JP5664562B2 - 中継装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車内LANに接続されると共に、車内LANとは別の通信路により外部装置と通信を行い、車内LANに接続されたECUと外部装置との間の通信を中継する中継装置に関する。
車両側にて暗号化されたコードをキーから受信すると共に、該コードを用いて認証を行い、認証に成功した場合に限りエンジン等の始動を許可するシステムであるイモビライザーが知られている(特許文献1等参照)。このイモビライザーを用いることで、施錠された車両のドアが強制的に開扉されてしまった場合等であっても、車両の盗難を防止することができる。
また、このイモビライザーを構成するECUはCAN等の車内LANに接続されているが、近年、車内LANに外部ツールを接続するための専用ポートが設けられている車両が多く流通している。これらの車両では、この専用ポートに接続された外部ツールとECUが車内LANを介して通信を行うことで、ECUの検査や、不具合の修正やバージョンアップのためのECUのプログラムの書き換え(リプログラム)が行われる。
特開平8−30873号公報
これに対し、近年、イモビライザーによる盗難防止機能を短時間で無効化することができるイモビカッターなる不正ツールが出回っている。このイモビカッターは、上述の専用ポートに接続された状態で用いられ、車内LANにアクセスしてイモビライザーを構成するECUのリプログラムを行うことで、盗難防止機能を無効化する。
このように、車内LANを経由したリプログラムを悪用することで、車両の盗難が容易に行われてしまうおそれがあり、これ以外にも、ECUが不正に改造されてしまうというおそれがあった。
本願発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、ECUの不正なリプログラムを防ぐことができる中継装置を提供することを目的とする。
上記課題に鑑みてなされた請求項1に記載の中継装置は、車内LANを介してECUと通信を行うと共に、車内LANとは別の通信路により外部装置との通信を行い、ECUと外部装置との間の通信の中継を行う。
すなわち、この中継装置は、車内LANを介してECUから受信したデータに基づき、自車両に設けられた予め定められた複数の操作部に対する操作を検出する検出手段と、検出手段による検出結果に基づき、複数の操作部に対し、ユーザからの指示に応じて変更可能な予め定められた認証手順に従った操作が行われたか否かを判定し、肯定判定が得られた場合には、ECUのリプログラム用データの中継を許可し、外部装置から受信したリプログラム用データを車内LANに転送することで、中継を行うリプログラム用転送手段と、を備える。
なお、認証手順に従った操作に対する肯定判定が得られた場合、中継するデータは、リプログラム用データに限定する必要はない。
また、中継するデータは予め登録されてあり、種類を識別できるようになっている。認証手順に従った操作に対する肯定判定が得られた場合は、認証に応じて中継するデータの種類を切り替える。
なお、自車両に設けられた操作部とは、例えば、自車両の各ドアの内側或いは外側に設けられたドアハンドルであっても良いし、ドアの窓の開閉スイッチや、ステアリングや、アクセルペダルや、ブレーキペダル等であっても良いし、車両装備(カーエアコンやナビゲーション装置等)に設けられたボタンであっても良い。また、これ以外にも、例えば、スマートエントリシステムが搭載された車両においてドアの解錠のために用いられる、ドアハンドルに手が触れたことを検出するタッチスイッチや、或いは、同様にして用いられるドアロックスイッチであっても良い。
また、認証手順の具体例としては、“運転席の外側のドアハンドルを1回操作→運転席のドアロックスイッチを2回操作→助手席の外側のドアハンドルを1回操作”等といったものが考えられる。無論、これに限定されることは無く、ドアの窓の開閉スイッチ,ステアリング,カーエアコン等に設けられた特定のボタン等の操作により認証手順を構成しても良い。
このような構成によれば、操作部に対して認証手順に従った操作が行われた場合に限り、外部ツールよりECUのリプログラムを行うことが可能となるため、認証手順を把握していない第三者によりECUのリプログラムが不正に行われてしまうことを防ぐことができる。
また、このような構成によれば、認証手順を把握していない第三者が上述のイモビカッターを用いても、イモビライザーを構成するECUのリプログラムを行うことはできない。このため、イモビカッターによるイモビライザーの無効化を防ぐことができ、車両の盗難をより確実に防ぐことができる。
