JP5667003B2 - リード線準備装置及びリード線準備方法 - Google Patents
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Description
また、本発明によれば、帯状のリード線の先端を保持する保持部と、前記保持部を所定の引出方向に移動する駆動部と、を有し、前記リード線の巻体から前記リード線を引き出す引出ユニットと、前記引出ユニットが引き出した前記リード線を直線状態にガイドする第1ガイドユニットと、前記巻体と前記第1ガイドユニットとの間に配置され、前記巻体から引き出された前記リード線を切断する切断ユニットと、前記引出方向で前記第1ガイドユニットの下流側において前記引出ユニットが引き出した前記リード線の先端側を直線状態にガイドするガイド位置と、退避位置と、の間で移動可能な第2ガイドユニットと、を備え、前記切断ユニットにて前記リード線を切断した際に、切断されたリード線を前記駆動部にて前記引出方向に移動させ、リード線の先端側の部分を前記第2ガイドユニットで、リード線の切断側の端部を含む部分を前記第1ガイドユニットで、それぞれ直線状態にガイドすることを特徴とするリード線準備装置が提供される。
図1は本発明の一実施形態のリード線準備装置Aの正面図、図2はリード線準備装置Aの平面図、図3(A)は図1の線I−Iに沿う断面図、図3(B)は図1の線II−IIに沿う断面図である。なお、各図において矢印Zは上下方向(垂直方向)を示し、矢印X、Yは互いに直交する水平方向を示す。
巻体保持ユニット1は、壁体状の支持体11を備える。支持体11には、巻体支持部12、ローラ群13、保持ユニット14、切断ユニット15と、が支持されている。巻体支持部12には、帯状のリード線Wの巻体が回転自在に支持される。ローラ群13は、大小の複数のローラからなり、巻体支持部12に支持されている巻体から引き出されるリード線Wを支持する。
引出ユニット2は、保持部21と、保持部21を支持する支持部22と、支持部22を引出方向に平行なX方向に往復移動する駆動部23と、を備える。支持部22がX方向に移動すると、保持部21もX方向に移動することになる。
第1ガイドユニット3は、X方向(引出方向と平行)に延設され、Y方向に移動自在であると共にZ方向に上下動自在な載置保持ユニット31と、X方向に延設され、Z方向に上下動自在な押さえ部材32と、を備える。本実施形態の場合、載置保持ユニット31を複数備え(3つ)、押さえ部材32を一つ備える。後述するように、各載置保持ユニット31は順次押さえ部材32に対向する位置に移動されて、複数のリード線Wを直線状態にガイドする工程を連続的に行う。
第2ガイドユニット4は、第1ガイドユニット3におけるリード線Wの引出方向下流側に、載置保持ユニット31と連続的に(又は隣接して)配置されている。第2ガイドユニット4は、載置保持ユニット31と同様に、X方向に延設される。本実施形態の場合、第2ガイドユニット4は、載置保持ユニット31と同様の構成を有しており、ガイド溝311と同じ構成のガイド溝41をその上面に有し、また、ガイド溝41の底面にはガイド保持部312と同じ構成のガイド保持部(吸着部)42が設けられている。
図5は、リード線準備装置Aの制御ユニット100のブロック図である。制御ユニット100は、CPU等の処理部101と、RAM、ROM、ハードディスク等の記憶部102と、外部デバイスと処理部101とをインターフェースするインターフェース部103と、を備える。インターフェース部103には、ホストコンピュータ等、上位のコンピュータや周辺装置(不図示)との通信を行う通信インターフェースも含まれる。
次に、制御ユニット100によるリード線準備装置Aの制御例について図6乃至図10を参照して説明する。図6(A)はリード線Wの引出前の状態を示している。引出ユニット2の保持部21は初期位置に位置しており、把持部材21aは第2ガイドユニット4の上方からX方向に僅かにずれた位置にある。切断ユニット15は退避位置に位置しており、保持ユニット14はリード線Wを保持した状態にある。
上記実施形態では、巻体保持ユニット1、引出ユニット2、押さえ部材32及び押さえ部材32の昇降機構を1組のみとしたが、Y方向に離間して複数(例えば2組)設けてもよい。この構成によれば、リード線Wの巻体を交換する際にも、リード線Wの切断作業を中断することなく行うことができる。
Claims (9)
- 帯状のリード線の先端を保持する保持部と、前記保持部を所定の引出方向に移動する駆動部と、を有し、前記リード線の巻体から前記リード線を引き出す引出ユニットと、
