JP2014133328A - 印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】利便性の低下を抑えつつ、合紙の無駄を低減できる印刷装置を提供する。
【解決手段】印刷装置1は、用紙に印刷を行うとともに、用紙を仕分けるための合紙を挿入可能な印刷部2と、ユーザごとの1または連続する複数の印刷ジョブの後に合紙を挿入するとともに、連続する2つの同一ユーザの印刷ジョブ間で合紙挿入条件が満たされる場合、当該印刷ジョブ間に合紙を挿入するよう印刷部2を制御する制御部5とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、用紙に印刷を行う印刷装置に関する。
従来、印刷装置で印刷された用紙に仕分けのための合紙を挿入する技術が知られている。この技術では、印刷ジョブ等を仕分け単位として合紙が挿入される。
ところで、ユーザにとって、自身の印刷物が他と区別されればよく、自身の印刷物の中での印刷ジョブごと等の区切りは不要と考えられる場合がある。例えば、同一ユーザの少枚数の印刷ジョブが連続している場合、必ずしもそれらの印刷ジョブの間に合紙を挿入する必要はないと考えられる。このような場合では、印刷ジョブごとに合紙を挿入することは、合紙の無駄になる。
これに対し、特許文献1には、同一ユーザが実行した連続した印刷ジョブについては、印刷ジョブ間に合紙の挿入はしないことが開示されている。これにより、ユーザごとの区切りのみに合紙が挿入されるようにすることで、合紙の無駄を低減している。
特開平11−84948号公報
しかしながら、ユーザごとの区切りのみに合紙を挿入する場合、印刷ジョブの内容によっては、ユーザにとって不便になることがある。例えば、同一ユーザが多枚数の印刷ジョブを連続して実行した場合、ユーザが印刷物中の印刷ジョブの区切りを判別しにくくなることがある。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、利便性の低下を抑えつつ、合紙の無駄を低減できる印刷装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る印刷装置の第1の特徴は、用紙に印刷を行うとともに、用紙を仕分けるための合紙を挿入可能な印刷部と、ユーザごとの1または連続する複数の印刷ジョブの後に合紙を挿入するとともに、連続する2つの同一ユーザの印刷ジョブ間で合紙挿入条件が満たされる場合、当該印刷ジョブ間に合紙を挿入するよう前記印刷部を制御する制御部とを備えることにある。
本発明に係る印刷装置の第2の特徴は、前記合紙挿入条件は、連続する2つの同一ユーザの印刷ジョブの少なくともいずれか一方の印刷枚数が所定枚数以上であることにある。
本発明に係る印刷装置の第3の特徴は、前記合紙挿入条件は、連続する2つの同一ユーザの印刷ジョブに設定された後処理の種類が互いに同じであることにある。
本発明に係る印刷装置の第4の特徴は、前記合紙挿入条件は、連続する2つの同一ユーザの印刷ジョブにおける用紙種類が互いに同じであることにある。
本発明に係る印刷装置の第5の特徴は、前記制御部は、ユーザごとの1または連続する複数の印刷ジョブの後に挿入する合紙に、ユーザごとの印刷総枚数を示す情報、各印刷ジョブのジョブ名を示す情報、各印刷ジョブの印刷日時を示す情報、および各印刷ジョブの印刷枚数を示す情報のうちの少なくともいずれか1つを印刷するよう前記印刷部を制御することにある。
本発明に係る印刷装置の第1の特徴によれば、ユーザごとの1または連続する複数の印刷ジョブの後に合紙を挿入するとともに、連続する2つの同一ユーザの印刷ジョブ間で合紙挿入条件が満たされる場合、当該印刷ジョブ間に合紙を挿入する。これにより、同一ユーザの印刷ジョブ間では、合紙挿入条件が満たされない位置には合紙を挿入しないので、合紙の無駄を低減できる。また、合紙挿入条件が満たされる位置には合紙を挿入することで、ユーザが印刷ジョブの区切りを判別しにくくなることを抑えることができる。この結果、利便性の低下を抑えつつ、合紙の無駄を低減できる。
本発明に係る印刷装置の第2の特徴によれば、合紙挿入条件として、連続する2つの同一ユーザの印刷ジョブの少なくともいずれか一方の印刷枚数が所定枚数以上であることを採用する。これにより、同一ユーザの印刷ジョブが連続する場合でも、所定枚数以上の印刷ジョブの前後の位置に合紙を挿入できる。この結果、印刷ジョブ間の区切りが判別しにくくなりやすい多枚数の印刷ジョブの前後において、印刷ジョブの区切りを判別しやすくすることができる。
