JP5668343B2 - カーテンエアバック装置 - Google Patents

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本発明は、車両用乗員保護装置の一つであり、側面衝突時にエアバック本体を展開することで乗員への衝撃を緩和するカーテンエアバック装置に関する。
従来、乗員保護エリアをフロントピラーまで拡大するようにしたカーテンエアバック装置としては、エアバック本体をルーフサイドからフロントピラーまで延長し、エアバック本体とフロントピラーとをストラップで結んだものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この従来装置では、側面衝突時にエアバック本体を展開するとき、フロントピラーのピラーインナパネルとピラートリムの隙間から車室内へストラップを移動させるため、ヘッドライニング延長部の縁部がピラートリムから突出するように形成されている。
特開2008−239127号公報
しかしながら、従来のカーテンエアバック装置にあっては、ヘッドライニング延長部の縁部がピラートリムの形状(窪んだ形状)に沿って突出している(公報の図8参照)。このため、エアバック本体の展開方向の力(鉛直下方向)によってヘッドライニング延長部に応力が集中し、ストラップが縁部まで押し上げられない可能性があり、車室内へのストラップの移動を促せない、という問題があった。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、エアバック本体を展開するとき、展開初期において、フロントピラーのパネル端部とトリム端部の隙間から車室内へのストラップの移動を促すことができるカーテンエアバック装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のカーテンエアバック装置は、インフレータと、エアバック本体と、ストラップと、ヘッドライニングと、ピラートリムと、ストラップガイド部材と、を備える手段とした。
前記インフレータは、ルーフサイドパネルの車室内側に固定される。
前記エアバック本体は、前記インフレータからの膨張ガスを導入するように連結され、前記ルーフサイドパネルの車室内側に沿って、フロントピラーの入口部位置まで組み込まれる。
前記ストラップは、前記エアバック本体に一端部が接続され、他端部が前記フロントピラーのピラーパネルに固定され、エアバック展開時、前記エアバック本体の前端縁を支持する。
前記ヘッドライニングは、前記車室内側のルーフ部分に配置され、前記インフレータと前記エアバック本体が組み込まれた前記ルーフサイドパネルの車室内側を覆う。
前記ピラートリムは、前記ヘッドライニングから延長配置され、前記エアバック本体の端部と前記ストラップが組み込まれた前記ピラーパネルの車室内側を覆う。
前記ストラップガイド部材は、前記ピラートリムのヘッドライニング側の内面に設けられ、前記エアバック本体の端部が収納されるトリム底部から、前記エアバック本体の展開隙間になるトリム端部に向けて滑らかに繋ぐスロープ面を有する。
前記ストラップは、前記エアバック本体の展開時に前記スロープ面に沿って移動するように配置されている。
エアバック本体の展開初期において、フロントピラーの内部に組み込まれているストラップは、ストラップガイド部材のスロープ面に沿って滑らかに移動し、パネル端部とトリム端部との隙間を介して車室内へ移動する。
このエアバック本体の展開初期、エアバック本体が膨張してゆくと、ピラートリムの車室内方向への変形量が徐々に大きくなる。このピラートリムの変形と同時に、エアバック本体が膨張してゆくと、エアバック本体の車両前後方向長さが徐々に短くなり、ストラップが車両後方へ引っ張られる。そして、エアバック本体の展開方向(車両下向き方向)にしたがってストラップが車両下方向に移動し、ピラートリムを車両下向きに押す。