前記引出ユニットが引き出した前記リード線を直線状態にガイドする第1ガイドユニットと、
前記巻体と前記第1ガイドユニットとの間に配置され、前記巻体から引き出された前記リード線を切断する切断ユニットと、
前記引出方向で前記第1ガイドユニットの下流側において前記引出ユニットが引き出した前記リード線の先端側を直線状態にガイドするガイド位置と、退避位置と、の間で移動可能な第2ガイドユニットと、
前記引出ユニットを制御する制御ユニットと、を備え、
前記制御ユニットは、
前記リード線を前記第1ガイドユニット上に引き出す第1制御と、
前記リード線の切断後、前記リード線を前記引出方向に移動して前記第1及び第2ガイドユニット上に位置させる第2制御と、
を実行することを特徴とするリード線準備装置。 - 前記第2ガイドユニットを、前記ガイド位置と、前記退避位置との間で移動させる駆動ユニットを備えたことを特徴とする請求項1に記載のリード線準備装置。
- 前記第1及び第2ガイドユニットは、それぞれ、前記リード線を直線状態で保持するガイド保持部を備えたことを特徴とする請求項1に記載のリード線準備装置。
- 前記第1及び第2ガイドユニットが、それぞれ、前記リード線が載置される載置面を有し、
前記ガイド保持部は、前記載置面に設けられ、前記リード線を吸着する複数の吸着部であることを特徴とする請求項3に記載のリード線準備装置。 - 前記第2ガイドユニットは、前記ガイド位置と前記退避位置との間で上下方向に回動自在に支持され、
前記第2ガイドユニットを、前記ガイド位置に常時付勢する弾性部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載のリード線準備装置。 - 前記第1及び第2ガイドユニットが、それぞれ、前記載置面と前記吸着部とを有する載置保持ユニットを備え、
前記第1及び第2ガイドユニットの各々の前記載置保持ユニットを、前記引出ユニットにより前記載置保持ユニット上に前記リード線を引き出し可能な作業位置と、前記リード線を処理する装置へ前記リード線を移載する待機位置と、の間で水平方向に移動する移動機構を備えたことを特徴とする請求項4に記載のリード線準備装置。 - 前記第1ガイドユニットが、
前記載置面となる底面及び前記リード線の幅方向の位置を規定する一対の側面を有する溝、及び、前記吸着部を備えた載置保持ユニットと、
前記溝に対向して配置され、前記底面上の前記リード線の上面位置を規定する押さえ部を有する押さえ部材と、を備え、
前記載置保持ユニットと前記押さえ部材とを相対的に昇降させる昇降機構を備えたことを特徴とする請求項4に記載のリード線準備装置。 - 帯状のリード線の先端を保持する保持部と、前記保持部を所定の引出方向に移動する駆動部と、を有し、前記リード線の巻体から前記リード線を引き出す引出ユニットと、
前記引出ユニットが引き出した前記リード線を直線状態にガイドする第1ガイドユニットと、
前記巻体と前記第1ガイドユニットとの間に配置され、前記巻体から引き出された前記リード線を切断する切断ユニットと、
前記引出方向で前記第1ガイドユニットの下流側において前記引出ユニットが引き出した前記リード線の先端側を直線状態にガイドするガイド位置と、退避位置と、の間で移動可能な第2ガイドユニットと、を備え、
前記切断ユニットにて前記リード線を切断した際に、切断されたリード線を前記駆動部にて前記引出方向に移動させ、リード線の先端側の部分を前記第2ガイドユニットで、リード線の切断側の端部を含む部分を前記第1ガイドユニットで、それぞれ直線状態にガイドすることを特徴とするリード線準備装置。 - 帯状のリード線の先端を保持し、前記リード線の巻体から前記リード線を所定の引出方向に引き出す引出工程と、
前記引出工程で引き出した前記リード線を、第1ガイドユニットで直線状態にガイドする第1ガイド工程と、
前記巻体と前記第1ガイドユニットとの間の位置において前記巻体から引き出された前記リード線を切断する切断工程と、
前記リード線の切断端が前記第1ガイドユニット上に位置するよう、前記引出方向に前記リード線を移動する移動工程と、
前記リード線の切断端側を前記第1ガイドユニットで直線状態にガイドし、前記第1ガイドユニットから前記引出方向に突出する前記リード線の先端側を第2ガイドユニットで直線状態にガイドする第2ガイド工程と、
を備えたことを特徴とするリード線準備方法。
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