本発明に係る印刷装置の第3の特徴によれば、合紙挿入条件として、連続する2つの同一ユーザの印刷ジョブに設定された後処理の種類が互いに同じであることを採用する。これにより、後処理の種類が互いに同じである同一ユーザの2つの印刷ジョブ間に合紙を挿入できる。この結果、同一ユーザで後処理の種類が同じ印刷ジョブが連続する場合において、印刷ジョブの区切りを判別しやすくすることができる。
本発明に係る印刷装置の第4の特徴によれば、合紙挿入条件として、連続する2つの同一ユーザの印刷ジョブにおける用紙種類が互いに同じであることを採用する。これにより、用紙種類が互いに同じである同一ユーザの2つの印刷ジョブ間に合紙を挿入できる。この結果、同一ユーザで用紙種類が同じ印刷ジョブが連続する場合において、印刷ジョブの区切りを判別しやすくすることができる。
本発明に係る印刷装置の第5の特徴によれば、ユーザごとの1または連続する複数の印刷ジョブの後に挿入する合紙に、ユーザごとの印刷総枚数を示す情報、各印刷ジョブのジョブ名を示す情報、各印刷ジョブの印刷日時を示す情報、および各印刷ジョブの印刷枚数を示す情報のうちの少なくともいずれか1つを印刷する。これにより、ユーザが印刷状況を把握しやすくすることができる。
実施の形態に係る印刷装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る印刷装置の印刷部および排紙部の概略構成図である。 実施の形態に係る印刷装置の動作を説明するためのフローチャートである。 ジョブリストの一例を示す図である。 排紙台上に積載された用紙に対する合紙挿入の状態の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。各図面を通じて同一もしくは同等の部位や構成要素には、同一もしくは同等の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、現実のものとは異なることに留意すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
また、以下に示す実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置等を例示するものであって、この発明の技術的思想は、各構成部品の配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る印刷装置の構成を示すブロック図、図2は、印刷装置の印刷部および排紙部の概略構成図である。以下の説明において、ユーザが位置する図2の紙面表方向を前方とする。また、図2に示すように、ユーザから視て、上下左右を上下左右方向とする。
図2において太線で示す経路が、印刷媒体である用紙Pが搬送される搬送経路Rである。以下の説明における上流、下流は、搬送経路Rにおける上流、下流を意味する。
図1に示すように、本実施の形態に係る印刷装置1は、印刷部2と、排紙部3と、操作入力部4と、制御部5とを備える。
印刷部2は、用紙Pを搬送しつつ、用紙Pに印刷を行う。また、印刷部2は、印刷ジョブに基づく印刷は行わない用紙Pを給紙することで、当該用紙Pを合紙として挿入可能である。図1、図2に示すように、印刷部2は、給紙部11と、ベルト搬送部12と、インクジェットヘッド部13とを備える。
給紙部11は、用紙Pの給紙を行う。給紙部11は、外部給紙台21と、外部給紙ローラ22と、複数の内部給紙台23と、複数対の内部給紙ローラ24と、複数対の縦搬送ローラ25と、レジストローラ26とを備える。
外部給紙台21は、印刷に用いられる用紙Pが積載されるものである。外部給紙台21は、一部が印刷装置1の筐体(図示せず)の外部に露出して設置されている。
外部給紙ローラ22は、外部給紙台21から用紙Pを1枚ずつ取り出し、搬送経路Rに沿ってレジストローラ26へ向けて搬送する。外部給紙ローラ22は、外部給紙台21の上側に配置されている。外部給紙ローラ22は、図示しないモータにより回転駆動される。
内部給紙台23は、印刷に用いられる用紙Pが積載されるものである。内部給紙台23は、印刷装置1の筐体(図示せず)の内部に配置されている。
内部給紙ローラ24は、内部給紙台23から用紙Pを1枚ずつ取り出して搬送経路Rへ送り出す。内部給紙ローラ24は、内部給紙台23の上側に設けられている。内部給紙ローラ24は、図示しないモータにより回転駆動される。
縦搬送ローラ25は、内部給紙台23から取り出された用紙Pをレジストローラ26へ向けて搬送する。縦搬送ローラ25は、内部給紙ローラ24とレジストローラ26との間の搬送経路Rに沿って配置されている。縦搬送ローラ25は、図示しないモータにより回転駆動される。