すなわち、エアバック本体の膨張に伴うピラートリムの変形により、ストラップガイド部材のスロープ面が、ストラップの車室内への移動を促す車両下向きの面へと変化する。加えて、ストラップによりピラートリムを車両下向きに押す力が、ストラップガイド部材のスロープ面に沿うストラップの滑り移動を促す力になる。したがって、エアバック本体の展開初期において、速やかに車室内へのストラップの移動が完了する。
この結果、エアバック本体を展開するとき、展開初期において、フロントピラーのパネル端部とトリム端部の隙間から車室内へのストラップの移動を促すことができる。
実施例1のカーテンエアバック装置が適用された電気自動車を示す車室内側から視た全体斜視図である。 実施例1のカーテンエアバック装置が適用された電気自動車のフロントピラー部を示す車室内側から視た斜視図である。 実施例1のカーテンエアバック装置のフロントピラーを示す図2のSA−SA線断面図である。 実施例1のカーテンエアバック装置のピラートリムを示す斜視図である。 実施例1のカーテンエアバック装置のピラートリムに設けたストラップガイド部材を示す図4の矢印B方向から視た斜視図である。 実施例1のカーテンエアバック装置のエアバック本体の展開初期作用を示す車室内側から視たフロントピラー部斜視図である。 実施例1のカーテンエアバック装置のエアバック本体の展開初期作用を示すピラートリム斜視図である。 実施例1のカーテンエアバック装置のエアバック本体の展開初期作用を示すフロントピラー断面図である。 実施例1のカーテンエアバック装置のエアバック本体の展開中期作用を示す車室内側から視たフロントピラー部斜視図である。 実施例1のカーテンエアバック装置のエアバック本体の展開中期作用を示す車室内側から視たフロントピラー図である。 実施例1のカーテンエアバック装置のエアバック本体の展開終期作用を示す車室内側から視たフロントピラー部斜視図である。 実施例2のカーテンエアバック装置のピラートリムに設けたストラップガイド部材を示す斜視図である。 実施例3のカーテンエアバック装置のピラートリムに設けたストラップガイド部材を示す斜視図である。
以下、本発明のカーテンエアバック装置を実現する最良の形態を、図面に示す実施例1〜実施例3に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
図1は、実施例1のカーテンエアバック装置が適用された電気自動車を示す車室内側から視た全体斜視図である。図2は、フロントピラー部を示す斜視図であり、図3は、フロントピラーを示す断面図である。以下、図1〜図3に基づき全体構成を説明する。
実施例1のカーテンエアバック装置は、図1に示すように、インフレータ1と、エアバック本体2と、ストラップ3と、ヘッドライニング4と、ピラートリム5と、ストラップガイド部材6と、を備えている。
カーテンエアバック装置は、左右のルーフサイド部に組み込まれていて、側面衝突時にエアバック本体を展開することで前席乗員および後席乗員への衝撃を緩和するシステムである。なお、左右のルーフサイド部に組み込まれているカーテンエアバック装置は全く同様の構成である。このため、実施例1では、左のルーフサイド部に組み込まれているカーテンエアバック装置を示し、右のカーテンエアバック装置は、図示ならびに説明を省略する。
前記インフレータ1は、ルーフサイドパネル7の車両後部位置の車室内側に固定され、電気点火装置であるスクイブ1aにより加熱剤を燃焼させ、この燃焼がチャンバ内のガスを膨張させる。このインフレータ1は、エアバックセンサユニット8から衝突信号を受けたスクイブ1aが加熱剤を燃焼させることで作動する。エアバックセンサユニット8は、車両の設定限度を超えた側面衝突時、減速度を感知するサテライトセンサ9からの電圧信号を受けると、スクイブ1aに衝突信号を出力する。
前記エアバック本体2は、インフレータ1からの膨張ガスを導入するように連結され、ルーフサイドパネル7の車室内側に沿って、車両後部位置からフロントピラー10の入口部位置まで組み込まれる。このエアバック本体2は、円筒状に折り畳まれ、膨張により容易に破断するテープを所定間隔で巻くことで、折り畳み形状が保持されている。エアバック本体2の展開時には、図1の仮想線に示すように、リアサイドウインドウとフロントサイドウインドウの車室内側を塞ぐ。