また、多くの種類の操作部に対する操作を検出することができ、認証手順となりうる操作部への操作手順のバリエーションを増やすことができる。このため、より確実に、第三者により認証手順が見破られてしまうことを防ぐことができる。
また、肯定判定に依らず中継するデータ(基本中継データ)があっても良い。
すなわち、請求項2に記載されているように、外部装置から受信するリプログラム用データ以外の予め定められたデータを基本中継データとし、操作部に対して行われた操作に拘らず、外部装置から受信した基本中継データを車内LANに転送する、もしくは車内LANから受信した基本中継データを外部装置に転送することで、中継を行う基本転送手段をさらに備えていても良い。
こうすることにより、ECUの検査等、外部装置を用いてECUのリプログラム以外の各種処理を行うことが可能となる
なお、請求項に記載されているように、中継装置と外部装置との間の通信路は、有線通信路として構成されていても良いし、請求項4に記載されているように、該通信路は、無線通信路として構成されていても良い。
いずれの構成を有する場合であっても、ECUのリプログラムが不正に行われることを防ぐことができる。
第一実施形態におけるG/W−ECU,外部ツール等を示すブロック図である。 第一実施形態におけるG/W−ECUの構成を示すブロック図である。 第一,第二実施形態における中継処理についてのフローチャートである。 第二実施形態におけるDCM,外部サーバ等を示すブロック図と、第二実施形態におけるDCMの構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
[第一実施形態]
[構成の説明]
まず、第一実施形態のG/W−ECU10の構成について説明する。図1に記載されているように、第一実施形態のG/W−ECU10は、車内LAN70を介してECU(A〜C−ECU40〜60等)に接続されていると共に、通信路20を介して外部ツール30に接続され、車内LAN70に接続されたECUと外部ツール30との間の通信を中継する装置として構成されている。
なお、車内LAN70,通信路20は、同一の通信規格(一例としてCAN)に準拠している。そして、外部ツール30は、必要に応じて周知のOBD−2ポート25を介して通信路20に接続されると共に、G/W−ECU10を介して各ECUと通信を行い、各ECUの検査やプログラムの書き換え(リプログラム)を行うよう構成されている。
また、A〜C−ECU40〜60は、それぞれ、自車両のドアハンドルや窓の開閉スイッチ等、自車両に設けられた様々な操作部41〜61(詳細は後述する)の操作を検出可能となっている。
また、図2に記載されているように、G/W−ECU10は、CPU、ROM、RAM、I/O及びこれらを接続するバスライン等からなる周知のマイクロコンピュータを中心に構成され、ROMに記憶されたプログラム等に従いG/W−ECU10を統括制御する制御部13を備える。また、車内LAN70を介して他のECUと通信を行うための送信バッファ11a,受信バッファ11b,通信制御部12と、通信路20を介して外部ツール30と通信を行うための受信バッファ15a,送信バッファ15b,通信制御部14を備える。
[動作の説明]
次に、第一実施形態のG/W−ECU10の動作について説明する。
既に述べたように、G/W−ECU10は、OBD−2ポート25に接続された外部ツール30と、車内LAN70に接続されECUとの間の通信を中継するよう構成されており、車内LAN70と通信路20とは、共にCANに準拠したものとなっている(無論、CAN以外の通信規格に準拠していても良い)。そして、G/W−ECU10は、他のECUにより車内LAN70に送出されたフレームのうち、予め登録されたフレームを、通信路20に転送すると共に、外部ツール30により通信路20に送出されたフレームのうち、予め登録されたフレームを、車内LAN70に転送する。
しかしながら、予め登録されたフレームには種類があり、G/W−ECU10は、外部ツール30から送出されたECUのリプログラム用フレームの中継を禁止した状態となっており、外部ツール30から送出されたリプログラム用フレームに関しては、中継を行わない。ただし、自車両に設けられた操作部を介して受け付けた操作により認証を行うよう構成されており、認証に成功した場合にはリプログラム用フレームの中継を許可し、リプログラム用フレームの転送を行う。すなわち、認証によって中継するフレームの種類を可変にできる。