レジストローラ26は、外部給紙ローラ22および縦搬送ローラ25から搬送されてきた用紙Pを一旦止めた後、ベルト搬送部12に向けて搬送する。レジストローラ26は、外部給紙ローラ22および縦搬送ローラ25の下流側に配置されている。レジストローラ26は、図示しないモータにより回転駆動される。
ベルト搬送部12は、レジストローラ26から搬送されてきた用紙Pをベルト上に吸着保持して搬送する。ベルト搬送部12は、レジストローラ26の下流側に配置されている。ベルト搬送部12は、図示しないモータにより駆動される。
インクジェットヘッド部13は、用紙Pの搬送方向と略直交する方向(前後方向)に複数のノズルが配列されたライン型の複数のインクジェットヘッド(図示せず)を有する。インクジェットヘッド部13は、ベルト搬送部12の上方に配置されている。インクジェットヘッド部13は、ベルト搬送部12により搬送される用紙Pにインクジェットヘッドからインクを吐出して画像を印刷する。
排紙部3は、印刷部2で印刷された用紙Pを排紙する。図2に示すように、排紙部3は、印刷部2の下流側に配置されている。排紙部3は、排紙ローラ31と、排紙台32とを備える。
排紙ローラ31は、ベルト搬送部12により搬送されてきた用紙Pを搬送して排紙台32へ排紙する。排紙ローラ31は、搬送経路Rに沿って、ベルト搬送部12と排紙台32との間に配置されている。排紙ローラ31は、図示しないモータにより回転駆動される。
排紙台32は、排紙ローラ31により搬送されてきた用紙Pが積載されるものである。排紙台32は、搬送経路Rの下流端に配置されている。
操作入力部4は、ユーザによる入力操作を受け付ける。操作入力部4は、ユーザが各種の入力操作を行うための操作ボタン、タッチパネル(いずれも図示せず)等を備える。
制御部5は、印刷装置1全体の動作を制御する。制御部5は、CPU、RAM、ROM、ハードディスク等を備えて構成される。
印刷装置1は、印刷ジョブのユーザ単位で合紙を挿入する設定になっている。このため、制御部5は、ユーザごとの1または連続する複数の印刷ジョブの後に合紙を挿入するよう印刷部2を制御する。さらに、制御部5は、連続する2つの同一ユーザの印刷ジョブ間で合紙挿入条件が満たされる場合に、当該印刷ジョブ間に合紙を挿入するよう印刷部2を制御する。
印刷装置1では、ユーザが操作入力部4を操作することで、上述した合紙の挿入を設定できる。なお、印刷装置1では当該設定は行わず、印刷装置1へ印刷ジョブを出力する図示しない外部端末のプリンタドライバにおいて当該設定を行うようにしてもよい。
次に、印刷装置1の動作について説明する。
図3は、印刷装置1の動作を説明するためのフローチャートである。図3のフローチャートの処理は、外部端末から印刷ジョブが入力されることにより開始となる。印刷ジョブには、当該印刷ジョブを出力したユーザ名、印刷枚数等を示す情報が含まれる。
印刷ジョブが入力されると、図3のステップS1において、制御部5は、当該印刷ジョブを実行する。これにより、用紙Pの給紙、印刷、排紙が行われる。
印刷ジョブの実行が開始されると、給紙部11の外部給紙台21および複数の内部給紙台23のいずれかから、用紙Pがレジストローラ26へ搬送される。次いで、用紙Pは、レジストローラ26によりベルト搬送部12へ送り出され、ベルト搬送部12により搬送されつつ、インクジェットヘッド部13により印刷される。印刷された用紙Pは、排紙ローラ31により排紙台32へ排紙される。
印刷枚数が複数枚数である場合、印刷枚数分の用紙Pが順次給紙され、印刷されて排紙される。
次いで、ステップS2において、制御部5は、印刷ジョブの終了時に、連続して実行する次の印刷ジョブがあるか否かを判断する。
ここで、印刷ジョブの実行中において、他の印刷ジョブが入力された場合、制御部5は、この印刷ジョブをストックする。そして、制御部5は、実行中の印刷ジョブの終了後、これに連続して、ストック済みの印刷ジョブを実行する。制御部5は、複数の印刷ジョブをストック可能である。
次の印刷ジョブがあると判断した場合(ステップS2:YES)、ステップS3において、制御部5は、次の印刷ジョブのユーザが、その直前の印刷ジョブのユーザと同一であるか否かを判断する。ここで、制御部5は、印刷ジョブに含まれるユーザ名を示す情報から、両印刷ジョブのユーザが同一であるか否かを判断する。
両印刷ジョブのユーザが同一であると判断した場合(ステップS3:YES)、ステップS4において、制御部5は、両印刷ジョブ間で合紙挿入条件が満たされるか否かを判断する。具体的には、制御部5は、両印刷ジョブのうちの少なくともいずれか一方の印刷枚数が所定枚数以上であるか否かを判断する。なお、この所定枚数は、ユーザが設定可能としてもよい。