前記ストラップ3は、エアバック本体2に一端部が接続され、他端部がフロントピラー10のピラーパネル11に固定され、エアバック展開時、図1の仮想線に示すように、エアバック本体2の前端縁を支持する。フロントピラー10は、車外側のピラーパネル11と、ピラーパネル11に固定した車室内側のピラートリム5と、により構成される。ピラーパネル11は、図3に示すように、アウターパネル11aとインナーパネル11bとセンターパネル11cを有し、両端部に沿って3枚のパネル11a,11b,11cを重ね合わせて閉じることにより一体化している。
前記ヘッドライニング4は、車室内側のルーフ部分に配置され、インフレータ1とエアバック本体2が組み込まれたルーフサイドパネル7の車室内側を覆う。このヘッドライニング4の外側は、図3に示すように、ルーフパネル12により覆われる。ヘッドライニング4は、センターピラー13のピラートリム14と、フロントピラー10のピラートリム5と、に重ね合わせ接続されている。センターピラー13は、フロントピラー10と同様に、車外側のピラーパネル15と、ピラーパネル15に固定した車室内側のピラートリム14と、により構成される。
前記ピラートリム5は、ヘッドライニング4の車両前方端部から延長配置され、エアバック本体2の端部とストラップ3が組み込まれたピラーパネル11の車室内側を覆う。このピラートリム5の内面位置には、図3に示すように、ピラーパネル11のインナーパネル11bに対して差し込み固定するクリップ部材16が設けられる。また、ピラーパネル11のパネル端部には、図3に示すように、ウェザーストリップ17が設けられ、ピラーパネル11のパネル端部11dとピラートリム5のトリム端部5bの隙間をシールする。このウェザーストリップ17は、ヘッドライニング4の端部まで延長して設けられる。なお、ウェザーストリップ17によりシールしたピラーパネル11のパネル端部11dとピラートリム5のトリム端部5bの隙間は、エアバック本体2の展開隙間になる。
前記ストラップガイド部材6は、ピラートリム5のヘッドライニング4側の内面に設けられ、エアバック本体2の端部が収納されるトリム底部5aから、エアバック本体2の展開隙間になるトリム端部5bに向けて滑らかに繋ぐスロープ面6aを有する。
図4は、実施例1のカーテンエアバック装置のピラートリムを示す斜視図である。図5は、実施例1のカーテンエアバック装置のピラートリムに設けたストラップガイド部材を示す図4の矢印B方向から視た斜視図である。以下、図4および図5に基づいて実施例1のストラップガイド部材6の詳細な構成を説明する。
前記ピラートリム5は、図4に示すように、ヘッドライニング4側の内面位置にピラーパネル11のインナーパネル11bに対して差し込み固定するクリップ部材16を設けている。なお、ピラートリム5には、内面中央部位置にもメインクリップ部材18を設けている。そして、クリップ部材16より車両前方側の内面を、複数のリブ19を設けたリブ内面5cとし、クリップ部材16より車両後方側の内面を、エアバック本体2の端部を収納するリブの無い面としている。
前記ストラップ3は、ピラートリム5の内面のうち、クリップ部材16より車両前方側のリブ内面5cに沿って組み込み配置される。一方、ストラップガイド部材6は、ピラートリム5の内面のうち、クリップ部材16より車両後方側の位置に設けられる。
前記ストラップガイド部材6は、図5に示すように、第1ガイド板61と、第2ガイド板62と、連結板63と、を有し、H字リブ仕様の形状にて構成される。
前記第1ガイド板61は、ピラートリム5の内面に設けられ、トリム端部5bと直交配置とすることで、板端面をトリム底部5aからトリム端部5bに滑らかに繋がるスロープ面6aとする。
前記第2ガイド板62は、ピラートリム5の内面に設けられ、トリム端部5bと直交配置とすることで、板端面を少なくともトリム端部5bに滑らかに繋がるスロープ面6aとする。
前記連結板63は、ピラートリム5の内面位置と、平行配置による両ガイド板61,62の側面位置を繋いで設けられ、トリム端部5bと平行配置にすることで第1ガイド板61と第2ガイド板62とを連結する。