なお、予め登録されたフレームのうち、リプログラム用フレーム以外のフレームを、基本中継フレームと記載する。また、G/W−ECU10は、リプログラム用フレームのみが登録されており、リプログラム用フレームのみの中継を行う構成となっていても良い。
また、この操作部は、ECUにより車内LAN70に送出されたフレームにより操作がなされたことを検出可能であれば、どのようなものであっても良い。具体的には、例えば、自車両の各ドアの内側或いは外側に設けられたドアハンドルであっても良いし、ドアの窓の開閉スイッチや、ステアリングや、アクセルペダルや、ブレーキペダル等であっても良いし、車両装備(カーエアコンやナビゲーション装置等)に設けられたボタンであっても良い。また、これ以外にも、例えば、スマートエントリシステムが搭載された車両においてドアの解錠のために用いられる、ドアハンドルに手が触れたことを検出するタッチスイッチや、或いは、同様にして用いられるドアロックスイッチであっても良い。
以下では、G/W−ECU10が、自車両の操作部に対して行われた操作により認証を行い、認証に成功した場合には、外部ツール30から送出されたリプログラム用フレームの中継を許可し、リプログラム用フレームの中継を行う中継処理について、図3に記載のフローチャートを用いて説明する。
S105では、G/W−ECU10の制御部13は、リプログラム用フレームの中継を許可するための操作手順(認証手順)が設定されているか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S105:Yes)、S120に処理を移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S105:No)、S110に処理を移行する。
S110では、制御部13は、ROMに記憶されているデータにより認証手順を設定し、S115に処理を移行する。
なお、この認証手順の一例として、“運転席の外側のドアハンドルを1回操作→運転席のドアロックスイッチを2回操作→助手席の外側のドアハンドルを1回操作”等といったものが考えられる。無論、これに限定されることは無く、ドアの窓の開閉スイッチ,ステアリング,カーエアコン等に設けられた特定のボタン等の操作により認証手順を構成しても良い。また、このとき、ユーザからの指示に応じて、認証手順を新たに設定しても良い。
続くS115では、制御部13は、認証手順の設定がなされたか否かを判定し、肯定判定が得られた場合には(S115:Yes)、S120に処理を移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S115:No)、S140に処理を移行する。
S120では、制御部13は、車内LAN70を介してECUから受信したフレームに基づき、自車両の操作部に対して行われた一連の操作を検出する。そして、該操作が検出された場合には(S120:Yes)、S125に処理を移行すると共に、検出されなかった場合には(S120:No)、S140に処理を移行する。
S125では、制御部13は、検出した操作が認証手順と一致するか否かを判定し、肯定判定が得られた場合には(S125:Yes)、リプログラム用フレームの中継を許可し、S130に処理を移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S125:No)、S140に処理を移行する。
S130では、制御部13は、G/W−ECU10が、通信許可状態(ECUへの電力供給の状態や、通信バスの駆動条件、フレーム毎の駆動条件を総合的に判断した結果、通信禁止状態から通信許可状態に移行する、ECUとして通信が可能な状態)か否かを判定し、肯定判定が得られた場合には(S130:Yes)、S135に処理を移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S130:No)、S125に処理を移行する。
S135では、制御部13は、外部ツール30により通信路20に送出された登録されたフレーム(基本中継フレーム及びリプログラム用フレーム)を車内LAN70に転送すると共に、他のECUにより車内LAN70に送出された登録されたフレームを通信路20に転送する。
このため、外部ツール30がいずれかのECUについてのリプログラム用フレームを送信した場合には、外部ツール30と該ECUとの間で通信が成立し、外部ツール30により該ECUのリプログラムが行われる。
一方、S140では、制御部13は、外部ツール30により通信路20に送出されたフレームのうち、リプログラム用フレーム以外のフレームで、認証に応じた許可フレーム(基本中継フレーム)を車内LAN70に転送すると共に、他のECUにより車内LAN70に送出された基本中継フレームを通信路20に転送する。