合紙挿入条件が満たされると判断した場合(ステップS4:YES)、ステップS5において、制御部5は、合紙を出力させる。具体的には、制御部5は、給紙部11の外部給紙台21および複数の内部給紙台23のいずれかから、合紙としての用紙Pを給紙させる。制御部5は、この合紙には印刷を行わずに排紙させる。この後、制御部5は、ステップS1へ戻る。これにより、合紙挿入条件を満たす同一ユーザの連続する印刷ジョブ間に合紙が挿入されることになる。この合紙挿入条件を満たす同一ユーザの連続する印刷ジョブ間に挿入される合紙を、適宜、同一ユーザ内合紙とよぶ。
なお、合紙として用いる用紙Pとして、所定の色の用紙Pを、外部給紙台21および複数の内部給紙台23のいずれかに予めセットしておき、これを合紙として出力することが好ましい。
合紙挿入条件が満たされていないと判断した場合(ステップS4:NO)、制御部5は、ステップS5を省略してステップS1へ戻る。これにより、合紙挿入条件を満たさない同一ユーザの連続する印刷ジョブ間では、合紙は挿入されないことになる。
ステップS3において、両印刷ジョブのユーザが同一ではないと判断した場合(ステップS3:NO)、ステップS6において、制御部5は、合紙に後述するジョブリストを印刷して出力させる。この後、制御部5は、ステップS1へ戻る。ステップS6の合紙は、ユーザごとの1または連続する複数の印刷ジョブの終了時に挿入されることになる。この合紙を、適宜、ユーザ判別用合紙とよぶ。
ジョブリストは、ユーザ判別用合紙に印刷されるものであり、前回のユーザ判別用合紙の挿入時点から、今回のユーザ判別用合紙の挿入時点までに実行された印刷ジョブのリストである。今回のユーザ判別用合紙が一連の動作で最初のユーザ判別用合紙である場合は、ジョブリストは、一連の動作の開始から今回のユーザ判別用合紙の挿入時点までに実行された印刷ジョブのリストである。図4に示すように、ジョブリストは、ユーザ名と、印刷総枚数と、各印刷ジョブのジョブ名と、各印刷ジョブの印刷日時と、各印刷ジョブの印刷枚数とを含む。
ステップS2において、次の印刷ジョブはないと判断した場合(ステップS2:NO)、ステップS6において、制御部5は、合紙(ユーザ判別用合紙)にジョブリストを印刷して出力させる。以上により、一連の動作が終了する。
上述した動作により排紙台32上に積載された用紙Pに対する合紙挿入の状態の一例を図5に示す。図5は、ユーザAの印刷ジョブであるジョブJA1〜JA4、およびユーザBの印刷ジョブであるジョブJB1〜JB3が連続して実行された例を示す。
図5に示すように、ユーザAのジョブJA1〜JA4の終了時、およびユーザBのジョブJB1〜JB3の終了時に、それぞれユーザ判別用合紙PA1が挿入されている。ユーザ判別用合紙PA1には、ジョブリストが印刷されている。
ジョブJA4とジョブJB1との間のユーザ判別用合紙PA1に印刷されるジョブリストには、ユーザ名としてユーザA、ジョブ名としてジョブJA1〜JA4が含まれる。ジョブJB3の上側のユーザ判別用合紙PA1に印刷されるジョブリストには、ユーザ名としてユーザB、ジョブ名としてジョブJB1〜JB3が含まれる。
ここで、ジョブJA1〜JA4はそれぞれ印刷枚数が比較的少なく、ジョブJA1〜JA4の各印刷ジョブ間では合紙挿入条件は満たされない。このため、ジョブJA1〜JA4における印刷ジョブ間には合紙は挿入されていない。
一方、ジョブJB1〜JB3はそれぞれ印刷枚数が比較的多く、ジョブJB1〜JB3の各印刷ジョブ間では合紙挿入条件が満たされる。このため、ジョブJB1とジョブJB2との間、およびジョブJB2とジョブJB3との間に、それぞれ同一ユーザ内合紙PA2が挿入されている。
以上説明したように、印刷装置1では、ユーザ判別用合紙PA1に加えて、合紙挿入条件を満たす同一ユーザの印刷ジョブ間に同一ユーザ内合紙PA2を挿入している。これにより、同一ユーザの印刷ジョブ間では、合紙挿入条件が満たされない位置には合紙を挿入しないので、合紙の無駄を低減できる。また、合紙挿入条件が満たされる位置には合紙を挿入することで、ユーザが印刷ジョブの区切りを判別しにくくなることを抑えることができる。このように、印刷装置1によれば、利便性の低下を抑えつつ、合紙の無駄を低減できる。