次に、作用を説明する。
実施例1のカーテンエアバック装置における作用を、「エアバック本体の展開初期作用」、「エアバック本体の展開中期〜終期作用」に分けて説明する。
[エアバック本体の展開初期作用]
車両の設定限度を超えた側面衝突時、エアバックセンサユニット8において、減速度を感知するサテライトセンサ9からの電圧信号を受けると、インフレータ1のスクイブ1aに対し衝突信号を出力する。衝突信号を受けたスクイブ1aは、電気点火作動により加熱剤を燃焼させ、この燃焼がチャンバ内のガスを膨張させる。
このインフレータ1からの膨張ガスがエアバック本体2に導入され、エアバック本体2を膨張させる。そして、フロントピラー10のピラーパネル11のパネル端部11dとピラートリム5のトリム端部5bとの隙間を膨出隙間とし、エアバック本体2がフロントサイドウインドウとリアサイドウインドウを覆うように下方に向かって展開する。
このようにエアバック本体2が展開するとき、図6に示すように、エアバック本体2の展開初期において、エアバック本体2の前端縁を支持するストラップ3が、車室内へ移動する必要がある。このストラップ3の車室内移動は、フロントピラー10のピラーパネル11とピラートリム5に囲まれた空間から、パネル端部11dとトリム端部5bとの隙間を通過することで行われる。このストラップ3の車室内移動の際、図7の仮想線に示すように、エアバック本体2が収納されるトリム底部5aの付近に組み込まれているストラップ3は、ストラップガイド部材6のスロープ面6aに沿ってトリム端部5bに向けて滑らかに通過する。そして、エアバック本体2とストラップ3は、図7の実線に示すように、車室内へ移動する。
すなわち、エアバック本体2の展開初期、エアバック本体2が膨張してゆくと、ピラートリム5の車室内方向への変形量が徐々に大きくなり、フロントピラー10のパネル端部11dとトリム端部5bの隙間を拡大する。つまり、ピラートリム5は、エアバック本体2の展開前は図8の仮想線に示す形状であるが、エアバック本体2の展開初期は図8の実線に示す形状へと変形する。
上記ピラートリム5の車室内方向への変形と同時に、エアバック本体2が膨張してゆくと、エアバック本体2の車両前後方向長さが徐々に短くなり、ストラップ3が図7の矢印Cに示す車両後方へ引っ張られる。そして、エアバック本体2の展開方向(図7の矢印Dに示す車両下向き方向)にしたがってストラップ3が車両下方向に移動し、ピラートリム5を車両下向きに押す。
このように、エアバック本体2の膨張に伴うピラートリム5の変形により、ストラップガイド部材6のスロープ面6aが、図8の実線に示すように、ストラップ3の車室内への移動を促す車両下向きの面へと変化する。加えて、ストラップ3によりピラートリム5を車両下向きに押す力が、ストラップガイド部材6のスロープ面6aに沿うストラップ3の滑り移動を促す力になる。つまり、スロープ面6aの傾斜角度による車両下向きに押す力の分力が、ストラップ3がスロープ面6aを滑り移動する移動力となる。このため、ストラップ3によりピラートリム5を車両下向きに押す力が大きくなる前に、ストラップ3は図8の仮想線位置から図8の実線位置へと滑り移動し、速やかに車室内へのストラップ3の移動が完了する。
以上説明したように、実施例1では、ピラートリム5のヘッドライニング4側の内面位置に、スロープ面6aを有するストラップガイド部材6を設ける構成を採用した。
すなわち、エアバック本体2の展開初期における、ピラートリム5の変形と、ストラップ3によりピラートリム5を車両下向きに押す力と、を利用し、ストラップ3の車室内への移動を促すようにした。
したがって、エアバック本体2を展開するとき、展開初期において、フロントピラー10のパネル端部11dとトリム端部5bの隙間から車室内へのストラップ3の移動が促される。
実施例1では、ストラップ3を、ピラートリム5の内面のうち、クリップ部材16より車両前方側の複数のリブ19を設けたリブ内面5cに沿って組み込み配置した。そして、ストラップガイド部材6を、ピラートリム5の内面のうち、クリップ部材16より車両後方側の位置に設ける構成を採用した。
