JP5667154B2 - 積繊体の製造方法 - Google Patents
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Description
またロール状となっている新しいパルプ原反は慣性モーメントが大きいことから、運転開始時のシート供給機構でのスリップやシート供給機構を駆動するモータのトルク不足等に起因して新原反側のパルプシート搬送が遅れてしまい、新旧のパルプシートに隙間が生じることがある。この場合も、解繊機へのパルプシートの供給が一定とならず、パルプの安定供給が困難となる。そこで、新旧のパルプシートが切り替わる際も供給するパルプ繊維量を安定化するには、解繊機に供給されるシート同士の間隔をできるだけ狭くし、且つ重ね合わせないようにする管理が求められる。
本発明は、パルプ原反から引き出されたパルプシートを解繊機に供給する際に、解繊機に供給されているパルプシートがなくなった場合、そのパルプシートに続いて新たなパルプシートを供給する際に発生していた新旧のシートの重なりや新旧のシート間隔が開き過ぎるという問題を解決することに関する。
まず、積繊体の製造方法を実施するのに好適な積繊体の製造装置を、図1を参照して説明する。
パルプシートの厚みは、例えば、0.5mm以上2mm以下であり、その坪量は300g/m2以上1500g/m2以下である。また引き出し前の新しい一つのパルプ原反の質量は100kg以上1000kg以下である。
なお、パルプ原反巻出機11は、パルプ原反1a、1bを、図示しない駆動装置により回転駆動されてもよい。また、2つのパルプ原反1a、1bが配置されたが、1つのパルプ原反巻出機11に1つのパルプ原反1となるよう、パルプ原反巻出機11は2個備えていてもよい。
上記駆動装置としては、例えばサーボモータが挙げられる。パルプシート2とのスリップを防止する観点から、ロール21、22の両方が駆動装置により回転されていることが好ましい。この場合、ロール21、22を直接駆動装置により駆動してもよいし、一方のロールを駆動装置で駆動し他方のロールにはギヤ等の伝道手段で駆動を伝達しても良い。パルプ原反搬送手段12によるパルプシート2の搬送速度は、例えば吸収性物品の生産速度の約3分の1以下に設定される。ここでいう「生産速度」は切断して個々の吸収性物品とする吸収性物品連続体の搬送速度である。
例えば、外周面に堆積部としての複数の積繊用凹部41が所定の間隔で形成された回転ドラム42と、回転ドラム42の外周面に向けて、パルプ繊維3を飛散状態にて供給するダクト43およびフード44と、積繊用凹部41から離型した積繊体5の上下面を被覆シート9で被覆する被覆機構(図示せず)を備えている。以下に詳細を説明する。
このパルプ供給手段17は、後述の第1パルプシート2aの終端に第2パルプシート2bの先端2btを連続させる制御とは別に制御され、積繊体5の生産に必要なパルプシート2の搬送速度に応じて駆動される。このパルプ供給手段17によって、一定量のパルプシート2が解繊機13に供給される。
このとき、パルプ原反検出センサー15aによって、第1パルプ原反1aの径が所定の値よりも大きいか小さいかを常時検出する。
一方、図1に示すように、第1パルプシート2aが解繊機13に供給されている間に、第2パルプ原反1bの第2パルプシート2bの先端2btをパルプ原反搬送手段12bの引き出し側の位置まで引き出し停止させておく。本実施形態では、第2パルプシート2bの先端2btをパルプ原反搬送手段12である1対のロール21、22の挟持した位置で停止している。第2パルプシート2bの先端2btを上記位置にセットするのは、手動でもよく、パルプ原反巻出機11とパルプ原反搬送手段12bとを連携させて自動で行ってもよい。待機させる第2パルプシート2bの先端2btは、毎度所定位置となるようセットされるが、手動でセットする場合には先端位置となる箇所に目印を設けておくことが好ましい。自動でのセットの場合には先端位置が一定となるように設定しておく。
そしてパルプ原反検出センサー15a、15bで得た信号S1、S2は、制御部101に送られる。
信号S1により制御部101は紙継動作を開始する。まず、シートカッター18aに第1パルプシート2aをカットする信号S3を送り、信号S3を受けたシートカッター18aは第1パルプシート2aをカットする。例えば、搬送方向に対して直角方向に直線状にカットする。
パルプシート2a、2b間の隙間(前述の第1パルプシート2aの終端と第2パルプシート2bの先端との距離)が、搬送ミス(例えば、スリップして十分に搬送できていない場合)がない場合の隙間と等しければ、所定の設定通りの第2パルプシート2bの減速を継続して、新旧のパルプシート2の搬送速度が等しくなる時に、パルプシート2a、2b間の隙間が最小になるようにする。