このため、外部ツール30がいずれかのECUについてのリプログラム用フレームを送信しても、外部ツール30と該ECUとの間で通信が成立せず、リプログラムは行われない。
[第二実施形態]
次に、第二実施形態について説明する。無線通信によりインターネットにアクセスし、各種サービスの提供を受けるために用いられるDCMが知られているが、第二実施形態では、このDCMが外部サーバと無線通信を行い、車内LAN70に接続されたECUの検査やリプログラム(以後、リモートリプログラムとも記載)を行う。
[構成の説明]
図4(a)に記載されているように、第二実施形態のDCM80は、車内LAN70を介して第一実施形態と同様のECU(A〜C−ECU40〜60等)に接続されていると共に、無線通信により、インターネット上の外部サーバ90と通信可能に構成されている。そして、外部サーバ90は、DCM80を介して各ECUと通信を行い、各ECUの検査やリモートリプログラムを行うよう構成されている。
また、図4(b)に記載されているように、DCM80は、CPU、ROM、RAM、I/O及びこれらを接続するバスライン等からなる周知のマイクロコンピュータを中心に構成され、ROMに記憶されたプログラム等に従いDCM80を統括制御する制御部83を備える。また、車内LAN70を介して他のECUと通信を行うための送信バッファ81a,受信バッファ81b,通信制御部82と、無線通信によりインターネットにアクセスし、外部サーバ90と通信を行う無線通信部84を備える。
[動作の説明]
次に、第二実施形態のDCM80の動作について説明する。
DCM80は、車内LAN70を介してECUから受信したフレームのうち、登録されたフレームを変換して外部サーバ90に送信すると共に、外部サーバ90から受信したフレームのうち、登録されたフレームを変換して車内LAN70に送出するよう構成されている。これにより、各ECUは、DCM80を介して外部サーバ90にアクセスすることが可能となり、ドライバ等に対しインターネットを利用した各種サービスを提供することが可能となる。
また、この外部サーバ90の一つとして、ECUの検査を行う検査用サーバが設けられており、検査用サーバは、DCM80を介してECUと通信を行い、該ECUの検査を行う。また、外部サーバ90の一つとしてリプログラム用サーバが設けられており、このリプログラム用サーバは、DCM80を介してECUと通信を行い、該ECUのリモートリプログラムを行うよう構成されている。
しかしながら、第一実施形態と同様、DCM80は、リプログラム用フレームの中継を禁止した状態となっており、自車両の操作部を介して行われる認証に成功した場合に限り、リプログラム用フレームの中継を許可する。
なお、第一実施形態と同様、予め登録されたフレームのうち、リプログラム用フレーム以外のフレームを、基本中継フレームと記載する。また、DCM80は、リプログラム用フレームのみが登録されており、リプログラム用フレームのみの中継を行う構成となっていても良い。
そして、このリモートリプログラムの認証は、第一実施形態とほぼ同様の中継処理により行われる。以下では、第二実施形態のDCM80により行われる中継処理について、図3に記載のフローチャートを用いて第一実施形態との相違点を中心に説明する。
S105〜S130では、DCM80の制御部83により、第一実施形態の中継処理と同様の処理が行われる。
S135では、制御部83は、外部サーバ90から受信した登録されたフレーム(基本中継フレーム及びリプログラム用フレーム)を、車内LAN70に対応する形式に変換し、車内LAN70に転送する。また、他のECUから車内LAN70に送出されたフレームのうち、登録されたフレームのみを無線通信に対応する形式に変換し、インターネットを介して外部サーバ90に転送する。
このため、リプログラム用サーバがいずれかのECUについてのリプログラム用フレームを送信した場合には、リプログラム用サーバと該ECUとの間で通信が成立し、リプログラム用サーバにより該ECUのリモートリプログラムが行われる。
一方、S140では、制御部83は、外部サーバ90から受信したフレームのうち、基本中継フレームのみを車内LAN70に対応する形式に変換し、車内LAN70に転送する。また、他のECUから車内LAN70に送出されたフレームのうち、基本中継フレームのみを無線通信に対応する形式に変換し、インターネットを介して外部サーバ90に転送する。
このため、リプログラム用サーバがいずれかのECUについてのリプログラム用フレームを送信しても、リプログラム用サーバと該ECUとの間で通信が成立せず、リプログラムは行われない。