すなわち、複数のリブ19を設けたリブ内面5cに沿ってストラップ3を組み込み配置すると、ストラップ3がリブ19に引っ掛かりやすく、特に、ストラップ3の車室内への滑らかな移動を望めない。かといって、リブ19の無いピラートリム5にすると、ピラートリム5の剛性を確保することができない。
これに対し、実施例1では、複数のリブ19を設けることによりピラートリム5の剛性を確保しながら、エアバック本体2の展開初期において、ストラップ3の車室内への滑らかな移動が確保される。
実施例1では、ストラップガイド部材6として、第1ガイド板61と第2ガイド板62と連結板63を有する構成を採用した。
すなわち、連結板63が両ガイド板61,62の取り付け剛性を高める補強板となり、ストラップ3からの車両下向きに押す力が加わっても、ストラップガイド部材6の変形が防止される。加えて、平行配置による両ガイド板61,62のそれぞれにスロープ面6a,6aを有することで、スロープ面6a,6aに対するストラップ3の2つの接触面間がトリム端部5bと平行となり、トリム端部5bへ導くガイド安定性が得られる。
したがって、エアバック本体2の展開初期において、ストラップ3からの車両下向きに押す力に対するストラップガイド部材6の変形防止と、ストラップ3の車室内へ移動させる際のガイド安定性の向上と、が達成される。
[エアバック本体の展開中期〜終期作用]
上記のように、エアバック本体2の展開初期において、エアバック本体2の一部とストラップ3を車室内へ移動させると、続く展開中期においては、図9の矢印に示すように、エアバック本体2が、さらに車両下方に向かって展開する。
このとき、エアバック本体2に接続されているストラップ3も、エアバック本体2の展開動作に追従し、フロントピラー10のピラーパネル11のパネル端部11dとピラートリム5のトリム端部5bとの隙間から車両下方に移動する。この移動は、図10の矢印Eに示すように、フロントピラー10の隙間に沿ってストラップ3が徐々に繰り出される移動となる。
そして、エアバック本体2が、車両下方に向かっての展開限度に達すると、エアバック本体2の展開終期となり、図11に示すように、展開したエアバック本体2により、フロントサイドウインドウとリアサイドウインドウを覆う。
このように、側面衝突時、瞬時にエアバック本体2をフロントサイドウインドウとリアサイドウインドウを覆うように展開することで、乗員の特に頭部への衝撃を、展開したエアバック本体2により緩和することができる。
次に、効果を説明する。
実施例1のカーテンエアバック装置にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
(1) ルーフサイドパネル7の車室内側に固定されるインフレータ1と、
前記インフレータ1からの膨張ガスを導入するように連結され、前記ルーフサイドパネル7の車室内側に沿って、フロントピラー10の入口部位置まで組み込まれるエアバック本体2と、
前記エアバック本体2に一端部が接続され、他端部が前記フロントピラー10のピラーパネル11に固定され、エアバック展開時、前記エアバック本体2の前端縁を支持するストラップ3と、
前記車室内側のルーフ部分に配置され、前記インフレータ1と前記エアバック本体2が組み込まれた前記ルーフサイドパネル7の車室内側を覆うヘッドライニング4と、
前記ヘッドライニング4から延長配置され、前記エアバック本体2の端部と前記ストラップ3が組み込まれた前記ピラーパネル11の車室内側を覆うピラートリム5と、
前記ピラートリム5のヘッドライニング4側の内面に設けられ、前記エアバック本体2の端部が収納されるトリム底部5aから、前記エアバック本体2の展開隙間になるトリム端部5bに向けて滑らかに繋ぐスロープ面6aを有するストラップガイド部材6と、
を備える。
このため、エアバック本体2を展開するとき、展開初期において、フロントピラー10のパネル端部11dとトリム端部5bの隙間から車室内へのストラップ3の移動を促すことができる。