もし、パルプシート2a、2b間の隙間が、搬送ミスがない場合の隙間よりも大きければ、隙間が搬送ミスのない場合と同じになるまで第2パルプシート2bの減速を一時中断し、その後、設定通りの減速を再開する。このようにすることで、追いつく位置は変わるが、搬送ミスがあっても隙間を最小にすることができる。
また、減速を中断した搬送速度では新しい第2パルプシート2bが先行する第1パルプシート2aに追いつかないほど前記隙間が大きい場合は、紙継失敗と判断してラインを停止するとともに、第1パルプシート2a及び第2パルプシート2bの供給を停止する。そして、旧パルプシートである先行する第1パルプシート2aを撤去して新しい第2パルプシート2bを手動で、パルプ供給手段17の1対のロール71、72間にセットする。このような方法をとるのは、新しい第2パルプシート2bを加速するのはスリップの可能性が大きくなるからである。
なお、制御部101は第1パルプシート2aをカットした後も信号S5を送り続けていたが、撮像装置61で第1パルプシート2aの終端を検出したらその送信を停止する、もしくは停止信号を送信する。これにより、第1パルプシート2aのパルプ原反搬送手段12aは停止する。
図3(a)に示すように、上記パルプ原反巻出機11には、第1パルプ原反1aと第2パルプ原反1bの2つのパルプ原反を配置する。今、パルプ原反巻出機11では、第1パルプ原反1aがパルプ原反搬送手段12、パルプ供給手段17等を介して引き出されて、解繊機13に供給されている。この間に、第2パルプ原反1bをパルプ原反巻出機11に配置し待機状態とする。詳細には、第2パルプ原反1bをパルプ原反巻出機11の所定の位置に配置して、第2パルプシートの先端2btをパルプ原反搬送手段12(12b)まで引き出しておく。なお、待機させる第2パルプシート2bの先端2btは、毎度所定位置となるようにする。第2パルプシートの先端2btは、図1のようにロール21、22の間に挟持させて、所定量延出させた状態で保持し、それ以上の引き出し動作は行わない。この状態において、パルプ原反検出センサー15a、15bによって、第1パルプ原反1aおよび第2パルプ原反1bを検出する。
また、第2パルプシート2bは、パルプ原反巻出機11の所定の位置にセットされる前に、先端両側が搬送方向に対して斜めにカットされることが好ましい。パルプシートは一般に高坪量であり高い形状保持性を有してはいるが、その先端、特に両角部はめくれた状態になりやすい。先端がめくれた状態で搬送すると解繊機13の入口部分で詰まりトラブルが発生することがあるため、その防止のために先端両側部を搬送方向に対して斜めにカットしておくことが好ましい。パルプシートをカットすることにより供給パルプ量が変動することを抑制しながら、カットによるメクレ防止効果を確保するためには、例えば、パルプシートの幅が200mm以上1000mm以下である場合、先端両側について、両側部からそれぞれ一辺30mm程度の2等辺三角形を切り出すことが好ましい。なお、パルプシートの幅方向中央を、搬送方向に直角に裁断することが好ましい。
つまり、第1パルプ原反1a(図3(a)参照)の残量が規定以下になったことを検出するパルプ原反検出センサー15a、15bを用い、第1パルプ原反1a、第2パルプ原反1bのカットする径になったことを示す信号S1,S2を、パルプ紙継動作の起動信号とする。
また端部間距離検出装置16で第1パルプシート2aの終端が検出されたら、第1パルプシート2aを引き出すパルプ原反搬送手段12aを停止させる。
なおここで、図示はしないが、パルプ原反巻出機11に新たな第1パルプ原反1aを取り付けてもよい。新たな第1パルプ原反1aの取り付けは第2パルプシート2bの終端をパルプ原反検出センサー15bで所定の径と検出する前までに行う。
もし、パルプシート2a、2b間の隙間が、搬送ミスがない場合の隙間よりも大きければ、隙間が搬送ミスのない場合と同じになるまで減速を一時中断し、その後、設定通りの減速を再開する。このようにすることで、追いつく位置は変わるが、搬送ミスがあっても隙間を最小にすることができる。
また、減速を中断した搬送速度では新しいパルプシート2bが先行するパルプシート2aに追いつかないほど隙間が大きい場合は、紙継失敗と判断してラインを停止する。その場合は旧パルプシートである先行するパルプシート2aを撤去して新しいパルプシート2bを手動でセットする。このような方法をとるのは、新しいパルプシート2bを加速するのはスリップの可能性が大きくなるからである。
さらに、第2パルプシート2bの端部(先端2bt)の幅方向両側をシートの搬送方向に対して斜めにカットしたことにより、第2パルプシート2bが解繊機13に入りやすくなり、解繊機13の入口でのシート詰まりが抑制される。
