
    前記切断手段を制御して前記レシート印字データが印字された前記用紙に対してパーシャルカットを行わせる機能と、
    前記パーシャルカットを行った後に、所定の条件が成立すると、前記切断手段を制御して同用紙に対してフルカットを行わせる機能と、
    を実現させるための制御プログラム。
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