(2) 前記ピラートリム5は、ヘッドライニング4側の内面位置に前記ピラーパネル11に対して差し込み固定するクリップ部材16を設け、前記クリップ部材16より車両前方側の内面を、複数のリブ19を設けたリブ内面5cとし、
前記ストラップ3は、前記ピラートリム5の内面のうち、前記クリップ部材16より車両前方側の前記リブ内面5cに沿って組み込み配置し、
前記ストラップガイド部材6は、前記ピラートリム5の内面のうち、前記クリップ部材16より車両後方側の位置に設けた。
このため、(1)の効果に加え、複数のリブ19を設けることでピラートリム5の剛性を確保しながら、エアバック本体2の展開初期において、ストラップ3の車室内への滑らかな移動を確保することができる。
(3) 前記ストラップガイド部材6は、前記ピラートリム5の内面に設けられ、板端面を前記トリム底部5aから前記トリム端部5bに滑らかに繋がるスロープ面6aとする第1ガイド板61と、前記ピラートリム5の内面に設けられ、板端面を少なくとも前記トリム端部5bに滑らかに繋がるスロープ面6aとする第2ガイド板62と、前記ピラートリム5の内面位置と、平行配置による前記両ガイド板61,62の側面位置を繋いで設けられ、前記第1ガイド板61と前記第2ガイド板62を連結する連結板63と、を有する。
このため、(2)の効果に加え、エアバック本体2の展開初期において、ストラップ3からの車両下向きに押す力に対するストラップガイド部材6の変形防止と、ストラップ3の車室内へ移動させる際のガイド安定性の向上と、を達成することができる。
実施例2は、ストラップガイド部材として、やぐらリブ仕様の形状のものを適用した例である。
まず、構成を説明する。
図12は、実施例2のカーテンエアバック装置のピラートリムに設けたストラップガイド部材を示す斜視図である。以下、実施例2のストラップガイド部材6’の詳細な構成を説明する。
実施例2のストラップガイド部材6’は、図12に示すように、やぐら板64と、ガイド板65と、を有し、やぐらリブ仕様の形状にて構成される。
前記やぐら板64は、ピラートリム5の内面位置のうち、トリム底部5aの位置からトリム端部5bより少し低い位置まで跨って設けられ、トリム端部5bと平行配置にすることで、板外面を第1スロープ面6a1とする。
前記ガイド板65は、ピラートリム5の内面位置とやぐら板64の上面位置を繋いで設けられ、トリム端部5aと直交配置とすることで、板端面を第1スロープ面6a1からトリム端部5bに向かって滑らかに繋がる第2スロープ面6a2とする。すなわち、第1スロープ面6a1と第2スロープ面6a2を合わせてスロープ面6aが構成される。
なお、他の構成は、実施例1と同様であるので、図示ならびに説明を省略する。
次に、作用を説明する。
実施例2では、ストラップガイド部材6’として、やぐら板64とガイド板65を有する構成を採用した。
すなわち、やぐら板64により、ストラップ3からの車両下向きに押す力が加わっても、ストラップガイド部材6’の変形させない取り付け強度が確保される。加えて、やぐら板64は、板外面を第1スロープ面6a1とすることで、板端面によるスロープ面より広い面積が確保され、ストラップ3をトリム端部5bへ導くガイド安定性が得られる。
したがって、ストラップ3からの車両下向きに押す力に対するストラップガイド部材6’の取り付け強度の向上と、ストラップ3の車室内へ移動させる際のガイド安定性の向上と、が達成される。
なお、他の作用は、実施例1と同様であるので、説明を省略する。
次に、効果を説明する。
実施例2のカーテンエアバック装置にあっては、実施例1の(2)の効果に加え、下記の効果を得ることができる。
(4) 前記ストラップガイド部材6’は、前記ピラートリム5の内面位置のうち、前記トリム底部5aの位置から前記トリム端部5bより少し低い位置まで跨って設けられ、板外面を第1スロープ面6a1とするやぐら板64と、前記ピラートリム5の内面位置と前記やぐら板64の上面位置を繋いで設けられ、板端面を前記第1スロープ面a1から前記トリム端部5bに向かって滑らかに繋がる第2スロープ面a2とするガイド板65と、を有する。