生理用ナプキンについては、この吸収体を、液透過性の表面シート用連続シートと液不透過性又は撥水性の裏面シート用連続シートの間に介在させ、表面シートと裏面シートについて吸収体の周囲をシールし、個別の吸収性物品に分断して、形成する。必要に応じて、表面シートの肌側に立体ギャザーや、吸収性物品の側部にウイング部が形成されるよう各部材を固定する。
また、本実施形態では、パルプ原反搬送手段12の対向する1対のロール21、22から、シートカッター18までの距離は、第1パルプシート2aと第2パルプシート2bとで同じ距離であったが、異ならせてもよい。異なる場合には、パルプシート2の紙継ぎ動作において、新パルプ原反1の動かし始めるタイミングを、第1パルプシート2aと第2パルプシート2bとでかえる必要がある。動かし始めのタイミング以外は、同じ制御方法およびタイミングで行うことが好ましい。
パルプ原反から引き出されたパルプシートを解繊機で解繊して得たパルプ繊維を空気流とともに積繊機に供給して前記パルプ繊維を堆積させた積繊体を得る積繊体の製造方法であって、前記解繊機に供給されている第1パルプシートに続いて新しいパルプ原反から引き出された第2パルプシートを前記解繊機に供給する際に、前記解繊機に供給されている前記第1パルプシートの搬送速度に比べて速い搬送速度で前記第2パルプシートを引き出し、前記第2パルプシートの先端が前記第1パルプシートの終端に続くように前記第2パルプシートの搬送速度を減速して、前記第1パルプシートの終端に前記第2パルプシートの先端が接触もしくは接近する状態にし、前記第1パルプシートに続いて前記第2パルプシートを供給する積繊体の製造方法。
<2>
パルプ原反巻出機、パルプ原反搬送手段、前記解繊機、前記積繊機を順に配し、前記パルプ原反搬送手段は、前記パルプ原反巻出機から前記パルプシートを引き出して前記解繊機に導き、且つパルプシートの搬送速度を制御している<1>に記載の積繊体の製造方法。
<3>
前記パルプ原反巻出機にパルプ原反検出センサーを配し、前記パルプ原反搬送手段と前記解繊機との間にシート端部間距離検出装置を備える<2>に記載の積繊体の製造方法。
<4>
前記パルプ原反巻出機に配したパルプ原反と、前記パルプ原反巻出機と前記パルプ原反搬送手段との間に配したパルプシート検出センサーとの間に、シートカッターを備える<3>に記載の積繊体の製造方法。
<5>
前記シートカッターへのカットを指示する信号を新しいパルプ原反からのパルプシートの供給に切り替える動作を始める起動信号とする<4>に記載の積繊体の製造方法。
<6>
前記シートカッターから前記解繊機の入口側に配したパルプ供給手段までの距離は、第1パルプシートと第2パルプシートとで同じである<4>または<5>に記載の積繊体の製造方法。
<7>
前記シート端部間距離検出装置は、撮像装置と前記パルプシートを照らす照明装置とを有し、さらに前記撮像装置で撮影された画像を処理する画像処理装置を有する<3>から<6>のいずれか1に記載の積繊体の製造方法。
<8>
前記第1パルプシートの終端に追いついた前記第2パルプシートの先端は、その搬送速度が前記第1パルプシートの搬送速度と同じ速度にして、前記解繊機に供給される<1>から<7>のいずれか1に記載の積繊体の製造方法。
<9>
前記第2パルプシートの減速の過程は、前記第2パルプシートの先端が、前記第1パルプシートの終端を追い越すことなく前記第1パルプシートの終端に追いついて、前記第1パルプシートの搬送速度と同等の速度になる<1>から<8>のいずれか1に記載の積繊体の製造方法。
<10>
前記第1パルプシートの終端を直線状にカットする<1>から<9>のいずれか1に記載の積繊体の製造方法。
<11>
前記第1パルプシートの終端を、搬送方向に対して直角方向に直線状にカットする<1>から<10>のいずれか1に記載の積繊体の製造方法。
<12>
前記第2パルプシートの先端は、搬送方向に対して直角方向に直線状に形成されている<1>から<11>のいずれか1に記載の積繊体の製造方法。
<13>
前記第1パルプシートの終端と、追いついた第2パルプシートの先端とが平行になる<1>から<12>のいずれか1に記載の積繊体の製造方法。
<14>
前記第2パルプシートの先端両側は搬送方向に対して斜めにカットされている<1>から<13>のいずれか1に記載の積繊体の製造方法。
<15>
前記第1パルプシートのパルプ原反の残量が規定以下になったことを検出した信号を、新しいパルプ原反からの供給に切り替える動作を始める起動信号とする<1>から<14>のいずれか1に記載の積繊体の製造方法。
<16>
前記第2パルプシートの搬送速度の初期値は前記第1パルプシートの搬送速度の設定速度の105%以上130%以下とする<1>から<15>のいずれか1に記載の積繊体の製造方法。