また、印刷装置1では、合紙挿入条件として、連続する2つの同一ユーザの印刷ジョブの少なくともいずれか一方の印刷枚数が所定枚数以上であることを採用している。これにより、同一ユーザの印刷ジョブが連続する場合でも、所定枚数以上の印刷ジョブの前後の位置に同一ユーザ内合紙PA2を挿入できる。この結果、印刷ジョブ間の区切りが判別しにくくなりやすい多枚数の印刷ジョブの前後において、印刷ジョブの区切りを判別しやすくすることができる。
また、印刷装置1では、ユーザ判別用合紙PA1に、ジョブリストを印刷している。これにより、ユーザが印刷状況を把握しやすくすることができる。ジョブリストは、各印刷ジョブの印刷枚数を含む。これにより、印刷ジョブ間に同一ユーザ内合紙PA2が挿入されていない場合でも、印刷ジョブごとの仕分けを行いやすくすることができる。
なお、同一ユーザ内合紙PA2にユーザ名、ジョブ名と、印刷日時、印刷枚数等の印刷ジョブに関する情報を印刷してもよい。
印刷装置1は、複数種類の後処理が可能な後処理装置を備える構成でもよい。後処理の種類としては、ステープル処理、パンチ処理等がある。実行する後処理の種類は、印刷ジョブに設定される。この場合において、合紙挿入条件として、連続する2つの同一ユーザの印刷ジョブに設定された後処理の種類が互いに同じであることを採用してもよい。
この場合、後処理の種類が互いに同じである同一ユーザの2つの印刷ジョブ間に同一ユーザ内合紙PA2を挿入できる。これにより、同一ユーザで後処理の種類が同じ印刷ジョブが連続する場合でも、印刷ジョブの区切りを判別しやすくすることができる。一方、連続する2つの印刷ジョブに対する後処理の内容が互いに異なるものであれば、印刷ジョブ間の区切りは明確であるため、当該印刷ジョブ間に同一ユーザ内合紙PA2の挿入は行わない。ここで、同一ユーザ内合紙PA2の挿入の対象とする後処理の種類をユーザが設定可能としてもよい。
また、合紙挿入条件として、連続する2つの同一ユーザの印刷ジョブにおける用紙種類が互いに同じであることを採用してもよい。
この場合、用紙種類が互いに同じである同一ユーザの2つの印刷ジョブ間に同一ユーザ内合紙PA2を挿入できる。これにより、同一ユーザで用紙種類が同じ印刷ジョブが連続する場合でも、印刷ジョブの区切りを判別しやすくすることができる。一方、連続する2つの印刷ジョブにおける用紙種類が互いに異なるものであれば、印刷ジョブ間の区切りは明確であるため、当該印刷ジョブ間に同一ユーザ内合紙PA2の挿入は行わない。ここで、同一ユーザ内合紙PA2の挿入の対象とする用紙種類をユーザが設定可能としてもよい。
本発明は上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
1 印刷装置
2 印刷部
3 排紙部
4 操作入力部
5 制御部
11 給紙部
12 ベルト搬送部
13 インクジェットヘッド部
32 排紙台
P 用紙
PA1 ユーザ判別用合紙
PA2 同一ユーザ内合紙

Claims (5)

  1. 用紙に印刷を行うとともに、用紙を仕分けるための合紙を挿入可能な印刷部と、
    ユーザごとの1または連続する複数の印刷ジョブの後に合紙を挿入するとともに、連続する2つの同一ユーザの印刷ジョブ間で合紙挿入条件が満たされる場合、当該印刷ジョブ間に合紙を挿入するよう前記印刷部を制御する制御部と
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 前記合紙挿入条件は、連続する2つの同一ユーザの印刷ジョブの少なくともいずれか一方の印刷枚数が所定枚数以上であることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記合紙挿入条件は、連続する2つの同一ユーザの印刷ジョブに設定された後処理の種類が互いに同じであることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  4. 前記合紙挿入条件は、連続する2つの同一ユーザの印刷ジョブにおける用紙種類が互いに同じであることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  5. 前記制御部は、ユーザごとの1または連続する複数の印刷ジョブの後に挿入する合紙に、ユーザごとの印刷総枚数を示す情報、各印刷ジョブのジョブ名を示す情報、各印刷ジョブの印刷日時を示す情報、および各印刷ジョブの印刷枚数を示す情報のうちの少なくともいずれか1つを印刷するよう前記印刷部を制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の印刷装置。
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