このため、エアバック本体2の展開初期において、ストラップ3からの車両下向きに押す力に対するストラップガイド部材6’の取り付け強度の向上と、ストラップ3の車室内へ移動させる際のガイド安定性の向上と、を達成することができる。
実施例3は、ストラップガイド部材として、T字リブ仕様の形状のものを適用した例である。
まず、構成を説明する。
図13は、実施例3のカーテンエアバック装置のピラートリムに設けたストラップガイド部材を示す斜視図である。以下、実施例3のストラップガイド部材6”の詳細な構成を説明する。
実施例2のストラップガイド部材6”は、図12に示すように、ガイド板66と、補強板67と、を有し、T字リブ仕様の形状にて構成される。
前記ガイド板66は、ピラートリム5の内面に設けられ、トリム端部5bと直交配置とすることで、板端面をトリム底部5aからトリム端部5bに滑らかに繋がるスロープ面6aとする。
前記補強板67は、ピラートリム5の内面位置とガイド板66の側面位置を繋いで設けられ、トリム端部5bと平行配置とすることで、ガイド板66を補強する。この補強板67の形状は、三角形状としている。
なお、他の構成は、実施例1と同様であるので、図示ならびに説明を省略する。
次に、作用を説明する。
実施例3では、ストラップガイド部材6”として、ガイド板66と補強板67を有する構成を採用した。
すなわち、ガイド板66を補強する補強板67により、ストラップ3からの車両下向きに押す力がガイド板66に加わっても、ストラップガイド部材6”の変形を防止する。加えて、ストラップガイド部材6”は、実施例1のストラップガイド部材6に比べ、簡単な構成とすることができる。
したがって、簡単な構成としながら、ストラップ3からの車両下向きに押す力に対するストラップガイド部材6”の変形防止が達成される。
なお、他の作用は、実施例1と同様であるので、説明を省略する。
次に、効果を説明する。
実施例3のカーテンエアバック装置にあっては、実施例1の(2)の効果に加え、下記の効果を得ることができる。
(5) 前記ストラップガイド部材6”は、前記ピラートリム5の内面に設けられ、板端面を前記トリム底部5aから前記トリム端部5bに滑らかに繋がるスロープ面6aとするガイド板66と、前記ピラートリム5の内面位置と前記ガイド板66の側面位置を繋いで設けられ、前記ガイド板66を補強する補強板67と、を有する。
このため、簡単な構成としながら、エアバック本体2の展開初期において、ストラップ3からの車両下向きに押す力に対するストラップガイド部材6”の変形防止を達成することができる。
以上、本発明のカーテンエアバック装置を実施例1〜実施例3に基づき説明してきたが、具体的な構成については、これらの実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
実施例1では、ストラップガイド部材6として、第1ガイド板61と第2ガイド板62と連結板63を有する構成を示した。実施例2では、ストラップガイド部材6’として、やぐら板64とガイド板65を有する構成を示した。実施例3では、ストラップガイド部材6”として、ガイド板66と補強板67を有する構成を示した。しかし、ストラップガイド部材の具体的構成は、実施例1〜3に示した構成に限られるものではない。ストラップガイド部材は、要するに、エアバック本体の端部が収納されるトリム底部から、エアバック本体の展開隙間になるトリム端部に向けて滑らかに繋ぐスロープ面を有するものであれば、様々な変形例であっても含まれる。
実施例1〜3では、本発明のカーテンエアバック装置を電気自動車に適用した例を示した。しかし、本発明のカーテンエアバック装置は、電気自動車以外の車両、例えば、エンジン車、ハイブリッド車、燃料電池車、などの他の車両に対しても勿論、適用することができる。
1 インフレータ
1a スクイブ
2 エアバック本体
3 ストラップ
4 ヘッドライニング
5 ピラートリム
5a トリム底部
5b トリム端部
5c リブ内面
6 ストラップガイド部材
6a スロープ面
61 第1ガイド板
62 第2ガイド板
63 連結板
7 ルーフサイドパネル
8 エアバックセンサユニット
9 サテライトセンサ
10 フロントピラー