<17>
前記第1パルプシートの終端に追いついた前記第2パルプシートの搬送速度を前記第1パルプシートの搬送速度と同等の速度にする<1>から<16>のいずれか1に記載の積繊体の製造方法。
<18>
前記パルプ原反巻出機に配された第1パルプ原反が供給されている間に、前記パルプ原反巻出機に第2パルプ原反を配置して、前記第2パルプ原反から第2パルプシートの先端を前記パルプ原反搬送手段まで引き出し、前記第2パルプ原反を待機状態とする<2>から<17>のいずれか1に記載の積繊体の製造方法。
<19>
前記解繊機により解繊されて得たパルプ繊維は、前記積繊機において空気流とともに供給され、回転ドラムの外周面の積繊用凹部に堆積されて積繊体が得られる<1>から<18>のいずれか1に記載の積繊体の製造方法。
<1>から<19>のいずれか1に記載の積繊体の製造方法で得られた積繊体を吸収体として用いた吸収性物品の製造方法。
<21>
前記積繊体は不織布又は紙で被覆して吸収体とされ、該吸収体は1つの吸収性物品に用いられる長さに分断される<20>に記載の吸収性物品の製造方法。
<22>
前記吸収性物品は、液透過性の表面シート、液不透過性又は撥水性の裏面シート及び両シート間に介在配置された液保持性の吸収体を具備している<20>又は<21>に記載の吸収性物品の製造方法。
<23>
前記吸収性物品は、使い捨ておむつ、生理用ナプキン、パンティライナー又は失禁パッドである<20>から<22>のいずれか1に記載の吸収性物品の製造方法。
1(1b) 第2パルプ原反
2(2a) 第1パルプシート
2(2ae) 第1パルプシートの終端
2(2b) 第2パルプシート
2(2bt) 第2パルプシートの先端
3 パルプ繊維
5 積繊体
10 積繊体の製造装置
11 パルプ原反巻出機
12(12a、12b) パルプ原反搬送手段
13 解繊機
14 積繊機
15 検出センサー
15a,15b パルプ原反検出センサー
15c,15d パルプシート検出センサー
16 シート端部間距離検出装置
17 パルプ供給手段17
61 撮像装置
62 照明装置
63 画像処理装置
101 制御部
S1からS8,S1’,S2’,S6’ 信号
Claims (8)
- パルプ原反から引き出されたパルプシートを解繊機で解繊して得たパルプ繊維を空気流とともに積繊機に供給して前記パルプ繊維を堆積させた積繊体を得る積繊体の製造方法であって、
前記解繊機に供給されている第1パルプシートに続いて新しいパルプ原反から引き出された第2パルプシートを前記解繊機に供給する際に、
前記解繊機に供給されている前記第1パルプシートの搬送速度に比べて速い搬送速度で前記第2パルプシートを引き出し、前記第2パルプシートの先端が前記第1パルプシートの終端に続くように前記第2パルプシートの搬送速度を減速して、前記第1パルプシートの終端に前記第2パルプシートの先端が接触する状態、もしくは前記第1パルプシートの終端に前記第2パルプシートの先端が重なることなく、かつ5mm以内に接近する状態にし、前記第1パルプシートに続いて前記第2パルプシートを供給する積繊体の製造方法。 - パルプ原反巻出機、パルプ原反搬送手段、前記解繊機、前記積繊機を順に配し、
前記パルプ原反搬送手段は、前記パルプ原反巻出機から前記パルプシートを引き出して前記解繊機に導き、且つパルプシートの搬送速度を制御している請求項1に記載の積繊体の製造方法。 - 前記第1パルプシートの終端に追いついた前記第2パルプシートの先端は、その搬送速度が前記第1パルプシートの搬送速度と同じ速度にして、前記解繊機に供給される請求項1または2に記載の積繊体の製造方法。
- 前記第2パルプシートの減速の過程は、前記第2パルプシートの先端が、前記第1パルプシートの終端を追い越すことなく前記第1パルプシートの終端に追いついて、前記第1パルプシートの搬送速度と同等の速度になる請求項1から3のいずれか1項に記載の積繊体の製造方法。
- 前記第1パルプシートの終端は直線状にカットされている
請求項1から4のいずれか1項に記載の積繊体の製造方法。 - 前記第2パルプシートの先端両側は搬送方向に対して斜めにカットされている
請求項1から4のいずれか1項に記載の積繊体の製造方法。 - 前記第1パルプシートのパルプ原反の残量が規定以下になったことを検出した信号を、前記第2パルプシートのパルプ原反からの供給に切り替える動作を始める起動信号とする 請求項1から6のいずれか1項に記載の積繊体の製造方法。
- 請求項1から7のいずれか1項に記載の積繊体の製造方法で得られた積繊体を吸収体として用いた吸収性物品の製造方法。
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