[効果]
第一実施形態のG/W−ECU10や第二実施形態のDCM80によれば、自車両のドアハンドル等に対して行われた操作が認証手順と一致する場合に限り、外部ツール30やリプログラム用サーバによるECUのリプログラムが可能となる。このため、第三者によりECUのリプログラムが不正に行われてしまうことを防ぐことができる。
[他の実施形態]
(1)第一,第二実施形態の中継処理では、G/W−ECU10やDCM80は、当該処理の開始後に操作部に対して行われた操作により認証を行っているが、これに限定されることは無く、外部ツール30やリプログラム用サーバからリプログラム用フレームを受信した後に、認証を行っても良い。
すなわち、G/W−ECU10等は、外部ツール30等からリプログラム用フレームを受信した際に、該フレームを一時的に保存し、該フレームを保存した状態で操作部に対する操作による認証を行っても良い。そして、認証に成功した場合に、保存しているリプログラム用フレームを、受信した順番に従い車内LAN70に転送すると共に、以後、リプログラム用フレームを含む全てのフレームの中継を行っても良い。
このような場合であっても、認証手順に従った操作が行われた場合に限り、外部ツール30等によるECUのリプログラムが可能となり、同様の効果を得ることができる。
(2)また、第一,第二実施形態では、G/W−ECU10等は、車内LAN70を介して受信したデータにより操作部への操作を検出しているが、これに限定されることは無く、他の通信路を介して操作部への操作を検出しても良いし、自装置に設けられたセンサ等により操作部への操作を検出しても良い。このような場合であっても、同様の効果を得ることができる。
[特許請求の範囲との対応]
上記実施形態の説明で用いた用語と、特許請求の範囲の記載に用いた用語との対応を示す。
第一実施形態のG/W−ECU10が中継装置に、外部ツール30が外部装置に相当し、第二実施形態のDCM80が中継装置に、外部サーバ90が外部装置に相当する。
また、第一,第二実施形態の中継処理のS120が検出手段に、S125,S135がリプログラム用転送手段に、S135,S140が基本転送手段に相当する。
また、第一,第二実施形態におけるリプログラム用フレームがリプログラム用データに相当し、基本中継フレームが基本中継データに相当する。
10…G/W−ECU、11a…送信バッファ、11b…受信バッファ、12…通信制御部、13…制御部、14…通信制御部、15a…受信バッファ、15b…送信バッファ、20…通信路、25…OBD−2ポート、30…外部ツール、70…車内LAN、80…DCM、81a…送信バッファ、81b…受信バッファ、82…通信制御部、83…制御部、84…無線通信部、90…外部サーバ。

Claims (4)

  1. 車内LANを介してECUと通信を行うと共に、前記車内LANとは別の通信路により外部装置との通信を行い、前記ECUと前記外部装置との間の通信の中継を行う中継装置であって、
    前記車内LANを介して前記ECUから受信したデータに基づき、自車両に設けられた予め定められた複数の操作部に対する操作を検出する検出手段と、
    前記検出手段による検出結果に基づき、複数の前記操作部に対し、ユーザからの指示に応じて変更可能な予め定められた認証手順に従った操作が行われたか否かを判定し、肯定判定が得られた場合には、前記ECUのリプログラム用データの前記中継を許可し、前記外部装置から受信した前記リプログラム用データを前記車内LANに転送することで、前記中継を行うリプログラム用転送手段と、
    を備えることを特徴とする中継装置。
  2. 請求項1に記載の中継装置において、
    前記外部装置から受信する前記リプログラム用データ以外の予め定められたデータを基本中継データとし、前記操作部に対して行われた操作に拘らず、前記外部装置から受信した前記基本中継データを前記車内LANに転送することで、前記中継を行う基本転送手段をさらに備えること、
    を特徴とする中継装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の中継装置において、
    前記通信路は、有線通信路として構成されていること、
    を特徴とする中継装置。
  4. 請求項1又は請求項2に記載の中継装置において、
    前記通信路は、無線通信路として構成されていること、
    を特徴とする中継装置。
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