11 ピラーパネル
11d パネル端部
12 ルーフパネル
13 センターピラー
14 ピラートリム
15 ピラーパネル
16 クリップ部材
17 ウェザーストリップ
18 メインクリップ部材
19 リブ
6’ ストラップガイド部材
6a スロープ面
6a1 第1スロープ面
6a2 第2スロープ面
64 やぐら板
65 ガイド板
6” ストラップガイド部材
6a スロープ面
66 ガイド板
67 補強板

Claims (5)

  1. ルーフサイドパネルの車室内側に固定されるインフレータと、
    前記インフレータからの膨張ガスを導入するように連結され、前記ルーフサイドパネルの車室内側に沿ってフロントピラーの入口部位置まで組み込まれるエアバック本体と、
    前記エアバック本体に一端部が接続され、他端部が前記フロントピラーのピラーパネルに固定され、エアバック展開時、前記エアバック本体の前端縁を支持するストラップと、
    前記車室内側のルーフ部分に配置され、前記インフレータと前記エアバック本体が組み込まれた前記ルーフサイドパネルの車室内側を覆うヘッドライニングと、
    前記ヘッドライニングから延長配置され、前記エアバック本体の端部と前記ストラップが組み込まれた前記ピラーパネルの車室内側を覆うピラートリムと、
    前記ピラートリムのヘッドライニング側の内面に設けられ、前記エアバック本体の端部が収納されるトリム底部から、前記エアバック本体の展開隙間になるトリム端部に向けて滑らかに繋ぐスロープ面を有するストラップガイド部材と、を備え、
    前記エアバック本体の展開時に前記スロープ面に沿って移動するように前記ストラップを配置した
    ことを特徴とするカーテンエアバック装置。
  2. 請求項1に記載されたカーテンエアバック装置において、
    前記ピラートリムは、ヘッドライニング側の内面位置に前記ピラーパネルに対して差し込み固定するクリップ部材を設け、前記クリップ部材より車両前方側の内面を、複数のリブを設けたリブ内面とし、
    前記ストラップは、前記ピラートリムの内面のうち、前記クリップ部材より車両前方側の前記リブ内面に沿って組み込み配置し、
    前記ストラップガイド部材は、前記ピラートリムの内面のうち、前記クリップ部材より車両後方側の位置に設けた
    ことを特徴とするカーテンエアバック装置。
  3. 請求項2に記載されたカーテンエアバック装置において、
    前記ストラップガイド部材は、前記ピラートリムの内面に設けられ、板端面を前記トリム底部から前記トリム端部に滑らかに繋がるスロープ面とする第1ガイド板と、前記ピラートリムの内面に設けられ、板端面を少なくとも前記トリム端部に滑らかに繋がるスロープ面とする第2ガイド板と、前記ピラートリムの内面位置と、平行配置による前記両ガイド板の側面位置を繋いで設けられ、前記第1ガイド板と前記第2ガイド板を連結する連結板と、を有する
    ことを特徴とするカーテンエアバック装置。
  4. 請求項2に記載されたカーテンエアバック装置において、
    前記ストラップガイド部材は、前記ピラートリムの内面位置のうち、前記トリム底部の位置から前記トリム端部よりも前記トリム底部側に手前の位置まで跨って設けられ、板外面を第1スロープ面とするやぐら板と、前記ピラートリムの内面位置と前記やぐら板の上面位置を繋いで設けられ、板端面を前記第1スロープ面から前記トリム端部に向かって滑らかに繋がる第2スロープ面とするガイド板と、を有する
    ことを特徴とするカーテンエアバック装置。
  5. 請求項2に記載されたカーテンエアバック装置において、
    前記ストラップガイド部材は、前記ピラートリムの内面に設けられ、板端面を前記トリム底部から前記トリム端部に滑らかに繋がるスロープ面とするガイド板と、前記ピラートリムの内面位置と前記ガイド板の側面位置を繋いで設けられ、前記ガイド板を補強する補強板と、を有する
    ことを特徴とするカーテンエアバック装置。
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